JPH0254036B2 - - Google Patents
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- JPH0254036B2 JPH0254036B2 JP8713883A JP8713883A JPH0254036B2 JP H0254036 B2 JPH0254036 B2 JP H0254036B2 JP 8713883 A JP8713883 A JP 8713883A JP 8713883 A JP8713883 A JP 8713883A JP H0254036 B2 JPH0254036 B2 JP H0254036B2
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- iron plate
- case
- rotating body
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- coil
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/20—Electromagnets; Actuators including electromagnets without armatures
- H01F7/206—Electromagnets for lifting, handling or transporting of magnetic pieces or material
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Linear Motors (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は鉄板等の磁性材よりなる薄板物ある
いは長尺物等を切断加工するシヤーリング機等の
保持装置等として用いる直流電磁石による回転体
付き吸着装置に関する。
いは長尺物等を切断加工するシヤーリング機等の
保持装置等として用いる直流電磁石による回転体
付き吸着装置に関する。
従来、この種の吸着装置として特許第982205号
(特公昭54−14786号公報)、実用新案登録第
1241884号(実公昭52−49191号公報)、実用新案
登録第1292709号(実公昭53−46624号公報)等が
ある。
(特公昭54−14786号公報)、実用新案登録第
1241884号(実公昭52−49191号公報)、実用新案
登録第1292709号(実公昭53−46624号公報)等が
ある。
従来の吸着装置はいずれも2つのローラを同軸
上にある間隔を存して回転自由に備えたローラ体
を励磁コイルにより磁化されているレール鉄心に
多数並設しローラの一方をN極、他方をS極にそ
れぞれ磁化するよう構成しているため、加工すべ
き鉄板等のローラの回転方向に沿つた直線的な吸
着移送には問題はないが、左右又は斜め方向等へ
変位するのはその吸着力との関係で甚だ困難であ
る。したがつて、切断寸法等の精度を出すために
は印加電圧を加減して吸着力を吊下げ可能な範囲
で弱く調節しサイドゲージに沿わせ注意深く板を
挿入する必要があり実際の使用にあたり改良の余
地があつた。
上にある間隔を存して回転自由に備えたローラ体
を励磁コイルにより磁化されているレール鉄心に
多数並設しローラの一方をN極、他方をS極にそ
れぞれ磁化するよう構成しているため、加工すべ
き鉄板等のローラの回転方向に沿つた直線的な吸
着移送には問題はないが、左右又は斜め方向等へ
変位するのはその吸着力との関係で甚だ困難であ
る。したがつて、切断寸法等の精度を出すために
は印加電圧を加減して吸着力を吊下げ可能な範囲
で弱く調節しサイドゲージに沿わせ注意深く板を
挿入する必要があり実際の使用にあたり改良の余
地があつた。
この発明はかかる問題点の解消を目的てしてな
されたもので、特に従来のローラに代えて鋼球そ
の他の回転体とすることによつて加工すべき鉄板
等を送り込む時の軽快確実なる吸着移送と、前
後、左右、斜めなどいずれの方向への移動変位を
可能として切断寸法等の精度の向上及び作業性の
向上等を図り、併せて、加工すべき鉄板等の板厚
の厚薄等による吸着力の自動調整により吸着保持
の確実性を確保し安全性の向上をも実現した直流
電磁石による回転体付き吸着装置を提供するにあ
る。
されたもので、特に従来のローラに代えて鋼球そ
の他の回転体とすることによつて加工すべき鉄板
等を送り込む時の軽快確実なる吸着移送と、前
後、左右、斜めなどいずれの方向への移動変位を
可能として切断寸法等の精度の向上及び作業性の
向上等を図り、併せて、加工すべき鉄板等の板厚
の厚薄等による吸着力の自動調整により吸着保持
の確実性を確保し安全性の向上をも実現した直流
電磁石による回転体付き吸着装置を提供するにあ
る。
上記目的を達成するために、この発明の吸着装
置は、上面鉄板1と側面継鉄2,2′で断面〓状
に形成した長尺ケースAを設け、電磁コイル6を
巻回して電磁石Mを形成しその下端に鋼球その他
の磁性材からなる回転体B1をベアリング9を介
して回転自由に抱持した半球状抱持ケース8を発
条10により下方へ常時付勢状態に備えた磁性体
の支持ケース11を固定したコイル鉄心4と、下
端に前記と同様の回転体B2をベアリング9を介
して回転自由に抱持した抱持ケース8を発条10
により下方へ常時付勢状に備えた支持ケース11
を固定した異極性に磁化される磁性体からなる1
又は複数個の柱状体Bとをコイル鉄心4より鉄板
Eを介し対応する柱状体13、側面継鉄2,2′
に磁束の閉ループを形成せしめるよう交互に配置
した技術手段である。
置は、上面鉄板1と側面継鉄2,2′で断面〓状
に形成した長尺ケースAを設け、電磁コイル6を
巻回して電磁石Mを形成しその下端に鋼球その他
の磁性材からなる回転体B1をベアリング9を介
して回転自由に抱持した半球状抱持ケース8を発
条10により下方へ常時付勢状態に備えた磁性体
の支持ケース11を固定したコイル鉄心4と、下
端に前記と同様の回転体B2をベアリング9を介
して回転自由に抱持した抱持ケース8を発条10
により下方へ常時付勢状に備えた支持ケース11
を固定した異極性に磁化される磁性体からなる1
又は複数個の柱状体Bとをコイル鉄心4より鉄板
Eを介し対応する柱状体13、側面継鉄2,2′
に磁束の閉ループを形成せしめるよう交互に配置
した技術手段である。
上記のように構成された吸着装置によれば電磁
石に直流電圧を印加して電磁コイルを励磁せしめ
ると、複数個並設した電磁石の電磁コイルが同一
方向に極性が揃うように例えばN極に磁化される
と、 コイル鉄心→鉄板―――→側面継鉄→上面 〓 〓 回転体→鉄板 鉄板と磁束が流れ、 又異極の磁性体は相対的にS極となり、 コイル鉄心→鉄板――→異極の磁性体→ 〓 〓 回転体 上面鉄板と磁束が流れる。
石に直流電圧を印加して電磁コイルを励磁せしめ
ると、複数個並設した電磁石の電磁コイルが同一
方向に極性が揃うように例えばN極に磁化される
と、 コイル鉄心→鉄板―――→側面継鉄→上面 〓 〓 回転体→鉄板 鉄板と磁束が流れ、 又異極の磁性体は相対的にS極となり、 コイル鉄心→鉄板――→異極の磁性体→ 〓 〓 回転体 上面鉄板と磁束が流れる。
而してコイル鉄心と鉄板間、側面継鉄と鉄板
間、異極の磁性体と鉄板間とで被加工鉄板を充分
に吸着保持する。
間、異極の磁性体と鉄板間とで被加工鉄板を充分
に吸着保持する。
又、電磁石と異極の磁性体の下面の回転体を回
転及び上下移動自由で発条で下方へ突出状に備え
たので、加工する鉄板を吸着保持した状態で、前
後、左右、斜めなどいずれの方向へも自由に移動
変位ができ、板厚による吸着力の自動調節を可能
としたものである。
転及び上下移動自由で発条で下方へ突出状に備え
たので、加工する鉄板を吸着保持した状態で、前
後、左右、斜めなどいずれの方向へも自由に移動
変位ができ、板厚による吸着力の自動調節を可能
としたものである。
以下その一実施例を図面に基づき具体的に説明
する。
する。
第1図ないし第5図において、Aは上面鉄板1
の両側下部に側面継鉄2,2′を螺子又は熔接等
により固定して断面〓形に形成した長尺ケース
で、磁気回路となり、上面鉄板1の両側上部には
機械に取付け設置するためのボス3,3′を備え
ている。Mはコイル鉄心4にコイルボビン5を介
して電磁コイル6を巻回して構成された電磁石
で、周面に間〓を存して長尺ケースAの上面鉄板
1の内面中央部にボルト7により吊下げ状に取付
け設置されるものである。B1は電磁石Mのコイ
ル鉄心4の下面中央に設けた鋼球その他の磁性材
で作られた回転体で、コイル鉄心4に対し回転及
び上下移動が自由で、しかも、反吸着方向(図示
下方)に押圧付勢されておりそれぞれの回転体
B1は同極性に磁化可能に備えられている。すな
わち、回転体B1を磁性体の半球状の抱持ケース
8にベアリング9を介してその下部を露出した状
態で回転が自由に行えるよう抱持し、該抱持ケー
ス8を押圧発条10により反吸着方向(図示下
方)へ押圧付勢して磁性体で作られた支持ケース
11内に上下可動が自由に行えるよう嵌着せし
め、該支持ケース11をコイル鉄心4の下面中央
に穿つた取付け凹孔12内に接着剤等を介して回
転体B1の下部を下方へ若干突出させた状態に埋
設固定している(第5図参照)。13は異極性の
磁性体の柱状体で、実施例では前記コイル鉄心、
側面継鉄と同じ高さの柱状体として、この柱状体
13を長尺ケースAの上面鉄板1の内面両側部に
ボルト14により吊下げ状に取付け設置されて上
記回転体B1に対し異極性に磁化され、かつその
下面中央に鋼球その他の磁性材で作られた回転体
B2が回転及び上下移動が自由で、しかも、反吸
着方向(図示下方)に押圧付勢して設けられてい
る。柱状体13に対する回転体B2の取付け構造
は先の回転体B1と同一であるので同一符号を付
してその説明は省略する。上記回転体B1を備え
た電磁石Mのコイル鉄心4と回転体B2を備えた
柱状体13は回転体B1,B2が磁化状態において
磁極となるよう長尺ケースAに交互に配設し、例
えば、回転体B1がN極、回転体B2はS極となつ
てN極とS極が交互にあるようにするものである
(第2図参照)。15は長尺ケースAの底面カバー
で、非磁性のステンレス板とか真鍮板等で作ら
れ、長尺ケースAの側面継鉄2,2′の内面にそ
の両端起立片16,16′を螺子等により固定し、
各々の回転体B1,B2の部位に挿通孔17を穿つ
て回転体B1,B2の下部突出部を該挿通孔17を
介してケース下面より若干突出させている。な
お、18は間隔棒で、長尺ケースAの側面継鉄
2,2′の間隔を一定に保つためのもので、柱状
体13を貫通してその両側をボルト19,19′
により側面継鉄2,2′に固定している。20は
長尺ケースAの下面における入口側の端部にだけ
設けた吸着ローラ。21は通電用電線である。
の両側下部に側面継鉄2,2′を螺子又は熔接等
により固定して断面〓形に形成した長尺ケース
で、磁気回路となり、上面鉄板1の両側上部には
機械に取付け設置するためのボス3,3′を備え
ている。Mはコイル鉄心4にコイルボビン5を介
して電磁コイル6を巻回して構成された電磁石
で、周面に間〓を存して長尺ケースAの上面鉄板
1の内面中央部にボルト7により吊下げ状に取付
け設置されるものである。B1は電磁石Mのコイ
ル鉄心4の下面中央に設けた鋼球その他の磁性材
で作られた回転体で、コイル鉄心4に対し回転及
び上下移動が自由で、しかも、反吸着方向(図示
下方)に押圧付勢されておりそれぞれの回転体
B1は同極性に磁化可能に備えられている。すな
わち、回転体B1を磁性体の半球状の抱持ケース
8にベアリング9を介してその下部を露出した状
態で回転が自由に行えるよう抱持し、該抱持ケー
ス8を押圧発条10により反吸着方向(図示下
方)へ押圧付勢して磁性体で作られた支持ケース
11内に上下可動が自由に行えるよう嵌着せし
め、該支持ケース11をコイル鉄心4の下面中央
に穿つた取付け凹孔12内に接着剤等を介して回
転体B1の下部を下方へ若干突出させた状態に埋
設固定している(第5図参照)。13は異極性の
磁性体の柱状体で、実施例では前記コイル鉄心、
側面継鉄と同じ高さの柱状体として、この柱状体
13を長尺ケースAの上面鉄板1の内面両側部に
ボルト14により吊下げ状に取付け設置されて上
記回転体B1に対し異極性に磁化され、かつその
下面中央に鋼球その他の磁性材で作られた回転体
B2が回転及び上下移動が自由で、しかも、反吸
着方向(図示下方)に押圧付勢して設けられてい
る。柱状体13に対する回転体B2の取付け構造
は先の回転体B1と同一であるので同一符号を付
してその説明は省略する。上記回転体B1を備え
た電磁石Mのコイル鉄心4と回転体B2を備えた
柱状体13は回転体B1,B2が磁化状態において
磁極となるよう長尺ケースAに交互に配設し、例
えば、回転体B1がN極、回転体B2はS極となつ
てN極とS極が交互にあるようにするものである
(第2図参照)。15は長尺ケースAの底面カバー
で、非磁性のステンレス板とか真鍮板等で作ら
れ、長尺ケースAの側面継鉄2,2′の内面にそ
の両端起立片16,16′を螺子等により固定し、
各々の回転体B1,B2の部位に挿通孔17を穿つ
て回転体B1,B2の下部突出部を該挿通孔17を
介してケース下面より若干突出させている。な
お、18は間隔棒で、長尺ケースAの側面継鉄
2,2′の間隔を一定に保つためのもので、柱状
体13を貫通してその両側をボルト19,19′
により側面継鉄2,2′に固定している。20は
長尺ケースAの下面における入口側の端部にだけ
設けた吸着ローラ。21は通電用電線である。
上記構成において、電磁石Mに直流電圧を印加
して電磁コイル6を励磁せしめると、複数個並設
した電磁石Mの電磁コイル6は同一方向に極性が
揃うよう磁化される。そこで、今、仮に電磁コイ
ル6の下側をN極に磁化するようその方向を統一
すると、第4図矢線a,a′で示したように磁束が
N極よりS極に閉ループを作つて流れる。すなわ
ち、 鉄板E→側面継鉄2,2′ 〓 〓 コイル鉄心4 〓 〓 回転体B1→鉄板E→側面継鉄2,2′ 上面鉄板1→鉄心4と磁束は流れる。
して電磁コイル6を励磁せしめると、複数個並設
した電磁石Mの電磁コイル6は同一方向に極性が
揃うよう磁化される。そこで、今、仮に電磁コイ
ル6の下側をN極に磁化するようその方向を統一
すると、第4図矢線a,a′で示したように磁束が
N極よりS極に閉ループを作つて流れる。すなわ
ち、 鉄板E→側面継鉄2,2′ 〓 〓 コイル鉄心4 〓 〓 回転体B1→鉄板E→側面継鉄2,2′ 上面鉄板1→鉄心4と磁束は流れる。
また、柱状体13の回転体B2の取付け部は相
対的にS極になるので、次の経路でも当然磁束は
流れる。すなわち、第2図及び第3図の矢線b,
b′で示したように、 柱状体13 〓 〓 コイル鉄心4→鉄板E 〓 〓 回転体B2→柱状体13 上面鉄板1→コイル鉄心4と磁束は流れる。し
かして、両回転体B1,B2と他の空〓部分G、す
なわち、コイル鉄心4の下面と鉄板Eの間、側面
継鉄2,2′の下面と鉄板Eの間及び柱状体13
の下面と鉄板Eの間とで磁性体である鉄板Eを充
分に吸着保持するのである。また、鉄板Eは厚く
なればなるほど磁気抵抗は小さくなるので磁束の
通りはよくなり鉄板Eはより強く吸着される。こ
のとき、回転体B1,B2は発条10に抗して吸着
方向(図示上方)へ押込まれるので鉄板Eとの空
〓部分Gは狭くなり鉄板Eは一層磁極に近づいて
より安定的に吸着保持されるのである。なお、支
持ケース11内には発条10が介装されて磁気抵
抗の大きな空間が存在するため磁束の流れの多く
は支持ケース11から抱持ケース8、回転体B1
又はB2と流れるために回転体B1又はB2とベアリ
ング9とが磁気的な相互の吸着度合いは小さい。
したがつて、鉄板Eを吸着させた状態において鉄
板Eを移動させても回転体B1又はB2のころがり
は鉄板Eの動きに追従し軽快に行われる。すなわ
ち、回転体B1又はB2とベアリング9とが吸着し
合つて回転体B1又はB2の動きにブレーキをかけ
鉄板Eとの間に滑りが生じて鉄板E上に滑り傷等
をつけることはなく、かつ発条10による押圧力
で鉄板Eの厚さによる自動的な吸引力の調整のみ
ならず回転体B1又はB2のころがりをスムースに
するとともに、回転体B1又はB2はそれぞれ磁極
となり、これらをN極とS極が交互となるよう組
合わせるなどして鉄板Eのバランスを保つた安定
的な吸着保持が常に行えるものである。
対的にS極になるので、次の経路でも当然磁束は
流れる。すなわち、第2図及び第3図の矢線b,
b′で示したように、 柱状体13 〓 〓 コイル鉄心4→鉄板E 〓 〓 回転体B2→柱状体13 上面鉄板1→コイル鉄心4と磁束は流れる。し
かして、両回転体B1,B2と他の空〓部分G、す
なわち、コイル鉄心4の下面と鉄板Eの間、側面
継鉄2,2′の下面と鉄板Eの間及び柱状体13
の下面と鉄板Eの間とで磁性体である鉄板Eを充
分に吸着保持するのである。また、鉄板Eは厚く
なればなるほど磁気抵抗は小さくなるので磁束の
通りはよくなり鉄板Eはより強く吸着される。こ
のとき、回転体B1,B2は発条10に抗して吸着
方向(図示上方)へ押込まれるので鉄板Eとの空
〓部分Gは狭くなり鉄板Eは一層磁極に近づいて
より安定的に吸着保持されるのである。なお、支
持ケース11内には発条10が介装されて磁気抵
抗の大きな空間が存在するため磁束の流れの多く
は支持ケース11から抱持ケース8、回転体B1
又はB2と流れるために回転体B1又はB2とベアリ
ング9とが磁気的な相互の吸着度合いは小さい。
したがつて、鉄板Eを吸着させた状態において鉄
板Eを移動させても回転体B1又はB2のころがり
は鉄板Eの動きに追従し軽快に行われる。すなわ
ち、回転体B1又はB2とベアリング9とが吸着し
合つて回転体B1又はB2の動きにブレーキをかけ
鉄板Eとの間に滑りが生じて鉄板E上に滑り傷等
をつけることはなく、かつ発条10による押圧力
で鉄板Eの厚さによる自動的な吸引力の調整のみ
ならず回転体B1又はB2のころがりをスムースに
するとともに、回転体B1又はB2はそれぞれ磁極
となり、これらをN極とS極が交互となるよう組
合わせるなどして鉄板Eのバランスを保つた安定
的な吸着保持が常に行えるものである。
次に、この発明の吸着装置をシヤーリング機の
保持装置として用いた場合について説明すると、
第6図及び第7図においてシヤーリング機Fの後
方上部にこの発明の吸着装置Dを設置して切断さ
れる鉄板Eの吸着保持を行うもので、22は切断
寸法を決めるバツクゲージで、前後方向への移動
調節が自由に行えるようになつている。23は固
定下刃、24は可動上刃、25は板押えである。
吸着装置Dはシヤーリング機FのテーブルT上に
載せた切断される鉄板Eの上面とその回転体B1,
B2の下面とが同一平面上に位置するか、又は回
転体B1,B2の下面が鉄板Eの上面より若干下方
に位置するよう設置するのが望ましいが、一般の
使用状態においてはその都度調節の必要はなく、
回転体B1,B2は磁気的吸着力が働いた状態で上
方へ発条10に抗して移動可能であるから比較的
薄物用に位置設定を行つておけば鉄板Eの厚さに
よる空〓部分Gの大きさが鉄板挿入による回転体
B1,B2の機械的な押上げによつて自然と変わる
ので吸着動作は鉄板Eの厚い薄いによる吸着力の
自動調整と相まつて歪等が生ずることなく常に円
滑確実な吸着保持が行われるものである。シヤー
リング機Fは可動上刃24が上限位置にあるとき
はこの状態を適宜の検知器(例えばリミツトスイ
ツチ)で検知して吸着装置Dの電磁コイル6を励
磁する。そこで、テーブルT上の鉄板Eを後方へ
移動させると該鉄板Eは吸着装置Dの回転体B1,
B2等で吸着保持されて予めセツトされているバ
ツクゲージ22に当たるまで軽く移動する。鉄板
Eがバツクゲージ22に当たると適宜の検知器
(例えばリミツトスイツチ)でこれを検知し板押
え25が下降して鉄板Eを押圧保持するととも
に、可動上刃24が手動又は足踏スイツチ等によ
り際下しうる状態に保つ。そして、手動又は足踏
スイツチ等の操作で可動上刃24を降下させ鉄板
Eを切断する直前に達すると吸着装置Dへの通電
を適宜の手段で遮断するなどして電磁コイル6の
励磁を解きその切断に支障がないようにするもの
である。また、シヤーリング機Fにはその片側に
サイドゲージ(図示せず)を設け切断すべき鉄板
Eをこのサイドゲージに沿わせて当初より直角に
保つて移動させるほか、切断すべき鉄板Eの大き
さ等によつてはその取扱い上、例えば長尺物を1
人で扱うときなど左右同時にサイドゲージに沿わ
せて挿入することがむつかしいときなど横方向に
移動させ切断装置に至るまでにサイドゲージに沿
わせなければならない場合もある。しかして、こ
の発明の吸着装置Dを用いることで鉄板Eを前
後、左右、斜め方向等へ自由に移動できるから極
めて効果的である。
保持装置として用いた場合について説明すると、
第6図及び第7図においてシヤーリング機Fの後
方上部にこの発明の吸着装置Dを設置して切断さ
れる鉄板Eの吸着保持を行うもので、22は切断
寸法を決めるバツクゲージで、前後方向への移動
調節が自由に行えるようになつている。23は固
定下刃、24は可動上刃、25は板押えである。
吸着装置Dはシヤーリング機FのテーブルT上に
載せた切断される鉄板Eの上面とその回転体B1,
B2の下面とが同一平面上に位置するか、又は回
転体B1,B2の下面が鉄板Eの上面より若干下方
に位置するよう設置するのが望ましいが、一般の
使用状態においてはその都度調節の必要はなく、
回転体B1,B2は磁気的吸着力が働いた状態で上
方へ発条10に抗して移動可能であるから比較的
薄物用に位置設定を行つておけば鉄板Eの厚さに
よる空〓部分Gの大きさが鉄板挿入による回転体
B1,B2の機械的な押上げによつて自然と変わる
ので吸着動作は鉄板Eの厚い薄いによる吸着力の
自動調整と相まつて歪等が生ずることなく常に円
滑確実な吸着保持が行われるものである。シヤー
リング機Fは可動上刃24が上限位置にあるとき
はこの状態を適宜の検知器(例えばリミツトスイ
ツチ)で検知して吸着装置Dの電磁コイル6を励
磁する。そこで、テーブルT上の鉄板Eを後方へ
移動させると該鉄板Eは吸着装置Dの回転体B1,
B2等で吸着保持されて予めセツトされているバ
ツクゲージ22に当たるまで軽く移動する。鉄板
Eがバツクゲージ22に当たると適宜の検知器
(例えばリミツトスイツチ)でこれを検知し板押
え25が下降して鉄板Eを押圧保持するととも
に、可動上刃24が手動又は足踏スイツチ等によ
り際下しうる状態に保つ。そして、手動又は足踏
スイツチ等の操作で可動上刃24を降下させ鉄板
Eを切断する直前に達すると吸着装置Dへの通電
を適宜の手段で遮断するなどして電磁コイル6の
励磁を解きその切断に支障がないようにするもの
である。また、シヤーリング機Fにはその片側に
サイドゲージ(図示せず)を設け切断すべき鉄板
Eをこのサイドゲージに沿わせて当初より直角に
保つて移動させるほか、切断すべき鉄板Eの大き
さ等によつてはその取扱い上、例えば長尺物を1
人で扱うときなど左右同時にサイドゲージに沿わ
せて挿入することがむつかしいときなど横方向に
移動させ切断装置に至るまでにサイドゲージに沿
わせなければならない場合もある。しかして、こ
の発明の吸着装置Dを用いることで鉄板Eを前
後、左右、斜め方向等へ自由に移動できるから極
めて効果的である。
なお、第8図U,Vに示したのは上面鉄板1に
2つの電磁石Mを組とするものを列設した例であ
つて、相対的に異極に磁化させる側面継鉄2,
2′のような鉄心がないためそれぞれのコイル鉄
心はN極とS極に磁化されるように電磁コイルを
巻回したコイル鉄心に回転体を設けるものであ
る。この場合、回転体に磁束を集中させてその吸
着力を強化できるから比較的大型のシヤーリング
機又は吊上げ搬送機等に適用できる。
2つの電磁石Mを組とするものを列設した例であ
つて、相対的に異極に磁化させる側面継鉄2,
2′のような鉄心がないためそれぞれのコイル鉄
心はN極とS極に磁化されるように電磁コイルを
巻回したコイル鉄心に回転体を設けるものであ
る。この場合、回転体に磁束を集中させてその吸
着力を強化できるから比較的大型のシヤーリング
機又は吊上げ搬送機等に適用できる。
この発明は以上説明したように、加工すべき鉄
板等の水平精度を出しやすい状態を保つて前後、
左右、斜め方向等への自由な移動変位と板厚によ
る吸着力の自動調節を可能としたことにより軽快
確実なる移動と相まつて切断寸法等の精度向上及
び作業性の向上等を図ることができるからシヤー
リング機の保持装置として使用した場合切断すべ
き鉄板等の撓みをなくして規定の寸法に能率的に
切断することができ、その自動化及び省力化、省
人化と併せて機械能力を充分に発揮することがで
きるものである。
板等の水平精度を出しやすい状態を保つて前後、
左右、斜め方向等への自由な移動変位と板厚によ
る吸着力の自動調節を可能としたことにより軽快
確実なる移動と相まつて切断寸法等の精度向上及
び作業性の向上等を図ることができるからシヤー
リング機の保持装置として使用した場合切断すべ
き鉄板等の撓みをなくして規定の寸法に能率的に
切断することができ、その自動化及び省力化、省
人化と併せて機械能力を充分に発揮することがで
きるものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す一部切欠正
面図、第2図は同仰視図、第3図は第1図のX−
X断面図、第4図は同Y−Y断面図、第5図は回
転体保持部の断面図、第6図及び第7図は使用状
態の一例を示した正面図及び側面図、第8図は異
なる磁化状態の説明図である。 A……長尺ケース、1……上面鉄板、2,2′
……側面継鉄、M……電磁石、4……コイル鉄
心、6……電磁コイル、B1,B2……回転体、1
0……押圧発条、13……柱状体、E……被加工
鉄板。
面図、第2図は同仰視図、第3図は第1図のX−
X断面図、第4図は同Y−Y断面図、第5図は回
転体保持部の断面図、第6図及び第7図は使用状
態の一例を示した正面図及び側面図、第8図は異
なる磁化状態の説明図である。 A……長尺ケース、1……上面鉄板、2,2′
……側面継鉄、M……電磁石、4……コイル鉄
心、6……電磁コイル、B1,B2……回転体、1
0……押圧発条、13……柱状体、E……被加工
鉄板。
Claims (1)
- 1 上面鉄板1と側面継鉄2,2′で断面〓状に
形成した長尺ケースAを設け、電磁コイル6を巻
回して電磁石Mを形成しその下端に鋼球その他の
磁性材からなる回転体B1をベアリング9を介し
て回転自由に抱持した半球状抱持ケース8を発条
10により下方へ常時付勢状態に備えた磁性体の
支持ケース11を固定したコイル鉄心4と、下端
に前記と同様の回転体B2をベアリング9を介し
て回転自由に抱持した抱持ケース8を発条10に
より下方へ常時付勢状に備えた支持ケース11を
固定した異極性に磁化される磁性体からなる1又
は複数個の柱状体13とをコイル鉄心4より鉄板
Eを介し対応する柱状体13、側面継鉄2,2′
に磁束の閉ループを形成せしめるよう交互に配設
したことを特徴とする直流電磁石による回転体付
き吸着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8713883A JPS59213287A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 直流電磁石による回転体付き吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8713883A JPS59213287A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 直流電磁石による回転体付き吸着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59213287A JPS59213287A (ja) | 1984-12-03 |
| JPH0254036B2 true JPH0254036B2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=13906604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8713883A Granted JPS59213287A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 直流電磁石による回転体付き吸着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59213287A (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9673684B2 (en) | 2015-10-02 | 2017-06-06 | E-Circuit Motors, Inc. | Structures and methods for thermal management in printed circuit board stators |
| US9859763B2 (en) | 2015-10-02 | 2018-01-02 | E-Circuit Motors, Inc. | Structures and methods for controlling losses in printed circuit boards |
| US10170953B2 (en) | 2015-10-02 | 2019-01-01 | E-Circuit Motors, Inc. | Planar composite structures and assemblies for axial flux motors and generators |
| US11527933B2 (en) | 2015-10-02 | 2022-12-13 | E-Circuit Motors, Inc. | Stator and rotor design for periodic torque requirements |
| US9800109B2 (en) | 2015-10-02 | 2017-10-24 | E-Circuit Motors, Inc. | Structures and methods for controlling losses in printed circuit boards |
| US9673688B2 (en) | 2015-10-02 | 2017-06-06 | E-Circuit Motors, Inc. | Apparatus and method for forming a magnet assembly |
| US11121614B2 (en) | 2017-06-05 | 2021-09-14 | E-Circuit Motors, Inc. | Pre-warped rotors for control of magnet-stator gap in axial flux machines |
| US11005322B2 (en) | 2017-06-05 | 2021-05-11 | E-Circuit Motors, Inc. | Rotor assemblies for axial flux machines |
| US11831211B2 (en) | 2017-06-05 | 2023-11-28 | E-Circuit Motors, Inc. | Stator and rotor design for periodic torque requirements |
| JP6427794B1 (ja) * | 2018-06-25 | 2018-11-28 | 光男 長谷川 | 鋸引き補助装置 |
| JP7784674B2 (ja) | 2021-02-17 | 2025-12-12 | イー-サーキット モーターズ, インコーポレイテッド | 軸方向磁束機械のための平面固定子構成 |
| MX2024001426A (es) | 2021-07-30 | 2024-05-14 | E Circuit Motors Inc | Placas de circuito impreso rellenas de material magnetico y estatores de placas de circuito impreso. |
| US11336130B1 (en) | 2021-08-17 | 2022-05-17 | E-Circuit Motors, Inc. | Low-loss planar winding configurations for an axial flux machine |
-
1983
- 1983-05-18 JP JP8713883A patent/JPS59213287A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59213287A (ja) | 1984-12-03 |
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