JPH0252046A - イオン交換性シート状物およびその製造法 - Google Patents
イオン交換性シート状物およびその製造法Info
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- JPH0252046A JPH0252046A JP63204174A JP20417488A JPH0252046A JP H0252046 A JPH0252046 A JP H0252046A JP 63204174 A JP63204174 A JP 63204174A JP 20417488 A JP20417488 A JP 20417488A JP H0252046 A JPH0252046 A JP H0252046A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、イオン交換性シート状物およびその製造法に
関するものでおり、ざらに詳しくは該シト状物に含まれ
る重金属の覆が極めて少なく。
関するものでおり、ざらに詳しくは該シト状物に含まれ
る重金属の覆が極めて少なく。
かつ高強力、低通液抵抗でしかも耐水性もありざらにイ
オン交換基量の大きい高性能イオン交換性シー1〜状物
およびその製造法に関する。
オン交換基量の大きい高性能イオン交換性シー1〜状物
およびその製造法に関する。
[従来の技術]
近年、各種工業分野にあ(ブる極微量元素の定姓・定m
分析、蛍光X線分析、原子吸光分析などの前濃縮資材、
プロセスの極微量イオンの除去資材などで不純物を含ま
ないより清浄なシート状物の需用が増大している。
分析、蛍光X線分析、原子吸光分析などの前濃縮資材、
プロセスの極微量イオンの除去資材などで不純物を含ま
ないより清浄なシート状物の需用が増大している。
従来これらにはイオン交換性を付与した紙状物。
いわゆる分析用イオン交換ベーパーが広く使われてきた
。これらはイオン交換樹脂の粉末あるいは繊維をパルプ
等と共に抄紙したものであるが、粉末の場合はそれ自体
のつながりもなく分布状態も不均一であるばかりか、樹
脂の脱落などが問題となり、多量に担持することができ
ない。
。これらはイオン交換樹脂の粉末あるいは繊維をパルプ
等と共に抄紙したものであるが、粉末の場合はそれ自体
のつながりもなく分布状態も不均一であるばかりか、樹
脂の脱落などが問題となり、多量に担持することができ
ない。
従って、交換基量が少なく捕集効率も低い。ざらに含有
する重金属の量も多いという欠点を有している。
する重金属の量も多いという欠点を有している。
また、これらの欠点を改良するため、繊維状のイオン交
換体を用いたものが提案(特開昭52=155193号
公報)されているが、これも捕集効率が低く吸着性能に
問題がある他に、やはり含有する重金属の量が多い欠点
を有し1本質的な改良にはなっていないのが実状である
。
換体を用いたものが提案(特開昭52=155193号
公報)されているが、これも捕集効率が低く吸着性能に
問題がある他に、やはり含有する重金属の量が多い欠点
を有し1本質的な改良にはなっていないのが実状である
。
特に、極微量の元素を定量する場合には、一定量の紙状
物中に含有する元素の量が多いと誤差が大きくなり、精
度良く測定できないという問題がある。また、交換基量
が少ないものは捕集効率も低くこれも精度良く測定でき
ない。
物中に含有する元素の量が多いと誤差が大きくなり、精
度良く測定できないという問題がある。また、交換基量
が少ないものは捕集効率も低くこれも精度良く測定でき
ない。
このようなことから、精度の要求される原子力・超純水
製造分野などにおける極微量元素の検出や定量には不向
きであった。
製造分野などにおける極微量元素の検出や定量には不向
きであった。
かかる、従来技術の現状から分析、計測精度の向上、さ
らに簡便さを追及した高性能分析用ろ紙などのシート状
物の開発が強く望まれている。
らに簡便さを追及した高性能分析用ろ紙などのシート状
物の開発が強く望まれている。
[発明が解決しようとする課題]
上述したような従来技術の問題点を解消するため本発明
者らは鋭怠検詞した結果本発明に到達した。
者らは鋭怠検詞した結果本発明に到達した。
すなわち本発明は、不純物をほとんど含まない特に重金
属の量を大幅に低減しかつ高強力でしかも耐水性、捕集
性の優れた高性能シート状物およびその製造法を提供し
ようとするものでおる。
属の量を大幅に低減しかつ高強力でしかも耐水性、捕集
性の優れた高性能シート状物およびその製造法を提供し
ようとするものでおる。
[課題を解決するための手段]
本発明は次の構成を有する。
(1)イオン交換繊維を主成分とし、かつ含有する重金
属の量が20 ppm以下であることを特徴とするイオ
ン交換性シート状物。
属の量が20 ppm以下であることを特徴とするイオ
ン交換性シート状物。
(2)熱可塑性成形物を少なくとも一部含有する1項に
記載のイオン交換性シート状物。
記載のイオン交換性シート状物。
(3)イオン交換繊維を主成分とするシート状物を得る
に際し、少なくとも表面が有機系ポリマからなる成形品
で形成された抄紙装置を用い、かつ電気比抵抗5MΩ・
cm以上の純水でイオン交換繊維を湿式抄造することを
特徴とするイオン交換性シート状物の製造法。
に際し、少なくとも表面が有機系ポリマからなる成形品
で形成された抄紙装置を用い、かつ電気比抵抗5MΩ・
cm以上の純水でイオン交換繊維を湿式抄造することを
特徴とするイオン交換性シート状物の製造法。
(4)シート状物を50〜200℃で熱処理する3項に
記載のイオン交換性シート状物の製造法。
記載のイオン交換性シート状物の製造法。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明で用いるイオン交換繊維とは1通常直径が0.0
1〜100μm、好ましくは1〜100μmの公知のイ
オン交換繊維を意味する。その具体例としては、ポリス
チレン系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリル系、
ポリアミド系、ポリフェノール系、ポリエヂレン系、セ
ルロース系などのベースポリマにカチオン交換基1例え
ばスルホン酸基、ホスホン酸基、カルボン酸基などや。
1〜100μm、好ましくは1〜100μmの公知のイ
オン交換繊維を意味する。その具体例としては、ポリス
チレン系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリル系、
ポリアミド系、ポリフェノール系、ポリエヂレン系、セ
ルロース系などのベースポリマにカチオン交換基1例え
ばスルホン酸基、ホスホン酸基、カルボン酸基などや。
アニオン交換基1例えば1〜3級アミノ基もしくは4級
アンモニウム基を導入したもの、ざらにはアミノカルボ
ン酸基、アミドキシム基、ポリアミン基、ジチオカルバ
ミン酸基などの各種キレート基が導入されたイオン交換
′1M維がある。
アンモニウム基を導入したもの、ざらにはアミノカルボ
ン酸基、アミドキシム基、ポリアミン基、ジチオカルバ
ミン酸基などの各種キレート基が導入されたイオン交換
′1M維がある。
本発明のイオン交換繊維はそれぞれ単独あるいは、少な
くとも一種を混合したものをいうが、使用に際しては用
途に応じて適宜選定することができる。
くとも一種を混合したものをいうが、使用に際しては用
途に応じて適宜選定することができる。
本発明でいうベースポリマの中でも、ポリ(モノビニル
芳香族化合物)、特にポリスチレン系ポリマが化学安定
性に優れてあり好ましい。具体的にはポリスチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、
クロロメチルスチレンなどからなるポリマが挙げられる
。
芳香族化合物)、特にポリスチレン系ポリマが化学安定
性に優れてあり好ましい。具体的にはポリスチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、
クロロメチルスチレンなどからなるポリマが挙げられる
。
かかるポリマにイオン交換基を導入してイオン交換繊維
を製造する方法としては、たとえば、パラホルムアルデ
ヒドと@酸の共存下で加熱処理することにより、スルホ
ン酸基が導入されたカチオン交換繊維、クロルメヂル化
後、ホスホン化、アミン化もしくは凹板アンモニウム化
することによってそれぞれ中酸性カチオン交換基1弱塩
基性アニオン交換基2強塩基性アニオン交換基が導入さ
れた各種イオン交換繊維を1qることができる。また酸
触媒と膨潤剤の存在下で、ホルムアデヒド源およびアシ
ルアミノメチル化剤で処理して前記架橋結合およびアシ
ルアミツメデル基を導入する。
を製造する方法としては、たとえば、パラホルムアルデ
ヒドと@酸の共存下で加熱処理することにより、スルホ
ン酸基が導入されたカチオン交換繊維、クロルメヂル化
後、ホスホン化、アミン化もしくは凹板アンモニウム化
することによってそれぞれ中酸性カチオン交換基1弱塩
基性アニオン交換基2強塩基性アニオン交換基が導入さ
れた各種イオン交換繊維を1qることができる。また酸
触媒と膨潤剤の存在下で、ホルムアデヒド源およびアシ
ルアミノメチル化剤で処理して前記架橋結合およびアシ
ルアミツメデル基を導入する。
次に、酸もしくは塩基触媒下で加水分解してアミノメチ
ル基に変換した後、モノクロル酢酸で処理することによ
ってイミノジ酢酸基が導入されたキレート繊維を得るこ
とができる。
ル基に変換した後、モノクロル酢酸で処理することによ
ってイミノジ酢酸基が導入されたキレート繊維を得るこ
とができる。
ポリマに導入するイオン交換基の量は、繊維の乾燥重量
に対して少なくとも0.5meQ/C1以上、好ましく
は1.0〜10meq/C1の範囲でおる。
に対して少なくとも0.5meQ/C1以上、好ましく
は1.0〜10meq/C1の範囲でおる。
本発明におけるイオン交換繊維の含水度は、通常0.1
〜10であるが、あまり小さすぎると性能が低下する。
〜10であるが、あまり小さすぎると性能が低下する。
逆に大きすぎると9反応工程あるいはシート化の工程で
取扱い性が悪くなるので。
取扱い性が悪くなるので。
1〜5の範囲が好ましい。
ここで含水度とはNa型(CI型)のカヂオン(アニオ
ン)交換繊維を蒸製水に浸した後、家庭用遠心脱水機で
5分間遠心脱水して表面の水分を除去し、ただちに重f
fi (W>を測定し、ざらに絶屹して重さを測り(W
O)次式より求めた値でおる。
ン)交換繊維を蒸製水に浸した後、家庭用遠心脱水機で
5分間遠心脱水して表面の水分を除去し、ただちに重f
fi (W>を測定し、ざらに絶屹して重さを測り(W
O)次式より求めた値でおる。
含水度= (W−Wo>/W。
かかる交換基量あるいは含水度は処理条件や導入プロセ
スなどにより制御できる。ざらにイオン交換繊維の中で
もベース用ポリマと補強用ポリマからなる繊維、好まし
くはイオン交換用ポリマを海成分に、補強用ポリマを島
成分にした多芯海島型の複合繊維を基材としたイオン交
換繊維が操作上十分なは械的強度ならびに形態保持性を
有しているので良い。特に該多芯海鳥型の複合fM維は
。
スなどにより制御できる。ざらにイオン交換繊維の中で
もベース用ポリマと補強用ポリマからなる繊維、好まし
くはイオン交換用ポリマを海成分に、補強用ポリマを島
成分にした多芯海島型の複合繊維を基材としたイオン交
換繊維が操作上十分なは械的強度ならびに形態保持性を
有しているので良い。特に該多芯海鳥型の複合fM維は
。
部分的に枝分れまたは分υ1(フィブリル化)が容易で
シート状物を形成し易く、かつ該シート状物の強度、捕
集性能を向上させることができざらに熱迅埋によって補
強用ポリマの少なくとも一部が溶解し耐水性のあるシー
ト状物を(qることがでさるため好ましい。
シート状物を形成し易く、かつ該シート状物の強度、捕
集性能を向上させることができざらに熱迅埋によって補
強用ポリマの少なくとも一部が溶解し耐水性のあるシー
ト状物を(qることがでさるため好ましい。
補強用ポリマの割合は通常10〜90%であるが、あま
り少なすぎると機械的強度が弱くなり。
り少なすぎると機械的強度が弱くなり。
逆に多すぎるとイオン交換基量や吸着性能が低下するの
で20〜80%の範囲が好ましい。
で20〜80%の範囲が好ましい。
また補強用ポリマとしてはポリ−α−オレフィンが耐薬
品性に優れているので好ましい。
品性に優れているので好ましい。
該イオン交換繊維の形態としては短繊維、フィラメント
、フェルト、織物、不織布1編物、i維束、ひも状物な
どの公知の任意の形態、集合体もしくはそれらの裁断物
を挙げることができる。
、フェルト、織物、不織布1編物、i維束、ひも状物な
どの公知の任意の形態、集合体もしくはそれらの裁断物
を挙げることができる。
また1本発明のシート状物は上記イオン交換繊維を主成
分としシート化したものであるが、なかでも0.1〜3
mmの短繊維を用いて後述する方法で抄造した紙状物が
性能的に特に好ましい。
分としシート化したものであるが、なかでも0.1〜3
mmの短繊維を用いて後述する方法で抄造した紙状物が
性能的に特に好ましい。
かかるシート状物中のイオン交換繊維の割合は多いほう
か好ましく、少なくとも30重量%、さらに好ましくは
50重M%以上である。
か好ましく、少なくとも30重量%、さらに好ましくは
50重M%以上である。
シー1〜状物を構成するm雑成分として、該イオン交換
繊維の他に非イオン性の通常の繊維を混抄あるいは交編
織および/または両者の積層などいかなる方法で含有し
ていても良いが、被処理物中の被吸着成分を効率良く捕
集するためには該シート状物の乾燥重量当りイオン交換
基の量は、平均して少なくとも0.5meQ/Cl、好
ましくは1meq/g以上、特に2meQ/Q以上が好
ましい。
繊維の他に非イオン性の通常の繊維を混抄あるいは交編
織および/または両者の積層などいかなる方法で含有し
ていても良いが、被処理物中の被吸着成分を効率良く捕
集するためには該シート状物の乾燥重量当りイオン交換
基の量は、平均して少なくとも0.5meQ/Cl、好
ましくは1meq/g以上、特に2meQ/Q以上が好
ましい。
本発明の最も重要な要件としては、該シート状物に含有
する重金属の量が20 p 0m以下でなく物に含有す
る重金属の間が20ppm以下でなくてはならない。2
0 p pmを越えた量がシート状物中に含有すると、
たとえば被処理物中の極微量の元素を定量するための分
析用ろ紙として使用する場合、(たとえば蛍光X線分析
法で測定すると)極めて精度が悪くなる。より捕集効率
を向上し、極微量元素を精度良く定量するには、より好
ましくは10pDm以下であり、特に5pl)m以下が
より好ましい。
する重金属の量が20 p 0m以下でなく物に含有す
る重金属の間が20ppm以下でなくてはならない。2
0 p pmを越えた量がシート状物中に含有すると、
たとえば被処理物中の極微量の元素を定量するための分
析用ろ紙として使用する場合、(たとえば蛍光X線分析
法で測定すると)極めて精度が悪くなる。より捕集効率
を向上し、極微量元素を精度良く定量するには、より好
ましくは10pDm以下であり、特に5pl)m以下が
より好ましい。
また該シート状物を構成するイオン交換繊維中に含有す
る重金属の量としては、10[)m以下が好ましく、’
10ppmを越えると捕集効率が悪くなるばかりか、必
然的にシート状物に含有する重金属の量が多くなること
になる。したがって、より好ましくは、5ppm以下で
ある。
る重金属の量としては、10[)m以下が好ましく、’
10ppmを越えると捕集効率が悪くなるばかりか、必
然的にシート状物に含有する重金属の量が多くなること
になる。したがって、より好ましくは、5ppm以下で
ある。
本発明でいう重金属のなかでも特にFe、Cu。
Nl、Co、 Crについては含有量の管理が重要であ
る。
る。
該シート状物はろ過抵抗(通液2通気)が低いほうが良
いが、あまり良すぎても捕集効率が悪くなるので目付は
としては、30C]/m以上、好ましくは50〜500
Q/尻である。
いが、あまり良すぎても捕集効率が悪くなるので目付は
としては、30C]/m以上、好ましくは50〜500
Q/尻である。
本発明のシート状物を構成する他の成分として熱可塑性
成形物を一部含有するものが該シート状物の強度、特に
水中での形態保持性および耐水性に優れ、また熱処理温
度を低くすることができるばかりか、シート形成上も好
ましい。その含有量としては5〜80%程度が好ましく
、あまり多すぎるとイオン交換繊維の効果が無くなって
しまい好ましくない。
成形物を一部含有するものが該シート状物の強度、特に
水中での形態保持性および耐水性に優れ、また熱処理温
度を低くすることができるばかりか、シート形成上も好
ましい。その含有量としては5〜80%程度が好ましく
、あまり多すぎるとイオン交換繊維の効果が無くなって
しまい好ましくない。
熱可塑性成形物としては公知のいかなるものでも良いが
、イオン交換繊維と共にシート化できることが必須で特
にポリα−オレフィンたとえば。
、イオン交換繊維と共にシート化できることが必須で特
にポリα−オレフィンたとえば。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−3−メチルブテ
ン−1,ポリ−4−メチルペンテン−1が好ましい。
ン−1,ポリ−4−メチルペンテン−1が好ましい。
該熱可塑性成形物中に含有する重金属の量は、少ない程
良いことはいうまでもないがたとえば1oppm以下が
特に好ましい。
良いことはいうまでもないがたとえば1oppm以下が
特に好ましい。
また、該熱可塑性成形物が謀維状であるとざらに好まし
い。特に0.3〜20mの短繊維あるいはフィブリル化
繊維が好ましい。
い。特に0.3〜20mの短繊維あるいはフィブリル化
繊維が好ましい。
次に1本発明のシート状物を得るためのシート化抄紙装
置は、実質的に重金属の溶出しない材質で行うことが本
発明の要件を満たすために重要である。すなわち高品質
のイオン交換性シート状物からなる紙状物を製造するに
際しては、抄紙装置の材質が有機系ポリマからなる成形
品あるいは金属製の基材に有機系ポリマをコーティング
または該有機ポリマの成形品をラミネートしたもので行
うことが好ましい。
置は、実質的に重金属の溶出しない材質で行うことが本
発明の要件を満たすために重要である。すなわち高品質
のイオン交換性シート状物からなる紙状物を製造するに
際しては、抄紙装置の材質が有機系ポリマからなる成形
品あるいは金属製の基材に有機系ポリマをコーティング
または該有機ポリマの成形品をラミネートしたもので行
うことが好ましい。
本発明でいう有機ポリマとしては、たとえばポリオレフ
ィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、塩
素化ポリエーテル、ふっ素樹脂。
ィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、塩
素化ポリエーテル、ふっ素樹脂。
ポリフェニレンスルフィド、エポキシ樹脂、ポリエステ
ル、ポリアクリル、シリコーン樹脂などの単体および混
合体であるが、実質的に金属特に。
ル、ポリアクリル、シリコーン樹脂などの単体および混
合体であるが、実質的に金属特に。
前記Fe、CLI、Ni、Co、Crなどが抄紙工程に
おいて溶出あるいはシート中に混入しないものでおれば
いかなるものでも良い。
おいて溶出あるいはシート中に混入しないものでおれば
いかなるものでも良い。
本発明の製jh方法としてはさらに上述した抄紙装置を
用いかつ、5MΩ・cm以上の電気比抵抗を有する純水
を用いることが重要である。
用いかつ、5MΩ・cm以上の電気比抵抗を有する純水
を用いることが重要である。
純水を1ワる方法としてはたとえば、飲料水を逆浸透膜
および/または限外ろ過膜で処理した水をさらにイオン
交換体で処理する方法がある。
および/または限外ろ過膜で処理した水をさらにイオン
交換体で処理する方法がある。
かかる本発明の製造法で得られるシート状物は金属含I
j■が極めて少なく1強度、性能とも良好なものとなる
のでおる。
j■が極めて少なく1強度、性能とも良好なものとなる
のでおる。
本発明のシート状物は、そのままでも十分な性能を有す
るが、ざらに性能の向上を目的として50〜200’C
の条件で少なくとも1回熱処理すると熱可塑性ポリマな
どの熱結着により該シート状1!71の強度が高くなり
、かつシート状物を構成する、Illの、IJJRが防
止されるため好ましい。かかる熱処理温度は、熱可塑性
ポリマの種類、量、イオン交換繊維の種類あるいは要求
特性などにより適宜選定する。
るが、ざらに性能の向上を目的として50〜200’C
の条件で少なくとも1回熱処理すると熱可塑性ポリマな
どの熱結着により該シート状1!71の強度が高くなり
、かつシート状物を構成する、Illの、IJJRが防
止されるため好ましい。かかる熱処理温度は、熱可塑性
ポリマの種類、量、イオン交換繊維の種類あるいは要求
特性などにより適宜選定する。
また、無圧下でも良いが加圧下で熱処理すると低温で熱
処理することが可能となり2作業性、経済性などで有利
であるばかりか、iqられるシート状物の性能も向上す
るため好ましい。その圧力は1〜100Kg/cniの
範囲で適宜選定する熱処理する方法としては2通常行わ
れている公知の方法たとえば、熱ロールを用いた連続法
、おるいは熱プレスによる方法などである。
処理することが可能となり2作業性、経済性などで有利
であるばかりか、iqられるシート状物の性能も向上す
るため好ましい。その圧力は1〜100Kg/cniの
範囲で適宜選定する熱処理する方法としては2通常行わ
れている公知の方法たとえば、熱ロールを用いた連続法
、おるいは熱プレスによる方法などである。
以下実施例により本発明をさらに具体的に説明するが2
本発明はそれら実施例に限定されるものではない。
本発明はそれら実施例に限定されるものではない。
[実施例]
実施例で用いるカチオン交換繊維およびアニオン交換繊
維は2次の方法で製造したものである。
維は2次の方法で製造したものである。
多芯海島型複合4JA維(未延伸糸)U海成分(ポリス
チレン)/島成分(ポリプロピレン)=50150(席
数16.繊維直径34μm)]を長さ1.0#に切断し
てカットファイバーを得た。
チレン)/島成分(ポリプロピレン)=50150(席
数16.繊維直径34μm)]を長さ1.0#に切断し
てカットファイバーを得た。
該カットファイバー1手早部を市販の1扱taM1容吊
部とパラホルムアルデヒド0.15重置部からなる架橋
・スルホン化液に加え85°Cで5時間反応処理した後
、水洗した。
部とパラホルムアルデヒド0.15重置部からなる架橋
・スルホン化液に加え85°Cで5時間反応処理した後
、水洗した。
次に、アルカリで処理してから電気比抵抗18MΩ・C
Mの純水を用いてろ液が中性になるまで洗浄した後さら
に酸で処理し純水で洗浄することによってスルホンQQ
LSを有するカチオン交換繊維を得た(交換容量3.0
ミリ当!/g−H,含水度1.2)。
Mの純水を用いてろ液が中性になるまで洗浄した後さら
に酸で処理し純水で洗浄することによってスルホンQQ
LSを有するカチオン交換繊維を得た(交換容量3.0
ミリ当!/g−H,含水度1.2)。
また上記カットファイバー1手量部を市販の1級硫酸5
容量部、水0.5容量部とバラホルムアルデヒド0.2
手量部からなる架橋液に加え85℃で4時間架橋反応を
行った。
容量部、水0.5容量部とバラホルムアルデヒド0.2
手量部からなる架橋液に加え85℃で4時間架橋反応を
行った。
次にクロルメチルエーテル8.5容量部と塩化第二スズ
1.5容量部からなる溶液に架橋糸を加え、30%トリ
メチルアミン水溶液10容量部に加え30’Cで1時間
アミン化して純水で洗浄した。
1.5容量部からなる溶液に架橋糸を加え、30%トリ
メチルアミン水溶液10容量部に加え30’Cで1時間
アミン化して純水で洗浄した。
さらに塩酸で処理してから純水で洗浄することによって
1〜リメチルアンモニウムメチル基を有するアニオン交
換繊維を19たく交PA容量2.8ミリ当聞/g−CI
、含水度1.5)。この時の繊維中の金属含fJ吊は
、Fe:コppm、cu、N r。
1〜リメチルアンモニウムメチル基を有するアニオン交
換繊維を19たく交PA容量2.8ミリ当聞/g−CI
、含水度1.5)。この時の繊維中の金属含fJ吊は
、Fe:コppm、cu、N r。
Go、Cr : 1 pI)m以下であった(試料を硫
酸で炭化した後電気炉内で灰化し、これを・Sつ化水素
酸および塩酸で加熱処理し希硝酸で溶解、定容としIC
P発光分光分析法で測定した)。
酸で炭化した後電気炉内で灰化し、これを・Sつ化水素
酸および塩酸で加熱処理し希硝酸で溶解、定容としIC
P発光分光分析法で測定した)。
実施例1
上記カチオン交換[tloCJとポリエチレン合成パル
プ[商品名SWP、三井石浦化学工業(株)製12.5
Qを11の純水とともにミキサー[Nat l Ona
l クツキングミキサー MX915C松下電気(
株)製]で3分間混合処理した。
プ[商品名SWP、三井石浦化学工業(株)製12.5
Qを11の純水とともにミキサー[Nat l Ona
l クツキングミキサー MX915C松下電気(
株)製]で3分間混合処理した。
次いで抄紙器(角型シートマシーン 熊谷理機工業製)
の表面をふっ素樹脂でコーティングしたもので抄造し紙
状物を得た。この時使用した純水の電気比抵抗は15M
Ω・crn (飲料水を逆浸透膜に通水した(凱イオン
交換樹脂で処理)であった。
の表面をふっ素樹脂でコーティングしたもので抄造し紙
状物を得た。この時使用した純水の電気比抵抗は15M
Ω・crn (飲料水を逆浸透膜に通水した(凱イオン
交換樹脂で処理)であった。
得られた紙状物をろ紙でサンドイッチ状にはさみプレス
装置で10Kg/ciの圧力下圧搾脱水後。
装置で10Kg/ciの圧力下圧搾脱水後。
回転式乾燥機を用いて100℃にて乾燥した(坪量 2
00g/m>。
00g/m>。
ざらに、熱ロールを用いて80℃、30に!j/ciの
加圧下1TrL/minの速度で処理した。
加圧下1TrL/minの速度で処理した。
得られたシート状物をΦ47!runに打後き[カム式
カッター、大栄科学(株)製]評価に供した。
カッター、大栄科学(株)製]評価に供した。
シートに含有する金属Mを蛍光X線分析法で測定した(
理学製全自動蛍光X線分析装置 3080E2型を用い
て常法により測定〉。結果を第1表に示したが金属S有
量は極めて少ないことがわかる。
理学製全自動蛍光X線分析装置 3080E2型を用い
て常法により測定〉。結果を第1表に示したが金属S有
量は極めて少ないことがわかる。
一方該シート状物(Φ47履)をろ過器に装着しNiイ
オン10pDbを含む検水10gを200d/mi n
の速度で吸引ろ過した。通水後シート状物の形態保持性
は良好であった。
オン10pDbを含む検水10gを200d/mi n
の速度で吸引ろ過した。通水後シート状物の形態保持性
は良好であった。
これを70℃で乾燥後、蛍光X線分析を行ったところ、
100μ9のNiが検出された。
100μ9のNiが検出された。
またろ液中のNiイオンを定量(原子吸光法で測定)し
たところ、捕集効率はほぼ99%でおった。結末を第1
表に示した。
たところ、捕集効率はほぼ99%でおった。結末を第1
表に示した。
なお捕集効率は次式より求めた。
捕集効率(%)=[(1−ろ液中Niの聞)/検水中N
iの弔]X100 実施例2 前記アニオン交換繊維を実施例1と同様にしてシート化
した後、シート中の金属含有量を測定したが極めて少な
く良好であった。結果を第1表に示した また。実施例1のカチオン性シート状物と該シート状物
をカチオン性シート状物が通液特上流側になるようにろ
過器に装着し、イオン性Cr10ppbを含有する検水
を同様に通水した。
iの弔]X100 実施例2 前記アニオン交換繊維を実施例1と同様にしてシート化
した後、シート中の金属含有量を測定したが極めて少な
く良好であった。結果を第1表に示した また。実施例1のカチオン性シート状物と該シート状物
をカチオン性シート状物が通液特上流側になるようにろ
過器に装着し、イオン性Cr10ppbを含有する検水
を同様に通水した。
通水後のアニオン性シート状物を実施例1と同様に乾燥
後蛍光X線分析を行ったところ75μ9のCrが検出さ
れた。またろ液中のCrイオンを原子吸光法で定呈した
。
後蛍光X線分析を行ったところ75μ9のCrが検出さ
れた。またろ液中のCrイオンを原子吸光法で定呈した
。
捕集効率はほぼ99%でめった。結果を第1表に示した
。
。
実施例3
実施例1で用いたカチオン交換繊維5qと実施例2で用
いたアニオン交換繊維5qおよびポリエチレン合成パル
プ2.50を純水とともにミキサーで5分間混合処理し
た。次いで実施例1と同様にして抄紙、乾燥、熱51!
!理を行ないカチオン・アニオン交換性シート状物を(
qた。
いたアニオン交換繊維5qおよびポリエチレン合成パル
プ2.50を純水とともにミキサーで5分間混合処理し
た。次いで実施例1と同様にして抄紙、乾燥、熱51!
!理を行ないカチオン・アニオン交換性シート状物を(
qた。
実施例1と同様にシート中の金属含有量を測定したとこ
ろ極めて少なかった。
ろ極めて少なかった。
さらに該シート状物をろ過器に装着しN+、Cr各イオ
ンそれぞれ1oppb含有する検水10りを用いて実施
例1と同様にして捕集性能を調べた。シート状物中には
、 N i : 100μCl、 (J’ :100μ
Qが検出された。
ンそれぞれ1oppb含有する検水10りを用いて実施
例1と同様にして捕集性能を調べた。シート状物中には
、 N i : 100μCl、 (J’ :100μ
Qが検出された。
またろ液中のNi、Crイオンを定量したところ、捕集
効率はほぼ99%であった。このように1枚のシートで
アニオンおよびカチオンの捕集を効率良く、かつ簡単に
行うことができる。
効率はほぼ99%であった。このように1枚のシートで
アニオンおよびカチオンの捕集を効率良く、かつ簡単に
行うことができる。
比較例1
実施例1で使用したカチオン交換m維を、金属製の抄紙
器(真ちゅう製、抄紙金網は銅製)で水¥go、1MΩ
・cmの逆浸透膜透過水を使用して実施例1と同様にシ
ート化し次いで実施例1と同様に性能評価を行った。結
果を第1表にまとめて示した。
器(真ちゅう製、抄紙金網は銅製)で水¥go、1MΩ
・cmの逆浸透膜透過水を使用して実施例1と同様にシ
ート化し次いで実施例1と同様に性能評価を行った。結
果を第1表にまとめて示した。
シート中の金属含有量が多く9通水後のNiff1の測
定値がバラツキ、精度良く測定できなかった。
定値がバラツキ、精度良く測定できなかった。
また、捕集効率も低い。
比較例2
比較例1で用いた抄紙装置および水を使用して実施例2
と同様にシート化し9次いで実施例2と同様に性能評価
を行った。結果を第1表に示した。
と同様にシート化し9次いで実施例2と同様に性能評価
を行った。結果を第1表に示した。
シート中金属量が多く、測定精度、捕集効率ともに悪か
った。
った。
[発明の効果]
本発明のイオン交換性シート状物は1重金属の混入しな
い方法で1qられるので、金属含有1が少ないばかりか
、高強力でしかも通液抵抗も小さくかつ耐水性がある。
い方法で1qられるので、金属含有1が少ないばかりか
、高強力でしかも通液抵抗も小さくかつ耐水性がある。
また、イオン交換1ffiも多いことから、効果的にし
かも、極めて微量の元素を精度良く測定でき作業性も良
い。従って各種工業分野、待に極微量元素の定性・定量
分析およびその他分析の前濃縮資材あるいは極微量イオ
ンの除去、各種のイオン交換、吸着用途、有機反応にお
ける酸・塩基触媒。
かも、極めて微量の元素を精度良く測定でき作業性も良
い。従って各種工業分野、待に極微量元素の定性・定量
分析およびその他分析の前濃縮資材あるいは極微量イオ
ンの除去、各種のイオン交換、吸着用途、有機反応にお
ける酸・塩基触媒。
超純水製造における最終ポリラシャ−など広く利用でき
る。
る。
Claims (4)
- (1)イオン交換繊維を主成分とし、かつ含有する重金
属の量が20ppm以下であることを特徴とするイオン
交換性シート状物。 - (2)熱可塑性成形物を少なくとも一部含有する請求項
1に記載のイオン交換性シート状物。 - (3)イオン交換繊維を主成分とするシート状物を得る
に際し、少なくとも表面が有機系ポリマからなる成形品
で形成された抄紙装置を用い、かつ電気比抵抗5MΩ・
cm以上の純水でイオン交換繊維を湿式抄造することを
特徴とするイオン交換性シート状物の製造法。 - (4)シート状物を50〜200℃で熱処理する請求項
3に記載のイオン交換性シート状物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63204174A JPH0683790B2 (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | イオン交換性シート状物およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63204174A JPH0683790B2 (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | イオン交換性シート状物およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0252046A true JPH0252046A (ja) | 1990-02-21 |
| JPH0683790B2 JPH0683790B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=16486063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63204174A Expired - Lifetime JPH0683790B2 (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | イオン交換性シート状物およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683790B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010158606A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Kurita Water Ind Ltd | フィルタ、その製造方法及び流体処理方法 |
-
1988
- 1988-08-17 JP JP63204174A patent/JPH0683790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010158606A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Kurita Water Ind Ltd | フィルタ、その製造方法及び流体処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0683790B2 (ja) | 1994-10-26 |
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