JPH026177Y2 - - Google Patents

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JPH026177Y2
JPH026177Y2 JP12898583U JP12898583U JPH026177Y2 JP H026177 Y2 JPH026177 Y2 JP H026177Y2 JP 12898583 U JP12898583 U JP 12898583U JP 12898583 U JP12898583 U JP 12898583U JP H026177 Y2 JPH026177 Y2 JP H026177Y2
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JP
Japan
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base plate
asbestos
cement
tile unit
present
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JP12898583U
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、タイルユニツトの貼着において、高
接着強度を得ることのできる下地板に関する。 本出願人は、先に、第1図に示す如きタイルユ
ニツト6の考案につき、実願昭56−57017号とし
て実用新案登録出願をした。このタイルユニツト
6は、中心部に不織布1を介在させたゴム化アス
フアルトシート2の一方の片面に所定の目地間隔
をおいて配列された多数個のタイル3を加温接着
し、他方の片面に綿状の熱溶融型の常温粘着層4
を施し、この粘着層4の表面に剥離紙5を貼りつ
けて養生したものである。このタイルユニツト6
を躯体等に張付ける場合は、剥離紙5を取除き、
表われた粘着層4が施されている面を躯体等に接
着し、タイル3の面から押圧力を付加するという
ものであつて、作業性がよく、かつ貼付固定が確
実な施工面を得ることができる。 このタイルユニツト6はまた、乾式工法に適用
するため、下地板に貼着される場合がある。第2
図はタイルユニツト6を下地板7に貼着した場合
の拡大断面図である。従来、この下地板7には、
セメント65%、石綿35%を混練成形した通常の石
綿セメント板が用いられていた。通常の石綿セメ
ント板よりなる下地板7は、貼着面に何等処理を
施さないでそのまま使用すると、タイルユニツト
6の綿状粘着剤4が下地板7に十分になじまず、
接着しない部分が散在するようになり、接着強度
が低下するという欠点があつた。そこでこれを改
良するため、下地板7の貼着面に、クロロブレン
系のプライマーを塗布して、貼着になじみやすい
平滑面を得る処理が施されていた。しかしながら
プライマー処理には、クロロブレン等の処理剤が
必要なばかりでなく、下地板7の貼着面に存在す
る凹凸を十分に解消し得ず、従つて接着強度もま
た不十分な状態から脱し得なかつた。 本考案は、前記従来の欠点に鑑み、これを解消
する目的のもとに創案されたものであつて、その
要旨とするところは、55〜65%のボルトランドセ
メントと、適宜量の石綿、無機混和剤及び有機分
散剤、更に要すれば他の添加剤とを混練成形した
特殊石綿セメント板の貼着面が0.14以下のすべり
抵抗係数になるように仕上げ処理されていること
を特徴とするタイルユニツト貼着用下地板にあ
る。 まず、本考案に係る下地板(以下、本案下地板
という)7の組成について説明する。ボルトラン
ドセメントは下地板7の強度を確保するものであ
つて、本案下地板7の成形上最も主要な材料であ
り、十分な強度をもつた下地板7を得るには55%
以上が必要である。しかしこれが65%を越える
と、下地板7が硬化する時に表面に凹凸が生じや
すくなる。そのためボルトランドセメントの量は
55〜65%の範囲とした。石綿は下地板7をして板
材としての形体を保持すると共に、靭性を保持さ
せる上で重要な材料である。そのための好適な量
は15〜25%である。無機混和剤は下地板7の硬化
時に、表面に凹凸が生ずるのを防止する。その好
適な添加量は5〜10%である。本考案の実施例で
は、無機混和剤として石綿テイーリングを用い
た。有機分散剤は、ボルトランドセメントの粒子
をはじめ石綿や無機混和剤の繊維が局部的に集合
するのを均一に分散させる作用を有しており、下
地板7の強度と靭性を全体的に均一化するばかり
でなく、表面の凹凸をも防止する。そのための好
適な添加量は10〜12%である。本考案の実施例で
は、有機分散剤としてパルプを用いた。本考案に
おいて、必要がある場合には、極く少量の着色剤
を加えることも可能である。 本案下地板7に対し、十分な接着強度のもとに
タイルユニツト6を貼着するには、下地板7の貼
着面の表面状況を適正なものとなるよう仕上げ処
理する必要がある。本案の下地板7の表面状況
は、JIS A1407に規定する試験方法(振子形)の
測定によつて、すべり抵抗が0.14以下であること
が必要である。本考案の実施例では、表面仕上げ
はバフがけ研摩によつた。しかし、研摩手段を限
定するものではない。 次に、本案下地板と従来の下地板との比較試験
について説明する。第1表は下地板の製造条件で
あり、第2表は気中、水中及び湯中での接着強度
を示した。なお、タイルユニツトの粘着層には、
スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム及びスチレ
ン−イソブチレンのブロツクポリマー等合成ゴム
を主材とし、粘着付与剤として低重合ポリイソブ
チレンやロジ等の天然樹脂、テルペン変性、芳香
族係石油樹脂等を添加したものを用い、これを線
状に施した。
【表】
【表】 第2表に見られる如く、本案下地板を用いたも
のの気中における接着強さは、いずれも2.0Kg/
cm2以上であつて従来のものに比して格段に優れて
おり、水中及び湯中での接着強さでも従来のもの
に比して優れている。この試験例は、粘着層を線
状に設けたものについて行なつたが、これを貼着
面の全面に設けたものであつてもよいことは勿論
である。 前記本考案の効果は、特殊石綿セメント板より
なる下地板の貼着面を研摩処理して平滑化したこ
とによるものであるが、その平滑度につき表面あ
らさ計を用いて測定した。その場合のチヤートを
第3図に示す。同図のAは従来の下地板の貼着面
にプライマー処理を施したものであり、同図のB
は従来の下地板の貼着面をバフがけにより研摩処
理したものであり、同図のCは本案下地板の表面
あらさ状況である。これらの図によつてわかるよ
うに、従来の下地板はプライマー処理と研摩処理
のいずれを施しても粗面である。特に従来のもの
と本考案のものとでは、同図B,Cの如く共にバ
フがてによつて仕上げ処理したにも拘わらず、従
来のものは依然として粗面であるのに本考案のも
のは滑面となつており、この点に特徴的な相違が
見られる。この相違は、従来の下地板が通常のセ
メントと石綿とよりなり、かつそのセメントの量
が多いために、材質的に粗い組織となり、いくら
研摩しても平滑面が得られないことによるもので
ある。 以上の如く、本考案は特殊石綿セメント板に研
摩処理を施して、すべり抵抗係数の0.14以下の貼
着面を有する下地板とすることにより、これに貼
着するタイルユニツトを確実強固に接着すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案下地板に貼着されるタイルユニツ
トの一例を示す斜視図、第2図は下地板にタイル
ユニツトを貼着した状態を示す拡大断面図、第3
図は従来の下地板と本案下地板との貼着面あらさ
を比較測定したチヤートであつて同図Aは従来の
下地板にプライマー処理を施したもの、同図Bは
従来の下地板に研摩処理を施したもの、同図のC
は本案下地板の貼着面あらさを測定したものであ
る。 1……不織布、2……シート、3……タイル、
4……粘着層、5……剥離紙、6……タイルユニ
ツト、7……下地板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 55〜65%のボルトランドセメントと、適宜量の
    石綿、無機混和剤及び有機分散剤、更に要すれば
    他の添加剤とを混練成形した特殊石綿セメント板
    よりなり、該特殊石綿セメント板の貼着面が0.14
    以下のすべり抵抗係数になるように仕上げ処理さ
    れていることを特徴とするタイルユニツト貼着用
    下地板。
JP12898583U 1983-08-20 1983-08-20 タイルユニツト貼着用下地板 Granted JPS6035834U (ja)

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JP12898583U JPS6035834U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 タイルユニツト貼着用下地板

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JP12898583U JPS6035834U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 タイルユニツト貼着用下地板

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Publication Number Publication Date
JPS6035834U JPS6035834U (ja) 1985-03-12
JPH026177Y2 true JPH026177Y2 (ja) 1990-02-15

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JP12898583U Granted JPS6035834U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 タイルユニツト貼着用下地板

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