JPH02501485A - 2―ネオペンチルアントラキノン - Google Patents

2―ネオペンチルアントラキノン

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JPH02501485A JP1500247A JP50024789A JPH02501485A JP H02501485 A JPH02501485 A JP H02501485A JP 1500247 A JP1500247 A JP 1500247A JP 50024789 A JP50024789 A JP 50024789A JP H02501485 A JPH02501485 A JP H02501485A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 2−ネオペンチルアントラキノン 本発明は、次式 で表わされる化合物2−ネオペンチルアントラキノンに関する。
さらに本発明は、ネオペンチルグリコールを無水フタル酸によりフリーデル−ク ラフッ−アシル化し、次いで得うした2−(4−ネオペンチルベンゾイル)−安 息香酸を無水の強酸の存在下に環化することによる、2−ネオペンチルアントラ キノンの製法に関する。
さらに本発明は、2−ネオペンチルアントラキノンを過酸化水素製造における触 媒として使用する方法に関する。
過酸化水素を製造するための工業上重要な方法は、アントラキノン法である。こ の方法には、2−アルキルアントラキノンが触媒として必要である。
循環法として実施されるこの方法において、溶解された2−アルキルアントラキ ノンは2−アルキルアントラハイドロキノンに接触水素化され、このものは水素 化触媒の分離後に酸素により再び2−アルキルアントラキノンに酸化される。こ の第2段階において過酸化水素が生成し、これは反応溶液から水で抽出される。
再び生成した2−アルキルアントラキノンは循環に返送される。この方法の詳細 な説明は、例えばウルマンの著書、第17巻691頁以下(第4版、ワインハイ ム、ニューヨーク、1979年)に記載されている。
この方法における触媒としては、特許文献中で種々の2−アルキルアントラキノ ン、例えば2−メチル−12−エチル−及び2−プロピルアントラキノン(US 2158525)、2−インプロピル−12−二級ブチルアントラキノン及び2 −三級ブチルアントラキノン(US935381 )、並びKr2−アミルアン トラキノンJ (DE−AS 1112051、US3041146)が提案さ れている。
「2−アミルアントラキノン」とは、はぼ同量の2−三級ペンチルアントラキノ ン及び2−(5−メチルブチル−2)−アントラキノンからの混合物を意味する 。この混合物は、アントラキノン合成の第1段階、すなわち無水フタル酸による 三級ペンチルペンゾールのフリーチル−クラフッ−アシル化から生成し、その際 約半分の三級ペンチル基が二級ペンチル基に異性化する。
高い割合の三級アミルアントラキノンを有する2−アミルアントラキノン混合物 は、過酸化水素製造のために有利であることが知られている( DE−〇520 1!+299 )。
合成条件下での三級アミル基の異性化は、部分的に抑制することができ、このた めには特に追加の手段が必要である( DE−○S 2720294 )。この 追加の手段は、一部は費用のかがる工業的装置を必要とし、不満足な収率を与え る。
2−アルキルアントラキノン/2−アルキルアントラハイドロキノン系の長い寿 命にとっては、2−アルキルアントラキノンの高い安定性が重要である。
さらに過酸化水素工程の良好な空時収量にとっては、H2O,製造に用いられる 溶剤系中への2−アルキルアントラキノン/2−アルキルアントラハイドロキノ ン系の溶解度が高いことが好ましい。
しかしアミルアントラキノン混合物は、三級アミル化合物だけしか良好な安定性 を示さず、その一方2−二級イソアミルアントラキノンがH2O2合成の反応条 件下で酸化的に攻撃される欠点を有する。
従って本発明の課題は、反応溶液中のキノン形及びハイドロキノン形に高い溶解 性を示し、H,O□合成の条件下で良好な安定性を示し、そして簡単かつ経済的 な手段で製造しうる過酸化水素合成のための触媒を見出すことであった。
これに応じて本発明者らは、次式 で表わされる新規な2−ネオペンチルアントラキノンを見出した。さらに、ネオ ペンチルペンゾールを無水フタル酸によりフリーデル−クラフッ反応によって2 −(4−ネオペンチルベンゾイル)−安息香酸にアシル化し、そしてこのものを 無水の強酸の存在下に2−ネオペンチルアントラキノンに環化することを特徴と する、2−ネオペンチルアントラキノンの製法を見出した。さらに、2−ネオペ ンチルアントラキノンが過酸化水素の製造のための触媒であることを見出した。
2−ネオペンチルアントラキノンは、ネオペンチルペンゾール及び無水フタル酸 から、ネオペンチル基の異性化及び分解を起こすことなしに、良好な収率で得ら れる。
他の2−アルキルアントラキノンの合成における合成条件下でのアルキル基の分 解は、希望しない副生物例えばアントラキノン、2−メチルアントラキノン及び 2−イソプロピルアントラキノンの生成に導き、これらの副生物はH2O1合成 において妨害するので、費用のかかる精製段階で分離せねばならない。
2−ネオペンチルアントラキノンの合成においてはこの種の副生物が生成しない ので、この費用のかかる精製を省略することができる。
本発明方法によれば、ネオペンチルペンゾール(1)を第1段階において、無水 フタル酸(2)によりフリーデル−クラフッ−条件下で2−(4−ネオペンチル ベンゾイル)−安息香酸(6)にアシル化する。
ネオペンチルペンゾールは既知化合物であり、この反応のためのフリーデル−ク ラフッ−触媒としては、自体普通の化合物例えばFeCl3、BF3、ZnCl 2、TiCl4 、を用いることができる。特に適するものは、ハロゲン化アル ミニウム好ましくは臭化アルミニウム及び特に塩化アルミニウムである。これら の触媒の混合物も使用できる。
本発明方法においてもフリーデル−クラフッ−反応に普通に用いられる触媒量を 用いることができ、その際好ましくは無水フタル酸1モルに対し2モルの触媒が 用いられる。しかし過剰の触媒、例えば無水フタル酸1モルに対し2.1〜3. 5モルの触媒を用いることもできる。
好ましくは化学量論的量のネオペンチルペンゾール及び無水フタル酸が用いられ る。しかし両方の成分の一方を他方に対して過剰に用いることも可能である。従 って例えば無水フタル酸1モルに対し1〜1.5モルのネオペンチルペンゾール 、又はその逆の量を用いることができる。
この反応は溶剤なしで又はその存在下に行われ、その際の溶剤としては、例えば クロルベンゾール、ジクロルペンゾール、トリクロルベンゾール、1.2−ジク ロルエタン、硫化炭素、ニトロメタン又はニトロペンゾールが用いられる。溶剤 の量は変動することができ、一般にネオペンチルペンゾール1モルにつき200 〜1000pの溶剤が用いられる。
この反応は好ましくは、出発物質を−20〜+100℃好ましくは0〜60℃特 に10〜40℃の温度において、高められた圧力又は減圧好ましくは大気圧にお いて反応させる手段で実施される。
好ましくは無水フタル酸を溶剤と一緒に装入し、フリーデル−クラフッ−触媒を 加え、次いでこれにネオペンチルペンゾールを加えるが、その逆の順序も可能で ある。
反応混合物の仕上げ処理及び生成物の単離は、一般に常法により行われ、その際 反応混合物を水及び/又は氷上に注ぎ、水相を分離したのち、2−(4−ネオペ ンチルベンゾイル)−安息香酸を有機相から単離する。
2−(4−ネオペンチルベンゾイル)−安息香酸を、特に有利には無水の強酸の 存在下に2−ネオペンチルアントラキノンに環化させる(下記の反応式2−(4 −ネオペンチルベンゾイル)−安息香酸の環化は、好ましくは自体公知の手段で 例えばホウペンワイルの著書第7/3C巻35〜39頁に記載の方法により、特 に有利には95〜105%硫酸(5%発煙硫酸)好ましくは100%硫酸を用い て行われる。
好ましくは硫酸を装入し、これに2−(4−ネオペンチルベンゾイル)−安息香 酸を加える。硫酸の量は、2−(4−ネオペンチルベンゾイル) −安息香酸1 kgに対し一般に0.5〜10kg好ましくは0.8〜1.0 kli’である 。次いで反応混合物を、一般に1〜10時間20〜220℃好ましくは60〜9 0℃で攪拌する。この反応は大気圧、加圧又は減圧において行うことができる。
この反応は、反応混合物を例えば氷及び/又は水中に加えることにより中断され る。次いで反応混合物を、適宜な溶剤を用いる抽出により反応混合物から分離す ることができる。溶剤としては、例えば芳香族炭化水素例えばペンゾール、ドル オール及びキジロール、又は塩素化炭化水素例えばクロルベンゾール、ジクロル メタン、ジクロルエタン又はトリクロルエタンが用いられる。
2−ネオペンチルアントラキノンの溶液は、好ましくは希苛性ソーダ水溶液、次 いで水により中性になるまで洗浄される。続いて溶剤の分離後に生成物を単離す る。
しかし仕上げ処理は、溶剤を用いないで行うこともできる。この操作法において は、反応混合物を水及び/又は氷に加えることにより反応を中断し、沈殿した反 応生成物を戸別することにより操作することが特に有利である。反応生成物を中 性になるまで洗浄したのち、これから2−ネオペンチルアント−yキノンを、好 ましくは真空蒸留により単離する。この操作は結果として、少ない溶剤の消費量 だけでなく、溶剤の放出による少ない環境汚染をもたらす。
2−ネオペンチルアントラキノンは、アントラキノン法による過酸化水素の製造 (ウルマンス・エンチクロヘテイ・デル・テヒニツシエン・ヘミ−第17巻69 1以下、第4版、ワインハイム、1979年)のための触媒として特に適してい る。しかし同様に他のアントラキノン、例えば2−メチルアントラキノン、2− エチルアントラキノン、2−プロピルアントラキノン、2−イングロビルアント ラキノン、2−二級ブチルアントラキノン、2−三級ブチルアントラキノン及び 2−アミルアントラキノンとの混合物も、触媒として特に有利に用いることがで きる。この場合の混合比は広範囲で変更できる。なぜならばこれは一方では混合 される2−アルキルア素製造のための各装置におけるそれぞれの操作条件(温度 、溶剤など)に依存するからである。
実施例 無水フタル酸75 、!7 (0,5モル)をO−ジクロルベンゾ−に250m 1に溶解した。*x□o、 128 g (1,05モル)を、15〜20°C で少量ずつ加えた。
次いで6時間かけて、ネオペンチルペンゾール75と氷300g及び濃H2SO ,30mlとの混合物に注入した。有機相を希苛性ソーダで中性になるまで洗浄 した。次いでネオペンチルベンゾイル−安息香酸を水相から水で沈殿させ、乾燥 した。2−(4−ネオペンチルヘンソイル)−安息香酸140.8 、F (9 5%)が得られた(融点154.2℃)。 −この2−(4−ネオペンチルベン ゾイル) −安息香酸90.9 (0,3モル)を、60℃で100%硫酸90 0g中に加え、次いで85℃で4時間攪拌した。
次いで反応混合物を水1500g及び氷soo、pの混合物に加え、攪拌下に冷 却した。析出したネオペンチルアントラキノンの結晶を戸別し、希苛性ソーダ溶 液及び水で中性になるまで洗浄し、乾燥し、240°C10,5ミリバールで蒸 留した。2−ネオペンチルアントラキノン75.3 g(89%)が得られた( 融点93.8℃)。
国際調査報告 PCT/EP8B100854国際調査報告 EP ε800ε54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の2−ネオペンチルアントラキノン。
  2. 2.ネオペンチルペンゾールを無水フタル酸によりフリーデルークラフツ法によ って2−(4−ネオペンチルペンゾイル)−安息香酸にアシル化し、このものを 無水の強酸の存在下に2−ネオペンチルアントラキノンに環化させることを特徴 とする、2−ネオペンチルアントラキノンの製法。
  3. 3.環化を、95〜105%硫酸を用いて20〜220℃において行うことを特 徴とする、第2請求項に記載の方法。
  4. 4.2−ネオペンチルアントラキノンを、過酸化水素を製造するための触媒とし て用いる方法。
  5. 5.2−ネオペンチルアントラキノンを、他のアントラキノンと共に、過酸化水 素の製造のための触媒として使用する方法。
JP1500247A 1987-09-23 1988-09-21 2―ネオペンチルアントラキノン Expired - Lifetime JP2598538B2 (ja)

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