JPH0258983B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0258983B2 JPH0258983B2 JP8965786A JP8965786A JPH0258983B2 JP H0258983 B2 JPH0258983 B2 JP H0258983B2 JP 8965786 A JP8965786 A JP 8965786A JP 8965786 A JP8965786 A JP 8965786A JP H0258983 B2 JPH0258983 B2 JP H0258983B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- sheet
- finishing
- mainly composed
- easily dyeable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はシート状物、とりわけ皮革様シート状
物の表面を異色感と立体感を強調した面に仕上げ
る方法に関するものである。
物の表面を異色感と立体感を強調した面に仕上げ
る方法に関するものである。
従来、シート状物として、例えば皮革様シート
状物の表面に着色層を付与する方法として、着色
剤を含む組成液をスプレー法あるいはグラビヤ印
刷法でシート状物の表面に塗布することが行われ
てきた。更に、皮革様シート状物の表面を良好な
着色仕上面とする方法として、特開昭55−22071
号公報には着色剤組成液をスプレー法で点状に塗
布する、特公昭47−18424号公報および特公昭48
−28042号公報には易染性ポリマーを表面に塗布
して染色する、特公昭59−33715号公報および特
開昭59−228088号公報には表面に凹凸模様を付与
した後、凹部または凸部に重合体溶液または分散
液を塗布して仕上げるなどの方法を提案した。
状物の表面に着色層を付与する方法として、着色
剤を含む組成液をスプレー法あるいはグラビヤ印
刷法でシート状物の表面に塗布することが行われ
てきた。更に、皮革様シート状物の表面を良好な
着色仕上面とする方法として、特開昭55−22071
号公報には着色剤組成液をスプレー法で点状に塗
布する、特公昭47−18424号公報および特公昭48
−28042号公報には易染性ポリマーを表面に塗布
して染色する、特公昭59−33715号公報および特
開昭59−228088号公報には表面に凹凸模様を付与
した後、凹部または凸部に重合体溶液または分散
液を塗布して仕上げるなどの方法を提案した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のシート状物表面に凹凸による立体感に加
えて、色差感あるいは異色感を付与した立体感を
出すには、従来の表面仕上法を単に組み合わせた
ものでは良好な仕上面とすることはできない。特
に異色感を強調しようとすれば彫刻ロールを用い
てグラビヤ印刷法による多色刷りを行う必要があ
るが、シート状物の表面構成重合体やその表面構
造によつて多色刷りが制限されたり、実質上でき
ない場合も生ずる。更にグラビヤ印刷法では模様
が画一的になり、自然な変化を付与することもで
きない。
えて、色差感あるいは異色感を付与した立体感を
出すには、従来の表面仕上法を単に組み合わせた
ものでは良好な仕上面とすることはできない。特
に異色感を強調しようとすれば彫刻ロールを用い
てグラビヤ印刷法による多色刷りを行う必要があ
るが、シート状物の表面構成重合体やその表面構
造によつて多色刷りが制限されたり、実質上でき
ない場合も生ずる。更にグラビヤ印刷法では模様
が画一的になり、自然な変化を付与することもで
きない。
本発明は、従来の表面仕上法では達成できない
凹凸による立体感に加えて、色差感あるいは異色
感を付与した立体感を有し、更に視覚的柔軟性お
よび重厚感を付与した表面仕上げを行うことにあ
る。
凹凸による立体感に加えて、色差感あるいは異色
感を付与した立体感を有し、更に視覚的柔軟性お
よび重厚感を付与した表面仕上げを行うことにあ
る。
本発明は、少なくとも基体の表面が弾性ポリマ
ーを主体とする重合体の多孔質または非多孔質で
なるシート状物に着色仕上げを行うに際し、重合
体表面に弾性ポリマーを主体とする重合体を塗布
して下塗層を形成し、該表面に凹凸模様の形押し
を行つた後、凸部に易染性ポリマーまたは易染性
ポリマーを含む弾性ポリマーを主体とする重合体
を塗布して上塗層を形成した後、染色し、仕上げ
ることによつて表面に異色感の大きい立体感を強
調した皮革様シート状物とする表面仕上法であ
る。
ーを主体とする重合体の多孔質または非多孔質で
なるシート状物に着色仕上げを行うに際し、重合
体表面に弾性ポリマーを主体とする重合体を塗布
して下塗層を形成し、該表面に凹凸模様の形押し
を行つた後、凸部に易染性ポリマーまたは易染性
ポリマーを含む弾性ポリマーを主体とする重合体
を塗布して上塗層を形成した後、染色し、仕上げ
ることによつて表面に異色感の大きい立体感を強
調した皮革様シート状物とする表面仕上法であ
る。
すなわち、本発明は繊維集合体または弾性ポリ
マーを主体とする重合体を含有した繊維集合体の
一面に、弾性ポリマーを主体とする重合体の多孔
質被覆層または非多孔質被覆層を付与してなるシ
ート状物あるいは弾性ポリマーを主体とする重合
体の単一多孔質層でなるシート状物など、表面が
弾性ポリマーを主体とする重合体でなるシート状
物を基体とし、該基体シート状物の表面にあらか
じめ着色剤を含むまたは着色剤を含まない弾性ポ
リマーを主体とする重合体を塗布した表面、また
は基体シート状物表面に直接、弾性ポリマーを主
体とする重合体の溶液または分散液をグラビヤ
法、スプレー法あるいはナイフコート法などの方
法で塗布し、乾燥して非多孔質下塗層を形成す
る。塗布量は固形分で0.5〜50g/m2、好ましく
は1〜40g/m2の量である。塗布量が多くなると
風合い、折れしわ形態などが悪くなる。なお、下
塗り重合体には所望の着色剤を添加することもよ
い。例えば凸部と同系色では淡色に、凸部と異色
ではやや濃色までの着色剤を添加するが、いずれ
も凸部の色調との関係で定める。また下塗り用弾
性ポリマーはポリウレタンエラストマーが好まし
いが、ポリアクリル酸エステルまたはアクリル酸
エステル共重合体なども単独またはポリウレタン
エラストマーと混合して用いることもよい。
マーを主体とする重合体を含有した繊維集合体の
一面に、弾性ポリマーを主体とする重合体の多孔
質被覆層または非多孔質被覆層を付与してなるシ
ート状物あるいは弾性ポリマーを主体とする重合
体の単一多孔質層でなるシート状物など、表面が
弾性ポリマーを主体とする重合体でなるシート状
物を基体とし、該基体シート状物の表面にあらか
じめ着色剤を含むまたは着色剤を含まない弾性ポ
リマーを主体とする重合体を塗布した表面、また
は基体シート状物表面に直接、弾性ポリマーを主
体とする重合体の溶液または分散液をグラビヤ
法、スプレー法あるいはナイフコート法などの方
法で塗布し、乾燥して非多孔質下塗層を形成す
る。塗布量は固形分で0.5〜50g/m2、好ましく
は1〜40g/m2の量である。塗布量が多くなると
風合い、折れしわ形態などが悪くなる。なお、下
塗り重合体には所望の着色剤を添加することもよ
い。例えば凸部と同系色では淡色に、凸部と異色
ではやや濃色までの着色剤を添加するが、いずれ
も凸部の色調との関係で定める。また下塗り用弾
性ポリマーはポリウレタンエラストマーが好まし
いが、ポリアクリル酸エステルまたはアクリル酸
エステル共重合体なども単独またはポリウレタン
エラストマーと混合して用いることもよい。
シート状物の表面に下塗層を形成した後、所望
の凹凸模様を形押しする。凹凸模様は皮革の表面
模様、任意の模様、幾何学模様に彫刻した金属ロ
ール、金属板、金属ベルトを用い、通常皮革様シ
ート状物の模様付けに使用している加熱エンボス
法が適用できる。形押しによる凹凸の深さは、凸
部に重合体上塗層を形成するうえから30μm以
上、好ましくは50μm以上である。深さが30μm
に満たない場合には凸部だけに重合体を塗布する
ことが難かしく、立体感、異色感を付与し、強調
することができなくなる。
の凹凸模様を形押しする。凹凸模様は皮革の表面
模様、任意の模様、幾何学模様に彫刻した金属ロ
ール、金属板、金属ベルトを用い、通常皮革様シ
ート状物の模様付けに使用している加熱エンボス
法が適用できる。形押しによる凹凸の深さは、凸
部に重合体上塗層を形成するうえから30μm以
上、好ましくは50μm以上である。深さが30μm
に満たない場合には凸部だけに重合体を塗布する
ことが難かしく、立体感、異色感を付与し、強調
することができなくなる。
次に、表面に凹凸模様を付与したシート状物
は、表面の凸部に易染性ポリマーまたは易染性ポ
リマーを含む弾性ポリマーを主体とする重合体を
塗布して上塗層を形成する。
は、表面の凸部に易染性ポリマーまたは易染性ポ
リマーを含む弾性ポリマーを主体とする重合体を
塗布して上塗層を形成する。
本発明で使用する易染性ポリマーは所望する染
料に易染性であればよく、例えば、金属錯塩染料
を使用する場合、易染性ポリマーとしてソフトセ
グメントにポリエチレンオキサイド鎖を有するポ
リウレタンエラストマー、ポリビニルピロリド
ン、N−メトキシメチル化ナイロンなどが用いら
れる。また分散染料では第3級窒素原子を分子内
に多く含むポリウレタンエラストマー、ポリカー
ボネート系ポリウレタンエラストマー、ポリエス
テルエラストマーなどが用いられる。また易染性
ポリマーと混合して用いる弾性ポリマーは、例え
ばソフトセグメントにポリエステル、ポリエーテ
ルあるいはラクトン開環重合したポリラクトンな
どを用いたポリウレタンエラストマー、ポリアク
リル酸エステル、アクリル酸エステル共重合体な
どが用いられる。また、上塗り用重合体には着色
剤を添加しておくこともよい。この易染性ポリマ
ーまたは易染性ポリマーを含む弾性ポリマーを主
体とする重合体を表面の凸部に塗布する塗布量は
固形分で0.5〜15g/m2、好ましくは1〜10g/
m2の量である。また、重合体組成液を塗布する方
法としては刻目を有するグラビヤロールを用いる
ことが好ましい。なお、易染性ポリマーは所望す
る染料に対する平衡染着量が少なくとも30mg/
g、好ましくは50mg/gであり、かつシート状物
の構成材料と同一条件で染色した場合に、シート
状物の構成材料、とりわけ下塗層の構成材料の染
料吸着量D1と易染性ポリマーの染料吸着量D2と
の関係が3D1≦D2を満足することが異色感を付与
するのに好ましい。
料に易染性であればよく、例えば、金属錯塩染料
を使用する場合、易染性ポリマーとしてソフトセ
グメントにポリエチレンオキサイド鎖を有するポ
リウレタンエラストマー、ポリビニルピロリド
ン、N−メトキシメチル化ナイロンなどが用いら
れる。また分散染料では第3級窒素原子を分子内
に多く含むポリウレタンエラストマー、ポリカー
ボネート系ポリウレタンエラストマー、ポリエス
テルエラストマーなどが用いられる。また易染性
ポリマーと混合して用いる弾性ポリマーは、例え
ばソフトセグメントにポリエステル、ポリエーテ
ルあるいはラクトン開環重合したポリラクトンな
どを用いたポリウレタンエラストマー、ポリアク
リル酸エステル、アクリル酸エステル共重合体な
どが用いられる。また、上塗り用重合体には着色
剤を添加しておくこともよい。この易染性ポリマ
ーまたは易染性ポリマーを含む弾性ポリマーを主
体とする重合体を表面の凸部に塗布する塗布量は
固形分で0.5〜15g/m2、好ましくは1〜10g/
m2の量である。また、重合体組成液を塗布する方
法としては刻目を有するグラビヤロールを用いる
ことが好ましい。なお、易染性ポリマーは所望す
る染料に対する平衡染着量が少なくとも30mg/
g、好ましくは50mg/gであり、かつシート状物
の構成材料と同一条件で染色した場合に、シート
状物の構成材料、とりわけ下塗層の構成材料の染
料吸着量D1と易染性ポリマーの染料吸着量D2と
の関係が3D1≦D2を満足することが異色感を付与
するのに好ましい。
表面の凸部に上塗層を形成した後、染色し、仕
上げ処理を行う。染色方法および染色条件はシー
ト状物の形状、構成材料、染料の部属によつて通
常実施の方法および条件で選定する。例えば、ジ
ツガー染色機、ウインス染色機、サーキユラー染
色機などを用いて、常圧染色あるいは高圧染色で
染色する。また構成材料および所望する色調によ
つて染料の種類および染料濃度を決定する。染色
したシート状物はソーピングし、乾燥することに
よつて、表面の凹部と凸部では色調、色彩あるい
は色の濃淡の異なる面とすることができる。
上げ処理を行う。染色方法および染色条件はシー
ト状物の形状、構成材料、染料の部属によつて通
常実施の方法および条件で選定する。例えば、ジ
ツガー染色機、ウインス染色機、サーキユラー染
色機などを用いて、常圧染色あるいは高圧染色で
染色する。また構成材料および所望する色調によ
つて染料の種類および染料濃度を決定する。染色
したシート状物はソーピングし、乾燥することに
よつて、表面の凹部と凸部では色調、色彩あるい
は色の濃淡の異なる面とすることができる。
本発明で表面着色したシート状物は、更に仕上
げのために、鏡面仕上げを施こした金属面または
梨地模様の微細な凹凸面仕上げを施こした金属面
を有する加熱ロールまたは加熱ベルト面にシート
状物の表面凸部を接触させて凸部の頭を少し平滑
化すると共に、光沢を出したりまたは光沢を少な
くしたりして仕上げる方法。あるいは光沢調整重
合体組成液を表面凸部の頭部に塗布して光沢を調
整して仕上げる方法を付加することも好ましい。
げのために、鏡面仕上げを施こした金属面または
梨地模様の微細な凹凸面仕上げを施こした金属面
を有する加熱ロールまたは加熱ベルト面にシート
状物の表面凸部を接触させて凸部の頭を少し平滑
化すると共に、光沢を出したりまたは光沢を少な
くしたりして仕上げる方法。あるいは光沢調整重
合体組成液を表面凸部の頭部に塗布して光沢を調
整して仕上げる方法を付加することも好ましい。
次に、本発明の実施態様を実施例で説明する。
なお実施例中の部および%はことわりのない限り
重量に関するものである。
なお実施例中の部および%はことわりのない限り
重量に関するものである。
実施例 1
ナイロン−6極細繊維束繊維の絡合不織布に、
ポリエチレンアジペートグリコール、4,4′−ジ
フエニルメタンジイソシアネートおよびエチレン
グリコールを反応させて得たポリエステル系ポリ
ウレタンが多孔質構造で含有してなる表面平滑化
した厚さ1.0mmの繊維質シート状物の一面に、ポ
リウレタンに対して1%の茶色系顔料を添加した
ベージユ色のポリエーテル系ポリウレタン水分散
液(固形分濃度15%)を固形分で10g/m2の量を
ロールコーテイング法で塗布し、乾燥して得た基
体を用い、基体の表面に1.6−ヘキサンジオール
ポリカーボネートグリコール、イソホロンジイソ
シアネートおよびイソホロンジアミン/ヒドラジ
ンを反応して得たポリウレタンエラストマー(金
属錯塩染料に対する平衡染着量85mg/g)をイソ
プロピルアルコール/セロソルブ/トルエンの混
合溶剤組成液に溶解し、ポリウレタンエラストマ
ー10%溶液を用い、ポリウレタン量で3g/m2の
量をグラビアロール法で塗布し、下塗層を形成し
た。
ポリエチレンアジペートグリコール、4,4′−ジ
フエニルメタンジイソシアネートおよびエチレン
グリコールを反応させて得たポリエステル系ポリ
ウレタンが多孔質構造で含有してなる表面平滑化
した厚さ1.0mmの繊維質シート状物の一面に、ポ
リウレタンに対して1%の茶色系顔料を添加した
ベージユ色のポリエーテル系ポリウレタン水分散
液(固形分濃度15%)を固形分で10g/m2の量を
ロールコーテイング法で塗布し、乾燥して得た基
体を用い、基体の表面に1.6−ヘキサンジオール
ポリカーボネートグリコール、イソホロンジイソ
シアネートおよびイソホロンジアミン/ヒドラジ
ンを反応して得たポリウレタンエラストマー(金
属錯塩染料に対する平衡染着量85mg/g)をイソ
プロピルアルコール/セロソルブ/トルエンの混
合溶剤組成液に溶解し、ポリウレタンエラストマ
ー10%溶液を用い、ポリウレタン量で3g/m2の
量をグラビアロール法で塗布し、下塗層を形成し
た。
次いで、下塗層を形成した面に皮絞模様のエン
ボスロール(凹部の平均深さ150μm)を用い、
ロール温度170℃、シリンダー空気圧力10Kg/cm2
の条件で加熱形押しを行い、表面に皮絞凹凸模様
を付与した(凹部の平均深さ90μm)。この凹凸
模様の凸部に塗布する易染性ポリマーとしてポリ
エチレンオキサイドグリコール/1.6−ヘキサン
ジオールポリカーボネートグリコール、イソホロ
ンジイソシアネートおよびイソホロンジアミン/
ヒドラジンを反応して得たポリウレタンエラスト
マー(金属錯塩染料に対する平衡染着量295mg/
g)をイソプロピルアルコール/セロソルブ/ト
ルエンの混合溶液組成液に溶解し、ポリウレタン
エラストマー6%溶液を用い、このポリウレタン
エラストマー溶液を刻目150メツシユのグラビヤ
ロールを用いて表面の凸部にポリウレタン量で2
g/m2の量を塗布し、乾燥して上塗層を形成し
た。
ボスロール(凹部の平均深さ150μm)を用い、
ロール温度170℃、シリンダー空気圧力10Kg/cm2
の条件で加熱形押しを行い、表面に皮絞凹凸模様
を付与した(凹部の平均深さ90μm)。この凹凸
模様の凸部に塗布する易染性ポリマーとしてポリ
エチレンオキサイドグリコール/1.6−ヘキサン
ジオールポリカーボネートグリコール、イソホロ
ンジイソシアネートおよびイソホロンジアミン/
ヒドラジンを反応して得たポリウレタンエラスト
マー(金属錯塩染料に対する平衡染着量295mg/
g)をイソプロピルアルコール/セロソルブ/ト
ルエンの混合溶液組成液に溶解し、ポリウレタン
エラストマー6%溶液を用い、このポリウレタン
エラストマー溶液を刻目150メツシユのグラビヤ
ロールを用いて表面の凸部にポリウレタン量で2
g/m2の量を塗布し、乾燥して上塗層を形成し
た。
表面処理を行つたシート状物は、ウインス染色
機を用い、茶色系金属錯塩染料イルガランブラウ
ン(チバ・ガイギー社製)5%owf、助剤レベラ
ンNK−D(丸菱油化社製)2g/、浴比1:
50、温度90℃、染色時間60分の条件で染色し、次
いで温水でソーピングして乾燥した。得られたシ
ート状物は柔軟化処理したものは、表面凹凸模様
の凹部は淡茶色であり、凸部は濃茶色であり視覚
的立体感と同系色による異色感のものが得られ
た。
機を用い、茶色系金属錯塩染料イルガランブラウ
ン(チバ・ガイギー社製)5%owf、助剤レベラ
ンNK−D(丸菱油化社製)2g/、浴比1:
50、温度90℃、染色時間60分の条件で染色し、次
いで温水でソーピングして乾燥した。得られたシ
ート状物は柔軟化処理したものは、表面凹凸模様
の凹部は淡茶色であり、凸部は濃茶色であり視覚
的立体感と同系色による異色感のものが得られ
た。
また、染色したシート状物の表面凸部を鏡面仕
上げの加熱カレンダー面に接触させて、凸部の頭
部を少し平らにすると共に光沢を付与した後、柔
軟剤処理、揉み処理して仕上げた。得られたシー
ト状物は天然皮革の皮絞模様と同様に落付いた色
調で立体感の強調された視覚的立体感と共に重厚
感のあるものであり、鞄用原反あるいは靴用原反
として適したものであつた。
上げの加熱カレンダー面に接触させて、凸部の頭
部を少し平らにすると共に光沢を付与した後、柔
軟剤処理、揉み処理して仕上げた。得られたシー
ト状物は天然皮革の皮絞模様と同様に落付いた色
調で立体感の強調された視覚的立体感と共に重厚
感のあるものであり、鞄用原反あるいは靴用原反
として適したものであつた。
比較のために、上塗層を形成せずに仕上げたシ
ート状物は視覚的立体感および重厚感のない、し
かも色調も淡いものであつた。
ート状物は視覚的立体感および重厚感のない、し
かも色調も淡いものであつた。
実施例 2
ナイロン織布の一面に厚さ0.25mmのポリウレタ
ンエラストマー多孔質層を形成したシート状物を
基体とし、ポリウレタンエラストマー多孔質層表
面に、金属錯塩染料に対する平衡染着量64mg/g
の難染性ポリエステル系ポリウレタンエラストマ
ー10%、黄色顔料2%、ジメチルホルムアミド50
%、アセトン37%、シクロヘキサノン31%からな
る溶液組成物を固形分で約3g/m2の量を塗布
し、乾燥した後、アルパイン模様の平板プレス
(凹部の平均深さ300μm)を用い、温度120℃、
プレス圧力3Kg/cm2、時間10秒間の条件で形押し
した。
ンエラストマー多孔質層を形成したシート状物を
基体とし、ポリウレタンエラストマー多孔質層表
面に、金属錯塩染料に対する平衡染着量64mg/g
の難染性ポリエステル系ポリウレタンエラストマ
ー10%、黄色顔料2%、ジメチルホルムアミド50
%、アセトン37%、シクロヘキサノン31%からな
る溶液組成物を固形分で約3g/m2の量を塗布
し、乾燥した後、アルパイン模様の平板プレス
(凹部の平均深さ300μm)を用い、温度120℃、
プレス圧力3Kg/cm2、時間10秒間の条件で形押し
した。
次いで、金属錯塩染料に対する染着量315mg/
gのN−メトキシメチル化ナイロン8%、メタノ
ール80%、N.N′−ジメチルホルムアミド10%、
イエローオレンジ系有機顔料2%からなる易染性
ポリマー組成液を、刻目150メツシユのグラビア
ロールでシート状物の表面凸部に固形分で2.5
g/m2の量を塗布し、乾燥した後、サーキユラー
染色機を用い、黄色系金属錯塩染料組成物1.5%
owf、温度90℃で染色し、ソーピングして乾燥し
た。
gのN−メトキシメチル化ナイロン8%、メタノ
ール80%、N.N′−ジメチルホルムアミド10%、
イエローオレンジ系有機顔料2%からなる易染性
ポリマー組成液を、刻目150メツシユのグラビア
ロールでシート状物の表面凸部に固形分で2.5
g/m2の量を塗布し、乾燥した後、サーキユラー
染色機を用い、黄色系金属錯塩染料組成物1.5%
owf、温度90℃で染色し、ソーピングして乾燥し
た。
得られたシート状物は凹部が鮮明な淡黄色であ
り、凸部がオレンジ黄色の濃色のものであり、両
者の境界は色調が段階的に変化したものである。
このシート状物の表面凸部を加熱した梨地つや消
し仕上げした金属板面に押し当てて、凸部の頭部
を少し平らにすると共に、少し光沢を消した面と
し、柔軟化処理して得たシート状物は視覚的重厚
感のある仕上面であつた。
り、凸部がオレンジ黄色の濃色のものであり、両
者の境界は色調が段階的に変化したものである。
このシート状物の表面凸部を加熱した梨地つや消
し仕上げした金属板面に押し当てて、凸部の頭部
を少し平らにすると共に、少し光沢を消した面と
し、柔軟化処理して得たシート状物は視覚的重厚
感のある仕上面であつた。
本発明の表面仕上法で得られるシート状物は、
エンボスによる凹凸模様に加え、凹部と凸部で色
調による差異を付与することができるため、異色
感と共に立体感が強調された表面仕上面となり、
視覚的重厚感を容易に付与することができる。
エンボスによる凹凸模様に加え、凹部と凸部で色
調による差異を付与することができるため、異色
感と共に立体感が強調された表面仕上面となり、
視覚的重厚感を容易に付与することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも基体の表面が弾性ポリマーを主体
とする重合体の多孔質または非多孔質でなるシー
ト状物に着色仕上げを行うに際し、重合体表面に
弾性ポリマーを主体とする重合体を塗布して下塗
層を形成し、該表面に凹凸模様の形押しを行つた
後、凸部に易染性ポリマーまたは易染性ポリマー
を含む弾性ポリマーを主体とする重合体を塗布し
て上塗層を形成した後、染色し、仕上げることを
特徴とするシート状物の表面仕法。 2 同一染色条件において染色して、下塗層を形
成する重合体の染料吸着量D1と上塗層を形成す
る易染性ポリマーの染料吸着量D2との関係が3D1
≦D2であり、かつ易染性ポリマーの平衡染着量
が少なくとも30mg/gである特許請求の範囲第1
項記載のシート状物の表面仕上法。 3 下塗層が着色剤を含む重合体である特許請求
の範囲第1項または第2項記載のシート状物の表
面仕上法。 4 上塗層が着色剤を含む易染性ポリマーまたは
着色剤を含む易染性ポリマーを主体とする重合体
である特許請求の範囲第1〜3項記載のいずれか
のシート状物の表面仕上法。 5 仕上が表面凸部を加熱した平滑金属面に接触
させて凸部の頭部を平らにする処理を行う特許請
求の範囲第1〜4項記載のいずれかのシート状物
の表面仕上法。 6 仕上が表面に光沢調整重合体組成液を塗布し
て光沢を調整する特許請求の範囲第1〜4項記載
のいずれかのシート状物の表面仕上法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8965786A JPS62244474A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | シ−ト状物の表面仕上法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8965786A JPS62244474A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | シ−ト状物の表面仕上法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62244474A JPS62244474A (ja) | 1987-10-24 |
| JPH0258983B2 true JPH0258983B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=13976825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8965786A Granted JPS62244474A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | シ−ト状物の表面仕上法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62244474A (ja) |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP8965786A patent/JPS62244474A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62244474A (ja) | 1987-10-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6159581A (en) | Leather-like sheet | |
| US4216251A (en) | Method of producing a leather-like sheet material having a high-quality feeling | |
| JPH02251682A (ja) | 着色された人工皮革 | |
| US4620852A (en) | Grained artificial leather having good color fastness and dyeing method of ultrafine polyamide fibers | |
| US4756947A (en) | Grained artificial leather having good color fastness of ultrafine polyamide fibers | |
| US4190572A (en) | Method of producing a leather-like sheet with a delicate appearance and a deluxe hand | |
| JP2622162B2 (ja) | 皮革様シートおよびその製造法 | |
| JPH11158782A (ja) | 皮革様シート | |
| JPH0258983B2 (ja) | ||
| JP3548766B2 (ja) | 銀付ヌバック調皮革様シート物及びその製造方法 | |
| JPS62243881A (ja) | 皮革様シ−ト状物の表面仕上法 | |
| JPH07871B2 (ja) | 皮革様シ−ト状物の表面仕上法 | |
| JPH0455380B2 (ja) | ||
| US5290593A (en) | Process for converting composite imitation leather into sheet material similar in appearance to natural leather | |
| JPH04333674A (ja) | 皮革様シート状物及びその製造方法 | |
| JP5347099B2 (ja) | 皮革凹凸捺染 | |
| JP2001172857A (ja) | 着色模様不織布およびその製造方法 | |
| JPH06238858A (ja) | 装飾シート、衣料および装飾シートの製造法 | |
| JPS6235040Y2 (ja) | ||
| JPS6142032B2 (ja) | ||
| JPS62135600A (ja) | 銀付皮革 | |
| JPS5943588B2 (ja) | 高級感のある皮革様シ−トの製造法 | |
| JP2515539B2 (ja) | 可変色性合成皮革およびその変色加工方法 | |
| TW589427B (en) | Pull-up ultra-fine fiber artificial leather and method for producing the same | |
| JPS6142019B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |