JPH024546B2 - - Google Patents

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JPH024546B2
JPH024546B2 JP55148710A JP14871080A JPH024546B2 JP H024546 B2 JPH024546 B2 JP H024546B2 JP 55148710 A JP55148710 A JP 55148710A JP 14871080 A JP14871080 A JP 14871080A JP H024546 B2 JPH024546 B2 JP H024546B2
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JP
Japan
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cement
weight
parts
adjusting agent
unevenness adjusting
Prior art date
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JP55148710A
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English (en)
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JPS5771842A (en
Inventor
Takao Ooshima
Kazuyoshi Hayakawa
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Shin-Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin-Etsu Chemical Co Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はセメント系不陸調整剤に関するもので
ある。 従来、コンクリート製の外装壁、内装用間仕切
壁、床板等のセメント二次製品については、その
表面に平滑性を与えるために、生コンクリートを
型枠に流し込んだ後、水浮き(ブリージング)を
待つて、その表面を金ゴテで平滑にならすという
作業が行われているが、このブリージングの待ち
時間が長いので昼間生コンクリートを打込むとブ
リージング後のコテならし作業は夜間に行うよう
になるという大きな不都合があつた。 またセメントモルタルもしくはセメントペース
トについてもこれを床とかその他タイル下地用等
の目的で流し込んだ後に木ゴテまたは金ゴテで平
滑にならす作業が行われている。 このような作業は工数の増加をまねき大変であ
るほか、このコテならし作業を容易とするために
水の配合割合を大きくすると、後日その形成面に
クラツクあるいは浮きの現象が生じるという問題
点があつた。 本発明者らはかかる従来の不都合ないし問題点
を解決する目的で鋭意研究を重ね、下記のセメン
ト系不陸調整剤を完成した。 すなわち、本発明は (イ) セメント100重量部、 (ロ) 非イオン性セルロースエーテル0.01〜10重量
部、 (ハ) 減水剤0.01〜10重量部、 および (ニ) ポリ酢酸ビニル系共重合体1〜20重量部、 を主剤としてなるセメント系不陸調整剤に関する
ものである。 本発明のセメント系不陸調整剤をたとえば打込
み後の生コンクリートの表面に流し込むと、これ
はその表面で均一に広がり、金ゴテ等によるコテ
ならし作業を全く必要とせずに、しかもブリージ
ングをともなわずに平滑な仕上り面を形成するの
で、作業が大巾に合理化されるという利点が与ら
れる。また床の場合もポンプ等で上記不陸調整剤
を送り込むだけでコテならし作業を必要とせずに
平滑な仕上り面が形成されるので、タイル(プラ
スチツク性タイル、木質系タイル等)、カーペツ
ト下地がきわめて容易に得られ、これはまたその
ままペンキ下地にもなる。 すなわち、本発明の不陸調整剤を用いれば、 (1) コテならし作業を行わないにもかかわらず、
表面がおどろくほど平滑に仕上る。 (2) 従来のようにベリージングを待つてコテなら
し作業を行う必要がないので作業能率が大巾に
アツプする。 (3) 下地コンクリートとの接着性にすぐれ、かつ
充分な強度が得られる。 (4) 平滑に仕上つた面は後にクラツクや浮きを生
じることがない。 (5) 早硬型セメントまたは硬化促進剤を使用すれ
ば短時間で硬化するので能率的であり、また硬
化時間をコントロールすることができる。 (6) 水/セメント比のコントロール巾が広い。 という注目すべき諸利点がもたらされる。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用される(イ)セメントはポルトランド
セメント(普通、早強、超早強等)、スラグセメ
ント、アルミナセメントなど従来公知の種々の水
硬性セメントを使用することができる。 他方、(ロ)非イオン性セルロースエーテルとして
は、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシエ
チルメチルセルロース(HEMC)、ヒドロキシエ
チルエチルセルロース(HEEC)、ヒドロキシエ
チルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセ
ルロース(HPC)などが使用され、また(ハ)減水
剤としては、リグニンスルホン酸塩を主成分とす
るもの、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテルを主成分とするもの、ポリオール複合体を
主成分とするもの、芳香族多環縮合物のスルホン
酸塩を主成分とするもの、水溶性メラミンホルマ
リン樹脂(メチロールメラミン)のスルホン酸塩
を主成分とするものなどが使用される。 つぎに、(ニ)ポリ酢酸ビニル系共重合体としては
酢酸ビニル含有量70〜90重量%のものであること
が好ましく、この酢酸ビニルと共重合されるコモ
ノマーとしては、ベオバ(シエル化学社製商品
名)等の第三級カルボン酸エステル、エチレン等
のオレフイン、メチルアクリレート、エチルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート等の
アクリル酸エステルが例示される。そのほかの各
種モノマも共重合体中10重量%以下の量であれば
共重合されることは差支えない。 上記共重合体について、酢酸ビニル含量が90重
量%以上であると、耐アルカリ性が悪く、効果が
小さくなるし、また酢酸ビニル含量が70重量%以
下であると、理由は明確でないがレベリング効果
が著しく低下するので好ましくない。 なお、この(ニ)成分は不陸調整剤すなわち水を媒
体とするセメントスラリー系に分散させる必要が
あるので、エマルジヨンタイプまたは再分散性の
いわゆる粉末エマルジヨンタイプのものであるこ
とが好ましい。特にプレミツクスタイプとしては
粉末エマルジヨンを使用することが好ましい。 本発明においては、上記(ニ)成分を前記した(ロ)成
分と併用することが重要とされる。すなわち、(ロ)
成分の配合によつてかなりすぐれた効果が得られ
るのであるが、その際水/セメント比を正確にコ
ントロールすることが必要とされる面倒さがあ
る。この管理が不充分なときには不陸性能が低下
したり、亀裂が生じたり、激しいブリージングが
生じ、床材の接着不良の原因ともなる。しかし、
(ニ)成分の併用することによつて、(ロ)成分との相乗
効果がもたらされ、水/セメント比のコントロー
ル巾が広くなるのでその管理が容易であり、しか
も予想外の顕著な流動性の向上が得られ、また従
来得られなかつた精度の高い平滑性が得られる。
このように(ニ)成分の併用により広い範囲の水/セ
メント比で流動性が得られるだけでなく、最小必
要量より10%程度の過剰水を使用しても亀裂を生
じないことは驚くべきことである。 なお、非イオン性セルロースエーテルの添加に
より流動性と相まつて接着性の向上がもたらされ
るほか、下地コンクリート中からの水などのレイ
タンスを粘性により抑圧し、ブリージングを防止
するという効果をもたらす。一方、減水剤の添加
により硬化面の強度(圧縮強度等)が向上され
る。 目的とする諸効果をより有効に達成するために
は、(イ)セメント100重量部あたり、(ロ)非イオン性
セルロースエーテルを0.01〜10重量部好ましくは
0.1〜5重量部、(ハ)減水剤を0.01〜10重量部好ま
しくは0.1〜5重量部、(ニ)ポリ酢酸ビニル系共重
合体を1〜20重量部好ましくは5〜15重量部配合
することが必要とされる。これによれば前記した
ようにすぐれた効果が得られるのであるが、特に
管理をより完全に行いカラ合せ等の現場作業の不
必要になることから、(ニ)成分として粉末エマルジ
ヨンを使用したセメント系のプレミツクスタイプ
としたものが好ましい。 さらに、鏡面の如き平滑性の表面を要求されて
いるときには微粉のカゼインを配合することによ
り一層好ましい結果が得られる。配合部数は要求
される平滑性と流動性によつて異なるが、セメン
ト100重量部に対し1〜20重量部使用することが
好ましい。20重量部以上配合してもそれ以上に効
果が得られないばかりでなく、前記(ニ)成分の種類
によつてはそれと相容性の点で流動性が損われる
こともあるので、多量の配合は望ましくない。 このようにして得られる不陸調整剤にはさらに
消泡剤、硬化促進剤、充てん剤(フイラー)等を
配合することは差支えない。特に消泡剤を配合す
ることにより、硬化後にピンホールのない平滑な
表面を得ることができるし、また硬化促進剤を配
合することにより、一般に非イオン性セルロース
エーテルの配合によりもたらされる凝結時間の遅
延を防ぐことができるとともにこの配合量を調節
することによつて硬化時間をコントロールするこ
とができる。 上記消泡剤としてはアルカリ性に強いポリオキ
シエチレン−ポリオキシプロピレンブロツクコポ
リマー、ノニオン系特殊配合物、高級アルコー
ル、リン酸トリブチルなどが例示され、これらは
セメント100重量部あたり、0.05〜5重量部好ま
しくは0.1〜3重量部配合することがよい。 また硬化促進剤としては塩基性塩化カルシウ
ム、焼みようばん、アルミン酸ソーダ、けい弗化
物、炭酸塩、有機酸およびその塩などが例示さ
れ、これらはセメント100重量部あたり、0.1〜5
重量部好ましくは0.2〜3重量部配合することが
よい。 さらに充てん剤(フイラー)としては炭酸カル
シウム、クレー、シリカ、けい砂、無機もしくは
有機の繊維質物などが例示される。 つぎに、本発明の具体的実施例ならびに比較例
をあげる。ただし、いずれの場合にも生コンクリ
ートとしては下記のものを使用した。 〔生コンクリート〕 早強ポルトランドセメント 100部 川砂(3mm以下) 196〃 アサノライト 172〃 (軽量骨材、日本セメント製) パリツクA 1.3〃 (硬化促進剤、フジサワ薬品製) 水 44〃 (部は重量部を示す、以下同様) 〔生コンクリートを打込む型枠の寸法〕 巾300mm、長さ500mm、高さ100mm 実施例 1 下記の4種類のモルタルについて諸試験を行つ
た。
【表】
〔スランプ試験〕
それぞれのモルタルについて水の配合割合を変
化させた場合のスランプ値(cm)を測定し、グラ
フに表したところ、第1図に示す結果が得られ
た。ただし50×100×150の小型スランプコーンを
使用した。 モルタルNo.1……曲線 〃 No.2…… 〃 No.3…… 〃 No.4…… この結果から判るように、本発明のセメント系
不陸調整剤(モルタルNo.1)はきわめて流動性に
すぐれたものである。 〔平滑性、接着強度、クラツクの発生、圧縮強度
の試験〕 生コンクリートを型枠に流し込み(厚さ100
mm)、ついでこの面にモルタルNo.1〜4に水を55
重量部もしくは65重量部加えたものを流し込み
(厚さ30mm)、そのままコテならし作業を行うこと
なく硬化させ材令28日後の表面平滑性、接着強
度、クラツクの発生を調べた。他方またそれぞれ
のモルタルについてJIS R5201にしたがい圧縮強
度を調べた。ただし、各物性の測定条件ないし判
定はつぎのとおりとした。 表面平滑性:肉眼によりつぎの基準で判定した。 A……非常に平滑である。 B……平滑である(Aほどにはすぐれていな
いが実用上差支えない)。 C……若干不陸あり。 D……不陸多い。 接着強度:試験体のモルタルをダイヤモンドカツ
ターでコンクリート面に達するまで切り込
み、モルタル表面にエポキシ樹脂で鉄製デ
イスクを接着し、建研式引張試験機を用い
てはく離したときの荷重を求め、次式によ
り接着力を求めた。 接着力(Kg/cm2)=はく離したときの荷重(Kg)/デ
イスクの接着面積(cm2) クラツクの発生:肉眼で判定 圧縮強度:材令28日(室温養生)後に、アムスラ
ー型圧縮試験機を用いて測定した。
【表】 実施例 2 生コンクリートを型枠に流し込み、ついでこの
面に下記配合のモルタルを流し込み(厚さ15mm)、
材令28日後の表面平滑性およびクラツクの発生を
調べた。 結果は次表のとおりであつた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1におけるモルタルNo.1〜4に
ついて水の配合割合を変化させた場合のスランプ
値(cm)をグラフに表したものである。 曲線……モルタルNo.1 …… 〃 2 …… 〃 3 …… 〃 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) セメント 100重量部、 (ロ) 非イオン性セルロースエーテル 0.01〜10重
    量部、 (ハ) 減水剤0.01〜10重量部、および (ニ) ポリ酢酸ビニル系共重合体 1〜20重量部、 を主剤としてなるセメント系不陸調整剤。 2 ポリ酢酸ビニル系共重合体が酢酸ビニル含有
    量70〜90重量%のものである特許請求の範囲第1
    項記載のセメント系不陸調整剤。 3 ポリ酢酸ビニル系共重合体が酢酸ビニル−第
    三級カルボン酸ビニルエステル共重合体である特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のセメント
    系不陸調整剤。 4 ポリ酢酸ビニル系共重合体が酢酸ビニル−エ
    チレン共重合体である特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載のセメント系不陸調整剤。 5 ポリ酢酸ビニル系共重合体が酢酸ビニル−ア
    クリル酸エステル共重合体である特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のセメント系不陸調整
    剤。 6 特許請求の範囲第1項記載のセメント系不陸
    調整剤に、セメント100重量部当りカゼインを1
    〜20重量部含有させてなるセメント系不陸調整
    剤。
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