JPH0262122B2 - - Google Patents
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- JPH0262122B2 JPH0262122B2 JP60026099A JP2609985A JPH0262122B2 JP H0262122 B2 JPH0262122 B2 JP H0262122B2 JP 60026099 A JP60026099 A JP 60026099A JP 2609985 A JP2609985 A JP 2609985A JP H0262122 B2 JPH0262122 B2 JP H0262122B2
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- acrylonitrile polymer
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- acrylonitrile
- particles
- powder
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0205—Macromolecular components
- G03G5/0208—Macromolecular components obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は特定の粒径のアクリロニトリル系重合
体微粉末に関するものであり、とくに細線画像形
成性に優れ、筆記性、耐熱性に優れた静電記録体
を作るのに有用なアクリロニトリル系重合体微粉
末粒子に関するものである。 〔従来の技術〕 静電記録体は、支持体、導電層及び誘電層を基
本構成要素とし誘電体層に何等かの方法で静電画
像を形成させ、この潜像を着色物質により顕像し
て画像記録するものである。従来、静電記録体と
して用いられてきたものは絶縁性樹脂中に酸化亜
鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、アル
ミナなどの無機充填材を加えたものを誘電体層と
するものであるが、その表面は極めて平滑性に富
むものであり、記録画像が保存中に欠ける難点が
あり、また、筆記性も不足する難点があつた。 この記録画像の保持性、及び筆記性を改良する
方法として、誘電体層中に含まれる無機質充填材
の含有量を増加せしめる方法がとられてきたが、
誘電体層の高絶縁性が無機充填材の含有量の増大
に比例して低下し、静電潜像の形成性が低下し、
記録画像濃度の低下をきたすと共に記録体の重量
の増大を招く不都合が生じていた。 このような難点のない静電記録体として少なく
とも75重量%以上のアクリロニトリル系重合体よ
りなる粒径が10μ以下の粉末樹脂を誘電体層に含
むものが、特開昭55−110254号公報に示されてお
り、ここに用いられているアクリロニトリル系重
合体は、平均粒子径6〜8μであり、粒子径10μ以
上のものを含まないものを用いることによつて上
述した如き難点のない静電記録体を得ている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記公報に示された静電記録体中に、含まれて
いるアクリロニトリル系重合体微粒子は、上記し
た如く、その平均粒子径は、6〜8μであつて10μ
を越える大粒径粒子を含まないものであるが、こ
のようなアクリロニトリル系微粒子を含む誘電体
層を備えた静電記録体は、画線記録濃度、筆記性
等は良好であるが、細線画像伝送による静電記録
をすると、細線画像形成性が、無機系充填材を含
む従来開始されてきた静電記録体に比し劣り、実
用性が不足していた。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は上記難点のないアクリロ
ニトリル系重合体粉末を充填材として含む誘電体
層を備えた静電記録体を得るべく検討中のとこ
ろ、前記発明で用いられたアクリロニトリリル系
重合体粉末は、平均粒子径は6〜8μではあるが、
その粒度分布は0.1〜10μと極めて広い範囲にわた
つているものであり、粒度分布の広いアクリロニ
トリル系重合体粉末を含む誘電体層を備えたもの
は、細線画像形成性が悪く、とくに、1μ以下の
粉末粒子を含むものは筆記性が低下するだけでな
く、理由は不明であるが、細線画像形成性が不足
することを認めた。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は種々検討した結果、体積
平均粒子径が2〜4μの範囲にあり、最大粒子径
1μ以下の微粉末粒子を10重量%以上含まず、か
つ最小粒子径が6μを越える微粉粒子を含まない
アクリロニトリル系重合体微粉末を用いると、上
記難点のない静電記録体が得られることを見出
し、本発明を完成した。 本発明の要旨とするところは、少なくともアク
リロニトリル重合体単位を90重量%以上含む還元
粘度1.5以上の実質的に不純物を含まないアクリ
ロニトリル系重合体よりなり、平均粒子径2〜
4μにあり、かつ粒子径1μ以下の粉末粒子を10重
量%以上含まず、かつ粒子径が6μを越える粉末
粒子を含まないアクリロニトリル系重合体微粉末
に関するものである。 本発明を実施するに際して用いるアクリロニト
リル系重合体は、アクリロニトリル重合単位を90
重量%以上含むものであることが必要である。ア
クリロニトリル系重合体単位が90重量%未満の重
合体は、そのガラス転移温度が低くなり、重合体
粉末粒子が凝集し、塊状となり易く、充填材とし
て用いる場合、樹脂への分散性が不足すること、
耐溶剤性が十分でなく溶剤に溶け易く、充填材と
しての適性が十分でない。また、ガラス転移温度
が低下すると、粉砕時に重合体粒子表面が溶融す
るため、粒子径が小さく粒度分布の狭いアクリロ
ニトリル系重合体粉末とすることはできない。ア
クリロニトリルと共重合しうる他の共重合可能な
モノマーとしては、スチレン、塩化ビニル、α−
メチルスチレン、メタクリル酸アルキルエステ
ル、メタクリル酸フエニルエステル、メタクリル
酸シクロアルキルエステル、アクリル酸アルキル
エステル、アルキル酸フエニルエステル、アクリ
ル酸シクロアルキルエステル類、アクリルアミ
ド、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、ス
チレンスルホン酸、ビニルスルホン酸及びこれら
の塩類などを挙げることができる。 本発明に用いるアクリロニトリル系重合体の還
元粘度(アクリロニトリル系重合体0.5gを100ml
のジメチルホルムアミドに溶解し、25℃で測定し
た粘度)が1.5以上のものであることが必要であ
る。還元粘度が1.5以下のものは耐溶剤性が劣る
こと、耐熱性が不足することばかりでなく粉砕性
が不足し、本発明の目的とするアクリロニトリル
系重合体を得ることは難しい。還元粘度が1.5以
上のアクリロニトリル系重合体を作るには、水性
懸濁重合法或いは有機剤/水=4/1〜1/4な
る割合の溶媒を重合溶媒とするラジカル重合法な
どを用いるのがよい。 特公昭49−31753号公報にみられる如き、溶液
重合法にて作られたアクリロニトリル系重合体
は、その重合度を高めることが難しく、得られる
アクリロニトリル系重合体粉末の耐溶剤性、耐熱
性が不足すること、アクリロニトリル系重合体粉
末中に1%内外の溶媒が残るため、粉末凝集しや
すいこと、更に平均粒径2〜4μで1μ以下の微粒
子を含まないものとすることは難しい。 また、特公昭57−31732号公報にはカチオン系
乳化剤の存在下にアクリロニトリルを重合し、粒
子径1〜2000μの球状のアクリロニトリル系重合
体粒子を得る発明が示されているが、当該発明に
よつて得られる重合体粒子も、1μ以下の重合体
粒子を含む粒径分布の極めて広いものとなり、か
つ重合体粒子表面は、親水性に富んでおり、この
ような重合体粒子を充填材としたものは、親水性
が高くなり、静電記録体の如き、高絶縁性のもの
を作る際の充填材としては利用することが難し
い。 それ故、本発明のアクリロニトリル系重合体中
には、乳化剤や有機溶剤の如き不純物を実質的に
含まないものであることが望ましい。本発明のア
クリロニトリル系重合体の微粉末を作るには、上
述した如き水系重合法にて作られたアクリロニト
リル系重合体を分級機を備えた乾式粉砕装置に供
給し、6μ以上の重合体粒子を粉砕系に再循せし
めながら、1μ以下の粒子径の重合体を除去して、
体積平均粒子径2〜4μのアクリロニトリル系重
合体粉末とすればよい。 本発明で用いるアクリロニトリル系重合体は、
実質的に不純物を含んでおらず、水系懸濁重合
法、又は水系ラジカル重合法によつて作るため、
重合体粒子の密度が高く、その粉砕性は、他の重
合法によつて作つたアクリロニトリル重合体に比
し極めて優れている。 本発明のアクリロニトリル系重合体粒子は、
1μ以下の微粒子を10重量%以上含まず、かつ6μ
以上の微粒子を含んでいないこと及び体積平均粒
子径が2〜4μの範囲にあるものであることが必
要である。粒子径が6以上の粒子を含むアクリロ
ニトリル系重合体粉末は、静電記録体形成用充填
材として用いた場合、細線画像切れが生じ易くな
る。一方、粒径1μ以下の粒子体を多量に含むア
クリロニトリル系粉末も、静電記録体形成用充填
材として用いた場合、筆記特性が低下するだけで
なく、理由は不明であるが、細線画像形成性が著
しく低下するようになる。 本発明のアクリロニトリル系重合体粉末は上述
した如き特性を有するものであり、塗料や塗工紙
用樹脂やフイルム用樹脂への分散性に優れ、耐熱
性、耐溶剤性、耐水性が良好であり、耐候性にも
優れており、特に絶縁性に優れ、静電記録体用誘
電体層形成用充填材として利用した際にその特徴
を十分に発揮する。 上記したアクリロニトリル系重合体微粒子を含
む静電記録体形成用誘電体層を作るのに用い得る
絶縁性樹脂としては、体積抵抗値が1012Ω・cm以
上の樹脂であることが必要であり、例えば、アク
リル系樹脂、メタクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹
脂、スチレン系樹脂或いは、ポリエステル系樹脂
などを挙げることができ、これらの樹脂は単独で
或いは、二種以上併用して用いることができる。 絶縁性樹脂と、アクリロニトリル系重合体樹脂
との混合方法は、特に限定されるものではなく、
ボールミル、アトライダー、バンバリーミキサー
などの通常の混合機を用いて行うことができる。 上記絶縁性樹脂溶液を用い静電記録体を作るに
は、予め、導電処理を施した基体上に1〜20g/
m2の膜厚となるように塗布乾燥することによつ
て、細線画像形成性に優れ、画像濃度が高く、筆
記性良好な静電記録体とすることができる。な
お、基体としては、紙プラスチツクフイルムなど
を用いることができる。 以下実施例により、本発明を更に詳細に説明す
る。なお、本発明にかかわる検討では、粒子径の
測定にはコールターカウンター(アパーチヤー
50μ、日科機製)を利用し、平均粒子径として
は、体積平均粒子径を用いた。 実施例 1 アクリロニトリル系重合体{A}の製造 2の重合槽に、1の水と0.15gの濃硫酸を
入れ、窒素ガス置換した後、50℃に加温し、200
gのアクリロニトリルを加え、0.51gの過硫酸カ
リウムと25mlの蒸留水を加えた後酸性亜硫酸ソー
ダ2.43gを水25mlに溶かして滴下法により、徐々
に重合系に加えた。50℃で4時間重合した後、重
合体を分離し、洗浄、脱水した後、70℃で乾燥し
た。 得られた重合体の還元粘度は、1.9であり、平
均粒径は25μであつた。この重合体をアクリロニ
トリル系重合体{A}とした。 上述の如くして得たアクリロニトリル系重合体
{A}の粉末を微粒粉砕機にかけ、分級条件を変
更することにより、第1表に示す粒径特性を有す
るアクリロニトリル系粉体を得た。(粒子径測定
は、日科機製コールターカウンター(アパーチヤ
ーサイズ50μ)を使用した。) 一方、絶縁用樹脂として、メチルメタクリレー
ト80部、エチルアクリレート5部、グリシジルメ
タクリレート5部を主体とする樹脂のメチルケト
ン溶液(固形分濃度30%)に、アクリロニトリル
系重合体粉末を予めメチルエチルケトン溶液に均
一分散して、当該粉体濃度が、5重量%になるよ
うに加え、ボールミルで均一分散せしめた。 この分散液を、表面抵抗値が107Ωとなるよう
に表面処理した上、質紙(50g/m2の重さ)に、
塗膜乾燥後の重さが6g/m2になるように塗布乾
燥することによつて、静電記録体とした。 かくして得た静電記録紙を20℃、65%RHの条
件で8本/mm及び16本/mmの線密度を有する固定
マルチヘツドにより細線の画像を成形した結果を
第1表に示した。
体微粉末に関するものであり、とくに細線画像形
成性に優れ、筆記性、耐熱性に優れた静電記録体
を作るのに有用なアクリロニトリル系重合体微粉
末粒子に関するものである。 〔従来の技術〕 静電記録体は、支持体、導電層及び誘電層を基
本構成要素とし誘電体層に何等かの方法で静電画
像を形成させ、この潜像を着色物質により顕像し
て画像記録するものである。従来、静電記録体と
して用いられてきたものは絶縁性樹脂中に酸化亜
鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、アル
ミナなどの無機充填材を加えたものを誘電体層と
するものであるが、その表面は極めて平滑性に富
むものであり、記録画像が保存中に欠ける難点が
あり、また、筆記性も不足する難点があつた。 この記録画像の保持性、及び筆記性を改良する
方法として、誘電体層中に含まれる無機質充填材
の含有量を増加せしめる方法がとられてきたが、
誘電体層の高絶縁性が無機充填材の含有量の増大
に比例して低下し、静電潜像の形成性が低下し、
記録画像濃度の低下をきたすと共に記録体の重量
の増大を招く不都合が生じていた。 このような難点のない静電記録体として少なく
とも75重量%以上のアクリロニトリル系重合体よ
りなる粒径が10μ以下の粉末樹脂を誘電体層に含
むものが、特開昭55−110254号公報に示されてお
り、ここに用いられているアクリロニトリル系重
合体は、平均粒子径6〜8μであり、粒子径10μ以
上のものを含まないものを用いることによつて上
述した如き難点のない静電記録体を得ている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記公報に示された静電記録体中に、含まれて
いるアクリロニトリル系重合体微粒子は、上記し
た如く、その平均粒子径は、6〜8μであつて10μ
を越える大粒径粒子を含まないものであるが、こ
のようなアクリロニトリル系微粒子を含む誘電体
層を備えた静電記録体は、画線記録濃度、筆記性
等は良好であるが、細線画像伝送による静電記録
をすると、細線画像形成性が、無機系充填材を含
む従来開始されてきた静電記録体に比し劣り、実
用性が不足していた。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は上記難点のないアクリロ
ニトリル系重合体粉末を充填材として含む誘電体
層を備えた静電記録体を得るべく検討中のとこ
ろ、前記発明で用いられたアクリロニトリリル系
重合体粉末は、平均粒子径は6〜8μではあるが、
その粒度分布は0.1〜10μと極めて広い範囲にわた
つているものであり、粒度分布の広いアクリロニ
トリル系重合体粉末を含む誘電体層を備えたもの
は、細線画像形成性が悪く、とくに、1μ以下の
粉末粒子を含むものは筆記性が低下するだけでな
く、理由は不明であるが、細線画像形成性が不足
することを認めた。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は種々検討した結果、体積
平均粒子径が2〜4μの範囲にあり、最大粒子径
1μ以下の微粉末粒子を10重量%以上含まず、か
つ最小粒子径が6μを越える微粉粒子を含まない
アクリロニトリル系重合体微粉末を用いると、上
記難点のない静電記録体が得られることを見出
し、本発明を完成した。 本発明の要旨とするところは、少なくともアク
リロニトリル重合体単位を90重量%以上含む還元
粘度1.5以上の実質的に不純物を含まないアクリ
ロニトリル系重合体よりなり、平均粒子径2〜
4μにあり、かつ粒子径1μ以下の粉末粒子を10重
量%以上含まず、かつ粒子径が6μを越える粉末
粒子を含まないアクリロニトリル系重合体微粉末
に関するものである。 本発明を実施するに際して用いるアクリロニト
リル系重合体は、アクリロニトリル重合単位を90
重量%以上含むものであることが必要である。ア
クリロニトリル系重合体単位が90重量%未満の重
合体は、そのガラス転移温度が低くなり、重合体
粉末粒子が凝集し、塊状となり易く、充填材とし
て用いる場合、樹脂への分散性が不足すること、
耐溶剤性が十分でなく溶剤に溶け易く、充填材と
しての適性が十分でない。また、ガラス転移温度
が低下すると、粉砕時に重合体粒子表面が溶融す
るため、粒子径が小さく粒度分布の狭いアクリロ
ニトリル系重合体粉末とすることはできない。ア
クリロニトリルと共重合しうる他の共重合可能な
モノマーとしては、スチレン、塩化ビニル、α−
メチルスチレン、メタクリル酸アルキルエステ
ル、メタクリル酸フエニルエステル、メタクリル
酸シクロアルキルエステル、アクリル酸アルキル
エステル、アルキル酸フエニルエステル、アクリ
ル酸シクロアルキルエステル類、アクリルアミ
ド、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、ス
チレンスルホン酸、ビニルスルホン酸及びこれら
の塩類などを挙げることができる。 本発明に用いるアクリロニトリル系重合体の還
元粘度(アクリロニトリル系重合体0.5gを100ml
のジメチルホルムアミドに溶解し、25℃で測定し
た粘度)が1.5以上のものであることが必要であ
る。還元粘度が1.5以下のものは耐溶剤性が劣る
こと、耐熱性が不足することばかりでなく粉砕性
が不足し、本発明の目的とするアクリロニトリル
系重合体を得ることは難しい。還元粘度が1.5以
上のアクリロニトリル系重合体を作るには、水性
懸濁重合法或いは有機剤/水=4/1〜1/4な
る割合の溶媒を重合溶媒とするラジカル重合法な
どを用いるのがよい。 特公昭49−31753号公報にみられる如き、溶液
重合法にて作られたアクリロニトリル系重合体
は、その重合度を高めることが難しく、得られる
アクリロニトリル系重合体粉末の耐溶剤性、耐熱
性が不足すること、アクリロニトリル系重合体粉
末中に1%内外の溶媒が残るため、粉末凝集しや
すいこと、更に平均粒径2〜4μで1μ以下の微粒
子を含まないものとすることは難しい。 また、特公昭57−31732号公報にはカチオン系
乳化剤の存在下にアクリロニトリルを重合し、粒
子径1〜2000μの球状のアクリロニトリル系重合
体粒子を得る発明が示されているが、当該発明に
よつて得られる重合体粒子も、1μ以下の重合体
粒子を含む粒径分布の極めて広いものとなり、か
つ重合体粒子表面は、親水性に富んでおり、この
ような重合体粒子を充填材としたものは、親水性
が高くなり、静電記録体の如き、高絶縁性のもの
を作る際の充填材としては利用することが難し
い。 それ故、本発明のアクリロニトリル系重合体中
には、乳化剤や有機溶剤の如き不純物を実質的に
含まないものであることが望ましい。本発明のア
クリロニトリル系重合体の微粉末を作るには、上
述した如き水系重合法にて作られたアクリロニト
リル系重合体を分級機を備えた乾式粉砕装置に供
給し、6μ以上の重合体粒子を粉砕系に再循せし
めながら、1μ以下の粒子径の重合体を除去して、
体積平均粒子径2〜4μのアクリロニトリル系重
合体粉末とすればよい。 本発明で用いるアクリロニトリル系重合体は、
実質的に不純物を含んでおらず、水系懸濁重合
法、又は水系ラジカル重合法によつて作るため、
重合体粒子の密度が高く、その粉砕性は、他の重
合法によつて作つたアクリロニトリル重合体に比
し極めて優れている。 本発明のアクリロニトリル系重合体粒子は、
1μ以下の微粒子を10重量%以上含まず、かつ6μ
以上の微粒子を含んでいないこと及び体積平均粒
子径が2〜4μの範囲にあるものであることが必
要である。粒子径が6以上の粒子を含むアクリロ
ニトリル系重合体粉末は、静電記録体形成用充填
材として用いた場合、細線画像切れが生じ易くな
る。一方、粒径1μ以下の粒子体を多量に含むア
クリロニトリル系粉末も、静電記録体形成用充填
材として用いた場合、筆記特性が低下するだけで
なく、理由は不明であるが、細線画像形成性が著
しく低下するようになる。 本発明のアクリロニトリル系重合体粉末は上述
した如き特性を有するものであり、塗料や塗工紙
用樹脂やフイルム用樹脂への分散性に優れ、耐熱
性、耐溶剤性、耐水性が良好であり、耐候性にも
優れており、特に絶縁性に優れ、静電記録体用誘
電体層形成用充填材として利用した際にその特徴
を十分に発揮する。 上記したアクリロニトリル系重合体微粒子を含
む静電記録体形成用誘電体層を作るのに用い得る
絶縁性樹脂としては、体積抵抗値が1012Ω・cm以
上の樹脂であることが必要であり、例えば、アク
リル系樹脂、メタクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹
脂、スチレン系樹脂或いは、ポリエステル系樹脂
などを挙げることができ、これらの樹脂は単独で
或いは、二種以上併用して用いることができる。 絶縁性樹脂と、アクリロニトリル系重合体樹脂
との混合方法は、特に限定されるものではなく、
ボールミル、アトライダー、バンバリーミキサー
などの通常の混合機を用いて行うことができる。 上記絶縁性樹脂溶液を用い静電記録体を作るに
は、予め、導電処理を施した基体上に1〜20g/
m2の膜厚となるように塗布乾燥することによつ
て、細線画像形成性に優れ、画像濃度が高く、筆
記性良好な静電記録体とすることができる。な
お、基体としては、紙プラスチツクフイルムなど
を用いることができる。 以下実施例により、本発明を更に詳細に説明す
る。なお、本発明にかかわる検討では、粒子径の
測定にはコールターカウンター(アパーチヤー
50μ、日科機製)を利用し、平均粒子径として
は、体積平均粒子径を用いた。 実施例 1 アクリロニトリル系重合体{A}の製造 2の重合槽に、1の水と0.15gの濃硫酸を
入れ、窒素ガス置換した後、50℃に加温し、200
gのアクリロニトリルを加え、0.51gの過硫酸カ
リウムと25mlの蒸留水を加えた後酸性亜硫酸ソー
ダ2.43gを水25mlに溶かして滴下法により、徐々
に重合系に加えた。50℃で4時間重合した後、重
合体を分離し、洗浄、脱水した後、70℃で乾燥し
た。 得られた重合体の還元粘度は、1.9であり、平
均粒径は25μであつた。この重合体をアクリロニ
トリル系重合体{A}とした。 上述の如くして得たアクリロニトリル系重合体
{A}の粉末を微粒粉砕機にかけ、分級条件を変
更することにより、第1表に示す粒径特性を有す
るアクリロニトリル系粉体を得た。(粒子径測定
は、日科機製コールターカウンター(アパーチヤ
ーサイズ50μ)を使用した。) 一方、絶縁用樹脂として、メチルメタクリレー
ト80部、エチルアクリレート5部、グリシジルメ
タクリレート5部を主体とする樹脂のメチルケト
ン溶液(固形分濃度30%)に、アクリロニトリル
系重合体粉末を予めメチルエチルケトン溶液に均
一分散して、当該粉体濃度が、5重量%になるよ
うに加え、ボールミルで均一分散せしめた。 この分散液を、表面抵抗値が107Ωとなるよう
に表面処理した上、質紙(50g/m2の重さ)に、
塗膜乾燥後の重さが6g/m2になるように塗布乾
燥することによつて、静電記録体とした。 かくして得た静電記録紙を20℃、65%RHの条
件で8本/mm及び16本/mmの線密度を有する固定
マルチヘツドにより細線の画像を成形した結果を
第1表に示した。
【表】
実施例 2
アクリロニトリル重合体{B}〜{F}の製造
内容積2の四つ口フラスコに、第2表に示し
た仕込み組成を仕込み55℃で重合を開始し、重合
系が白濁を開始した時点で、第2表に示した追加
溶媒を加え、70分で重合を完了した後、重合体を
分離し、水洗乾燥することによつて、平均粒径が
20〜30μのアクリロニトリル系重合体{B}〜
{F}を得た。
た仕込み組成を仕込み55℃で重合を開始し、重合
系が白濁を開始した時点で、第2表に示した追加
溶媒を加え、70分で重合を完了した後、重合体を
分離し、水洗乾燥することによつて、平均粒径が
20〜30μのアクリロニトリル系重合体{B}〜
{F}を得た。
【表】
上述の如くして得たアクリロニトリル系重合体
を分級機を備えた粉砕機に供給し、粒径1.5μ以下
を除きながら、第3表に示した平均粒均粒子径の
アクリロニトリル系重合体粉末を得た。なお、
5μ以の粉末は、更に粉砕工程へまわし、大粒子
の粉体は除去した。 上記の如くして得たアクリロニトリル系重合体
粉末を用い実施例1と同様にして、静電記録体を
作り、画像の複製能を測定した結果を第3表に示
した。
を分級機を備えた粉砕機に供給し、粒径1.5μ以下
を除きながら、第3表に示した平均粒均粒子径の
アクリロニトリル系重合体粉末を得た。なお、
5μ以の粉末は、更に粉砕工程へまわし、大粒子
の粉体は除去した。 上記の如くして得たアクリロニトリル系重合体
粉末を用い実施例1と同様にして、静電記録体を
作り、画像の複製能を測定した結果を第3表に示
した。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくともアクリロニトリル重合単位を90重
量%以上含む、還元粘度1.5以上のアクリロニト
リル系重合体であり、粒径6μを越えるものを含
まずかつ粒子径1μ以下のものを10重量%以上含
まない平均粒子径2μ以上4μ以下のアクリロニト
リル系重合体微粉末。 2 アクリロニトリル系重合体微粉末粒子が、水
系懸濁重合法にて作つたアクリロニトリル系重合
体を粉砕したものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のアクリロニトリル系重合体
微粉末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2609985A JPS61258810A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | アクリロニトリル系重合体微粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2609985A JPS61258810A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | アクリロニトリル系重合体微粉末 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8803990A Division JPH0380254A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 静電記録体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61258810A JPS61258810A (ja) | 1986-11-17 |
| JPH0262122B2 true JPH0262122B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=12184146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2609985A Granted JPS61258810A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | アクリロニトリル系重合体微粉末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61258810A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0733409B2 (ja) * | 1987-04-16 | 1995-04-12 | 日本エクスラン工業株式会社 | アクリロニトリル系ポリマ−ビ−ズ |
| JP3978648B2 (ja) * | 2002-02-06 | 2007-09-19 | 日本エクスラン工業株式会社 | ポリアクリロニトリル系重合体微粒子 |
| JP7225199B2 (ja) | 2018-03-01 | 2023-02-20 | 株式会社Adeka | 有機硫黄系電極活物質 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945734A (en) * | 1972-09-05 | 1974-05-01 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Seidenkirokutai no seizoho |
| JPS50127634A (ja) * | 1974-03-27 | 1975-10-07 | ||
| JPS55110254A (en) * | 1979-02-19 | 1980-08-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Electrostatic recording material |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2609985A patent/JPS61258810A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61258810A (ja) | 1986-11-17 |
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