JPH0254420B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0254420B2 JPH0254420B2 JP57191797A JP19179782A JPH0254420B2 JP H0254420 B2 JPH0254420 B2 JP H0254420B2 JP 57191797 A JP57191797 A JP 57191797A JP 19179782 A JP19179782 A JP 19179782A JP H0254420 B2 JPH0254420 B2 JP H0254420B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- wear
- carbide
- groove
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/22—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with molybdenum or tungsten
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/24—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with vanadium
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
ベーンを備えた回転式流体コンプレツサでは、
例えば揺動ロータ型のものにおいては第1図に示
すように、ベーン4はケース1内のロータハウジ
ング2に設けたベーン溝3に出入自在に挿入さ
れ、ロータ5はロータハウジング2と同心のクラ
ンク軸6に回転自在に嵌装される。ベーン4はば
ねに押されロータ5の偏心回転に応じてロータハ
ウジング2から出入する。その際第2図に示すよ
うにベーン4はベーン溝3の中でロータ5の回転
方向に傾斜して摺動するため、ベーン先端10、
ベーン溝3の入口部9とベーン4の側面11及び
ベーン4の背端部12とベーン溝3の側面7の摩
耗が問題となる。特にベーン側面11とベーン溝
入口部9はすべり摩耗だけでなく、ベーン溝3に
たまる摩耗粉や異物粒子によるかじり摩耗も発生
する。従つて回転式流体ポンプのベーンは耐摩耗
性に著しく優れた材質から成ることが必要とな
る。 しかるに従来のスチール材の主要なものとして
はJIS規格SUJ2(高炭素クロム軸受鋼)やSKH9
(高速度工具鋼)などがあるが、これらは懸案の
耐摩耗性において問題の残るものであつた。すな
わち、SUJ2材によるベーンにおいては高硬度の
Cr炭化物の析出量が少ないために耐摩耗性が劣
り、相手材としてのローラ、ベーン溝部分に比し
て自己自身の摩耗が多かつた。それに対しSKH9
材によるベーンにおいては、Cr,Mo,W,Vを
含む高硬度の炭化物の析出が多くあるためベーン
自身に比してローラ及びベーン溝部分を著しく摩
耗させてしまうものであつた。 本発明は以上述べたようなベーン材に対し、
Cr含有量を多くし、Cr炭化物の析出量を適度の
ものにすることによつて、対ローラ、対ベーン溝
の摩耗上の相性において理想的な回転式流体コン
プレツサのベーンを提供することにある。 本発明におけるベーン材は、重量%でC:0.7
〜1.3%、Cr:13〜20%及びMo:0.3〜1.5%、
V:0.07〜0.15%の双方もしくはいずれか一方
と、残部Feと不可避不純成分から成る鋼材であ
る。 以下、成分限定理由を述べる。Cは0.7〜1.3%
であるが、1.3%以上ではCr炭化物の生成が多過
ぎて耐摩耗性が過大となり、又0.7%以下ではCr
炭化物の生成が少なく耐摩耗性に劣る。Crは13
〜20%であるが、20%以上ではCr炭化物の生成
が過剰となり、相手材を著しく摩耗させてしま
う。又13%以下ではCr炭化物の生成が少なく耐
摩耗性に劣る。Moは0.3〜1.5%であるが、1.5%
以上では基地の強化及びCr炭化物の生成に対し、
効果的な寄与が期待できない。0.3%以下でも同
様に基地の強化に効果が認められない。Vは0.07
〜0.15%であるが、この範囲外では炭化物生成に
効果的な寄与が行なわれない。 添付の第3図に本発明によるベーンと従来材料
によるベーンとの、相手材をモニクロ鋳鉄ローラ
とした摩耗試験結果を示す。又第1表に以下に示
した番号で示す従来のベーン材、本発明ベーン
材、相手ローラ材の成分と硬度の比較を示す。 No.1…従来のベーン材 (JIS規格SUJ2) No.2… 〃 ( 〃 SKH9) No.3〜5…本発明ベーン材 No.6…相手ローラ材 (モニクロ鋳鉄)
例えば揺動ロータ型のものにおいては第1図に示
すように、ベーン4はケース1内のロータハウジ
ング2に設けたベーン溝3に出入自在に挿入さ
れ、ロータ5はロータハウジング2と同心のクラ
ンク軸6に回転自在に嵌装される。ベーン4はば
ねに押されロータ5の偏心回転に応じてロータハ
ウジング2から出入する。その際第2図に示すよ
うにベーン4はベーン溝3の中でロータ5の回転
方向に傾斜して摺動するため、ベーン先端10、
ベーン溝3の入口部9とベーン4の側面11及び
ベーン4の背端部12とベーン溝3の側面7の摩
耗が問題となる。特にベーン側面11とベーン溝
入口部9はすべり摩耗だけでなく、ベーン溝3に
たまる摩耗粉や異物粒子によるかじり摩耗も発生
する。従つて回転式流体ポンプのベーンは耐摩耗
性に著しく優れた材質から成ることが必要とな
る。 しかるに従来のスチール材の主要なものとして
はJIS規格SUJ2(高炭素クロム軸受鋼)やSKH9
(高速度工具鋼)などがあるが、これらは懸案の
耐摩耗性において問題の残るものであつた。すな
わち、SUJ2材によるベーンにおいては高硬度の
Cr炭化物の析出量が少ないために耐摩耗性が劣
り、相手材としてのローラ、ベーン溝部分に比し
て自己自身の摩耗が多かつた。それに対しSKH9
材によるベーンにおいては、Cr,Mo,W,Vを
含む高硬度の炭化物の析出が多くあるためベーン
自身に比してローラ及びベーン溝部分を著しく摩
耗させてしまうものであつた。 本発明は以上述べたようなベーン材に対し、
Cr含有量を多くし、Cr炭化物の析出量を適度の
ものにすることによつて、対ローラ、対ベーン溝
の摩耗上の相性において理想的な回転式流体コン
プレツサのベーンを提供することにある。 本発明におけるベーン材は、重量%でC:0.7
〜1.3%、Cr:13〜20%及びMo:0.3〜1.5%、
V:0.07〜0.15%の双方もしくはいずれか一方
と、残部Feと不可避不純成分から成る鋼材であ
る。 以下、成分限定理由を述べる。Cは0.7〜1.3%
であるが、1.3%以上ではCr炭化物の生成が多過
ぎて耐摩耗性が過大となり、又0.7%以下ではCr
炭化物の生成が少なく耐摩耗性に劣る。Crは13
〜20%であるが、20%以上ではCr炭化物の生成
が過剰となり、相手材を著しく摩耗させてしま
う。又13%以下ではCr炭化物の生成が少なく耐
摩耗性に劣る。Moは0.3〜1.5%であるが、1.5%
以上では基地の強化及びCr炭化物の生成に対し、
効果的な寄与が期待できない。0.3%以下でも同
様に基地の強化に効果が認められない。Vは0.07
〜0.15%であるが、この範囲外では炭化物生成に
効果的な寄与が行なわれない。 添付の第3図に本発明によるベーンと従来材料
によるベーンとの、相手材をモニクロ鋳鉄ローラ
とした摩耗試験結果を示す。又第1表に以下に示
した番号で示す従来のベーン材、本発明ベーン
材、相手ローラ材の成分と硬度の比較を示す。 No.1…従来のベーン材 (JIS規格SUJ2) No.2… 〃 ( 〃 SKH9) No.3〜5…本発明ベーン材 No.6…相手ローラ材 (モニクロ鋳鉄)
【表】
試験はアムスラー式摩耗試験であり、試験条件
は以下の通りである。 潤滑油…スニソ4GD1D、油温…80℃、荷重…
200Kg、すべり速度…0.5m/sec、オイルパン方
式…200c.c.入。 第3図による結果からわかるように、相手ロー
ラ材、ベーン材の両者とも本発明の場合において
従来よりも摩耗量が著しく減少しており、より理
想的な状態を示した。
は以下の通りである。 潤滑油…スニソ4GD1D、油温…80℃、荷重…
200Kg、すべり速度…0.5m/sec、オイルパン方
式…200c.c.入。 第3図による結果からわかるように、相手ロー
ラ材、ベーン材の両者とも本発明の場合において
従来よりも摩耗量が著しく減少しており、より理
想的な状態を示した。
第1図は揺動ロータ型の回転式流体コンプレツ
サの要部断面図、第2図は第1図におけるベーン
周辺の拡大断面図、第3図は摩耗試験結果を示す
図である。 符号の説明、1…ケース、2…ロータハウジン
グ、3…ベーン溝、4…ベーン、5…ロータ、6
…クランク軸、7,8…ベーン溝側面、9…ベー
ン溝入口部、10…ベーン先端、11…ベーン側
面。
サの要部断面図、第2図は第1図におけるベーン
周辺の拡大断面図、第3図は摩耗試験結果を示す
図である。 符号の説明、1…ケース、2…ロータハウジン
グ、3…ベーン溝、4…ベーン、5…ロータ、6
…クランク軸、7,8…ベーン溝側面、9…ベー
ン溝入口部、10…ベーン先端、11…ベーン側
面。
Claims (1)
- 1 ベーン溝中に嵌装され、該ベーン溝内を摺動
する回転式流体コンプレツサのベーンにおいて前
記ベーンが重量%で、C:0.7〜1.3%、Cr:13〜
20%、及びMo:0.3〜1.5%、V:0.07〜0.15%の
双方もしくはいずれか一方と、残部Feと不可避
不純成分から成る鋼材で製造されたことを特徴と
する回転式流体コンプレツサのベーン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57191797A JPS5983750A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 回転式流体コンプレツサのベ−ン |
| US06/547,616 US4490175A (en) | 1982-11-02 | 1983-11-01 | Vane for rotary fluid compressors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57191797A JPS5983750A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 回転式流体コンプレツサのベ−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5983750A JPS5983750A (ja) | 1984-05-15 |
| JPH0254420B2 true JPH0254420B2 (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=16280693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57191797A Granted JPS5983750A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 回転式流体コンプレツサのベ−ン |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4490175A (ja) |
| JP (1) | JPS5983750A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61144470A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-02 | Riken Corp | ピストンリング |
| JPS63143208A (ja) * | 1986-12-06 | 1988-06-15 | Nippon Piston Ring Co Ltd | 鉄系焼結部品の製造方法 |
| US4985092A (en) * | 1987-06-11 | 1991-01-15 | Aichi Steel Works, Limited | Steel having good wear resistance |
| EP0295111B1 (en) * | 1987-06-11 | 1994-11-02 | Aichi Steel Works, Ltd. | A steel having good wear resistance |
| JPH01134090A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-26 | Sanyo Electric Co Ltd | ロータリーコンプレッサ |
| JPH0726629B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1995-03-29 | 住友電気工業株式会社 | コンプレツサー用鉄基焼結羽根 |
| JP3202300B2 (ja) * | 1991-03-27 | 2001-08-27 | 日本ピストンリング株式会社 | 回転式流体コンプレッサ |
| US6053716A (en) * | 1997-01-14 | 2000-04-25 | Tecumseh Products Company | Vane for a rotary compressor |
| US6669790B1 (en) * | 1997-05-16 | 2003-12-30 | Climax Research Services, Inc. | Iron-based casting alloy |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4141760A (en) * | 1972-11-06 | 1979-02-27 | Alloy Surfaces Company, Inc. | Stainless steel coated with aluminum |
| US4302256A (en) * | 1979-11-16 | 1981-11-24 | Chromalloy American Corporation | Method of improving mechanical properties of alloy parts |
| JPS57164977A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-09 | Nachi Fujikoshi Corp | Surface hardened steel |
-
1982
- 1982-11-02 JP JP57191797A patent/JPS5983750A/ja active Granted
-
1983
- 1983-11-01 US US06/547,616 patent/US4490175A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4490175A (en) | 1984-12-25 |
| JPS5983750A (ja) | 1984-05-15 |
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