JPH0261019A - 高強度電気メッキ用通電ロール - Google Patents
高強度電気メッキ用通電ロールInfo
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- JPH0261019A JPH0261019A JP20935588A JP20935588A JPH0261019A JP H0261019 A JPH0261019 A JP H0261019A JP 20935588 A JP20935588 A JP 20935588A JP 20935588 A JP20935588 A JP 20935588A JP H0261019 A JPH0261019 A JP H0261019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- roll
- electroplating
- inner layer
- outer layer
- Prior art date
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- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
り裏上立■皿±1
本発明は、高強度を有する電気メッキ用通電ロール及び
その製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものである。
良末塁韮屑
近年、電気メッキ用通電ロールとして、本出願人により
出願された特公開昭57−19350号公報や、特公開
昭57−60044号公報に開示されている「電気メッ
キ用通電ロール」を契機とし、このロールの基材とされ
ているNi−Mo−Cr系−の耐食合金が、種々提案さ
れている。
出願された特公開昭57−19350号公報や、特公開
昭57−60044号公報に開示されている「電気メッ
キ用通電ロール」を契機とし、このロールの基材とされ
ているNi−Mo−Cr系−の耐食合金が、種々提案さ
れている。
これらの耐食合金は、電気メッキ用通電ロールとして、
真に優れた効果を発揮しているが、これらのロールを実
際のメッキ作業に長時間に渡り使用した結果、生ずる種
々の表面欠陥を修正するために必要とされる再研磨の主
な原因としては、表面摩耗、特に、ロール両端部の、被
メッキ金属帯板の耳部に相当する部分の局部的な摩耗が
挙げられる。
真に優れた効果を発揮しているが、これらのロールを実
際のメッキ作業に長時間に渡り使用した結果、生ずる種
々の表面欠陥を修正するために必要とされる再研磨の主
な原因としては、表面摩耗、特に、ロール両端部の、被
メッキ金属帯板の耳部に相当する部分の局部的な摩耗が
挙げられる。
光 が ゛ しようと る 題
そこで、本発明は、高い耐摩耗性を有すると共に高強度
で高耐食性を有する電気メッキ用通電ロール及びその製
造方法を得ることを、その課題とするものである。
で高耐食性を有する電気メッキ用通電ロール及びその製
造方法を得ることを、その課題とするものである。
を ゛ るための
本発明者は、この課題を解決するために種々実験を重ね
た結果、現在使用されている上記のNi−Mo−Cr系
耐食合金における局部的摩耗という共通の欠点を解消す
るためには、その強度を高くすることが、必要であるこ
とを見いだした。
た結果、現在使用されている上記のNi−Mo−Cr系
耐食合金における局部的摩耗という共通の欠点を解消す
るためには、その強度を高くすることが、必要であるこ
とを見いだした。
すなわち、本発明は、この知見に基づき、上記の旧−M
o−Cr系耐食合金の強度レベルが、一般的に、Ts
6(1〜80 kg/ma+2級であるのを、このNi
−Mo−Crマトリックスの中にNi3(^ITi)の
析出相を析出させることにより、強度レベルをTs 1
00〜140kg/n+m2級とすることができ、これ
により、じん性の向上を図ると共に硬度をRc 34以
上とすることにより、耐食性と共に高強度及び高耐摩耗
性を有する電気メッキ用通電口〜ルを特徴とするもので
ある。
o−Cr系耐食合金の強度レベルが、一般的に、Ts
6(1〜80 kg/ma+2級であるのを、このNi
−Mo−Crマトリックスの中にNi3(^ITi)の
析出相を析出させることにより、強度レベルをTs 1
00〜140kg/n+m2級とすることができ、これ
により、じん性の向上を図ると共に硬度をRc 34以
上とすることにより、耐食性と共に高強度及び高耐摩耗
性を有する電気メッキ用通電口〜ルを特徴とするもので
ある。
一層具体的には、本発明においては、中空円筒状の内層
の外面に、中空円筒状の外層を一体的に形成して成る電
気メッキ用通電ロールにおいて、(1)外層を、重量2
で C0.05以下 Si 0.5以下 Mn 1.0以下 Cr 15以上23以下 Mo 9以上23以下 Fe 6.0以下 Δl 3,0以下 Ti 4.0以下 を含み、残部が実質的に旧から成り立ち、微細なNi−
Mo−Cr7トリツクスの中にN1−(八1Ti)相
を均一に析出させた硬度Rc 34以上の強度を有する
高強度電気メッキ用通電ロール (2)外層を1重Fizで C0.05以下 Si 0.5以下 Mn 1.0以下 Cr 15以上23以下 Mo 9以上23以下 Fe 6.0以下 Al 3.O以下 Ti 4.0以下 を含み、更に Cu 3.0以下 −6,0以下 Nb 5.0以下 V t、O以下 B O11以下 の内の1種又は2種以上を含み、残部が実質的にNiか
ら成り立ち、微細なNi−Mo−Crマトリックスの中
にNi、(AlTi)相を均一に析出させた硬度Rc3
4以上の強度を有する高強度電気メッキ用通電ロール を特徴とするものである。
の外面に、中空円筒状の外層を一体的に形成して成る電
気メッキ用通電ロールにおいて、(1)外層を、重量2
で C0.05以下 Si 0.5以下 Mn 1.0以下 Cr 15以上23以下 Mo 9以上23以下 Fe 6.0以下 Δl 3,0以下 Ti 4.0以下 を含み、残部が実質的に旧から成り立ち、微細なNi−
Mo−Cr7トリツクスの中にN1−(八1Ti)相
を均一に析出させた硬度Rc 34以上の強度を有する
高強度電気メッキ用通電ロール (2)外層を1重Fizで C0.05以下 Si 0.5以下 Mn 1.0以下 Cr 15以上23以下 Mo 9以上23以下 Fe 6.0以下 Al 3.O以下 Ti 4.0以下 を含み、更に Cu 3.0以下 −6,0以下 Nb 5.0以下 V t、O以下 B O11以下 の内の1種又は2種以上を含み、残部が実質的にNiか
ら成り立ち、微細なNi−Mo−Crマトリックスの中
にNi、(AlTi)相を均一に析出させた硬度Rc3
4以上の強度を有する高強度電気メッキ用通電ロール を特徴とするものである。
また、この高強度電気メッキ用通電ロールの製造方法と
して、ロールの内層を、金属の遠心鋳造、引き抜き、溶
接などにより中空管状に形成し、ロールの外層を、上記
(1)又は(2)に記載の化学成分から成る合金粉末を
、内層の外表面の上に、熱間等方加圧技術(IIIP)
により被覆拡散接合させるようにすることを、特徴とす
るものである。
して、ロールの内層を、金属の遠心鋳造、引き抜き、溶
接などにより中空管状に形成し、ロールの外層を、上記
(1)又は(2)に記載の化学成分から成る合金粉末を
、内層の外表面の上に、熱間等方加圧技術(IIIP)
により被覆拡散接合させるようにすることを、特徴とす
るものである。
及−益一り
以下、本発明を、その実施例などについて、詳細に説明
をする。
をする。
本発明によるロールの外層は、上記のような化学成分か
ら成ること及び上記のような製造方法により製造される
ことを特徴とするものであるが、まず、最初に、本発明
において、このような化学成分を選択し、各化学成分の
範囲を特定の範囲に決定した理由を説明する。
ら成ること及び上記のような製造方法により製造される
ことを特徴とするものであるが、まず、最初に、本発明
において、このような化学成分を選択し、各化学成分の
範囲を特定の範囲に決定した理由を説明する。
Ni:この元素は、本発明ロールの外層の基本成分とし
て、マトリックスをオーステナイト組織γとして安定化
する0本発明が、特徴とすることは、上記のように、A
l及びTiを含有することにあるが、これらの元素は、
オーステナイト組織のマトリックス中に、析出硬化処理
により、N1z(AlTi)のγ゛相を析出させること
であるが、微細に均一に析出させ、しかも、金属間化合
物(NiFeCo)t (MoWCr)6の無いものと
して、γ相との間の腐食電位差を最小限に留とめるもの
である1本来、Niそのものは、金属の電位列から責で
あるので、腐食溶解速度は、小さく、シかも、腐食生成
皮膜は、ち密であるので、保護作用は大きく、不動悪化
能を有している。なお、Niの中の不純分として含有さ
れるCo、liは、2.5重量2以下は、許容される。
て、マトリックスをオーステナイト組織γとして安定化
する0本発明が、特徴とすることは、上記のように、A
l及びTiを含有することにあるが、これらの元素は、
オーステナイト組織のマトリックス中に、析出硬化処理
により、N1z(AlTi)のγ゛相を析出させること
であるが、微細に均一に析出させ、しかも、金属間化合
物(NiFeCo)t (MoWCr)6の無いものと
して、γ相との間の腐食電位差を最小限に留とめるもの
である1本来、Niそのものは、金属の電位列から責で
あるので、腐食溶解速度は、小さく、シかも、腐食生成
皮膜は、ち密であるので、保護作用は大きく、不動悪化
能を有している。なお、Niの中の不純分として含有さ
れるCo、liは、2.5重量2以下は、許容される。
Mo:この元素をNiに加えると、その含有量の増加に
伴って腐食溶解速度が小さくなり、不動態化能を増し、
耐食性を著しく改善することができる。
伴って腐食溶解速度が小さくなり、不動態化能を増し、
耐食性を著しく改善することができる。
Cr:この元素は、腐食溶解速度が小さく、シかも、不
動態化能を持ち合わせなNi及びMOとマトリックスを
構成することにより、強固な保護皮膜を形成する。
動態化能を持ち合わせなNi及びMOとマトリックスを
構成することにより、強固な保護皮膜を形成する。
これらの3元素、すなわち、Ni、Mo及びCrから成
る三元合金Ni−Mo−Crのマトリックスにおいては
、MoとCrとの相間関係では、MOを9重NZから2
3重量%に増加させるに従って、Crを23重量%から
15重量2に減少させることにより、(NiFeCo)
7(MoWCr)=の金属間化合物の析出を抑制するこ
とができる。 N。
る三元合金Ni−Mo−Crのマトリックスにおいては
、MoとCrとの相間関係では、MOを9重NZから2
3重量%に増加させるに従って、Crを23重量%から
15重量2に減少させることにより、(NiFeCo)
7(MoWCr)=の金属間化合物の析出を抑制するこ
とができる。 N。
9〜13重量%でも、Cr23〜19重量2と多量に含
有されていることから、溶解速度が遅く、比較的により
大きな耐食性を示す。なお、本発明によるロールの外層
においては、Mo及びCrの中心含有及は、各16重量
2である。
有されていることから、溶解速度が遅く、比較的により
大きな耐食性を示す。なお、本発明によるロールの外層
においては、Mo及びCrの中心含有及は、各16重量
2である。
八l、Ti:これらの元素は、本発明によるロールの主
要元素であり、旧−Mo−Cr三元合金マトリックス中
に旧、(AlTi)のγ゛相を析出させることにより、
合金の機械的性質を強化し、耐摩耗性を付与する。この
ためには、Alは、3.0重量2以下、Tiは、4.(
jJ景z以下の含有は必要である。
要元素であり、旧−Mo−Cr三元合金マトリックス中
に旧、(AlTi)のγ゛相を析出させることにより、
合金の機械的性質を強化し、耐摩耗性を付与する。この
ためには、Alは、3.0重量2以下、Tiは、4.(
jJ景z以下の含有は必要である。
C:この元素は、強度を得るために必要な元素であるが
、本発明が特徴とするN1z(AlTi)相の析出硬化
温度で、炭化物(Crt3Csなど)が、結晶粒界に析
出し、結晶粒界を強化するが、結晶粒界周辺のCrなど
の含有量を減らし、枯渇させることになるので、結晶粒
界の耐食性を劣化させることとなる。
、本発明が特徴とするN1z(AlTi)相の析出硬化
温度で、炭化物(Crt3Csなど)が、結晶粒界に析
出し、結晶粒界を強化するが、結晶粒界周辺のCrなど
の含有量を減らし、枯渇させることになるので、結晶粒
界の耐食性を劣化させることとなる。
従って、本発明における強化は、Cに依存すること無く
、可能な限り、少ない方が良い、それ故、本発明におい
ては、Cの含有量は、0.05重Jlz以下とする。
、可能な限り、少ない方が良い、それ故、本発明におい
ては、Cの含有量は、0.05重Jlz以下とする。
しかしながら、この過剰のCを安定化するためには、T
iの添加が有効であるが、この効果を発揮させるために
は、Ti≧5XCの含有が必要であるが、本発明におい
ては、N1a(AlTi)を析出させるために、この必
要量のTiは含有されている。
iの添加が有効であるが、この効果を発揮させるために
は、Ti≧5XCの含有が必要であるが、本発明におい
ては、N1a(AlTi)を析出させるために、この必
要量のTiは含有されている。
Si:この元素は、^L、Tiとの複合添加により、更
に、Ni−Mo−Cr系合金のμ相として現れる三方晶
系の金属間化合物(NiFeCo) (MoWCr)s
の析出を促す。
に、Ni−Mo−Cr系合金のμ相として現れる三方晶
系の金属間化合物(NiFeCo) (MoWCr)s
の析出を促す。
一般のNi−Mo−Cr系三元合金状態図(1,200
℃)にμ相の析出が示されていない組成範囲において、
Siが特に^l、Tiと共存することにより、著しくμ
相の析出を促し、支配することを発見した。このために
、Siの含有は、できる限り含有しない方が望ましいが
、特に製造上の渦流れの上から、上限を0.5重Jlz
とした。
℃)にμ相の析出が示されていない組成範囲において、
Siが特に^l、Tiと共存することにより、著しくμ
相の析出を促し、支配することを発見した。このために
、Siの含有は、できる限り含有しない方が望ましいが
、特に製造上の渦流れの上から、上限を0.5重Jlz
とした。
Fe:この元素については、6.0重要2以下であれば
、耐食性の多少の劣化はあるものの、その影響は著しく
は無い。
、耐食性の多少の劣化はあるものの、その影響は著しく
は無い。
Mn・この元素の効果は、それ程にはm著では無いが、
γ相領域を広げ、Sを固定するのに効果がある。その旦
は、1.0重層z以下である。
γ相領域を広げ、Sを固定するのに効果がある。その旦
は、1.0重層z以下である。
Cu:この元素の効果は、不動態化皮膜の強化に寄与し
、著しい耐食性の向上である。しかしながら、この効果
は、その含有量が、3.0重量2を超過すると飽和する
ので、3.0重量%以下に限定する。
、著しい耐食性の向上である。しかしながら、この効果
は、その含有量が、3.0重量2を超過すると飽和する
ので、3.0重量%以下に限定する。
圓、この元素の効果は、MOと同様に、耐食性を改善し
、強度を向上させ、耐摩耗性を改善することにある。ま
た、固溶体化処理によりマトリックスを強化するが、6
.0重Jigを越えると、金属間化合物を容易に析出し
、かえって、耐食性を劣化させるようになる。従って、
その大有量は、6.0重量2以下に限定する。
、強度を向上させ、耐摩耗性を改善することにある。ま
た、固溶体化処理によりマトリックスを強化するが、6
.0重Jigを越えると、金属間化合物を容易に析出し
、かえって、耐食性を劣化させるようになる。従って、
その大有量は、6.0重量2以下に限定する。
Nb;この元素の効果は、結晶粒の微細化に寄与し、更
に、不動態化皮膜の強化に寄与することにある外、過剰
のCを安定化することにも寄与する。この効果を朋待す
るためには、5.0重量2以下の含有が必要である。
に、不動態化皮膜の強化に寄与することにある外、過剰
のCを安定化することにも寄与する。この効果を朋待す
るためには、5.0重量2以下の含有が必要である。
V:この元素の効果は、組織のms化に寄与することに
あるが、このためには、10重量2以下の添加が・2・
要である。
あるが、このためには、10重量2以下の添加が・2・
要である。
B;この元素の効果は、結晶粒相互の結合力を改善する
ことにあるが、その添加蛋としては、0.1重量2以下
である。
ことにあるが、その添加蛋としては、0.1重量2以下
である。
本発明によるロールの外層は、上記のような化学成分及
び成分範囲を有していることを特徴とすものでるが、次
に、このような化学成分をがら成る外層を有している本
発明によるロールの製造方法を、説明する。
び成分範囲を有していることを特徴とすものでるが、次
に、このような化学成分をがら成る外層を有している本
発明によるロールの製造方法を、説明する。
まず、本発明による中空円筒状の内層と、その外表面上
に一体に形成された外層とから成る電気メッキ用通電ロ
ールは、その外層の化学成分及びそれぞれの範囲は、上
記のように規定されているが、これから分かるように、
このロールの外層は、Niを主要成分とし、これにCr
及びMoを含有させ、微細なNi−Mo−Crのマトリ
ックスの中に均一にNi、(AITi)相 を析出させ
たことを特I′Iiとするものであるが、この場合、問
題となることは、耐食性を損なうこと無しにNi、(A
ITi)相 を析出させることであり、このためには、
結晶を微細にし、この中にN1z(八1Ti)相を均一
に析出させ、腐食の電位差を小さくすることである。こ
のなめには、鍛造により沖鍛し、結晶を微細とすること
はできるが、本発明による化学成分範囲においては、1
部の範囲を除いては、鍛造による伸鍛による結晶粒の微
細化は、困難である。
に一体に形成された外層とから成る電気メッキ用通電ロ
ールは、その外層の化学成分及びそれぞれの範囲は、上
記のように規定されているが、これから分かるように、
このロールの外層は、Niを主要成分とし、これにCr
及びMoを含有させ、微細なNi−Mo−Crのマトリ
ックスの中に均一にNi、(AITi)相 を析出させ
たことを特I′Iiとするものであるが、この場合、問
題となることは、耐食性を損なうこと無しにNi、(A
ITi)相 を析出させることであり、このためには、
結晶を微細にし、この中にN1z(八1Ti)相を均一
に析出させ、腐食の電位差を小さくすることである。こ
のなめには、鍛造により沖鍛し、結晶を微細とすること
はできるが、本発明による化学成分範囲においては、1
部の範囲を除いては、鍛造による伸鍛による結晶粒の微
細化は、困難である。
そこで、本発明による製造方法においては、アトマイズ
法による合金粉末の微細な組織に着目し、上記の各範囲
の化学成分から成る合金を粉末とし、この合金粉末を、
金属の遠心鋳造、引き抜き、あるいは、溶接などにより
中空円筒状に形成した内層の外表面の上に、熱間等方加
圧(IIIP)技術により外層として被覆拡散接合し、
このようにして得られる複合円筒状素材に、IJ70℃
x4hの水冷の溶体化処理を行い、更に、これに760
℃×16hの空冷の析出硬化処理を施し、これにより、
γ相中にN15(八1Ti)相を析出させ、msで且つ
均一な組織を得ることを特徴とするものである。
法による合金粉末の微細な組織に着目し、上記の各範囲
の化学成分から成る合金を粉末とし、この合金粉末を、
金属の遠心鋳造、引き抜き、あるいは、溶接などにより
中空円筒状に形成した内層の外表面の上に、熱間等方加
圧(IIIP)技術により外層として被覆拡散接合し、
このようにして得られる複合円筒状素材に、IJ70℃
x4hの水冷の溶体化処理を行い、更に、これに760
℃×16hの空冷の析出硬化処理を施し、これにより、
γ相中にN15(八1Ti)相を析出させ、msで且つ
均一な組織を得ることを特徴とするものである。
次に、本発明による電気メッキ用通電ロールの実施例を
、従来のロール材と比鮫するために行われた実験結果ど
共に説明する。
、従来のロール材と比鮫するために行われた実験結果ど
共に説明する。
まず、この実験のために採用された試験装置の概略を図
示すると、添付図面のとおりとなる。すなわち、この試
験装置は、図に示すように、容器1の中41: 、PH
”1.0ノ30$Zn5O< + 3%)+2S0.の
溶液を収容し、この溶液の中に、試験ロール2を水平に
回転自在に浸漬し、また、容器1の外部には、ブレーキ
ロール3と、駆動ロール4とを配置し、更に、容器1の
内部には、試験ロール2の下部に陽極5を配置して構成
されており、試験は、これらの各ロールを3→2→4の
順に、軟鋼ストリップ6を矢印Xにより示すようにに通
し、ストリップ6に一定の張力を加え、試験ロール2と
、陽極5とに、それぞれ、負及び正の電圧を加え、陽極
5から試験ロール2へ、溶液Fを経て40^/dn”の
電流密度で電流が流れるようにして行い、試験ロール2
の耐腐食・耐摩耗性の測定を行った外、ロール合金その
ものの通電性(電気抵抗)μΩC1l+及び機械的性質
及び沸騰50$ 112S0.内の減量などをも測定し
た。なお、耐腐食・耐摩耗性試験は、10日間通電使用
後の試験ロール2の腐食摩耗旦を、ロールの半径の減耗
量により、最大減耗深さ、最小減耗深さ、平均減耗深さ
により判定した。すなわち、最大減耗深さは、ロールの
表面の軟鋼ストリップの耳部の通板部に位置において、
また、最小減耗深さは、軟鋼ストリップの幅方向の中央
部の通板部において測定した。平均減耗深さは、ロール
の全長に渡って減耗深さを測定し、その平均を採った。
示すると、添付図面のとおりとなる。すなわち、この試
験装置は、図に示すように、容器1の中41: 、PH
”1.0ノ30$Zn5O< + 3%)+2S0.の
溶液を収容し、この溶液の中に、試験ロール2を水平に
回転自在に浸漬し、また、容器1の外部には、ブレーキ
ロール3と、駆動ロール4とを配置し、更に、容器1の
内部には、試験ロール2の下部に陽極5を配置して構成
されており、試験は、これらの各ロールを3→2→4の
順に、軟鋼ストリップ6を矢印Xにより示すようにに通
し、ストリップ6に一定の張力を加え、試験ロール2と
、陽極5とに、それぞれ、負及び正の電圧を加え、陽極
5から試験ロール2へ、溶液Fを経て40^/dn”の
電流密度で電流が流れるようにして行い、試験ロール2
の耐腐食・耐摩耗性の測定を行った外、ロール合金その
ものの通電性(電気抵抗)μΩC1l+及び機械的性質
及び沸騰50$ 112S0.内の減量などをも測定し
た。なお、耐腐食・耐摩耗性試験は、10日間通電使用
後の試験ロール2の腐食摩耗旦を、ロールの半径の減耗
量により、最大減耗深さ、最小減耗深さ、平均減耗深さ
により判定した。すなわち、最大減耗深さは、ロールの
表面の軟鋼ストリップの耳部の通板部に位置において、
また、最小減耗深さは、軟鋼ストリップの幅方向の中央
部の通板部において測定した。平均減耗深さは、ロール
の全長に渡って減耗深さを測定し、その平均を採った。
また、この測定値は、従来品の最大減耗深さを1.0と
して、これに対する割合により現し、また、寿命比とし
て、従来品の最大減耗量を1.00として、各供試酸ロ
ールの最大減耗量の割合から、それぞれの寿命比を求め
た。
して、これに対する割合により現し、また、寿命比とし
て、従来品の最大減耗量を1.00として、各供試酸ロ
ールの最大減耗量の割合から、それぞれの寿命比を求め
た。
試験結果が、表1及び2に示されているが、表1には、
供試駒材の化学成分(重量s>が示されており、その種
別欄の実施例のMo、1〜Mo、6は、Crを22重量
2から15重量2まテ、Moを10重量1がら21,5
重jL$、まで、それぞれ、変化させたものであり、M
o、4は、それらの中心組成を示すものである。また、
Mo、7〜Mo、13は、Nb、W、Cu、B、Vを、
中心組成に添加したものである。
供試駒材の化学成分(重量s>が示されており、その種
別欄の実施例のMo、1〜Mo、6は、Crを22重量
2から15重量2まテ、Moを10重量1がら21,5
重jL$、まで、それぞれ、変化させたものであり、M
o、4は、それらの中心組成を示すものである。また、
Mo、7〜Mo、13は、Nb、W、Cu、B、Vを、
中心組成に添加したものである。
更に、表2には、゛通電電気耐食・耐摩耗性、通電性、
50 $ II□Sし沸a減量及び機械的性質などが示
されている。
50 $ II□Sし沸a減量及び機械的性質などが示
されている。
この表2から明らかであるとおり、従来品のNi −M
o−Cr系鋳造品に比べ、本発明によるロールの実施例
は、寿命比で、1.093〜1.250となり、優れて
いる。これは、最大減耗深さである軟鋼ストリップの耳
部の通板部における最大減耗深さが、実施例Mo、1・
〜Mo、12においては、従来品に比較して優れている
ことに起因するものである。ただし、平均減耗深さは、
従来品は、実施例Mo、1〜Mo、12よりも優れてい
る。これは、従来品が、本発明の実施例の場合よりも、
50$H,S0.沸騰減量g/cm2/dayに示すよ
うに、耐食性に優れていることによるものである。
o−Cr系鋳造品に比べ、本発明によるロールの実施例
は、寿命比で、1.093〜1.250となり、優れて
いる。これは、最大減耗深さである軟鋼ストリップの耳
部の通板部における最大減耗深さが、実施例Mo、1・
〜Mo、12においては、従来品に比較して優れている
ことに起因するものである。ただし、平均減耗深さは、
従来品は、実施例Mo、1〜Mo、12よりも優れてい
る。これは、従来品が、本発明の実施例の場合よりも、
50$H,S0.沸騰減量g/cm2/dayに示すよ
うに、耐食性に優れていることによるものである。
しかしながら、これらの結果を総合的に比較する時は、
本発明の実施例が従来品に優れていることは、a!1[
的性質において、本発明の実施例が、従来品に比較して
優れていることに基づき、最大減量が減少していること
から、うなづけるところであり、耐摩耗性が、耐食性よ
りも、ロールの軟鋼ストリップの耳部の通板部における
部分において支配的な要因となっていることを、示すも
のである。
本発明の実施例が従来品に優れていることは、a!1[
的性質において、本発明の実施例が、従来品に比較して
優れていることに基づき、最大減量が減少していること
から、うなづけるところであり、耐摩耗性が、耐食性よ
りも、ロールの軟鋼ストリップの耳部の通板部における
部分において支配的な要因となっていることを、示すも
のである。
また、表1及び2から、各化学成分の効果を考察して見
ると、本発明の実施例Mo、1〜Mo、6に示すように
、Moの増量に伴って寿命比が優れていることが分かる
。これは、Moの増量と共に耐食性(50$11□so
4沸騰減量)及び機械的性質の向上することによるもの
である。
ると、本発明の実施例Mo、1〜Mo、6に示すように
、Moの増量に伴って寿命比が優れていることが分かる
。これは、Moの増量と共に耐食性(50$11□so
4沸騰減量)及び機械的性質の向上することによるもの
である。
また、実施例のMo、7〜Mo、13は、前記のように
、中心組成(Mo、4)に、それぞれ、Nb、JCu、
B、Vを添加したものである。
、中心組成(Mo、4)に、それぞれ、Nb、JCu、
B、Vを添加したものである。
この結果から、Nbについては、実施例Mo、7に示す
ように、耐食性に対してはほどんど効果が無いが、機械
的性質の向上が見られる。NbとCuとを複合添加した
Mo、11は、耐食性の向上はあるものの、Nb単独の
添加と比較すると、機械的性質の低下がある。
ように、耐食性に対してはほどんど効果が無いが、機械
的性質の向上が見られる。NbとCuとを複合添加した
Mo、11は、耐食性の向上はあるものの、Nb単独の
添加と比較すると、機械的性質の低下がある。
Cuについては、Mo、9に示すよ゛うに、耐食性の向
上はあるものの、機械的性質の低下がある。
上はあるものの、機械的性質の低下がある。
屍については、Mo 、8が示すように、耐食性の多少
の低下はあるものの、機械的性質の向上が見られ、特に
、WとBとを複合添加したものは、Mo、12に示すよ
うに、この効果が一層顕著に見られる。
の低下はあるものの、機械的性質の向上が見られ、特に
、WとBとを複合添加したものは、Mo、12に示すよ
うに、この効果が一層顕著に見られる。
Bについては、耐食性の低下が無く、シがち、機械的性
質の向上が見られる。
質の向上が見られる。
■の効果は、機械的性質の多少の向上が見られる。
このように、Nb、JCu、B、−の添加により、種々
の特性が得られるが、メッキ条件により、これらの添加
元素を適宜に選択し、ロールに希望される特性の向上を
図ることが可能である。
の特性が得られるが、メッキ条件により、これらの添加
元素を適宜に選択し、ロールに希望される特性の向上を
図ることが可能である。
九1■と丸釆
以上に説明をしたように、本発明による電気メッキ用通
電ロールは、微細なNi−Mo−Crマトリックス中に
均一にNiコ(八1Ti)相 を析出させることにより
、高強度で、特に、耐摩耗性に優れたロールを提供する
ものである。特に、本発明によると、通電ロールの、被
メッキ鋼ストリップの耳部に相当する通板部における耐
京耗性に優れており、従って、f’lI 0.6〜1.
8、電流密度3〇八/dm2以上の条件において、ロー
ルと鋼ストリップとの間に大きな圧下刃の下に、高速度
で通板させる電気メッキラインに組み込むことに適して
いる通電ロールを提供するものである。
電ロールは、微細なNi−Mo−Crマトリックス中に
均一にNiコ(八1Ti)相 を析出させることにより
、高強度で、特に、耐摩耗性に優れたロールを提供する
ものである。特に、本発明によると、通電ロールの、被
メッキ鋼ストリップの耳部に相当する通板部における耐
京耗性に優れており、従って、f’lI 0.6〜1.
8、電流密度3〇八/dm2以上の条件において、ロー
ルと鋼ストリップとの間に大きな圧下刃の下に、高速度
で通板させる電気メッキラインに組み込むことに適して
いる通電ロールを提供するものである。
図は、本発明によるロールの試験装置を示す略図である
。 1・・・容器、2・・・試験ロール、3・・・ブレーキ
ロール、4・・・駆動ロール、5・・・陽極、6・・・
軟鋼ストリップ。
。 1・・・容器、2・・・試験ロール、3・・・ブレーキ
ロール、4・・・駆動ロール、5・・・陽極、6・・・
軟鋼ストリップ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、中空円筒状の内層と、その外表面の上に一体に形成
された中空円筒状の外層とから成り立っており、外層が
、重量%で C0.05以下 Si0.5以下 Mn1.0以下 Cr15以上23以下 Mo9以上23以下 Fe6.0以下 Al3.0以下 Ti4.0以下 を含み、残部が実質的にNiから成り立ち、微細なNi
−Mo−Crマトリックスの中にNi_3(AlTi)
相を均一に析出させた硬度Rc34以上の強度を有して
いることを特徴とする高強度電気メッキ用通電ロール。 2、中空円筒状の内層と、その外表面の上に一体に形成
された中空円筒状の外層とから成り立っており、外層が
、重量%で C0.05以下 Si0.5以下 Mn1.0以下 Cr15以上23以下 Mo9以上23以下 Fe6.0以下 Al3.0以下 Ti4.0以下 を含み、更に Cu3.0以下 W6.0以下 Nb2.0以下 V1.0以下 B0.1以下 の内の1種又は2種以上を含み、残部が実質的にNiか
ら成り立ち、微細なNi−Mo−Crマトリックスの中
にNi_3(AlTi)相を均一に析出させた硬度Rc
34以上の強度を有していることを特徴とする高強度電
気メッキ用通電ロール。 3、中空円筒状の内層と、その外面に一体に形成された
中空円筒状の外層とから成る電気メッキ用通電ロールの
製造方法において、内層を金属の遠心鋳造、引き抜き、
溶接などにより作られた管から形成し、また、ロールの
外層を、請求項1又は2記載の化学成分から成る合金粉
末を、熱間等方加圧技術(HIP)により内層の外表面
上に被覆拡散接合することにより形成するようにするこ
とを特徴とする高強度電気メッキ用通電ロールの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20935588A JPH0261019A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 高強度電気メッキ用通電ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20935588A JPH0261019A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 高強度電気メッキ用通電ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261019A true JPH0261019A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16571573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20935588A Pending JPH0261019A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 高強度電気メッキ用通電ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0261019A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1035225A1 (en) * | 1999-03-03 | 2000-09-13 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Ni-base superalloy |
| US7160400B2 (en) | 1999-03-03 | 2007-01-09 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Low thermal expansion Ni-base superalloy |
| WO2008032547A1 (en) * | 2006-09-15 | 2008-03-20 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic toner pulverizing apparatus and electrophotographic toner pulverizing method |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP20935588A patent/JPH0261019A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1035225A1 (en) * | 1999-03-03 | 2000-09-13 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Ni-base superalloy |
| US7160400B2 (en) | 1999-03-03 | 2007-01-09 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Low thermal expansion Ni-base superalloy |
| WO2008032547A1 (en) * | 2006-09-15 | 2008-03-20 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic toner pulverizing apparatus and electrophotographic toner pulverizing method |
| JP2008093653A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-04-24 | Ricoh Co Ltd | 電子写真トナー粉砕機及び電子写真トナー粉砕方法 |
| US8132749B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-03-13 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic toner pulverizing apparatus and electrophotographic toner pulverizing method |
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