JPH0261450B2 - - Google Patents
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- JPH0261450B2 JPH0261450B2 JP56142553A JP14255381A JPH0261450B2 JP H0261450 B2 JPH0261450 B2 JP H0261450B2 JP 56142553 A JP56142553 A JP 56142553A JP 14255381 A JP14255381 A JP 14255381A JP H0261450 B2 JPH0261450 B2 JP H0261450B2
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Description
【発明の詳細な説明】
ペルフルオルイソプロピルケトカルボン酸フル
オライドは、ケト基に隣接するイソプロピル基を
有する過フツ素化ケトカルボン酸エステルを製造
するための中間体であり、後者は、なかんずく、
化学薬品および熱に対して安定な貴重な伝熱流体
および界面活性剤である(例えば、特開昭54−
163521号公報参照)。 これらのペルフルオルイソプロピルケトカルボ
ン酸エステルは、構造を有する。公知の方法に
よれば、それらは式で表わされるペルフルオル
イソプロピルケトカルボン酸フルオライドのアル
コーリシスによつて製造される(Zh.Org.Khim.
11、1626(1975)): K0035 (上式中、Rはアルキルを意味しそしてnは2な
いし5の数を意味する)。 もう一つの方法は、(しかしこれはn=0の場
合のみに限られる)ヘキサフルオルプロペンと反
応するフルオルグリオキサール酸エステルを製造
に使用する(特開昭54−163521号公報参照): n=0である場合に限られるということに加う
るに、この方法は、フルオルグリオキサール酸エ
ステルが不十分な収量でしか得られないという欠
点を有する。例えば、ドイツ特許出願公開第
2751050号明細書によれば、フルオルグリオキサ
ール酸メチルエステルは、僅かに約10%の収量で
生成されるにすぎない。 他方、nが2ないし5の数である式のペルフ
ルオルイソプロピルケトカルボン酸フルオライド
は、ペルフルオルジカルボン酸ジフルオライド
をヘキサフルオルプロペンと反応させることによ
つて製造されている〔Zh.Org.Khim.11、1626
(1975)〕: K0037 (上記各式中、nは2ないし5の数を意味する)。
20%までの収量で生成されうる式で表わされる
ジケトンは、式で表わされる所望の生成物の収
量を低下させまた更に次の反応によつてこれらの
生成物に変換されることができないということと
は別に、先駆物質として使用される式で表わさ
れるジカルボン酸フツ化物は、極めて低い収量で
しか得られない。 ドイツ特許出願公開第2635312号明細書に記載
された方法によれば、そのような過フツ素化ジカ
ルボン酸ジフルオライドは、ペルフルオルアルカ
ン−ジヨーダイドと発煙硫酸とから得られる。ペ
ルフルオルブチルジヨーダイドからnが2である
ペルフルオルジカルボン酸ジフルオライドを製
造することが記載されており: K0038 その際、5〜11%の所望の化合物のほかに、主
としてペルフルオル−γ−ブチロラクトンおよび
ペルフルオルテトラヒドロフランが生成される。 ケミカル・アブストラクツ(C.A.)第85巻第
591頁No.85:93867f(1976)に記載されたワタナベ
らによる方法においては、出発物質としてペルフ
ルオルシクロアルケンが使用され、そして酸素/
オゾンによつてnが2ないし4の数を意味する所
望の化合物に変換される。この場合において
も、n=2である場合の例が示すように、収量は
不満足なものである: K0039 工業的に重要なペルフルオルイソプロピルケト
カルボン酸エステルのための先駆物質としてのペ
ルフルオルイソプロピルケトカルボン酸フルオラ
イドの重要性のゆえに、またそれらの製造が工業
的に満足に実現できないゆえに、より高い収量で
一様に所望の生成物に導くという、ペルフルオル
イソプロピルケトカルボン酸フルオライドへの改
善された道を開くということが今や課題であつ
た。 本発明によれば、この課題は、新規なペルフル
オル化合物、すなわち、式 K0040 (上式中、mは1ないし10、好ましくは1ないし
8、そして特に1ないし6の数を意味する)で表
わされるω−フルオルスルフアトペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)を提供する
ことにより解決することができた。 本発明によつて得られた化合物から出発し
て、触媒量のアルカリ金属フツ化物の存在下に中
性の極性溶媒の不存在で分解することにより、式
で表わされるペルフルオルイソプロピルケトカ
ルボン酸フルオライドが得られる。かくして、式
K0041 (上式中、nは0ないし9、好ましくは0ないし
7、そして特に0ないし5の数を意味する)で表
わされる過フツ素化ケトカルボン酸フルオライド
は、化合物から高い収量で得られる。 すなわち、式で表わされる化合物は、 a) 式 K0042 (上式中、mは式におけると同じ意味を有す
る)で表わされるω−ヒドロ−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)を、フルオ
ルスルホン酸およびアルカリ金属フルオルスルホ
ネートからなる電解質中で、白金族の金属(オス
ミウム、イリジウムまたは白金)および/または
ガラス状炭素からなる陽極および通常の、しかし
電解条件下で安定な材料からなる陰極を使用して
電解し、その際生成された式 K0043 (上式中、mは前記の意味を有する)で表わされ
るω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−アルカン−3−オン)を単離し、そし
て b) 触媒量はアルカリ金属フツ化物MF(ここ
にMはLi、Na、K、RbまたはCsでありうる)
の存在下に、そして極性の中性溶媒の不存在
で、式で表わされるペルフルオルイソプロピ
ルケトカルボン酸フルオライドまで分解するこ
とによつて製造される。 過フツ素化フルオルスルフアト化合物は、すで
に陽極酸化によつて製造され、例えばω−フルオ
ルスルフアトペルフルオルアルカンは、白金電極
を使用してフルオルスルホン酸とアルカリ金属フ
ルオルスルホネートとの混合物中で製造されたが
(ICS Chem.Comm.1978、118)、式で表わされ
るω−ヒドロ−ペルフルオル−(2−メチル−ア
ルカン−3−オン)のケト官能基が電解の間に攻
撃されることなく従つて不変化のままであるとい
うことは、反応段階aを実際上複雑化することな
く実施するという見地から驚くべきことである。 本発明による式で表わされる化合物が反応段
階bにおいて触媒量のアルカリ金属フツ化物の存
在下に円滑に分解して式で表わされるペルフル
オルイソプロピルケトカルボン酸フルオライドを
与えるということもまた驚くべきことであつた。
何となれば、Izd.Akad.Nauk SSSR、Ser.
Khim.1979、3、667−9から、ケト基の存在下
ではフルオルスルフアト基は分解されずに、転位
が起ることが知られているからである。 K0044 本発明による方法の出発化合物―すなわち式
で表わされるω−H−ペルフルオル−(2−メチ
ル−アルカン−3−オン)―は、次の公知の方法
に従つてアルカリ金属フツ化物およびアセトニト
リルの存在下にω−ヒドロ−ペルフルオルカルボ
ン酸フルオライドをヘキサフルオルプロペンと
反応させることによつて製造されうる: K0045 〔I.P.コレンコ(I.P.Kolenko)ら、ケミカル・
アブストラクツ(C.A.)82、97627p(1975)に記
載〕。 ω−ヒドロペルフルオルカルボン酸フルオライ
ド自体は、文献から知られている方法で製造され
うる: 1 J.Am.Chem.Soc.74、1426(1952):酢酸銅の
存在下にアンモニアおよびテトラフルオルエチ
レンから下記のトリアジン誘導体が製造され
る: K0046 そして上記の化合物から水酸化ナトリウム水溶
液と共に加熱することによつてナトリウムジフル
オルアセテートが得られ、そしてこのジフルオル
アセテートから公知の方法によつてm=1である
式で表わされる酸フツ化物が得られる。 2 米国特許第2559629号明細書には、ポリフル
オルアルカノールを過マンガン酸カリウムで酸
化することにより脂肪族ポリフルオルカルボン
酸およびそれらの塩を製造することが記載され
ている: H(CX2CX2)oCH2OH酸化 ――→ H(CX2CX2)oCOOH X=Cl、Fそして基Xの少くとも半分はFで
あり、そしてn=1ないし3の数である。 この酸化のための出発化合物は、エチレン誘
導体CX2=CX2およびメタノールから製造され
る。 得られた遊離酸から公知の経路によつて酸フ
ツ化物が得られる。X=Fである化合物は、m
=整数である式で表わされる化合物である。 3 J.Org.Chem.42、25、4055(1977)には、な
かんずく次の反応が記載されている: H(CF2)6CH2OH酸化 ――→ H(CF2)6COOHC6H5COCl ―――――――→ 還流H(CF2)6COCl H(CF2)6COClNaF ―――――→ ジグリムH(CF2)6COF 反応段階a―本発明による方法の電解―は、原
則的には例えばJ.C.S.、Chem.Comm.1978、118
から知られている方法によつて行なわれる。 本発明によれば、フルオルスルホン酸およびそ
の中に溶解されたアルカリ金属フルオルスルホネ
ートからなる支持電解質を調製するには、例えば
塩化リチウム、塩化ナトリウムまたは塩化カリウ
ムのような、対応する容易に入手しうるアルカリ
金属塩化物を、必要ならば予め分留による精製に
付したフルオルスルホン酸に溶解する。その際、
塩化水素の大部分は、直ちにこの溶液から逸出す
る。残部は、乾燥窒素の導入によつて追出され
る。支持電解質中に使用すべきアルカリ金属スル
ホネートの濃度は、重要なことではなく、1に
つき約0.05ないし3モルの範囲内である。 式で表わされる出発物質を上記支持電解質中
に溶解または分散せしめるが、支持電解質に関し
て約60%までを含有する混合物を使用することが
可能である。 陽極としては、オスミウム、イリジウム、白金
または約10%までの他の貴金属、例えばイリジウ
ムを含有する白金合金が適当である。しかし、ガ
ラス状炭素からなる陽極が好ましく、ガラス状炭
素は電解条件下で特に耐食性であることが立証さ
れた。ガラス状炭素は、また陰極としても好適で
あるが、この電極のための材料の問題は重要なこ
とではなく、例えば白金、銅または特殊鋼のよう
な他の物質も同様に好適である。 陽極対陰極の面積の比は、約1:1ないし約
10:1、好ましくは約5:1ないし約10:1であ
る。 電解は、約10〜150mA・cm-2、好ましくは約
20〜80mA・cm-2の陽極電流密度および約0ない
し100℃、好ましくは約20ないし40℃の温度にお
いて行なわれる。 電解混合物の精製および一般式で表わされる
ω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2−
メチル−アルカン−3−オン)の単離は、それ自
体公知の方法で行なわれる。二相の反応混合物の
場合には、場合によつてはなお少量のフルオルス
ルホン酸をも含有するフルオル有機相を傾波によ
つて分離する。さもなければ、電解生成物を蒸留
によつて支持電解質から分離しなければならな
い。いずれの場合においても、電解質相または蒸
留底部生成物は、新鮮なフルオルスルホン酸を添
加した後に電解段階に再循環されうる。 粗ω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)は、分留
によつて更に精製することができる。事情によつ
ては、フツ化ナトリウムで前処理することによ
り、または重炭酸ナトリウム溶液で洗出すことに
よつて粗生成物を脱酸することも有利である。 式で表わされる化合物の製造方法の第2段階
b)は、本発明により得られた一般式で表わさ
れる化合物を適当な求核触媒の存在下に化合物
に変換することに存する。 上記方法のための触媒は、アルカリ金属フツ化
物(LiF、NaF、KF、RbFおよびCsF)である。
それらは単独で、あるいは相互の混合物として使
用されうる。触媒の量は、一般に、式で表わさ
れるフルオルスルフアト化合物に対して約1ない
し50モル%、好ましくは約10ないし30モル%であ
る。 反応温度は、それぞれ使用した触媒に応じて、
一般に約−20ないし+120℃、好ましくは約0な
いし+100℃の範囲である。 反応は、常圧かまたは加圧下に行なうことがで
きる。 反応体および場合によつては使用される溶媒を
一緒にする順序は、上記方法において式で表わ
されるω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)から式で
表わされるペルフルオルイソプロピルケトカルボ
ン酸フルオライドへの変換にとつて重大なことで
はない。しかしながら、バツチを反応の全期間に
亘つて十分に混合するように留意するのが有利で
ある。 好ましい操作手順によれば、触媒を最初に装入
し、式のω−フルオルスルフアト−ペルフルオ
ル−(2−メチル−アルカン−3−オン)を室温
において添加し、そして反応混合物を徐々にガス
の発生が起るまで加熱する。ガスの発生が終つた
後に、塔を使用して蒸留により式で表わされる
ペルフルオルイソプロピルケトカルボン酸フルオ
ライドを触媒から分離する。 下記の例は、更に詳細に本発明を説明するもの
である。 それに続いて、本発明に従つて簡単な基礎生成
物から出発して対応するω−フルオルスルフアト
化合物を経て、ペルフルオルイソプロピルケトカ
ルボン酸フルオライドの一例―すなわち化合物
【式】―を製造する場 合と従来技術に従つて製造する場合との比較を示
す。本発明によつて可能となつた反応経路は、あ
る場合にはより簡単な反応段階において多少より
改善された全収量をもたらす。 例 1 4−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ブタン−3−オン)の製造 K0048 電解装置は、外部冷却ジヤケツトおよび蓋を備
えた、約60mmの内径および100mmの高さを有する
円筒状のガラス容器からなる。この電解槽は、還
流冷却器として作用するドライアイス冷却器を備
え、またガス導入管、温度計および電極用の導線
を有する。槽の蓋の下側に固定された、白金網か
らなる円筒状の陽極(直径:40mm;高さ40mm;メ
ツシユ巾:約1mm)は、底部から約20mmの距離に
位置する。白金網からなる第二の円筒が同様に槽
の蓋に支持され、そして陰極として作用する。撹
拌機として槽の底部にPTFEによつて覆われた棒
磁石が使用される。槽の冷却は、冷却液体として
ペルクロルエチレンを使用する外部冷却循環によ
つて行なわれる。 電解装置の媒質に接触するすべての部分は、ガ
ラス、白金またはPTFEから製られている。 支持電解質は、蒸留されたフルオルスルホン酸
250gに塩化カリウム12.5g(0.16モル)を添加
することによつて調製される。無色の溶液が生成
し、これに乾燥窒素を導入することによつて残留
塩化水素を除去し、次いで2Aの電流の強さで4
時間予備電解を行なう。4−ヒドロ−ペルフルオ
ル−(2−メチル−ブタン−3−オン)85.5g
(0.34モル)を添加した後、2Aの電流の強さおよ
び25℃の温度において、通過電気量が57Ahに達
するまで電解を行なう。槽電圧は、5〜6Vであ
る。 電解が終つた後、電解混合物を165℃の底部温
度になるまで蒸留し、そして留出物(125g)を
更に分留に付して分離する。留分として沸点87〜
88℃の4−フルオルカルボニル−ペルフルオル−
(2−メチル−ブタン−3−オン)27.3g(反応
した出発生成物に関して理論量の35%)が得られ
る。 19F−NMR(CDCl3)**:+50.8(1F、−
OSO2F);−74.0(6F、−CF3);−78.0(2F、−
CF2−);−191.5(1F、CF) **CFCl3はすべての 19F−NMRスペクトルに
対する内部標準として使用される。 例 2 3−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2
−メチル−プロパン−3−オン)の製造 K0049 磁気撹拌機、温度計、滴下漏斗および蒸留ヘツ
ドおよび低温冷却器を有する20cmラシツヒリング
カラムを備え、加熱によつて十分に乾燥された
100mlの三つ口フラスコ内に、乾燥したフツ化セ
シウム2.5g(0.016モル)を予め装入する。次
に、4−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−ブタン−3−オン)30g(0.08モ
ル)を室温において添加する。この添加の間にフ
ツ化スルフリスが発生する。混合物を22℃におい
て3時間撹拌した後、生成物は、蒸留によつてフ
ツ化セシウムから分離される。753mmにおいて32
〜33℃の沸点を有する3−フルオルカルボニル−
ペルフルオル−(2−メチル−プロパン−3−オ
ン)11g(0.045モル)が得られ、これは理論量
の56%の収量に相当する。C5F8O2(分子量:244) 計算値:C 24.6% F 62.2% 実測値:C 23.9% F 59.8%。 19F−NMR(CDCl3):+27.2(1F、COF);−
73.3(6F、−CF3);−192.7(1F、CF) 例 3 5−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ペンタン−3−オン)の製造 K0050 例1に記載したように、電解装置を使用しそし
てフルオルスルホン酸250gおよび塩化カリウム
12.5g(0.16モル)から支持電解質を調製した後
に、5−ヒドロ−ペルフルオル−(2−メチル−
ペンタ−3−オン)99g(0.33モル)を2Aの電
流密度および6〜11Vの槽電圧において電解す
る。電解温度は、25℃である。63Ahの電気量が
通過した後に、電解を終了し、反応混合物を分離
漏斗で各成分に分離する。フルオル有機相(145
g)を30cmの充填カラムで分留する。沸点104〜
105℃の5−フルオルスルフアト−ペルフルオル
−(2−メチル−ペンタン−3−オン)84g(反
応した出発物質に関して理論量の84%)が留分と
して得られる。 19F−NMR(CDCl3):+51.7(1F、−OSO2F);
−73.0(6F、−CF3);−83.4(2F、−OCF2−);
−119.0(2F、−CO−CF2−);−189.4(1F、
CF)。 例 4 4−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2
−メチル−ブタン−3−オン)の製造 K0051 磁気撹拌機、滴下漏斗、温度計およびトラツプ
(−78℃)に連結された冷却器(−20℃)を備え、
加熱により十分に乾燥された250mlの三つ口フラ
スコに室温において、乾燥フツ化セシウム5g
(0.033モル)を予め装入し、そして5−フルオル
スルフアト−ペルフルオル−(2−メチル−ペン
タ−3−オン)92g(0.23モル)を添加する。そ
の際、フツ化スルフリルが発生しそして内部温度
が24℃から30℃まで上昇する。混合物を60℃まで
加熱した後、ガスの発生は増大する。しかし、そ
れは20分以内に止まり、還流が定常化する。続い
て50cmのラシツヒリングカラムを用いて蒸留する
ことにより、766mmにおいて58℃の沸点を有する
4−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2−
メチル−ブタン−3−オン)51g(0.173モル)
が得られる。(収量:理論量の75.6%) C6F10O2(分子量:294) 計算値:C 24.5% F 64.6% 実測値:C 24.4% F 63.6% 19F−NMR(CDCl3):+24.3(1F、−COF);−
73.2(6F、−CF3);−111.0(2F、−CF2−);−
190.8(1F、CF) 例 5 7−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ヘプタン−3−オン)の製造 K0052 例1に記載されたような電解装置を使用する
が、しかし陽極としてガラス状炭素からなる板
(100×20×3mm)を使用しそして陰極として同じ
材料から作られた棒(直径:3mm、長さ:100mm)
を使用する。例1の記載と同じ方法でフルオルス
ルホン酸250gと塩化リチウム10.6g(0.25モル)
とから支持電解質を調製した後、7−ヒドロ−ペ
ルフルオル−(2−メチル−ヘプタン−3−オン)
185g(0.46モル)を2Aの電流密度および13〜
15Vの槽電圧において15時間電解する。電解温度
は、20℃である。次に電解混合物を分離漏斗で各
成分に分離し、フルオル有機相(194g)を30cm
の充填カラムを用いて分留する。沸点143〜144℃
の7−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ヘプタン−3−オン)124g(反応し
た出発物質に関して理論量の66%)が留分として
得られる。 19F−NMR(CDCl3):+51.5(1F、−OSO2F);
−73.2(6F、−CF3);−82.8(2F、−O−CF2
−);−116.4(2F、−CF2−);−120.7(2F、−
CF2−);−123.3(2F、−CF2−);−190.2(1F、
CF) 例 6 6−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2
−メチル−ヘキサン−3−オン)の製造 K0053 磁気撹拌機、20cmラシツヒリングカラムおよび
低温蒸留ヘツド、滴下漏斗および温度計を備えた
200mlの三つ口フラスコ内で、室温において乾燥
フツ化セシウム8g(0.053モル)および7−フ
ルオルスルフアト−ペルフルオル−(2−メチル
−ヘプタン−3−オン)223g(0.45モル)を一
緒にし、この混合物を75℃に加熱する。その際、
フツ化スルフリルが発生し、トラツプ内で凝縮さ
れる。(43g=0.42モル=理論量の93%)。分留に
より102℃の沸点を有する6−フルオルカルボニ
ル−ペルフルオル−(2−メチル−ヘキサン−3
−オン)160g(0.41モル)が得られ、これは理
論量の90%に相当する。 C8F14O2(分子量:394) 計算値:C 24.36%、F 67.51% 実測値:C 24.1 %、F 67.5 % 19F−NMR(CDCl3):+24.63(1F、−COF);−
74.01(6F、−CF3);−116.8(2F、−CF2−);−
118(2F、−CF2−);−122.3(2F、−CF2−);−
191(1F、CF). 比較:【式】の製 造 1 本発明によるω−フルオルスルフアト化合物
【式】を経る方法 【表】 2 従来技術による方法 【表】 ↓
【表】
オライドは、ケト基に隣接するイソプロピル基を
有する過フツ素化ケトカルボン酸エステルを製造
するための中間体であり、後者は、なかんずく、
化学薬品および熱に対して安定な貴重な伝熱流体
および界面活性剤である(例えば、特開昭54−
163521号公報参照)。 これらのペルフルオルイソプロピルケトカルボ
ン酸エステルは、構造を有する。公知の方法に
よれば、それらは式で表わされるペルフルオル
イソプロピルケトカルボン酸フルオライドのアル
コーリシスによつて製造される(Zh.Org.Khim.
11、1626(1975)): K0035 (上式中、Rはアルキルを意味しそしてnは2な
いし5の数を意味する)。 もう一つの方法は、(しかしこれはn=0の場
合のみに限られる)ヘキサフルオルプロペンと反
応するフルオルグリオキサール酸エステルを製造
に使用する(特開昭54−163521号公報参照): n=0である場合に限られるということに加う
るに、この方法は、フルオルグリオキサール酸エ
ステルが不十分な収量でしか得られないという欠
点を有する。例えば、ドイツ特許出願公開第
2751050号明細書によれば、フルオルグリオキサ
ール酸メチルエステルは、僅かに約10%の収量で
生成されるにすぎない。 他方、nが2ないし5の数である式のペルフ
ルオルイソプロピルケトカルボン酸フルオライド
は、ペルフルオルジカルボン酸ジフルオライド
をヘキサフルオルプロペンと反応させることによ
つて製造されている〔Zh.Org.Khim.11、1626
(1975)〕: K0037 (上記各式中、nは2ないし5の数を意味する)。
20%までの収量で生成されうる式で表わされる
ジケトンは、式で表わされる所望の生成物の収
量を低下させまた更に次の反応によつてこれらの
生成物に変換されることができないということと
は別に、先駆物質として使用される式で表わさ
れるジカルボン酸フツ化物は、極めて低い収量で
しか得られない。 ドイツ特許出願公開第2635312号明細書に記載
された方法によれば、そのような過フツ素化ジカ
ルボン酸ジフルオライドは、ペルフルオルアルカ
ン−ジヨーダイドと発煙硫酸とから得られる。ペ
ルフルオルブチルジヨーダイドからnが2である
ペルフルオルジカルボン酸ジフルオライドを製
造することが記載されており: K0038 その際、5〜11%の所望の化合物のほかに、主
としてペルフルオル−γ−ブチロラクトンおよび
ペルフルオルテトラヒドロフランが生成される。 ケミカル・アブストラクツ(C.A.)第85巻第
591頁No.85:93867f(1976)に記載されたワタナベ
らによる方法においては、出発物質としてペルフ
ルオルシクロアルケンが使用され、そして酸素/
オゾンによつてnが2ないし4の数を意味する所
望の化合物に変換される。この場合において
も、n=2である場合の例が示すように、収量は
不満足なものである: K0039 工業的に重要なペルフルオルイソプロピルケト
カルボン酸エステルのための先駆物質としてのペ
ルフルオルイソプロピルケトカルボン酸フルオラ
イドの重要性のゆえに、またそれらの製造が工業
的に満足に実現できないゆえに、より高い収量で
一様に所望の生成物に導くという、ペルフルオル
イソプロピルケトカルボン酸フルオライドへの改
善された道を開くということが今や課題であつ
た。 本発明によれば、この課題は、新規なペルフル
オル化合物、すなわち、式 K0040 (上式中、mは1ないし10、好ましくは1ないし
8、そして特に1ないし6の数を意味する)で表
わされるω−フルオルスルフアトペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)を提供する
ことにより解決することができた。 本発明によつて得られた化合物から出発し
て、触媒量のアルカリ金属フツ化物の存在下に中
性の極性溶媒の不存在で分解することにより、式
で表わされるペルフルオルイソプロピルケトカ
ルボン酸フルオライドが得られる。かくして、式
K0041 (上式中、nは0ないし9、好ましくは0ないし
7、そして特に0ないし5の数を意味する)で表
わされる過フツ素化ケトカルボン酸フルオライド
は、化合物から高い収量で得られる。 すなわち、式で表わされる化合物は、 a) 式 K0042 (上式中、mは式におけると同じ意味を有す
る)で表わされるω−ヒドロ−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)を、フルオ
ルスルホン酸およびアルカリ金属フルオルスルホ
ネートからなる電解質中で、白金族の金属(オス
ミウム、イリジウムまたは白金)および/または
ガラス状炭素からなる陽極および通常の、しかし
電解条件下で安定な材料からなる陰極を使用して
電解し、その際生成された式 K0043 (上式中、mは前記の意味を有する)で表わされ
るω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−アルカン−3−オン)を単離し、そし
て b) 触媒量はアルカリ金属フツ化物MF(ここ
にMはLi、Na、K、RbまたはCsでありうる)
の存在下に、そして極性の中性溶媒の不存在
で、式で表わされるペルフルオルイソプロピ
ルケトカルボン酸フルオライドまで分解するこ
とによつて製造される。 過フツ素化フルオルスルフアト化合物は、すで
に陽極酸化によつて製造され、例えばω−フルオ
ルスルフアトペルフルオルアルカンは、白金電極
を使用してフルオルスルホン酸とアルカリ金属フ
ルオルスルホネートとの混合物中で製造されたが
(ICS Chem.Comm.1978、118)、式で表わされ
るω−ヒドロ−ペルフルオル−(2−メチル−ア
ルカン−3−オン)のケト官能基が電解の間に攻
撃されることなく従つて不変化のままであるとい
うことは、反応段階aを実際上複雑化することな
く実施するという見地から驚くべきことである。 本発明による式で表わされる化合物が反応段
階bにおいて触媒量のアルカリ金属フツ化物の存
在下に円滑に分解して式で表わされるペルフル
オルイソプロピルケトカルボン酸フルオライドを
与えるということもまた驚くべきことであつた。
何となれば、Izd.Akad.Nauk SSSR、Ser.
Khim.1979、3、667−9から、ケト基の存在下
ではフルオルスルフアト基は分解されずに、転位
が起ることが知られているからである。 K0044 本発明による方法の出発化合物―すなわち式
で表わされるω−H−ペルフルオル−(2−メチ
ル−アルカン−3−オン)―は、次の公知の方法
に従つてアルカリ金属フツ化物およびアセトニト
リルの存在下にω−ヒドロ−ペルフルオルカルボ
ン酸フルオライドをヘキサフルオルプロペンと
反応させることによつて製造されうる: K0045 〔I.P.コレンコ(I.P.Kolenko)ら、ケミカル・
アブストラクツ(C.A.)82、97627p(1975)に記
載〕。 ω−ヒドロペルフルオルカルボン酸フルオライ
ド自体は、文献から知られている方法で製造され
うる: 1 J.Am.Chem.Soc.74、1426(1952):酢酸銅の
存在下にアンモニアおよびテトラフルオルエチ
レンから下記のトリアジン誘導体が製造され
る: K0046 そして上記の化合物から水酸化ナトリウム水溶
液と共に加熱することによつてナトリウムジフル
オルアセテートが得られ、そしてこのジフルオル
アセテートから公知の方法によつてm=1である
式で表わされる酸フツ化物が得られる。 2 米国特許第2559629号明細書には、ポリフル
オルアルカノールを過マンガン酸カリウムで酸
化することにより脂肪族ポリフルオルカルボン
酸およびそれらの塩を製造することが記載され
ている: H(CX2CX2)oCH2OH酸化 ――→ H(CX2CX2)oCOOH X=Cl、Fそして基Xの少くとも半分はFで
あり、そしてn=1ないし3の数である。 この酸化のための出発化合物は、エチレン誘
導体CX2=CX2およびメタノールから製造され
る。 得られた遊離酸から公知の経路によつて酸フ
ツ化物が得られる。X=Fである化合物は、m
=整数である式で表わされる化合物である。 3 J.Org.Chem.42、25、4055(1977)には、な
かんずく次の反応が記載されている: H(CF2)6CH2OH酸化 ――→ H(CF2)6COOHC6H5COCl ―――――――→ 還流H(CF2)6COCl H(CF2)6COClNaF ―――――→ ジグリムH(CF2)6COF 反応段階a―本発明による方法の電解―は、原
則的には例えばJ.C.S.、Chem.Comm.1978、118
から知られている方法によつて行なわれる。 本発明によれば、フルオルスルホン酸およびそ
の中に溶解されたアルカリ金属フルオルスルホネ
ートからなる支持電解質を調製するには、例えば
塩化リチウム、塩化ナトリウムまたは塩化カリウ
ムのような、対応する容易に入手しうるアルカリ
金属塩化物を、必要ならば予め分留による精製に
付したフルオルスルホン酸に溶解する。その際、
塩化水素の大部分は、直ちにこの溶液から逸出す
る。残部は、乾燥窒素の導入によつて追出され
る。支持電解質中に使用すべきアルカリ金属スル
ホネートの濃度は、重要なことではなく、1に
つき約0.05ないし3モルの範囲内である。 式で表わされる出発物質を上記支持電解質中
に溶解または分散せしめるが、支持電解質に関し
て約60%までを含有する混合物を使用することが
可能である。 陽極としては、オスミウム、イリジウム、白金
または約10%までの他の貴金属、例えばイリジウ
ムを含有する白金合金が適当である。しかし、ガ
ラス状炭素からなる陽極が好ましく、ガラス状炭
素は電解条件下で特に耐食性であることが立証さ
れた。ガラス状炭素は、また陰極としても好適で
あるが、この電極のための材料の問題は重要なこ
とではなく、例えば白金、銅または特殊鋼のよう
な他の物質も同様に好適である。 陽極対陰極の面積の比は、約1:1ないし約
10:1、好ましくは約5:1ないし約10:1であ
る。 電解は、約10〜150mA・cm-2、好ましくは約
20〜80mA・cm-2の陽極電流密度および約0ない
し100℃、好ましくは約20ないし40℃の温度にお
いて行なわれる。 電解混合物の精製および一般式で表わされる
ω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2−
メチル−アルカン−3−オン)の単離は、それ自
体公知の方法で行なわれる。二相の反応混合物の
場合には、場合によつてはなお少量のフルオルス
ルホン酸をも含有するフルオル有機相を傾波によ
つて分離する。さもなければ、電解生成物を蒸留
によつて支持電解質から分離しなければならな
い。いずれの場合においても、電解質相または蒸
留底部生成物は、新鮮なフルオルスルホン酸を添
加した後に電解段階に再循環されうる。 粗ω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)は、分留
によつて更に精製することができる。事情によつ
ては、フツ化ナトリウムで前処理することによ
り、または重炭酸ナトリウム溶液で洗出すことに
よつて粗生成物を脱酸することも有利である。 式で表わされる化合物の製造方法の第2段階
b)は、本発明により得られた一般式で表わさ
れる化合物を適当な求核触媒の存在下に化合物
に変換することに存する。 上記方法のための触媒は、アルカリ金属フツ化
物(LiF、NaF、KF、RbFおよびCsF)である。
それらは単独で、あるいは相互の混合物として使
用されうる。触媒の量は、一般に、式で表わさ
れるフルオルスルフアト化合物に対して約1ない
し50モル%、好ましくは約10ないし30モル%であ
る。 反応温度は、それぞれ使用した触媒に応じて、
一般に約−20ないし+120℃、好ましくは約0な
いし+100℃の範囲である。 反応は、常圧かまたは加圧下に行なうことがで
きる。 反応体および場合によつては使用される溶媒を
一緒にする順序は、上記方法において式で表わ
されるω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)から式で
表わされるペルフルオルイソプロピルケトカルボ
ン酸フルオライドへの変換にとつて重大なことで
はない。しかしながら、バツチを反応の全期間に
亘つて十分に混合するように留意するのが有利で
ある。 好ましい操作手順によれば、触媒を最初に装入
し、式のω−フルオルスルフアト−ペルフルオ
ル−(2−メチル−アルカン−3−オン)を室温
において添加し、そして反応混合物を徐々にガス
の発生が起るまで加熱する。ガスの発生が終つた
後に、塔を使用して蒸留により式で表わされる
ペルフルオルイソプロピルケトカルボン酸フルオ
ライドを触媒から分離する。 下記の例は、更に詳細に本発明を説明するもの
である。 それに続いて、本発明に従つて簡単な基礎生成
物から出発して対応するω−フルオルスルフアト
化合物を経て、ペルフルオルイソプロピルケトカ
ルボン酸フルオライドの一例―すなわち化合物
【式】―を製造する場 合と従来技術に従つて製造する場合との比較を示
す。本発明によつて可能となつた反応経路は、あ
る場合にはより簡単な反応段階において多少より
改善された全収量をもたらす。 例 1 4−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ブタン−3−オン)の製造 K0048 電解装置は、外部冷却ジヤケツトおよび蓋を備
えた、約60mmの内径および100mmの高さを有する
円筒状のガラス容器からなる。この電解槽は、還
流冷却器として作用するドライアイス冷却器を備
え、またガス導入管、温度計および電極用の導線
を有する。槽の蓋の下側に固定された、白金網か
らなる円筒状の陽極(直径:40mm;高さ40mm;メ
ツシユ巾:約1mm)は、底部から約20mmの距離に
位置する。白金網からなる第二の円筒が同様に槽
の蓋に支持され、そして陰極として作用する。撹
拌機として槽の底部にPTFEによつて覆われた棒
磁石が使用される。槽の冷却は、冷却液体として
ペルクロルエチレンを使用する外部冷却循環によ
つて行なわれる。 電解装置の媒質に接触するすべての部分は、ガ
ラス、白金またはPTFEから製られている。 支持電解質は、蒸留されたフルオルスルホン酸
250gに塩化カリウム12.5g(0.16モル)を添加
することによつて調製される。無色の溶液が生成
し、これに乾燥窒素を導入することによつて残留
塩化水素を除去し、次いで2Aの電流の強さで4
時間予備電解を行なう。4−ヒドロ−ペルフルオ
ル−(2−メチル−ブタン−3−オン)85.5g
(0.34モル)を添加した後、2Aの電流の強さおよ
び25℃の温度において、通過電気量が57Ahに達
するまで電解を行なう。槽電圧は、5〜6Vであ
る。 電解が終つた後、電解混合物を165℃の底部温
度になるまで蒸留し、そして留出物(125g)を
更に分留に付して分離する。留分として沸点87〜
88℃の4−フルオルカルボニル−ペルフルオル−
(2−メチル−ブタン−3−オン)27.3g(反応
した出発生成物に関して理論量の35%)が得られ
る。 19F−NMR(CDCl3)**:+50.8(1F、−
OSO2F);−74.0(6F、−CF3);−78.0(2F、−
CF2−);−191.5(1F、CF) **CFCl3はすべての 19F−NMRスペクトルに
対する内部標準として使用される。 例 2 3−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2
−メチル−プロパン−3−オン)の製造 K0049 磁気撹拌機、温度計、滴下漏斗および蒸留ヘツ
ドおよび低温冷却器を有する20cmラシツヒリング
カラムを備え、加熱によつて十分に乾燥された
100mlの三つ口フラスコ内に、乾燥したフツ化セ
シウム2.5g(0.016モル)を予め装入する。次
に、4−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−ブタン−3−オン)30g(0.08モ
ル)を室温において添加する。この添加の間にフ
ツ化スルフリスが発生する。混合物を22℃におい
て3時間撹拌した後、生成物は、蒸留によつてフ
ツ化セシウムから分離される。753mmにおいて32
〜33℃の沸点を有する3−フルオルカルボニル−
ペルフルオル−(2−メチル−プロパン−3−オ
ン)11g(0.045モル)が得られ、これは理論量
の56%の収量に相当する。C5F8O2(分子量:244) 計算値:C 24.6% F 62.2% 実測値:C 23.9% F 59.8%。 19F−NMR(CDCl3):+27.2(1F、COF);−
73.3(6F、−CF3);−192.7(1F、CF) 例 3 5−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ペンタン−3−オン)の製造 K0050 例1に記載したように、電解装置を使用しそし
てフルオルスルホン酸250gおよび塩化カリウム
12.5g(0.16モル)から支持電解質を調製した後
に、5−ヒドロ−ペルフルオル−(2−メチル−
ペンタ−3−オン)99g(0.33モル)を2Aの電
流密度および6〜11Vの槽電圧において電解す
る。電解温度は、25℃である。63Ahの電気量が
通過した後に、電解を終了し、反応混合物を分離
漏斗で各成分に分離する。フルオル有機相(145
g)を30cmの充填カラムで分留する。沸点104〜
105℃の5−フルオルスルフアト−ペルフルオル
−(2−メチル−ペンタン−3−オン)84g(反
応した出発物質に関して理論量の84%)が留分と
して得られる。 19F−NMR(CDCl3):+51.7(1F、−OSO2F);
−73.0(6F、−CF3);−83.4(2F、−OCF2−);
−119.0(2F、−CO−CF2−);−189.4(1F、
CF)。 例 4 4−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2
−メチル−ブタン−3−オン)の製造 K0051 磁気撹拌機、滴下漏斗、温度計およびトラツプ
(−78℃)に連結された冷却器(−20℃)を備え、
加熱により十分に乾燥された250mlの三つ口フラ
スコに室温において、乾燥フツ化セシウム5g
(0.033モル)を予め装入し、そして5−フルオル
スルフアト−ペルフルオル−(2−メチル−ペン
タ−3−オン)92g(0.23モル)を添加する。そ
の際、フツ化スルフリルが発生しそして内部温度
が24℃から30℃まで上昇する。混合物を60℃まで
加熱した後、ガスの発生は増大する。しかし、そ
れは20分以内に止まり、還流が定常化する。続い
て50cmのラシツヒリングカラムを用いて蒸留する
ことにより、766mmにおいて58℃の沸点を有する
4−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2−
メチル−ブタン−3−オン)51g(0.173モル)
が得られる。(収量:理論量の75.6%) C6F10O2(分子量:294) 計算値:C 24.5% F 64.6% 実測値:C 24.4% F 63.6% 19F−NMR(CDCl3):+24.3(1F、−COF);−
73.2(6F、−CF3);−111.0(2F、−CF2−);−
190.8(1F、CF) 例 5 7−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ヘプタン−3−オン)の製造 K0052 例1に記載されたような電解装置を使用する
が、しかし陽極としてガラス状炭素からなる板
(100×20×3mm)を使用しそして陰極として同じ
材料から作られた棒(直径:3mm、長さ:100mm)
を使用する。例1の記載と同じ方法でフルオルス
ルホン酸250gと塩化リチウム10.6g(0.25モル)
とから支持電解質を調製した後、7−ヒドロ−ペ
ルフルオル−(2−メチル−ヘプタン−3−オン)
185g(0.46モル)を2Aの電流密度および13〜
15Vの槽電圧において15時間電解する。電解温度
は、20℃である。次に電解混合物を分離漏斗で各
成分に分離し、フルオル有機相(194g)を30cm
の充填カラムを用いて分留する。沸点143〜144℃
の7−フルオルスルフアト−ペルフルオル−(2
−メチル−ヘプタン−3−オン)124g(反応し
た出発物質に関して理論量の66%)が留分として
得られる。 19F−NMR(CDCl3):+51.5(1F、−OSO2F);
−73.2(6F、−CF3);−82.8(2F、−O−CF2
−);−116.4(2F、−CF2−);−120.7(2F、−
CF2−);−123.3(2F、−CF2−);−190.2(1F、
CF) 例 6 6−フルオルカルボニル−ペルフルオル−(2
−メチル−ヘキサン−3−オン)の製造 K0053 磁気撹拌機、20cmラシツヒリングカラムおよび
低温蒸留ヘツド、滴下漏斗および温度計を備えた
200mlの三つ口フラスコ内で、室温において乾燥
フツ化セシウム8g(0.053モル)および7−フ
ルオルスルフアト−ペルフルオル−(2−メチル
−ヘプタン−3−オン)223g(0.45モル)を一
緒にし、この混合物を75℃に加熱する。その際、
フツ化スルフリルが発生し、トラツプ内で凝縮さ
れる。(43g=0.42モル=理論量の93%)。分留に
より102℃の沸点を有する6−フルオルカルボニ
ル−ペルフルオル−(2−メチル−ヘキサン−3
−オン)160g(0.41モル)が得られ、これは理
論量の90%に相当する。 C8F14O2(分子量:394) 計算値:C 24.36%、F 67.51% 実測値:C 24.1 %、F 67.5 % 19F−NMR(CDCl3):+24.63(1F、−COF);−
74.01(6F、−CF3);−116.8(2F、−CF2−);−
118(2F、−CF2−);−122.3(2F、−CF2−);−
191(1F、CF). 比較:【式】の製 造 1 本発明によるω−フルオルスルフアト化合物
【式】を経る方法 【表】 2 従来技術による方法 【表】 ↓
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 K0032 (上式中、mは1〜10の数である) で表わされるω−フルオルスルフアト−ベルフル
オル−(2−メチル−アルカン−3−オン)。 2 式 K0033 (上式中、mは1〜10の数である) で表わされるω−フルオルスルフアト−ペルフル
オル−(2−メチル−アルカン−3−オン)を製
造すべく、 式 K0034 (上式中、mは1〜10の数である) で表わされるω−ヒドロ−ペルフルオル−(2−
メチル−アルカン−3−オン)を、フルオルスル
ホン酸およびアルカリ金属フルオルスルホネート
からなる電解質中で白金族の金属(Os、Irまた
はPt)および/またはガラス状炭素からなる陽
極および通常の、しかし電解条件下で安定な材料
からなる陰極の使用下に電解し、そしてその際生
成したω−フルオルスルフアト−ペルフルオル−
(2−メチル−アルカン−3−オン)を単離する
ことを特徴とする上記ω−フルオルスルフアト−
ペルフルオル−(2−メチル−アルカン−3−オ
ン)の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19803034499 DE3034499A1 (de) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | (omega)-fluorsulfato-perfluor-(2-methylalkan-3-one) sowie verfahren zur herstellung von perfluorisopropylketocarbonsaeurefluoriden ueber die erstgenannten verbindungen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5781455A JPS5781455A (en) | 1982-05-21 |
| JPH0261450B2 true JPH0261450B2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=6111819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56142553A Granted JPS5781455A (en) | 1980-09-12 | 1981-09-11 | Omega-fluorosulfato-perfluoro-(2-methyl- alkane-3-one) and manufacture of perfluoro- isopropylketocarboxylic acid fluoride derived therefrom |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0047947B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5781455A (ja) |
| CA (1) | CA1181358A (ja) |
| DE (2) | DE3034499A1 (ja) |
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