JPH0245895B2 - - Google Patents
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- JPH0245895B2 JPH0245895B2 JP59092934A JP9293484A JPH0245895B2 JP H0245895 B2 JPH0245895 B2 JP H0245895B2 JP 59092934 A JP59092934 A JP 59092934A JP 9293484 A JP9293484 A JP 9293484A JP H0245895 B2 JPH0245895 B2 JP H0245895B2
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明は、減圧採血管の製造方法に関するもの
である。詳しく述べると、ガスバリヤー性が極め
て高くかつ透明性が良好で長期間にわたつて高い
減圧度を保持できる減圧採血管の製造方法に関す
るものである。 先行技術 減圧採血方式は溶血や凝血が小さく、また汚染
や水分蒸散が少ない検体が得られ、また効率面で
は採血準備や器具の管理が単純化できるので広く
使用されている。しかして、このような減圧採血
方式において使用される減圧採血管は、管状容器
と穿刺可能な密封用ゴム栓とからなり、その密封
容器内は減圧されており、採血針の一端を血管に
穿刺後、他端を前記ゴム栓に穿刺して密封容器内
部と連通させることにより該容器内の負圧により
血液が流入して採血されたものである。このよう
な減圧採血管としては、従来、管状容器としてガ
ス透過性がなくかつ透明性の良好なものとしてガ
ラス製管状容器、また密封用止栓としてガス透過
性が低くかつ穿刺可能なものとしてブチルゴム製
栓よりなるものが使用されていた。 しかしながら、ガラス製管状容器は、保存また
は運搬中、もしくは使用中に破損しやすく、また
重いという欠点があつた。このため、軽量で透明
な合成樹脂製管状容器の使用について検討を行な
つたが、合成樹脂は大なり小なりガス透過性があ
るので、長時間の保存中に周囲の雰囲気ガス、例
えば密封された減圧管内に空気が透過してしま
い、この結果、採血管内の圧力が上昇して所定の
減圧採血ができないことが判明した。このため、
合成樹脂製減圧採血管を使用しようとすれば、減
圧包装容器内に保存する必要があつた。しかる
に、減圧包装容器による保存は、包装容器が減圧
容器であるために、極めて高価であるうえに、密
封および開缶に著しく手間がかかるのでコスト高
となるという欠点があつた。 発明の目的 したがつて、本発明の目的は、新規な減圧採血
管の製造方法を提供することにある。本発明の他
の目的は、ガスバリヤー性が極めて高くかつ透明
性が良好で長期間にわたつて高い減圧度を保持で
きる減圧採血管の製造方法を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、破損の恐れがな
くかつガスバリヤー性の極めて高い透明合成樹脂
製の減圧採血管の製造方法を提供することにあ
る。 これらの諸目的は、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材を内表面または外表面
の少なくとも一方の表面に、一般式 (ただし式中、mは1〜5の整数である。)を有
するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコキシ基または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液を塗布し、乾燥し、
ついで酸素原子含有分子のガスの存在下にプラズ
マ処理して前記管状部材の表面のガスバリヤー性
の連続した被膜を形成させることを特徴とする減
圧採血管の製造方法により達成される。 前記諸目的はまた、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材内表面または外表面の
少なくとも一方の表面に、一般式を有するケイ
素化合物と一般式を有するケイ素化合物との混
合溶液を超音波の作用により塗布し、乾燥し、つ
いで酸素原子含有分子のガスの存在下にプラズマ
処理して前記管状部材の表面のガスバリヤー性の
連続した被膜を形成させることを特徴とする減圧
採血管の製造方法により達成される。 前記諸目的はさらに、一端が閉塞しかつ他端が
開口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の
開口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからな
り、該管状部材と該栓部材とにより形成される内
部空間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製
造方法において、前記管状部材の表面を洗浄処理
したのち該管状部材の内表面または外表面の少な
くとも一方の表面に、一般式を有するケイ素化
合物と一般式を有するケイ素化合物との混合溶
液を塗布し、乾燥し、ついで酸素原子含有分子の
ガスの存在下にプラズマ処理して前記管状部材の
表面のガスバリヤー性の連続した被膜を形成させ
ることを特徴とする減圧採血管の製造方法により
達成される。 前記諸目的はまた、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材の表面を洗浄処理した
のち該管状部材の内表面または外表面の少なくと
も一方の表面に、一般式を有するケイ素化合物
と一般式を有するケイ素化合物との混合溶液を
超音波の作用により塗布し、乾燥し、ついで酸素
原子含有分子のガスの存在下にプラズマ処理して
前記管状部材の表面にガスバリヤー性の連続した
被膜を形成させることを特徴とする減圧採血管の
製造方法により達成される。 前記諸目的はまた、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記開口端を減圧状態において管状
部材を栓部材にて密閉し、一般式を有するケイ
素化合物と一般式を有するケイ素化合物との混
合溶液中に浸漬、乾燥し、ついで酸素原子含有分
子のガスの存在下にプラズマ処理して前記管状部
材の表面のガスバリヤー性の連続した被膜を形成
させることを特徴とする減圧採血管の製造方法に
より達成される。 また、本発明は、反応が0.01〜2Torrの減圧下
に行なわれてなる減圧採血管の製造方法である。
さらに、本発明は、酸素原子含有分子のガス中の
酸素含有率が20〜100%である減圧採血管の製造
方法である。本発明は、反応温度が0〜150℃で
ある減圧採血管の製造方法である。また、本発明
は、一般式におけるmが1〜5の整数であり、
かつ一般式におけるnが1〜5の整数であり、
またR1およびR2が炭素原子数1〜4のアルキル
基または水酸基である減圧採血管の製造方法であ
る。さらに、本発明は、一般式におけるR1が
炭素原子数1〜2のアルキル基であり、かつR2
が水酸基である減圧採血管の製造方法である。本
発明は、プラズマ処理が0.1〜60分間行なわれて
なる減圧採血管の製造方法である。さらに、本発
明は、合成樹脂が透明合成樹脂である減圧採血管
の製造方法である。本発明は、洗浄処理がアルカ
リ水溶液中で行なわれる減圧採血管の製造方法で
ある。また、本発明は、洗浄処理が超音波の作用
により行なわれる減圧採血管の製造方法である。 発明の具体的構成 つぎに、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。すなわち、第1図に示すように、本発明
による減圧採血管1は、一端が閉塞しかつ他端が
開口した透明合成樹脂製の管状部材2と、該管状
部材2の開口端3を密閉した穿刺可能な栓部材4
とよりなるもので、該管状部材2と、該栓部材4
とにより形成される空間5を減圧状態に保つてな
るものである。しかして、この透明合成樹脂製の
管状部材2の内表面および外表面の少なくとも一
方の表面に前記一般式およびのケイ素化合物
をプラズマ処理により反応させ透明被膜が形成さ
れる。例えば、第2A図に示すように、管状部材
2の外表面全面に前記ケイ素化合物を反応させて
透明被膜2aが形成されている。また、第2B図
に示すように、管状部材2の内表面全面に前記透
明被膜2bが形成されている。さらに、第2C図
に示すように、管状部材2の外表面に前記透明被
膜2aが、またその内表面に前記透明被膜2bが
形成されている。なお、第2A〜C図において、
透明被膜2a,2bの膜厚は誇張して画かれてい
る。 本発明で使用される管状部材を構成する合成樹
脂は特に限定されるものではないが、透明合成樹
脂が好ましく、特に、スチレンの単独重合体また
は共重合体、メチルメタクリレートの単独重合体
または共重合体、ポリカーボネート等が好まし
い。 被膜形成成分の一つは一般式 (ただし式中、mは1〜5、好ましくは1〜2の
整数である。)を有するケイ素化合物である。 他方の被膜形成成分は、一般式 を有するケイ素化合物である。該一般式におい
て、nは1〜5、好ましくは1〜2の整数であ
る。またR1およびR2は炭素原子数1〜4のアル
キルまたはアルコキシ基、フエニル基または水酸
基であるが、両者が水酸基であることはなく、特
にR1が炭素原子数1〜2のアルキル基で、R2が
水酸基である場合が好ましい。 しかして、一般式のケイ素化合物1モルに対
する一般式のケイ素化合物の配合比は0.5〜3
モル、好ましくは1〜2である。このようなケイ
素化合物の混合物は、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等の有機溶媒として使用され
る。その濃度は、3〜50重量%、好ましくは5〜
35重量%である。 前記透明被膜は、つぎのようにして形成され
る。例えば、管状部材の内表面に被膜を形成させ
る場合には、管状部材内に前記ケイ素化合物の混
合溶液を入れ、一方、外表面に被膜を形成させる
場合には開口部に密栓するかあるいは密栓せずに
外表面が充分液と接触するように浸漬するか、あ
るいは内外表面に被膜を形成させる場合には、管
状部材全体を浸漬する。またさらに開口部を減圧
状態において管状部材を栓部材にて密栓し浸漬す
ることも可能である。この浸漬時間は、通常0.01
〜10分、好ましくは1〜5分である。なお、この
場合、浸漬中に超音波を当てながら行なうと、合
成樹脂製管状部材表面の微細孔からの空気抜きと
該微細孔への溶質の侵入が促進されるので、生成
する被膜のガスバリヤー性が向上する。なお、前
記混合溶液の塗布は浸漬のみに限られるのではな
く、スプレーその他の方法で行なうこともでき
る。 浸漬処理の温度は、通常0〜50℃、好ましくは
10〜30℃である。また、超音波の作用下に行なう
場合には、0〜50℃、好ましくは10〜30℃の液温
で20〜200KHz、好ましくは25〜50KHzの周波数
で0.1〜10分間、好ましくは0.5〜5分間行なわれ
る。 このようにして前記混合溶液を塗布された管状
部材は、50〜120℃、好ましくは60〜70℃の温度
で3〜30分間、好ましくは5〜15分間乾燥された
のち、プラズマ処理に供される。 前記管状部材表面の塗膜をプラズマ処理して透
明被膜を形成させるには、例えば、つぎのように
して行なう。すなわち、第3図に示すように、ガ
ス導入口11およびガス排出口12を備えた反応
器13に、電極14および18を設け、該電極1
4には管状部材支持具15を設け、該管状部材支
持具15に前記混合溶液を塗布した管状部材2を
支持させる。例えば密栓除去後の管状部材2の内
部に管状部材支持具15を挿入して支持させる。
なお、電極14には、冷却装置16aを当接させ
るとともに該冷却装置16aは温度調節器16b
に連結されて冷却媒体、例えば水が循環される。
また、電極14にはアース17が連結される。一
方、電極14の対面には対極18が設けられ、該
対極18は整合器19を経て高周波電源20に連
結されている。ガス導入口11には、酸素容器2
1および流量計22が連結されている。一方、ガ
ス排出口12にはトラツプ23を経て油拡散ポン
プ24、油回転ポンプ25等の減圧装置が連結さ
れている。なお、第3図において、符号26は圧
力センサー、符号27は真空ゲージであり、また
符号28は温度計である。 しかして、油回転ポンプ等の減圧装置を作動さ
せてガス排気口12から反応器13内の雰囲気ガ
スを排気して所定の減圧度を保ちつつ前記酸素ガ
スを酸素容器21から流量計22を経てガス導入
口11より反応器13に供給しながら電極に通電
してプラズマを前記塗布面に照射して処理する。
この場合、塗面に一様にプラズマが照射されるよ
うに、例えば、管状部材本体を回転しながら照射
を行なうことが望ましい。 プラズマ処理時の反応器内の圧力は0.01〜
2Torr、好ましくは、0.1〜0.5Torrである。基盤
である電極14は冷却装置16aに循環される冷
却媒体により冷却されるが、反応器内の温度は0
〜150℃、好ましくは30〜70℃である。また、高
周波電極量は0.05〜2W/cm2、好ましくは0.2〜
1.5W/cm2である。さらに酸素原子含有分子のガ
スとしては分子状酸素、オゾン、一酸化炭素、炭
酸ガス、一酸化窒素、一酸化二窒素、及びこれら
と他のガス(例えばアルゴン、窒素、ヘリウムな
ど)との混合ガスあるが、好ましくは分子状酸素
(以下、酸素ガスという。)であり、酸素含有量は
20〜100%である。プラズマ照射は0.1〜60分間、
好ましくは0.3〜5分間照射する。よつて、基材
である管状部材のプラズマ照射による温度上昇が
防止できるので、好適である。 このような反応条件下に形成される透明被膜の
膜厚は、0.01〜2μm、好ましくは0.03〜0.2μmで
ある。 本発明方法は、ケイ素化合物の混合溶液塗布前
に、管状部材を洗浄処理に供すれば、さらに良好
な結果が得られる。洗浄は、水、酸水溶液、アル
カリ水溶液、アルコール、界面活性剤水溶液等を
用い行われるが、アルカリ水溶液が好ましい。ア
ルカリ水溶液としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸リチウム、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等があり、通常
0.1〜20重量%、好ましくは3〜10重量%の水溶
液として用いられる。その処理時間は、通常0.1
〜30分間、好ましくは5〜10分間であり、その液
温は、0〜150℃、好ましくは10〜40℃である。
また、前記洗浄処理は、超音波の作用により行な
えば、さらに良好な結果が得られる。超音波処理
は20〜200KHz、好ましくは25〜50KHzの周波数
で0.1〜10分間、好ましくは0.5〜5分間行なわれ
る。超音波により洗浄処理を行えば、アルカリ水
溶液以外の処理剤であつてもかなり良好な結果が
得られることはもちろんである。また、アルカリ
水溶液を用いて超音波洗浄を行なえば、最も良好
な結果が得られる。 栓部材4を構成する材料としては、ブチルゴム
以外に後述するように、使用時に採血針の穿刺が
可能でかつ該採血針の穿刺により採血針と栓部材
との間が緩まないだけの充分な弾性を有し、さら
に、ガス透過性の低いものが望ましい。その代表
的なものとしては、例えば熱可塑性エラストマー
とポリイソブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配
合物等があり、好ましくは熱可塑性エラストマー
とポリイソブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配
合物である。 該配合物における各成分の組成は、熱可塑性エ
ラストマー100重量部当りポリイソブチレン100〜
200重量部、好ましくは120〜150重量部であり、
部分架橋ブチルゴム100〜200重量部、好ましくは
120〜150重量部である。 熱可塑性エラストマーとしては、エチレン−ブ
ロピレンゴム系、ポリエステルエラストマー、ナ
イロンエラストマー系、スチレン−イソプロピレ
ンブロツク共重合体、スチレン−ブタジエンブロ
ツク共重合体、ポリブタジエン、熱可塑性ポリウ
レタン、水素添加スチレン−ブタジエンブロツク
共重合体等がある。ポリイソブチレンは、分子量
15000〜200000、好ましくは80000〜150000のもの
である。部分架橋ブチルゴムは、イソブチレンと
少量(例えば0.3〜3.0モル%)のイソプレンとを
共重合させて得られるブチルゴムを部分架橋して
なるものである。 このようにして得られる減圧採血管は、必要に
より密栓前あるいは密栓後に放射線滅菌に供され
る。使用される放射線としてはガンマ線、電子線
等の電磁放射線があり、好ましくはガンマ線であ
り、その照射強度は0.1〜4Mrad、好ましくは0.5
〜2.5Mradである。 発明の具体的作用 以上のごとき構成を有する減圧採血管は、つぎ
のようにして使用される。すなわち、第4図に示
すように、一端が閉塞しかつ他端が開口し、該閉
塞端6のねじ穴7内に前記開口部から嵌挿する。
この採血針は、例えば血管刺通部8aと栓穿刺部
8bとよりなり、該栓穿刺部8bにはゴム製のゴ
ムチツプ又はゴムざや10が被覆されている。つ
いで、採血針8の血管刺通部8aを血管、例えば
静脈に刺通し、さらに減圧採血管1を採血管ホル
ダー9の閉塞部6へ押圧挿入すると、第5図に示
すように採血管8の栓穿刺部8bがルアーアダプ
ター10および栓部材4を穿刺してその先端部が
採血管1の内部空間5に達するので、血管と該内
部空間5とが連通し、該内部空間5内の負圧によ
り血管内の血液は減圧度に相当するだけ採血管1
の内部空間5内に流入する。ついで、採血針8の
血管刺通部8aを血管により外すことにより採血
が終了する。 実施例 1 ポリエチレンテレフタレート製有底チユーブを
濃度2.5%NaCO3溶液中に5分間浸漬(超音波処
理を行なつた)したのち上述のケイ素化合物濃度
12重量%イソプロパノール溶液中に20℃、1分間
浸漬したのち、引き上げ速度16cm/分で引き上げ
た。次いで、70℃で30分間乾燥した。次いで、低
温プラズマ反応装置第3図13中に当該合成樹脂
製チユーブを挿入し、脱気(0.05Torr)し、次
いで、酸素ガスを装てんして約0.3Torr圧力下
で、プラズマ出力電力100W、2分間プラズマ処
理を平行平板電極(50mm×50m平板使用)、距離
約50mmで行なつたところ、このチユーブの片面に
膜厚0.1μmの透明被膜が被着した。この被覆チユ
ーブの酸素および炭酸ガスの透明性を測定するた
めの前記材質のフイルム(膜厚12μm、面積50cm2)
を用いて前記と同様の処理を行なつた。この被覆
フイルムのガス透過性をリツシー社製気体透過測
定装置で測定したところ50.6m/m2・day・
atmおよび204ml/m2・day・atmであつた。 以下、実施例のガス透過性は全て別途フイルム
を用意して同様に行なつた。 実施例 2 実施例1と同様な方法において、濃度5重量%
の混合溶液を用い、5分間超音波処理したものに
ついて、70℃で3分間乾燥し、直ちに同様な条件
下にプラズマ処理を行なつたところ、膜厚
0.04μmの透明被膜が形成された。酸素および炭
酸ガスの透過性は、それぞれ78および313ml/
m2・day・atmであつた。 比較例 1 実施例1で使用したポリエチレンテレフタレー
トの無処理物の酸素および炭酸ガスの透過性はそ
れぞれ231および939であつた。 比較例 2 実施例1の方法において超音波処理およびプラ
ズマ処理を行なわずに32重量%の混合溶液中に5
分間浸漬したのち、60℃で180分間乾燥したとこ
ろ、膜厚0.14μmの透明被膜が形成された。酸素
および炭酸ガスの透過性はそれぞれ213および854
であつた。 実施例 3〜12 実施例1と同様に膜厚12μm(ただし、実施例8
〜12においては、膜厚11.5μm)のポリエチレン
テレフタレートフイルム(面積50cm2)を、第1表
に示す処理剤を用いて超音波洗浄したのち、乾燥
処理を施した。ついで、実施例1と同様なケイ素
化合物の混合溶液を第1表に示す濃度で使用し、
該混合溶液中に5分間浸漬して、その間45KHzの
周波数で超音波処理を行なつたのち、70℃で5分
間乾燥を行なつた。ついで、第1表に示す出力数
および時間で0.18Torr条件下においてプラズマ
処理を行なつたところ、第1表の結果が得られ
た。
である。詳しく述べると、ガスバリヤー性が極め
て高くかつ透明性が良好で長期間にわたつて高い
減圧度を保持できる減圧採血管の製造方法に関す
るものである。 先行技術 減圧採血方式は溶血や凝血が小さく、また汚染
や水分蒸散が少ない検体が得られ、また効率面で
は採血準備や器具の管理が単純化できるので広く
使用されている。しかして、このような減圧採血
方式において使用される減圧採血管は、管状容器
と穿刺可能な密封用ゴム栓とからなり、その密封
容器内は減圧されており、採血針の一端を血管に
穿刺後、他端を前記ゴム栓に穿刺して密封容器内
部と連通させることにより該容器内の負圧により
血液が流入して採血されたものである。このよう
な減圧採血管としては、従来、管状容器としてガ
ス透過性がなくかつ透明性の良好なものとしてガ
ラス製管状容器、また密封用止栓としてガス透過
性が低くかつ穿刺可能なものとしてブチルゴム製
栓よりなるものが使用されていた。 しかしながら、ガラス製管状容器は、保存また
は運搬中、もしくは使用中に破損しやすく、また
重いという欠点があつた。このため、軽量で透明
な合成樹脂製管状容器の使用について検討を行な
つたが、合成樹脂は大なり小なりガス透過性があ
るので、長時間の保存中に周囲の雰囲気ガス、例
えば密封された減圧管内に空気が透過してしま
い、この結果、採血管内の圧力が上昇して所定の
減圧採血ができないことが判明した。このため、
合成樹脂製減圧採血管を使用しようとすれば、減
圧包装容器内に保存する必要があつた。しかる
に、減圧包装容器による保存は、包装容器が減圧
容器であるために、極めて高価であるうえに、密
封および開缶に著しく手間がかかるのでコスト高
となるという欠点があつた。 発明の目的 したがつて、本発明の目的は、新規な減圧採血
管の製造方法を提供することにある。本発明の他
の目的は、ガスバリヤー性が極めて高くかつ透明
性が良好で長期間にわたつて高い減圧度を保持で
きる減圧採血管の製造方法を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、破損の恐れがな
くかつガスバリヤー性の極めて高い透明合成樹脂
製の減圧採血管の製造方法を提供することにあ
る。 これらの諸目的は、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材を内表面または外表面
の少なくとも一方の表面に、一般式 (ただし式中、mは1〜5の整数である。)を有
するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコキシ基または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液を塗布し、乾燥し、
ついで酸素原子含有分子のガスの存在下にプラズ
マ処理して前記管状部材の表面のガスバリヤー性
の連続した被膜を形成させることを特徴とする減
圧採血管の製造方法により達成される。 前記諸目的はまた、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材内表面または外表面の
少なくとも一方の表面に、一般式を有するケイ
素化合物と一般式を有するケイ素化合物との混
合溶液を超音波の作用により塗布し、乾燥し、つ
いで酸素原子含有分子のガスの存在下にプラズマ
処理して前記管状部材の表面のガスバリヤー性の
連続した被膜を形成させることを特徴とする減圧
採血管の製造方法により達成される。 前記諸目的はさらに、一端が閉塞しかつ他端が
開口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の
開口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからな
り、該管状部材と該栓部材とにより形成される内
部空間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製
造方法において、前記管状部材の表面を洗浄処理
したのち該管状部材の内表面または外表面の少な
くとも一方の表面に、一般式を有するケイ素化
合物と一般式を有するケイ素化合物との混合溶
液を塗布し、乾燥し、ついで酸素原子含有分子の
ガスの存在下にプラズマ処理して前記管状部材の
表面のガスバリヤー性の連続した被膜を形成させ
ることを特徴とする減圧採血管の製造方法により
達成される。 前記諸目的はまた、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材の表面を洗浄処理した
のち該管状部材の内表面または外表面の少なくと
も一方の表面に、一般式を有するケイ素化合物
と一般式を有するケイ素化合物との混合溶液を
超音波の作用により塗布し、乾燥し、ついで酸素
原子含有分子のガスの存在下にプラズマ処理して
前記管状部材の表面にガスバリヤー性の連続した
被膜を形成させることを特徴とする減圧採血管の
製造方法により達成される。 前記諸目的はまた、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記開口端を減圧状態において管状
部材を栓部材にて密閉し、一般式を有するケイ
素化合物と一般式を有するケイ素化合物との混
合溶液中に浸漬、乾燥し、ついで酸素原子含有分
子のガスの存在下にプラズマ処理して前記管状部
材の表面のガスバリヤー性の連続した被膜を形成
させることを特徴とする減圧採血管の製造方法に
より達成される。 また、本発明は、反応が0.01〜2Torrの減圧下
に行なわれてなる減圧採血管の製造方法である。
さらに、本発明は、酸素原子含有分子のガス中の
酸素含有率が20〜100%である減圧採血管の製造
方法である。本発明は、反応温度が0〜150℃で
ある減圧採血管の製造方法である。また、本発明
は、一般式におけるmが1〜5の整数であり、
かつ一般式におけるnが1〜5の整数であり、
またR1およびR2が炭素原子数1〜4のアルキル
基または水酸基である減圧採血管の製造方法であ
る。さらに、本発明は、一般式におけるR1が
炭素原子数1〜2のアルキル基であり、かつR2
が水酸基である減圧採血管の製造方法である。本
発明は、プラズマ処理が0.1〜60分間行なわれて
なる減圧採血管の製造方法である。さらに、本発
明は、合成樹脂が透明合成樹脂である減圧採血管
の製造方法である。本発明は、洗浄処理がアルカ
リ水溶液中で行なわれる減圧採血管の製造方法で
ある。また、本発明は、洗浄処理が超音波の作用
により行なわれる減圧採血管の製造方法である。 発明の具体的構成 つぎに、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。すなわち、第1図に示すように、本発明
による減圧採血管1は、一端が閉塞しかつ他端が
開口した透明合成樹脂製の管状部材2と、該管状
部材2の開口端3を密閉した穿刺可能な栓部材4
とよりなるもので、該管状部材2と、該栓部材4
とにより形成される空間5を減圧状態に保つてな
るものである。しかして、この透明合成樹脂製の
管状部材2の内表面および外表面の少なくとも一
方の表面に前記一般式およびのケイ素化合物
をプラズマ処理により反応させ透明被膜が形成さ
れる。例えば、第2A図に示すように、管状部材
2の外表面全面に前記ケイ素化合物を反応させて
透明被膜2aが形成されている。また、第2B図
に示すように、管状部材2の内表面全面に前記透
明被膜2bが形成されている。さらに、第2C図
に示すように、管状部材2の外表面に前記透明被
膜2aが、またその内表面に前記透明被膜2bが
形成されている。なお、第2A〜C図において、
透明被膜2a,2bの膜厚は誇張して画かれてい
る。 本発明で使用される管状部材を構成する合成樹
脂は特に限定されるものではないが、透明合成樹
脂が好ましく、特に、スチレンの単独重合体また
は共重合体、メチルメタクリレートの単独重合体
または共重合体、ポリカーボネート等が好まし
い。 被膜形成成分の一つは一般式 (ただし式中、mは1〜5、好ましくは1〜2の
整数である。)を有するケイ素化合物である。 他方の被膜形成成分は、一般式 を有するケイ素化合物である。該一般式におい
て、nは1〜5、好ましくは1〜2の整数であ
る。またR1およびR2は炭素原子数1〜4のアル
キルまたはアルコキシ基、フエニル基または水酸
基であるが、両者が水酸基であることはなく、特
にR1が炭素原子数1〜2のアルキル基で、R2が
水酸基である場合が好ましい。 しかして、一般式のケイ素化合物1モルに対
する一般式のケイ素化合物の配合比は0.5〜3
モル、好ましくは1〜2である。このようなケイ
素化合物の混合物は、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等の有機溶媒として使用され
る。その濃度は、3〜50重量%、好ましくは5〜
35重量%である。 前記透明被膜は、つぎのようにして形成され
る。例えば、管状部材の内表面に被膜を形成させ
る場合には、管状部材内に前記ケイ素化合物の混
合溶液を入れ、一方、外表面に被膜を形成させる
場合には開口部に密栓するかあるいは密栓せずに
外表面が充分液と接触するように浸漬するか、あ
るいは内外表面に被膜を形成させる場合には、管
状部材全体を浸漬する。またさらに開口部を減圧
状態において管状部材を栓部材にて密栓し浸漬す
ることも可能である。この浸漬時間は、通常0.01
〜10分、好ましくは1〜5分である。なお、この
場合、浸漬中に超音波を当てながら行なうと、合
成樹脂製管状部材表面の微細孔からの空気抜きと
該微細孔への溶質の侵入が促進されるので、生成
する被膜のガスバリヤー性が向上する。なお、前
記混合溶液の塗布は浸漬のみに限られるのではな
く、スプレーその他の方法で行なうこともでき
る。 浸漬処理の温度は、通常0〜50℃、好ましくは
10〜30℃である。また、超音波の作用下に行なう
場合には、0〜50℃、好ましくは10〜30℃の液温
で20〜200KHz、好ましくは25〜50KHzの周波数
で0.1〜10分間、好ましくは0.5〜5分間行なわれ
る。 このようにして前記混合溶液を塗布された管状
部材は、50〜120℃、好ましくは60〜70℃の温度
で3〜30分間、好ましくは5〜15分間乾燥された
のち、プラズマ処理に供される。 前記管状部材表面の塗膜をプラズマ処理して透
明被膜を形成させるには、例えば、つぎのように
して行なう。すなわち、第3図に示すように、ガ
ス導入口11およびガス排出口12を備えた反応
器13に、電極14および18を設け、該電極1
4には管状部材支持具15を設け、該管状部材支
持具15に前記混合溶液を塗布した管状部材2を
支持させる。例えば密栓除去後の管状部材2の内
部に管状部材支持具15を挿入して支持させる。
なお、電極14には、冷却装置16aを当接させ
るとともに該冷却装置16aは温度調節器16b
に連結されて冷却媒体、例えば水が循環される。
また、電極14にはアース17が連結される。一
方、電極14の対面には対極18が設けられ、該
対極18は整合器19を経て高周波電源20に連
結されている。ガス導入口11には、酸素容器2
1および流量計22が連結されている。一方、ガ
ス排出口12にはトラツプ23を経て油拡散ポン
プ24、油回転ポンプ25等の減圧装置が連結さ
れている。なお、第3図において、符号26は圧
力センサー、符号27は真空ゲージであり、また
符号28は温度計である。 しかして、油回転ポンプ等の減圧装置を作動さ
せてガス排気口12から反応器13内の雰囲気ガ
スを排気して所定の減圧度を保ちつつ前記酸素ガ
スを酸素容器21から流量計22を経てガス導入
口11より反応器13に供給しながら電極に通電
してプラズマを前記塗布面に照射して処理する。
この場合、塗面に一様にプラズマが照射されるよ
うに、例えば、管状部材本体を回転しながら照射
を行なうことが望ましい。 プラズマ処理時の反応器内の圧力は0.01〜
2Torr、好ましくは、0.1〜0.5Torrである。基盤
である電極14は冷却装置16aに循環される冷
却媒体により冷却されるが、反応器内の温度は0
〜150℃、好ましくは30〜70℃である。また、高
周波電極量は0.05〜2W/cm2、好ましくは0.2〜
1.5W/cm2である。さらに酸素原子含有分子のガ
スとしては分子状酸素、オゾン、一酸化炭素、炭
酸ガス、一酸化窒素、一酸化二窒素、及びこれら
と他のガス(例えばアルゴン、窒素、ヘリウムな
ど)との混合ガスあるが、好ましくは分子状酸素
(以下、酸素ガスという。)であり、酸素含有量は
20〜100%である。プラズマ照射は0.1〜60分間、
好ましくは0.3〜5分間照射する。よつて、基材
である管状部材のプラズマ照射による温度上昇が
防止できるので、好適である。 このような反応条件下に形成される透明被膜の
膜厚は、0.01〜2μm、好ましくは0.03〜0.2μmで
ある。 本発明方法は、ケイ素化合物の混合溶液塗布前
に、管状部材を洗浄処理に供すれば、さらに良好
な結果が得られる。洗浄は、水、酸水溶液、アル
カリ水溶液、アルコール、界面活性剤水溶液等を
用い行われるが、アルカリ水溶液が好ましい。ア
ルカリ水溶液としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸リチウム、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等があり、通常
0.1〜20重量%、好ましくは3〜10重量%の水溶
液として用いられる。その処理時間は、通常0.1
〜30分間、好ましくは5〜10分間であり、その液
温は、0〜150℃、好ましくは10〜40℃である。
また、前記洗浄処理は、超音波の作用により行な
えば、さらに良好な結果が得られる。超音波処理
は20〜200KHz、好ましくは25〜50KHzの周波数
で0.1〜10分間、好ましくは0.5〜5分間行なわれ
る。超音波により洗浄処理を行えば、アルカリ水
溶液以外の処理剤であつてもかなり良好な結果が
得られることはもちろんである。また、アルカリ
水溶液を用いて超音波洗浄を行なえば、最も良好
な結果が得られる。 栓部材4を構成する材料としては、ブチルゴム
以外に後述するように、使用時に採血針の穿刺が
可能でかつ該採血針の穿刺により採血針と栓部材
との間が緩まないだけの充分な弾性を有し、さら
に、ガス透過性の低いものが望ましい。その代表
的なものとしては、例えば熱可塑性エラストマー
とポリイソブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配
合物等があり、好ましくは熱可塑性エラストマー
とポリイソブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配
合物である。 該配合物における各成分の組成は、熱可塑性エ
ラストマー100重量部当りポリイソブチレン100〜
200重量部、好ましくは120〜150重量部であり、
部分架橋ブチルゴム100〜200重量部、好ましくは
120〜150重量部である。 熱可塑性エラストマーとしては、エチレン−ブ
ロピレンゴム系、ポリエステルエラストマー、ナ
イロンエラストマー系、スチレン−イソプロピレ
ンブロツク共重合体、スチレン−ブタジエンブロ
ツク共重合体、ポリブタジエン、熱可塑性ポリウ
レタン、水素添加スチレン−ブタジエンブロツク
共重合体等がある。ポリイソブチレンは、分子量
15000〜200000、好ましくは80000〜150000のもの
である。部分架橋ブチルゴムは、イソブチレンと
少量(例えば0.3〜3.0モル%)のイソプレンとを
共重合させて得られるブチルゴムを部分架橋して
なるものである。 このようにして得られる減圧採血管は、必要に
より密栓前あるいは密栓後に放射線滅菌に供され
る。使用される放射線としてはガンマ線、電子線
等の電磁放射線があり、好ましくはガンマ線であ
り、その照射強度は0.1〜4Mrad、好ましくは0.5
〜2.5Mradである。 発明の具体的作用 以上のごとき構成を有する減圧採血管は、つぎ
のようにして使用される。すなわち、第4図に示
すように、一端が閉塞しかつ他端が開口し、該閉
塞端6のねじ穴7内に前記開口部から嵌挿する。
この採血針は、例えば血管刺通部8aと栓穿刺部
8bとよりなり、該栓穿刺部8bにはゴム製のゴ
ムチツプ又はゴムざや10が被覆されている。つ
いで、採血針8の血管刺通部8aを血管、例えば
静脈に刺通し、さらに減圧採血管1を採血管ホル
ダー9の閉塞部6へ押圧挿入すると、第5図に示
すように採血管8の栓穿刺部8bがルアーアダプ
ター10および栓部材4を穿刺してその先端部が
採血管1の内部空間5に達するので、血管と該内
部空間5とが連通し、該内部空間5内の負圧によ
り血管内の血液は減圧度に相当するだけ採血管1
の内部空間5内に流入する。ついで、採血針8の
血管刺通部8aを血管により外すことにより採血
が終了する。 実施例 1 ポリエチレンテレフタレート製有底チユーブを
濃度2.5%NaCO3溶液中に5分間浸漬(超音波処
理を行なつた)したのち上述のケイ素化合物濃度
12重量%イソプロパノール溶液中に20℃、1分間
浸漬したのち、引き上げ速度16cm/分で引き上げ
た。次いで、70℃で30分間乾燥した。次いで、低
温プラズマ反応装置第3図13中に当該合成樹脂
製チユーブを挿入し、脱気(0.05Torr)し、次
いで、酸素ガスを装てんして約0.3Torr圧力下
で、プラズマ出力電力100W、2分間プラズマ処
理を平行平板電極(50mm×50m平板使用)、距離
約50mmで行なつたところ、このチユーブの片面に
膜厚0.1μmの透明被膜が被着した。この被覆チユ
ーブの酸素および炭酸ガスの透明性を測定するた
めの前記材質のフイルム(膜厚12μm、面積50cm2)
を用いて前記と同様の処理を行なつた。この被覆
フイルムのガス透過性をリツシー社製気体透過測
定装置で測定したところ50.6m/m2・day・
atmおよび204ml/m2・day・atmであつた。 以下、実施例のガス透過性は全て別途フイルム
を用意して同様に行なつた。 実施例 2 実施例1と同様な方法において、濃度5重量%
の混合溶液を用い、5分間超音波処理したものに
ついて、70℃で3分間乾燥し、直ちに同様な条件
下にプラズマ処理を行なつたところ、膜厚
0.04μmの透明被膜が形成された。酸素および炭
酸ガスの透過性は、それぞれ78および313ml/
m2・day・atmであつた。 比較例 1 実施例1で使用したポリエチレンテレフタレー
トの無処理物の酸素および炭酸ガスの透過性はそ
れぞれ231および939であつた。 比較例 2 実施例1の方法において超音波処理およびプラ
ズマ処理を行なわずに32重量%の混合溶液中に5
分間浸漬したのち、60℃で180分間乾燥したとこ
ろ、膜厚0.14μmの透明被膜が形成された。酸素
および炭酸ガスの透過性はそれぞれ213および854
であつた。 実施例 3〜12 実施例1と同様に膜厚12μm(ただし、実施例8
〜12においては、膜厚11.5μm)のポリエチレン
テレフタレートフイルム(面積50cm2)を、第1表
に示す処理剤を用いて超音波洗浄したのち、乾燥
処理を施した。ついで、実施例1と同様なケイ素
化合物の混合溶液を第1表に示す濃度で使用し、
該混合溶液中に5分間浸漬して、その間45KHzの
周波数で超音波処理を行なつたのち、70℃で5分
間乾燥を行なつた。ついで、第1表に示す出力数
および時間で0.18Torr条件下においてプラズマ
処理を行なつたところ、第1表の結果が得られ
た。
【表】
発明の具体的効果
以上述べたように、本発明は、一端が閉塞しか
つ他端が開口した合成樹脂製の管状部材と、該管
状部材の開口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材と
からなり、該管状部材と該栓部材とにより形成さ
れる内部空間を減圧状態に保持してなる減圧採血
管において、前記管状部材を一般式を有するケ
イ素化合物と一般式を有するケイ素化合物との
混合物を反応させてガスバリヤー性の連続した被
膜を形成してなる減圧管であるから、該減圧採血
管は、ガス透過性、特に酸素透過係数が極めて低
く、このため減圧採血管外から採血管内へのガス
透過は実質的になくなる。このため、長期間にわ
たつて減圧度が保たれ、また、この中に薬剤が収
納させている場合にはその変質もなくなる。しか
も、本発明による減圧採血管は合成樹脂製である
ので、運搬時、貯蔵時あるいは使用時に衝撃を受
けても破損の必配はない。 また、本発明による減圧採血管は放射線滅菌が
可能であるので、放射線滅菌された減圧採血管
は、変形や劣化の恐れがなく、しかも内部に薬剤
が収納されていても変質の恐れはない。 さらに、本発明は、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材の内表面または外表面
の少なくとも一方の表面に、一般式を有するケ
イ素化合物と一般式を有するケイ素化合物との
混合溶液を塗布し、乾燥し、ついで酸素原子含有
分子のガスの存在下にプラズマ処理して前記管状
部材の表面にガスバリヤー性の連続した被膜を形
成させることを特徴とする減圧採血管の製造方法
であるからガス透過性、特に酸素透過係数が極め
て低い減圧採血管を容易に製造でき、さらに短時
間かつ比較的低温で減圧採血管の表面にガスバリ
ヤー性の連続被膜が形成できるので、採血管のゆ
がみ、材質中の添加剤の溶出等を起こすことなく
製造できる。 また、本発明はプラズマ法により被膜を形成さ
せているため、被膜が形成される樹脂基材の表面
を粗面化すると同時に被膜が形成されるので、剥
離しにくく、均一かつ薄い被膜が容易に形成され
るものである。 さらに、前記混合溶液の管状部材表面への塗布
を超音波の作用により行なえば、表面の微細孔か
らの脱気と被膜形成成分の該微細孔への侵入とが
促進されるので、生成する被膜は強固となり、ガ
スバリヤー性は向上する。また、前記混合溶液の
塗布前に管状部材の洗浄処理、特にアルカリ洗浄
および/または超音波洗浄を行なえば、ガスバリ
ヤー性はさらに向上する。
つ他端が開口した合成樹脂製の管状部材と、該管
状部材の開口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材と
からなり、該管状部材と該栓部材とにより形成さ
れる内部空間を減圧状態に保持してなる減圧採血
管において、前記管状部材を一般式を有するケ
イ素化合物と一般式を有するケイ素化合物との
混合物を反応させてガスバリヤー性の連続した被
膜を形成してなる減圧管であるから、該減圧採血
管は、ガス透過性、特に酸素透過係数が極めて低
く、このため減圧採血管外から採血管内へのガス
透過は実質的になくなる。このため、長期間にわ
たつて減圧度が保たれ、また、この中に薬剤が収
納させている場合にはその変質もなくなる。しか
も、本発明による減圧採血管は合成樹脂製である
ので、運搬時、貯蔵時あるいは使用時に衝撃を受
けても破損の必配はない。 また、本発明による減圧採血管は放射線滅菌が
可能であるので、放射線滅菌された減圧採血管
は、変形や劣化の恐れがなく、しかも内部に薬剤
が収納されていても変質の恐れはない。 さらに、本発明は、一端が閉塞しかつ他端が開
口した合成樹脂製の管状部材と、該管状部材の開
口端を密閉しかつ穿刺可能な栓部材とからなり、
該管状部材と該栓部材とにより形成される内部空
間を減圧状態に保持してなる減圧採血管の製造方
法において、前記管状部材の内表面または外表面
の少なくとも一方の表面に、一般式を有するケ
イ素化合物と一般式を有するケイ素化合物との
混合溶液を塗布し、乾燥し、ついで酸素原子含有
分子のガスの存在下にプラズマ処理して前記管状
部材の表面にガスバリヤー性の連続した被膜を形
成させることを特徴とする減圧採血管の製造方法
であるからガス透過性、特に酸素透過係数が極め
て低い減圧採血管を容易に製造でき、さらに短時
間かつ比較的低温で減圧採血管の表面にガスバリ
ヤー性の連続被膜が形成できるので、採血管のゆ
がみ、材質中の添加剤の溶出等を起こすことなく
製造できる。 また、本発明はプラズマ法により被膜を形成さ
せているため、被膜が形成される樹脂基材の表面
を粗面化すると同時に被膜が形成されるので、剥
離しにくく、均一かつ薄い被膜が容易に形成され
るものである。 さらに、前記混合溶液の管状部材表面への塗布
を超音波の作用により行なえば、表面の微細孔か
らの脱気と被膜形成成分の該微細孔への侵入とが
促進されるので、生成する被膜は強固となり、ガ
スバリヤー性は向上する。また、前記混合溶液の
塗布前に管状部材の洗浄処理、特にアルカリ洗浄
および/または超音波洗浄を行なえば、ガスバリ
ヤー性はさらに向上する。
第1図は本発明方法により製造された減圧採血
管の一例を示す断面図、第2A〜2C図は第1図
に示す減圧採血管の部分拡大断面図、第3図は本
発明で示されるプラズマ処理装置の一例を示す概
略断面図、また第4〜5図は減圧採血管の使用状
態を示す断面図である。 1……減圧採血管、2……管状部材、2a,2
b……透明被膜、3……開口端、4……栓部材。
管の一例を示す断面図、第2A〜2C図は第1図
に示す減圧採血管の部分拡大断面図、第3図は本
発明で示されるプラズマ処理装置の一例を示す概
略断面図、また第4〜5図は減圧採血管の使用状
態を示す断面図である。 1……減圧採血管、2……管状部材、2a,2
b……透明被膜、3……開口端、4……栓部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一端が閉塞しかつ他端が開口した合成樹脂製
の管状部材と、該管状部材の開口端を密閉しかつ
穿刺可能な栓部材とからなり、該管状部材と該栓
部材とにより形成される内部空間を減圧状態に保
持してなる減圧採血管の製造方法において、前記
管状部材の内表面または外表面の少なくとも一方
の表面に、一般式 (ただし、式中、mは1〜5の整数である。)を
有するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコシキ来または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液を塗布し、乾燥し、
ついで酸素原子含有分子のガスの存在下にプラズ
マ処理して前記管状部材の表面にガスバリヤー性
の連続した被膜を形成させることを特徴とする減
圧採血管の製造方法。 2 反応が0.01〜2Torrの減圧下に行なわれてな
る特許請求の範囲第1項に記載の減圧採血管の製
造方法。 3 酸素原子含有分子のガス中の酸素含有量が20
〜100%である特許請求の範囲第1項または第2
項に記載の減圧採血管の製造方法。 4 反応温度が0〜150℃である特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれか一つに記載の減圧
採血管の製造方法。 5 一般式におけるmが1〜5の整数であり、
かつ一般式におけるnが1〜5の整数であり、
またR1およびR2が炭素原子数1〜4のアルキル
基または水酸基である特許請求の範囲第1項に記
載の減圧採血管の製造方法。 6 一般式におけるR1が炭素原子数1〜2の
アルキル基であり、かつR2が水酸基である特許
請求の範囲第5項に記載の減圧採血管の製造方
法。 7 プラズマ処理が0.1〜60分間行なわれてなる
特許請求の範囲第1項に記載の減圧採血管の製造
方法。 8 合成樹脂が透明合成樹脂である特許請求の範
囲第1項ないし第1項のいずれか一つに記載の減
圧採血管の製造方法。 9 一端が閉塞しかつ他端が開口した合成樹脂製
の管状部材と、該管状部材の開口端を密閉しかつ
穿刺可能な栓部材とからなり、該管状部材と該栓
部材とにより形成される内部空間を減圧状態に保
持してなる減圧採血管の製造方法において、前記
管状部材の内表面または外表面の少なくとも一方
の表面に、一般式 (ただし式中、mは1〜5の整数である。)を有
するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコキシ基または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液を超音波の作用によ
り塗布し、乾燥し、ついで酸素原子含有分子のガ
スの存在下にプラズマ処理して前記管状部材の表
面のガスバリヤー性の連続した被膜を形成させる
ことを特徴とする減圧採血管の製造方法。 10 反応が0.01〜2Torrの減圧下に行なわれて
なる特許請求の範囲第9項に記載の減圧採血管の
製造方法。 11 酸素原子含有分子のガス中の酸素含有率が
20〜100%である特許請求の範囲第9項または第
10項に記載の減圧採血管の製造方法。 12 反応温度が0〜150℃である特許請求の範
囲第9項ないし第11項のいずれか一つに記載の
減圧採血管の製造方法。 13 一般式におけるmが1〜5の整数であ
り、かつ一般式におけるnが1〜5の整数であ
り、またR1およびR2が炭素原子数1〜4のアル
キル基または水酸基である特許請求の範囲第9項
に記載の減圧採血管の製造方法。 14 一般式におけるR1が炭素原子数1〜2
のアルキル基であり、かつR2が水酸基である特
許請求の範囲第13項に記載の減圧採血管の製造
方法。 15 プラズマ処理が0.1〜60分間行なわれてな
る特許請求の範囲第9項に記載の減圧採血管の製
造方法。 16 合成樹脂が透明合成樹脂である特許請求の
範囲第9項ないし第15項のいずれか一つにに記
載の減圧採血管の製造方法。 17 一端が閉塞しかつ他端が開口した合成樹脂
製の管状部材と、該管状部材の開口端を密閉しか
つ穿刺可能な栓部材とからなり、該管状部材と該
栓部材とにより形成される内部空間を減圧状態に
保持してなる減圧採血管の製造方法において、前
記管状部材の表面を洗浄処理したのち、該管状部
材の内表面または外表面の少なくとも一方の表面
に、一般式 (ただし式中、mは1〜5の整数である。)を有
するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコキシ基または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液を塗布し、乾燥し、
ついで酸素原子含有分子のガスの存在下にプラズ
マ処理して前記管状部材の表面のガスバリヤー性
の連続した被膜を形成させることを特徴とする減
圧採血管の製造方法。 18 反応が0.01〜2Torrの減圧下に行なわれて
なる特許請求の範囲第17項に記載の減圧採血管
の製造方法。 19 酸素原子含有分子のガス中の酸素含有率が
20〜100%である特許請求の範囲第17項または
第18項に記載の減圧採血管の製造方法。 20 反応温度が0〜150℃である特許請求の範
囲第17項ないし第19項にのいずれか一つに記
載の減圧採血管の製造方法。 21 一般式におけるmが1〜5の整数であ
り、かつ一般式におけるnが1〜5の整数であ
り、またR1およびR2が炭素原子数1〜4のアル
キル基または水酸基である特許請求の範囲第22
項に記載の減圧採血管の製造方法。 22 一般式におけるR1が炭素原子数1〜2
のアルキル基であり、かつR2が水酸基である特
許請求の範囲第21項に記載の減圧採血管の製造
方法。 23 プラズマ処理が0.1〜60分間行なわれてな
る特許請求の範囲第17項に記載の減圧採血管の
製造方法。 24 合成樹脂が透明合成樹脂である特許請求の
範囲第17項ないし第23項のいずれか一つにに
記載の減圧採血管の製造方法。 25 洗浄処理はアルカリ水溶液中で行なわれる
特許請求の範囲第17項ないし第24項のいずれ
か一つに記載の減圧採血管の製造方法。 26 洗浄処理は超音波の作用により行なわれる
特許請求の範囲第25項に記載の減圧採血管の製
造方法。 27 一端が閉塞しかつ他端が開口した合成樹脂
製の管状部材と、該管状部材の開口端を密閉しか
つ穿刺可能な栓部材とからなり、該管状部材と該
栓部材とにより形成される内部空間を減圧状態に
保持してなる減圧採血管の製造方法において、前
記管状部材の表面を洗浄処理したのち、該管状部
材の内表面または外表面の少なくとも一方の表面
に、一般式 (ただし式中、mは1〜5の整数である。)を有
するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコキシ基または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液を超音波の作用によ
り塗布し、乾燥し、ついで酸素原子含有分子のガ
スの存在下にプラズマ処理して前記管状部材の表
面のガスバリヤー性の連続した被膜を形成させる
ことを特徴とする減圧採血管の製造方法。 28 反応が0.01〜2Torrの減圧下に行なわれて
なる特許請求の範囲第27項に記載の減圧採血管
の製造方法。 29 酸素原子含有分子のガス中の酸素含有率が
20〜100%である特許請求の範囲第27項または
第28項に記載の減圧採血管の製造方法。 30 反応温度が0〜150℃である特許請求の範
囲第27項ないし第29項のいずれか一つに記載
の減圧採血管の製造方法。 31 一般式におけるmが1〜5の整数であ
り、かつ一般式におけるnが1〜5の整数であ
り、またR1およびR2が炭素原子数1〜4のアル
キル基または水酸基である特許請求の範囲第27
項に記載の減圧採血管の製造方法。 32 一般式におけるR1が炭素原子数1〜2
のアルキル基であり、かつR2が水酸基である特
許請求の範囲第31項に記載の減圧採血管の製造
方法。 33 プラズマ処理が0.1〜60分間行なわれてな
る特許請求の範囲第27項に記載の減圧採血管の
製造方法。 34 合成樹脂が透明合成樹脂である特許請求の
範囲第27項ないし第33項のいずれか一つに記
載の減圧採血管の製造方法。 35 洗浄処理はアルカリ水溶液中で行なわれる
特許請求の範囲第21項ないし第34項のいずれ
か一つに記載の減圧採血管の製造方法。 36 洗浄処理は超音波の作用により行なわれる
特許請求の範囲第35項に記載の減圧採血管の製
造方法。 37 一端が閉塞しかつ他端が開口した合成樹脂
製の管状部材と、該管状部材の開口端を密閉しか
つ穿刺可能な栓部材とからなり、該管状部材と該
栓部材とにより形成される内部空間を減圧状態に
保持してなる減圧採血管の製造方法において、前
記開口端を減圧状態において管状部材を栓部材に
より密閉し、一般式 (ただし式中、mは1〜5の整数である。)を有
するケイ素化合物と一般式 (ただし、式中nは1〜5の整数であり、また
R1およびR2は炭素原子数1〜4のアルキルまた
はアルコキシ基または水酸基であるが、R1およ
びR2が同時に水酸基であることはない。)を有す
るケイ素化合物との混合溶液中に浸漬し、乾燥
し、ついで酸素原子含有分子のガスの存在下にプ
ラズマ処理して前記管状部材の表面のガスバリヤ
ー性の連続した被膜を形成させることを特徴とす
る減圧採血管の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59092934A JPS60236630A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 減圧採血管の製造方法 |
| DE8585105778T DE3584188D1 (de) | 1984-05-11 | 1985-05-10 | Verfahren zur herstellung eines behaelters aus syntetischem harz. |
| EP19850105778 EP0164583B1 (en) | 1984-05-11 | 1985-05-10 | Method for manufacture a container made of synthetic resin |
| US07/018,051 US4735832A (en) | 1984-05-11 | 1987-02-24 | Container made of synthetic resin and method for manufacture thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59092934A JPS60236630A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 減圧採血管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60236630A JPS60236630A (ja) | 1985-11-25 |
| JPH0245895B2 true JPH0245895B2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=14068309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59092934A Granted JPS60236630A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 減圧採血管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60236630A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4967763A (en) * | 1989-03-13 | 1990-11-06 | Becton, Dickinson And Company | Platelet stable blood collection assembly |
| US5510155A (en) * | 1994-09-06 | 1996-04-23 | Becton, Dickinson And Company | Method to reduce gas transmission |
| US9428287B2 (en) * | 2012-10-31 | 2016-08-30 | BIOMéRIEUX, INC. | Methods of fabricating test sample containers by applying barrier coatings after sealed container sterilization |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605892B2 (ja) * | 1975-07-02 | 1985-02-14 | 株式会社東芝 | 配管破裂検出装置 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP59092934A patent/JPS60236630A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60236630A (ja) | 1985-11-25 |
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