JPH0250072A - 木材の乾燥方法およびそれを用いて乾燥された木材 - Google Patents

木材の乾燥方法およびそれを用いて乾燥された木材

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JPH0250072A
JPH0250072A JP20087888A JP20087888A JPH0250072A JP H0250072 A JPH0250072 A JP H0250072A JP 20087888 A JP20087888 A JP 20087888A JP 20087888 A JP20087888 A JP 20087888A JP H0250072 A JPH0250072 A JP H0250072A
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JP
Japan
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wood
lumber
drying
contraction
restraining
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JP20087888A
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Hiroshi Motogami
元上 広
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ASAHI MOKUZAI KOGYO KK
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ASAHI MOKUZAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は木材の乾燥技術、特に、角材の割れを生じるこ
となく乾燥するのに適用して効果のある技術に関するも
のである。
〔従来の技術〕
たとえば建築用の角材の如き木材を乾燥する場合、その
断面には年輪が略同心円状に存在し、製材の直後には多
くの水分を保をしているが、乾燥が進むにつれて、水分
が除去され、それに伴って木材の収縮が生じる。
そして、この収縮の際に、木材は年輪に対して平行方向
と直角方向とでは収縮の度合(収縮¥−)が著しく異な
っている。すなわち、年輪と平行方向への収縮率は直角
方向へのそれの2倍の収縮率であるため、木材の乾燥が
進むにつれて、部分によって寸法の変化に大きなアンバ
ランスが生じ、特にその木口面に割れが発生したり、あ
るいは木材に狂いが発生したりしてしまう。また、年輪
の外側と内側とでは、外側の方が円周長さが長いために
寸法変化量が多く、外側から内側に向かって亀裂が生じ
ることがある。
このような割れや狂いは板材に比べて、柱や梁などの大
きな断面積の木材において生じ易い傾向がある。そして
、その木材が目に見える部分の造作用材であれば、化粧
的な効果が失われるため、割れや狂いの生じた木材は商
品価値が著しく低下してしまう。
しかも、近年の冷暖房等の空調設備の充実により、住環
境が著しく変容して来ており、特に、建築材のうち天然
材料である木材は急激な環境変化に適応するのが困難で
あるので、柱や梁等の建築用材としての木材を割れや狂
いなく乾燥することのできる技術が強く求められて来て
いる。
そこで、従来から、木材の割れや狂いを防止するために
様々な対策が考えられているが、いずれも十分満足すべ
き解決策を得るところまでには至っていない。
従来の木材の割れ防止技術の1つの例としては、木材の
髄まで鋸目を入れるいわゆる背割り処理を施すことによ
り、乾燥に伴って発生する応力をこの背割り部分で解放
する方法がある。
また、他の木材の割れ防止技術としては、木材の表面に
ポリエチレングリコールを塗布して乾燥する方法が考え
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来技術のうち、背割り処理による割れ
防止技術の場合、鋸目が背割り面に残るので、木材の用
途としてたとえば柱に用いるとすると、背割り面を壁に
隠れる側に配置したり、床の間の人目に見えない背面側
に配置しなければならない等、その背割り処理材の用途
が限定されてしまう。しかも、背割り処理だけでは木材
の割れを完全に阻止することはできず、たとえば住宅の
完成、入居後に化粧柱材が割れでしまう等の不具合も起
こり得る。
一方、前記従来技術のうち、ポリエチレングリコールを
木材の表面に塗布して乾燥する方法の場合、■ポリエチ
レングリコールの価格が高い、■乾燥された製品が吸湿
し易い、■乾燥された木材が変色して、木の風合いがな
くなる、等の不具合があることが本発明者によって見い
出された。
本発明の1つの目的は、乾燥による木材の割れを確実に
防止することのできる木材の乾燥方法およびそれを用い
て乾燥された木材を提供することにある。
本発明の他の目的は、特殊な装置を用いることなく、簡
単に実施できる木材の乾燥方法およびそれを用いて乾燥
された木材を提供することにある。
本発明の他の目的は、安価に実施できる木材の乾燥方法
およびそれを用いて乾燥された木材を提供することにあ
る。
本発明のさらに他の目的は、変色などの不具合を生じる
ことなく乾燥を行うことのできる木材の乾燥方法および
それを用いて乾燥された木材を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による木材の乾燥方法は、少なくとも木口部を含
む木材の外周を水分透過性の収縮拘束手段で拘束しなが
ら乾燥させるものである。
収縮拘束手段としては、水分透通性の板状体を使用でき
、この板状体は木材の外周に接着される。
また、収縮拘束手段は、木材の外周の全体または少なく
とも木口部の外周の一部分を含む木材の外周に部分的に
配置することができる。
さらに、本発明においては、木材を背割りされた多角形
の木材とし、この多角形の木材の外周面のうち、背割り
された面以外の外周面の少なくとも木口部の外周面に収
縮拘束手段を接着することができる。
また、本発明の木材は前記した乾燥方法により得られる
ものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、木材は、割れや狂いの引き金と
なるその外周を拘束された状態で乾燥されるので、乾燥
中の木材の外周面は自由に収縮できなくなり、乾燥に起
因する割れや狂いは防止できる。
すなわち、本発明者が鋭意研究したところ、木材には次
のような性質があり、その性質の究明により、それを利
用して本発明が完成されるに至ったのである。■木材の
乾燥中に収縮を拘束すれば、その被拘束部分は通常の無
拘束の場合より収縮率が小さくなる、■木材は乾燥過程
では液体的な性質があり、小さな力で寸法変化を抑制で
き、また−旦乾燥すると個体としての剛性を示し、外力
に対して安定した材料となり、その後は割れ、狂いは生
じない。
〔実施例1〕 第1図は本発明による乾燥方法の一実施例を適用した木
材の一例を示す斜視図である。
本発明においては、被乾燥物である木材は、丸太を四角
形、六角形、または六角形などの多角形あるいは他の形
状に製材したものを用いることができるが、本実施例で
は、四角形に製材した木材1が使用されている。
この木材1の木口面1aを除く外周面の全体(木口部の
外周面を含む)には、該木材1の繊維の方向に対して直
角方向に水分透過性の板状体2が接着剤で接着されてい
る。
板状体2は、木材1の乾燥時に、内部側よりも収縮量の
大きい該木材1の外周面部の収縮を拘束して抑制する収
縮拘束手段として機能するためのものである。この板状
体2の材料としては、木材製の単板または薄板を使用す
ることもできるが、木材1の収縮を拘束できる引っ張り
強度を有する水分透過性の合成樹脂を低コストで用いる
ことができる。
本実施例においては、上記のように木材1の木口面1a
を除く外周面の全体(木口部の外周面を含む)に水分透
過性の板状体2を接着した状態で、木材1を天然乾燥す
るか、または図示しない乾燥設備によりたとえば高周波
減圧乾燥法で人工乾燥する。
それにより、乾燥中の木材1はその外周側の収縮が拘束
されるので、収縮率が通常の無拘束の場合よりも小さく
なる。
したがって、本実施例では、木材1のうち、収縮率が本
来的に小さい内部の髄付近の収縮率と、収縮率が本来的
に大きい外周部の収縮率とが、外周面を無拘束の状態で
乾燥を行う場合よりも互いに近くなり、木材1の内部側
と外周側との収縮による寸法変化量の差が小さくなる。
その結果、本実施例によれば、乾燥される木材1の割れ
や狂いを未然に防止することができる。
木材1が乾燥により目的の含水率まで達した後、前記板
状体2を木材1から取り除くことにより、前記の如く割
れや狂いのない木材1が得られる。
ところで、第4図は本発明者が実験した高周波減圧乾燥
法によるケヤキ心持ち角材(12cm角)の乾燥過程を
示す図であり、第5図は本発明における乾燥に伴う木材
の各部の収縮率を示している。
木材は本来年輪と直角方向く角材の中央部)よりも平行
方向(外周部)の方が収縮率が小さい性質があるが、第
5図の実験結果から、本発明では、外周の乾燥に伴う収
縮が拘束されたことによって、この性質が逆転している
ことが解る。すなわち、これによって外周から髄に向か
う木材の割れが防止できたことが理解されるのである。
〔実施例2〕 第2図は本発明の他の実施例による乾燥方法を示す木材
の斜視図である。
本実施例においては、収縮拘束手段としての板状体2は
、木材1の外周面の全体ではなくて、木材1の長さ方向
(繊維の方向)に対して直角方向に所定の間隔をおいて
部分的に接着されている。
この実施例の場合には、板状体2を接着していない部分
は他の部分よりも乾燥は早くなるが、木材1の木口部の
外周部には必ず板状体2を接着するようにすれば、割れ
が最も発生し易い木口面1aからの割れの発生を防止で
きるので、全体として割れのない木材1を得ることがで
きる。
しかも、本実施例においては、板状体2およびその接着
剤の材料費を節約することができる。
〔実施例3〕 第3図は本発明のさらに他の実施例による乾燥方法を示
す木材の斜視図である。
本実施例では、木材1の外周面のうちの一面がいわゆる
背割り面として形成され、その長さ方向(繊維の方向)
に沿って背割り用の鋸目3が木材1の内部の髄まで切り
込まれている。
また、板状体2は、実施例2の場合と同様に、しかしよ
り小さい間隔で、木材1の長さ方向に対し直角方向に部
°公的に接着されている。ただし、木材1の背割り面に
は板状体2は接着されていない。
したがって、本実施例においては、板状体2の収縮拘束
作用による割れ防止効果と、背割りによる応力解放作用
による割れ防止効果とが相乗的に発揮されるので、より
確実な木材1の割れ防止および狂い防止を実現すること
ができる。
なお、本発明は前記実施例1,2.3に限定されるもの
ではなく、他の様々な変形が可能である。
たとえば、前記実施例1,2.3では、木材1として心
持ち材を用いた例を説明したが、木材1はこれに限定さ
れず、たとえば紫檀、黒檀などのような、割れ易くて乾
燥の非常に難しい最高級の銘木類の乾燥などにも本発明
を広く適用することができる。
また、木材1の乾燥方法として人工乾燥を行う場合、高
周波減圧乾燥法以外の適当な方法を選択的に用いること
ができる。
さらに、収縮拘束手段としての板状体2の材質や形状な
ども任意に選択でき、たとえば自己接着可能な接着剤付
き帯状体などを用いることもできる。
また、本発明は角材以外の木材にも適用できる。
〔発明の効果〕
(1)1本発明の木材の乾燥方法によれば、木材を天然
乾燥または人工乾燥によって乾燥させる方法であって、
少なくとも木口部を含む木材の外周を水分透過性の収縮
拘束手段で拘束しながら乾燥させることにより、木材の
外周側と内部側との収縮による寸法変化量の差を少なく
し、乾燥に伴う木材の割れや狂いを確実に未然防止でき
る。
(2)1本発明の木材の乾燥方法は、特殊な装置を用い
る必要がなく、簡単に実施できる。
(3)1本発明の木材の乾燥方法は、安価に実施できる
(4)1本発明の木材の乾燥方法によれば、木材の変色
などの不具合を生じることなく乾燥することができる。
(5)、収縮拘束手段を、少なくとも木口部の外周の一
部分を含む木材の外周に部分的に配置することにより、
収縮拘束手段などの材料費や手間を節減することができ
る。
(6)、木材が背割りされた多角形の木材であり、この
多角形の木材の外周面のうち、背割りされた面以外の外
周面の少なくとも木口部の外周面に、収縮拘束手段を接
着することにより、収縮拘束手段の収縮拘束代用による
木材の割れ防止効果と、背割りの応力解放作用による木
材の割れ防止効果とが相乗的に発揮されるので、木材の
割れ防止ならびに狂い防止をより確実に実現することが
できる。
(7)、収縮拘束手段として水分透過性の合成樹脂を使
用することにより、コストの低減化を図ることができる
(8)8本発明の乾燥方法を用いて乾燥された木材は、
割れや狂い、さらには変色などの発生を防止することが
でき、高い商品価値が得られる。
(9)、前記(8)により、本発明の木材は、その外周
が外から見える場所などにも使用でき、木材の用途の拡
大や利用価値の向上が可能となり、天然材料である木材
の持つ風合いなどの独自の利点を有効に活用できる。
αO1前記(8)により、本発明の木材は、近年の冷暖
房等の空調設備を備えた建造物の柱や梁等としても十分
かつ容易に適応することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による乾燥方法の一実施例を適用した木
材の一例を示す斜視図、第2図は本発明の他の実施例に
よる乾燥方法を示す木材の斜視図、第3図は本発明のさ
らに他の実施例による乾燥方法を示す木材の斜視図、第
4図は本発明者が実験した高周波減圧乾燥法によるケヤ
キ心持ち角材の乾燥過程を示す図、第5図は本発明にお
ける乾燥に伴う木材の各部の収縮率を示す図である。 1・・・・木材、 1a・・・木口面、 2・・・・板状体(収縮拘束手段)、 3・・・・背割り用の鋸目。 特許出願人  旭木材工業株式会社 代理人 弁理士  筒 井 大 相 同   弁理士   松  倉  秀  実間   弁
理士   中  野  敏  夫(%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、木材を天然乾燥または人工乾燥によって乾燥させる
    方法であって、少なくとも木口部を含む木材の外周を水
    分透過性の収縮拘束手段で拘束しながら乾燥させること
    を特徴とする木材の乾燥方法。 2、前記収縮拘束手段として、水分透過性の板状体を使
    用し、この板状体を木材の外周に接着することを特徴と
    する請求項1記載の木材の乾燥方法。 3、前記収縮拘束手段を木材の外周の全体に配置するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の木材の乾燥方法
    。 4、前記収縮拘束手段を、少なくとも木口部の外周の一
    部分を含む木材の外周に部分的に配置することを特徴と
    する請求項1または2記載の木材の乾燥方法。 5、前記木材が背割りされた多角形の木材であり、この
    多角形の木材の外周面のうち、前記背割りされた面以外
    の外周面の少なくとも木口部の外周面に、前記収縮拘束
    手段を接着することを特徴とする請求項4記載の木材の
    乾燥方法。 6、請求項1、2、3、4または5記載の乾燥方法によ
    り乾燥された木材。
JP20087888A 1988-08-11 1988-08-11 木材の乾燥方法およびそれを用いて乾燥された木材 Pending JPH0250072A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377425A (en) * 1991-05-24 1995-01-03 Nikku Industry Co., Ltd. Vacuum drying apparatus
JP6157692B1 (ja) * 2016-06-22 2017-07-05 株式会社いちい 木材製造方法
JP2017226141A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 株式会社いちい 板材の乾燥方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62299689A (ja) * 1986-06-18 1987-12-26 ヤマハ株式会社 単板類のホツトプレス乾燥方法

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