JPH0253180B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0253180B2 JPH0253180B2 JP57119251A JP11925182A JPH0253180B2 JP H0253180 B2 JPH0253180 B2 JP H0253180B2 JP 57119251 A JP57119251 A JP 57119251A JP 11925182 A JP11925182 A JP 11925182A JP H0253180 B2 JPH0253180 B2 JP H0253180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- workpieces
- balls
- tapered
- positions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/12—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for securing to a spindle in general
- B23Q3/14—Mandrels in general
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gear Processing (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は円筒状工作物の外周面または内周面
を機械加工する工作機械において、工作物を精密
にセンターリングする円筒状工作物精密センター
リング装置に関するものである。
を機械加工する工作機械において、工作物を精密
にセンターリングする円筒状工作物精密センター
リング装置に関するものである。
例えば歯切盤によつて円筒状工作物の外周面ま
たは内周面を歯切加工するとき、複数の円筒状工
作物を軸方向に重ね合わせると、各工作物の外周
面または内周面を同時に歯切加工することができ
能率を向上させることができる。しかしながら、
工作物の外周面または内周面を高精度に歯切加工
するには歯切盤の回転軸に対し工作物を高精度に
センターリングする必要がある。従来は複数の円
筒状工作物を軸方向に重ね合わせたとき、夫々の
工作物の径公差のばらつきのため各工作物を全て
高精度にセンターリングすることができなかつ
た。
たは内周面を歯切加工するとき、複数の円筒状工
作物を軸方向に重ね合わせると、各工作物の外周
面または内周面を同時に歯切加工することができ
能率を向上させることができる。しかしながら、
工作物の外周面または内周面を高精度に歯切加工
するには歯切盤の回転軸に対し工作物を高精度に
センターリングする必要がある。従来は複数の円
筒状工作物を軸方向に重ね合わせたとき、夫々の
工作物の径公差のばらつきのため各工作物を全て
高精度にセンターリングすることができなかつ
た。
したがつてこの発明はボールを利用することに
よつて複数の円筒状工作物を軸方向に重ね合わ
せ、各工作物の外周面または内周面を機械加工す
る工作機械において各工作物全てを高精度にセン
ターリングすることができるようにすべくなされ
たものである。特にこの発明は各工作物の位置に
それぞれ複数のボールとテーパ部材を設け、各工
作物の位置のボールをそれぞれ各工作物の内周面
または外周面に沿つて角度間隔おいて配列し、各
工作物の位置のテーパ部材をそれぞれ各工作物の
位置のボールに接触するよう配置する。そしてボ
ールを実質上工作物の径方向に変位可能にかつ軸
方向に変位しないよう保持すると共に、テーパ部
材を実質上工作物の軸方向に変位可能に、かつ径
方向に変位しないよう精密に保持し、各工作物の
位置のテーパ部材をスプリングなどの弾性付勢手
段によつて実質上工作物の軸方向に個別に同時に
弾性付勢したものである。各工作物の位置のボー
ルは弾性付勢手段の弾性付勢力と、テーパ部材の
くさび作用によつてそれぞれ各工作物の内周面ま
たは外周面に押付けられる。これによつて径公差
のばらつきがある複数の円筒状工作物が精密にセ
ンターリングされる。更にボールのような球体を
採用することにより、ワークの投入もスムースに
行なえるという利点も合わせてえられる。
よつて複数の円筒状工作物を軸方向に重ね合わ
せ、各工作物の外周面または内周面を機械加工す
る工作機械において各工作物全てを高精度にセン
ターリングすることができるようにすべくなされ
たものである。特にこの発明は各工作物の位置に
それぞれ複数のボールとテーパ部材を設け、各工
作物の位置のボールをそれぞれ各工作物の内周面
または外周面に沿つて角度間隔おいて配列し、各
工作物の位置のテーパ部材をそれぞれ各工作物の
位置のボールに接触するよう配置する。そしてボ
ールを実質上工作物の径方向に変位可能にかつ軸
方向に変位しないよう保持すると共に、テーパ部
材を実質上工作物の軸方向に変位可能に、かつ径
方向に変位しないよう精密に保持し、各工作物の
位置のテーパ部材をスプリングなどの弾性付勢手
段によつて実質上工作物の軸方向に個別に同時に
弾性付勢したものである。各工作物の位置のボー
ルは弾性付勢手段の弾性付勢力と、テーパ部材の
くさび作用によつてそれぞれ各工作物の内周面ま
たは外周面に押付けられる。これによつて径公差
のばらつきがある複数の円筒状工作物が精密にセ
ンターリングされる。更にボールのような球体を
採用することにより、ワークの投入もスムースに
行なえるという利点も合わせてえられる。
以下この発明の実施例を図面について説明す
る。第1図は円筒状工作物の外周面を歯切加工す
る歯切盤にこの発明を使用したものを示す。この
実施例では5つの円筒状工作物W1〜W5が軸方向
に重ね合わされている。各工作物の位置にはそれ
ぞれ複数のボールB1〜B5と、テーパ部材T1〜T5
が設けられている。ボールを使用する利点は、各
工作物の厚みが薄い場合に特に有利である。この
実施例では各工作物の位置にそれぞれ20個のボー
ルが設けられ、したがつて合計100個のボールが
設けられている。ボールを使用すると、多数のボ
ールを円周上に配置することができ、位置精度の
狂いやすさを、数によつて吸収し、精密さを保つ
ことが容易である。各工作物の位置のボールはそ
れぞれ歯切盤の回転軸1に直角な平面すなわち水
平面上において各工作物の内周面に沿つて等角度
間隔を置いて配列され、保持スリーブ2に形成さ
れた孔内に吸収されている。ボールは保持スリー
ブ2の外周面及び内周面に嵌め込まれた板バネ3
によつて脱落しないよう保持されている。保持ス
リーブ2の孔の内径はボールの外径よりもわずか
に大きいだけであり、ボールは図において上下方
向にはほとんど変位することができない。しかし
ながら、図において左右方向にはわずかに変位す
ることができる。したがつてボールは保持スリー
ブ2と板バネ3によつて実質上工作物の径方向に
変位可能に、かつ軸方向に変位しないよう保持さ
れているものである。
る。第1図は円筒状工作物の外周面を歯切加工す
る歯切盤にこの発明を使用したものを示す。この
実施例では5つの円筒状工作物W1〜W5が軸方向
に重ね合わされている。各工作物の位置にはそれ
ぞれ複数のボールB1〜B5と、テーパ部材T1〜T5
が設けられている。ボールを使用する利点は、各
工作物の厚みが薄い場合に特に有利である。この
実施例では各工作物の位置にそれぞれ20個のボー
ルが設けられ、したがつて合計100個のボールが
設けられている。ボールを使用すると、多数のボ
ールを円周上に配置することができ、位置精度の
狂いやすさを、数によつて吸収し、精密さを保つ
ことが容易である。各工作物の位置のボールはそ
れぞれ歯切盤の回転軸1に直角な平面すなわち水
平面上において各工作物の内周面に沿つて等角度
間隔を置いて配列され、保持スリーブ2に形成さ
れた孔内に吸収されている。ボールは保持スリー
ブ2の外周面及び内周面に嵌め込まれた板バネ3
によつて脱落しないよう保持されている。保持ス
リーブ2の孔の内径はボールの外径よりもわずか
に大きいだけであり、ボールは図において上下方
向にはほとんど変位することができない。しかし
ながら、図において左右方向にはわずかに変位す
ることができる。したがつてボールは保持スリー
ブ2と板バネ3によつて実質上工作物の径方向に
変位可能に、かつ軸方向に変位しないよう保持さ
れているものである。
各工作物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5
はそれぞれ各工作物W1〜W5の位置のボールB1〜
B5に接触するよう置かれている。テーパ部材T1
〜T5はボールに接触させるテーパ面4を有する
環状のもので、センターリングソケツト5の外周
面に上下方向にスライド可能に嵌合され、工作物
の軸方向に変位可能に、かつ径方向に変位しない
よう精密に保持されている。テーパ面4は工作物
W1〜W5の軸方向に向かつて径方向に傾斜してい
る。センターリングソケツト5は歯切盤の回転軸
1に同心に配置され、ベース6に固定されてい
る。
はそれぞれ各工作物W1〜W5の位置のボールB1〜
B5に接触するよう置かれている。テーパ部材T1
〜T5はボールに接触させるテーパ面4を有する
環状のもので、センターリングソケツト5の外周
面に上下方向にスライド可能に嵌合され、工作物
の軸方向に変位可能に、かつ径方向に変位しない
よう精密に保持されている。テーパ面4は工作物
W1〜W5の軸方向に向かつて径方向に傾斜してい
る。センターリングソケツト5は歯切盤の回転軸
1に同心に配置され、ベース6に固定されてい
る。
各工作物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5
はコイルスプリングS1〜S5によつて工作物の同一
軸方向に個別に弾性付勢される。コイルスプリン
グS1〜S5はテーパ部材T1〜T5の内部に収容され、
一端はテーパ部材の底壁に係合され他端はロツド
7のカラー8に係合されている。ロツド7はテー
パ部材T1〜T5を貫通して伸び、テーパ部材T1〜
T5に対し軸方向、すなわち上下方向にスライド
することができ、ロツドホルダー9に固定されて
いる。
はコイルスプリングS1〜S5によつて工作物の同一
軸方向に個別に弾性付勢される。コイルスプリン
グS1〜S5はテーパ部材T1〜T5の内部に収容され、
一端はテーパ部材の底壁に係合され他端はロツド
7のカラー8に係合されている。ロツド7はテー
パ部材T1〜T5を貫通して伸び、テーパ部材T1〜
T5に対し軸方向、すなわち上下方向にスライド
することができ、ロツドホルダー9に固定されて
いる。
この実施例では各工作物W1〜W5の位置のテー
パ部材T1〜T5にそれぞれ複数のコイルスプリン
グS1〜S5が収容され、したがつて複数のロツド7
が設けられ、ロツドホルダー9に固定されてい
る。複数のスプリングを配置する効果としては、
夫々のスプリング力を低くできる点にある。第2
図は各工作物W1〜W5のテーパ部材T1〜T5内に
収容されているコイルスプリングの位置を示す。
テーパ部材T1内には3個のコイルスプリングS1
が収容され、テーパ部材T2内には6個のコイル
スプリングS2が収容され、コイルスプリングS1,
S2はそれぞれ等角度間隔おいて配列されている。
テーパ部材T3内には9個のコイルスプリングS3
が収容され、コイルスプリングS3は30゜および60゜
の角度間隔をおいて3個づつ均一に配列されてい
る。テーパ部材T4及びT5にはそれぞれ12個のコ
イルスプリングS4,S5が収容され、コイルスプリ
ングS4,S5はそれぞれ等角度間隔をおいて配列さ
れている。したがつてこの実施例では12個のロツ
ド7が等角度間隔をおいて配列され、各ロツド7
のカラー8にそれぞれコイルスプリングS1〜S5の
一端が係合されている。この場合、スプリング数
を、S1〜S5全て各12ケにしてもよい。
パ部材T1〜T5にそれぞれ複数のコイルスプリン
グS1〜S5が収容され、したがつて複数のロツド7
が設けられ、ロツドホルダー9に固定されてい
る。複数のスプリングを配置する効果としては、
夫々のスプリング力を低くできる点にある。第2
図は各工作物W1〜W5のテーパ部材T1〜T5内に
収容されているコイルスプリングの位置を示す。
テーパ部材T1内には3個のコイルスプリングS1
が収容され、テーパ部材T2内には6個のコイル
スプリングS2が収容され、コイルスプリングS1,
S2はそれぞれ等角度間隔おいて配列されている。
テーパ部材T3内には9個のコイルスプリングS3
が収容され、コイルスプリングS3は30゜および60゜
の角度間隔をおいて3個づつ均一に配列されてい
る。テーパ部材T4及びT5にはそれぞれ12個のコ
イルスプリングS4,S5が収容され、コイルスプリ
ングS4,S5はそれぞれ等角度間隔をおいて配列さ
れている。したがつてこの実施例では12個のロツ
ド7が等角度間隔をおいて配列され、各ロツド7
のカラー8にそれぞれコイルスプリングS1〜S5の
一端が係合されている。この場合、スプリング数
を、S1〜S5全て各12ケにしてもよい。
ロツドホルダー9はセンターリングソケツト5
の内周面に上下方向にスライド可能に嵌合され、
コイルスプリング10によつて上方に弾性付勢さ
れている。
の内周面に上下方向にスライド可能に嵌合され、
コイルスプリング10によつて上方に弾性付勢さ
れている。
後述するように、工作物W1〜W5はセンターリ
ングされた後、センターリングソケツト5のサポ
ートリング5aとサポートセンター11のクラン
ピングスリーブ12間に把持され固定される。サ
ポートセンター11は、クランピングスリーブ1
2の他に、ロツドホルダー9に係合する押え座金
13と、ドローロツド14内に挿入することがで
きる挿入ロツド15を有する。ドローロツド14
はセンターリングソケツト5の内周面に軸方向、
すなわち上下方向にスライド可能に嵌合され、下
端はクランピングシリンダー(図示せず)に連結
されている。上端はロツドホルダー9の変位を制
限するストツパ16を有する。またドローロツド
14はサポートセンター11の挿入ロツド15に
連結するためのクランピングピース17を有す
る。クランピングピース17はドローロツド14
の孔内に径方向、すなわち左右方向にスライド可
能に嵌合され、図示されているようにドローロツ
ド14の内部に突入し、挿入ロツド15に係合す
ることができる。センターリングソケツト5はク
ランピングピース17を退避させるための内周溝
18を有する。
ングされた後、センターリングソケツト5のサポ
ートリング5aとサポートセンター11のクラン
ピングスリーブ12間に把持され固定される。サ
ポートセンター11は、クランピングスリーブ1
2の他に、ロツドホルダー9に係合する押え座金
13と、ドローロツド14内に挿入することがで
きる挿入ロツド15を有する。ドローロツド14
はセンターリングソケツト5の内周面に軸方向、
すなわち上下方向にスライド可能に嵌合され、下
端はクランピングシリンダー(図示せず)に連結
されている。上端はロツドホルダー9の変位を制
限するストツパ16を有する。またドローロツド
14はサポートセンター11の挿入ロツド15に
連結するためのクランピングピース17を有す
る。クランピングピース17はドローロツド14
の孔内に径方向、すなわち左右方向にスライド可
能に嵌合され、図示されているようにドローロツ
ド14の内部に突入し、挿入ロツド15に係合す
ることができる。センターリングソケツト5はク
ランピングピース17を退避させるための内周溝
18を有する。
前記のように構成された歯切盤の円筒状工作物
センターリング装置において、サポートセンター
11およびドローロツド14を上昇させると、ク
ランピングピース17が挿入ロツド15によつて
センターリングソケツト5の内周溝18内に押し
込まれ、退避する。これによつて、クランピング
ピース17が挿入ロツド15から離れ、両者の連
結は解除される。その後、ドローロツド14は変
位せず、サポートセンター11だけがさらに上昇
し、挿入ロツド15はドローロツド14内から抜
き取られる。サポートセンター11はクランピン
グスリーブ12及び押え座金13と一体的に上昇
する。したがつて図示されているように軸方向に
重ね合わせた工作物W1〜W5を上方から下降させ
保持スリーブ2のまわりに配置することができ
る。
センターリング装置において、サポートセンター
11およびドローロツド14を上昇させると、ク
ランピングピース17が挿入ロツド15によつて
センターリングソケツト5の内周溝18内に押し
込まれ、退避する。これによつて、クランピング
ピース17が挿入ロツド15から離れ、両者の連
結は解除される。その後、ドローロツド14は変
位せず、サポートセンター11だけがさらに上昇
し、挿入ロツド15はドローロツド14内から抜
き取られる。サポートセンター11はクランピン
グスリーブ12及び押え座金13と一体的に上昇
する。したがつて図示されているように軸方向に
重ね合わせた工作物W1〜W5を上方から下降させ
保持スリーブ2のまわりに配置することができ
る。
工作物W1〜W5をセンターリングするにはサポ
ートセンター11を下降させ、挿入ロツド15を
ドローロツド14内に挿入すればよい。サポート
センター11を下降させると、まず押え座金13
がロツドホルダー9に接触し、ロツドホルダー9
がスプリング10を圧しながら下降する。ロツド
7は、各工作物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜
T5に対しスライドし、ロツドホルダー9と一体
的に下降する。したがつて、各工作物W1〜W5の
位置のコイルスプリングS1〜S5がロツド7のカラ
ー8によつて圧縮され、テーパ部材T1〜T5はコ
イルスプリングS1〜S5によつて下方に、すなわち
工作物の同一軸方向に弾性付勢される。各工作物
W1〜W5の位置のボールB1〜B5は実質上工作物
の径方向に変位可能に、かつ軸方向に変位しない
よう保持されているため(これは高精度を保つた
めにも必須要件)、コイルスプリングS1〜S5の弾
性付勢力とテーパ部材T1〜T5のくさび作用によ
つてそれぞれ各工作物W1〜W5の内周面に押付け
られる。これによつて、工作物W1〜W5がセンタ
ーリングされる。
ートセンター11を下降させ、挿入ロツド15を
ドローロツド14内に挿入すればよい。サポート
センター11を下降させると、まず押え座金13
がロツドホルダー9に接触し、ロツドホルダー9
がスプリング10を圧しながら下降する。ロツド
7は、各工作物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜
T5に対しスライドし、ロツドホルダー9と一体
的に下降する。したがつて、各工作物W1〜W5の
位置のコイルスプリングS1〜S5がロツド7のカラ
ー8によつて圧縮され、テーパ部材T1〜T5はコ
イルスプリングS1〜S5によつて下方に、すなわち
工作物の同一軸方向に弾性付勢される。各工作物
W1〜W5の位置のボールB1〜B5は実質上工作物
の径方向に変位可能に、かつ軸方向に変位しない
よう保持されているため(これは高精度を保つた
めにも必須要件)、コイルスプリングS1〜S5の弾
性付勢力とテーパ部材T1〜T5のくさび作用によ
つてそれぞれ各工作物W1〜W5の内周面に押付け
られる。これによつて、工作物W1〜W5がセンタ
ーリングされる。
各工作物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5
によつて個別に弾性付勢されるため、各工作物
W1〜W5の位置のボールB1〜B5は確実に各工作
物W1〜W5の内周面に押付けられる。従つて各工
作物の径公差がばらついていても全てのワークを
精密にセンターリングできる。各工作物の位置の
ボールB1〜B5はそれぞれ歯切盤の回転軸1に直
角な平面上に等角度間隔を置いて配列されている
ため、工作物W1〜W5は高精度にセンターリング
される。また、ボールは球形であり、テーパ部材
は円すい面のため、ボールの円周方向位置誤差が
あつても、センターリング精度への影響は少な
い。容易に精密さを確保できる。
によつて個別に弾性付勢されるため、各工作物
W1〜W5の位置のボールB1〜B5は確実に各工作
物W1〜W5の内周面に押付けられる。従つて各工
作物の径公差がばらついていても全てのワークを
精密にセンターリングできる。各工作物の位置の
ボールB1〜B5はそれぞれ歯切盤の回転軸1に直
角な平面上に等角度間隔を置いて配列されている
ため、工作物W1〜W5は高精度にセンターリング
される。また、ボールは球形であり、テーパ部材
は円すい面のため、ボールの円周方向位置誤差が
あつても、センターリング精度への影響は少な
い。容易に精密さを確保できる。
ボールB1〜B5はコイルスプリングS1〜S5の弾
性付勢力とテーパ部材T1〜T5のくさび作用によ
つて工作物W1〜W5の内周面に押付けられるだけ
であるため、過度に押付けられることはない。コ
イルスプリングS1〜S5はサポートセンター11お
よびロツド7から伝達される荷重を吸収し、ボー
ルB1〜B5が過度に押付けられることを防止する。
したがつて、ボールB1〜B5によつて工作物W1〜
W5の内周面が損傷するおそれはない。また、各
工作物W1〜W5の位置にそれぞれ20個のボールが
設けられているため、コイルスプリングS1〜S5の
弾性付勢力はそれぞれ20個のボールに分配され
る。したがつて、ボール1個あたりの押付力は小
さく、工作物の内周面は損傷しない。このため高
硬度ボールを使用したばあいで工作物硬度が
HRC25以下位では、特に有効で損傷の心配から
解放される。
性付勢力とテーパ部材T1〜T5のくさび作用によ
つて工作物W1〜W5の内周面に押付けられるだけ
であるため、過度に押付けられることはない。コ
イルスプリングS1〜S5はサポートセンター11お
よびロツド7から伝達される荷重を吸収し、ボー
ルB1〜B5が過度に押付けられることを防止する。
したがつて、ボールB1〜B5によつて工作物W1〜
W5の内周面が損傷するおそれはない。また、各
工作物W1〜W5の位置にそれぞれ20個のボールが
設けられているため、コイルスプリングS1〜S5の
弾性付勢力はそれぞれ20個のボールに分配され
る。したがつて、ボール1個あたりの押付力は小
さく、工作物の内周面は損傷しない。このため高
硬度ボールを使用したばあいで工作物硬度が
HRC25以下位では、特に有効で損傷の心配から
解放される。
工作物W1〜W5を重ね合わせると、各工作物の
自重がその下方の工作物に作用する。この実施例
では、テーパ部材T1内には3個のコイルスプリ
ングS1、テーパ部材T2内には6個のコイルスプ
リングS2、テーパ部材T3内には9個のコイルス
プリングS3テーパ部材T1,T5内には12個のコイ
ルスプリングS4,S5がそれぞれ収容されているた
め、下方の工作物の位置のボールは上方の工作物
の位置のボールよりも強く工作物の内周面に押付
けられる。したがつて、各工作物W1〜W5はその
上方の工作物の自重に阻害されることなく円滑に
センターリングされる。なお、このスプリングS1
〜S5は、各々全て同数に配置してもよい。
自重がその下方の工作物に作用する。この実施例
では、テーパ部材T1内には3個のコイルスプリ
ングS1、テーパ部材T2内には6個のコイルスプ
リングS2、テーパ部材T3内には9個のコイルス
プリングS3テーパ部材T1,T5内には12個のコイ
ルスプリングS4,S5がそれぞれ収容されているた
め、下方の工作物の位置のボールは上方の工作物
の位置のボールよりも強く工作物の内周面に押付
けられる。したがつて、各工作物W1〜W5はその
上方の工作物の自重に阻害されることなく円滑に
センターリングされる。なお、このスプリングS1
〜S5は、各々全て同数に配置してもよい。
サポートセンター11が更に下降するとクラン
ピングスリーブ12が工作物の端面に接触する。
その後ドローロツド14をシリンダによつて下降
させると、クランピングピース17がドローロツ
ド14によつてセンターリングソケツト5の内周
溝18内から引き出され、サポートセンター11
の挿入ロツド15に係合される。したがつてドロ
ーロツド14と挿入ロツド15が連結されサポー
トセンター11がドローロツド14によつて下方
に引下げられる。これによつて工作物W1〜W5が
サポートセンター11のクランピングスリーブ1
2とセンターリングソケツト5のサポートリング
5a間に把持され、所定位置に固定される。
ピングスリーブ12が工作物の端面に接触する。
その後ドローロツド14をシリンダによつて下降
させると、クランピングピース17がドローロツ
ド14によつてセンターリングソケツト5の内周
溝18内から引き出され、サポートセンター11
の挿入ロツド15に係合される。したがつてドロ
ーロツド14と挿入ロツド15が連結されサポー
トセンター11がドローロツド14によつて下方
に引下げられる。これによつて工作物W1〜W5が
サポートセンター11のクランピングスリーブ1
2とセンターリングソケツト5のサポートリング
5a間に把持され、所定位置に固定される。
その後、工作物W1〜W5の外周面が歯切加工さ
れる。歯切加工完了後、サポートセンター11お
よびドローロツド14を上昇させるとクランピン
グピース17がセンターリングソケツト5の内周
溝18内に退避する。サポートセンター11はさ
らに上昇し、挿入ロツド15はドローロツド14
から抜き取られる。したがつて工作物W1〜W5を
上方に持ち上げ、取外すことができる。
れる。歯切加工完了後、サポートセンター11お
よびドローロツド14を上昇させるとクランピン
グピース17がセンターリングソケツト5の内周
溝18内に退避する。サポートセンター11はさ
らに上昇し、挿入ロツド15はドローロツド14
から抜き取られる。したがつて工作物W1〜W5を
上方に持ち上げ、取外すことができる。
なお、低硬度工作物のばあい押え座金13をロ
ツドホルダー9に接触させ、クランピングスリー
ブ12を工作物に接触させるとき、サポートセン
ター11を急速に下降させるとボールB1〜B5に
よつて工作物の内周面に衝撃荷重が与えられ、ク
ランピングスリーブ12によつて工作物の端面に
衝撃荷重が与えられる。したがつて工作物の内周
面、端面が損傷するおそれがある。これを避ける
にはサポートセンター11を微速に下降させれば
よい。第6図はサポートセンター11を下降及び
上昇させるための油圧回路を示す。サポートセン
ター11を下降させるときシリンダ19のロツド
端に油圧が供給され、最初はシリンダ19のヘツ
ド端から切換バルブ20を通つて油圧が排出され
る。したがつてサポートセンター11は高速に下
降する。サポートセンター11が所定高さまで下
降するとリミツトスイツチが動作し切換バルブ2
0を切換える。その後はシリンダ19のヘツド端
から絞り21を通つて油圧が排出される。したが
つてサポートセンター11は微速に下降し、押え
座金13は円滑にロツドホルダー19に接触す
る。したがつてボールB1〜B5が円滑に工作物W1
〜W5の内周面に押付けられ、工作物W1〜W5は
円滑にセンターリングされる。クランピングスリ
ーブ12は円滑に工作物の端面に接触し、工作物
W1〜W5はクランピングスリーブ12とサポート
リング5a間に円滑に把持される。これによつて
工作物W1〜W5の内周面及び端面の損傷が回避さ
れる。
ツドホルダー9に接触させ、クランピングスリー
ブ12を工作物に接触させるとき、サポートセン
ター11を急速に下降させるとボールB1〜B5に
よつて工作物の内周面に衝撃荷重が与えられ、ク
ランピングスリーブ12によつて工作物の端面に
衝撃荷重が与えられる。したがつて工作物の内周
面、端面が損傷するおそれがある。これを避ける
にはサポートセンター11を微速に下降させれば
よい。第6図はサポートセンター11を下降及び
上昇させるための油圧回路を示す。サポートセン
ター11を下降させるときシリンダ19のロツド
端に油圧が供給され、最初はシリンダ19のヘツ
ド端から切換バルブ20を通つて油圧が排出され
る。したがつてサポートセンター11は高速に下
降する。サポートセンター11が所定高さまで下
降するとリミツトスイツチが動作し切換バルブ2
0を切換える。その後はシリンダ19のヘツド端
から絞り21を通つて油圧が排出される。したが
つてサポートセンター11は微速に下降し、押え
座金13は円滑にロツドホルダー19に接触す
る。したがつてボールB1〜B5が円滑に工作物W1
〜W5の内周面に押付けられ、工作物W1〜W5は
円滑にセンターリングされる。クランピングスリ
ーブ12は円滑に工作物の端面に接触し、工作物
W1〜W5はクランピングスリーブ12とサポート
リング5a間に円滑に把持される。これによつて
工作物W1〜W5の内周面及び端面の損傷が回避さ
れる。
なおこの発明には前記実施例の他に種々の変形
例が考えられる。第7図は第1図のボールB1〜
B5とは別に各工作物W1〜W5の位置に更に20個の
ボールB1′〜B5′を設けたものを示す。各工作物
W1〜W5の位置のボールB1′〜B5′はボールB1〜B5
とは異なつた水平面上において工作物W1〜W5の
内周面に沿つて等角度間隔をおいて、かつ第8図
及び第9図に示すようにボールB1〜B5間の角度
位置に配列されている。テーパ部材T1′〜T5′はボ
ールB1〜B5に接触するテーパ面4とは別のボー
ルB1′〜B5′に接触するテーパ面22を有する。第
7図の左側に示されているように、工作物W1〜
W5を逆向きにすると、その内周面の位置がずれ
る。したがつてボールB1〜B5を工作物W1〜W5
の内周面に押付けることができない。しかしなが
ら、ボールB1′〜B5′がボールB1〜B5とは異なつ
た水平面上において工作物の内周面に沿つて配列
されているため、ボールB1〜B5に代わつてボー
ルB1′〜B5′を工作物W1〜W5の内周面に押付ける
ことぎできる。ボールB1′〜B5′はボールB1〜B5
の場合と同様コイルスプリングS1〜S5の弾性付勢
力とテーパ部材T1′〜T5′のくさび作用によつて工
作物W1〜W5の内周面に押付けられる。したがつ
て工作物W1〜W5を逆向きにしても支障なくセン
ターリングすることができる。なおこの場合には
第10図に示されているようにテーパ部材T1′〜
T5′に16個のスプリングを収容し、16個のロツド
7を貫通させるための孔を形成してもよい。
例が考えられる。第7図は第1図のボールB1〜
B5とは別に各工作物W1〜W5の位置に更に20個の
ボールB1′〜B5′を設けたものを示す。各工作物
W1〜W5の位置のボールB1′〜B5′はボールB1〜B5
とは異なつた水平面上において工作物W1〜W5の
内周面に沿つて等角度間隔をおいて、かつ第8図
及び第9図に示すようにボールB1〜B5間の角度
位置に配列されている。テーパ部材T1′〜T5′はボ
ールB1〜B5に接触するテーパ面4とは別のボー
ルB1′〜B5′に接触するテーパ面22を有する。第
7図の左側に示されているように、工作物W1〜
W5を逆向きにすると、その内周面の位置がずれ
る。したがつてボールB1〜B5を工作物W1〜W5
の内周面に押付けることができない。しかしなが
ら、ボールB1′〜B5′がボールB1〜B5とは異なつ
た水平面上において工作物の内周面に沿つて配列
されているため、ボールB1〜B5に代わつてボー
ルB1′〜B5′を工作物W1〜W5の内周面に押付ける
ことぎできる。ボールB1′〜B5′はボールB1〜B5
の場合と同様コイルスプリングS1〜S5の弾性付勢
力とテーパ部材T1′〜T5′のくさび作用によつて工
作物W1〜W5の内周面に押付けられる。したがつ
て工作物W1〜W5を逆向きにしても支障なくセン
ターリングすることができる。なおこの場合には
第10図に示されているようにテーパ部材T1′〜
T5′に16個のスプリングを収容し、16個のロツド
7を貫通させるための孔を形成してもよい。
なおこの発明のセンターリング装置を更に有効
に使用するためには、加工機械の精度も良くなく
てはならない。そこで、工作物の外周面を歯切加
工する歯切盤、特にホブカツターによつて歯切加
工するホブ盤の構造について説明する。第12図
は駆動モータ23によつてホブカツター24を回
転させると同時に工作物のテーブル25を回転さ
せる伝動系を示す。駆動モータ23のトルクはベ
ルト26及び歯車27,28によつて小歯車29
に伝達され、ホブカツター24は大歯車30と一
体的に回転する。フライホイール31は小歯車2
9を円滑に回転させる作用をする。駆動モータ2
3のトルクは差動装置32からインデツクス換え
歯車33によつてウオーム34に伝達され、テー
ブル25はウオームホイール35と一体的に回転
する。これによつて工作物が回転し、その外周面
がホブカツター24によつて歯切加工される。ホ
ブカツター24によつて歯切加工するとき、本発
明により解決されたセンタリング精度と伴に歯切
加工する歯筋の曲がりが問題になるのは周知の通
りである。特に多条ホブカツターを使用する場合
には切削力が大きくなるだけでなく、それに加え
て工作物がホブに対してたくさん回転するだけ歯
筋が曲がりやすくなる。これは伝動系の歯車2
7,28,33,29,30、及びウオームギヤ
34,35間のバツクラツシユによるものであ
る。これを避けるにはポンプ又はモータ36によ
つてテーブル25を回転させるウオーム34にト
ルク又はブレーキを与えればよい。伝動比を変え
ることができる変速装置37を介してトルク又は
ブレーキを与えると大きな良い効果を得れる。変
速装置37の伝動比を種々の加工条件に併せて調
節すると効果的に伝動系の歯車群のバツクラツシ
ユを除去することができ従つてホブカツタとテー
ブル回転駆動ウオームが同期回転し、歯切加工す
る工作物の歯筋の曲がりを防止することができ
る。この方法は、NC機械にも応用でき、テーブ
ル駆動機構がウオームギヤ以外の場合にも適用で
きる。
に使用するためには、加工機械の精度も良くなく
てはならない。そこで、工作物の外周面を歯切加
工する歯切盤、特にホブカツターによつて歯切加
工するホブ盤の構造について説明する。第12図
は駆動モータ23によつてホブカツター24を回
転させると同時に工作物のテーブル25を回転さ
せる伝動系を示す。駆動モータ23のトルクはベ
ルト26及び歯車27,28によつて小歯車29
に伝達され、ホブカツター24は大歯車30と一
体的に回転する。フライホイール31は小歯車2
9を円滑に回転させる作用をする。駆動モータ2
3のトルクは差動装置32からインデツクス換え
歯車33によつてウオーム34に伝達され、テー
ブル25はウオームホイール35と一体的に回転
する。これによつて工作物が回転し、その外周面
がホブカツター24によつて歯切加工される。ホ
ブカツター24によつて歯切加工するとき、本発
明により解決されたセンタリング精度と伴に歯切
加工する歯筋の曲がりが問題になるのは周知の通
りである。特に多条ホブカツターを使用する場合
には切削力が大きくなるだけでなく、それに加え
て工作物がホブに対してたくさん回転するだけ歯
筋が曲がりやすくなる。これは伝動系の歯車2
7,28,33,29,30、及びウオームギヤ
34,35間のバツクラツシユによるものであ
る。これを避けるにはポンプ又はモータ36によ
つてテーブル25を回転させるウオーム34にト
ルク又はブレーキを与えればよい。伝動比を変え
ることができる変速装置37を介してトルク又は
ブレーキを与えると大きな良い効果を得れる。変
速装置37の伝動比を種々の加工条件に併せて調
節すると効果的に伝動系の歯車群のバツクラツシ
ユを除去することができ従つてホブカツタとテー
ブル回転駆動ウオームが同期回転し、歯切加工す
る工作物の歯筋の曲がりを防止することができ
る。この方法は、NC機械にも応用でき、テーブ
ル駆動機構がウオームギヤ以外の場合にも適用で
きる。
工作物をセンターリングするとき第13図に示
すように保持スリーブ2の外周面を可撓性のある
薄い膜38によつて被覆すると、歯切加工時に加
工物の切粉などがスリーブの孔とボール間に侵入
することを防止できる。ボールは薄い膜38を介
して工作物の内周面に押付けられるため、工作物
の内周面の損傷も回避される。第14図に示すよ
うに保持スリーブ2の外周面及び内周面にゴム3
9などを嵌め込み、これによつてボールを保持し
てもよい。第15図に示すように保持スリーブ2
の内周面及び外周面をコーキング(かしめ)し、
これによつてボールを保持してもよい。場合によ
つては第16図に示すようにボールに代えてロー
ラ40を使用し、これをテーパ部材のくさび作用
によつて工作物の内周面に押付けてもよい。第1
7図に示すように保持スリーブ2の外周面を可撓
性のあるスリーブ41によつて被覆し、保持スリ
ーブ2の周壁に形成した流路42から可撓性のあ
るスリーブ41の内周面に流体圧を供給してもよ
い。工作物W1〜W3の位置において可撓性のある
スリーブ41の肉厚を断続的に薄くすると、可撓
性のあるスリーブ41が工作物W1〜W3の位置に
おいて効果的に膨張し、工作物W1〜W3の内周面
に押付けられる。これによつて工作物W1〜W3を
個別にセンターリングすることもできる。第18
図には、一般的な可撓性のあるスリーブ41全体
の肉厚を薄くしたものを示している。第19図に
示すように軸方向に間隔をおいて配置した環状の
テーパ部材43間に環状のコレツト44を配置し
てもよい。コレツト44及びテーパ部材43を軸
方向に弾性付勢すると、コレツト44はテーパ部
材43のくさび作用によつて膨張し、工作物W1
〜W5の内周面に押付けられる。したがつて工作
物W1〜W5がセンターリングされる。第20図、
第21図に示すように各工作物の位置のテーパ部
材45をスプリング46によつて個別に弾性付勢
し、これによつてコレツト47を工作物の内周面
に押付けてもよい。第22図に示すようにテーパ
部材47及び48間にコイルスプリング49を介
在させ、コレツト50間にスペーサ51を配置し
てもよい。コレツト50はテーパ部材47,48
のくさび作用によつて工作物の内周面に押付けら
れる。第23図、第24図(従来のもの)及び第
25図(たわみやすいコレツト)は第19図、第
20図、第21図及び第22図のセンターリング
装置に使用することができるコレツトを示す。第
26図は第25図のコレツトが変形した状態を拡
大して示す。これは、把持面と逆側に溝を設ける
ことによつて、コレツトの拡張を容易に実施する
ことができる効果がある。
すように保持スリーブ2の外周面を可撓性のある
薄い膜38によつて被覆すると、歯切加工時に加
工物の切粉などがスリーブの孔とボール間に侵入
することを防止できる。ボールは薄い膜38を介
して工作物の内周面に押付けられるため、工作物
の内周面の損傷も回避される。第14図に示すよ
うに保持スリーブ2の外周面及び内周面にゴム3
9などを嵌め込み、これによつてボールを保持し
てもよい。第15図に示すように保持スリーブ2
の内周面及び外周面をコーキング(かしめ)し、
これによつてボールを保持してもよい。場合によ
つては第16図に示すようにボールに代えてロー
ラ40を使用し、これをテーパ部材のくさび作用
によつて工作物の内周面に押付けてもよい。第1
7図に示すように保持スリーブ2の外周面を可撓
性のあるスリーブ41によつて被覆し、保持スリ
ーブ2の周壁に形成した流路42から可撓性のあ
るスリーブ41の内周面に流体圧を供給してもよ
い。工作物W1〜W3の位置において可撓性のある
スリーブ41の肉厚を断続的に薄くすると、可撓
性のあるスリーブ41が工作物W1〜W3の位置に
おいて効果的に膨張し、工作物W1〜W3の内周面
に押付けられる。これによつて工作物W1〜W3を
個別にセンターリングすることもできる。第18
図には、一般的な可撓性のあるスリーブ41全体
の肉厚を薄くしたものを示している。第19図に
示すように軸方向に間隔をおいて配置した環状の
テーパ部材43間に環状のコレツト44を配置し
てもよい。コレツト44及びテーパ部材43を軸
方向に弾性付勢すると、コレツト44はテーパ部
材43のくさび作用によつて膨張し、工作物W1
〜W5の内周面に押付けられる。したがつて工作
物W1〜W5がセンターリングされる。第20図、
第21図に示すように各工作物の位置のテーパ部
材45をスプリング46によつて個別に弾性付勢
し、これによつてコレツト47を工作物の内周面
に押付けてもよい。第22図に示すようにテーパ
部材47及び48間にコイルスプリング49を介
在させ、コレツト50間にスペーサ51を配置し
てもよい。コレツト50はテーパ部材47,48
のくさび作用によつて工作物の内周面に押付けら
れる。第23図、第24図(従来のもの)及び第
25図(たわみやすいコレツト)は第19図、第
20図、第21図及び第22図のセンターリング
装置に使用することができるコレツトを示す。第
26図は第25図のコレツトが変形した状態を拡
大して示す。これは、把持面と逆側に溝を設ける
ことによつて、コレツトの拡張を容易に実施する
ことができる効果がある。
なお、以上各実施例では、工作物の軸線方向を
垂直に配置しているが、種々の位相に応用できる
ことはもちろんである。
垂直に配置しているが、種々の位相に応用できる
ことはもちろんである。
加えて、センタリング装置をセンター側(移動
側)へ配置してもよい等、多種の応用が可能であ
る。
側)へ配置してもよい等、多種の応用が可能であ
る。
経済面からみると、本発明に使用するボール群
は、ベアリングメーカー等から、高硬度で高精度
のものを容易に安く購入できることからみても、
価格的にも低廉に押えることができる。
は、ベアリングメーカー等から、高硬度で高精度
のものを容易に安く購入できることからみても、
価格的にも低廉に押えることができる。
本発明の精密センターリング装置は、以上述べ
たとおり、精密でコンパクトに、低廉で作りやす
い特徴を有し、円筒状工作物の加工に特に好適に
使用され得るものである。
たとおり、精密でコンパクトに、低廉で作りやす
い特徴を有し、円筒状工作物の加工に特に好適に
使用され得るものである。
以上説明したように、この発明によれば、複数
の円筒状工作物W1〜W5を軸方向に重ね合わせ、
各工作物W1〜W5の外周面または内周面を機械加
工する工作機械において、各工作物W1〜W5の位
置にそれぞれ複数のボールB1〜B5とテーパ部材
T1〜T5が設けられ、各工作物W1〜W5の位置の
テーパ部材T1〜T5が各工作物W1〜W5の位置の
ボールB1〜B5に接触し、ボールB1〜B5は実質上
工作物W1〜W5の径方向に変位可能に、そして軸
方向に変位しないよう保持される。テーパ部材
T1〜T5は実質上工作物W1〜W5の軸方向に変位
可能に、そして径方向に変位しないよう保持され
る。さらに、弾性付勢手段S1〜S5によつて各工作
物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5が弾性付
勢される。その弾性付勢方向は実質上工作物W1
〜W5の同一軸方向である。したがつて、各工作
物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5が実質上
工作物W1〜W5の軸方向に変位し、各工作物W1
〜W5の位置のボールB1〜B5がテーパ部材T1〜
T5のくさび作用を受け、実質上工作物W1〜W5の
径方向に変位し、各工作物W1〜W5の内周面に押
し付けられる。したがつて、複数の円筒状工作物
W1〜W5を正確にセンターリングすることができ
る。さらに、テーパ部材T1〜T5および弾性付勢
手段S1〜S5については、各工作物W1〜W5の位置
において、テーパ部材T1〜T5を実質上工作物W1
〜W5の同一軸方向に弾性付勢し、その方向に変
位させればよく、テーパ部材T1〜T5と弾性付勢
手段S1〜S5を直接係合させることができ、その間
に特別の部材を介在させる必要はない。しかも、
ロツド7などの共通の操作部材によつて弾性付勢
手段S1〜S5およびテーパ部材T1〜T5を操作する
ことができる。ボールB1〜B5については、各工
作物W1〜W5の位置において、ボールB1〜B5を
実質上工作物W1〜W5の径方向に変位可能に保持
するだけでよく、簡単な構成で複数の円筒状工作
物W1〜W5をセンターリングすることができる。
の円筒状工作物W1〜W5を軸方向に重ね合わせ、
各工作物W1〜W5の外周面または内周面を機械加
工する工作機械において、各工作物W1〜W5の位
置にそれぞれ複数のボールB1〜B5とテーパ部材
T1〜T5が設けられ、各工作物W1〜W5の位置の
テーパ部材T1〜T5が各工作物W1〜W5の位置の
ボールB1〜B5に接触し、ボールB1〜B5は実質上
工作物W1〜W5の径方向に変位可能に、そして軸
方向に変位しないよう保持される。テーパ部材
T1〜T5は実質上工作物W1〜W5の軸方向に変位
可能に、そして径方向に変位しないよう保持され
る。さらに、弾性付勢手段S1〜S5によつて各工作
物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5が弾性付
勢される。その弾性付勢方向は実質上工作物W1
〜W5の同一軸方向である。したがつて、各工作
物W1〜W5の位置のテーパ部材T1〜T5が実質上
工作物W1〜W5の軸方向に変位し、各工作物W1
〜W5の位置のボールB1〜B5がテーパ部材T1〜
T5のくさび作用を受け、実質上工作物W1〜W5の
径方向に変位し、各工作物W1〜W5の内周面に押
し付けられる。したがつて、複数の円筒状工作物
W1〜W5を正確にセンターリングすることができ
る。さらに、テーパ部材T1〜T5および弾性付勢
手段S1〜S5については、各工作物W1〜W5の位置
において、テーパ部材T1〜T5を実質上工作物W1
〜W5の同一軸方向に弾性付勢し、その方向に変
位させればよく、テーパ部材T1〜T5と弾性付勢
手段S1〜S5を直接係合させることができ、その間
に特別の部材を介在させる必要はない。しかも、
ロツド7などの共通の操作部材によつて弾性付勢
手段S1〜S5およびテーパ部材T1〜T5を操作する
ことができる。ボールB1〜B5については、各工
作物W1〜W5の位置において、ボールB1〜B5を
実質上工作物W1〜W5の径方向に変位可能に保持
するだけでよく、簡単な構成で複数の円筒状工作
物W1〜W5をセンターリングすることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図のコイルスプリングの配列を示す
説明図、第3図は第1図のテーパ部材とボールの
拡大断面図、第4図は第1図のテーパ部材の端面
図、第5図は第4図の縦断面図、第6図は第1図
のサポートセンターを上昇及び下降させる油圧回
路を示す油圧回路図、第7図は第1図の変形例を
示す縦断面図、第8図は第7図の保持スリーブの
端面図、第9図は第8図の縦断面図、第10図は
第7図のテーパ部材の端面図、第11図は第10
図の縦断面図、第12図はホブ盤のホブカツター
と工作物のテーブルを回転させるための伝動系を
示す説明図、第13図〜第22図は種々の円筒状
工作物センターリング装置を示す縦断面図、第2
3図はコレツトの斜視図、第24図及び第25図
はコレツトの縦断面図、第26図はコレツトの変
形した状態を示す縦断面図である。 W1〜W5……工作物、T1〜T5,T1′〜T5′……
テーパ部材、B1〜B5……ボール、S1〜S5……コ
イルスプリング。
第2図は第1図のコイルスプリングの配列を示す
説明図、第3図は第1図のテーパ部材とボールの
拡大断面図、第4図は第1図のテーパ部材の端面
図、第5図は第4図の縦断面図、第6図は第1図
のサポートセンターを上昇及び下降させる油圧回
路を示す油圧回路図、第7図は第1図の変形例を
示す縦断面図、第8図は第7図の保持スリーブの
端面図、第9図は第8図の縦断面図、第10図は
第7図のテーパ部材の端面図、第11図は第10
図の縦断面図、第12図はホブ盤のホブカツター
と工作物のテーブルを回転させるための伝動系を
示す説明図、第13図〜第22図は種々の円筒状
工作物センターリング装置を示す縦断面図、第2
3図はコレツトの斜視図、第24図及び第25図
はコレツトの縦断面図、第26図はコレツトの変
形した状態を示す縦断面図である。 W1〜W5……工作物、T1〜T5,T1′〜T5′……
テーパ部材、B1〜B5……ボール、S1〜S5……コ
イルスプリング。
Claims (1)
- 1 複数の円筒状工作物を軸方向に重ね合わせ、
各工作物の外周面または内周面を機械加工する工
作機械において、前記各工作物の位置にそれぞれ
複数のボールとテーパ部材を設け、前記各工作物
の位置のボールをそれぞれ各工作物の内周面また
は外周面に沿つて角度間隔を置いて配列し、前記
各工作物の位置のテーパ部材をそれぞれ前記各工
作物の位置のボールに接触可能に配置し、前記ボ
ールを実質上工作物の径方向に変位可能に、かつ
軸方向に変位しないよう保持するとともに、前記
テーパ部材を実質上工作物の軸方向に変位可能
に、かつ径方向に変位しないよう保持し、前記各
工作物の位置のテーパ部材をコイルスプリングな
どの弾性付勢手段によつて実質上工作物の同一軸
方向に個別に弾性付勢し、前記各工作物の位置の
ボールを前記弾性付勢手段の弾性付勢力と前記テ
ーパ部材のくさび作用によつてそれぞれ各工作物
の内周面または外周面に押し付け、これによつて
複数の円筒状工作物をセンターリングするように
したことを特徴とする精密センターリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11925182A JPS5914439A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 精密センタ−リング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11925182A JPS5914439A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 精密センタ−リング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5914439A JPS5914439A (ja) | 1984-01-25 |
| JPH0253180B2 true JPH0253180B2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=14756696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11925182A Granted JPS5914439A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 精密センタ−リング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914439A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0347722U (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-07 | ||
| JP3025097B2 (ja) * | 1992-04-08 | 2000-03-27 | キヤノン株式会社 | 円筒状被加工物の保持装置 |
| US5527023A (en) * | 1994-07-08 | 1996-06-18 | Monogram Aerospace Fasteners | Alignment device with radially expandable tube |
| EP1068918B1 (de) * | 1999-07-14 | 2004-10-20 | Erowa AG | Einrichtung zum positionsdefinierten Aufspannen eines Werkstücks im Arbeitsbereich einer Bearbeitungsmaschine |
| JP5218743B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2013-06-26 | イーグルクランプ株式会社 | 自動綾目歯切装置 |
| JP2020069539A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 富士精工株式会社 | 芯出装置 |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP11925182A patent/JPS5914439A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5914439A (ja) | 1984-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI430862B (zh) | Gear processing machinery | |
| CN107336040B (zh) | 一种同步器齿环内环加工复合夹具 | |
| JPS5877434A (ja) | 作業テ−ブル、工具ホルダのタ−レツト等のための角度分割装置 | |
| KR20010093805A (ko) | 중심에 형상오차를 갖는 공작물의 연마방법과 장치 | |
| US11422512B2 (en) | Support system for a horological component | |
| JPH0253180B2 (ja) | ||
| SU928998A3 (ru) | Устройство дл автоматической смены инструментов на металлорежущем станке | |
| JPH0671542A (ja) | 割出しテーブル | |
| US3837070A (en) | Automatic tool change apparatus | |
| CN101239441A (zh) | 在旋转表面上实现环形工件自动对中的方法和装置 | |
| US20210053166A1 (en) | Improved transfer machine | |
| CN211413646U (zh) | 一种车床式轴承套的端面加工装置 | |
| CN211219800U (zh) | 一种用于数控机床的防摆动机构 | |
| EP0035267A2 (en) | An improved method of grinding, grinding machine, and mechanism for clamping a workpiece in position | |
| CN219853284U (zh) | 一种铣床铣削加工装置 | |
| CN118528046A (zh) | 高速cnc主轴高精度加工自动换刀方法及刀夹套 | |
| CN214769458U (zh) | 一种端面驱动数控滚齿夹持机构 | |
| CN114654264B (zh) | 一种大悬伸刀杆的支撑定位装置及利用其的加工方法 | |
| JPH07106517B2 (ja) | ワークのクランプ装置 | |
| JPH0134745B2 (ja) | ||
| JP4585096B2 (ja) | 工作機械の旋回割出し装置 | |
| JPH0120021Y2 (ja) | ||
| JPS5958678A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
| US4644700A (en) | Tailstock for universal grinding machines | |
| RU211487U1 (ru) | Оправка кулачковая двухрядная |