JPH0259437B2 - - Google Patents

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JPH0259437B2
JPH0259437B2 JP4863082A JP4863082A JPH0259437B2 JP H0259437 B2 JPH0259437 B2 JP H0259437B2 JP 4863082 A JP4863082 A JP 4863082A JP 4863082 A JP4863082 A JP 4863082A JP H0259437 B2 JPH0259437 B2 JP H0259437B2
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JP
Japan
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temperature
circuit
correction
frequency
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Fuminori Suzuki
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Priority to US06/468,002 priority patent/US4473303A/en
Priority to GB08304730A priority patent/GB2118390B/en
Publication of JPS58166285A publication Critical patent/JPS58166285A/ja
Publication of JPH0259437B2 publication Critical patent/JPH0259437B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G3/00Producing timing pulses
    • G04G3/02Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
    • G04G3/027Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency by combining pulse-trains of different frequencies, e.g. obtained from two independent oscillators or from a common oscillator by means of different frequency dividing ratios

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感温発振器を有する温度補償付電子
時計に関するものである。
従来より、電子時計に温度検出回路を搭載し、
携帯中の温度を感知して基準信号源の温度補償を
行なう方法は数多く提案されているが、部品点数
の増加や、感温部の特性のバラツキと水晶発振器
のバラツキとを抑制することの困難さのために実
用化に至つたものは少ない。
近年、従来から行なわれている温度補償コンデ
ンサー方式や、ATカツト水晶振動子を用いた高
周波発振式などに加えて、温度特性が互いに異な
る2個の音叉型水晶振動子を用いて温度補償を行
なう電子時計が開発された。
この新しい方式のうち、単一の増巾器に対して
並列に2個の水晶振動子を接続するやり方は、特
に温度検出は行なわなくて済むという長所をもつ
が、温度補償帯域がせいぜい0〜40℃である点
と、水晶振動子が特別製でなくてはならぬ点で高
周波発振式に対して優位性は少ない。また、2個
の水晶振動子の差周波数から温度情報を得る方法
であると、2個の発振器同志の干渉あるいは同調
現象による誤差発生の可能性があり、これを避け
ようとして互いの物理的距離を遠ざけると熱平衡
状態が保証されないため温度情報に狂いを生じる
可能性が出てくるといつた問題と、分周器に対し
て細かい補正を行なうため補正動作のサイクルタ
イムが長く、特別な測定器を用いなければ歩度測
定ができないなどの問題を有していた。
つまり、通常の歩度測定器のゲートタイムは2
秒あるいは4秒、場合によつては10秒ゲートが選
べるが、いづれにしても温度補償動作のサイクル
タイムはこの歩度測定器に合わせるべきであり、
そうしなければアフターサービスの上で不都合が
生じるだけでなく、生産工程上も有利とはいえな
いのである。
また、別の方法としては、MOS−FET等によ
り構成された感温発振器による温度測定と、水晶
発振器の容量切換えによる周波数制御とを組合せ
た温度補償方式があり、本出願人によつてすでに
提案してある。
この方式は、トランスミツシヨンゲート等のス
イツチにより断続可能に構成されたコンデンサー
を水晶発振用としてICに内蔵した上、温度情報
に基づいてこれを制御し、平均歩度が断続の時間
比率に依存することを利用して温度補償するもの
であり、最大補正量は切換容量の大きさに依存す
る。この方法によれば、短時間に細かい補正が可
能であるが、欠点も有していた。つまり、温度補
償範囲を広くするためには切換容量を大きくしな
ければならないが、そうすると水晶発振条件を最
適に保つことを防げることとなるため、補償範囲
についても発振条件についてもある程度の犠性を
強いる必要があつたのである。
本発明の目的は、上記問題を解決するものであ
り、水晶発振器の発振条件を最適に保ちながら、
従来になく広い温度帯域について温度補償し、さ
らに出荷検査及び時計店での歩度測定及び歩度調
整を普通の電子時計と同様に行なうことができ
る、扱い易く、しかも量産性に優れた温度補償付
電子時計を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、MOSト
ランジスタにより構成された感温発振器を有する
温度補償回路を時計回路と同一ICチツプ内に設
け、さらに2次曲線的温度特性をもつ水晶振動子
を前記ICチツプが実装された回路基板上に密着
するように実装し、感温発振器と水晶振動子とが
熱平衡状態にあるようにした上で、短時間に緻密
な補正を行なえる容量切換方式を用いた第1の補
正手段により2次曲線的温度特性を階段状の特性
に補正し、一度に大きな補正を行なうことのでき
るパルス割込み方式を用いた第2の補正手段によ
り前記の階段状特性をフラツトな直線に補正する
ように構成されている。
以下、本発明の構成を図に従つて説明する。
第1図は、本発明による電子時計の構成を示す
実施例ブロツク図である。
1は発振用コンデンサー容量を切換えるスイツ
チを備えることにより2種類の周波数で発振し得
るようになつている水晶発振器、2は前記水晶発
振器1からの信号を分周すると同時に割り込みゲ
ートを備えることにより、途中の分周信号を任意
に反転させ得るようになつている分周回路、3は
前記分周回路2からの信号を合成して計時信号を
作り、時刻を表示するための信号を出力する計時
回路、10は前記水晶発振器1のスイツチと、前
記分周回路2の割り込みゲートに対して制御信号
を送る温度補償回路である。
前記温度補償回路10を構成する部分のうち、
4は感温発振器を有し、温度にほぼ比例したデジ
タル情報を出力する温度測定回路、9は内部に2
乗手段と除算手段とを有し、前記温度測定回路4
からの温度情報を2乗し、さらに指定された除数
による除算を行ない、商と剰余を算出する演算回
路、7は前記演算回路9により算出された剰余を
記憶しておく第1記憶手段としての第1レジス
タ、8は商を記憶しておく第2記憶手段としての
第2レジスタ、5は前記第1レジスタ7の出力情
報を参照しながら前記水晶発振器1の有するスイ
ツチに制御パルスを送る時分割回路であり、前記
スイツチと共に第1の補正手段を構成するもので
ある。6は前記第2レジスタ8の出力情報を参照
しながら、前記分周回路2の割り込みゲートに制
御信号を送る割込回路であり、前記割り込みゲー
トと共に第2の補正手段を構成するものである。
第1図の動作を説明すると、水晶発振器1は時
分割回路5からの制御信号電位がローレベルの時
には低い方の周波数、ハイレベルの時には高い方
の周波数で発振するようになつており、分周回路
2は割込回路6からの制御信号が反転する度に加
速されるように構成されている。
そして、計時回路3と共に通常の時計動作を常
に行なつている。
一方、温度測定回路4と演算回路9は間欠的に
動作し、温度測定回路4は内部に有する感温発振
器の信号周期を測定して数値化すると共に、この
数値に指定された定数を乗じあるいは加算して、
その結果得られるデジタル数値情報を出力する。
演算回路9は前記温度測定回路4からの数値情
報を最上位ビツトで符号解釈した上で2乗し、こ
の2乗結果をさらに定数で除し、商としての数値
情報と剰余としての数値情報を出力する。
第1レジスタ7は、前記剰余としての数値情報
を記憶し、第2レジスタ8は前記商としての数値
情報を記憶する。このとき、第1レジスタ7及び
第2レジスタ8は、演算回路9の演算動作中も前
回の演算結果を保持し、新しい演算結果が出る
と、最適なタイミングで瞬時に書き替えられる。
時分割回路5は、2秒サイクルで動作し、常に
第1レジスタ7からの情報を参照しており、この
情報値に比例した時間巾のパルスを水晶発振器1
の切換スイツチに印加するように動作する。割込
回路6も2秒サイクルで動作し、常に第2レジス
タ8からの情報を参照しており、この情報値に等
しい回数だけ前記分周回路2の割り込みゲートを
反転させるように動作する。
この実施例では、16KHz信号を反転させるの
で、1回の割り込み動作は、15.26ppmの補正に
等しい。
第2図は、本発明における温度補償回路4の補
償特性を示す特性図である。
同図に於いて、破線で示した2本の2次曲線
は、時分割回路5からの制御パルスがローレベル
のときの周波数偏差ΔfLと、ハイレベルのときの
周波数偏差ΔfHであり、両者の差(以後、ΔfSW
いう。)はどの温度に於いてもほぼ一定である。
Δf1は第1の補正手段のみが働いた場合の特性
を示し、細かい補正により水晶本来の特性である
2次曲線が階段状の特性に補正される様子を表わ
している。
Δf2は第1の補正手段と第2の補正手段の両方
が働いた場合を示し、第1の補正手段によつて階
段状になつた特性がさらに第2の補正手段によつ
て補正され、広い温度領域にわたつてフラツトな
温度特性となる様子を表わしている。このとき、
頂点温度に於いて、ΔfHは15ppm以上の進み、
ΔfLは偏差ゼロとなつていることを条件とする
が、温度補償回路を調整したあとでトリマーコン
デンサー等の調整でこの状態にしても良く、
ΔfSWは階段の段差分をカバーするだけでよいた
め、従来の方式より小さくて良い。
また、階段状特性となるΔf1の段差は、前記演
算回路9の除算に用いた除数の値とΔfSWの大き
さによつて決まり、第2補正手段の補正ステツプ
15.26ppmにほぼ等しくなるように調整される。
この結果、Δf1の段差が第2補正手段によつて丁
度補われてフラツトな特性が得られるのである。
第5図は第2図に於いて概念的に示した補償特
性をさらに詳しく説明した特性図である。
同図に於いて、破線で示した2本の2次曲線
ΔfL′とΔfH′は、各々第2図の2次曲線ΔfLとΔfH
に対応するものであり、該2次曲線ΔfL′と頂点
温度を等しくする逆の2次曲線Δf0は前記温度測
定回路4の温度情報を2乗することによつて得ら
れたものである。又一点鎖線で示す逆の2次曲線
Δf01,Δf02,Δf03……は前記第1補正手段による
補正特性を説明するために逆の2次曲線Δf0を仮
想的にシフトさせたものである。
さらにΔf2′は第2図に示す補正された直線Δf2
に対応するものであり、前記2つの2次曲線
ΔfL′とΔf0を加えることによつて得られるが実際
はデジタル補正によつてリツプル含む特性となつ
ている。次に本発明の特徴である第1の補正特性
と第2の補正特性について説明する。
まず補正データである逆の2次曲線Δf0を指定
された除数で除した商として前記第2図のΔf1
対応する階段状の特性曲線Δf1′が得られる。前記
除数の値は原理的には第5図のごとく2つの2次
曲線ΔfL′とΔfH′の差であるΔfSW′となるが、実際
の量産の場合には各エレメントのバラツキを考慮
して第2図のごとくΔfSWよりすこし小さな値と
している。
次に剰余を温度に対してプロツトすることによ
つて鋸歯状の特性曲線Δf3が得られる。(曲線を
見易くするため鋸歯の下部を梨地とした) この特性曲線Δf3は前記特性曲線Δf1′の階段の
巾ごとに繰返す鋸歯状波で、各鋸歯状波の傾斜は
シフトされた各2次曲線Δf01,Δf02……によつて
形成されていることから解るように逆の2次曲線
Δf0の傾斜である。
次に上記の2つの特性曲線Δf1′とΔf3による温
度補正動作を説明する。まず温度T1の場合は商
が存在しないので特性曲線Δf3の値、すなわち剰
余のみの補正を行うことによつて補正された直線
Δf2′を得ることが出来る。又温度T2の場合は商が
1つ存在するので特性曲線Δf1′の値ΔfSWに特性曲
線Δf3の値を加えることによつて補正が出来、さ
らに温度T3の場合は商が3つ存在するので特性
曲線Δf1′の値3ΔfSWに特性曲線Δf3の値を加えるこ
とによつて補正が行われる。
又上記の補正動作を第1図に示す回路の動作で
説明すると温度T1の場合は第1の補正手段、す
なわち発振回路の周波数調整のみによつて補正さ
れ、又温度T2の場合は第2の補正手段、すなわ
ち分周回路に於いて1回の可変分周を行うととも
に第1の補正手段による周波数調整が行われる。
さらに温度T3の場合は第2の補正手段による3
回の可変分周を行うとともに第1の補正手段によ
る周波数調整が行われる。
以上の補正動作が全温度領域に渡つて行われる
ことにより補正された直線Δf2′を得ることが出来
る。
第3図は、第1図の構成をより詳細に示す回路
ブロツク図である。
水晶発振器1は、インバーター、帰還抵抗、発
振容量を含む増巾器21に水晶振動子22が接続
され、トリマーコンデンサー23の反対側には切
換スイツチ24によつて断続可能なコンデンサー
25が接続された構成となつている。
分周回路2は、前記水晶発振器1からの信号を
入力として1/2分周を行なう分周器26と、その
出力信号F1を割込回路6からの制御信号P6によ
つて反転させるための割込ゲート27と、この割
込ゲート27の出力信号F1′をさらに分周して計
時単位信号等を作成する分周器28とにより構成
されている。
温度補償回路4を構成する部分のうち、温度測
定回路4は、MOS−FET等で構成された感温発
振器38と、この発振信号の発振周期τを測定し
て数値化すると共に、後述する記憶装置14から
送られてくる数値情報K1を乗じ、さらに数値情
報K2を加算して、さらに定められた数で除して
得られた剰余を温度情報Tとして出力する周期測
定回路39とにより構成されている。
本実施例では、前記定められた数は28であり、
Tは8ビツトの温度情報である。
演算回路9は2乗手段と除算手段とを有してお
り、2乗手段は、前記温度情報Tを、最上位ビツ
トにより符号判定した上で、残り7ビツトについ
て2乗し、この結果得られる14ビツトの数値に比
例したパルス巾の信号P91を出力する2乗回路9
1より成り、除算手段は、前記信号P91をゲート
信号とするためのANDゲート92と、このゲー
ト92を通過してくる分周信号を入力信号として
計数動作する第1カウンター93と、この第1カ
ウンター93の値と後述する記憶装置14から送
られてくる数値情報K3との一致を検出して一致
信号を出力する一致回路95と、前記一致信号と
コントロール信号C1とを入力信号とし、前記第
1カウンター93のリセツト端子に出力信号を送
るORゲート96と、前記コントロール信号C1
リセツト端子の入力信号とすると共に、前記一致
回路95の出力する一致信号を計数する第2カウ
ンター94とにより構成されている。14は、前
記温度測定回路4の動作を規制するための設定値
K1及びK2と、前記演算回路9の動作を規制する
ための設定値K3とを記憶しておくための記憶装
置であり、K1は温度情報Tの温度に対する感度
を指定する数値情報、K2は温度情報Tのオフセ
ツト調整のための数値情報、K3は演算回路9の
除算手段の除数を指定する数値情報である。
第1レジスタ7は8ビツトのラツチ回路で、コ
ントロール信号C2を同期信号として前記第1カ
ウンター93の値を読み込むように構成されてい
る。
第2レジスタ8は3ビツトのラツチ回路で、前
記コントロール信号C2を同期信号として前記第
2カウンター94の値を読み込むように構成され
ている。
第1レジスタ7の情報に基づいて動作する時分
割回路5は、ネガテイブトリガーセツト型のFF
51と一致検出回路52とにより構成されたパル
ス作成回路で、一致検出回路52は一方のデータ
として512Hz〜0.5Hzの分周信号F9〜F16を入力し、
第1レジスタ7からの8ビツトの数値情報をもう
一方のデータとして入力する構成となつており、
一致信号は前記FF51のリセツト端子に入力さ
れている。
前記分周信号F16は前記FF51のセツト端子に
も入力され、この時分割回路5の出力パルスP5
はF16の立下りから一致検出までの時間ハイレベ
ルに保たれる。したがつて時分割制御パルスP5
は2秒に1発出力され、そのパルス巾は0から約
2秒まで1/128秒ステツプで変化し得るようになつ ており、このパルスが前記水晶発振器1の切換ス
イツチ24に印加されると、ΔFSW/256ppmステツプ の補正が行なわれ得ることになる。
割込回路6は、第2レジスタ8からの3ビツト
の情報と分周回路2からの分周信号F14,F15と反
転信号1416とを入力信号とするパルス列発生
用ゲート回路と、トグルタイプFF36とにより
構成され、前記パルス列発生用ゲート回路は、
F14,F1516及び前記第2レジスタ8の最下位
ビツトを入力信号とする4入力NAND31と、
F1415及び前記第2レジスタ8の2位ビツトを
入力信号とする3入力NAND32と、14と前記
第2レジスタ8の最上位ビツトを入力信号とする
2入力NAND33と、前記3個のNAND31〜
33の出力信号を入力とする3入力 NAND34と、前記NAND34の出力信号と
分周信号F13を入力信号とするANDゲート35と
により構成され、その出力信号は前記トグルタイ
プFF36に印加され1/2分周されてから、割込パ
ルスP6として分周回路2に送られる。
この結果、割込回路6の出力する制御信号P6
は2秒間に反転する回数が前記第2レジスタ8の
値に一致し、分周回路2の割込みゲート27に印
加されることにより、16KHz信号F1を反転させる
ので、15.26ppmステツプの補正を行なうことに
なる。
記憶装置14は、P−ROMあるいはフユーズ
ROMあるいは基板上の配線パターンを切断する
構造となつている。
第3図の動作をさらに詳しく説明すると次のよ
うになる。
温度測定回路4の有する感温発振器38の発振
周期τは、例えば0℃で5×10-4秒、50℃で7×
10-4秒となるような、発振周期が温度に変例して
変化する特性をもつている。周期測定回路39
は、このτを温度情報Tに変換するためにτの測
定を行ない数値化すると共にこの数値にK1を乗
じ、K2を加算する。
τの測定には基準となる信号が必要であり、本
実施例では、分周回路2からの分周信号F2を用
いており、動作を式にすると次のようになる。
T=K1×τ×fF2+K2−256×m ……(1) ただし、fF2は分周信号F2の周波数であり、m
は正の整数で、Tを表わす8ビツトの上にさらに
上位ビツトがあると仮定するとその上位ビツトの
値である。すなわち、τをK1倍して分周信号F2
で時間測定した結果にK2を加算し、28で除して
得た剰余がTとなることを示している。なお、こ
の温度測定回路については、すでに本出願人によ
り提案されているので詳しい説明は省略する。ま
た、Tは切り捨て整数化されることは言うまでも
ない。
温度情報Tは、演算回路9の2乗手段で再び時
間に変換されるが、その時間長さをtとするとt
は次のように表わすことができる。
t=(T−128)2/fF1 ……(2) すなわち、tは16KHz信号F′1の周期を単位長
さとしている。また、Tの最上位ビツトは符号ビ
ツトとして処理されている。なお、2乗手段の回
路構成によつては次のようになることもある。
t=(T−128)2/fF1 (T≧128) t=(T−127)2/fF1 (T<128) ……(3) このことについては、本質的な問題でないの
で、本実施例では(2)式の動作をするものとする。
この時間tをゲート時間として2KHz信号F4を計
数した値Nは次のようになる。
N=t/fF4 すなわち、 N=(T−128)2/8 ……(4) ただし、Nは切捨て整数化される。いま、第2
カウンター93に残る値をN1、第2カウンター
94に残る値をN2とすると、N及び数値情報K3
との関係は次のようになる。
N=K3×N2+N1 ……(5) すなわち、N1とN2は、NをK3で除したとき
の、剰余と商を表わしている。このとき、第1の
補正手段による補正量H1は次のようになる。
H1=ΔfSW×N1/256 〔ppm〕 ……(6) そして、第2の補正手段による補正量H2は次
のようになる。
H2=15.26×N2 〔ppm〕 ……(7) ここで、ΔfSW×K3=15.26×256という条件が満
足されていると、両者を合わせた全補正量HはN
との関係で表わすことができる。
H=ΔfSW×N/256 〔ppm〕 又は、H=15.26×N/K3 〔ppm〕} ……(8) Nは(4)式に示したようにTの2次関数であるか
ら、数値情報K1及びK2によつてTを適切な特性
に合わせることにより、水晶発振器の2次特性を
補正することができる。
さらに、K3の設定によつて、ΔfSWが15.26ppm
よりも大きい場合でも第1補正手段による補正の
段差を15.26ppmに規制し、第2補正手段の補正
ステツプに一致させることができ、両補正手段の
連係をなめらかにすることができるのである。
なお、本実施例に於いて、演算回路9は2乗手
段と除算手段を有しているが、さらに加算手段を
有するように構成することによつて、温度補償だ
けでなく、歩度調整も同時に行なうようにするこ
とができる。
すなわち、前記3つの数値情報K1,K2,K3
よつて、される温度補償回路10は、水晶発振器
の遅い方の周波数温度特性と一点で接するような
フラツトな直線に温度特性を補正するためのもの
であり、このフラツトな特性を平行移動して偏差
零とするためには、やはりトリマーコンデンサー
を回転してやらねばならないのである。この作業
は、月差10〜20秒程度の通常の電子時計ではあま
り問題にならないが、それ以上の精度を得ようと
すると急に大きな問題となつてくる。この問題を
解決しなければ、いくら温度特性をフラツトにし
たところで高い精度を得ることができないのは言
うまでもない。本発明の温度補償回路は、この歩
度調整についてもデジタル数値設定によつて処理
する手段を簡単に導入できるので説明する。
第4図は、上記目的のため、演算回路9内の第
1カウンター93と第2カウンター94を演算開
始時にコントロール信号C1によつてリセツトす
る代りに、別に指定された数値情報をプリセツト
するようにした演算回路9′の構成を示す回路ブ
ロツク図である。
第1カウンター93′は、ORゲート96の出
力信号に同期してデータを読み込むので、桁上げ
の度にプリセツトされ、第2カウンター94′は
コントロール信号C1に同期して計数動作に先立
つてプリセツトされる。このプリセツトされる数
値情報は、前記両カウンター93′,94′に加算
されていることになり、この数値の分だけ第1補
正手段及び第2補正手段の補正量は全温度で一律
に増えることになる。従つてこの値を適当に選ぶ
ことにより温度補償されてフラツトになつた特性
を偏差零に合せ込むことができるのである。
このプリセツト動作に係る部分は、除算手段と
重複するところがあるが、加算手段と考えること
ができる。また、加算手段としては前述したプリ
セツト方式でなく、第1カウンター93及び第2
カウンターの計数動作終了後に加算器を用いて数
値情報を加算する方法も考えられるし、演算回路
9に加算手段を設けるのではなく、時分割回路5
あるいは割込回路6に加算手段を装備することも
できる。
なお、本発明は、感温発振器の発振周波数が温
度に比例あるいは逆比例する場合にも容易に実現
できることは言うまでもない。また、第2補正手
段による補正は15.26ppmステツプに限らず、
32KHz信号を反転させて補正するように構成すれ
ば、7.63ppmステツプになるし、8KHz信号を反
転させれば、30.52ppmステツプとなり、第1補
正手段の補正もこれに合わせてやれば同様に優れ
たシステムを実現できる。このとき、第2カウン
ターのビツト数は3ビツトに限らず、特に
7.63ppmステツプのときは増設すべきである。
このように、本発明の電子時計は、温度にほぼ
比例した温度情報を出力する温度測定回路と、水
晶発振器の周波数を制御する第1の補正手段と、
分周回路の動作を制御する第2の補正手段と、2
乗手段と除算手段あるいはさらに加算手段とを有
することにより前記温度測定回路からの温度情報
を2乗し、この2乗結果を指定された除数で除し
て商と剰余を算出し、あるいは前記商と剰余にさ
らに指定された定数を加算する演算回路と、前記
剰余あるいはこの剰余に定数を加算した値を記憶
する第1レジスタと、前記商あるいはこの商に別
の定数を加算した値を記憶する第2レジスタとを
備え、前記第1レジスタの値によつて前記第1の
補正手段の制御を行ない、前記第2レジスタの値
によつて前記第2の補正手段の制御を行なうこと
により、従来に無く広い温度領域の温度補償を実
現し、あるいは歩度調整をも同時に行なうもので
あり、人間が生活し得るどのような環境に保管さ
れても高い精度を保つことができ、しかも周波数
補正動作のサイクルタイムが短かいため歩度測定
が迅速に行なえ、さらに高精度品にあり勝ちな歩
度調整工程の増大を避け、むしろ減少した優れた
温度補償方式を提供するものであり、今後の電子
時計の発展に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す実施例ブロツ
ク図、第2図は本発明の温度補償動作を示す温度
特性図、第3図は第1図の構成をより詳しく示す
回路ブロツク図、第4図は別の実施例を示す要部
回路ブロツク図である。第5図は本発明の補償特
性を詳しく説明した特性図である。 4……温度補償回路、5……時分割回路、6…
…割り込み回路、7……第1レジスタ、8……第
2レジスタ、9……演算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周波数温度特性が略2次曲線となる水晶発振
    器と、該水晶発振器出力から計時単位信号を作成
    する分周回路と、温度にほぼ比例した温度情報を
    出力する温度測定回路とを備えた温度補償付電子
    時計に於いて、前記水晶発振器の発振周波数を制
    御する第1の補正手段と、前記分周回路の動作を
    制御する第2の補正手段と、前記温度測定回路か
    らの数値情報を2乗するための2乗手段及びその
    2乗結果をさらに指定された除数で除して商と剰
    余を算出するための除算手段を有する演算回路
    と、前記剰余を記憶する第1記憶手段と、前記商
    を記憶する第2記憶手段とを設け、前記第1記憶
    手段からの情報により前記第1の補正手段を制御
    し、前記第2記憶手段からの情報により前記第2
    の補正手段を制御するように構成したことを特徴
    とする温度補償付電子時計。 2 演算回路は、除算で得られた商と剰余にさら
    に別に指定された定数を加算するための加算手段
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の温度補償付電子時計。
JP4863082A 1982-02-19 1982-03-26 温度補償付電子時計 Granted JPS58166285A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4863082A JPS58166285A (ja) 1982-03-26 1982-03-26 温度補償付電子時計
US06/468,002 US4473303A (en) 1982-02-19 1983-02-18 Electronic timepiece
GB08304730A GB2118390B (en) 1982-02-19 1983-02-21 Electronic timepiece

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JP4863082A JPS58166285A (ja) 1982-03-26 1982-03-26 温度補償付電子時計

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JPS58166285A JPS58166285A (ja) 1983-10-01
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JP4863082A Granted JPS58166285A (ja) 1982-02-19 1982-03-26 温度補償付電子時計

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JPS61116406A (ja) * 1984-11-09 1986-06-03 Seiko Epson Corp 温度補償付電子時計
JP2002372590A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Citizen Watch Co Ltd 電子時計

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JPS58166285A (ja) 1983-10-01

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