JPH02500960A - 微粒子固体物質を浸出する方法 - Google Patents
微粒子固体物質を浸出する方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
微粒子固体物質を浸出する方法
〔技術分野〕
本発明は、−mに抽出方法に関し、特に、典型的に浸出方法と言われる液体/固
体抽出方法に関する。更に特に、本発明は抽出性部分と非抽出性部分とから成る
広範囲の種々の微粒子固体物質の浸出に適用できる新規な高能率浸出方法に関す
る。
浸出としても知られている液体/固体浸出方法には、一般に微粒子形状で使用さ
れる固体から「抽出剤」と言われる液体溶剤への溶質の移動が含まれる。この方
法に於て、固体は、溶質を溶解し、それによって溶質を固体から抽出する溶剤を
吸収する。この方法は特に食品産業で非常に広範囲で使用されており、食品産業
では、この方法は、溶剤としてヘキサンを使用する綿実からの綿実油の浸出、溶
剤としてメチレンクロライドを使用するコーヒー豆からのカフェインの浸出、溶
剤として水を使用するテンサイからの蔗糖の浸出、及び溶剤として塩酸を使用す
る骨からの無機物の浸出のような種々の仕事で使用されている0例えば骨からの
無機物の浸出のようなある種の浸出方法に於て、溶剤はまた化学反応剤として機
能する0例えば、塩酸は骨の中に存在する無機物と反応してそれらを可溶性塩に
変え、従って、この例に於て浸出方法といっても本当のところは抽出/反応方法
である。
浸出は非常に古い方法であり、非常に多くの異なった装置が、その広範囲な多様
な応用に関して方法の種々の要求に適合するように多年にわたって開発されてき
た。バッチ式、半バッチ式又は連続式で運転され、単段及び多段接触技術の両方
が使用される浸出方法が提案されている。浸出装置は広範囲の種々の方法のため
に商業的に入手でき、それには、溶剤が固体の移動しない床を通して浸透される
固定床方法、固体が僅かに攪拌されるか攪拌されない溶剤を通して運ばれる移動
床方法、及び固体が機械的攪拌によって溶剤中に分散される分散固体方法が含ま
れる。
実用化された浸出方法の過程で発生される多くの重大な問題点の中で、浸出され
る固体物質がしばしば特性において全く不均一であり、そのために最適方法で処
理することが非常に困難である事実に付随するものがある。この問題点は、骨の
脱灰のために一般に使用されている方法で遭遇する困難性により特によ(示され
る。
牛骨は、成る等級の食品ゼラチンと同様に、写真ゼラチンの製造のための重要な
原材料の一つである。その代表的な製法において、骨を粉砕し、大きさによって
分級し、脂肪、油、血液及び骨髄を熱水洗浄により取り除き、次いで溶剤/反応
剤として希釈酸溶液、普通は塩酸、を使用する液体/固体、抽出/反応方法で脱
灰する。脱灰方法に於ける骨粒子からの無機物の除去により、最初の骨粒子の大
きさ及び形状と同様のオセインとして知られている物質の粒子が生成し、これは
典型的には石灰処理工程を含む種々の公知の工程の手段で処理してゼラチンを製
造する。脱灰を行うため、大きな桶に、顆粒状の骨が2メートル又はそれ以上の
深さにまで充填され、次いで、同桶に酸溶液が骨を完全に浸漬するまで入れられ
る。
反応は骨粒子の固定床にわたって最初の酸装入物が消費されるまで進行する。そ
の間に、新しい酸が床の頂部に添加され、溶解した酸塩を含む液体が床の底から
取り出され、床の頂部から二酸化炭素が発生する。所定の浸漬時間、骨粒子の大
きさに依存し普通3日〜6日の後、酸液体を排出する。その時オセインの粒子か
らなる床を、残留する液体を除くために水洗し、水性スラリーとして取り出す。
ゼラチン製造法に於ける出発物質として機能する顆粒状牛骨を構成する粒子はそ
の大きさが、代表例を挙げれば直径が約2〜約30mmの範囲で変化し、その密
度は硬くて無孔性で高密度な粒子から、軟らかく、多孔性で、低密度な粒子まで
の広い範囲で変化する。これらの不均一な粒子を各々のための最適なものに正確
に近接させる方法で処理する問題は、明らかに著しく困難なことである。この脱
灰は本質的に拡散制御方法であり(P、J、Makarewicz、 L、Ha
rasta and S、L、Webb+“Kinetics of Ac1d
Diffusion and Desineralization ofBo
ne”、 The Journal of Photographic 5ci
ence、 Vol−28+ 177(1980)参照)、骨粒子の粒径の大き
さに比例して、完全な脱灰を行なうための酸溶液への必要露出時間が粒径の小さ
い粒子のそれより長くなる。同様に、硬い無孔性の粒子は軟らかい多孔性の粒子
よりも長い時間を必要とする。与えられた粒子に関して、酸溶液との接触時間は
、短過ぎるようにも一説灰が完結しない結果となる−又は長過ぎるようにも−オ
セインが劣化しその結果それから回収されたゼラチンが低品質の結果となる−で
きる。それで、若し、大きく、硬り、′無孔性の粒子のための最適時間を与える
ように方法を調節すると、その時間は、小さく、軟らかく、多孔性の粒子にとっ
ては長過ぎることになり、逆も同様である。
骨の個々の粒子が完全に酸処理、即ち脱灰される実際の時間は、その大きさ、そ
の密度、及びその床中の場所に依存する。骨粒子は処理の前に一般に分級される
けれども、骨バッチ内で粒子直径にまだ著しい相違がある。新鮮な酸が最初に供
給される床の頂部の骨は完全に酸処理されるが、その新鮮な酸が床の底に到達す
ることができるのは大半の骨の部分を酸が浸透し完全に酸処理した後のことであ
る。密度の大きい骨はより多くの無機物を含有し、粒子内の酸拡散に対しより大
きい抵抗を与える。それで、密度の大きい骨は、軽い骨よりもゆっくり酸処理さ
れると考えられる。更に、大きな固定床で酸が優先的に移動する通路ができる可
能性があり、その場合には酸の流れが微粒子、又は油、又は部分的に分解した肘
によって制限される箇所が生じ得る。これらの箇所は、特に若し床の底に近けれ
ば、隣接するよく湿潤した区域よりも脱灰により長い時間がかかるであろう。酸
に対する最小の露出又は露出不足の結果、オセイン粒子中に灰残渣が出現したそ
して、オセインが新鮮な酸に露出されると酸加水分解が過剰に起り、著しく劣化
せしめられるに至る。脱灰された粒子は、その理由はともかく、高温度に長いこ
とさらされると、より完全に加水分解された状態をとることになる。このオセイ
ンはより可溶性であり、望ましくない低分子量ゼラチンにまで損失又は劣化を受
ける。
固定床は、それがぎっしり詰まっていることと酸液浸透速度が遅いために、自己
清浄又は水洗作用(f lushing)が得られない、それで鍵、油及び脂肪
酸は、オセインと共に残留する傾向があり、次の洗浄及び分離又はふるい分は工
程により除かなくてはならない。このいづれの追加工程もオセイン及び/又は抽
出されたゼラチンの損失を招来する。更に、これらの不純物は、完全に除去され
ずに残留しているとすると最終ゼラチンの品質を低下させる可能性がある。
以上から分るように、骨の酸処理のために現在使用されている固定床法により生
成されるオセインは脱灰の程度及び加水分解の程度に関して均一ではない。更に
、大きな床の酸処理の完了に必要な酸処理時間はその中のほとんどの粒子にとっ
て長過ぎる。不均一な酸処理工程の結果製造されたゼラチンの収量が減少し、か
つ分子量及び品質に変動が出る。
上記詳細に記載した牛骨粒子の不均一性に由来する問題点は、出発物質が均一で
ない多数の他のどの浸出方法に於ても生じる同様な問題点の代表的なものである
。今日まで、これらの問題点をある程度まで回避しようとする試みが英国特許第
1.251.616号、米国特許第3.142.667号、同第3.445.4
48号、及び同第3.539.549号を含む多数の特許で提案されているが、
これらの問題点に対する完全に満足できる解決は、見出されていない。
本発明の一般的な目的は、広範囲の種々の固体物質に適用でき、上記の問題点を
ほぼ完全に克服する、新規な高効率の浸出方法を提供することにある。本発明の
目的をもっと特定するとゼラチン製造操作の収量を高めること及び品質を改良す
ることを容易にすることが可能な新規な骨の脱灰方法を提供することである。
本発明は、抽出性部分と非抽出性部分とから成る微粒子固体物質を浸出するため
に有用である新規な抽出方法に関する。
この方法には、微粒子固体物質と液体溶剤とを抽出域に導入する工程、微粒子固
体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離を起こさせるため
に十分な程度に液体溶剤を攪拌する工程、それから抽出性物質を浸出するために
十分な時間液体溶剤と微粒子固体物質との間を接触維持する工程、及び抽出工程
から粒子を選択的に取り出す工程が含まれる。好ましい態様に於て、この浸出方
法は多段方法として構成され、各段から選択的に取り出された粒子を一連の次に
続く段へ導入する、一連の段を使用している。
本発明の方法を上手く運転する要点は、粒子がその沈降性に関連して分離できる
条件下で液体溶剤中で懸濁状態に粒子を維持することである。これは攪拌程度を
適当に制御することによって容易に達成される。このような分離作用は、それに
引続いて選択的に粒子を取り出すことを容易とするものである。この原理を総括
的にとらえて液体/固体抽出の分野に応用することは新規であり、他の手段によ
っては如何なるものでも容易に達成できなかったこの技術に於ける重要な利点と
なる0例えば、先行技術に於ては必要であった固体粒子を段から段へ輸送する機
械的装置、を省くことができ、その結果、機械的に複雑となったり費用及び時間
を必要とする保守作業が不要となる。更に、固体粒子は液体溶剤中に?Asして
いるので、固体粒子は抽出段の全ての箇所で実質的に同じ組成の溶液により均一
状態で作用を受ける。
結晶を液体の上向き流により懸濁状態に維持する分級結晶化装置が長年知られて
いる(例えば、5vanoe、 Ind、Eng、Chem、。
32、636.1940参照)が、このような結晶化装置の操作には微粒子固体
物質の浸出は含まれない。
固体物質の抽出性部分と非抽出性部分とが密度を異にするとき、抽出工程は粒子
の浮力の変化を生じさせることは典型的な事実である。この場合、抽出性部分が
非抽出性部分よりも密度が大きいとき、粒子は抽出度が増加するに連れて一層浮
揚性になり、他方、抽出性部分が非抽出性部分よりも密度が小さいとき、粒子は
浮揚性が小さくなる。どちらの場合でも、浮力の変化は、粒子の分離及び所望の
選択的分離性能に寄与する。
特に効果がある本発明の特に好ましい態様に於ては、この浸出方法は、骨からゼ
ラチンを製造する公知の方法の第一の主要工程に於て骨粗子をオセインに変える
、骨粗子からの無機物の浸出に適用される。
第1図は、分離器で区切られた一連の攪拌機付き反応/抽出容器中で行なわれる
懸濁粒子酸性化方法の概略図である。
第2図は、縮型反応/抽出塔で行なわれる向流懸濁粒子酸性化方法の概略図であ
る。
第3図は、第2図の方法で有用な、供給物が中間の段に入れられる5段縦型反応
/抽出塔の概略図である。
第4図は、第2図の方法で有用である5段縦型反応/抽出塔の別の設計例の概略
図である。
第5図は、第4図のA−A線に沿う断面図である。
前記のように、本発明は、あらゆる非常に広範囲の種々の固体粒子の浸出に適用
できる新規な浸出方法であり、固体粒子物質の特性が不均一で、例えばその粒子
のサイズ、形状及び密度が広範囲に変化する場合に特別の利益を与える。以下、
記述を容易にするために本発明を特に骨の脱灰を参照して記述するが、これは本
発明が有利に適用できる多(の工業的方法の一つに過ぎないことが理解されるべ
きである。
固体粒子が液体媒体中で沈降する性質と、このような沈降に於ける媒体の攪拌効
果は、本発明に関連する粒子の挙動の子サイズ、アスペクト比又は形状、及び密
度の関数である。
顆粒状骨の粒子は、その最終沈降速度が典型的には古典的な鈴型分布曲線を呈し
、本発明の成功はこの特性によるものである。
本発明の方法は、それが適用される粒子系の特定の要求によるものであるが、広
範囲の種々の異なった仕方で行なうことができる0例えば、この方法は所望であ
ればバッチ、半連続又は連続基準で運転できる。ある例に於て、この方法は単段
でのみ運転できるが、普通商業的運転が必要となれば多段方法を使用することに
なろう。多段方法に於て、流れは並行流又は対向流でできるが、殆どの状況下で
対向流が好ましい。
使用される装置は、抽出段として機能する一連の個々の攪拌容器、又は、各区画
が抽出段として役立つ一連の区画を与える縦型塔から成る。対向流抽出方法の設
計の詳細については、例えば、Plachco et al、 ”Counte
r−Current 5olid LiquidExtraction in
a Ca5cade of Batch Extractors″+ The
Cana−dian Jo、urnal of Che+*1cal Engi
neering+ Vol、50+ 611−615+0ctober+ 19
72 ; Agarwal et al、 ”Multistage−Leac
hingSimulation″、 Chemical Engineerin
g+ 135 14(L May 24゜1976 :及びSchwartzb
erg、 E、G、、”Continuous Countercurrent
Extraction in the Food Industry″、 CE
P 76 Na4. pages67−85.1980を参照。
本発明の方法に於て、各抽出域で攪拌が行なわれ、使用さる攪拌の程度は、好ま
しくは、粒子の全部、又は実質的に全部を懸濁するに十分なものである。これは
この方法の非常に重要な点である。若し攪拌か弱すぎると、粒子は抽出域の底に
沈降し、そして、沈降性に基づく分離は不可能である。他方、若し攪拌が強すぎ
ると、粒子の個々の沈降性に無関係に、粒子は全部抽出域中に循環し、これまた
、沈降性に基づ(分離は不可能である。
本発明の好ましい態様に於て、邪魔板又は障害物が抽出段内に設けられ、その中
で流体速度が異なる領域が生成される。
このような条件下で、非分離粒子が異なった流体速度領域間を移動する間に適当
な速度の領域に入り、分離傾向となる。
この方法を実施する隙に、粒子を液体溶剤中に懸濁させるに必要な攪拌を起させ
る手段は、適当などのようなものでもよい。例えば、攪拌は、フラット又は軸タ
ービン、船舶型プロペラ、又は密閉ポンプ羽根のような機械式攪拌機により行わ
れる0機械式攪拌はほとんどの大規模商業的方法で典型的に使用される。しかし
ながら、そのサイズ及び密度に応じて粒子を確実に浮遊せしめる一定した液体流
れを起こす如何なる形式の攪拌も使用できる。攪拌の程度は狭いりん異的な範囲
のものではなく、普通の状況下で、成功した運転が達成できるかなりの範囲があ
る。適当な状況下で、攪拌は空気又は他の気体媒体の噴霧によって行うことがで
き、気体媒体の使用による攪拌は、気体が必要な化学反応又は分離のための性質
を促進する方法にとって有利である。気体媒体の手段による攪拌は、単独で、又
は機械式攪拌と共に及び機械式攪拌の補助として使用できる。
塩酸で骨を脱灰する方法に於て、粒子密度は典型的に約1、 Q gm / c
c 〜約2.18aI/ccの範囲、平均的1.7gm/ccである。
密度分布は何の骨かにより幾らか変わる。酸溶液は典型的に、その中に存在する
抽出された無機物の濃度に依存して約1.04と約1 、08g+++ / c
cとの間の密度を有する。かくして、骨粒子とそれが懸濁している液体溶剤との
間に実質的な密度の差異がある。抽出される無機物の種類は、燐酸カルシウム、
炭酸カルシウム、並びにナトリウム、カリウム及びマグネシウムの化合物である
。この方法で出発物質として働く骨粒子は、典型的に、直径が約2〜約30In
IIlの範囲である。脱灰方法が完結すると、最初、の骨粒子と同様のサイズ及
び形状のオセインの粒子が生成する。骨粒子の約1.7 g+@/ ccの平均
密度に対して、オセインは約1.05gm/ccの平均密度を有している。顆粒
状骨、濃塩酸、及びオセインのこれらの物理的特徴に基づいて、浸出操作を達成
するために必要な接触を行なわせるために使用される装置の特別の設計基準が主
に確定される。広く性質が変わる他の固体及び液体を使用するときは、装置の設
計は最適作動を実現するために著しく変わるが、発明概念は同一のものである。
顆粒状骨は特性に於て非常に不均一な物質である。即ち、粒子形状は殆ど球から
、板状、細片状まで変わる。更に、密度、硬度、及び多孔度はすべて実質的に変
わる。従って、本発明の方法によ、れば出発物質の不均一性にもかかわらず均一
な処理が行われるので顆粒状骨の脱灰に適用したとき特に有利である。
骨粒子の形状分布を定量化するために、アスペクト、比で骨を特定することが便
利である。例えば、粒子の最も長い寸法を長さとして定義し、中間の寸法を幅と
して定義し、最も短い寸法を深さとして定義する。長さ、幅及び深さ寸法の間の
アスペクト比が計算でき、粒子形状はアスペクト比によって特定できる。若し全
ての寸法が同様であるならば、粒子は「回転楕円体」 (この用語は、球、扁平
回転楕円体、及び扁平回転楕円体を含むものとして使用される)と称される。若
し深さ及び幅寸法が同じで長さ寸法よりも非常に小さければ、粒子は「円柱」と
して記載される。若し深さと幅の比及び深さと長さの比が1よりも非常に小さけ
れば、粒子は「厚板」と称され、若しこれらの比が同じように小さければ、「フ
レーク」と称される。それで、表現上の分類として、回転楕円体とう用語は、幅
:深さ:長さの比が1:1:1〜1:0.7=0.7に等しい場合に使用され、
円柱という用語は、深さ二幅の比が1=1〜1:0.7に等しく且つ幅:長さの
比が0.7よりも小さい場合に使用され、厚板という用語は、深さ:幅の比が1
:0.7〜1:0.3に等しい場合に使用され、フレークという用語は、深さ二
幅の比が0.3よりも小さい場合に使用される。
骨の脱灰は、固体物質の抽出性部分が非抽出性部分よりも密度が大きい方法の一
例である。従って、粒子の外表面積の質量に対する比は抽出性物質が除かれるに
連れて増大するので、抽出される程度が太き(なるほど粒子は一層浮揚性になる
。換言すれば、抽出によって粒子の沈降性は減少される。
本発明の方法に於て、攪拌機は抽出域にある粒子の全部又は殆ど全部の懸濁を促
進するように設計されるが、全ての粒子を均一に懸濁させるという能力の点は、
個々の粒子が沈降性を具備しているに係わらず速度若しくはサイズに於て、又は
邪魔板若しくは障害物の存在により制限を受ける。それで、沈降性の小さい粒子
は抽出域のある部分に流入しそこを占める傾向を有し、他方より大きい沈降性を
有する粒子はこれらの領域に殆ど流れない。例えば、最も小さい沈降性の粒子は
、抽出域の上方区域又は液体溶剤の上向き速度が最も小さい区域に懸濁されるこ
とが最もありうる。反対に、最も大きい沈降性の粒子は、この区域に懸濁されて
滞留することは比較的困難である。その結果、このような区域から取り出された
スラリーに含有される、低沈降性の粒子の濃度の値が全抽出域にわたって平均さ
れた低沈降性の粒子の濃度値よりも高い。
これからまた、このような区域からスラリーを取り出すことによって、低沈降性
の粒子を選択的に除去し高沈降性の粒子をそこに残すことができることが分る。
抽出域に残留する粒子は抽出の結果として密度の高い物質が徐々になくなってゆ
く。結局は、抽出域に供給された全ての粒子は取り出し点に達する。しかしなが
ら、もともと低沈降性を有するか、又は溶剤の抽出作用により低沈降性を有する
ようにされる粒子は、一層迅速に取り出される傾向を有し、それによって、もと
もと大きい沈降性を有するか、又は溶剤の作用に抵抗する傾向の粒子よりも短い
時間抽出域を占める。要約すると、密度の大きい骨は抽出域により長く滞留し、
そしてそれが取り出される前に一層長い酸処理を受ける傾向にある。より迅速に
脱灰される傾向を有する密度の小さい及び/又は多孔質の骨は、このプロセスを
より迅速に通過し、それにより過度に長い酸処理が避けられるという調和した傾
向が得られる。同様に、同じ密度で直径のより小さい粒子よりもより小さい外表
面積対質量比を有し、その結果より大きい沈降性を有するより大きい直径の粒子
は、より長く滞留しそれによって必要とする一層長い酸処理を受ける傾向を持つ
。逆に、攪拌された液体媒体中でより小さい沈降性を有する小さい粒子は、それ
にとって適当であるより短い酸処理を受ける傾向がある。
前記説明したように、攪拌された液体媒体中での粒子の沈降性は、サイズ、アス
ペクト比又は形状、及び密度の関数である。攪拌された液体中で、板状目的物は
、同じ重量及び嵩密度の回転楕円体よりも、一層ゆっくり、多分乱れた状態で沈
降する。板状骨粒子は、同じ重量及び密度の球状骨粒子よりも一層迅速に塩酸と
反応する。板状物の沈降速度が小さいということは本発明では有利なこととなる
。というのは、一層迅速に反応する □ その粒子を一層迅速に運ぶプロセスが
許容されるからである。
骨を脱灰する方法に於て、骨粒子の抽出性部分は非抽出性部分よりも密度が大き
い。結論として、浮力は抽出が進行するに連れて増加し、この方法は各段で比較
的浮揚性の大きい粒子を取り出すことによって運転される。これらの比較的浮揚
性の大きい粒子は、それが集まる傾向にある段の上部近くの区域から取り出すこ
とが典型的である。しかしながら、この粒子はそれが濃縮する傾向にある股肉の
如何なる点からも取り出すことができ、このような点はこの方法の実施で使用さ
れる特別の装置の設計に依存することに注意されたい。
骨粒子の酸抽出の結果浮力が増大し、このために粒子を段の底に供給し、段の頂
上から取り出す方法、−又は多段塔に於て最下段の底に供給し最上段の頂上から
取り出す方法−の使用を容易にするけれども、勿論本発明の方法はこのような状
況下での使用に限定されない。例えば、粒子の分別又は分離は、より軽い粒子が
上昇する原理ではなく、より重い粒子が下降する原理によって行われ、この場合
は、選択的取り出しは各段の頂部付近よりもむしろ底付近でなされる。この技術
は、固体粒子の抽出性部分が非抽出性部分よりも密度が小さい場合特に通用でき
る。
浸出される固体物質と液体溶剤との相対密度は、本発明に於て重大ではない。浸
出方法に於て、固体物質は液体溶剤よりも非常に高い密度を有しているのが典型
であり、このような実質的な密度差は本発明の方法の効率的な作動を可能にする
。
「溶剤」という用語は、本明細書に於て溶剤の作用が実際に化学的であるか又は
化学的と物理的の両者であるかにかかわらず微粒子固体から物質を抽出する機能
をする全ての媒体について使用される。
粒子が特定の抽出段で遇す滞留時間は、単位時間処理速度、段の容積、及び装置
の設計のような種々の要因に依存する。
これは設計選択の問題であり、広範囲に変えることができる。
液体溶剤と微粒子固体物質との接触は固体から抽出性物質を浸出するに十分な時
間維持する限りにおいて必要である。脱灰を完結するために必要な全時間は、骨
粒子のサイズ及び密度、酸濃度、並びに方法が行なわれる温度を含む多数の要因
に依存する。
粒子をプロセスから選択的に取り出すことができる全ての手段は本発明の範囲内
にあると考えられる。「選択的取り出し」とは、ある所定の特徴による取り出し
、例えば、その段の平均値よりも浮揚性であるか又はその段の平均値よりも浮揚
性でない粒子の抽出段からの取り出しという意味である。
本発明の方法は、公知の固定床方法から区別されるのと同様に一公知の攪拌槽方
法から明瞭に区別されることに留意すべきである。公知の攪拌槽方法に於いては
、浮力により粒子を分離する意図はなく、層の内容物は普通よく混合されるので
粒子の分離は実際には行われず、か(して粒子の選択的取り出しは不可能である
。
単段方法、即ち単区画は、多くの場合にお、いて、所望の均一なプロセスを達成
するためには取り得る手段ではないことが理解されるであろう。多数の粒子が十
分な処理がされないうちに捕捉され除去されることが多く、多くの粒子はその残
留時間が長くなりすぎる。また、流体速度管理はしばしば不安定となり、周期的
な変動があり、その結果粒子集団が一時的に移動し、浮揚性の小さい粒子が容器
の頂部に一時的に移るようなことがある。これらの困難性に対抗するために、多
くの場合、プロセスを複数の段に分割することが望ましいであろう。段の数は、
粒子により経験される化学的/物理的変化の性質、並びに処理装置の配置及び大
きさに依存するが、50の数がある場合には適当であった。第1段からの部分的
に処理された粒子は第2段に供給される。第2段は第1段と同様であり、第2段
もまた、他の粒子よりも優先的にある粒子を選択的に除去する手段、例えば、浮
揚性の小さい粒子よりも優先的に浮揚性の大きい粒子を選択的に除去する手段を
有する攪拌区画からなる。第2段は、攪拌の大きさ、程度及び型、並びに選択的
取り出し手段の正確な位置及び設計に於いて変化させてよい。粒子が一般に第1
段のものより小さい密度であるとすると、攪拌をあまり激しくしないことが、優
先的浮揚性粒子濃度を有する領域を得るのに必要な不均一懸濁液を作るために必
要となる。第3及び続く段は同様に作られる。
多段プロセスが必要であるかどうかを決定する重要な原因は、骨粒子の最終速度
分布とオセインの最終速度分布との間にオーバーラツプがあるかどうかである。
これは骨の原料に、依存し、このようなオーバーラツプが存在するとき適切な分
離を得るために一般に多段が必要である。
原料中に存在する骨粒子の密度はその範囲が広いので多段設計が重要となる。非
常に軽い骨粒子の場合は、それが完全に酸処理される前に単段系から運搬される
。多段配置は全ての粒子を最小滞留時間とするものである。
本発明の好ましい態様は酸液体の対向流を使用し、即ち、プロセスから取り出さ
れる液体は本質的に第1段区画から取り出され、一方、オセインのようなプロセ
スから取り出される処理された固体粒子は最終段から取り出される。新鮮な酸又
は他の液体溶剤はどの段へも添加することができる。対向流は第1段から取り出
される粒子スラリーから、又は第1段から取り出され第1段へ循環される粒子ス
ラリーのどれかの流れから、液体を分流することによって達成される。更に、オ
セイン生成物スラリーから分流した液体を最終段へ戻すことは有利である。更に
、第1段に続く何れかの段に蓄積された過剰の液体を前の段に移動するための手
段を設けることができる。この向流の目的は、微小の劣化性粒子、油、及び可溶
性不純物を生成物オセインから分離することである。
第1図は、分離器で区切られた一連の攪拌容器中で浸出を行なう本発明の方法の
特別の態様を示す。図面に示すように、ホッパー1からの顆粒状骨と濃塩酸を、
攪拌機4が設けられ第1段槽2に供給し、粒子スラリーを槽2の上部からポンプ
6により取り出し、第1段分離器8に送り、第1段分離器8で液体(ときに「母
液」という)の大部分を分離し、母液を槽2に送られる循環流と油、股、及び溶
解固体を含有するプロセス排出流とに分割する。部分的に脱灰された骨(第1図
で骨/オセインで示す)を第1段分離器8から第2膜種10に送り、粒子スラリ
ーを槽10の頂部付近からポンプ14により取り出し第2段分離器16に送る。
抽出段を構成する槽と分離器の各組合せは、部分的に第1段槽2に循環され部分
的に第2膜種10に循環される第2段分離器16からの液体、部分的に第2膜種
10に循環され部分的に第3膜種18に循環される第3段分離器24からの液体
、等々と同様な方法で機能する。
第1図に示されたプロセスは「N」段から成るように示され、「N」膜分離器3
2からの生成物はオセイン、即ち、完全に脱灰された骨である。オセインはその
後ゼラチン製造方法で従来使用されている洗浄及び石灰処理工程に附される。
本発明の方法の別の態様を第2図に示す。この態様に於て、浸出は一連の5個の
縦に並べられた区画から成る縦型基で行なわれる0図面に示すように、顆粒状骨
をパワーシャベル100からホッパー102へ放出し、ホッパー102からそれ
をスラリー槽104へ供給する。槽104内のスラリーを攪拌機106によって
一定した動きに維持し、槽104に循環されるスラリーの一部と共に循環ポンプ
108により抽出塔110の底部に送る。
油と塩を含有する酸液体を分離装置(図示せず)により槽104から取り出し、
溶解している塩を回収するために沈澱槽(図示せず)に送る。抽出塔110には
5個の区画全部を貫通する一本の中心に位置する攪拌機軸112が設けられ、こ
れは塔の各段に攪拌を与える低剪断性のタービン114.116.118.12
0及び122に回転力を与える。軸112は攪拌機124によって駆動され、そ
れぞれが隣接する区画を分離する仕切り126.128゜130及び132の開
口を貫通している。各区画の攪拌作用は、その区画をその上の区画から分離して
いる仕切りの開口を通して一層浮揚性の粒子を付勢することができるように設計
される。また各仕切りは液体が同時に流下できるようにも設計される。これは液
体を通過させるが固体粒子を実質的に通さないスクリーン又は孔あき板材料から
仕切りを構成することによって達成できる。液体の下降流を完全には阻止しない
が固体粒子(特に浮揚性粒子)の起り勝ちな下降流を防ぐ邪魔板を使用すること
によって達成することもできる。
新塩酸溶液を塔110の頂部、及び適当な酸濃度を維持するために必要があると
き、中間の段に補給用の酸を供給する。
オセイン粒子を塔110の上方段から回転ふるい器134又は他の分離装置によ
って取り出し、槽136内で攪拌機138の手段によって再びスラリーにし、次
いでゼラチン製造プロセスの石灰処理工程へ輸送する。回転ふるい器134から
の液体を循環ポンプ140によって油傾瀉器142へ送り、塔110の上方段へ
循環する。
第2図に記載した方法に於ける多(の変形が可能であり、必要に応じて使用でき
る。例えば、原料費粒子スラリーは第1段以外の塔の段に供給でき、生成物スラ
リーは最終段以外の段から取り出すことができ、スラリーバイパスラインを物理
的に隣接していない段の間にスラリーを輸送するために使用することができ、仕
切りは区画内のもっとも小さい浮揚性の粒子を下の区画に下降する液体と共に落
下させるように設計でき、こうすることによって、浮揚性のより大きい粒子と浮
揚性のより小さい粒子との間の塔内での分離が良(行うことができる。
骨粒子を塔の一個又は二個以上の中間段へ導入することは特に有利である。この
場合、浮揚性のより小さい粒子は最初基の下の方の段に降り、次いで抽出が進み
粒子が一層浮揚性になるにつれて、粒子は上昇し塔の頂部へ進む。この方法に於
て、塔内の全滞留時間は、所望のように、浮揚性のより大きい粒子に比較して浮
揚性のより小さい粒子が長くなる。
骨粒子の導入は、第1段へのみか、単一の中間段へか、2個若しくはそれ以上の
中間段へか、又は第1段と1個若しくはそれ以上の中間段へか選択でき、この選
択は処理される特定の骨粒子の特性により最初に決定されるものである。例えば
、処理される骨粒子が広い範囲に広がる密度を有している場合には、中間段へ導
入することにより、最大密度の粒子の全滞留時間が増大され、最小密度の粒子の
全滞留時間が減少される点で有利である。
第3図は、骨粒子が中間段、即ち第3段に供給される、第2図のものと似た5段
塔を示す。第3図に示されるように、最小浮揚性の粒子のための流路は、第3段
から第2段、第1段へ、そして第2段へ帰り、第3段、第4段及び第5段へであ
る。実際上、第1,2及び3段は、粒子がこれらの段を下向きコース゛で次いで
上向きコースで移動するので、これらの粒子に関して2回使用される。反対に、
最大浮揚性の粒子の通路は、第3段から第4段、第5段へである。かくして、最
小浮揚性の粒子に最大浮揚性の粒子と比較してその滞留時間を非常に長くすると
いう要求が充足される。
第4図は、第2図に示す5段縦型反応/抽出塔のための他の設計を示す、第4図
に示すように、抽出塔110′には中心から離れて位置し、塔110′の5個の
区画全部を貫通する主攪拌機軸112′が設けられている。低剪断性タービン1
14’ 。
116’ 、118’ 、120’および122′に回転力を与える軸112′
は攪拌機124′によって駆動され、それぞれが隣接する区画を分離する仕切り
126’ 、128’ 、130’及び132′のラビリンスシール125.1
27.129及び131を貫通している。
可変速駆動モーター133は、それぞれ仕切り126’ 、128’ 。
130′及び132′に位置するプロペラ型ポンプ羽根137.139゜141
及び143を代わりに駆動する補助軸135を駆動する。低剪断性タービンは、
粒子を懸濁状態に維持するために十分である各最内での攪拌を与え、他方ポンプ
羽根は最大浮揚性粒子を含む液体を段の間で上昇させる。仕切り126’ 、1
28’ 。
130′及び132′には、それぞれ最小浮揚性粒子を含む液体が下の段へ通過
できる出入口145.147.149及び151が設けられてい・る。対向流作
動に於ては、出入口を下方へ流下する液体の流速は、ポンプ羽根によって持ち上
げられる流体の速度よりも大きい。迷路シール125.127.129及び13
1は、液体の流れを厳しく制限する曲がりくねった流路を与え、それにより出入
口及びポンプ羽根の作用により液体の流れを所望に容易に調節することを可能と
する。
第5図に最も明瞭に示されるように、主攪拌軸112′は中心から離れて設けら
れ、ポンプ羽根137は出入口145から適当な距離で配置され、最大浮揚性の
粒子を上の段へ向は所望に移動させ、最小浮揚性の粒子を下の段に向は所望に移
動させることを促進する流れパターンが付与される。
本発明の方法により、種々のサイズ、形状、硬度及び密度の骨粒子が公知の固定
床方法によるよりも一層均一にそして一層迅速に酸処理できる。この方法はゼラ
チンの収率と最終ゼラチンの均−性及び物理的特性との両者を改良する。この発
明は酸処理工程の間オセインから不純物を一層効果的に分離し、これは酸処理工
程の完結後に不純物を実質的に分離する先行技術と比較して容易であり費用の点
でも有利である。
溶剤組成及び粒子と溶剤との間の接触の期間が床中の粒子の位置により影響され
る先行技術固定床とは違って、粒子は溶剤中に個々に懸濁しており、最内の全て
の粒子は実質的に同じ組成の溶剤と接触する。本発明の方法は、骨の酸処理に必
要な処理容器容積と全処理時間とを減少する。そして、最終製品の成分と物理的
特性がより−N調節可能な方法を提供するものである。
本発明に於て、密度の大きい骨の大きい粒子はそれが必要とする一層長い時間酸
処理され、一方密度の小さい骨の小さい粒子はそれが必要とする一層短い時間酸
処理される。もちろん、この同じ原理は、多くの他の固体生成物、特に不均一特
性が高いものの浸出に好都合に応用することができ、骨の脱灰は本発明の広い範
囲の単なる例示に過ぎない。
震
FIG、 3
FIG、 5
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成 1年 4月 7日
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿
1、事件の表示
PCT/US 87102436
2 発明の名称
微粒子固体物質を浸出する方法
3、特許出願人
住所 アメリカ合衆国、ニューヨーク 14650゜ロチェスター、ステイト
ストリート 343名称 イーストマン コダック カンパニー4、代理人
5、補正書の提出年月日
1988年10月24日
6、添付書類の目録
補正書の翻訳文 1通
1、微粒子固体物質と液体溶剤とを抽出域へ導入し、該液体溶剤を、抽出性物質
を浸出するために十分な時間、該抽出域内で該微粒子固体物質と接触させて維持
する、微粒子固体物質から抽出性物質を分離する浸出方法であって、該液体溶剤
を、粒子の沈降性に関連して該微粒子固体物質の粒子を懸濁させそして分離する
前記抽出域内での調節された攪拌に付し、このような分離原理で該粒子を該抽出
域から選択的に取り出すことを特徴とする方法。
2、該微粒子固体物質が、抽出性部分と非抽出性部分とから成り、該抽出性部分
が該非抽出性部分よりも大きい密度であり、それにより抽出が浮揚性の増大を伴
い、そして、浮揚性の大きい粒子が該抽出域から取り出され他方浮揚性の小さい
粒子が該抽出域に残される請求の範囲l記載の浸出方法。
3、該微粒子固体物質が、抽出性部分と非抽出性部分とから成り、該抽出性部分
が該非抽出性部分よりも小さい密度であり、それにより抽出が浮揚性の減少を伴
い、そして、浮揚性の小さい粒子が該抽出域から取り出され他方浮揚性の大きい
粒子が該抽出域に残される、請求の範囲1記載の浸出方法。
4、該微粒子固体物質と該液体溶剤とを、それぞれの段に於て該微粒子固体物質
が該液体溶剤と接触する一連の少なくとも一つの段に導入し、該微粒子固体物質
の粒子を最終段以外の該一連の各段から選択的に取り出して次の続(段へ導入し
、そして、実質的に全部の該抽出性物質が抽出された状態で該一連の最終段から
微粒子固体物質を取り出す、請求の範囲1記載の浸出方法。
5、該微粒子固体物質と該液体溶剤とを、それぞれの段に於て該微粒子固体物質
が該液体溶剤と接触する一連の段の少なくとも一つの段に導入し、該微粒子固体
物質の浮揚性の大きい粒子を最終段以外の該一連の各段から選択的に取り出して
次の続く段へ導入し、そして、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された状態で
該一連の最終段から微粒子固体物質を取り出す、請求の範囲2記載の浸出方法。
6、該微粒子固体物質と該液体溶剤とを、それぞれの段に於て該微粒子固体物質
が該液体溶剤と接触する一連の段の少なくとも一つの段に導入し、該微粒子固体
物質の浮揚性の小さい粒子を最終段以外の該一連の各段から選択的に取り出して
次の続く段へ導入し、そして、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された状態で
該一連の最終段から微粒子固体物質を取り出す、請求の範囲3記載の浸出方法。
7、微粒子固体物質の該粒子を各段から選択的に取り出して次の続く段へスラリ
ーの形態で導入する、請求の範囲4゜5又は6記載の浸出方法。
8、該微粒子固体物質が、無機物を抽出し、そしてサイズ及び形状が骨粒子と同
様のオセインの粒子を生成するために、塩酸溶液で浸出される骨の粒子からなる
、請求の範囲1,2゜4又は5記載の浸出方法。
9、該方法が向流方法で操作される請求の範囲4記載の方法。
10、該攪拌が各段に配置された機械的羽根により与えられる請求の範囲4記載
の方法。
11、酸膜のそれぞれが攪拌された容器から成る請求の範囲4記載の方法。
12、酸膜のそれぞれが縦型多区画塔の一区画である請求の範囲4記載の方法。
13、浮揚性の小さい粒子が最初の段を除く該一連の各段から直前の段に移る請
求の範囲5記載の方法。
14、ポンプ手段が該スラリー取り出しを行なうために各酸膜に設けられる請求
の範囲7記載の方法。
15、該骨粒子が約2〜約30胴の範囲のサイズを有する請求の範囲8記載の方
法。
16、攪拌が、それぞれの区画で、縦型多区画抽出塔の長さ方向に延びている共
通軸によって回転するように付勢された低剪断性タービンにより付与され、咳酸
溶液の通過を許容するが仕切りの開口を通過する浮揚性の大きい粒子の通過を除
いて該骨粒子の通過を実質的に阻止する仕切りによって、各区画が隣接する区画
から分離されている縦型多区画抽出塔内で行なわれる請求の範囲8記載の方法。
国際調査報告
国際調査報告
LIS 8702436
SA 19218
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.微粒子固体物質から抽出性物質を分離するための以下の工程を具備する浸出 方法、 (1)微粒子固体物質と液体溶剤とを抽出域へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該抽出域内で該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該抽出域内で該液体溶 剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、及び (4)該抽出域から該微粒子固体物質の粒子を選択的に取り出す工程。 2.抽出性部分と非抽出性部分とからなり、該抽出性部分が該非抽出性部分より も大きい密度である微粒子固体物質を浸出するために有用であり、抽出が浮揚性 の増大を伴うように行われる、以下の工程を具備する浸出方法、(1)微粒子固 体物質と液体溶剤とを抽出域へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該抽出域内で該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該抽出域内で該液体溶 剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、及び (4)該抽出域から該微粒子固体物質の浮揚性のより大きい粒子を選択的に取り 出し、他方該抽出域に浮揚性のより小さい粒子を残す工程。 3.抽出性部分と非抽出性部分とからなり、該抽出性部分が該非抽出性部分より も小さい密度である微粒子固体物質を浸出するために有用であり、抽出が浮揚性 の減少を伴うよう行われる、以下の工程を具備する浸出方法、(1)微粒子固体 物質と液体溶剤とを抽出域へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸浸させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該抽出域内で該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該抽出域内で該液体溶 剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、及び (4)該抽出域から該微粒子固体物質の浮揚性のより小さい粒子を選択的に取り 出し、他方該抽出域に浮揚性のより大きい粒子を残す工程。 4.抽出性部分と非抽出性部分とから成る微粒子固体物質を浸出するために有用 である、以下の工程を具備する浸出方法、 (1)微粒子固体物質と液体溶剤とを、段のそれぞれに於て該微粒子固体物質が 該液体溶剤と接触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該段のそれぞれで該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該 液体溶剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から該微粒子固体物質の粒子を選択的に取り出 し、そして該粒子を該一連の次に続く段へ導入する工程、及び、 (5)該一連の最終段から、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された微粒子固 体物質を取り出す工程。 5.抽出性部分と非抽出性部分とから成り、該抽出性部分が該非抽出性部分より も大きい密度である微粒子固体物質を浸出するために有用であり、抽出が浮揚性 の増大を伴うように行われる、以下の工程を具備する浸出方法、(1)微粒子固 体物質と液体溶剤とを、段のそれぞれに於て該微粒子固体物質が該液体溶剤と接 触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該段のそれぞれで該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該 液体溶剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から該微粒子固体物質の浮揚性のより大きい粒 子を選択的に取り出し、他方このような段内に浮揚性のより小ざい粒子を残し、 そして該浮揚性のより大きい粒子を該一連の次に続く段へ導入する工程、及び、 (5)該一連の最終段から、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された微粒子固 体物質を取り出す工程。 6.抽出性部分と非抽出性部分とから成り、該抽出性部分が該非抽出性部分より も小さい密度である微粒子固体物質を浸出するために有用であり、抽出が浮揚性 の減少を伴うように行われる、以下の工程を具備する浸出方法、(1)微粒子固 体物質と液体溶剤とを、段のそれぞれに於て該微粒子固体物質が該液体溶剤と接 触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該段のそれぞれで該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該 液体溶剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から該微粒子固体物質の浮揚性のより小さい粒 子を選択的に取り出し、他方このような段内に浮揚性のより大きい粒子を残し、 そして該浮揚性のより小さい粒子を該一連の次に続く段へ導入する工程、及び、 (5)該一連の最終段から、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された微粒子固 体物質を取り出す工程。 7.異なった密度の抽出性部分と非抽出性部分とから成る微粒子固体物質を浸出 するために有用であり、抽出が浮揚性の変化を伴って行われる、以下の工程を具 備する浸出方法、(1)微粒子固体物質と液体溶剤とを、段のそれぞれに於て該 微粒子固体物質が該液体溶剤と接触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入 する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該段のそれぞれで該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該 液体溶剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から該微粒子固体物質の浮揚性のより大きい粒 子か又は浮揚性のより小さい粒子の何れかに富む液体溶剤から成るスラリーを取 り出し、そして該スラリーを該一連の次に続く段へ導入する工程、及び、(5) 該一連の最終段から、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された微粒子固体物質 を取り出す工程。 8.抽出性部分と非抽出性部分とから成り、該抽出性部分が該非抽出性部分より も大きい密度である微粒子固体物質を浸出するために有用であり、抽出が浮揚性 の増大を伴うように行われる、以下の工程を具備する浸出方法、(1)微粒子固 体物質と液体溶剤とを、段のそれぞれに於て該微粒子固体物質が該液体溶剤と接 触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該段のそれぞれで該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該 液体溶剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から該微粒子固体物質の浮揚性のより大きい粒 子に富む液体溶剤から成るスラリーを取り出し、そして該スラリーを該一連の次 に続く段へ導入する工程、及び、 (5)該一連の最終段から、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された微粒子固 体物質を取り出す工程。 9.抽出性部分と非抽出性部分とから成り、該抽出性部分が該非抽出性部分より も小さい密度である微粒子固体物質を浸出するために有用であり、抽出が浮揚性 の減少を伴うように行われる、以下の工程を具備する浸出方法、(1)微粒子固 体物質と液体溶剤とを、段のそれぞれに於て該微粒子固体物質が該液体溶剤と接 触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入する工程、 (2)該微粒子固体物質を懸濁させそしてその沈降性に関連してその粒子の分離 を起こさせるために十分な程度に該段のそれぞれで該液体溶剤を撹拌する工程、 (3)それから抽出性物質を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該 液体溶剤を該微粒子固体物質と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から該微粒子固体物質の浮揚性のより小さい粒 子に富む液体溶剤から成るスラリーを取り出し、そして該スラリーを該一連の次 に続く段へ導入する工程、及び、 (5)該一連の最終段から、実質的に全部の該抽出性部分が抽出された微粒子固 体物質を取り出す工程。 10.骨の粒子が、無機物を抽出しそして該骨粒子と同様のサイズ及び形状のオ セインの粒子を生成するために酸溶液で浸出され、該無機物が該オセインよりも 大きい密度であり、該抽出が浮揚性の増大を伴うように行われ、以下の工程を具 備する骨の脱灰方法、 (1)骨粒子と酸溶液とを、段のそれぞれに於て該骨粒子が無機物を抽出するた めに該酸溶液と接触される一連の段の少なくとも一つの段へ導入する工程、 (2)該骨粒子を懸濁させそしてその沈降性に関連してその分離を起こさせるた めに十分な程度に該段のそれぞれで核酸溶液を撹拌する工程、 (3)それから無機物を浸出するために十分な時間、該段のそれぞれ内で該酸溶 液を該骨粒子と接触させて維持する工程、 (4)最終段を除く該一連の各段から浮揚性のより大きい骨粒子を選択的に取り 出し、他方このような段内に浮揚性のより小さい骨粒子を残し、そして該浮揚性 のより大きい骨粒子を該一連の次に続く段へ導入する工程、及び、(5)該一連 の最終段から、該無機物が実質的に無く、本質的にオセインから成る粒子を取り 出す工程。 11.該微粒子固体物質が顆粒状骨であり、そして該液体溶剤が塩酸である請求 の範囲1記載の方法。 12.該方法が対向流方式に実施される請求の範囲4記載の方法。 13.該撹拌が各段に配置された機械的羽根により付与される請求の範囲4記載 の方法。 14.該段のそれぞれが撹拌容器から成る請求の範囲4記載の方法。 15.該段のそれぞれが縦型多区画塔の一区画である請求の範囲4記載の方法。 16.浮揚性の小さい粒子が最初の段を除く該一連の各段から直前の段に移る請 求の範囲5記載の方法。 17.該ポンプ手段が該スラリー取り出しを行なうために各該段に設けられる請 求の範囲7記載の方法。 18.該酸が塩酸である請求の範囲10記載の方法。 19.該骨粒子が約2〜約30mmの範囲のサイズを有する請求の範囲10記載 の方法。 20.骨の粒子が、無機物を抽出しそして該骨粒子と同様のサイズ及び形状のオ セインの粒子を生成するために酸溶液て浸出され、該無機物が該オセインよりも 大きい密度であり、該抽出が浮揚性の増大を伴って行われる、以下の工程を具備 する骨の脱灰方法、 (1)骨粒子と酸溶液とを、それぞれ、縦型多区画抽出塔の最下区画及び最上区 画へ導入する工程、(2)骸骨粒子を懸濁させそしてその沈降性に関連してその 粒子の分離を起こさせるために十分な程度に該区画のそれぞれで該酸溶液を撹拌 する工程、 (3)それから無機物を浸出するために十分な時間、該区画のそれぞれ内で該酸 溶液を骸骨粒子と接触させて維持する工程、 (4)最下区画を除く各該区画から下の区画へ酸溶液を移す工程、 (5)最上区画を除く各該区画から浮揚性のより大きい骨粒子を選択的に取り出 し、そして該浮揚性のより大きい骨粒子を次のより高い区画へ導入する工程、及 び、(6)最上区画から、該無機物が実質的に無く、本質的にオセインから成る 粒子を取り出す工程。 21.撹拌が、該区画のそれぞれで、該塔の長さ方向に延びている共通の軸によ って回転するように付勢された低勇断性タービンにより付与される請求の範囲2 0記載の方法。 22.核酸溶液の通過を許容するが仕切りの開口を通過する該浮揚性の大きい粒 子の通過を除いて骸骨粒子の通過を実質的に阻止する仕切りによって、各区画が 隣接する区画から分離されている請求の範囲20記載の方法。 23.骨粒子が核酸溶液中のスラリーとして該最下区画に圧送され、そしてオセ イン粒子が核酸溶液中のスラリーとして該最上区画から圧送される請求の範囲2 0記載の方法。 24.各区画内の浮揚性の小さい粒子のあるものが酸溶液と共に下の区画に移り 、これにより浮揚性の大きい粒子と浮揚性の小さい粒子との間の塔内での分離を 増大する請求の範囲20記載の方法。
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