JPH0247552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247552Y2 JPH0247552Y2 JP13231786U JP13231786U JPH0247552Y2 JP H0247552 Y2 JPH0247552 Y2 JP H0247552Y2 JP 13231786 U JP13231786 U JP 13231786U JP 13231786 U JP13231786 U JP 13231786U JP H0247552 Y2 JPH0247552 Y2 JP H0247552Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- objective lens
- anode
- chamber
- cathode
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 108010083687 Ion Pumps Proteins 0.000 description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 2
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
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- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は試料室内の真空度を向上させた電子顕
微鏡に関する。
微鏡に関する。
一般に電子顕微鏡等では、試料の汚染を防止す
るためには試料室内の真空度を向上させる必要が
ある。そのため、例えば冷却トラツプを試料近傍
に配置することにより試料近傍の残留ガス中の有
機ガス分子を前記冷却トラツプに吸着せしめてい
る。
るためには試料室内の真空度を向上させる必要が
ある。そのため、例えば冷却トラツプを試料近傍
に配置することにより試料近傍の残留ガス中の有
機ガス分子を前記冷却トラツプに吸着せしめてい
る。
ところで、冷却トラツプを試料近傍に配置して
真空度を向上させるような装置では、該冷却トラ
ツプを冷媒によつて冷却した場合に、該冷却トラ
ツプが熱伸縮するため試料ホルダー等を介して試
料がドリフトする。このドリフトは、冷媒の補給
直後は特に激しく数時間で冷媒を補給しなければ
ならない現状では、長時間にわたる写真撮影をす
ることは困難で鮮明な試料像を得ることができな
かつた。
真空度を向上させるような装置では、該冷却トラ
ツプを冷媒によつて冷却した場合に、該冷却トラ
ツプが熱伸縮するため試料ホルダー等を介して試
料がドリフトする。このドリフトは、冷媒の補給
直後は特に激しく数時間で冷媒を補給しなければ
ならない現状では、長時間にわたる写真撮影をす
ることは困難で鮮明な試料像を得ることができな
かつた。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、冷却
トラツプを使用することなく試料近傍の真空度を
向上させて鮮明な試料像を得ることができる電子
顕微鏡を提供することを目的としている。
トラツプを使用することなく試料近傍の真空度を
向上させて鮮明な試料像を得ることができる電子
顕微鏡を提供することを目的としている。
本考案は以上の目的を達成するため、対物レン
ズ、該対物レンズの上下磁極片間に配置される試
料とを備える電子顕微鏡において、前記対物レン
ズの上ヨークと下ヨーク間であつて、互いに略平
行な磁力線が存在する領域に、該磁力線と略垂直
に配置された板状陰極と、該板状陰極の間に対向
して配置された筒状陽極と、該陰極と陽極間に電
圧を印加する電源とを備えたことを特徴としてい
る。
ズ、該対物レンズの上下磁極片間に配置される試
料とを備える電子顕微鏡において、前記対物レン
ズの上ヨークと下ヨーク間であつて、互いに略平
行な磁力線が存在する領域に、該磁力線と略垂直
に配置された板状陰極と、該板状陰極の間に対向
して配置された筒状陽極と、該陰極と陽極間に電
圧を印加する電源とを備えたことを特徴としてい
る。
以下図面を用いて本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案の一実施例の要部を示す構成図
で第2図は全体図である。第1図又は第2図にお
いて、1は試料室で、2は対物レンズである。該
対物レンズ2は上ヨーク2a、下ヨーク2b、上
磁極片3a、下磁極片3b、コイル4等で構成さ
れている。5a,5bは前記対物レンズの上ヨー
ク2aと下ヨーク2b間であつて、対物レンズの
中心軸(光軸)Zと直交する平面内に配置された
一対の平行板状の陰極で、該陰極5a,5bは例
えばチタン(Ti)で形成され対向して配置され
ている。6は該陰極5aと5b間に配置され例え
ばステンレススチール(SUS)で形成された複
数の円筒状の陽極で、該陰極と陽極間には電源7
より高電圧が印加される。8は電子線EBが照射
される試料である。
で第2図は全体図である。第1図又は第2図にお
いて、1は試料室で、2は対物レンズである。該
対物レンズ2は上ヨーク2a、下ヨーク2b、上
磁極片3a、下磁極片3b、コイル4等で構成さ
れている。5a,5bは前記対物レンズの上ヨー
ク2aと下ヨーク2b間であつて、対物レンズの
中心軸(光軸)Zと直交する平面内に配置された
一対の平行板状の陰極で、該陰極5a,5bは例
えばチタン(Ti)で形成され対向して配置され
ている。6は該陰極5aと5b間に配置され例え
ばステンレススチール(SUS)で形成された複
数の円筒状の陽極で、該陰極と陽極間には電源7
より高電圧が印加される。8は電子線EBが照射
される試料である。
このように構成された装置では、コイル4を励
磁すると、上磁極片3a、下磁極片3bに比較的
近い領域に、光軸Zと略平行な磁力線Bが発生す
る。この状態で、陽極6と陰極5a,5b間に電
源7より高電圧を印加すると、陽極6と陰極5
a,5bがイオンポンプとして作動し、イオンポ
ンプと同様な原理によつて試料室1内が排気され
るため、試料室の真空度を向上させることができ
る。
磁すると、上磁極片3a、下磁極片3bに比較的
近い領域に、光軸Zと略平行な磁力線Bが発生す
る。この状態で、陽極6と陰極5a,5b間に電
源7より高電圧を印加すると、陽極6と陰極5
a,5bがイオンポンプとして作動し、イオンポ
ンプと同様な原理によつて試料室1内が排気され
るため、試料室の真空度を向上させることができ
る。
第3図は本考案をサイドエントリーゴニオメー
タを装着した電子顕微鏡に適用した場合の実施例
を示す図で、第1図に示す実施例装置と同一構成
要素には同一番号を付してその説明を省略する。
第3図において、9は図示しない油回転ポンプ等
により粗引きされた試料導入路で、該試料導入路
9にはバルブ10,11によつて仕切り得るチヤ
ンバー12が形成されている。13は試料導入
棒、14は試料導入棒13に保持された試料であ
る。又、チヤンバー12内には第4図に示すよう
に陰極5a,5bと陽極6が配置され、図示しな
い電源によつて高電圧が印加されるようになつて
いる。
タを装着した電子顕微鏡に適用した場合の実施例
を示す図で、第1図に示す実施例装置と同一構成
要素には同一番号を付してその説明を省略する。
第3図において、9は図示しない油回転ポンプ等
により粗引きされた試料導入路で、該試料導入路
9にはバルブ10,11によつて仕切り得るチヤ
ンバー12が形成されている。13は試料導入
棒、14は試料導入棒13に保持された試料であ
る。又、チヤンバー12内には第4図に示すよう
に陰極5a,5bと陽極6が配置され、図示しな
い電源によつて高電圧が印加されるようになつて
いる。
このように構成された装置では、先ず、バルブ
10を開状態にして試料14がチヤンバー12内
に位置するまで試料導入棒13を移動させる。こ
の状態で、陽極6と陰極5a,5b間に高電圧を
印加すると、前記したように陽極6と陰極5a,
5bがイオンポンプとして作動するため試料14
を収容した状態でチヤンバー12内が排気され
る。ここで、チヤンバー12内が試料室1内と略
同一真空度になつたら、更にバルブ11を開状態
にし、該試料14が電子線照射点に位置するまで
試料導入棒13を移動させる。
10を開状態にして試料14がチヤンバー12内
に位置するまで試料導入棒13を移動させる。こ
の状態で、陽極6と陰極5a,5b間に高電圧を
印加すると、前記したように陽極6と陰極5a,
5bがイオンポンプとして作動するため試料14
を収容した状態でチヤンバー12内が排気され
る。ここで、チヤンバー12内が試料室1内と略
同一真空度になつたら、更にバルブ11を開状態
にし、該試料14が電子線照射点に位置するまで
試料導入棒13を移動させる。
従つて、このように構成された装置では、試料
導入の際に起る試料室1内の真空度の低下を防止
し、試料周辺を高真空に維持した状態で試料を観
察することができる。又、従来装置のように冷却
トラツプを使用していないため、冷却トラツプの
熱伸縮による試料のドリフトも無く、長時間にわ
たる写真撮影が可能となる。
導入の際に起る試料室1内の真空度の低下を防止
し、試料周辺を高真空に維持した状態で試料を観
察することができる。又、従来装置のように冷却
トラツプを使用していないため、冷却トラツプの
熱伸縮による試料のドリフトも無く、長時間にわ
たる写真撮影が可能となる。
尚、上述した実施例では、陽極を円筒状陽極に
よつて形成したがその断面を矩形状に形成しても
良い。
よつて形成したがその断面を矩形状に形成しても
良い。
又、上述した実施例では、陰極は一対の平行板
状の陰極5a,5bで形成したが、例えば陰極5
aのみを配置しても良い。
状の陰極5a,5bで形成したが、例えば陰極5
aのみを配置しても良い。
以上詳述したように本考案によれば、冷却トラ
ツプを使用することなく試料近傍の真空度を向上
させるようにしたため、試料にドリフトが生ぜ
ず、従つて、鮮明な試料像を得ることができる電
子顕微鏡が提供される。
ツプを使用することなく試料近傍の真空度を向上
させるようにしたため、試料にドリフトが生ぜ
ず、従つて、鮮明な試料像を得ることができる電
子顕微鏡が提供される。
第1図は本考案の一実施例の要部の構成図、第
2図はこの一実施例の全体を示す図、第3図は他
の一実施例の構成図、第4図はチヤンバーの内部
を示す図である。 1……試料室、2……対物レンズ、2a……上
ヨーク2a、2b……下ヨーク2、3a……上磁
極片、3b……下磁極片、4……コイル、5a,
5b……陰極、6……陽極、7……電源、8……
試料、9……試料導入路、10,11……バル
ブ、12……チヤンバー、13……試料導入棒、
14……試料。
2図はこの一実施例の全体を示す図、第3図は他
の一実施例の構成図、第4図はチヤンバーの内部
を示す図である。 1……試料室、2……対物レンズ、2a……上
ヨーク2a、2b……下ヨーク2、3a……上磁
極片、3b……下磁極片、4……コイル、5a,
5b……陰極、6……陽極、7……電源、8……
試料、9……試料導入路、10,11……バル
ブ、12……チヤンバー、13……試料導入棒、
14……試料。
Claims (1)
- 対物レンズ、該対物レンズの上下磁極片間に配
置される試料とを備える電子顕微鏡において、前
記対物レンズの上ヨークと下ヨーク間であつて、
互いに略平行な磁力線が存在する領域に、該磁力
線と略垂直に配置された板状陰極と、該板状陰極
の間に対向して配置された筒状陽極と、該陰極と
陽極間に電圧を印加する電源とを備えたことを特
徴とする電子顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13231786U JPH0247552Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13231786U JPH0247552Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338249U JPS6338249U (ja) | 1988-03-11 |
| JPH0247552Y2 true JPH0247552Y2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=31031586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13231786U Expired JPH0247552Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247552Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP13231786U patent/JPH0247552Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338249U (ja) | 1988-03-11 |
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