JPH0257028B2 - - Google Patents
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- JPH0257028B2 JPH0257028B2 JP58154776A JP15477683A JPH0257028B2 JP H0257028 B2 JPH0257028 B2 JP H0257028B2 JP 58154776 A JP58154776 A JP 58154776A JP 15477683 A JP15477683 A JP 15477683A JP H0257028 B2 JPH0257028 B2 JP H0257028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- methyl
- hydroxyphthalic acid
- parts
- black
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/333—Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
- B41M5/3333—Non-macromolecular compounds
- B41M5/3335—Compounds containing phenolic or carboxylic acid groups or metal salts thereof
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
本発明は、感熱記録シートに関し、特に感熱記
録シートに用いられる顕色剤に関する。 感熱記録シートは、通常無色ないし淡色の発色
性無色染料と顕色剤とを隔離された状態でバイン
ダーとその他の添加剤と共に基紙表面に塗布する
ことにより作成されている。そして、記録装置に
おいて、この記録シートにサーマルヘツドや熱ペ
ンなどの発熱素子が接触した時に染料と顕色剤と
が反応して黒色等に発色し、シート上に記録され
る。 従来、顕色剤としては、フエノール類の顕色剤
が用いられていた。例えば、ビスフエノールA
(融点156〜158℃)が品質の安定性、価格、入手
し易さなどの点から現在広く使用されているが、
このビスフエノールAには熱発色温度が高い欠点
がある。これに対して融点の低いフエノール性物
質、例えば4−ターシヤリブチルフエノール、α
−ナフトール、β−ナフトール等のモノフエノー
ル類を使用した場合には、感熱記録シートの保存
性、安定性が悪く、室温でも次第に地色が発色し
てくるだけでなく、いわゆるフエノール臭が強く
実用的ではない。また、特公昭54−12819号では、
P,P′−(1−メチル−n−ヘキシリデン)ジフ
エノールについては、融点が低く、安定性、発色
性の良い感熱記録シートを作成することができる
ように記載されているが、このものは入手しにく
い欠点がある。 以上の欠点を改善するためにp−ヒドロキシ安
息香酸エステル(特開昭56−144193号)が提案さ
れ、特にそのベンジルエステルが実用化されてい
る。しかしながら、これには、昇華性が大きく写
体に色むらが生じる等の欠点があつた。 本発明者は、かかる従来の欠点を改善する方法
について鋭意研究した結果、ヒドロキシフタル酸
のジエステルを顕色剤として用い、それと共にフ
エノール類を地色の黄変防止又は記録像の退色防
止のための安定剤として添加することにより上記
欠点を解決しうることを見出し本発明を完成し
た。 すなわち、本発明は、通常無色ないし淡色の発
色性無色染料、融点が約60〜約120℃であるヒド
ロキシフタル酸ジエステルとフエノール類とを含
有することを特徴とする感熱記録シートに存す
る。 本発明に用いられるヒドロキシフタル酸ジエス
テルとしては、4−ヒドロキシ−オルソフタル
酸、2−、4−、若しくは5−ヒドロキシ−イソ
フタル酸又はヒドロキシ−テレフタル酸のジエス
テルがあげられる。例えば、第1表に記載される
ジアルキルエステル及びジフエニルエステル類が
あげられるが、その他ベンジルエステル等も用途
に応じて用いられる。
録シートに用いられる顕色剤に関する。 感熱記録シートは、通常無色ないし淡色の発色
性無色染料と顕色剤とを隔離された状態でバイン
ダーとその他の添加剤と共に基紙表面に塗布する
ことにより作成されている。そして、記録装置に
おいて、この記録シートにサーマルヘツドや熱ペ
ンなどの発熱素子が接触した時に染料と顕色剤と
が反応して黒色等に発色し、シート上に記録され
る。 従来、顕色剤としては、フエノール類の顕色剤
が用いられていた。例えば、ビスフエノールA
(融点156〜158℃)が品質の安定性、価格、入手
し易さなどの点から現在広く使用されているが、
このビスフエノールAには熱発色温度が高い欠点
がある。これに対して融点の低いフエノール性物
質、例えば4−ターシヤリブチルフエノール、α
−ナフトール、β−ナフトール等のモノフエノー
ル類を使用した場合には、感熱記録シートの保存
性、安定性が悪く、室温でも次第に地色が発色し
てくるだけでなく、いわゆるフエノール臭が強く
実用的ではない。また、特公昭54−12819号では、
P,P′−(1−メチル−n−ヘキシリデン)ジフ
エノールについては、融点が低く、安定性、発色
性の良い感熱記録シートを作成することができる
ように記載されているが、このものは入手しにく
い欠点がある。 以上の欠点を改善するためにp−ヒドロキシ安
息香酸エステル(特開昭56−144193号)が提案さ
れ、特にそのベンジルエステルが実用化されてい
る。しかしながら、これには、昇華性が大きく写
体に色むらが生じる等の欠点があつた。 本発明者は、かかる従来の欠点を改善する方法
について鋭意研究した結果、ヒドロキシフタル酸
のジエステルを顕色剤として用い、それと共にフ
エノール類を地色の黄変防止又は記録像の退色防
止のための安定剤として添加することにより上記
欠点を解決しうることを見出し本発明を完成し
た。 すなわち、本発明は、通常無色ないし淡色の発
色性無色染料、融点が約60〜約120℃であるヒド
ロキシフタル酸ジエステルとフエノール類とを含
有することを特徴とする感熱記録シートに存す
る。 本発明に用いられるヒドロキシフタル酸ジエス
テルとしては、4−ヒドロキシ−オルソフタル
酸、2−、4−、若しくは5−ヒドロキシ−イソ
フタル酸又はヒドロキシ−テレフタル酸のジエス
テルがあげられる。例えば、第1表に記載される
ジアルキルエステル及びジフエニルエステル類が
あげられるが、その他ベンジルエステル等も用途
に応じて用いられる。
【表】
これらヒドロキシフタル酸ジエステルとして
は、好ましくは4−ヒドロキシフタル酸ジエステ
ルであり、特に好ましいのは4−ヒドロキシフタ
ル酸ジメチルエステルである。 本発明に用いられる上記ヒドロキシフタル酸ジ
エステルは、その融点が約60〜約120℃であるこ
とが必要であり、融点が低いと保存安定性が悪
く、記録画成のコンストラストが悪くなり、融点
が高すぎれば高い発色記録温度が要求され微小な
熱量によつて熱応答性が充分えられず最近のよう
な高速化されたフアクシミリ等に使用できなくな
る。 ヒドロキシフタル酸ジエステルの製造法は、一
般にはオルソー、イソー、又はテレフタル酸を常
法によりスルホン化又はハロゲン化したのち、前
者はアルカリ溶融により、後者は苛性ソーダ水中
で加水分解することにより得られるヒドロキシフ
タル酸を酸触媒下にエステル化する一般的方法に
よつて容易に合成することができる。 なお、本発明のヒドロキシフタル酸ジエステル
は感熱記録シートの顕色剤として単独に使用する
ことができることは勿論であるが、その用途及び
所要性能に応じて従来使用されているビスフエノ
ールA、P,P′−(1−メチル−n−ヘキシリデ
ン)ジフエノール、P−t−ブチルフエノール、
P−フエニルフエノール、ノボラツク型フエノー
ル樹脂等のフエノール類或いは有機酸類と併用す
ることも可能である。 また、本発明に使用される通常無色ないし淡色
の発色性無色染料としては、各種の染料が周知で
あり、特に限定されるものではないが、例えば下
記のものがあげられる。 (1) ラクトン環を有する化合物 フルオラン系 (イ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン(黒色) (ロ) 3−(N−エチル−P−トルイジノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン(黒
色) (ハ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
(オルト、パラ−ジメチルアニリノ)フル
オラン(黒色) (ニ) 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン(黒色) (ホ) 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン(黒色) (ヘ) 3−(N−シクロヘキシル−N−メチル
アミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン(黒色) (ト) 3−ジエチルアミノ−7−(オルトクロ
ロアニリノ)フルオラン(黒色) (チ) 3−ジエチルアミノ−7−(メタ−トリ
フルオロメチルアニリノ)フルオラン(黒
色) (リ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−クロ
ロフルオラン(赤色) (ヌ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−フル
オラン(赤色) (ル) 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロ
ロフルオラン(橙色) トリフエニルメタン−フタリド系 (イ) CVL(クリスタルバイオレツトラクト
ン)(青色) (ロ) MGL(緑色) (ハ) グレープ インドリルフタリド系 (イ) インドリルレツド(赤色) (ロ) インドリルブルー(青色) その他 アザフタリド系、ラクタム系、スピロピラ
ン系、クロメノインドール系もある。 これら染料のなかでも、とくに好ましいのはフ
ルオラン系化合物であり、その他の染料は退色性
があつたり、使用前に光によつて変質する等の欠
点があり、用途は限定される。 前述の顕色剤および発色性無色染料は、ボール
ミル、アトライター、サンドグラインダー等の磨
砕機あるいは適当な乳化装置によつて数ミクロン
以下の粒子径になるまで微粒化し、目的に応じて
各種の添加材料を加えて塗液とする。この塗液に
は通常ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、デンプン類、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体等の結合剤並びにカオリン、焼成カオリ
ン、ケイソウ土、タルク、チタン、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウムなど
の無機又は有機充填剤を添加することが、この他
に脂肪酸金属塩等の離型剤、ワツクス類等の滑
剤、ベンゾフエノン系やトリアゾール系の柴外線
吸収剤、グリオキザール等の耐水化剤、分散剤、
消泡剤等を使用することができる。 本発明は、上記塗液に、地色の黄変を防止し若
しくは記録画像の退色を防止するため、フエノー
ル系の安定剤を添加する。 この塗液を紙および各種フイルム類に塗布する
ことによつて目的とする感熱記録シートが得られ
る。 本発明に使用するヒドロキシフタル酸ジエステ
ルの種類及び量、その他の各種成分の量は、要求
される性能及び記録適性に従つて決定され特に限
定されるものではないが、通常発色性染料1部に
対してヒドロキシフタル酸ジエステル2〜10部、
充填剤は1〜20部を使用し、結合剤は全固形分中
10〜20%の量が適当である。 上記安定剤としては、プラスチツク製品、ゴム
製品、石油製品に用いられる酸化防止剤が主とし
て用いられるが、例えば特開昭57−83495号公報
及び特開昭57−116689号公報に記載されているよ
うな融点90℃以上、水に対する溶解度0.1g/100
g以下のビスフエノール類(但し、2−ターシヤ
リーブチルフエノール類を除く)があげられる。 かかるビスフエノール類としては、例えば1,
1′−ビス(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキ
サン〔4,4′−シクロヘキシリデンジフエノール
ともいう。〕、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−シクロヘキシルフエノール)、2,2′−イ
ソブチリデンビス(4,6−ジメチルフエノー
ル)があげられる。 これら安定剤の使用量は、4−ヒドロキシフタ
ル酸ジエステルに対して0.05〜2重量倍、好まし
くは0.1〜1重量倍である。 次に、本発明を実施例をあげて具体的に説明す
る。 実施例 A液(染料分散液) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.5部 B液(顕色剤分散液) 顕色剤*(第2表参照) 6.0部 ステアリン酸亜鉛 0.5部 10%ポリビニルアルコール水溶液 30.0部 *顕色剤としては第2表に示すごとくヒドロキ
シフタル酸ジエステル類及びビスフエノールAを
使用する。 C液(安定剤分散液) 2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−シクロ
ヘキシルフエノール)等のビスフエノール類
1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.0部 上記の組成物の各液をボールミルで粒子径3ミ
クロンまで磨砕する。 次いで下記の割合で分散液を混合して塗液とす
る。 A液(染料分散液) 9.1部 B液(顕色剤分散液) 36.5部 C液(安定剤分散液) 5.0部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部 この塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0
g/m2になるように塗布乾燥し、そのシートをス
ーパーカレンダーで平滑度が200〜300秒になるよ
うに処理した。得られた黒発色の感熱記録シート
について品質性能試験を行つた結果を第2表に示
す。
は、好ましくは4−ヒドロキシフタル酸ジエステ
ルであり、特に好ましいのは4−ヒドロキシフタ
ル酸ジメチルエステルである。 本発明に用いられる上記ヒドロキシフタル酸ジ
エステルは、その融点が約60〜約120℃であるこ
とが必要であり、融点が低いと保存安定性が悪
く、記録画成のコンストラストが悪くなり、融点
が高すぎれば高い発色記録温度が要求され微小な
熱量によつて熱応答性が充分えられず最近のよう
な高速化されたフアクシミリ等に使用できなくな
る。 ヒドロキシフタル酸ジエステルの製造法は、一
般にはオルソー、イソー、又はテレフタル酸を常
法によりスルホン化又はハロゲン化したのち、前
者はアルカリ溶融により、後者は苛性ソーダ水中
で加水分解することにより得られるヒドロキシフ
タル酸を酸触媒下にエステル化する一般的方法に
よつて容易に合成することができる。 なお、本発明のヒドロキシフタル酸ジエステル
は感熱記録シートの顕色剤として単独に使用する
ことができることは勿論であるが、その用途及び
所要性能に応じて従来使用されているビスフエノ
ールA、P,P′−(1−メチル−n−ヘキシリデ
ン)ジフエノール、P−t−ブチルフエノール、
P−フエニルフエノール、ノボラツク型フエノー
ル樹脂等のフエノール類或いは有機酸類と併用す
ることも可能である。 また、本発明に使用される通常無色ないし淡色
の発色性無色染料としては、各種の染料が周知で
あり、特に限定されるものではないが、例えば下
記のものがあげられる。 (1) ラクトン環を有する化合物 フルオラン系 (イ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン(黒色) (ロ) 3−(N−エチル−P−トルイジノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン(黒
色) (ハ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
(オルト、パラ−ジメチルアニリノ)フル
オラン(黒色) (ニ) 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン(黒色) (ホ) 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン(黒色) (ヘ) 3−(N−シクロヘキシル−N−メチル
アミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン(黒色) (ト) 3−ジエチルアミノ−7−(オルトクロ
ロアニリノ)フルオラン(黒色) (チ) 3−ジエチルアミノ−7−(メタ−トリ
フルオロメチルアニリノ)フルオラン(黒
色) (リ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−クロ
ロフルオラン(赤色) (ヌ) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−フル
オラン(赤色) (ル) 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロ
ロフルオラン(橙色) トリフエニルメタン−フタリド系 (イ) CVL(クリスタルバイオレツトラクト
ン)(青色) (ロ) MGL(緑色) (ハ) グレープ インドリルフタリド系 (イ) インドリルレツド(赤色) (ロ) インドリルブルー(青色) その他 アザフタリド系、ラクタム系、スピロピラ
ン系、クロメノインドール系もある。 これら染料のなかでも、とくに好ましいのはフ
ルオラン系化合物であり、その他の染料は退色性
があつたり、使用前に光によつて変質する等の欠
点があり、用途は限定される。 前述の顕色剤および発色性無色染料は、ボール
ミル、アトライター、サンドグラインダー等の磨
砕機あるいは適当な乳化装置によつて数ミクロン
以下の粒子径になるまで微粒化し、目的に応じて
各種の添加材料を加えて塗液とする。この塗液に
は通常ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、デンプン類、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体等の結合剤並びにカオリン、焼成カオリ
ン、ケイソウ土、タルク、チタン、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウムなど
の無機又は有機充填剤を添加することが、この他
に脂肪酸金属塩等の離型剤、ワツクス類等の滑
剤、ベンゾフエノン系やトリアゾール系の柴外線
吸収剤、グリオキザール等の耐水化剤、分散剤、
消泡剤等を使用することができる。 本発明は、上記塗液に、地色の黄変を防止し若
しくは記録画像の退色を防止するため、フエノー
ル系の安定剤を添加する。 この塗液を紙および各種フイルム類に塗布する
ことによつて目的とする感熱記録シートが得られ
る。 本発明に使用するヒドロキシフタル酸ジエステ
ルの種類及び量、その他の各種成分の量は、要求
される性能及び記録適性に従つて決定され特に限
定されるものではないが、通常発色性染料1部に
対してヒドロキシフタル酸ジエステル2〜10部、
充填剤は1〜20部を使用し、結合剤は全固形分中
10〜20%の量が適当である。 上記安定剤としては、プラスチツク製品、ゴム
製品、石油製品に用いられる酸化防止剤が主とし
て用いられるが、例えば特開昭57−83495号公報
及び特開昭57−116689号公報に記載されているよ
うな融点90℃以上、水に対する溶解度0.1g/100
g以下のビスフエノール類(但し、2−ターシヤ
リーブチルフエノール類を除く)があげられる。 かかるビスフエノール類としては、例えば1,
1′−ビス(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキ
サン〔4,4′−シクロヘキシリデンジフエノール
ともいう。〕、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−シクロヘキシルフエノール)、2,2′−イ
ソブチリデンビス(4,6−ジメチルフエノー
ル)があげられる。 これら安定剤の使用量は、4−ヒドロキシフタ
ル酸ジエステルに対して0.05〜2重量倍、好まし
くは0.1〜1重量倍である。 次に、本発明を実施例をあげて具体的に説明す
る。 実施例 A液(染料分散液) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.5部 B液(顕色剤分散液) 顕色剤*(第2表参照) 6.0部 ステアリン酸亜鉛 0.5部 10%ポリビニルアルコール水溶液 30.0部 *顕色剤としては第2表に示すごとくヒドロキ
シフタル酸ジエステル類及びビスフエノールAを
使用する。 C液(安定剤分散液) 2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−シクロ
ヘキシルフエノール)等のビスフエノール類
1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.0部 上記の組成物の各液をボールミルで粒子径3ミ
クロンまで磨砕する。 次いで下記の割合で分散液を混合して塗液とす
る。 A液(染料分散液) 9.1部 B液(顕色剤分散液) 36.5部 C液(安定剤分散液) 5.0部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部 この塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0
g/m2になるように塗布乾燥し、そのシートをス
ーパーカレンダーで平滑度が200〜300秒になるよ
うに処理した。得られた黒発色の感熱記録シート
について品質性能試験を行つた結果を第2表に示
す。
【表】
第2表注:
(1) マクベス濃度計RD−104で測定。
(2) 東京芝浦電気製−感熱フアクシミリKB−
4800を使用し、パルス幅3.2ミリ秒、印可電圧
18.0Vで記録した画像濃度をマクベス濃度計
RD−104で測定。 (3) 黄変性 感熱記録シートを3週間室内に放置し、その
白地をマクベス濃度計RD−104(イエローフイ
ルター使用)により測定。 第2表から明らかのように、ヒドロキシフタル
酸ジエステルと安定剤としてフエノール類とを含
有した本発明に係る感熱記録シート(実施例1−
1〜1−5)は、フエノール類を含有しない対照
例2−1、2−3に比べて、地色が良好であり、
経時変化も少なく、発色濃度、特にフアクシミリ
で記録した場合の動的発色濃度が高く、黄変性を
改善することができる。従来から用いられている
ビスフエノールA(対照例2−4)は、発色感度
及び黄変性がヒドロキシフタル酸ジエステルを単
独に使用した対照例2−1、2−3の場合よりも
劣つている。また、安定剤を使用しない場合は、
記録像に消色の傾向がみられる。 なお、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステ
ルについて同様におこなつたが、その発色感度に
比べて、4−ヒドロキシフタル酸ジメチルエステ
ルの発色感度は約10%高かつた。 また、ヒドロキシフタル酸ジエステルを顕色剤
として使用する場合、カルボキシル基に隣接する
ヒドロキシル基を有するヒドロキシフタル酸ジエ
ステルは発色感度が小さい傾向がある。
4800を使用し、パルス幅3.2ミリ秒、印可電圧
18.0Vで記録した画像濃度をマクベス濃度計
RD−104で測定。 (3) 黄変性 感熱記録シートを3週間室内に放置し、その
白地をマクベス濃度計RD−104(イエローフイ
ルター使用)により測定。 第2表から明らかのように、ヒドロキシフタル
酸ジエステルと安定剤としてフエノール類とを含
有した本発明に係る感熱記録シート(実施例1−
1〜1−5)は、フエノール類を含有しない対照
例2−1、2−3に比べて、地色が良好であり、
経時変化も少なく、発色濃度、特にフアクシミリ
で記録した場合の動的発色濃度が高く、黄変性を
改善することができる。従来から用いられている
ビスフエノールA(対照例2−4)は、発色感度
及び黄変性がヒドロキシフタル酸ジエステルを単
独に使用した対照例2−1、2−3の場合よりも
劣つている。また、安定剤を使用しない場合は、
記録像に消色の傾向がみられる。 なお、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステ
ルについて同様におこなつたが、その発色感度に
比べて、4−ヒドロキシフタル酸ジメチルエステ
ルの発色感度は約10%高かつた。 また、ヒドロキシフタル酸ジエステルを顕色剤
として使用する場合、カルボキシル基に隣接する
ヒドロキシル基を有するヒドロキシフタル酸ジエ
ステルは発色感度が小さい傾向がある。
Claims (1)
- 1 通常無色ないし淡色の発色染料、融点が約60
〜約120℃であるヒドロキシフタル酸ジエステル
と安定剤としてのビスフエノール類(但し、2−
ターシヤリーブチルフエノール類を除く)とを含
有することを特徴とする感熱記録シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58154776A JPS6048395A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 感熱記録シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58154776A JPS6048395A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 感熱記録シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6048395A JPS6048395A (ja) | 1985-03-16 |
| JPH0257028B2 true JPH0257028B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=15591639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58154776A Granted JPS6048395A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 感熱記録シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048395A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59167292A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-20 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 感熱記録シ−ト |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP58154776A patent/JPS6048395A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6048395A (ja) | 1985-03-16 |
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