JPH0257615A - 鉄系粉末の高密度焼結方法 - Google Patents

鉄系粉末の高密度焼結方法

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JPH0257615A
JPH0257615A JP20671588A JP20671588A JPH0257615A JP H0257615 A JPH0257615 A JP H0257615A JP 20671588 A JP20671588 A JP 20671588A JP 20671588 A JP20671588 A JP 20671588A JP H0257615 A JPH0257615 A JP H0257615A
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JP
Japan
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sintering
sintered
iron
density
powder
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JP20671588A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Takagi
高城 重彰
Sadakimi Kiyota
禎公 清田
Hiroshi Otsubo
宏 大坪
Junichi Ota
純一 太田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、微粉末を用いた鉄系焼結材料の製造に関し、
高密度の焼結体の製造方法に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 鉄系粉末冶金は、最終部品形状またはそれに近い形状の
部材を、小止りよく、高効率に生産でき、しかも形状の
寸法精度に優れているため、主に複雑形状部品の製法と
して発展してきた。 しかし、焼結材料の各種特性に対
して極めて重要な焼結密度は通常真密度の90%(すな
わち密度比90%)どまりであり、機械的特性や耐食性
、磁気特性などの機能性において、問題が残ることが多
かった。
これを解決するには、焼結時に十分な寸法収縮、緻密化
をおこさせ、高密度とする手段が有効である。 そのた
め、通常の数十μmの平均粒径なもつ鉄系粉末にかわり
、平均粒径25μm以下の微粒粉末を用い、焼結時の焼
結性を向上させる必要がある。
しかし、通常の焼結パターンでは、どうしても十分な緻
密化がおこらず、密度が期待されるほど上がらないとい
う問題がある。 密度比としては、90〜95%(Fe
の場合、密度7.07〜7.47g/cm3)より上が
望まれ、原料粉末だけでなく、焼結方法の改善もきわめ
て重要な鍵になっている。
これらの高密度化へのアプローチ法には、大別すると2
種のものがあり、一つは原料粉末の焼結性改善によるも
の、もう一つは製造プロセスの改良によるものとがある
。 特に注目されるものとして、前者には金属微粉末の
利用(微粉末の圧縮性の劣悪さを前記の射出成形法の導
入により解決した)、後者にはHI P (熱間静水圧
プレス)の利用などをあげられる。 さらに、HIP技
術に関しては、その設備コストを大幅に改善した加圧焼
結法(米国特許11586100853 、日本公表特
許昭和63−500874)は工業的な価値が高い。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、鉄系粉末の焼結方法において特殊な焼結パタ
ーンによって、従来法よりも格段に緻密化を向上させ9
5%以上の密度を達成する焼結材が得られる焼結方法を
提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは鉄系焼結材料の高密度化に及ぼす焼成条件
の影響に関して鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成さ
せるに至ったのである。
すなわち、本発明の第1の態様は、鉄系粉末の焼結方法
において、平均粒径3〜25μmの鉄系粉末を成形した
のち、1100〜1400℃で焼結し、いったん900
℃以下に冷却シテから、再び1100〜1400℃で焼
結することを特徴とする鉄系粉末の高密度焼結方法を提
供する。
また、本発明の第2の態様は、鉄系粉末の焼結方法にお
いて、平均粒径3〜25μmの鉄系粉末を成形したのち
、1100〜1400℃で焼結し、いったん900℃以
下に冷却してから、再び1100〜1400℃で焼結し
、つぎに圧力30〜250気圧の加圧ガス中で焼結する
ことを特徴とする鉄系粉末の高密度焼結方法を提供する
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いる原料の鉄系粉末としては、レーザ散乱法
を利用したマイクロトラック粒度分析計(LEEDS 
& N0RTHRtlP COMPANY製)により測
定した平均粒径が3〜25μmであることが必須である
。  25μmをこえると、本発明の方法を用いても密
度比95%以上の高密度を得ることはむずかしい。 3
μm未満であれば、この方法を用いずとも95%以上の
高密度化が可能なので、あえて本願の範囲から外したが
、もちろん、3μm未満の粉末に対して本願の焼結方法
を適用して、更に高密度化をはかることもできる。
鉄系粉末としては、純鉄系の鉄粉、すなわち、主成分が
Feで、不可避的不純物および必要に応じて鉄粉製造上
少量添加するSi。
Mn、A42などを含有する鉄粉と、いわゆる低合金鋼
粉として知られる、室温から1400℃の範囲内に、α
#γの変態がある粉末を対象とする。
使用する粉末は、高圧水アトマイズ法、還元法、カルボ
ニル法、粉砕および分級によって製造される金属微粉末
およびそれらの混合粉末が使用できる。
粉末の成形は、公知のいかなる成形法を用いてもよく、
例えば粉末に有機物潤滑材を添加して行う公知の金型成
形法や、有機バインダと混練してコンパウンドとして成
形を行う公知の射出成形法が利用できる。 複雑形状部
品の場合は、射出成形法が好ましい。
粉末の成形は、結合剤を添加混合した後に成形を行う。
 金型成形の場合の潤滑剤としては、高級脂肪酸、脂肪
酸アミド、脂肪酸エステル等があげられる。 射出成形
の場合の結合剤は、熱可塑性樹脂および/またはワック
スを主体とするものを使用し、必要に応じて可塑剤、潤
滑剤および脱脂促進剤などを添加する。
熱可塑性樹脂としては、アクリル系、ポリエチレン系、
ポリプロピレン系およびポリスチレン系等があり、ワッ
クス類どしては、密ろう、木ろう、モンタンワックス等
に代表されるような天然ろう、および低分子ポリエチレ
ン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワック
ス等に代表されるような合成ろうがあるが、これらから
選ばれる1f!I!あるいは2種以上を用いる。
可塑剤は、主体と成る樹脂あるいはワックスとの組合せ
によって選択するが、具体的には、フタル酸ジー2−エ
チルヘキシル(DOP)、フタル酸ジエチル(DEP)
、フタル酸ジ−n−ブチル(DHP)等があげられる。
尚、結合剤の量は、後工程の成形法によって異なり、通
常の金型プレス成形では0.5〜3、゛0重量%、射出
成形では10重量%程度である。
射出成形の場合の鉄粉末とバインダとの混合・混錬には
、バッチ式あるいは、連続式のニーダが使用でき、バッ
チ式ニーダの中では加圧ニーダやバンバリーミキサ−等
が、また、連続式ニーダの中では2軸押出し機等がそれ
ぞれ有利に適合する。 そして、混練後、必要に応して
ペレタイザーあるいは粉砕機等を使用して造粒を行い、
成形用コンパウドを得る。
射出成形は、プラスチック用射出成形機、金属粉末用射
出成形機等、通常の射出成形に用いられる射出成形機を
用いて行なえはよい。 射出圧力は、通常500〜20
00atm程度である。
成形後、結合剤を除去するために加熱を行う。 このと
きの昇温速度は、5〜b とし、−数的には、600℃まで加熱し、直ちに冷却す
る。 なお、この時の昇温速度を速くしすぎると、得ら
れた成形体に割れや膨わが生じるので好ましくない。
第1段階の焼結温度は1100〜1400℃とする。 
第1段階の焼結は無加圧下で行い、真空中で行うことも
きわめて好ましい。 焼結温度が1100℃未満では鉄
系粉末中のFe原子のγ域における拡散が遅く、緻密化
が期待できない。 一方、1400℃をこえても、本焼
結法の効果はそれ以上には発揮できず、焼結コストもか
さむから、これを上限温度とする。
1100〜1400℃での焼結時間は、0.5〜2時間
が好ましい。
次に、焼結体をいったん900℃以下に冷却し、γ→α
変態をひきおこさせる。 これにより、鉄系粉末の粒径
範囲に呼応して、粒子結合部の結晶粒界が結合部から移
動し、次に加熱焼結した時に、緻密化がより促進する傾
向があり、この現象を利用して焼結材の焼結密度をあげ
る点が本発明の最大ポイントである。
900℃以下の冷却は、好ましくは700℃以下、より
好ましくは室温まで冷却する。
冷却は、第1段階の焼結ののち、焼結体を炉外にとり出
しても良いし、同一炉内で900℃以下に降温し、再び
昇温しで第2段階の焼結を続けてもよい。
第2段階の焼結は、γ−α変態により結晶粒界がfj動
し、粒界拡散経路が緻密化して有利に働くよう整った段
階で、再び1100〜1400℃で焼結し、γ域て焼結
するものである。 第2段階の焼結によりα−γ変態が
おこり、もう−度結晶粒界が移動するが、こわは第1段
階焼結時のγ域での結晶粒界位置とは異なり、緻密化に
有利な配置となる。
また、粒界移動によって空孔が閉空孔となり、次の加圧
焼結段階で空孔が消滅しやすくなる。 第2段階の焼結
温度の限定理由は、焼結材の緻密化のために1100℃
以上の温度が必要であり、1400℃をこえても、それ
以上の大幅な効果は認められないのでこの範囲とする。
通常の1回焼結法では、焼結温度とともに密度が上昇す
るものの、1300tをこえて初めて密度が90%以上
となる。 一方、末法の第1段階の焼結と第2段階の焼
結との間に一旦冷却工程をとる2回焼結法によれば、1
 ’100 t:以上で密度比90%以上の密度となり
、緻密化向上の効果がきわめて大きい。 た だ し1
400℃をこえても、それ以上の効果はみられない。
第2段階の焼結時間は好ましくは0.5〜2時間とする
より高密度化を目的とする場合は、本発明の第2の態様
で示すように、このあと、さらに好ましくは同一温度(
1100〜1400℃)範囲で30〜250気圧の加圧
ガス中で加圧焼結する。 この加圧工程の前の2段階の
焼結で、空孔が閉空孔となるので、この工程で適用され
るガス圧が空孔消滅に有利に作用し、さらに緻密化がお
こる。 圧力は、30気圧未満では緻密化にとって不十
分である。 一方、250気圧をこえてもそれ以上の効
果はみられない。
これにより、通常の焼結や、焼結と加圧焼結の組合せよ
りも、格段に密度が向上する。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を具体的に説明す。
る。
(実施例1) 表1に示す成分組成を有する平均粒径11μmの粉末冶
金用水アトマイズ鉄粉に、平均粒径13μmの黒鉛粉を
0.3%添加したものに4重量%の熱可塑性樹脂(ポリ
エチレン)と8重量%のワックス(パラフィンワックス
)を加え、加圧ニーダ混練し、造粒機により造粒して、
成形用のフンパウンドを作成した。 そのコンパウンド
を用い、金属粉末用射出成形機により、40X10X5
mmの試片を成形した。
その成形体をN2ガス中で600tまで5℃/ m i
 n昇温速度で加熱し、脱脂したのち、直ちに冷却した
その後、N2ガス中で1050.1150.1250.
1350.1450℃×100m1nの条件下で、第1
段階の焼結を行なった。
上記第1段階焼結後、室温迄冷却したのち、第1段階焼
結と同じ温度でH2ガス中100m1nの′fS2段階
の焼結を施した。
表2に本焼結方法で得られた最終焼結体の焼結密度と焼
結密度比を示す。
なお、表2に比較例として同一温度で200m1n間保
持の条件下で行なった通常の1回焼結法の結果を併記し
た。
表2から明らかなように、本発明の焼結方法により焼結
密度比に優れた鉄系焼結体を得ることがてきる。
また、本結果から焼結密度比90%以上を得るには第1
段階焼結後度、第1段階焼結温度が1100℃以上が必
要であること、および1400℃をこえても温度上昇に
よる密度比の向上が得られないことがわかる。
表  1 原料粉末の化学組成(重量%)表 (実施例2) 平均粒径31μ°mの水アトマイズ鉄粉を空気分級によ
り粗粒をカットして平均粒径の異なる供試粉(表3)を
得た。
木供試粉を実施例1と同一条件で成形し、脱脂した。
H2ガス中1350℃X100m1nの第1段階の焼結
を行った。 第1段階の焼結後、室温まで冷却したのち
、第1段階の焼結と同一条件で第2段階の焼結を施した
表4に本焼結方法で得られた最終焼結体の焼結密度と焼
結密度比を示す。
本結果から焼結密度比90%以上を得るには、原料粉末
の平均粒径は25μm以下が必要であること、および3
μm未満としても粒径低下による密度比の向上は小であ
ることが示される。
表 平  均 粒径 (μs) t n (%) 0.08 0.07 0.08 0.06 0.07 0.10 0.09 0.09 0.09 0.09 0.35 0.33 0.33 0.32 0.31 0.009 0.009 0.009 0.009 0.009 表 0.010 o、ot。
O,010 0,010 0,010 0,41 O136 0,26 0,20 0,17 (実施例3) 実施例1と同じ表1の成分組成を有する平均粒径11μ
mの粉末冶金用水アトマイズ鉄粉に、平均粒径13μm
の黒鉛粉を0.3%添加したものに、4重量%の熱可塑
性樹脂(ポリエチレン)と8重量%のワックス(パラフ
ィンワックス)を加え、加圧ニーダ混練し、造粒機によ
り造粒して、成形用のコンパウンドを作成した。 その
コンパウンドを用い、金属粉末用射出成形機により、4
0X10x5mmの試片を成形した。 その成形体をN
2ガス中で600℃まで5℃/ m i n昇温速度で
加熱し、脱脂したのち、直ちに冷却した。
その後、N2ガス中で1050.115o、1250.
1350,1450″Cx1o。
minの条件下での第1段階の焼結を行なった。
上記第1段階焼結後、室温迄冷却したのち、第1段階焼
結と同じ温度で10−”Torrの真空中で30m1n
のS2段階の焼結を施した。
第2段階焼結後20m1nかけてArガスを導入し、9
7気圧とし、30mfn保持した。
表5に本焼結方法で得られた最終焼結体の焼結密度と焼
結密度比を示す。
なお、表5に比較例として第1段階の焼結、室温迄冷却
したのち、第2段階焼結の焼結を行なわずに上記加圧焼
結を80分間実施した結果を併記した。
表5から明らかなように、本発明の焼結方法により焼結
密度比に優れた鉄系焼結体を得ることができる。
表 (比較例16.17) 実施例1と同一条件で得た脱脂処理後の試料を1O−3
Torrの真空中で1250℃×+30m1nの条件下
での焼結を行なった。
上記焼結後20m1nかけてArガスを導入97気圧と
し、15m1nまたは60m1 n保持した。(第1段
階の焼結、室温迄冷却は行なわなかった。
表6に本焼結方法で得られた最終焼結体の焼結密度と焼
結密度比を示す。
本発明8〜比較例16.17の最終焼結密度比の比較か
ら、本発明の焼結方法は従来の焼結と加圧焼結の組み合
わせよりも格段に密度が向上することが示される。
表    6 (実施例4) 実施例1と同一条件で得た脱脂処理後の試料を1気圧の
H2τ囲気中で1300℃X200m1nの条件下での
第1段階の焼結を行なった。
上記第1段階の焼結後、室温迄冷却したのち、第1段階
の焼結と同じ温度で10−’Torrの真空中で60m
1nの第2段階焼結を施した。
第2段階焼結後2.0m1nかけてArガスを導入し1
300℃下加圧焼結の圧力を種々の水準に変えて加圧焼
結を60m1nを行なった。
表7に本焼結方法で得られた最終焼結体の焼結密度と焼
結密度比を示す。
本結果から、焼結密度比95%以上を得るには、30気
圧以上必要であること、および250気圧を越えると圧
力上昇による密度比の向上は小であることが示される。
(実施例5) 実施例2の表3に示される供試粉を実施例1と同一条件
で、成形、脱脂した試料を得た。
ついでこの試料を実施例4と同一条件で、但し加圧焼結
圧力は95気圧下で焼結を行なった。
表8に本焼結方法で得られた最終焼結体の焼結密度と焼
結密度比を示す。
本結果から焼結密度比95%以上を得るには、原料粉末
の平均粒径は25μm以下が必要であること、および3
μm未満としても粒径低下による密度比の向上は小であ
ることが示される。
〈発明の効果〉 本発明の製造方法は、微粉末を用いた鉄系焼結材料の製
造工程において、γ−αへの変態を生ぜしめる冷却過程
を含む焼結工程を行うので、従来の焼結法または従来の
焼結法と加圧焼結法との組合わせ焼結法より、高密度の
鉄系焼結材料をより経済的に製造することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄系粉末の焼結方法において、平均粒径3〜25
    μmの鉄系粉末を成形したのち、1100〜1400℃
    で焼結し、いったん 900℃以下に冷却してから、再び1100〜1400
    ℃で焼結することを特徴とする鉄系粉末の高密度焼結方
    法。
  2. (2)鉄系粉末の焼結方法において、平均粒径3〜25
    μmの鉄系粉末を成形したのち、1100〜1400℃
    で焼結し、いつたん 900℃以下に冷却してから、再び1100〜1400
    ℃で焼結し、つぎに圧力30〜250気圧の加圧ガス中
    で焼結することを特徴とする鉄系粉末の高密度焼結方法
JP20671588A 1988-08-20 1988-08-20 鉄系粉末の高密度焼結方法 Pending JPH0257615A (ja)

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