JPH0258364A - 回路基板とそれを用いた電子装置及び製法 - Google Patents
回路基板とそれを用いた電子装置及び製法Info
- Publication number
- JPH0258364A JPH0258364A JP63208393A JP20839388A JPH0258364A JP H0258364 A JPH0258364 A JP H0258364A JP 63208393 A JP63208393 A JP 63208393A JP 20839388 A JP20839388 A JP 20839388A JP H0258364 A JPH0258364 A JP H0258364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- semiconductor material
- silicon
- layer
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W90/00—Package configurations
- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
- H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
- H10W90/754—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked insulating package substrate, interposer or RDL
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Die Bonding (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はパワー素子とそれを制御するための制御回路を
同一基板上に搭載することを可能にした回路基板、特に
厚膜製造プロセスとの整合性に優れるパワー素子搭載部
メタライズ領域を有する回路基板、同回路基板を用いた
混成集積回路装置、同混成集積回路装首を搭載した電子
装置、及びこれらの製法に関する。 〔従来の技術〕 酸化物系セラミックス例えばアルミナやベリリヤは、電
子装置用の絶縁部品、配線基板、外囲器部品等として広
範に使用されている。 一方、非酸化物系セラミックス、例えば窒化アルミニウ
ムや炭化シリコンは、近年の焼結技術やN製技術の向上
に伴って、@子部品用基板材料として注目に値する好ま
しい物性が付与されるに至っている。 従来の窒化アルミニウム焼結体に対する金属化技術の一
例として(1)特開昭60−178687号公報に、銀
、銀−白金、銀−パラジウム等を主体にした銀糸ペース
トを印刷、焼成する方法、(2)特開昭59−1211
75号公報に、モリブデンペーストを印刷。 焼成した後ニッケルめっきする方法、(3)特開昭60
−253295号公報に、窒化アルミニウム粉末を主体
とするグリーンシート上にモリブデン、タングステン、
マンガン及び白金等の単体もしくはこれらの2種以上の
合金からなる導体ペーストを印刷した後、1500〜2
000℃で焼成する多層基板の製造方法が開示されてい
る。 また、(4)特公昭5g−11390号公報に、板状窒
化アルミニウム焼結体上にS i CQ4−HCQ −
f−(2系ガスを作用させてシリコン層を設けた後、空
気中1200℃で熱処理してシリコン居及び焼結体表面
を酸化させてAQ20asiOz層を設け、次いでモリ
ブデン−マンガン系ペーストを1300℃の湿潤水素雰
囲気下で焼成してメタライズし、同メタライズ上にニッ
ケルめっきそして同ニッケル上に銀ろう付げにより銅板
を設けた熱伝導性基板の製造方法が開示されている。 従来の炭化シリコン焼結体に対する金属化技術の一例と
して(5)特開昭60−137883号公報に、金糸ペ
ーストを印刷、焼成する方法が開示され。 (6)特開昭55−113683号公報に、モリブデン
を主体にするペーストを印刷、焼成した後ニッケルまた
は鋼をめっきする方法が開示されている。(7)特開昭
60−246286吐公報に2炭化珪−M質焼結体表面
にゲルマニウム中間被膜層を有し、その表面にAu、A
l1.Pd、Pt、Ni、Co、Fe。 Cr、Mg、Ti、Zr、Hf、Mo、W、V。 Nb、Taを蒸着したゲルマニウム合金被膜形成炭化珪
素質焼結体が開示されている。(8)特開昭60−24
6285号公報に、炭化珪素質焼結体表面にシリコン中
間被膜層を有し、その表面に金、銀、パラジウムを蒸着
したメタルシリサイド被膜形成炭化珪素質焼結体が開示
されている。 また、(9)第1回マイクロ手レクトロニクスシンポジ
ウム予稿集、 1.67−172頁、(1985年7月
)2におけるrAQIJ板単一構成V HF5電力増幅
モジュールJと題する論文にて、同一窒化アルミニウム
焼結体基板上にパワートランジスタとそれを制御するた
めの回路を形成したモジュールを開示しており、トラン
ジスタと制御回路との間を銀−パラジウム厚膜ぶ体で電
気的に連絡している。 〔発明が解決しようとする課題〕 パワートランジスタ素子と制御回路とを別々に分割され
たセラミックス基板上に搭載しているのは1次の理由に
よる。パワートランジスタ素子は発熱が著しくそれを搭
載するセラミックス基板、特にメタライズ層に繰返し過
大な熱応力ないし熱歪が作用するため接着強度が高くし
かも剥離等の故障を生じない信頼性の高いメタライズ基
板、例えば前述(2)、 (3)、 (4)及び(6)
に開示したような。 モリブデンやタングステンを焼成した基板が要求される
からである。即ち、前述(1)や(5)の如き厚膜によ
る導体層は、上記(2)、 (3)、 (’I)及び(
6)のような高温処理によるメタライズ層に比べ接着強
度が低く、熱応力ないし熱歪に対する信頼性を確保しに
くいことによる。上記において制御用回路領域をアルミ
ナ基板上に搭載し、パワーFETトランジスタ素子を搭
載したベリリヤ基板を上記アルミナ基板に隣接して配置
しているのは、パワーFETトランジスタ素子から生じ
る熱を効率よく放散するためばかりではなく、上述した
メタライズ層の熱溶ノJないし熱歪、さらに拡散あるい
は反応に基づく信頼性の問題があることによる。 一般に、制御回路はパワ一部に比べ発熱は少ないが素子
F!6a密度が高く、これに適合する配線法被を得るた
め厚膜ペーストを印刷、焼成する方dミが採られる。制
御回路は、銀−パラジウム歴膜導体で配線され、同配線
−ヒあるいは配線間に受!flI素子チップ部品をはん
だ付けするかまたは厚膜受動素子を印刷、焼成して形成
されている。 しかし、更に高速性の要求される電子装置を実現するた
めには次に示す欠点を克服しなければならない。
同一基板上に搭載することを可能にした回路基板、特に
厚膜製造プロセスとの整合性に優れるパワー素子搭載部
メタライズ領域を有する回路基板、同回路基板を用いた
混成集積回路装置、同混成集積回路装首を搭載した電子
装置、及びこれらの製法に関する。 〔従来の技術〕 酸化物系セラミックス例えばアルミナやベリリヤは、電
子装置用の絶縁部品、配線基板、外囲器部品等として広
範に使用されている。 一方、非酸化物系セラミックス、例えば窒化アルミニウ
ムや炭化シリコンは、近年の焼結技術やN製技術の向上
に伴って、@子部品用基板材料として注目に値する好ま
しい物性が付与されるに至っている。 従来の窒化アルミニウム焼結体に対する金属化技術の一
例として(1)特開昭60−178687号公報に、銀
、銀−白金、銀−パラジウム等を主体にした銀糸ペース
トを印刷、焼成する方法、(2)特開昭59−1211
75号公報に、モリブデンペーストを印刷。 焼成した後ニッケルめっきする方法、(3)特開昭60
−253295号公報に、窒化アルミニウム粉末を主体
とするグリーンシート上にモリブデン、タングステン、
マンガン及び白金等の単体もしくはこれらの2種以上の
合金からなる導体ペーストを印刷した後、1500〜2
000℃で焼成する多層基板の製造方法が開示されてい
る。 また、(4)特公昭5g−11390号公報に、板状窒
化アルミニウム焼結体上にS i CQ4−HCQ −
f−(2系ガスを作用させてシリコン層を設けた後、空
気中1200℃で熱処理してシリコン居及び焼結体表面
を酸化させてAQ20asiOz層を設け、次いでモリ
ブデン−マンガン系ペーストを1300℃の湿潤水素雰
囲気下で焼成してメタライズし、同メタライズ上にニッ
ケルめっきそして同ニッケル上に銀ろう付げにより銅板
を設けた熱伝導性基板の製造方法が開示されている。 従来の炭化シリコン焼結体に対する金属化技術の一例と
して(5)特開昭60−137883号公報に、金糸ペ
ーストを印刷、焼成する方法が開示され。 (6)特開昭55−113683号公報に、モリブデン
を主体にするペーストを印刷、焼成した後ニッケルまた
は鋼をめっきする方法が開示されている。(7)特開昭
60−246286吐公報に2炭化珪−M質焼結体表面
にゲルマニウム中間被膜層を有し、その表面にAu、A
l1.Pd、Pt、Ni、Co、Fe。 Cr、Mg、Ti、Zr、Hf、Mo、W、V。 Nb、Taを蒸着したゲルマニウム合金被膜形成炭化珪
素質焼結体が開示されている。(8)特開昭60−24
6285号公報に、炭化珪素質焼結体表面にシリコン中
間被膜層を有し、その表面に金、銀、パラジウムを蒸着
したメタルシリサイド被膜形成炭化珪素質焼結体が開示
されている。 また、(9)第1回マイクロ手レクトロニクスシンポジ
ウム予稿集、 1.67−172頁、(1985年7月
)2におけるrAQIJ板単一構成V HF5電力増幅
モジュールJと題する論文にて、同一窒化アルミニウム
焼結体基板上にパワートランジスタとそれを制御するた
めの回路を形成したモジュールを開示しており、トラン
ジスタと制御回路との間を銀−パラジウム厚膜ぶ体で電
気的に連絡している。 〔発明が解決しようとする課題〕 パワートランジスタ素子と制御回路とを別々に分割され
たセラミックス基板上に搭載しているのは1次の理由に
よる。パワートランジスタ素子は発熱が著しくそれを搭
載するセラミックス基板、特にメタライズ層に繰返し過
大な熱応力ないし熱歪が作用するため接着強度が高くし
かも剥離等の故障を生じない信頼性の高いメタライズ基
板、例えば前述(2)、 (3)、 (4)及び(6)
に開示したような。 モリブデンやタングステンを焼成した基板が要求される
からである。即ち、前述(1)や(5)の如き厚膜によ
る導体層は、上記(2)、 (3)、 (’I)及び(
6)のような高温処理によるメタライズ層に比べ接着強
度が低く、熱応力ないし熱歪に対する信頼性を確保しに
くいことによる。上記において制御用回路領域をアルミ
ナ基板上に搭載し、パワーFETトランジスタ素子を搭
載したベリリヤ基板を上記アルミナ基板に隣接して配置
しているのは、パワーFETトランジスタ素子から生じ
る熱を効率よく放散するためばかりではなく、上述した
メタライズ層の熱溶ノJないし熱歪、さらに拡散あるい
は反応に基づく信頼性の問題があることによる。 一般に、制御回路はパワ一部に比べ発熱は少ないが素子
F!6a密度が高く、これに適合する配線法被を得るた
め厚膜ペーストを印刷、焼成する方dミが採られる。制
御回路は、銀−パラジウム歴膜導体で配線され、同配線
−ヒあるいは配線間に受!flI素子チップ部品をはん
だ付けするかまたは厚膜受動素子を印刷、焼成して形成
されている。 しかし、更に高速性の要求される電子装置を実現するた
めには次に示す欠点を克服しなければならない。
【a】
:パワ一部と制御回路とは金属細線のボンディングに
よって相互間の電気的連絡がなされるが、同一のセラミ
ックス基板上に厚膜配線した場合に比べ配線長が大きく
なることが避けられず、配線自体のインピーダンスを低
められない。
:パワ一部と制御回路とは金属細線のボンディングに
よって相互間の電気的連絡がなされるが、同一のセラミ
ックス基板上に厚膜配線した場合に比べ配線長が大きく
なることが避けられず、配線自体のインピーダンスを低
められない。
【b】 二金、@JIIl線ボンディング
用のパッド領域がパワ一部及び制御回路部とも必要であ
り、必ずしも混成集積回路装置全体の実装密度は上がら
ない。
用のパッド領域がパワ一部及び制御回路部とも必要であ
り、必ずしも混成集積回路装置全体の実装密度は上がら
ない。
【C1:パワ一部用基板と制御回路用基板とは別
々の部品として扱わねばならず、部品点数の削減による
経済効果はあまり期待できない。 上記(9)によれば、上記[al、(bl及び[clの
如き欠点を補うことが可能である。しかし、 [dl
:パワ一部及び制御回路とも銀−パラジウム厚膜導
体によって直接メタライズされており、特にパワ一部の
熱応力ないし熱歪に対する信頼性を確保できない。 また、パワ一部及び制御回路とも(2) 、 (3)
、 (4)及び(6)の如きメタライズ層で構成した場
合は。 高周波信号を扱う際に不可欠な配線抵抗の低い導体層を
得ることが困難であり、逆にパワ一部及び制御回路とも
(1,)、 (5)及び(9)の如き導体層で構成した
場合は、上記【d】の不都合を避けることが困難である
。しかしながら、(2)、 (3)、 (4)及び(6
)の如きメタライズ層と(1)、 (5)及び(9)の
如き導体層を同一基板上にそれぞれ設けた回路基板、即
ちパワー素子とそれを制御するための制御回路を同一基
板上に混在搭載した回路基板は形成することができなか
った。したがって、このような回路基板を用いた混成集
積回路装置、同混成集積回路装置を搭載した電子装置、
即ち将来増大する新たなニーズに応えられる混成集積回
路装置や電子装置は実現されておらず、またこれら回路
錫板、混成集積回路装置そして電子装置の12法も確立
されていない。これらの主たる理由は次の通りである。 [e]: (2)、 (3)、 (4)及び(6)に基
づくメタライズ層は、通常空気の如き酸化性雰囲気のも
とで熱的に処理(約850℃)することを前提にする(
1)、 (5)及び(9)に基づく方法には適合しない
。即ち、メタライズ層としてのモリブデン。 タングステン及びマンガン等の単体もしくは白金をふく
むこれら単体からなる合金やこの上にめっきされる銅や
ニッケルは、−に記処理条件のもとでは酸化ないし昇華
を生じ、導体あるいは接着力を維持する担体としての役
割を果たし得ない。[C1: (1)、 (5)及び(
9)に基づく導体層は5通常1200℃以−Eの高温焼
成を前提にする高信頼化メタライズのプロセスには適合
しない。即ち、銀、銀−白金、銀−パラジウム等の厚膜
導体は、上記プロセスのもとで溶融してしまい、高密度
実装に不可欠な高精度微細パターン配線を不可能にする
。 [g]:(7)では、炭化珪崇質焼結体表面にゲルマニ
ウム中間被膜層(1〜10μm) をスパッタリングし
、その表面にAu、AQ、Pd、Pt。 Ni、Co、Fe、Cr、Mg、Ti、Zr。 Hf、Mo、W、V、Nb、Taを蒸着している。 しかし、この構成の場合は熱膨張係数の小さいセラミッ
クスとに、これより大きい中間被膜層を設けている。こ
の中間被膜層には常に引張応力が作用する。一般に、半
導体物質は金属と異なり圧縮応力には強固な性質を示す
が、引張応力に対しては弱く破壊しやすく、上記構成で
は優れた接着性を維持することができない、また、上記
金rX層の中でAu、Pd及びPL以外は酸化性雰囲気
の熱処理のもとでは酸化あるいは昇華を生じ、導電性の
維持が不可能である。Au、Pd及びptであっても1
次の点で厚膜プロセスへの適合性ないし優れた導電性能
が得られない。即ち、A uの場合はゲルマニウムとの
間で低融点の合金(370℃。 Au−6wt%Ge)を作りやすい。Pd及びptの場
合は後述するように電気抵抗率が高い。 更に、これらの金属は高価であり、経済性の点でも劣る
。 [hl:(8)では、中間被膜層(1μm)のスパッタ
リング及びその熱処理が、強固な接りを実現するための
必須事項となっている。セラミックス表面は微細な凹凸
が形成されているが、tl ′IF7なメタライズを実
現するためには中間被膜層は上記凹凸を完全に被覆する
ように形成されなければならない。しかし、スパッタリ
ング法は方向性を有し、被着物質の輸送方向に対して影
になる部分の上記凹凸を完全に被覆するように形成する
ことは極めて困難である。また、同スパッタリングは5
00〜600℃で実施しているが、この温度では中間被
膜層とセラミックス構成原子との共有結合ボンドは形成
できない。更に、本先行技術は。 中間被膜層形成後に同層形成温度より高温で熱処理する
ことが必須である。半導体物質は圧縮応力には強固な性
質を示すが引張応力に対しては弱く破壊しやすい。即ち
、上記形成温度より高温の後続熱処理工程では上記中間
被膜層に引張応力が作用することとなり、強固な接合力
の維持を困難にする。 (i ] : (1)、 (5)及び(9)の如きペ
ーストの印刷、焼成に基づく厚膜法では、更に高速の信
号伝達を必要とする電子装置には対応しにくい。これは
、JIX膜法では50μm前後と高精度な配線幅及び間
隔を得ることが困難なことによる。 本発明は、パワー素子及び制御回路用素子を同一のセラ
ミックス基板上に搭載することを可能にし、特に、消*
電力が0 、2 W / rrtt+ 2以りのパワー
素子の発熱に基づく熱応力ないし熱歪に対する信頼性を
維持するとともに高密度実装に不可欠な高精度微細パタ
ーン配線を可能にした回路基板、この回路基板を用いた
混成集積回路装置、同混成集積回路装置を搭載した電子
装置、そしてこれらの製法を提供することを目的とする
6 他方、厚膜製造プロセスとの整合性に優れる導体領域を
有する回路基板、同回路基板を用いた混成集積回路装置
、同混成集積回路装置を搭載した電子装置、そしてこれ
らの製法を提供することを目的とする。 他方、厚膜製造プロセスとの整合性に優れるパワー素子
搭載部メタライズ領域を有する回路基板。 同回路基板を用いた混成集積回路装置、同混成集積回路
装置を搭載した電子装置、そしてこれらの製法を提供す
ることを目的とする。 他方、高温かつ酸化性雰囲気における熱処理において変
質を生じない導体領域を有する回路基板、同回路基板を
用いた混成集積回路装置、同混成集積回路装置を搭載し
た電子装置、そしてこれらの製法を提供することを目的
とする。 他方、パワー素子搭載部の放熱性を高めかつ高周波信号
の伝達を可能ならしめ得る回路基板、同回路基板を用い
た混成集積回路装置、同混成集積回路装置を搭載した電
子装置、そしてこれらの製法を提供することを目的とす
る。 他方、電気的機能のみならず異種部材との強固な金属的
接合を可能ならしめる接合構造体部品、同部品を用いた
耐熱性接合構造体、そしてこれらの製法を提供すること
を目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、少なくとも焼結体セラミックス−Lに高濃度
に不純物がドーピングされ、セラミックス構成成分と共
有結合する半導体金属からなる中間層を設け、室温の比
抵抗を2XIO”Ω・G以下にした回路基板にある。 また1本発明は、少なくとも焼結体セラミックス基板に
中間層として半導体金属を形成し、その所定部に高濃度
に不純物をドーピングし、該中間層上に金属層を設ける
工程、あるいは上記工程後人種部材をろう付けする工程
又は高温酸化性雰囲気下で熱処理する工程を有すること
を特徴とする回路基板の製法にある。 〔作用〕 本発明において、半導体物質層は焼結体セラミックスと
同層上に設けられる金属層との緻密かつ強固な接着に寄
与する。即ち、上記半導体物質はそれが形成される段階
で高い運動エネルギが与えられて、上記セラミックスと
の間で原子間隔オーダの緻密な係合をするにの係合はま
ずセラミックス上への半導体物質原子の析出及び表面移
動を経てセラミックスを構成する原子との共有結合ボン
ドを形成すること、そして析出界面における半導体物質
原子及びセラミックス構成原子の相互拡散を経てなされ
る。この際、セラミックスと半導体物質との間の格子間
隔のずれは′4L−4体物質中に導入される転位によっ
て整合され、これが格子間隔差に基づく界面残留応力の
低減に寄4する。 半導体物質層には高い導電性が与えられる。これは、(
1)半導体物質層が金属層とともに導体としての役割を
演する場合、(2)金属層を容易かつ均一にめっき形成
する場合、そして(3)深い不純物準位を形成する重金
属(金属層)が添加されても半導体物質層の導電性を損
なオ〕ないようにするため不可欠であることによる。導
電性の付tj、け、3族又は5族元素のドーピングによ
ってなされる。 この際、不純物の濃度は101710113以上(抵抗
率換算2 X 10−1Ω・(1))であることが重要
である。 半導体物質層の熱膨張係数は焼結体セラミックスと同等
もしくは小さい値が選択される。一般に、半導体物質は
金属と異なり圧縮応力には強固な性質を示すが、引張応
力に対しては弱く破壊しやすい。本発明において」二記
熱膨張係数が選択されるのは1回路基板、混成集積回路
装置、そして電子5A置を製造または使用する段階で、
そして接合構造体部品及び耐熱性接合構造体を製造また
は使用する段階で5常に上記半導体物質層に圧縮応力が
作用するようにするためである。 上記半導体物質層に圧縮応力が作用するようにするため
、半導体物質層の形成は後続の12造工程。 例えば厚膜製造工程やろう付は工程等よりも高温下でな
されることが望ましい。 セラミックスとの緻密かつ強固な接着を効果的に実現す
るには、半導体物質層はセラミックス表面の微細な凹凸
を完全に被覆する如くに析出されることが望ましく、こ
れには700℃以ヒのChemical Vapor
Deposition法が好ましい。 導体物質層と同層上に設けられる金属層との緻密かつ強
固な接着は、上記の半導体物質と金属との相互拡散1合
金化そして金属間化合物の形成等によってなされる。し
たがって、相互拡散1合金化そして金属間化合物の形成
等を積極的に促進するため、金属層を形成する段階また
はその後の工程において熱処理されることが望ましい。 一方、金属層は上記半導体物質層に対し電気伝導性、ろ
う材に対するぬれ性やワイヤボンディング性、高温にお
ける耐酸化性、金R質やガラス質に対する接着性等を付
与する役割を有する。 金属層は上述の役割を担うために、それ−自身電気抵抗
率が低く、高温かつ酸化性雰囲気下での熱処理において
酸化されない性質即ち自己還元性を有し、上記中間層と
の間で合金化層ないし拡散層を形成し、そしてガラス質
に対する融合性ないしぬれ性を有する材料であることが
望ましい。このような性質を兼備する金属としては銀ま
たは銀に白金、パラジウム、シリコン、ゲルマニウム、
金等の金属を添加した合金であることが望ましい。 ここで、金属層にガラス質に対する融合性ないしぬれ性
を付与する必要があるのは、厚膜製造工程において厚膜
抵抗体、誘電体(多層配線)の形成のため、これらの主
要構成物質であるガラスとの一体化が確実になされなけ
ればならないからである。また、白金、パラジウム、シ
リコン、ゲルマニウム、金等の添加金属は、銀の耐マイ
グレーション性を高めること、ろう材特に釦−錫系はん
だによる食われや金属間化合物の生成を抑制すること、
等の役割を担う。しかし、上記添加金属の抵抗率〔白金
(10,6X 10−’(lan) 、パラジウム(L
O,8X 10−1Ω’Ql)、シリコン(不純物濃
度1021atoms/ adにおいてlXl0−1Ω
’cam以上)、ゲルマニウム(不純物濃度10 ”a
toms/ ry&においてlXl0一番Ω・(至)以
上)、金(2,4X10−6Ω・1)〕は銀(1,62
X 10−8Ω−all)に比べて大きく、優れた導電
性を維持する観点ではこれらの大量の添加は好ましくな
い。更に、白金、パラジウム、金の大量の添加は経済性
の点でも好ましくない。 金属層は上述の役割をより確実に担うために高度の緻密
性を持つ必要があるが、この要求に適合させるための方
法として上記金属のベース1−を印刷、焼成する厚膜法
、めっき法、蒸着法、スパッタリング法、 Chemi
cal Vapor Deposition法等または
これらの併用法を適用することが可能である。 金、@層は用途に応じて高密度かつ微細なパターンに成
形される必要があるが、このためにはセラミックス上に
設けられた半導体物質層を選択的に除去した後金属層を
形成する手順を経る。即ち、半導体物質層を通常のホト
リソグラフィー法とChemical Etching
法あるいはミリング法等を併用してパターンニングされ
た後、前述した各種方法にて金JjA層を形成する6特
に、金属層を簡便に形成する目的では、厚膜法やめつき
法が1)7ましい。 −層微細な配線パターンを得るにはめつき法によるのが
良い。めっき法を適用する場合は、半導体物質層は電気
伝導性を帯びていることが好ましく、半導体物質層には
不純物を高濃度にドーピングしておくのが望ましい。 〔実施例〕 実施例1 第1図はパワー素子とそれを制御するための制御回路を
同一基板上に搭載することを可能にした回路基板とその
製作手順を説明する要部俯轍図及び断面図である。第2
図はその回路基板を応用した電子装置、即ちイグナイタ
モジュール装置を説明する断面図である。第3図はその
電子装置を応用した配電器装置の性能を説明する図であ
る。 第1図(a)に示すように1回路基板(55X2501
1)10はパワー素子搭載部用金属F′!J(銀−白金
、厚さ13μm)領域101とパワー素子制御回路形成
用の金属層(銀−白金、同13μm)領域111を同一
基板(窒化アルミニウム焼結体基板)too、、hに搭
載することを可能にしたものである。金属層領域101
と111は、厚さ約5μmのシリコン層102と112
をそれぞれ介して、窒化アルミニウム焼結体基板100
上に設けられている。これらの金rilc層領域101
と111は、10mΩ/口なる配線抵抗を有している。 領域101にはパワー素子としてのトランジスタチップ
(5X5an、5w、15A)103がPb−5wt%
5n−1,5wt%Ag はんだ104(図示省略)に
より6個並列に搭載され、領域111には抵抗体113
A、オーバコートガラス113B (図示省略)が厚膜
ペース1−の印刷、焼成により設けられ、そしてチップ
コンデンサ113C及びミニモールドトランジスタ11
3DがPb−5wt%5n−1,5wt%Ag はんだ
114(図示省lll8)により設けられている。金属
層領域101と111との間及びトランジスタチップ1
03と金属層領域111との間はアルミニウム細線(直
径350μm)105により接続されている。窒化アル
ミニウム焼結体基板1. OOの素子が搭載されない面
のほぼ全面にも厚さ約5μmのシリコン層122を介し
て金属層(銀−白金、厚さ13μm)121が設けられ
、トランジスタチップ103が搭載される部分にほぼ対
応する領域を除く部分にガラス123(ガラス113B
と同質)が設けられている。 上記構成の回路基板10は、次の手順にしたがって製作
した。第1図(b)に示すように、微量のYzOz粉末
を添加した高純度窒化アルミニウム粉末を1700℃で
常圧焼結して得た焼結体基板(厚さ0.8m、熱伝導率
170W/m−K、抵抗率1013Ω・σ以上)100
上の一方の面に厚さ約5μmのシリコン層11そして他
方の面に厚さ約5μmのシリコン層12をそれぞれ被着
した。 シリコン層の被着にあたっては、基板100をキャリヤ
ガスとしての水素気流中で約1250℃に加熱し、シリ
コン源としてのトリクロルシラン(Si)(CQa)を
導入して気相反応により水素還元されたシリコンを析出
させた。この際、トリクロルシランや水素の混合気流中
に微量のフォスフイン(PHa)を添加して反応させ、
シリコン層11.12にリンをドーピング(濃度10z
0/cn?。 抵抗率10−3Ω・a=)させた、このような技法はC
hemical Vapor Deposition(
CV D )法として知られる。シリコン源としては、
四塩化シリコン。 ジクロルシラン等を代替でき、温度も800〜1400
℃の範囲を選択できる。しかし、水素還元によらない場
合例えばシリコン源にモノシラン(S i H4)の如
き熱分解反応によってシリコンを析出できる物質を用い
ることも可能である。熱分解反応による場合は、水素の
代替物質として窒素。 アルゴン、ヘリウム、キセノン、クリプトン、炭酸ガス
等の不活性ガスを用いることができる。なお、不均等化
反応法として知られる方法も適用できる。本発明の目的
に適合する好ましい接着状態を得るには、シリコン層を
被着すべき基板100の表面を清浄にしておくことが重
要である。この観点から、基板100をあらかじめ有機
溶媒による脱脂洗浄、超音波洗浄、または必要に応じて
酸等による洗浄が施されてもよい。更に好ましくは、シ
リコン層の被着に先だって塩化水素ガスや水素ガスによ
る気相エツチング(800〜1400℃)を施すのもよ
い。 好ましい接着状態を得るに重要な他の点は、被着したシ
リコン原子が析出面を表面拡散して安定な結合サイトを
選択するに十分な、運動エネルギを与えることである。 このことは、シリコン原子と窒化アルミニウム構成原子
との共有結合を促進する意味でも重要であり、そしてシ
リコン原子の窒化アルミニウム領域へ拡散を促進するた
めにも重要である。 次に、第1図(c)に示すように、シリコン層11は化
学エツチング法によりシリコン層102と112の領域
にパターン化された。このパターン化は、シリコン層1
1上に通常のフォトリソグラフィ法により有機レジスト
膜を選択形成後。 HN Ox −HF −CHs COOH系混酸ノエッ
チングにより実施した。このパターン化は、上記有機レ
ジスト膜をマスクにしたミリング法によってもよい。さ
らに、シリコン層11の表面に熱酸化。 CVD、スパッタリング法により酸化シリコンを設けた
後、同様のフォトリソグラフィ法と化学エツチング法と
を併用して酸化シリコンを選択除去し、残留酸化シリコ
ン膜をマスクにした選択気相エツチングを施してもよい
、尚、必要ならばシリコン層12に対しても同様の処理
を施すことができる。 シリコン層102,112そして122(12)には、
第1図(d)に示すように銀−パラジウムからなる金属
層101,111そして121が厚膜ペースト(A g
−10w t%Pt)の印刷、焼成により設けられた
。この際、ペースト印刷後150℃における乾燥処理を
経て、空気気流中で850℃の焼成を施した。金属層1
01.11そして121の形成は、電解めっき、無電解
めっき。 蒸着、スパッタリング等で代替可能であるが5生産性の
見地からはめつき法によるのが好ましい。 めっき法の場合はシリコン層102,112そして12
2に導電性を与えておく必要があるが、シリコン層にリ
ンをドーピングするのはこの点で好末しいことである。 引き続き第1図(e)に示すように、金属層領域111
に厚膜抵抗ペーストの印刷、焼成により抵抗体113A
を設けた後、ガラスペーストの印刷、焼成によりオーバ
コートW113Bを設けた。 抵抗体113Aはペースト印刷後150℃の乾燥処理を
経て、空気気流中、850℃の焼成そしてオーバコート
層113Bは同様の乾燥処理後、空気気流中、590℃
の焼成を施して得た。また、金属層121の金属層10
1に相対する領域(15x70on+)以外にも同質の
ガラス123を同様の処理により設けた。ガラス123
を設けた理由は1回路基板10を金属パッケージに組込
み電子装置を得る際、熱放散性の要求される必要最小限
の領域にのみはんだ付けするためである。即ち、金属パ
ンケージと基板100間の膨張係数差に基づく接着の信
頼性を損なわないようにするためである。ただし、この
信頼性が確保され得る限りでは、ガラス123の形成は
必須ではない。 第1図(f)に示すように、金属層領域101にトラン
ジスタチップ103がそして金属層領域111にコンデ
ンサチップ113c、ミニモールドトランジスタ113
d (図示を省略)を、それぞれPb−5wt%5n
−1,5wt%Ag はんだ104,114 (図示を
省略)により搭載するとともに、銅−ベリリウム合金か
らなる端子105゜115(図示を省1!!8)をはん
だ付けした。この際のはんだ付けは、所定部に印刷した
はんだペースト上に素子103,113c、113dを
セットした後、330℃のベルト炉を通して実施した。 これらのはんだ付けは、ペーパーリフローあるいは還元
雰囲気又は不活性雰囲気中でのりフローによって代替し
てもよい。 回路一基板1oは、第1図(g)に示すように。 トランジスタチップ103と金属層領域111との間を
アルミニウム細線105の超音波ボンディングにより接
続し、そして抵抗体113ハのレーザトリミングを施し
て完成した。 第2図(a)において、200は電子3A置としての自
動東エンジン制御用イグナイタモジュール装置であり、
回路基板10はアルミニウムにニッケルめっきを施した
パッケージ201にはんだ(Pb−60wt%5n)2
02を介して搭載されている。このはんだ付けはフラッ
クスとともに上記はんだのシートを介装して、240℃
のベルト炉を通して実施した。次いで、パンケージ20
1内にシリコーン樹脂(図示を省I!8)を充填、硬化
せしめた後、キャンプ203を取付けて第2図(b)の
回路構成を有するモジュール装置200を完成させた。 同装置200のトランジスタチップ103−パッケージ
201間の熱抵抗は0.9℃/Wと低い値が得られた。 低熱抵抗が得られたのは、基板そのものの熱伝導率が高
いこと以外に、チップ103直下の部品(例えばMo板
や銅板等)を削減できたことにもよる。また、同装置2
00に一55〜150℃の温度サイクルを2000回そ
して間欠通電によって1〜ランジスタチツプ103に5
0〜125℃の温度サイクルを90000回それぞれ印
加したが、上記熱抵抗の変化は見られなかった。 更に、パワー素子としての6個のトランジスタチップ1
03とその制御回路が同一基板上に近接して設けられて
おり、この点に基づき、パワー素子部と制御回路が個別
の基板に設けられた従来の装置に比べ、約315と小型
化されたモジュール装置が得られた。なお、モジュール
装置200は他の回路装置とともにハウジングに取付け
られ、第1表に示す仕様を保証できる配電器装置が完成
された。 第 1 表 第3図(a)は同装置の出力電圧及び入力電流と配電器
回転数の関係を示す。本実施例で得た配電器装置(曲線
A)は、パワー素子部と制御回路が個別の基板に設けら
れた従来のモジュール装置を組み込んだ配電器装置(曲
線B)に比べ、出力電圧は全回転数範囲でしかも小さい
入力電流のもとで高い値を得ている。また、アイドル回
転域では、従来の装置より小さい入力電流のもとで高い
出力電圧が得られている。これより1本実施例配電器装
置では、低速回転域では消費電力を抑制し高速回転域で
は十分なコイル遮断電流を得ることが可能なことを示し
ている。第3図(b)は同装置の閉路率と配電器回転数
の関係を示す。この閉路率制御は、低速回転域では消費
電力を抑制し高速回転域では十分なコイル遮断電流を得
るのに重要な因子である6同図はバッテリ電圧をパラメ
ータとした場合であるが、電源電圧の変動に対しても閉
路率制御が最適になされていることを示している。なお
、配電器装置はその取付部温度が80℃になるエンジン
ルーム内に搭載されたが、閉路率制御は良好になされた
。 実施例2 第4図はパワー素子とその制御回路を同一基板上にyi
載することを可能にした回路基板の製作手順を説明する
要部断面図である。第5回はその回路基板を応用した混
成集積回路装置、即ち高周波電圧増幅回路装置及びその
性能を説明する図である。 第4図(a)に示すように、回路基板(27×45nn
)10はパワー素子搭載部用金属層(銀パラジウム、厚
さ13μm)領域101とパワー素子制御回路形成用の
金属層(銀−パラジウム。 同13μm)領域111を同一セラミックス基板(窒化
アルミニウム焼結体基板)100上に搭載している。金
属層領域Lotと111は、厚さ約7μmのシリコン−
ゲルマニウム層102と112をそれぞれ介して、窒化
アルミニウム焼結体基板100上に設けられている。こ
れらの金gCV!J領域lotと111は、IEznΩ
/口なる配線抵抗を有している。領域101にはパワー
素子としての電界効果型トランジスタチップ(2X2n
yi、5w。 15A)103がP b −5w t%5n−1,5w
t%Agはんだ104(図示省略)により搭載され、領
域111には抵抗体113A、オーハコ−1〜ガラス1
13Bが厚膜ペーストの印刷、焼成により設けられ、そ
してチップコンデンサ113Cやダイオードチツブ11
3dがPb−5wt%5n−1,5wt%Ag はんだ
114(図示省略)により設けられている。金属層領域
101と111との間及びトランジスタチップ103と
金属層領域111との間は金細線(直径35μm)10
6により接続されている。窒化アルミニウム焼結体基板
】00の素子が搭載されない面のほぼ全面にも厚さ約7
μmのシリコン−ゲルマニウム層122を介して金属層
(銀−パラジウム、厚さ13μm)12+が設けられ、
トランジスタチップ103が搭載される部分にほぼ対応
する領域を除く部分にガラス12:3(ガラス113B
と同質)が設けられている。 L記構底の回路基板10は、次の手順にしたがって製作
した。第4図(b)に示すように、高純度の窒化アルミ
ニウム粉末(粒径1μm以下)を窒素雰囲気中で加圧焼
結(2X 10’P a 、 2000℃)して得た焼
結体基板(厚さ0.8ayo、熱伝導率1.40W/m
−K、抵抗率1013Ω”011以上)100上の一方
の面に厚さ約7μmのシリコン−ゲルマニウムff1l
(102,112)そして他方の面に厚さ約7μmの
シリコン−ゲルマニウム層12 (122)をそれぞれ
被着した。この際、焼結体基板100の所定部には直径
0.5naのスルーホール100’が37個設けられて
おり、スルーホール100′にもシリコン−ゲルマニウ
ム層13が形成されている。シリコン−ゲルマニウム層
の被着にあたっては、基板100をキャリヤガスとして
水素気流中で約900℃に加熱し、シリコン源としての
モノシラン(SiH4)そしてゲルマニウム源としての
ゲルマン(GeH+)を導入して気相反応により水素還
元されたシリコンを析出させた。この際、モノシラン、
ゲルマンや水素の混合気流中に微量のジボラン(02H
O)を添加して反応させ、シリコン−ゲルマニウム層1
1.12.13にボロン(濃度10”/d、抵抗率1〇
一番Ω・1)を析出させた。 本発明において、半導体物質層の熱膨張係数は焼結体セ
ラミックスと同等もしくは小さい値が選択されることを
基本とする1本実施例においては。 上記基本にしたがい、シリコン−ゲルマニウム層1.1
,12.13はゲルマニウム濃度が20wt%(3,9
X 10−6/’C)となるように調節した。本実施例
のように基板が窒化アルミニウム焼結体の場合は、半導
体物質層の熱膨張係数は4.4×1.0−’/”C以下
が好ましいが、これを満足する点では40wt%Geで
の添加が可能である。ゲルマニウム源としては例えば四
塩化ゲルマニウム(GeCQa)で代表されるハロゲン
化物で代替が可能である。また、半導体物質層は導体配
線の一部を担う物であって可及的に電気抵抗が低いこと
が望ましく、そしてめっき法を適用する場合でもは電気
伝導性を帯びていることが好ましい。上述のボロンはこ
の理由に基づいて添加されたものである。ボロンの代替
物としては、アルミニウム。 ガリウム、インジウムで代表されるP型不純物。 あるいはリチウム、リン、砒素、アンチモン、ビスマス
で代表されるN型不純物が挙げられるが。 これらの不純物は水素化物、ハロゲン化物、アルキル化
合物の状態にて供給することが可能である。 次に、第4図(c)に示すように、シリコン−ゲルマニ
ウム層11は実施例1と同様の化学エツチング法により
シリコン−ゲルマニウム層102と112の領域にパタ
ーン化された。 シリコン−ゲルマニウム1102,112そして122
(12)には、第4図(d)に示すように銀−パラジウ
ムからなる金属層101,111そして121を無電界
めっき法によりAg−10wt%Pdなる組成になるよ
うに設けた。この際、スルーホールZoo’部のシリコ
ン−ゲルマニウム層13上にも金属層13o〔第4図(
b)参照〕が設けられ、これを通して金属J!111と
121間の所定部が短絡されるようにした。また、金属
Wi111の最小幅をそして間隔はともに50μInで
ある。 引き続き第4図(e)に示すように、金属層領域11に
厚膜抵抗ペーストの印刷、焼成により抵抗体113Aを
設けた後、ガラスペースト印刷。 焼成によりオーバコート層113Bを設けた。これらは
実施例1と同様の厚膜ペーストの印刷、焼成により得た
。また、金属層121の金属層101に相対する領域以
外にも同質のガラス123を同様の処理により設けた。 第4図(f)に示すように、金属層領域101にトラン
ジスタチップ103がそして金属層領域域111にコン
デンサチップ113G、ダイオードチップ113Dを、
それぞれPd−5wt%5n−4,5wt%Ag はん
だ104,114(図示を省略)により搭載するととも
に、銅−ベリリウム合金からなる端子(図示を省略)を
はんだ付けした。この際のはんだ付けは、所定部に印刷
したはんだペースト」二に素子103,113G。 113Dをセットした後、330℃のベルト炉を通して
実施した。最終的に回路基板10は、金属層領域111
と102間、トランジスタチップ103と金属層領域1
11との間、ダイオードチップ113Dと金属層領域1
11との間を金細線105の超音波ボンディングにより
接続し、そして抵抗体113Aのレーザトリミングを施
して完成された。 以降、実施例1と同様に、回路基板10をアルミニウム
にニッケルめっきを施したパッケージ201にはんだ(
Pd−60wt%5n)202を介して搭載した。この
はんだ付けはフラツクスとともに上記はんだのシートを
介装して、240℃のベルト炉を通して実施した。次い
で、パッケージ201内のシリコン樹脂を充填、硬化せ
しめた後、キャップ203を取付けて高周波電圧増幅回
路袋@200を完成させた。第5図は上記装置200の
入力電圧波形及び出力電圧波形である。 これより明らかなように、出力電圧は35Vと入力電圧
の0.7Vに対して50倍の値が得られ。 そして出力電圧波形も立上り及び立下りとも0.2ns
以下の時定数を示している。即ち、」二記装置200は
250MHz帯の高周波電圧制御用として、十分実用可
能である。上記装置200がこのような高速信号に追随
できる理由の第一に、トランジスタチップ103とその
周辺回路間及び制御回路配線の電気的連絡路を可及的に
短縮したことが挙げられる。特に後者においては、スル
ーホール100′に設けられた金属層130がシリコン
−ゲルマニウム層13を介して強固かつ低抵抗に形成さ
れていることによる。厚膜の印刷、焼成による方法では
金J[ff130を均一かつ厚く形成することが困難で
ある。しかし、本実施例ではめつきによる導体形成を可
能にしたため、均一かつ厚いスルーホール導体130が
得られ、この結果低抵抗化が実現されたものである。 なお、本実施例において、ボロンの添加量を調節して各
種のボロン濃度のシリコン−ゲルマニウム層11,12
.13を得た。これらに上述と同様の無電解めっきを試
みた。第6図は得られたシリコン−ゲルマニウム層のボ
ロン濃度、抵抗率とめつき性能の関係を示す。同図(a
)及び(b)は、それぞれボロン濃度とスルーホール部
金属層130の厚さ及び配線間もれ電流の関係である。 厚さは濃度1017/cd以上の領域で目標厚さの10
±1μmが得られるがこれより低濃度の領域では目標厚
さが得られない、これは、シリコン−ゲルマニウム層1
3が電気的絶縁状態に近く、金属イオンが析出しにくい
ことになる。一方、線間もれ電流は濃度10I7/al
?以上では10−”A 台と極めて良い絶縁性を示して
いるのに対し、これより低濃度の領域ではもれ電流を増
している。これは、金属層の析出速度が低く、所定の厚
さを得のに長時間のめつき浴浸漬が必要であり、この間
に本来絶縁領域であるべき基板表面にも金属層が析出す
ること及び基板表面が変質して導電性を増すためである
。一方、同図(c)及び(d)は。 それぞれ抵抗率と金属層の厚さ及び配線間もれ電流の関
係である(対向長5−2間隔100μm)。 金属層厚さは2 X 10”Ω・1以下の領域で10±
1μmの目標厚さが得られるが、これを越えると所定厚
さが得られない。また、抵抗率2X10”Ω・1以下で
は1O−12A と良好な線間絶縁性を示すのに対し
、これを越えるともれ電流は増す。 これらの理由は、同図(a)及び(b)の場合と全く同
じである。上述の傾向は、ボロン以外の不純物、アルミ
ニウム、ガリウム、インジウム、リチウム、リン、砒素
、アンチモンを添加した場合に全く同様に見られる。 実施例3 実施例2と同様のプロセスを経て回路鎖板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、シリコン−ゲルマニウム層11,12.13は
、気相成長温度を変えて厚さ1μmとなるように作成し
た。第7図は、シリコン−ゲルマニウム層形成温度と導
体層101−基Fi100間の接着強度(引張強度)の
関係である。引張強度は700〜1400’Cの間では
7.5kg / rrm 2以上(基板破壊)と高い値
を示すのに対し、これより低温の領域では低下する。低
下の原因は被着したシリコン−ゲルマニウム層と基板と
の間の共有結合ペアが形成されにくくなるためである。 上記結果は、共有結合ペアの形成にシリコン又はゲルマ
ニウム原子の窒化アルミニウム格子への侵入又は直換を
促進させることが重要で、このためには700℃以上の
高温で処理することが必要なことを示している1本実施
例において、700℃以上で処理して得た回路基板10
を適用した装置200は、−55〜150℃の温度サイ
クルを1000回以上与えた場合でもチップ103−パ
ッケージ201間の熱抵抗増大は見られない。 実施例4 実施例2と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、シリコン−ゲルマニウム層11,12.13は
厚さ0.5μm となるように作成した後、同層の選択
エツチングを省略して直ちに銀−パラジウムを全面に形
成し1通常のフォトリソグラフィ法と稀硝酸によるエツ
チングを施して金属層101,111をパターンニング
した後1200℃、空気中の熱処理を施した。このプロ
セスを経た後のシリコン−ゲルマニウム層11の露出部
には、酸化により二酸化シリコンが形成された。 こうして得た回路基板10を適用した装置200は第2
実施例と同等の性能を示したが、特に最小間隔(50μ
m)の配線間リーク電流(at 200V)は10−1
2A 台を示した。この結果は、配線間に二酸化シリコ
ンが存在しても絶縁特性は実用上問題ないことを示して
いる。またX線回折の結果、金属層101,111,1
30,121には銀、パラジウムの他にシリコン、ゲル
マニウムも固溶していることが確認された。この金属層
はPb−60wt%Snはんだ中デイツプ(5秒×10
回、240℃)を施しても、はんだ食われによるぬれ不
良は生じなかった。これはシリン、ゲルマニウムがはん
だ材、特に錫の侵入ないし拡散に対する障壁の役割を演
じていることを意味する。 この効果は、装置200の稼働段階における熱ストレス
の印加による、金属層101,111゜121の変質な
いし劣化を防ぐのにも有効である。 なお、本実施例で得た回路基板10の金a層101゜1
11.130,121とシリコン−ゲルマニウム層11
,12.13の間には、酸化物又はガラス質は認められ
ず、シリコン−ゲルマニウムの再結晶層が確認された。 この再結晶層にはシリコン−ゲルマニウム層と金属層と
の接着力を一層高めるのに有効である。 実施例5 実施例2と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、焼結体基板100として炭化シリコンセラミッ
クス及び酸化ベリリウムセラミックスを用い、シリコン
−ゲルマニウム層の代りにシリコンill、12.13
を設け、そして銀−パラジウム層の代わりに銀または銀
−金層または銀−白金層101,111,130,12
1を設けた。ただし、シリコン層11,12.13は実
施例1と同様のプロセスを経てリンをドーピングし、銀
−白金層101,111,130゜121は実施例1と
同様の厚膜プロセスを経て設けた。これらの場合も実施
例2と同様の性能及び効果が得られた。 実施例6 実施例1と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いたイグナイタモジュール装置200を完成させた
。この際、銀−パラジウム層101゜111.121の
印刷、焼成に先だって、シリコン層102.LL2,1
22を熱酸化(1150℃、水蒸気+酸素雰囲気)して
厚さ約1μmの酸化シリコン層を形成した。その後、ガ
ラス質フリットを含有した銀−パラジウムペーストを酸
化ジノコン層上に印刷した。したがって、銀−パラジウ
ム層101,111,121とシリコン層102゜11
2.122の間にはガラス質が介在しているが、このガ
ラス質は両考間の接着力の向り及び熱ストレスに対する
接着力信頼性の向上に寄与する。 本実施例で得た回路基板10及びこれを用いたイグナイ
タモジュール装置200は、実施例1と同様の性能を示
した。 本発明において、金属層は自己還元性を持つ金属を主成
分とすることがより好ましいが、この点を必須とするも
のではない。以下、これについて説明する。 実施例7 実施例2と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、銀−パラジウム層の代りに銅層101,111
,130、そして121を設けた。その後の厚膜プロセ
スによる抵抗体113A及びオーバコートガラス113
丁3は、窒素雰囲気中焼成により形成した。 本実施例における装置200は、第2実施例に比べて一
層優れた信号伝播特性、即ち出力電圧の立上り及び立下
り特性は1.7ns を示した。こレバ、金属層10
1,111,130.そして121に抵抗率の小さい銅
を用い、配線のインピーダンスを低減したことによる。 また、この金属層ははんだによる食われに対しても極め
て良い耐力を示した。 銅に代わり得る材料は、ニッケル、アルミニウム、アン
チモン+1!+亜鉛、鉛、鉄、コバルト。 チタニウム等であり、これらの一種又は二種以上から構
成されても良い。更に、自己還元性金属、即ち銀、白金
、金、パラジウムの一種又は二種以上、あるいは自己還
元性金属と上記胴着しくは銅に代わり得る材料から構成
されても良い。 本発明において、回路基板10はパワー素子とその制御
回路用素子とが同一基板上に搭載されるものにおいて最
大の効果をもたらす。しかし、本発明の効果はこれに限
定されないものにおいても享受できる。以下、この点に
ついて説明する。 実施例8 第8図は、複数のパワー素子を搭載する回路基板とその
製作手順を説明する要部断面図である。 第9図は、その回路基板を応用した電子装置、即ちモー
タ制御インバータ用パワーモジュール装置を説明する要
部断面図である。 第8図(a)に示すように、回路基板(28X42ny
u)10は第1実施例と同様のセラミックス基板100
の両面に銅(厚さ200μm)領域101及び121が
設けられたものである。銅層101及び121は、厚さ
4μmのシリコン層102.122をそれぞれ介して基
Fi100上に設けられている。銅層101はパターン
ニングされている。 上記構成の回路基板10は、次の手順によって製作した
、第8図(b)に示すように、実施例1と同様にして、
窒化アルミニウム基板(厚さ0.63a+m)100の
一方の面にシリコンF!J11そして他方の面にもシリ
コン層12を被着した。次に、第8図(c)に示すよう
に、シリコン層11は実施例1と同様にしてパターン化
102,122された。シリコン層102,122には
、第8図(d)に示すように、銅層lot、121が電
解めっき法により形成された。なお5図面には示さない
が、引き続き厚さ3μmのニッケル層が電解めっきによ
り形成された。 上記構成の回路基板10は、第9図(a)に示すように
、IGBT素子(Insulated Gate Bi
polarTransistor、10 X 10 r
tm r 3個)103A及びダイオード素子(lOX
10+m+、1個)103Bを銅WJ101上にはんだ
(Pb−5wt%5n)104(図示を省略)により固
着し、銅層121とニッケルめっき銅板(厚さ3na、
93 X 80+m)201をはんだ(Pb−60w
t%Sn)付け201L(図示を省略)、素子103A
、103Bにアルミニウムワイヤ(線径500μm)1
05による配線および入出力端子106を設け、そして
樹脂パッケージ202を取付けるとともに樹脂203を
充填して(いずれも図示省略)、第9図(b)に示す回
路を有するパワーモジュール装に200を完成した。 このパワーモジュール装置200は、!&終的にインバ
ータ装置に組み込まれた。このインバータ装置は、第2
表に示す性能を有している。この他。 同インバータ装置は、過負荷短絡下(700V)でも素
子破壊することがなく、安全動作領域の広いことが確認
された。これは、素子そのものの性能向上と相まって、
実装構成の改善によりジュール装fi200に優れた瞬
時放熱性を付与できたことによる。 第 2 表 更に、同インバータ装置によれば、5kHz前後の高周
波スイッチングにてモータ回転数制御が可能となり、商
用電源周波数で駆動した場合とほぼ同等の騒音に低減で
きた。 実施例9 実施例8と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた光結合装r11200を完成させた。 この際回路基板(1,5X1+w) 10には第10
図に示すように、銅層の代わりに金層101 、111
、モして121を無電解めっき法(厚さ10μm)によ
り設けた。また、第11図に示すように5回路基板10
の金層101上に化合物半導体レーザダイオード素子(
出力100mW、0.7X0.7m+)103をはんだ
(Au−5i)104により固着しく図示を省略)、素
子103に金線(線径27μm)105による配線を設
け、銅支持板201上に回路基板10をはんだ(Au−
Si)付け201(図示を省I[I8)シた後、シリコ
ン受光素子と光学的に結合させて(図示を省W?1)光
結合装@200を完成した。 発光素子において最も懇念される点は、装置200の稼
働過程における光出力低下、即ち寿命の低下である。こ
の寿命低下の程度は、発光素子の動作時の温度と極めて
密接に関連する。本実施例における装[i!200は、
ダイオード素子103から銅支持板201に至る全ての
界面が緻密に構成されているため、素子103の稼働時
の温度を下げることが可能となった。この結果1例えば
25℃稼働の場合1.5倍(当社比)と大幅に寿命を延
長できた。 本発明において、回路基板10はパワー素子とその制御
回路用素子とが同一基板上に搭載されてその効果は最大
限に発揮される。しかし、回路基板10およびそれを用
いた電子装置!1200は、パワー素子のみあるいは大
きな発熱を伴わない回路素子のみが搭載される場合であ
っても、何等支障を受けるものではない。 〔発明の効果〕 以上に詳述したように、本発明によれば、厚膜製造プロ
セスとの整合性に優れるパワー素子搭載用メタライズ領
域を有する回路基板が得られ、この結果性能及び信頼性
の高い電子装置が得られる。
々の部品として扱わねばならず、部品点数の削減による
経済効果はあまり期待できない。 上記(9)によれば、上記[al、(bl及び[clの
如き欠点を補うことが可能である。しかし、 [dl
:パワ一部及び制御回路とも銀−パラジウム厚膜導
体によって直接メタライズされており、特にパワ一部の
熱応力ないし熱歪に対する信頼性を確保できない。 また、パワ一部及び制御回路とも(2) 、 (3)
、 (4)及び(6)の如きメタライズ層で構成した場
合は。 高周波信号を扱う際に不可欠な配線抵抗の低い導体層を
得ることが困難であり、逆にパワ一部及び制御回路とも
(1,)、 (5)及び(9)の如き導体層で構成した
場合は、上記【d】の不都合を避けることが困難である
。しかしながら、(2)、 (3)、 (4)及び(6
)の如きメタライズ層と(1)、 (5)及び(9)の
如き導体層を同一基板上にそれぞれ設けた回路基板、即
ちパワー素子とそれを制御するための制御回路を同一基
板上に混在搭載した回路基板は形成することができなか
った。したがって、このような回路基板を用いた混成集
積回路装置、同混成集積回路装置を搭載した電子装置、
即ち将来増大する新たなニーズに応えられる混成集積回
路装置や電子装置は実現されておらず、またこれら回路
錫板、混成集積回路装置そして電子装置の12法も確立
されていない。これらの主たる理由は次の通りである。 [e]: (2)、 (3)、 (4)及び(6)に基
づくメタライズ層は、通常空気の如き酸化性雰囲気のも
とで熱的に処理(約850℃)することを前提にする(
1)、 (5)及び(9)に基づく方法には適合しない
。即ち、メタライズ層としてのモリブデン。 タングステン及びマンガン等の単体もしくは白金をふく
むこれら単体からなる合金やこの上にめっきされる銅や
ニッケルは、−に記処理条件のもとでは酸化ないし昇華
を生じ、導体あるいは接着力を維持する担体としての役
割を果たし得ない。[C1: (1)、 (5)及び(
9)に基づく導体層は5通常1200℃以−Eの高温焼
成を前提にする高信頼化メタライズのプロセスには適合
しない。即ち、銀、銀−白金、銀−パラジウム等の厚膜
導体は、上記プロセスのもとで溶融してしまい、高密度
実装に不可欠な高精度微細パターン配線を不可能にする
。 [g]:(7)では、炭化珪崇質焼結体表面にゲルマニ
ウム中間被膜層(1〜10μm) をスパッタリングし
、その表面にAu、AQ、Pd、Pt。 Ni、Co、Fe、Cr、Mg、Ti、Zr。 Hf、Mo、W、V、Nb、Taを蒸着している。 しかし、この構成の場合は熱膨張係数の小さいセラミッ
クスとに、これより大きい中間被膜層を設けている。こ
の中間被膜層には常に引張応力が作用する。一般に、半
導体物質は金属と異なり圧縮応力には強固な性質を示す
が、引張応力に対しては弱く破壊しやすく、上記構成で
は優れた接着性を維持することができない、また、上記
金rX層の中でAu、Pd及びPL以外は酸化性雰囲気
の熱処理のもとでは酸化あるいは昇華を生じ、導電性の
維持が不可能である。Au、Pd及びptであっても1
次の点で厚膜プロセスへの適合性ないし優れた導電性能
が得られない。即ち、A uの場合はゲルマニウムとの
間で低融点の合金(370℃。 Au−6wt%Ge)を作りやすい。Pd及びptの場
合は後述するように電気抵抗率が高い。 更に、これらの金属は高価であり、経済性の点でも劣る
。 [hl:(8)では、中間被膜層(1μm)のスパッタ
リング及びその熱処理が、強固な接りを実現するための
必須事項となっている。セラミックス表面は微細な凹凸
が形成されているが、tl ′IF7なメタライズを実
現するためには中間被膜層は上記凹凸を完全に被覆する
ように形成されなければならない。しかし、スパッタリ
ング法は方向性を有し、被着物質の輸送方向に対して影
になる部分の上記凹凸を完全に被覆するように形成する
ことは極めて困難である。また、同スパッタリングは5
00〜600℃で実施しているが、この温度では中間被
膜層とセラミックス構成原子との共有結合ボンドは形成
できない。更に、本先行技術は。 中間被膜層形成後に同層形成温度より高温で熱処理する
ことが必須である。半導体物質は圧縮応力には強固な性
質を示すが引張応力に対しては弱く破壊しやすい。即ち
、上記形成温度より高温の後続熱処理工程では上記中間
被膜層に引張応力が作用することとなり、強固な接合力
の維持を困難にする。 (i ] : (1)、 (5)及び(9)の如きペ
ーストの印刷、焼成に基づく厚膜法では、更に高速の信
号伝達を必要とする電子装置には対応しにくい。これは
、JIX膜法では50μm前後と高精度な配線幅及び間
隔を得ることが困難なことによる。 本発明は、パワー素子及び制御回路用素子を同一のセラ
ミックス基板上に搭載することを可能にし、特に、消*
電力が0 、2 W / rrtt+ 2以りのパワー
素子の発熱に基づく熱応力ないし熱歪に対する信頼性を
維持するとともに高密度実装に不可欠な高精度微細パタ
ーン配線を可能にした回路基板、この回路基板を用いた
混成集積回路装置、同混成集積回路装置を搭載した電子
装置、そしてこれらの製法を提供することを目的とする
6 他方、厚膜製造プロセスとの整合性に優れる導体領域を
有する回路基板、同回路基板を用いた混成集積回路装置
、同混成集積回路装置を搭載した電子装置、そしてこれ
らの製法を提供することを目的とする。 他方、厚膜製造プロセスとの整合性に優れるパワー素子
搭載部メタライズ領域を有する回路基板。 同回路基板を用いた混成集積回路装置、同混成集積回路
装置を搭載した電子装置、そしてこれらの製法を提供す
ることを目的とする。 他方、高温かつ酸化性雰囲気における熱処理において変
質を生じない導体領域を有する回路基板、同回路基板を
用いた混成集積回路装置、同混成集積回路装置を搭載し
た電子装置、そしてこれらの製法を提供することを目的
とする。 他方、パワー素子搭載部の放熱性を高めかつ高周波信号
の伝達を可能ならしめ得る回路基板、同回路基板を用い
た混成集積回路装置、同混成集積回路装置を搭載した電
子装置、そしてこれらの製法を提供することを目的とす
る。 他方、電気的機能のみならず異種部材との強固な金属的
接合を可能ならしめる接合構造体部品、同部品を用いた
耐熱性接合構造体、そしてこれらの製法を提供すること
を目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、少なくとも焼結体セラミックス−Lに高濃度
に不純物がドーピングされ、セラミックス構成成分と共
有結合する半導体金属からなる中間層を設け、室温の比
抵抗を2XIO”Ω・G以下にした回路基板にある。 また1本発明は、少なくとも焼結体セラミックス基板に
中間層として半導体金属を形成し、その所定部に高濃度
に不純物をドーピングし、該中間層上に金属層を設ける
工程、あるいは上記工程後人種部材をろう付けする工程
又は高温酸化性雰囲気下で熱処理する工程を有すること
を特徴とする回路基板の製法にある。 〔作用〕 本発明において、半導体物質層は焼結体セラミックスと
同層上に設けられる金属層との緻密かつ強固な接着に寄
与する。即ち、上記半導体物質はそれが形成される段階
で高い運動エネルギが与えられて、上記セラミックスと
の間で原子間隔オーダの緻密な係合をするにの係合はま
ずセラミックス上への半導体物質原子の析出及び表面移
動を経てセラミックスを構成する原子との共有結合ボン
ドを形成すること、そして析出界面における半導体物質
原子及びセラミックス構成原子の相互拡散を経てなされ
る。この際、セラミックスと半導体物質との間の格子間
隔のずれは′4L−4体物質中に導入される転位によっ
て整合され、これが格子間隔差に基づく界面残留応力の
低減に寄4する。 半導体物質層には高い導電性が与えられる。これは、(
1)半導体物質層が金属層とともに導体としての役割を
演する場合、(2)金属層を容易かつ均一にめっき形成
する場合、そして(3)深い不純物準位を形成する重金
属(金属層)が添加されても半導体物質層の導電性を損
なオ〕ないようにするため不可欠であることによる。導
電性の付tj、け、3族又は5族元素のドーピングによ
ってなされる。 この際、不純物の濃度は101710113以上(抵抗
率換算2 X 10−1Ω・(1))であることが重要
である。 半導体物質層の熱膨張係数は焼結体セラミックスと同等
もしくは小さい値が選択される。一般に、半導体物質は
金属と異なり圧縮応力には強固な性質を示すが、引張応
力に対しては弱く破壊しやすい。本発明において」二記
熱膨張係数が選択されるのは1回路基板、混成集積回路
装置、そして電子5A置を製造または使用する段階で、
そして接合構造体部品及び耐熱性接合構造体を製造また
は使用する段階で5常に上記半導体物質層に圧縮応力が
作用するようにするためである。 上記半導体物質層に圧縮応力が作用するようにするため
、半導体物質層の形成は後続の12造工程。 例えば厚膜製造工程やろう付は工程等よりも高温下でな
されることが望ましい。 セラミックスとの緻密かつ強固な接着を効果的に実現す
るには、半導体物質層はセラミックス表面の微細な凹凸
を完全に被覆する如くに析出されることが望ましく、こ
れには700℃以ヒのChemical Vapor
Deposition法が好ましい。 導体物質層と同層上に設けられる金属層との緻密かつ強
固な接着は、上記の半導体物質と金属との相互拡散1合
金化そして金属間化合物の形成等によってなされる。し
たがって、相互拡散1合金化そして金属間化合物の形成
等を積極的に促進するため、金属層を形成する段階また
はその後の工程において熱処理されることが望ましい。 一方、金属層は上記半導体物質層に対し電気伝導性、ろ
う材に対するぬれ性やワイヤボンディング性、高温にお
ける耐酸化性、金R質やガラス質に対する接着性等を付
与する役割を有する。 金属層は上述の役割を担うために、それ−自身電気抵抗
率が低く、高温かつ酸化性雰囲気下での熱処理において
酸化されない性質即ち自己還元性を有し、上記中間層と
の間で合金化層ないし拡散層を形成し、そしてガラス質
に対する融合性ないしぬれ性を有する材料であることが
望ましい。このような性質を兼備する金属としては銀ま
たは銀に白金、パラジウム、シリコン、ゲルマニウム、
金等の金属を添加した合金であることが望ましい。 ここで、金属層にガラス質に対する融合性ないしぬれ性
を付与する必要があるのは、厚膜製造工程において厚膜
抵抗体、誘電体(多層配線)の形成のため、これらの主
要構成物質であるガラスとの一体化が確実になされなけ
ればならないからである。また、白金、パラジウム、シ
リコン、ゲルマニウム、金等の添加金属は、銀の耐マイ
グレーション性を高めること、ろう材特に釦−錫系はん
だによる食われや金属間化合物の生成を抑制すること、
等の役割を担う。しかし、上記添加金属の抵抗率〔白金
(10,6X 10−’(lan) 、パラジウム(L
O,8X 10−1Ω’Ql)、シリコン(不純物濃
度1021atoms/ adにおいてlXl0−1Ω
’cam以上)、ゲルマニウム(不純物濃度10 ”a
toms/ ry&においてlXl0一番Ω・(至)以
上)、金(2,4X10−6Ω・1)〕は銀(1,62
X 10−8Ω−all)に比べて大きく、優れた導電
性を維持する観点ではこれらの大量の添加は好ましくな
い。更に、白金、パラジウム、金の大量の添加は経済性
の点でも好ましくない。 金属層は上述の役割をより確実に担うために高度の緻密
性を持つ必要があるが、この要求に適合させるための方
法として上記金属のベース1−を印刷、焼成する厚膜法
、めっき法、蒸着法、スパッタリング法、 Chemi
cal Vapor Deposition法等または
これらの併用法を適用することが可能である。 金、@層は用途に応じて高密度かつ微細なパターンに成
形される必要があるが、このためにはセラミックス上に
設けられた半導体物質層を選択的に除去した後金属層を
形成する手順を経る。即ち、半導体物質層を通常のホト
リソグラフィー法とChemical Etching
法あるいはミリング法等を併用してパターンニングされ
た後、前述した各種方法にて金JjA層を形成する6特
に、金属層を簡便に形成する目的では、厚膜法やめつき
法が1)7ましい。 −層微細な配線パターンを得るにはめつき法によるのが
良い。めっき法を適用する場合は、半導体物質層は電気
伝導性を帯びていることが好ましく、半導体物質層には
不純物を高濃度にドーピングしておくのが望ましい。 〔実施例〕 実施例1 第1図はパワー素子とそれを制御するための制御回路を
同一基板上に搭載することを可能にした回路基板とその
製作手順を説明する要部俯轍図及び断面図である。第2
図はその回路基板を応用した電子装置、即ちイグナイタ
モジュール装置を説明する断面図である。第3図はその
電子装置を応用した配電器装置の性能を説明する図であ
る。 第1図(a)に示すように1回路基板(55X2501
1)10はパワー素子搭載部用金属F′!J(銀−白金
、厚さ13μm)領域101とパワー素子制御回路形成
用の金属層(銀−白金、同13μm)領域111を同一
基板(窒化アルミニウム焼結体基板)too、、hに搭
載することを可能にしたものである。金属層領域101
と111は、厚さ約5μmのシリコン層102と112
をそれぞれ介して、窒化アルミニウム焼結体基板100
上に設けられている。これらの金rilc層領域101
と111は、10mΩ/口なる配線抵抗を有している。 領域101にはパワー素子としてのトランジスタチップ
(5X5an、5w、15A)103がPb−5wt%
5n−1,5wt%Ag はんだ104(図示省略)に
より6個並列に搭載され、領域111には抵抗体113
A、オーバコートガラス113B (図示省略)が厚膜
ペース1−の印刷、焼成により設けられ、そしてチップ
コンデンサ113C及びミニモールドトランジスタ11
3DがPb−5wt%5n−1,5wt%Ag はんだ
114(図示省lll8)により設けられている。金属
層領域101と111との間及びトランジスタチップ1
03と金属層領域111との間はアルミニウム細線(直
径350μm)105により接続されている。窒化アル
ミニウム焼結体基板1. OOの素子が搭載されない面
のほぼ全面にも厚さ約5μmのシリコン層122を介し
て金属層(銀−白金、厚さ13μm)121が設けられ
、トランジスタチップ103が搭載される部分にほぼ対
応する領域を除く部分にガラス123(ガラス113B
と同質)が設けられている。 上記構成の回路基板10は、次の手順にしたがって製作
した。第1図(b)に示すように、微量のYzOz粉末
を添加した高純度窒化アルミニウム粉末を1700℃で
常圧焼結して得た焼結体基板(厚さ0.8m、熱伝導率
170W/m−K、抵抗率1013Ω・σ以上)100
上の一方の面に厚さ約5μmのシリコン層11そして他
方の面に厚さ約5μmのシリコン層12をそれぞれ被着
した。 シリコン層の被着にあたっては、基板100をキャリヤ
ガスとしての水素気流中で約1250℃に加熱し、シリ
コン源としてのトリクロルシラン(Si)(CQa)を
導入して気相反応により水素還元されたシリコンを析出
させた。この際、トリクロルシランや水素の混合気流中
に微量のフォスフイン(PHa)を添加して反応させ、
シリコン層11.12にリンをドーピング(濃度10z
0/cn?。 抵抗率10−3Ω・a=)させた、このような技法はC
hemical Vapor Deposition(
CV D )法として知られる。シリコン源としては、
四塩化シリコン。 ジクロルシラン等を代替でき、温度も800〜1400
℃の範囲を選択できる。しかし、水素還元によらない場
合例えばシリコン源にモノシラン(S i H4)の如
き熱分解反応によってシリコンを析出できる物質を用い
ることも可能である。熱分解反応による場合は、水素の
代替物質として窒素。 アルゴン、ヘリウム、キセノン、クリプトン、炭酸ガス
等の不活性ガスを用いることができる。なお、不均等化
反応法として知られる方法も適用できる。本発明の目的
に適合する好ましい接着状態を得るには、シリコン層を
被着すべき基板100の表面を清浄にしておくことが重
要である。この観点から、基板100をあらかじめ有機
溶媒による脱脂洗浄、超音波洗浄、または必要に応じて
酸等による洗浄が施されてもよい。更に好ましくは、シ
リコン層の被着に先だって塩化水素ガスや水素ガスによ
る気相エツチング(800〜1400℃)を施すのもよ
い。 好ましい接着状態を得るに重要な他の点は、被着したシ
リコン原子が析出面を表面拡散して安定な結合サイトを
選択するに十分な、運動エネルギを与えることである。 このことは、シリコン原子と窒化アルミニウム構成原子
との共有結合を促進する意味でも重要であり、そしてシ
リコン原子の窒化アルミニウム領域へ拡散を促進するた
めにも重要である。 次に、第1図(c)に示すように、シリコン層11は化
学エツチング法によりシリコン層102と112の領域
にパターン化された。このパターン化は、シリコン層1
1上に通常のフォトリソグラフィ法により有機レジスト
膜を選択形成後。 HN Ox −HF −CHs COOH系混酸ノエッ
チングにより実施した。このパターン化は、上記有機レ
ジスト膜をマスクにしたミリング法によってもよい。さ
らに、シリコン層11の表面に熱酸化。 CVD、スパッタリング法により酸化シリコンを設けた
後、同様のフォトリソグラフィ法と化学エツチング法と
を併用して酸化シリコンを選択除去し、残留酸化シリコ
ン膜をマスクにした選択気相エツチングを施してもよい
、尚、必要ならばシリコン層12に対しても同様の処理
を施すことができる。 シリコン層102,112そして122(12)には、
第1図(d)に示すように銀−パラジウムからなる金属
層101,111そして121が厚膜ペースト(A g
−10w t%Pt)の印刷、焼成により設けられた
。この際、ペースト印刷後150℃における乾燥処理を
経て、空気気流中で850℃の焼成を施した。金属層1
01.11そして121の形成は、電解めっき、無電解
めっき。 蒸着、スパッタリング等で代替可能であるが5生産性の
見地からはめつき法によるのが好ましい。 めっき法の場合はシリコン層102,112そして12
2に導電性を与えておく必要があるが、シリコン層にリ
ンをドーピングするのはこの点で好末しいことである。 引き続き第1図(e)に示すように、金属層領域111
に厚膜抵抗ペーストの印刷、焼成により抵抗体113A
を設けた後、ガラスペーストの印刷、焼成によりオーバ
コートW113Bを設けた。 抵抗体113Aはペースト印刷後150℃の乾燥処理を
経て、空気気流中、850℃の焼成そしてオーバコート
層113Bは同様の乾燥処理後、空気気流中、590℃
の焼成を施して得た。また、金属層121の金属層10
1に相対する領域(15x70on+)以外にも同質の
ガラス123を同様の処理により設けた。ガラス123
を設けた理由は1回路基板10を金属パッケージに組込
み電子装置を得る際、熱放散性の要求される必要最小限
の領域にのみはんだ付けするためである。即ち、金属パ
ンケージと基板100間の膨張係数差に基づく接着の信
頼性を損なわないようにするためである。ただし、この
信頼性が確保され得る限りでは、ガラス123の形成は
必須ではない。 第1図(f)に示すように、金属層領域101にトラン
ジスタチップ103がそして金属層領域111にコンデ
ンサチップ113c、ミニモールドトランジスタ113
d (図示を省略)を、それぞれPb−5wt%5n
−1,5wt%Ag はんだ104,114 (図示を
省略)により搭載するとともに、銅−ベリリウム合金か
らなる端子105゜115(図示を省1!!8)をはん
だ付けした。この際のはんだ付けは、所定部に印刷した
はんだペースト上に素子103,113c、113dを
セットした後、330℃のベルト炉を通して実施した。 これらのはんだ付けは、ペーパーリフローあるいは還元
雰囲気又は不活性雰囲気中でのりフローによって代替し
てもよい。 回路一基板1oは、第1図(g)に示すように。 トランジスタチップ103と金属層領域111との間を
アルミニウム細線105の超音波ボンディングにより接
続し、そして抵抗体113ハのレーザトリミングを施し
て完成した。 第2図(a)において、200は電子3A置としての自
動東エンジン制御用イグナイタモジュール装置であり、
回路基板10はアルミニウムにニッケルめっきを施した
パッケージ201にはんだ(Pb−60wt%5n)2
02を介して搭載されている。このはんだ付けはフラッ
クスとともに上記はんだのシートを介装して、240℃
のベルト炉を通して実施した。次いで、パンケージ20
1内にシリコーン樹脂(図示を省I!8)を充填、硬化
せしめた後、キャンプ203を取付けて第2図(b)の
回路構成を有するモジュール装置200を完成させた。 同装置200のトランジスタチップ103−パッケージ
201間の熱抵抗は0.9℃/Wと低い値が得られた。 低熱抵抗が得られたのは、基板そのものの熱伝導率が高
いこと以外に、チップ103直下の部品(例えばMo板
や銅板等)を削減できたことにもよる。また、同装置2
00に一55〜150℃の温度サイクルを2000回そ
して間欠通電によって1〜ランジスタチツプ103に5
0〜125℃の温度サイクルを90000回それぞれ印
加したが、上記熱抵抗の変化は見られなかった。 更に、パワー素子としての6個のトランジスタチップ1
03とその制御回路が同一基板上に近接して設けられて
おり、この点に基づき、パワー素子部と制御回路が個別
の基板に設けられた従来の装置に比べ、約315と小型
化されたモジュール装置が得られた。なお、モジュール
装置200は他の回路装置とともにハウジングに取付け
られ、第1表に示す仕様を保証できる配電器装置が完成
された。 第 1 表 第3図(a)は同装置の出力電圧及び入力電流と配電器
回転数の関係を示す。本実施例で得た配電器装置(曲線
A)は、パワー素子部と制御回路が個別の基板に設けら
れた従来のモジュール装置を組み込んだ配電器装置(曲
線B)に比べ、出力電圧は全回転数範囲でしかも小さい
入力電流のもとで高い値を得ている。また、アイドル回
転域では、従来の装置より小さい入力電流のもとで高い
出力電圧が得られている。これより1本実施例配電器装
置では、低速回転域では消費電力を抑制し高速回転域で
は十分なコイル遮断電流を得ることが可能なことを示し
ている。第3図(b)は同装置の閉路率と配電器回転数
の関係を示す。この閉路率制御は、低速回転域では消費
電力を抑制し高速回転域では十分なコイル遮断電流を得
るのに重要な因子である6同図はバッテリ電圧をパラメ
ータとした場合であるが、電源電圧の変動に対しても閉
路率制御が最適になされていることを示している。なお
、配電器装置はその取付部温度が80℃になるエンジン
ルーム内に搭載されたが、閉路率制御は良好になされた
。 実施例2 第4図はパワー素子とその制御回路を同一基板上にyi
載することを可能にした回路基板の製作手順を説明する
要部断面図である。第5回はその回路基板を応用した混
成集積回路装置、即ち高周波電圧増幅回路装置及びその
性能を説明する図である。 第4図(a)に示すように、回路基板(27×45nn
)10はパワー素子搭載部用金属層(銀パラジウム、厚
さ13μm)領域101とパワー素子制御回路形成用の
金属層(銀−パラジウム。 同13μm)領域111を同一セラミックス基板(窒化
アルミニウム焼結体基板)100上に搭載している。金
属層領域Lotと111は、厚さ約7μmのシリコン−
ゲルマニウム層102と112をそれぞれ介して、窒化
アルミニウム焼結体基板100上に設けられている。こ
れらの金gCV!J領域lotと111は、IEznΩ
/口なる配線抵抗を有している。領域101にはパワー
素子としての電界効果型トランジスタチップ(2X2n
yi、5w。 15A)103がP b −5w t%5n−1,5w
t%Agはんだ104(図示省略)により搭載され、領
域111には抵抗体113A、オーハコ−1〜ガラス1
13Bが厚膜ペーストの印刷、焼成により設けられ、そ
してチップコンデンサ113Cやダイオードチツブ11
3dがPb−5wt%5n−1,5wt%Ag はんだ
114(図示省略)により設けられている。金属層領域
101と111との間及びトランジスタチップ103と
金属層領域111との間は金細線(直径35μm)10
6により接続されている。窒化アルミニウム焼結体基板
】00の素子が搭載されない面のほぼ全面にも厚さ約7
μmのシリコン−ゲルマニウム層122を介して金属層
(銀−パラジウム、厚さ13μm)12+が設けられ、
トランジスタチップ103が搭載される部分にほぼ対応
する領域を除く部分にガラス12:3(ガラス113B
と同質)が設けられている。 L記構底の回路基板10は、次の手順にしたがって製作
した。第4図(b)に示すように、高純度の窒化アルミ
ニウム粉末(粒径1μm以下)を窒素雰囲気中で加圧焼
結(2X 10’P a 、 2000℃)して得た焼
結体基板(厚さ0.8ayo、熱伝導率1.40W/m
−K、抵抗率1013Ω”011以上)100上の一方
の面に厚さ約7μmのシリコン−ゲルマニウムff1l
(102,112)そして他方の面に厚さ約7μmの
シリコン−ゲルマニウム層12 (122)をそれぞれ
被着した。この際、焼結体基板100の所定部には直径
0.5naのスルーホール100’が37個設けられて
おり、スルーホール100′にもシリコン−ゲルマニウ
ム層13が形成されている。シリコン−ゲルマニウム層
の被着にあたっては、基板100をキャリヤガスとして
水素気流中で約900℃に加熱し、シリコン源としての
モノシラン(SiH4)そしてゲルマニウム源としての
ゲルマン(GeH+)を導入して気相反応により水素還
元されたシリコンを析出させた。この際、モノシラン、
ゲルマンや水素の混合気流中に微量のジボラン(02H
O)を添加して反応させ、シリコン−ゲルマニウム層1
1.12.13にボロン(濃度10”/d、抵抗率1〇
一番Ω・1)を析出させた。 本発明において、半導体物質層の熱膨張係数は焼結体セ
ラミックスと同等もしくは小さい値が選択されることを
基本とする1本実施例においては。 上記基本にしたがい、シリコン−ゲルマニウム層1.1
,12.13はゲルマニウム濃度が20wt%(3,9
X 10−6/’C)となるように調節した。本実施例
のように基板が窒化アルミニウム焼結体の場合は、半導
体物質層の熱膨張係数は4.4×1.0−’/”C以下
が好ましいが、これを満足する点では40wt%Geで
の添加が可能である。ゲルマニウム源としては例えば四
塩化ゲルマニウム(GeCQa)で代表されるハロゲン
化物で代替が可能である。また、半導体物質層は導体配
線の一部を担う物であって可及的に電気抵抗が低いこと
が望ましく、そしてめっき法を適用する場合でもは電気
伝導性を帯びていることが好ましい。上述のボロンはこ
の理由に基づいて添加されたものである。ボロンの代替
物としては、アルミニウム。 ガリウム、インジウムで代表されるP型不純物。 あるいはリチウム、リン、砒素、アンチモン、ビスマス
で代表されるN型不純物が挙げられるが。 これらの不純物は水素化物、ハロゲン化物、アルキル化
合物の状態にて供給することが可能である。 次に、第4図(c)に示すように、シリコン−ゲルマニ
ウム層11は実施例1と同様の化学エツチング法により
シリコン−ゲルマニウム層102と112の領域にパタ
ーン化された。 シリコン−ゲルマニウム1102,112そして122
(12)には、第4図(d)に示すように銀−パラジウ
ムからなる金属層101,111そして121を無電界
めっき法によりAg−10wt%Pdなる組成になるよ
うに設けた。この際、スルーホールZoo’部のシリコ
ン−ゲルマニウム層13上にも金属層13o〔第4図(
b)参照〕が設けられ、これを通して金属J!111と
121間の所定部が短絡されるようにした。また、金属
Wi111の最小幅をそして間隔はともに50μInで
ある。 引き続き第4図(e)に示すように、金属層領域11に
厚膜抵抗ペーストの印刷、焼成により抵抗体113Aを
設けた後、ガラスペースト印刷。 焼成によりオーバコート層113Bを設けた。これらは
実施例1と同様の厚膜ペーストの印刷、焼成により得た
。また、金属層121の金属層101に相対する領域以
外にも同質のガラス123を同様の処理により設けた。 第4図(f)に示すように、金属層領域101にトラン
ジスタチップ103がそして金属層領域域111にコン
デンサチップ113G、ダイオードチップ113Dを、
それぞれPd−5wt%5n−4,5wt%Ag はん
だ104,114(図示を省略)により搭載するととも
に、銅−ベリリウム合金からなる端子(図示を省略)を
はんだ付けした。この際のはんだ付けは、所定部に印刷
したはんだペースト」二に素子103,113G。 113Dをセットした後、330℃のベルト炉を通して
実施した。最終的に回路基板10は、金属層領域111
と102間、トランジスタチップ103と金属層領域1
11との間、ダイオードチップ113Dと金属層領域1
11との間を金細線105の超音波ボンディングにより
接続し、そして抵抗体113Aのレーザトリミングを施
して完成された。 以降、実施例1と同様に、回路基板10をアルミニウム
にニッケルめっきを施したパッケージ201にはんだ(
Pd−60wt%5n)202を介して搭載した。この
はんだ付けはフラツクスとともに上記はんだのシートを
介装して、240℃のベルト炉を通して実施した。次い
で、パッケージ201内のシリコン樹脂を充填、硬化せ
しめた後、キャップ203を取付けて高周波電圧増幅回
路袋@200を完成させた。第5図は上記装置200の
入力電圧波形及び出力電圧波形である。 これより明らかなように、出力電圧は35Vと入力電圧
の0.7Vに対して50倍の値が得られ。 そして出力電圧波形も立上り及び立下りとも0.2ns
以下の時定数を示している。即ち、」二記装置200は
250MHz帯の高周波電圧制御用として、十分実用可
能である。上記装置200がこのような高速信号に追随
できる理由の第一に、トランジスタチップ103とその
周辺回路間及び制御回路配線の電気的連絡路を可及的に
短縮したことが挙げられる。特に後者においては、スル
ーホール100′に設けられた金属層130がシリコン
−ゲルマニウム層13を介して強固かつ低抵抗に形成さ
れていることによる。厚膜の印刷、焼成による方法では
金J[ff130を均一かつ厚く形成することが困難で
ある。しかし、本実施例ではめつきによる導体形成を可
能にしたため、均一かつ厚いスルーホール導体130が
得られ、この結果低抵抗化が実現されたものである。 なお、本実施例において、ボロンの添加量を調節して各
種のボロン濃度のシリコン−ゲルマニウム層11,12
.13を得た。これらに上述と同様の無電解めっきを試
みた。第6図は得られたシリコン−ゲルマニウム層のボ
ロン濃度、抵抗率とめつき性能の関係を示す。同図(a
)及び(b)は、それぞれボロン濃度とスルーホール部
金属層130の厚さ及び配線間もれ電流の関係である。 厚さは濃度1017/cd以上の領域で目標厚さの10
±1μmが得られるがこれより低濃度の領域では目標厚
さが得られない、これは、シリコン−ゲルマニウム層1
3が電気的絶縁状態に近く、金属イオンが析出しにくい
ことになる。一方、線間もれ電流は濃度10I7/al
?以上では10−”A 台と極めて良い絶縁性を示して
いるのに対し、これより低濃度の領域ではもれ電流を増
している。これは、金属層の析出速度が低く、所定の厚
さを得のに長時間のめつき浴浸漬が必要であり、この間
に本来絶縁領域であるべき基板表面にも金属層が析出す
ること及び基板表面が変質して導電性を増すためである
。一方、同図(c)及び(d)は。 それぞれ抵抗率と金属層の厚さ及び配線間もれ電流の関
係である(対向長5−2間隔100μm)。 金属層厚さは2 X 10”Ω・1以下の領域で10±
1μmの目標厚さが得られるが、これを越えると所定厚
さが得られない。また、抵抗率2X10”Ω・1以下で
は1O−12A と良好な線間絶縁性を示すのに対し
、これを越えるともれ電流は増す。 これらの理由は、同図(a)及び(b)の場合と全く同
じである。上述の傾向は、ボロン以外の不純物、アルミ
ニウム、ガリウム、インジウム、リチウム、リン、砒素
、アンチモンを添加した場合に全く同様に見られる。 実施例3 実施例2と同様のプロセスを経て回路鎖板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、シリコン−ゲルマニウム層11,12.13は
、気相成長温度を変えて厚さ1μmとなるように作成し
た。第7図は、シリコン−ゲルマニウム層形成温度と導
体層101−基Fi100間の接着強度(引張強度)の
関係である。引張強度は700〜1400’Cの間では
7.5kg / rrm 2以上(基板破壊)と高い値
を示すのに対し、これより低温の領域では低下する。低
下の原因は被着したシリコン−ゲルマニウム層と基板と
の間の共有結合ペアが形成されにくくなるためである。 上記結果は、共有結合ペアの形成にシリコン又はゲルマ
ニウム原子の窒化アルミニウム格子への侵入又は直換を
促進させることが重要で、このためには700℃以上の
高温で処理することが必要なことを示している1本実施
例において、700℃以上で処理して得た回路基板10
を適用した装置200は、−55〜150℃の温度サイ
クルを1000回以上与えた場合でもチップ103−パ
ッケージ201間の熱抵抗増大は見られない。 実施例4 実施例2と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、シリコン−ゲルマニウム層11,12.13は
厚さ0.5μm となるように作成した後、同層の選択
エツチングを省略して直ちに銀−パラジウムを全面に形
成し1通常のフォトリソグラフィ法と稀硝酸によるエツ
チングを施して金属層101,111をパターンニング
した後1200℃、空気中の熱処理を施した。このプロ
セスを経た後のシリコン−ゲルマニウム層11の露出部
には、酸化により二酸化シリコンが形成された。 こうして得た回路基板10を適用した装置200は第2
実施例と同等の性能を示したが、特に最小間隔(50μ
m)の配線間リーク電流(at 200V)は10−1
2A 台を示した。この結果は、配線間に二酸化シリコ
ンが存在しても絶縁特性は実用上問題ないことを示して
いる。またX線回折の結果、金属層101,111,1
30,121には銀、パラジウムの他にシリコン、ゲル
マニウムも固溶していることが確認された。この金属層
はPb−60wt%Snはんだ中デイツプ(5秒×10
回、240℃)を施しても、はんだ食われによるぬれ不
良は生じなかった。これはシリン、ゲルマニウムがはん
だ材、特に錫の侵入ないし拡散に対する障壁の役割を演
じていることを意味する。 この効果は、装置200の稼働段階における熱ストレス
の印加による、金属層101,111゜121の変質な
いし劣化を防ぐのにも有効である。 なお、本実施例で得た回路基板10の金a層101゜1
11.130,121とシリコン−ゲルマニウム層11
,12.13の間には、酸化物又はガラス質は認められ
ず、シリコン−ゲルマニウムの再結晶層が確認された。 この再結晶層にはシリコン−ゲルマニウム層と金属層と
の接着力を一層高めるのに有効である。 実施例5 実施例2と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、焼結体基板100として炭化シリコンセラミッ
クス及び酸化ベリリウムセラミックスを用い、シリコン
−ゲルマニウム層の代りにシリコンill、12.13
を設け、そして銀−パラジウム層の代わりに銀または銀
−金層または銀−白金層101,111,130,12
1を設けた。ただし、シリコン層11,12.13は実
施例1と同様のプロセスを経てリンをドーピングし、銀
−白金層101,111,130゜121は実施例1と
同様の厚膜プロセスを経て設けた。これらの場合も実施
例2と同様の性能及び効果が得られた。 実施例6 実施例1と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いたイグナイタモジュール装置200を完成させた
。この際、銀−パラジウム層101゜111.121の
印刷、焼成に先だって、シリコン層102.LL2,1
22を熱酸化(1150℃、水蒸気+酸素雰囲気)して
厚さ約1μmの酸化シリコン層を形成した。その後、ガ
ラス質フリットを含有した銀−パラジウムペーストを酸
化ジノコン層上に印刷した。したがって、銀−パラジウ
ム層101,111,121とシリコン層102゜11
2.122の間にはガラス質が介在しているが、このガ
ラス質は両考間の接着力の向り及び熱ストレスに対する
接着力信頼性の向上に寄与する。 本実施例で得た回路基板10及びこれを用いたイグナイ
タモジュール装置200は、実施例1と同様の性能を示
した。 本発明において、金属層は自己還元性を持つ金属を主成
分とすることがより好ましいが、この点を必須とするも
のではない。以下、これについて説明する。 実施例7 実施例2と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた高周波電圧増幅回路装置200を完成させた。 この際、銀−パラジウム層の代りに銅層101,111
,130、そして121を設けた。その後の厚膜プロセ
スによる抵抗体113A及びオーバコートガラス113
丁3は、窒素雰囲気中焼成により形成した。 本実施例における装置200は、第2実施例に比べて一
層優れた信号伝播特性、即ち出力電圧の立上り及び立下
り特性は1.7ns を示した。こレバ、金属層10
1,111,130.そして121に抵抗率の小さい銅
を用い、配線のインピーダンスを低減したことによる。 また、この金属層ははんだによる食われに対しても極め
て良い耐力を示した。 銅に代わり得る材料は、ニッケル、アルミニウム、アン
チモン+1!+亜鉛、鉛、鉄、コバルト。 チタニウム等であり、これらの一種又は二種以上から構
成されても良い。更に、自己還元性金属、即ち銀、白金
、金、パラジウムの一種又は二種以上、あるいは自己還
元性金属と上記胴着しくは銅に代わり得る材料から構成
されても良い。 本発明において、回路基板10はパワー素子とその制御
回路用素子とが同一基板上に搭載されるものにおいて最
大の効果をもたらす。しかし、本発明の効果はこれに限
定されないものにおいても享受できる。以下、この点に
ついて説明する。 実施例8 第8図は、複数のパワー素子を搭載する回路基板とその
製作手順を説明する要部断面図である。 第9図は、その回路基板を応用した電子装置、即ちモー
タ制御インバータ用パワーモジュール装置を説明する要
部断面図である。 第8図(a)に示すように、回路基板(28X42ny
u)10は第1実施例と同様のセラミックス基板100
の両面に銅(厚さ200μm)領域101及び121が
設けられたものである。銅層101及び121は、厚さ
4μmのシリコン層102.122をそれぞれ介して基
Fi100上に設けられている。銅層101はパターン
ニングされている。 上記構成の回路基板10は、次の手順によって製作した
、第8図(b)に示すように、実施例1と同様にして、
窒化アルミニウム基板(厚さ0.63a+m)100の
一方の面にシリコンF!J11そして他方の面にもシリ
コン層12を被着した。次に、第8図(c)に示すよう
に、シリコン層11は実施例1と同様にしてパターン化
102,122された。シリコン層102,122には
、第8図(d)に示すように、銅層lot、121が電
解めっき法により形成された。なお5図面には示さない
が、引き続き厚さ3μmのニッケル層が電解めっきによ
り形成された。 上記構成の回路基板10は、第9図(a)に示すように
、IGBT素子(Insulated Gate Bi
polarTransistor、10 X 10 r
tm r 3個)103A及びダイオード素子(lOX
10+m+、1個)103Bを銅WJ101上にはんだ
(Pb−5wt%5n)104(図示を省略)により固
着し、銅層121とニッケルめっき銅板(厚さ3na、
93 X 80+m)201をはんだ(Pb−60w
t%Sn)付け201L(図示を省略)、素子103A
、103Bにアルミニウムワイヤ(線径500μm)1
05による配線および入出力端子106を設け、そして
樹脂パッケージ202を取付けるとともに樹脂203を
充填して(いずれも図示省略)、第9図(b)に示す回
路を有するパワーモジュール装に200を完成した。 このパワーモジュール装置200は、!&終的にインバ
ータ装置に組み込まれた。このインバータ装置は、第2
表に示す性能を有している。この他。 同インバータ装置は、過負荷短絡下(700V)でも素
子破壊することがなく、安全動作領域の広いことが確認
された。これは、素子そのものの性能向上と相まって、
実装構成の改善によりジュール装fi200に優れた瞬
時放熱性を付与できたことによる。 第 2 表 更に、同インバータ装置によれば、5kHz前後の高周
波スイッチングにてモータ回転数制御が可能となり、商
用電源周波数で駆動した場合とほぼ同等の騒音に低減で
きた。 実施例9 実施例8と同様のプロセスを経て回路基板10及びこれ
を用いた光結合装r11200を完成させた。 この際回路基板(1,5X1+w) 10には第10
図に示すように、銅層の代わりに金層101 、111
、モして121を無電解めっき法(厚さ10μm)によ
り設けた。また、第11図に示すように5回路基板10
の金層101上に化合物半導体レーザダイオード素子(
出力100mW、0.7X0.7m+)103をはんだ
(Au−5i)104により固着しく図示を省略)、素
子103に金線(線径27μm)105による配線を設
け、銅支持板201上に回路基板10をはんだ(Au−
Si)付け201(図示を省I[I8)シた後、シリコ
ン受光素子と光学的に結合させて(図示を省W?1)光
結合装@200を完成した。 発光素子において最も懇念される点は、装置200の稼
働過程における光出力低下、即ち寿命の低下である。こ
の寿命低下の程度は、発光素子の動作時の温度と極めて
密接に関連する。本実施例における装[i!200は、
ダイオード素子103から銅支持板201に至る全ての
界面が緻密に構成されているため、素子103の稼働時
の温度を下げることが可能となった。この結果1例えば
25℃稼働の場合1.5倍(当社比)と大幅に寿命を延
長できた。 本発明において、回路基板10はパワー素子とその制御
回路用素子とが同一基板上に搭載されてその効果は最大
限に発揮される。しかし、回路基板10およびそれを用
いた電子装置!1200は、パワー素子のみあるいは大
きな発熱を伴わない回路素子のみが搭載される場合であ
っても、何等支障を受けるものではない。 〔発明の効果〕 以上に詳述したように、本発明によれば、厚膜製造プロ
セスとの整合性に優れるパワー素子搭載用メタライズ領
域を有する回路基板が得られ、この結果性能及び信頼性
の高い電子装置が得られる。
第1図(a)、 (b)、 (c)、 (d)、 (a
)、 (f)。 (g)は本発明に係るパワー素子を搭載した回路基板の
断面図とその製作工程を示す図、第2図(a)、(b)
は本発明に係る回路基板を用いた電子装置の断面図とそ
の装置の一例を示す回路図。 第3図(a)、(b)は本発明に係る電子装置の出力電
圧、入力電流、閉路率と配電器回転数との関係を示す線
図、第4図(a)、(b)、((+)、(d)。 (a)は本発明に係るパワー素子を搭載した回路基板の
断面図とその製作工程を示す図、第5図は入力、出力電
圧波形を示す線図、第6図(a)。 (b)はボロン濃度と金属層厚さ、線間もれ電流との関
係を示す線図、第6図(Q)、(d)は電気抵抗率と金
属層厚さ、線間もれ電流との関係を示す線図、第7図は
接着強度とシリコン−ゲルマニウム層形成温度との関係
を示す線図、第8図(a)。 (b)、(c)、(d)は複数のパワー素子を搭載する
回路基板の斜視図とその製造工程を示す図、第9図(a
)、(b)は本発明に係る回路基板にIGBT素子及び
ダイオード素子を搭載した電子装置の斜視図及びその−
例を示す回路図、第10図は本発明に係る回路基板の斜
視図、第11図は本発明に係る回路基板にレーザダイオ
ードを搭載した電子装置の斜視図である。 10・・・本発明に係る回路基板、11,12,102
゜112.122・・・シリコン層、100・・・窒化
アルミニラ12焼結体基板、101,111・・・金属
層、103・・・トランジスタチップ、113A・・・
抵抗体。 113B・・・ガラスコート、113C・・・チップコ
ンデンサ、113D・・・モールドトランジスタ、20
1・・・パッケージ。 代理人 弁理士 小川勝馬′−)\ #2 回 (b) 革3 [f# ah 4椋と(rfn〕 lt’tlh!Jhlt (r(四 察40 第 乙 図 ホ゛O−/μ (C学−リ 昇 「 e’tIfl (5*s/dw〕 第7 困 シリコンーブ元7ニウんi;skえhΔに (’C)第 図 (レノ 宴10の /l/ 薯// [¥1 1σ5
)、 (f)。 (g)は本発明に係るパワー素子を搭載した回路基板の
断面図とその製作工程を示す図、第2図(a)、(b)
は本発明に係る回路基板を用いた電子装置の断面図とそ
の装置の一例を示す回路図。 第3図(a)、(b)は本発明に係る電子装置の出力電
圧、入力電流、閉路率と配電器回転数との関係を示す線
図、第4図(a)、(b)、((+)、(d)。 (a)は本発明に係るパワー素子を搭載した回路基板の
断面図とその製作工程を示す図、第5図は入力、出力電
圧波形を示す線図、第6図(a)。 (b)はボロン濃度と金属層厚さ、線間もれ電流との関
係を示す線図、第6図(Q)、(d)は電気抵抗率と金
属層厚さ、線間もれ電流との関係を示す線図、第7図は
接着強度とシリコン−ゲルマニウム層形成温度との関係
を示す線図、第8図(a)。 (b)、(c)、(d)は複数のパワー素子を搭載する
回路基板の斜視図とその製造工程を示す図、第9図(a
)、(b)は本発明に係る回路基板にIGBT素子及び
ダイオード素子を搭載した電子装置の斜視図及びその−
例を示す回路図、第10図は本発明に係る回路基板の斜
視図、第11図は本発明に係る回路基板にレーザダイオ
ードを搭載した電子装置の斜視図である。 10・・・本発明に係る回路基板、11,12,102
゜112.122・・・シリコン層、100・・・窒化
アルミニラ12焼結体基板、101,111・・・金属
層、103・・・トランジスタチップ、113A・・・
抵抗体。 113B・・・ガラスコート、113C・・・チップコ
ンデンサ、113D・・・モールドトランジスタ、20
1・・・パッケージ。 代理人 弁理士 小川勝馬′−)\ #2 回 (b) 革3 [f# ah 4椋と(rfn〕 lt’tlh!Jhlt (r(四 察40 第 乙 図 ホ゛O−/μ (C学−リ 昇 「 e’tIfl (5*s/dw〕 第7 困 シリコンーブ元7ニウんi;skえhΔに (’C)第 図 (レノ 宴10の /l/ 薯// [¥1 1σ5
Claims (19)
- 1.セラミックス電気絶縁基板の所定部に、不純物濃度
10^1^7cm^−^3以上又は室温の電気抵抗率2
×10^−^1Ω・cm以下の半導体物質からなる半導
体物質層を有することを特徴とする回路基板。 - 2.特許請求第1項において、セラミックス基板は窒化
アルミニウム,炭化シリコン,酸化ベリリウムから選択
された1種の焼結体であり、半導体物質はシリコン,ゲ
ルマニウムの群から選択された少なくとも1種の物質で
あり、該半導体物質にLi,Sb,P,As,Bi,B
,Al,Ga,Inの群から選択された少なくとも1種
の物質を添加したことを特徴とする回路基板。 - 3.特許請求範囲第1又は2項において、前記半導体物
質層上に銀又は銀とパラジウム,白金,シリコン,ゲル
マニウム,金の群から選択された少なくとも1種の金属
又は銅,ニッケル,アルミニウム,アンチモン,錫,亜
鉛,鉛,鉄,コバルト,チタニウム,金,白金,パラジ
ウム、の少なくとも1種の金属からなる金属層を有する
ことを特徴とする回路基板。 - 4.特許請求範囲第1項又は2項において、該半導体物
質は該基板と同等又はこれより小さい熱膨張係数を有す
ることを特徴とする回路基板。 - 5.特許請求範囲第1,2,4項のいずれかにおいて、
該半導体物質は結晶質であつて、転位を有することを特
徴とする回路基板。 - 6.特許請求範囲第1ないし5項のいずれかにおいて、
該半導体物質と該金属との間に再結晶領域,酸化物領域
又はガラス質物質領域を介在することを特徴とする回路
基板。 - 7.特許請求範囲第1ないし6項のいずれかにおいて、
該半導体物質は該金属層で被覆されない露出領域を有し
、該露出領域に半導体物質の酸化物が設けられているこ
とを特徴とする回路基板。 - 8.特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかにお
いて、前記セラミックス焼結体基板はその主面間に貫通
した開孔を有し、該開孔の側面を含む基板の所定部に前
記半導体物質層を有することを特徴とする回路基板。 - 9.特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかにお
いて、該回路基板の所定部に半導体素子が設けられてい
ることを特徴とする電子装置。 - 10.特許請求範囲第9項において、該回路基板の所定
部に1平方mm当り0.2W以上の電力を消費する半導
体素子を搭載したことを特徴とする電子装置。 - 11.特許請求範囲第10項において、該半導体素子と
ともに受動素子を含む素子が搭載されたことを特徴とす
る電子装置。 - 12.特許請求範囲9又は10項において、該回路基板
を外囲器に金属的に設けたことを特徴とする電子装置。 - 13.特許請求の範囲第9項ないし第12項のいずれか
において、前記電子装置の出力信号の周波数が5KHz
以上であることを特徴とする電子装置。 - 14.特許請求の範囲第13項において、出力信号の周
波数,電圧又は電流が、入力信号の周波数,電圧又は電
流と同等又はそれ以上であることを特徴とする電子装置
。 - 15.セラミックス電気絶縁基板を4族元素とを3族元
素もしくは5族元素とを含む気相物質及びキャリヤガス
とともに700℃ないし1400℃に加熱し、該セラミ
ックス基板に該3族元素もしくは5族元素を含有する4
族元素からなる半導体物質を不純物濃度10^1^7c
m^−^3以上又は抵抗率2×10^−^1Ω・cm以
下になるように被着し、該半導体物質を選択的に除去し
た後、該半導体物質の非除去部分の所定部に金属を設け
ることを特徴とする回路基板の製法。 - 16.特許請求範囲第15項において、該セラミックス
基板の主面を貫通して設けられた開孔の側面にも該半導
体物質を被着した後、金属を設けることを特徴とする回
路基板の製法。 - 17.特許請求範囲第15項又は第16項において、該
半導体物質上に該金属を電解又は無電解めつきにより形
成することを特徴とする回路基板の製法。 - 18.特許請求範囲第17項において、銀又は銀とパラ
ジウム,白金,シリコン,ゲルマニウム,金の群から選
択された少なくとも1種、又は銅,ニッケル,アルミニ
ウム,アンチモン,錫,亜鉛,鉛,金,白金,パラジウ
ムの少なくとも1種からなる金属層を電解又は無電解め
つきにより形成することを特徴とする回路基板の製法。 - 19.特許請求範囲第15項又は第16項において、該
半導体物質上に該金属からなるペーストを印刷した後、
700℃ないし1000℃で加熱することを特徴とする
回路基板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63208393A JP2650976B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 回路基板とそれを用いた電子装置及び製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63208393A JP2650976B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 回路基板とそれを用いた電子装置及び製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0258364A true JPH0258364A (ja) | 1990-02-27 |
| JP2650976B2 JP2650976B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=16555516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63208393A Expired - Lifetime JP2650976B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 回路基板とそれを用いた電子装置及び製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2650976B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058971U (ja) * | 1991-07-16 | 1993-02-05 | 京セラ株式会社 | 多数個取りセラミツク基板 |
| JP2011008948A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ヒータ駆動装置 |
-
1988
- 1988-08-24 JP JP63208393A patent/JP2650976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058971U (ja) * | 1991-07-16 | 1993-02-05 | 京セラ株式会社 | 多数個取りセラミツク基板 |
| JP2011008948A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ヒータ駆動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2650976B2 (ja) | 1997-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0097058B1 (en) | Sic sintered body having metallized layer and production method therefor | |
| Burgess et al. | The direct bonding of metals to ceramics and application in electronics | |
| KR100374379B1 (ko) | 기판 | |
| US6787706B2 (en) | Ceramic circuit board | |
| JPH0258364A (ja) | 回路基板とそれを用いた電子装置及び製法 | |
| JP2002111188A (ja) | 配線基板 | |
| JPH09315876A (ja) | 金属−セラミックス複合基板及びその製造法 | |
| JP2002057444A (ja) | 配線基板 | |
| JPS61111598A (ja) | ガラスセラミツクス多層基板の製造方法 | |
| JP3383892B2 (ja) | 半導体実装構造体の製造方法 | |
| JP3866164B2 (ja) | 配線基板 | |
| JP3537320B2 (ja) | 回路基板 | |
| WO2019131433A1 (ja) | 金属膜、金属膜を備える電子部品、及び金属膜の製造方法 | |
| JP2005050863A (ja) | 熱電モジュール | |
| JP3103208B2 (ja) | 半田プリフォーム基板 | |
| JPS60107845A (ja) | 半導体用回路基板 | |
| JP4721533B2 (ja) | セラミック回路基板 | |
| JP3898482B2 (ja) | 配線基板 | |
| JPS62108786A (ja) | 金属化窒化アルミニウム体及びその製法 | |
| JPH04290488A (ja) | 非酸化物系セラミックス回路基板の製法および該基板を用いた電子装置の製法 | |
| JP3780505B2 (ja) | 配線基板 | |
| JP4721534B2 (ja) | セラミック回路基板 | |
| JPH04129103A (ja) | 銅系導体ペースト組成物及び電子回路基板 | |
| JPS6353693B2 (ja) | ||
| JP2001177222A (ja) | 配線基板の製造方法 |