JPH0260637B2 - - Google Patents
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- JPH0260637B2 JPH0260637B2 JP12692580A JP12692580A JPH0260637B2 JP H0260637 B2 JPH0260637 B2 JP H0260637B2 JP 12692580 A JP12692580 A JP 12692580A JP 12692580 A JP12692580 A JP 12692580A JP H0260637 B2 JPH0260637 B2 JP H0260637B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、陶磁器に絵画、文字(以下これを
絵画と略称する)を形成する方法に関するもので
ある。
絵画と略称する)を形成する方法に関するもので
ある。
陶磁器に量産的に絵付けを行う1つの方法とし
て、溶剤型インキを用いて例えば、スクリーン印
刷によつて転写紙に絵画を印刷し、この転写紙を
陶磁器に転写する方法が知られている。ところ
が、溶剤型インクを用いているので、印刷作業中
などすべての作業工程の間、インキ中の溶剤が絶
えず蒸発することになり、発生する有害ガスによ
つて作業環境が悪化し、又、印刷途中においても
溶剤の蒸発に伴つてインキの流動性も次第に低下
するので、スクリーン印刷においては、スクリー
ン版に目詰りを生じ易く、印刷枚数を多くするこ
とや微細な線等を印刷することが極めて困難とな
つている。そしてこの目詰り防止のために、高沸
点の溶剤を使用することになり、そうすると印刷
された転写紙の乾燥所要時間が長くなるうえ、乾
燥のために広い作業場と多くの人手を必要とする
ことになつて、乾燥作業コスストが著しく高価と
なり、重ね刷りを行うには夫々の印刷終了後に長
い乾燥時間を要することになつて、実施化が困難
であつた。又、揮発性の溶剤を完全に蒸発させる
のは極めて困難であり、多少共、溶剤が残存して
いるため、乾燥終了後の転写紙相互間に、例えば
硫酸紙の如き離型紙をはさみ込む手数も必要とな
つている。そこで出願人は、紫外線硬化型樹脂を
用いることによつて溶剤型インクにみられる上記
の問題を解決せんとしたものである。
て、溶剤型インキを用いて例えば、スクリーン印
刷によつて転写紙に絵画を印刷し、この転写紙を
陶磁器に転写する方法が知られている。ところ
が、溶剤型インクを用いているので、印刷作業中
などすべての作業工程の間、インキ中の溶剤が絶
えず蒸発することになり、発生する有害ガスによ
つて作業環境が悪化し、又、印刷途中においても
溶剤の蒸発に伴つてインキの流動性も次第に低下
するので、スクリーン印刷においては、スクリー
ン版に目詰りを生じ易く、印刷枚数を多くするこ
とや微細な線等を印刷することが極めて困難とな
つている。そしてこの目詰り防止のために、高沸
点の溶剤を使用することになり、そうすると印刷
された転写紙の乾燥所要時間が長くなるうえ、乾
燥のために広い作業場と多くの人手を必要とする
ことになつて、乾燥作業コスストが著しく高価と
なり、重ね刷りを行うには夫々の印刷終了後に長
い乾燥時間を要することになつて、実施化が困難
であつた。又、揮発性の溶剤を完全に蒸発させる
のは極めて困難であり、多少共、溶剤が残存して
いるため、乾燥終了後の転写紙相互間に、例えば
硫酸紙の如き離型紙をはさみ込む手数も必要とな
つている。そこで出願人は、紫外線硬化型樹脂を
用いることによつて溶剤型インクにみられる上記
の問題を解決せんとしたものである。
そして、特公昭52−42808号及び特開昭54−
120613号の夫々の公報には、陶磁器の釉掛けに紫
外線硬化型樹脂を使用した技術が開示されている
が、これらの技術は、単なる釉薬だけでは釉薬層
が弱いので、これを強化するために紫外線硬化型
樹脂を加えたものであり、しかも、転写紙用イン
キについてこれを使用しているものでは無く、絵
付けインクとしての前記問題点解決には到つてい
ないのである。
120613号の夫々の公報には、陶磁器の釉掛けに紫
外線硬化型樹脂を使用した技術が開示されている
が、これらの技術は、単なる釉薬だけでは釉薬層
が弱いので、これを強化するために紫外線硬化型
樹脂を加えたものであり、しかも、転写紙用イン
キについてこれを使用しているものでは無く、絵
付けインクとしての前記問題点解決には到つてい
ないのである。
そしてこの発明の構成は、微細に分割した顔料
50〜95重量部と、紫外線硬化性樹脂組成物5〜50
重量部からなる焼成用重合ペーストで転写紙に絵
画を形成し、光硬化させる工程と、前記工程で得
られた転写紙の絵画を陶磁器上に転写させる工程
と、該絵画を焼成して前記顔料から形成された絵
画を陶磁器上に固着する工程からなる陶磁器の絵
画形成法である。
50〜95重量部と、紫外線硬化性樹脂組成物5〜50
重量部からなる焼成用重合ペーストで転写紙に絵
画を形成し、光硬化させる工程と、前記工程で得
られた転写紙の絵画を陶磁器上に転写させる工程
と、該絵画を焼成して前記顔料から形成された絵
画を陶磁器上に固着する工程からなる陶磁器の絵
画形成法である。
ここでこの発明において顔料とは、一般的に陶
磁器界で使用せられているものを云う。
磁器界で使用せられているものを云う。
次にこの発明の実施例における製造工程を図に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
先づ、微細に分割した顔料50〜95重量部Sと紫
外線硬化性樹脂組成物5〜50重量部からなる焼成
用重合ペーストP(以下ペーストと称す)で転写
紙に絵画を形成し、光硬化させ、更にこの絵画上
に他の絵画を重ねて画きたいときは、前記光硬化
せしめた絵画上に再び前述のペーストPを用い
て、絵画を形成し、光硬化させる。
外線硬化性樹脂組成物5〜50重量部からなる焼成
用重合ペーストP(以下ペーストと称す)で転写
紙に絵画を形成し、光硬化させ、更にこの絵画上
に他の絵画を重ねて画きたいときは、前記光硬化
せしめた絵画上に再び前述のペーストPを用い
て、絵画を形成し、光硬化させる。
次に、前記工程で得られた転写紙の絵画を陶磁
器上に転写し、焼成し、前記微細に分割した顔料
50〜95重量部(以下固形分と称す)を陶磁器上に
焼成する。このような方法により、単色のペース
トP又は混合色のペーストP上に、更に重ねて、
他の色彩のペーストPを用いて、絵画を形成した
陶磁器を製造し得る。
器上に転写し、焼成し、前記微細に分割した顔料
50〜95重量部(以下固形分と称す)を陶磁器上に
焼成する。このような方法により、単色のペース
トP又は混合色のペーストP上に、更に重ねて、
他の色彩のペーストPを用いて、絵画を形成した
陶磁器を製造し得る。
本発明による転写紙に依る陶磁器の絵画形成法
の工程の一実施例を図に示す。台紙1にデキスト
リン2を塗布した工程1(m1)から工程2(m2)
で所要の色彩を持つ固形分を主成分としたペース
トPにより、転写紙に印刷等の手段により絵画を
形成する。次に工程3(m3)で紫外線U.Vを照射
し、工程4(m4)に示す如く、光重合したペース
ト3で形成された絵画を得、更に、この絵画の上
に他の絵画を重ねる場合は、再び前述の工程2
(m2)、工程3(m3)を繰返す。次に、工程5
(m5)で、紫外線硬化型樹脂組成物100重量部又
は熱分解重合体組成物100重量部からなる透明イ
ンキCにより前記絵画を覆いオーバコート4を形
成し、工程6(m6)により再び紫外線U.Vを該オ
ーバコート4に照射するか、又は、透明インキC
が熱分解重合体の場合は該オーバコート4を乾燥
させ、工程7(m7)に示す如く光重合又は熱分解
により硬化したオーバコート4aに被覆された転
写紙を得る。該工程7(m7)により転写紙への絵
画形成が終るので、この状態で保存又は製品とし
て取扱うことも可能である。
の工程の一実施例を図に示す。台紙1にデキスト
リン2を塗布した工程1(m1)から工程2(m2)
で所要の色彩を持つ固形分を主成分としたペース
トPにより、転写紙に印刷等の手段により絵画を
形成する。次に工程3(m3)で紫外線U.Vを照射
し、工程4(m4)に示す如く、光重合したペース
ト3で形成された絵画を得、更に、この絵画の上
に他の絵画を重ねる場合は、再び前述の工程2
(m2)、工程3(m3)を繰返す。次に、工程5
(m5)で、紫外線硬化型樹脂組成物100重量部又
は熱分解重合体組成物100重量部からなる透明イ
ンキCにより前記絵画を覆いオーバコート4を形
成し、工程6(m6)により再び紫外線U.Vを該オ
ーバコート4に照射するか、又は、透明インキC
が熱分解重合体の場合は該オーバコート4を乾燥
させ、工程7(m7)に示す如く光重合又は熱分解
により硬化したオーバコート4aに被覆された転
写紙を得る。該工程7(m7)により転写紙への絵
画形成が終るので、この状態で保存又は製品とし
て取扱うことも可能である。
次に、工程8(m8)で前記工程7(m7)を完了
した転写紙を水5に1分〜1分30秒浸漬し、台紙
1上に塗布されたデキストリン2を溶解して工程
9(m9)に示す如く台紙1から転写物6を剥離す
る。更に剥離した転写物6を柔かいスキージ(ゴ
ムの箟)上に載せ、工程10(m10)に示す如く陶
磁器7上にスライド転写する。この工程10(m10)
完了後、工程11(m11)に示す如く炉8で焼成す
る。該工程11(m11)により前述の硬化したオー
バコート4aは焼失し陶磁器上に所望の絵画が焼
成される。
した転写紙を水5に1分〜1分30秒浸漬し、台紙
1上に塗布されたデキストリン2を溶解して工程
9(m9)に示す如く台紙1から転写物6を剥離す
る。更に剥離した転写物6を柔かいスキージ(ゴ
ムの箟)上に載せ、工程10(m10)に示す如く陶
磁器7上にスライド転写する。この工程10(m10)
完了後、工程11(m11)に示す如く炉8で焼成す
る。該工程11(m11)により前述の硬化したオー
バコート4aは焼失し陶磁器上に所望の絵画が焼
成される。
本発明の前記実施例はこれに限定されるもので
なく、例えば、転写物6を転写する際裏返す方
法、又は、台紙1上に薄いライスペーパーを設け
た転写紙を使用する方法等があるが、全く任意で
ある。
なく、例えば、転写物6を転写する際裏返す方
法、又は、台紙1上に薄いライスペーパーを設け
た転写紙を使用する方法等があるが、全く任意で
ある。
この発明に係る陶磁器の絵画形成法は上述のよ
うに、微細に分割した顔料50〜95重量部と、紫外
線硬化性樹脂組成物5〜50重量部からなる焼成用
重合ペーストで転写紙に絵画を形成し、光硬化さ
せる工程と、前記工程で得られた転写紙の絵画を
陶磁器上に転写させる工程と、該絵画を焼成して
前記顔料から形成された絵画を陶磁器上に固着す
る工程からなる陶磁器の絵画形成法であつて、紫
外線硬化性樹脂を含むペーストを用いて印刷した
転写紙によつて絵付けを行つているので、印刷作
業を含むすべての作業工程において、インキから
蒸発する溶剤の如き物質が全く無いので、作業環
境は著しく向上することになり、又、印刷工程中
にインキの固化が進行するようなことが無いの
で、微細な絵や文字等を鮮明に印刷できるもので
あつて、特にスクリーン印刷を用いたとき、スク
リーン版に目詰りが発生し難くなつて、微細な絵
画を、多数枚の転写紙に印刷できるため、美麗な
絵画を能率良く印刷できることになつた。又、印
刷されたインキは、通常10秒ていどの極めて短時
間の紫外線照射によつて充分に重合、固形化する
ので、溶剤型インキの如く約1時間もの長い乾燥
工程は、この発明によつて省略できることになつ
て、印刷工程時間と作業コストを大巾に短縮でき
ると共に、多色の重ね刷りを行うにも、極めて短
時間で印刷→光硬化→印刷→光硬化の工程を繰返
すことができるものであつて、多色の複雑な絵付
けを容易に行うことができることになつた。又、
転写紙に塗付してあるデキストリンは加熱に弱い
ため、従来の溶剤型インクの場合、乾燥温度を高
くできず、固形化が不充分となり勝ちであつて、
溶剤が残溜し易く、この結果、転写紙を積重ねて
保管する際に、インキ部分が固着するいわゆるブ
ロツキング現象が発生し易く、この対策として転
写紙相互間にいちいち離型紙をはさみ込まねばな
らないが、この発明では、光硬化工程によつて充
分に固形化しているため、ブロツキングの発生が
無く、保管作業も極めて容易となつたのであり、
しかも、上記のように構成された転写紙によつて
陶磁器に極めて容易に絵画を形成できることにな
つたのである。
うに、微細に分割した顔料50〜95重量部と、紫外
線硬化性樹脂組成物5〜50重量部からなる焼成用
重合ペーストで転写紙に絵画を形成し、光硬化さ
せる工程と、前記工程で得られた転写紙の絵画を
陶磁器上に転写させる工程と、該絵画を焼成して
前記顔料から形成された絵画を陶磁器上に固着す
る工程からなる陶磁器の絵画形成法であつて、紫
外線硬化性樹脂を含むペーストを用いて印刷した
転写紙によつて絵付けを行つているので、印刷作
業を含むすべての作業工程において、インキから
蒸発する溶剤の如き物質が全く無いので、作業環
境は著しく向上することになり、又、印刷工程中
にインキの固化が進行するようなことが無いの
で、微細な絵や文字等を鮮明に印刷できるもので
あつて、特にスクリーン印刷を用いたとき、スク
リーン版に目詰りが発生し難くなつて、微細な絵
画を、多数枚の転写紙に印刷できるため、美麗な
絵画を能率良く印刷できることになつた。又、印
刷されたインキは、通常10秒ていどの極めて短時
間の紫外線照射によつて充分に重合、固形化する
ので、溶剤型インキの如く約1時間もの長い乾燥
工程は、この発明によつて省略できることになつ
て、印刷工程時間と作業コストを大巾に短縮でき
ると共に、多色の重ね刷りを行うにも、極めて短
時間で印刷→光硬化→印刷→光硬化の工程を繰返
すことができるものであつて、多色の複雑な絵付
けを容易に行うことができることになつた。又、
転写紙に塗付してあるデキストリンは加熱に弱い
ため、従来の溶剤型インクの場合、乾燥温度を高
くできず、固形化が不充分となり勝ちであつて、
溶剤が残溜し易く、この結果、転写紙を積重ねて
保管する際に、インキ部分が固着するいわゆるブ
ロツキング現象が発生し易く、この対策として転
写紙相互間にいちいち離型紙をはさみ込まねばな
らないが、この発明では、光硬化工程によつて充
分に固形化しているため、ブロツキングの発生が
無く、保管作業も極めて容易となつたのであり、
しかも、上記のように構成された転写紙によつて
陶磁器に極めて容易に絵画を形成できることにな
つたのである。
次にこの発明の実施例を、従来の溶剤型インキ
を用いた場合に比較して説明する。
を用いた場合に比較して説明する。
使用インキ
a 紫外線硬化型陶磁器絵付用インキ()
紫外線硬化性樹脂バインダー40部、陶磁器絵付
用顔料(セレン赤)60部、光開始剤4部、レベリ
ング剤2部を3本ロールで練肉し、紫外線硬化型
陶磁器絵付用インキ()を得た。
用顔料(セレン赤)60部、光開始剤4部、レベリ
ング剤2部を3本ロールで練肉し、紫外線硬化型
陶磁器絵付用インキ()を得た。
b 溶剤型陶磁器絵付用インキ()
メタクリル酸メチル(MMA)とメタクリル酸
n−ブチル(n−BMA)の共重合体(組成比:
MMA/n−BMA=18/82モル比)を41部、溶
剤(トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、
ジメチルベンゼンなどの混合物)を57部、可塑剤
(エチルフタル、エチルグリコレート)7部をそ
れぞれ加え、よく混合して溶剤型バインダーを
得、この溶剤型バインダー40部、陶磁器絵付用顔
料(セレン赤)60部を3本ロールで練肉し、溶剤
型陶磁器絵付用インキ()を得た。
n−ブチル(n−BMA)の共重合体(組成比:
MMA/n−BMA=18/82モル比)を41部、溶
剤(トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、
ジメチルベンゼンなどの混合物)を57部、可塑剤
(エチルフタル、エチルグリコレート)7部をそ
れぞれ加え、よく混合して溶剤型バインダーを
得、この溶剤型バインダー40部、陶磁器絵付用顔
料(セレン赤)60部を3本ロールで練肉し、溶剤
型陶磁器絵付用インキ()を得た。
カバーコート
a カバーコート用紫外線硬化型樹脂()
紫外線硬化性樹脂100部、レベリング剤2部、
光開始剤7部を室温で混合し、カバーコート用紫
外線硬化型樹脂()を得た。
光開始剤7部を室温で混合し、カバーコート用紫
外線硬化型樹脂()を得た。
b カバーコート用溶剤型樹脂()
ポリエチルメタクリレート34部、溶剤(トルエ
ン、キシレン、トリメチルベンゼン、ジメチルベ
ンゼンなどの混合物)56部、可塑剤(ジデシルフ
タレート)8部、有機顔料2部を加え、よく混合
させてカバーコート用溶剤型樹脂()を得た。
ン、キシレン、トリメチルベンゼン、ジメチルベ
ンゼンなどの混合物)56部、可塑剤(ジデシルフ
タレート)8部、有機顔料2部を加え、よく混合
させてカバーコート用溶剤型樹脂()を得た。
実施例
デキストリン溶液を塗布した単紙に上記紫外線
硬化型陶磁器絵付用インキ()を用いて、
100μ〜5mmの線巾から成る250meshのスクリーン
版により絵柄をスクリーン印刷した。この際に印
刷枚数が1000枚を越えても、スクリーン版の目詰
まりによる線巾のカスレは生じなかつた。印刷さ
れた絵柄は5.6kw水銀灯下15cmの距離で10秒間照
射し硬化させた。次いでカバーコート層として、
上記カバーコート用紫外線硬化型樹脂()を絵
上に印刷し、同じく紫外線を10秒間照射して硬化
させ、本発明の陶磁器絵付用転写紙を得た。得ら
れた転写紙を湿式法で白磁器に転写し、100℃/
時間の昇温速度で800℃に達するまで焼成したと
ころ、クラツク、絵柄のとび、ピンホールはな
く、外観の良好な磁器を得た。
硬化型陶磁器絵付用インキ()を用いて、
100μ〜5mmの線巾から成る250meshのスクリーン
版により絵柄をスクリーン印刷した。この際に印
刷枚数が1000枚を越えても、スクリーン版の目詰
まりによる線巾のカスレは生じなかつた。印刷さ
れた絵柄は5.6kw水銀灯下15cmの距離で10秒間照
射し硬化させた。次いでカバーコート層として、
上記カバーコート用紫外線硬化型樹脂()を絵
上に印刷し、同じく紫外線を10秒間照射して硬化
させ、本発明の陶磁器絵付用転写紙を得た。得ら
れた転写紙を湿式法で白磁器に転写し、100℃/
時間の昇温速度で800℃に達するまで焼成したと
ころ、クラツク、絵柄のとび、ピンホールはな
く、外観の良好な磁器を得た。
尚、上述の実施例で得られた陶磁器絵付用転写
紙のブロツキング性を調べるため、印刷面と紙裏
面とを重ね、荷重を加え、下記の条件で陶磁器絵
付用転写紙100枚について試験を行なつたところ、
全くブロツキングは起こしていなかつた。
紙のブロツキング性を調べるため、印刷面と紙裏
面とを重ね、荷重を加え、下記の条件で陶磁器絵
付用転写紙100枚について試験を行なつたところ、
全くブロツキングは起こしていなかつた。
ブロツキング試験条件
荷重:17g/cm2 温度:25℃
湿度:60%RH 放置時間:24hr
比較例
上記実施例と同一のデキストリン液を塗布した
単紙に上記溶剤型陶磁器絵付用インキ()を用
い、上記実施例と同様にスクリーン印刷し、35
℃、50%RHの乾燥機中に1時間放置し乾燥させ
た。
単紙に上記溶剤型陶磁器絵付用インキ()を用
い、上記実施例と同様にスクリーン印刷し、35
℃、50%RHの乾燥機中に1時間放置し乾燥させ
た。
次いで、カバーコート層としてカバーコート用
溶剤型樹脂()で絵柄上に印刷し、同じく35
℃、50%RHの乾燥機中に1時間放置し乾燥させ
た。転写及び焼成条件は上記実施例と全く同様に
行なつた結果、クラツク、ピンホールなどは見ら
れなかつたが、発色性は紫外線硬化型インキ
()を使用した方が良かつた。
溶剤型樹脂()で絵柄上に印刷し、同じく35
℃、50%RHの乾燥機中に1時間放置し乾燥させ
た。転写及び焼成条件は上記実施例と全く同様に
行なつた結果、クラツク、ピンホールなどは見ら
れなかつたが、発色性は紫外線硬化型インキ
()を使用した方が良かつた。
尚、この溶剤型陶磁器絵付用インキ()を使
用してスクリーン印刷を行なつた場合は、印刷枚
数が20枚を越えると、スクリーン版の目詰まりに
より100μの線巾にカスレが生じた。また、上記
実施例と同様な方法で溶剤型インキ()で構成
された陶磁器絵付用転写紙のブロツキング試験を
行なつたところ、転写紙100枚のうち30%にあた
る30枚の転写紙にブロツキングが観察された。
用してスクリーン印刷を行なつた場合は、印刷枚
数が20枚を越えると、スクリーン版の目詰まりに
より100μの線巾にカスレが生じた。また、上記
実施例と同様な方法で溶剤型インキ()で構成
された陶磁器絵付用転写紙のブロツキング試験を
行なつたところ、転写紙100枚のうち30%にあた
る30枚の転写紙にブロツキングが観察された。
図は本発明に係る陶磁器の絵画形成法の解説図
である。 符号説明、1……台紙、2……デキストリン、
3……光重合したペースト、4……オーバコー
ト、4a……硬化したオーバコート、5……水、
6……転写物、7……陶磁器、8……炉、C……
透明インキ、P……焼成用光重合ペースト(ペー
スト)、U.V……紫外線。
である。 符号説明、1……台紙、2……デキストリン、
3……光重合したペースト、4……オーバコー
ト、4a……硬化したオーバコート、5……水、
6……転写物、7……陶磁器、8……炉、C……
透明インキ、P……焼成用光重合ペースト(ペー
スト)、U.V……紫外線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 微細に分割した顔料50〜95重量部と、紫外線
硬化性樹脂組成物5〜50重量部からなる焼成用重
合ペーストで転写紙に絵画を形成し、光硬化させ
る工程と、前記工程で得られた転写紙の絵画を陶
磁器上に転写させる工程と、該絵画を焼成して前
記顔料から形成された絵画を陶磁器上に固着する
工程からなる陶磁器の絵画形成法。 2 前記微細に分割した顔料50〜95重量部と紫外
線硬化性樹脂組成物5〜50重量部からなる焼成用
光重合ペーストで転写紙に絵画を形成後、紫外線
により当該絵画を硬化し、更に、この絵画上に重
ねて他の絵画を形成することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の陶磁器の絵画形成法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12692580A JPS5751179A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Ceramic picture formation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12692580A JPS5751179A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Ceramic picture formation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5751179A JPS5751179A (en) | 1982-03-25 |
| JPH0260637B2 true JPH0260637B2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=14947287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12692580A Granted JPS5751179A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Ceramic picture formation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5751179A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0562348U (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-20 | 株式会社松山製作所 | ミラー角度調整装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5935079A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-25 | 日本写真印刷株式会社 | セラミツク製品絵付用転写シ−ト及びこれを用いた絵付セラミツク製品の製造方法 |
| JP6440556B2 (ja) * | 2015-04-07 | 2018-12-19 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 転写シートの製造方法及びその利用 |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP12692580A patent/JPS5751179A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0562348U (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-20 | 株式会社松山製作所 | ミラー角度調整装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5751179A (en) | 1982-03-25 |
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