JPH0260793A - Icカード用の半導体装置 - Google Patents
Icカード用の半導体装置Info
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- JPH0260793A JPH0260793A JP63210682A JP21068288A JPH0260793A JP H0260793 A JPH0260793 A JP H0260793A JP 63210682 A JP63210682 A JP 63210682A JP 21068288 A JP21068288 A JP 21068288A JP H0260793 A JPH0260793 A JP H0260793A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はICカード用の半導体装置に係り、更に詳しく
は、カード搭載用のChip on Board型IC
モジュールに関する− [従来の技術] ICカードは、コンパクトでありながら記憶容量が大き
く情報の読み書きができることから、近時急速に普及し
つつある。
は、カード搭載用のChip on Board型IC
モジュールに関する− [従来の技術] ICカードは、コンパクトでありながら記憶容量が大き
く情報の読み書きができることから、近時急速に普及し
つつある。
第4図〜第】1図は従来のICカードに係り、第4図並
びに第5図示のように、例えば塩化ビニールなどのプラ
スチック製のカード1の収納凹部内に、ICカード用の
ICチップを樹脂で封止してなるICモジュール3を内
蔵・搭載して接着剤2で固着し、該ICモジュール3に
形成した外部接続用の端子部4をカード1の表面と路面
−に露呈させた構成を採っている。そして、ICカード
をカードリーダライタに装着した際には、上記端子部4
を介して情報の読み書きが行なわれるようになっている
。
びに第5図示のように、例えば塩化ビニールなどのプラ
スチック製のカード1の収納凹部内に、ICカード用の
ICチップを樹脂で封止してなるICモジュール3を内
蔵・搭載して接着剤2で固着し、該ICモジュール3に
形成した外部接続用の端子部4をカード1の表面と路面
−に露呈させた構成を採っている。そして、ICカード
をカードリーダライタに装着した際には、上記端子部4
を介して情報の読み書きが行なわれるようになっている
。
第6図は前記ICモジュール3を示している。
同図において、5はモジュール用の基板で、該基板の一
面上にはICチップ接続用の導体パターン6並びに金属
製のダイパッド7が形成されており、また、基板5の他
面には上記導体パターン6とスルーホール8を介して接
続された端子4が形成されている。10はICチップで
、上記ダイパツド7上に、例えば熱硬化型のエポキシ系
樹脂等よりなるダイボンド材11を加熱硬化させること
によってダイボンディングされており、また、ICチッ
プ10の接続端子部は、Au線12によって前記導体パ
ターン6とワイヤボンディングによって電気的に接続さ
れている。13は封止材で、熱硬化型あるいは光硬化型
の封止用樹脂(通常は熱硬化型のエポキシ系樹脂)より
なっており、ボッティグもしくはトランスファモールド
で形成されて前記ICチップ10を封入・保護するよう
になっている。
面上にはICチップ接続用の導体パターン6並びに金属
製のダイパッド7が形成されており、また、基板5の他
面には上記導体パターン6とスルーホール8を介して接
続された端子4が形成されている。10はICチップで
、上記ダイパツド7上に、例えば熱硬化型のエポキシ系
樹脂等よりなるダイボンド材11を加熱硬化させること
によってダイボンディングされており、また、ICチッ
プ10の接続端子部は、Au線12によって前記導体パ
ターン6とワイヤボンディングによって電気的に接続さ
れている。13は封止材で、熱硬化型あるいは光硬化型
の封止用樹脂(通常は熱硬化型のエポキシ系樹脂)より
なっており、ボッティグもしくはトランスファモールド
で形成されて前記ICチップ10を封入・保護するよう
になっている。
第7図は前記ICモジュール3の製造工程を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、まず工程S1で前記I
Cチップ10がエポキシ系熱硬化型樹脂等よりなる前記
ダイボンド材11によって前記基板5のダイパッド7上
に固着される。次に、工程62のワイヤボンディング工
程で、ICチップ10と基板5の前記導体パターン6と
が接続される。続いて工程S3のポツティング工程で、
ICチップ10が前記封止材13で封止され、封止材1
3が熱硬化型樹脂である場合にはこれが硬化した後、封
止材13が工程S4の研磨工程で所定厚みまで研磨され
てICモジュール3が完成される。
ク図である。同図に示すように、まず工程S1で前記I
Cチップ10がエポキシ系熱硬化型樹脂等よりなる前記
ダイボンド材11によって前記基板5のダイパッド7上
に固着される。次に、工程62のワイヤボンディング工
程で、ICチップ10と基板5の前記導体パターン6と
が接続される。続いて工程S3のポツティング工程で、
ICチップ10が前記封止材13で封止され、封止材1
3が熱硬化型樹脂である場合にはこれが硬化した後、封
止材13が工程S4の研磨工程で所定厚みまで研磨され
てICモジュール3が完成される。
なお、前記封止材13をトランスファモールドで形成す
る場合には、前記工程S2の次に、工程S5のトランス
ファモールド工程で封止材1−3を所定厚みに形成する
ことによって、工程は終了する。
る場合には、前記工程S2の次に、工程S5のトランス
ファモールド工程で封止材1−3を所定厚みに形成する
ことによって、工程は終了する。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上述した従来のICカード用のICモジュー
ル3は、その製造過程において、まずダイボンド工程後
にはダイボンド材11の収縮応力によって、ICチップ
10の表面側には第8図に示すような引張応力が発生す
る。この引張残留応力の大きさは、ダイボンド材11の
ヤング率によって左右され、高ヤング率のダイボンド材
である程引張残留応力値は大きくなる。
ル3は、その製造過程において、まずダイボンド工程後
にはダイボンド材11の収縮応力によって、ICチップ
10の表面側には第8図に示すような引張応力が発生す
る。この引張残留応力の大きさは、ダイボンド材11の
ヤング率によって左右され、高ヤング率のダイボンド材
である程引張残留応力値は大きくなる。
このダイボンド工程後のICチップ10表面の引張応力
は、第9図に示すように1次のポツティング工程時の前
記封止材13の収縮によって圧縮応力側へ緩和されるが
、この緩和の度合いは封止材13のヤング率によって左
右される。即ち、封止材13が高ヤング率であればIC
チップ10の表面側に大きな圧縮応力を及ぼすことにな
り、封止材13による圧縮応力がダイボンド材11の引
張応力に打勝てばICチップ10の表面側には圧縮残留
応力が生じ、また、ダイボンド材11による引張応力が
封止材13の圧縮応力に打勝てばICチップ10の表面
側には依然として引張応力が残留する。
は、第9図に示すように1次のポツティング工程時の前
記封止材13の収縮によって圧縮応力側へ緩和されるが
、この緩和の度合いは封止材13のヤング率によって左
右される。即ち、封止材13が高ヤング率であればIC
チップ10の表面側に大きな圧縮応力を及ぼすことにな
り、封止材13による圧縮応力がダイボンド材11の引
張応力に打勝てばICチップ10の表面側には圧縮残留
応力が生じ、また、ダイボンド材11による引張応力が
封止材13の圧縮応力に打勝てばICチップ10の表面
側には依然として引張応力が残留する。
さらに封止材13を、熱硬化型樹脂のポツティングで形
成する場合は、続く封止材13の研磨工程によって、I
Cチップ10の表面側に圧縮応力を及ぼしていた封止材
13の一部が除去されるため、封止材13による圧縮応
力は緩和される。なお、ICカードは規格上その厚みを
0.78mmに規定されていて、ICモジュール3の厚
みは最大0.68mm以下に制約される。また、ICチ
ップ10の厚みが0.3mmあり、他の要素要素の厚み
を勘案すると封止材13の厚みはICチップ10の表面
上においては0.18mm程度以下に制約される。(な
お、封止材13をトランスファモールド法で形成する場
合は、当初からICチップ10上において封止材13の
厚みは0.18mm以下に制約されているので、研磨は
不要で研磨による残留応力変化はない。また、封止材1
3を光硬化型の樹脂とした時には、ボッティング後樹脂
上にガラス板を押付けて厚みを規制して、この状態で光
照射により樹脂を硬化させるので、この場合も封止工程
後は応力変化はない。)上述したようにICモジュール
3完成後のICチップ10の残留応力は、前記したダイ
ボンド材11のヤング率と、封止材13のヤング率とに
よって大きく左右される。しかしながら、従来のICモ
ジュール3においては、ダイボンド材11並びに封止材
13の各々のヤング率、並びにその組合わせについては
何等考慮がなされておらず、モジュール完成後、第10
図示のようにICチップ10が上に凸にそったり、第1
1図示のように下に凸にそったりし、ICチップ10の
図示上面側もしくは下面側に大きな引張応力が残留しが
ちであった。このため、残留応力と同一方向の外力がI
Cチップに加わった場合、比較的たやす<ICチップ1
0の破損が生じるという問題が指摘されていた。
成する場合は、続く封止材13の研磨工程によって、I
Cチップ10の表面側に圧縮応力を及ぼしていた封止材
13の一部が除去されるため、封止材13による圧縮応
力は緩和される。なお、ICカードは規格上その厚みを
0.78mmに規定されていて、ICモジュール3の厚
みは最大0.68mm以下に制約される。また、ICチ
ップ10の厚みが0.3mmあり、他の要素要素の厚み
を勘案すると封止材13の厚みはICチップ10の表面
上においては0.18mm程度以下に制約される。(な
お、封止材13をトランスファモールド法で形成する場
合は、当初からICチップ10上において封止材13の
厚みは0.18mm以下に制約されているので、研磨は
不要で研磨による残留応力変化はない。また、封止材1
3を光硬化型の樹脂とした時には、ボッティング後樹脂
上にガラス板を押付けて厚みを規制して、この状態で光
照射により樹脂を硬化させるので、この場合も封止工程
後は応力変化はない。)上述したようにICモジュール
3完成後のICチップ10の残留応力は、前記したダイ
ボンド材11のヤング率と、封止材13のヤング率とに
よって大きく左右される。しかしながら、従来のICモ
ジュール3においては、ダイボンド材11並びに封止材
13の各々のヤング率、並びにその組合わせについては
何等考慮がなされておらず、モジュール完成後、第10
図示のようにICチップ10が上に凸にそったり、第1
1図示のように下に凸にそったりし、ICチップ10の
図示上面側もしくは下面側に大きな引張応力が残留しが
ちであった。このため、残留応力と同一方向の外力がI
Cチップに加わった場合、比較的たやす<ICチップ1
0の破損が生じるという問題が指摘されていた。
なお従前一般的には、高ヤング率のダイボンド材11と
高ヤング率の封止材13とを組合わせて用いることが多
く、例えば、ヤング率が300〜400Kgf/mm2
程度の熱硬化型エポキシ樹脂系のダイボンド材11と、
ヤング率が500〜−600Kgf/mm”程度の熱硬
化型エポキシ系の樹脂封止材13とがしばしば用いられ
ていた。
高ヤング率の封止材13とを組合わせて用いることが多
く、例えば、ヤング率が300〜400Kgf/mm2
程度の熱硬化型エポキシ樹脂系のダイボンド材11と、
ヤング率が500〜−600Kgf/mm”程度の熱硬
化型エポキシ系の樹脂封止材13とがしばしば用いられ
ていた。
この場合、ダイボンド11のヤング率が例えば330K
gf/mm”、封止材13のヤング率が550Kgf/
mm”とされた時、第3図で特性線Cとして示すように
、ダイボンディング後にはICチップ10の表面側に(
+)85MPaの引張応力が生じ、研磨工程後において
もICチップ10の表面には(+)50MPa強の引張
応力が生じている。因みに、ICチップ10の破壊限界
値は、引張応力で(+)100MPa、圧縮応力で(−
)500MP a程度であるため、上記したダイボンド
工程によって生じるICチップ10の引張応力は、組立
て工程時のICチップクラックの発生や、カード化した
後のICチップ破壊限界値の低下などを招来し、製造歩
留り並びに製品の信頼性を著しく劣化させるという問題
があった。さらに、高ヤング率同士のダイボンド材11
と封止材13とを組合わせた場合には、各材料ロット間
の材料定数のバラツキ、硬化工程のバラツキなどによっ
て、各材料に起因する応力の関係が大きく変化し易く、
モジュール完成時の残留応力のバラツキが大きく、残留
応力値制御が困難であるいという問題もあった。
gf/mm”、封止材13のヤング率が550Kgf/
mm”とされた時、第3図で特性線Cとして示すように
、ダイボンディング後にはICチップ10の表面側に(
+)85MPaの引張応力が生じ、研磨工程後において
もICチップ10の表面には(+)50MPa強の引張
応力が生じている。因みに、ICチップ10の破壊限界
値は、引張応力で(+)100MPa、圧縮応力で(−
)500MP a程度であるため、上記したダイボンド
工程によって生じるICチップ10の引張応力は、組立
て工程時のICチップクラックの発生や、カード化した
後のICチップ破壊限界値の低下などを招来し、製造歩
留り並びに製品の信頼性を著しく劣化させるという問題
があった。さらに、高ヤング率同士のダイボンド材11
と封止材13とを組合わせた場合には、各材料ロット間
の材料定数のバラツキ、硬化工程のバラツキなどによっ
て、各材料に起因する応力の関係が大きく変化し易く、
モジュール完成時の残留応力のバラツキが大きく、残留
応力値制御が困難であるいという問題もあった。
従って5本発明の解決すべき技術的課題は上述した従来
技術のもつ問題点を解消することにあり、その目的とす
るところは、ICチップの残留応力を軽減し、以って製
造歩留りが向上でき、信頼性の高いICカード用の半導
体装[(ICモジュール)を提供することにある。
技術のもつ問題点を解消することにあり、その目的とす
るところは、ICチップの残留応力を軽減し、以って製
造歩留りが向上でき、信頼性の高いICカード用の半導
体装[(ICモジュール)を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の上記した目的は、基板上にICチップをダイボ
ンド材によってダイボンディングすると共に、基板上の
導体パターンとICチップとをワイヤボンディングし、
さらにICチップを封止材で封止してなるICモジュー
ルを、カードに搭載するようにしたICカード用の半導
体装置において、前記ダイボンド材のヤング率を50K
gf/mm”以下、前記封止材のヤング率を200Kg
f/ m m ”以下とすることによって達成される。
ンド材によってダイボンディングすると共に、基板上の
導体パターンとICチップとをワイヤボンディングし、
さらにICチップを封止材で封止してなるICモジュー
ルを、カードに搭載するようにしたICカード用の半導
体装置において、前記ダイボンド材のヤング率を50K
gf/mm”以下、前記封止材のヤング率を200Kg
f/ m m ”以下とすることによって達成される。
[作用]
本願発明者らは種々検討の結果、ヤング率が50Kgf
/mm”以下のダイボンド材と、ヤング率が200 K
g f /mm’以下の封止材とを組合わせて用いる
ことによって、ICモジュール作製後のICチップの残
留応力が著しく軽減できることを見出した。即ち実験に
よれば、比較的ヤング率の小さい(比較的軟らかい)ダ
イボンド材及び封止相同゛士を組合わせて用いることに
よって、ヤング率の大きいダイボンド材と封止材同士の
組合わせや、ヤング率の大きなダイボンド材とヤング率
の小さな封止材との組合わせ、あるいは、ヤング率の小
さなダイボンド材とヤング率の大きな封止材の組合わせ
に比して、ICチップの残留応力が著しく軽減・改首さ
れることが確認できた。また、ICモジュールをカード
に搭載してICカード化した後に、ICカードに外力が
加った際のICチップの破壊限界値も向上できることが
確認された。
/mm”以下のダイボンド材と、ヤング率が200 K
g f /mm’以下の封止材とを組合わせて用いる
ことによって、ICモジュール作製後のICチップの残
留応力が著しく軽減できることを見出した。即ち実験に
よれば、比較的ヤング率の小さい(比較的軟らかい)ダ
イボンド材及び封止相同゛士を組合わせて用いることに
よって、ヤング率の大きいダイボンド材と封止材同士の
組合わせや、ヤング率の大きなダイボンド材とヤング率
の小さな封止材との組合わせ、あるいは、ヤング率の小
さなダイボンド材とヤング率の大きな封止材の組合わせ
に比して、ICチップの残留応力が著しく軽減・改首さ
れることが確認できた。また、ICモジュールをカード
に搭載してICカード化した後に、ICカードに外力が
加った際のICチップの破壊限界値も向上できることが
確認された。
[実施例]
以下本発明を図示した実施例によって説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係るICカード用の半導
体装置たるICモジュールを示す図で、同図において前
記第6図示の従来構成と同一の部材には同一符号を付し
、その説明は重複を避けるため省略する。
体装置たるICモジュールを示す図で、同図において前
記第6図示の従来構成と同一の部材には同一符号を付し
、その説明は重複を避けるため省略する。
該第1実施例のICモジュール3Aは、前記第6図の従
来例と同等構造をとり同一手法によって作製されている
も、前記ICチップ10を前記ダイパッド7にダイボン
ディングによって固着するだめのダイボンド材11Aと
して、ヤング率が、50Kgf/mm2以下の樹脂、例
えば熱硬化型シリコーンゴム系の樹脂(ゴム系ペースト
)などが用いられている。該ダイボンド材11Aの厚み
は約30μrnに設定されており、ダイボンド材11A
を加熱硬化することによって、厚み約300μmのIC
チップ10が前記基板5上にダイパッド7を介して固着
される。
来例と同等構造をとり同一手法によって作製されている
も、前記ICチップ10を前記ダイパッド7にダイボン
ディングによって固着するだめのダイボンド材11Aと
して、ヤング率が、50Kgf/mm2以下の樹脂、例
えば熱硬化型シリコーンゴム系の樹脂(ゴム系ペースト
)などが用いられている。該ダイボンド材11Aの厚み
は約30μrnに設定されており、ダイボンド材11A
を加熱硬化することによって、厚み約300μmのIC
チップ10が前記基板5上にダイパッド7を介して固着
される。
そして、前述の如く前記Au線12がワイヤボンディン
グされた後、封止材13Aがポツティングによって充填
され、然る後、所定厚みに規制されてICモジュール3
Aが完成される。この封止材13Aは、ヤング率が20
0Kgf/mm”以下の光硬化型のアクリル系樹脂や熱
硬化型のエポキシ系樹脂などが用いられており、光硬化
型の樹脂を用いた場合には、ボッティグ後ガラス板を押
付けて厚みを規制した状態で光を照射して樹脂を硬化し
て封止材13Aを形成し、また、熱硬化型の樹脂を用い
た場合には、樹脂を加熱硬化させた後所磨して封止材1
3Aを形成する。そしてこのようにして、ICチップ1
0の表面上における封止材13の厚みは最大値で180
μm程度になるように設定される。
グされた後、封止材13Aがポツティングによって充填
され、然る後、所定厚みに規制されてICモジュール3
Aが完成される。この封止材13Aは、ヤング率が20
0Kgf/mm”以下の光硬化型のアクリル系樹脂や熱
硬化型のエポキシ系樹脂などが用いられており、光硬化
型の樹脂を用いた場合には、ボッティグ後ガラス板を押
付けて厚みを規制した状態で光を照射して樹脂を硬化し
て封止材13Aを形成し、また、熱硬化型の樹脂を用い
た場合には、樹脂を加熱硬化させた後所磨して封止材1
3Aを形成する。そしてこのようにして、ICチップ1
0の表面上における封止材13の厚みは最大値で180
μm程度になるように設定される。
第2図は本発明の第2実施例に係るICカード用の半導
体装置たるICモジュールを示す図で、該実施例におけ
るICモジュール3Bは、封止材をトランスファモール
ドによって形成しである。
体装置たるICモジュールを示す図で、該実施例におけ
るICモジュール3Bは、封止材をトランスファモール
ドによって形成しである。
同図に示す基板5Aの一面には、前記導体パターン6並
びにダイパッド7が形成されていると共に、該基板5A
の他面には前記スルーホール8を介して導体パターン6
と接続された前記端子部4が形成されている。そして、
前記ICチップ10が、第1実施例のダイボンド材11
Aと同一の材料。
びにダイパッド7が形成されていると共に、該基板5A
の他面には前記スルーホール8を介して導体パターン6
と接続された前記端子部4が形成されている。そして、
前記ICチップ10が、第1実施例のダイボンド材11
Aと同一の材料。
ヤング率、厚みのダイボンド材11Aによってダイボン
ディングされた後、前記Au線12によってICチップ
10と導体パターン6とがワイヤボンディングされ、然
る後、第1実施例の封止材13Δと同一の材料、ヤング
率の封止材13A′をトランスファモールド法で形成す
ることによって、ICモジュール3Bが完成されるよう
になっている。なお、ICチップ10の表面上における
封止材13A′の厚みは前記第1実施例と同様の厚みに
設定されている。
ディングされた後、前記Au線12によってICチップ
10と導体パターン6とがワイヤボンディングされ、然
る後、第1実施例の封止材13Δと同一の材料、ヤング
率の封止材13A′をトランスファモールド法で形成す
ることによって、ICモジュール3Bが完成されるよう
になっている。なお、ICチップ10の表面上における
封止材13A′の厚みは前記第1実施例と同様の厚みに
設定されている。
第3図は、上記した本発明によるICモジュールにおけ
るICチップ10表面の残留応力と、本発明との対比の
ために示す参考例におけるICモジュールのICチップ
10表面の残留応力とを、各プロセス(ダイボンディン
グ後、ポツティングによる封止後、モジュール完成後)
毎に示す残留応力特性図である。同図において、特性線
Δが、ダイボンド材のヤング率を0.2Kgf/mm2
(熱硬化型シリコーンゴム系ダイボンド材)とし、封止
材のヤング率を20Kgf/mm2 (光硬化型アクリ
ル樹脂系封止材)とした本発明の実験例に係るデータを
示している。また、同図の特性線B(参考例1)が、ダ
イボンド材のヤング率を0.2Kgf/mm” (熱
硬化型シリコーンゴム系ダイボンド材)とし、封止材の
ヤング率を550Kgf/mm” (熱硬化型エポキ
シ樹脂系封止材)としたデータを、特性線C(参考例2
)が、ダイボンド材のヤング率を330Kgf/mm2
(熱硬化型エポキシ系ダイボンド材)とし、封止材の
ヤング率を550Kgf/mm” (熱硬化型エポキ
シ樹脂系封止材)としたデータを、特性線D(参考例3
)が、ダイボンド材のヤング率を330Kgf/mm2
(熱硬化型エポキシ系ダイボンド材)とし、封止材の
ヤング率を20 K g f /+am2(光硬化型ア
クリル樹脂系封止材)としたデータをそれぞれ示してい
る。なお、同図における残留応力値の(+)側は引張応
力を、(−)側は圧縮応力をそれぞれ示しており、応力
測定はICチップ10の表面について行なった。
るICチップ10表面の残留応力と、本発明との対比の
ために示す参考例におけるICモジュールのICチップ
10表面の残留応力とを、各プロセス(ダイボンディン
グ後、ポツティングによる封止後、モジュール完成後)
毎に示す残留応力特性図である。同図において、特性線
Δが、ダイボンド材のヤング率を0.2Kgf/mm2
(熱硬化型シリコーンゴム系ダイボンド材)とし、封止
材のヤング率を20Kgf/mm2 (光硬化型アクリ
ル樹脂系封止材)とした本発明の実験例に係るデータを
示している。また、同図の特性線B(参考例1)が、ダ
イボンド材のヤング率を0.2Kgf/mm” (熱
硬化型シリコーンゴム系ダイボンド材)とし、封止材の
ヤング率を550Kgf/mm” (熱硬化型エポキ
シ樹脂系封止材)としたデータを、特性線C(参考例2
)が、ダイボンド材のヤング率を330Kgf/mm2
(熱硬化型エポキシ系ダイボンド材)とし、封止材の
ヤング率を550Kgf/mm” (熱硬化型エポキ
シ樹脂系封止材)としたデータを、特性線D(参考例3
)が、ダイボンド材のヤング率を330Kgf/mm2
(熱硬化型エポキシ系ダイボンド材)とし、封止材の
ヤング率を20 K g f /+am2(光硬化型ア
クリル樹脂系封止材)としたデータをそれぞれ示してい
る。なお、同図における残留応力値の(+)側は引張応
力を、(−)側は圧縮応力をそれぞれ示しており、応力
測定はICチップ10の表面について行なった。
同図から明らかなように、本発明の実験例による特性線
Aおいては、ダイボンディング後において残留応力が約
(+)12MPa、ポツティング・光照射による封止後
(モジュール完成後)における残留応力が約OMP a
となり、各参考例に比して残留応力が殆んどない極めて
良好な結果を示し、その残留応力軽減効果は顕著である
。このため、組立て工程時におけるICチップIOの破
損やカ−ド化した後のICチップ10の破壊限界値の低
下を招来することなく、製造歩留り並びに製品の信頼べ
が大幅に向上できることが確認された。これに対し、参
考例として示した特性線C(高ヤング率のダイボンド材
と高ヤング率の封止材の組合わせ)や、特性線D(高ヤ
ング率のダイボンド材と低ヤング率の封止材の組合わせ
)では、モジュール完成後においてICチップの表面側
に大きな引張応力が残留しており、ICチップの破壊限
界値を低下させていることは明瞭である。また、参考例
として示した特性線B(低ヤング率のダイボンド材と高
ヤング率の封止材の組合わせ)は、モジュール完成後の
残留応力は比較的小さなものとなっているが、()15
MPa程度の残留応力が存在していることは否めず、且
つ研磨前の製造途上には大きな残留応力が生じており、
製造過程でのICチップの損傷の虞れがある。
Aおいては、ダイボンディング後において残留応力が約
(+)12MPa、ポツティング・光照射による封止後
(モジュール完成後)における残留応力が約OMP a
となり、各参考例に比して残留応力が殆んどない極めて
良好な結果を示し、その残留応力軽減効果は顕著である
。このため、組立て工程時におけるICチップIOの破
損やカ−ド化した後のICチップ10の破壊限界値の低
下を招来することなく、製造歩留り並びに製品の信頼べ
が大幅に向上できることが確認された。これに対し、参
考例として示した特性線C(高ヤング率のダイボンド材
と高ヤング率の封止材の組合わせ)や、特性線D(高ヤ
ング率のダイボンド材と低ヤング率の封止材の組合わせ
)では、モジュール完成後においてICチップの表面側
に大きな引張応力が残留しており、ICチップの破壊限
界値を低下させていることは明瞭である。また、参考例
として示した特性線B(低ヤング率のダイボンド材と高
ヤング率の封止材の組合わせ)は、モジュール完成後の
残留応力は比較的小さなものとなっているが、()15
MPa程度の残留応力が存在していることは否めず、且
つ研磨前の製造途上には大きな残留応力が生じており、
製造過程でのICチップの損傷の虞れがある。
次に示す表−1は、ダイボンド材と封止材のヤング率と
、モジュール化した後のICチップの表面側の残留応力
との関係を実験によって求めた結果を示している。
、モジュール化した後のICチップの表面側の残留応力
との関係を実験によって求めた結果を示している。
(表−1)
上記表−1から明らかなように、サンプルNo。
5.6が残留応力が極めて少ない良好な結果を示してい
る。
る。
なお、上記表−1には示していないが、実験によれば多
少のバラツキはあるも、ダイボンド材のヤング率を50
K g f /mm”以下、封止材のヤング率を20
0 K g f 7mm2以下の範囲内にしてこれを組
合わせれば、ICモジュール化した後のICチップの残
留応力は大幅に低減できることが確認され、この条件を
満たすヤング率であれば、ダイボンド材及び封止材は、
エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂、
フェノール系樹脂など任意の樹脂を用いることができ、
樹脂材料の種類は問われない。
少のバラツキはあるも、ダイボンド材のヤング率を50
K g f /mm”以下、封止材のヤング率を20
0 K g f 7mm2以下の範囲内にしてこれを組
合わせれば、ICモジュール化した後のICチップの残
留応力は大幅に低減できることが確認され、この条件を
満たすヤング率であれば、ダイボンド材及び封止材は、
エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂、
フェノール系樹脂など任意の樹脂を用いることができ、
樹脂材料の種類は問われない。
[発明の効果コ
叙上のように本発明によれば、ICチップの残留応力が
大幅に低減でき、製造歩留りが向上すると共に、ICチ
ップの破壊限界値を引下げる虞れがないので、ICの機
械的強度・動作信頼性の高いICカード用の半導体装[
(ICモジュール)を提供でき、その産業的価値は多大
である。
大幅に低減でき、製造歩留りが向上すると共に、ICチ
ップの破壊限界値を引下げる虞れがないので、ICの機
械的強度・動作信頼性の高いICカード用の半導体装[
(ICモジュール)を提供でき、その産業的価値は多大
である。
第1図は本発明の第1実施例に係るICカード用のIC
モジュールの断面図、第2図は本発明の第2実施例に係
るICカード用のICモジュールの断面図、第3図は本
発明による実験例と参考例の各製造プロセス毎のICチ
ップの残留応力を示す残留応力特性図、第4図〜第11
図は従来例に係り、第4図はICカードの平面図、第5
図はICカードの要部断面図、第6図はICモジュール
の断面図、第7図はICモジュールの製造工程を示すブ
ロック図、第8図及び第9図はICモジュールの製造過
程でICチップに生じる応力を説明するための模式化し
た説明図、第10図及び第11図はICチップのそりを
示す説明図である。 ■・・・・・・カード、2・・・・・・接着剤、3.3
A、3B・・・・・ICモジュール、4・・・・・・端
子部、5,5A・・・・・・モジュール用の基板、6・
・・・・・導体パターン、7・・・・・・ダイパッド、
8・・・・・・スルーホール、10・・・・・・ICチ
ップ、11.IIA・・・・・・ダイボンド材、l・・
・・・Au線、 13゜ 13A。 3A ′・・・・・・封止 材。 第1図 第2図 倦8図 第9図 1′ 第10図 ノ 第 図
モジュールの断面図、第2図は本発明の第2実施例に係
るICカード用のICモジュールの断面図、第3図は本
発明による実験例と参考例の各製造プロセス毎のICチ
ップの残留応力を示す残留応力特性図、第4図〜第11
図は従来例に係り、第4図はICカードの平面図、第5
図はICカードの要部断面図、第6図はICモジュール
の断面図、第7図はICモジュールの製造工程を示すブ
ロック図、第8図及び第9図はICモジュールの製造過
程でICチップに生じる応力を説明するための模式化し
た説明図、第10図及び第11図はICチップのそりを
示す説明図である。 ■・・・・・・カード、2・・・・・・接着剤、3.3
A、3B・・・・・ICモジュール、4・・・・・・端
子部、5,5A・・・・・・モジュール用の基板、6・
・・・・・導体パターン、7・・・・・・ダイパッド、
8・・・・・・スルーホール、10・・・・・・ICチ
ップ、11.IIA・・・・・・ダイボンド材、l・・
・・・Au線、 13゜ 13A。 3A ′・・・・・・封止 材。 第1図 第2図 倦8図 第9図 1′ 第10図 ノ 第 図
Claims (1)
- 基板上にICチップをダイボンド材によつてダイボン
デイングすると共に、基板上の導体パターンとICチッ
プとをワイヤボンデイグし、さらにICチップを封止材
で封止してなるICモジユールを、カードに搭載するよ
うにしたICカード用の半導体装置において、前記ダイ
ボンド材のヤング率を50Kgf/mm^2以下、前記
封止材のヤング率を200Kgf/mm^2以下とした
ことを特徴とするICカード用の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63210682A JPH0260793A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | Icカード用の半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63210682A JPH0260793A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | Icカード用の半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0260793A true JPH0260793A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16593364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63210682A Pending JPH0260793A (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | Icカード用の半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0260793A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63233834A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-29 | 株式会社 明治ゴム化成 | ウレタンゴムロ−ル及びその製造方法 |
| JPH02120840U (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-28 | ||
| JP2000299553A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Ricoh Microelectronics Co Ltd | 電子回路基板製造方法 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP63210682A patent/JPH0260793A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63233834A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-29 | 株式会社 明治ゴム化成 | ウレタンゴムロ−ル及びその製造方法 |
| JPH02120840U (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-28 | ||
| JP2000299553A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Ricoh Microelectronics Co Ltd | 電子回路基板製造方法 |
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