JPH0263413A - 背もたれ付椅子 - Google Patents

背もたれ付椅子

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JPH0263413A
JPH0263413A JP21578188A JP21578188A JPH0263413A JP H0263413 A JPH0263413 A JP H0263413A JP 21578188 A JP21578188 A JP 21578188A JP 21578188 A JP21578188 A JP 21578188A JP H0263413 A JPH0263413 A JP H0263413A
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inner shell
backrest
shell
outer shell
seat
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Shinichi Kaneda
金田 信一
Yoichi Suzuki
陽一 鈴木
Takao Sugano
隆夫 菅野
Masamitsu Miyashita
宮下 正光
Tsunetaro Ito
恒太郎 伊藤
Miyoshi Katagiri
片桐 美義
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Takano Corp
Kokuyo Co Ltd
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Takano Corp
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インナーシェルとアウターシェルとを用いて
座と背もたれとを一体に構成してなる背もたれ付椅子に
関するものである。
[従来の技術] 従来、座と背もたれとを一体に構成してなる椅子として
、例えば、座対応部分と背もたれ対応部分とを有した側
面視り字形のインナーシェルを備え、このインナーシェ
ルの下面及び背面にアウターシェルを装着したものが知
られている。
ところで、従来のものは、インナーシェルの座対応部分
の下面を覆う下面側のアウターシェルと、インナーシェ
ルの背もたれ対応部分の背面を覆う背面側のアウターシ
ェルとを、それぞれ別体界として備えている。そして、
クッション材と外装材とを枠材により補強してなるクッ
ションユニットを前記インナーシェルの上面及び前面側
に装着しており、そのクッションユニットのインナーシ
ェルの外周縁よりも外方へはみ出した部分に、板状をな
すアウターシェルの外周縁を弾設させているのが通常で
ある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものでは、アウターシェル
を座対応部分と背もたれ対応部分とを有した側面視り字
形の一体成形品にした場合に、特に不具合が生じ易い。
すなわち、共に側面視り字形をなすインナーシェルとア
ウターシェルとの組み合わせにより、座及び背もたれの
構造材を構成する場合には、椅子としての必要な強度や
変形特性を確保するために、前記両シェルを、限られた
一定の範囲内で相互に位置ずれし得るように結合するこ
とが重要となる。しかるに、このようにした場合には、
その位置ずれのしわよせが、いずれかの部分に作用し、
アウターシェルが外方に膨らんで、インナーシェル及び
クッションユニットとの間に隙間が形成されるという不
具合を招き易い。
例えば、背もたれを後方に倒すことができるようにした
椅子においては、背もたれを後方に傾動させる際に、ア
ウターシェルの背もたれ対応部分がインナーシェルの背
もたれ対応部分に対して、定の範囲内で下方に位置ずれ
を起こすようにしておくのが望ましいが、このようにす
ると、背もたれ後傾時に、アウターシェルの座対応部分
と背もたれ対応部分との境界部分が後方に膨出すること
になり、この部分で隙間が発生し易くなる。
また、従来の構造では、アウターシェル自体に寸法誤差
や反り等の不測の変形が生じた場合、あるいは、クッシ
ョン材が経年変化により変形した場合等にも、アウター
シェルとクッション材との間に隙間が生じ、その部分が
見苦しくなるという不具合がある。
本発明は、このような課題を解消することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために。
次のような構成を採用したものである。
すなわち、本発明にかかる背もたれ付椅子は、第1図及
び第2図に示すように、弾性変形可能な側面視り字形の
インナーシェル(2)と、弾性変形可能な側面視り字形
のアウターシェル(3)を用いて座(4)と背もたれ(
5)とを一体に構成してなるものであって、インナーシ
ェル(2)の外周縁(21a、21b、22a、22c
、28a)に下方及び後方に延出する突条(210)を
連続的に突設するとともに、アウターシェル(3)の外
周縁(31a、31b、32a、32b、34a)に、
上方及び前方に延出する突条(310)を連続的に突設
し、アウターシェル(3)の突条(310)を、インナ
ーシェル(2)の突条(210)の内側に、略平行に位
置させていることを特徴とする。
外装材(8)の周縁部(8a)を外部に露出しないよう
に確実に隠しておくには、インナーシェル(2)の上面
(2a)及び前面(2d)にクッション材(7)を介し
て外装材(8)を被装し、その外装材(8)の周縁部(
8a)をインナーシェル(2)の突条(210)とアウ
ターシェル(3)の突条(310)との間を通過させて
、該インチ−シェル(2)の下面(2b)及び背面(2
C)側に導き、そのインナーシェル(2)に止着するの
がよい。
背もたれ(5)を後方に傾動させる際に、アウターシェ
ル(3)の背もたれ対応部分(32)がインナーシェル
(2)の背もたれ対応部分(22)に対して、一定の範
囲内で下方に位置ずれを起こすようにした椅子に適用す
る場合には、特に、座(4)と背もたれ(5)との境界
部分(28)におけるインナーシェル(2)の突条(2
10)の延出寸法(W)を、他の部分の延出寸法よりも
大きくしておくのが望ましい。
[作用] このような構成によれば、アウターシェル(3)が外方
に膨出するように変形した場合でも、アウターシェル(
3)の突条(310)と、インナーシェル(2)の突条
(210)とは面滑り的に相対変位するのみであり、そ
の突条(210)の延出長さを予め適切な値に設定して
おきさえすれば、シェル(2,3)相互間に隙間が形成
されることがない。アウターシェル(3)自体の寸法誤
差や反り等の不測の変形等に対しても、相互に重合する
突条(210,310)の働きにより、隙間が生じるの
を防止することができる。
そして、外装材(8)の周縁部(8a)を前記突条(2
10,310)間を通過させてインナーシェル(2)に
止着しておけば、その止着箇所が外部に露出するのを確
実に防止することが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第3図〜第10図を参照して
説明する。
この実施例の背もたれ付椅子は、第3図に示すように、
支持ユニット1上に、インナーシェル2とアウターシェ
ル3を用いて一体に構成した座4及び背もたれ5を配設
してなる。
支持ユニット1は、第3図に示すように、脚羽根を放射
状に突設してなるベース11と、このベース11の中心
に立設した脚柱12と、この脚柱12の上端に連設した
支持基部13とを具備している。そして、この支持基部
13の両側に天秤部材101をそれぞれ軸着している。
天秤部材101は、第4図及び第5図に示すように、前
後に伸びる細長板状のもので、その中間部を軸102を
介して前記支持基部13に回動可能に軸着している。そ
して、左右の天秤部材101の後端同士は連結金具10
3により剛着されており、その連結部分から背支杆10
4を後上方に向けて延出させている。また、前記支持基
部13の上には、座受枠105が配設しである。そして
座受枠105の前端部を、前リンクメンバ106を介し
て前記支持基部13の前端部に連結するとともに、その
後端部を後リンクメンバ107を介して前記両天秤部材
101の後端部に接続している。すなわち、座受枠10
5の前端部に左右の前リンクメンバ106の上枢着端を
軸108を介して枢着するとともに、これら両前リンク
メンバ106の下枢着端を前記支持基部13に、軸10
9を介して枢着している。また、座受枠105の後端部
に左右の後リンクメンバ107の上枢着端を軸111を
介して枢着するとともに、これら雨後リンクメンバ10
7の下枢着端を前記天秤部材101の後端部に軸112
を介して枢着している。そして、前記両天秤部材101
の前端部に前後に伸びる長孔113をそれぞれ設け、そ
の長孔113を前記前リンクメンバ106の後枢着点に
設けた軸110に摺回動可能に連設している。なお、前
記支持基部13の側壁中間部には中間軸114を架設し
、この中間軸114と前記軸108との間に主スプリン
グ115を張設して、前記座受枠105を後方に弾性付
勢している。また、前記軸109には補助スプリング1
16を巻装し、この補助スプリング116により前記座
受枠105を同一方向に付勢し得るようにしている。補
助スプリング116の一端は、スプリング力調節機構1
17により係止されており、その係止位置を変更するこ
とによって、前記補助スプリング116による付勢力を
調節することができるようにしている。
そして、前記座受枠105の前端部及び前記背支杆10
4の上端に、第4図及び第5図に示すように、それぞれ
横長ブラケット118.119を固設し、その横長ブラ
ケット118.119に前記インナーシェル2を取着し
ている。
インナーシェル2は、第4図〜第10図に示すように、
座対応部分21と、背もたれ対応部分22とを一体に成
形してなる側面視り字形のもので、ポリプロピレン等の
弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座対応部
分21は、左右両側縁21b及び中央部分が若干持ち上
がった形状をなしており、両側縁近傍部21sの前寄り
部分にナツト23を固設しである。そして、前記横長ブ
ラケット118の両端近傍部を貫通させて前記ナツト2
3に螺着した図示しないボルトにより、このインナーシ
ェル2を座受枠105に取着している。
なおこの実施例のものは、インナーシェル2の中央部前
寄り部分にもナツト25が固設してあり、座受枠105
の前端部を貫通させてそのナツト25に螺着した図示し
ない補助ボルトによりインナーシェル2の取付強度を高
めている。背もたれ対応部分22は、左右両側縁22a
が前出する方向に若干湾曲した形状をなしており、いわ
ゆる背もたれ点と路間−高さ位置における両側縁近傍部
22dにナツト26を固設しである。そして、前記横長
ブラケット119の両端近傍部を貫通させたボルト27
を前記ナツト26に螺着することにより、このインナー
シェル2を背支杆104に接続している。なお、このイ
ンナーシェル2の座対応部分21と背もたれ対応部分2
2との境界部分28は、左右両側縁28aが前出する方
向の湾曲度合を略零に設定してあり、側面視半円弧状を
なして後方に膨出するように湾曲させである。そして、
この境界部分28に、上下に伸びる2本の平行なスリッ
ト29を設けている。これら両スリット29の下端29
a側は座対応部分21の後部にまで伸びているとともに
、上端29b側は背もたれ対応部分22の背もたれ点よ
りも高い位置にまで延出しており、これら両スリット2
9間に位置する部分22bは前方へせり出している。
このインナーシェル2の外周縁に下方及び後方に延出す
る突条210を連続的に突設している。
すなわち、インナーシェル2における座対応部分21の
前縁21a(第7図参照)、座対応部分21の左右両側
縁21b(第8図参照)、境界部分28の左右両側縁2
8a(第9図参照)、背もたれ対応部分22の左右両側
縁22a(第10図参照)、及び、−背もたれ対応部分
22の上縁22c(第4図参照)に、前記突条210を
連続させて一体に形成している。そして、境界部分28
における突条210の延出寸法Wを、該突条210の他
の部分の延出寸法よりも大きくしている。
そして、このインナーシェル2の上面2a側に、クッシ
ョン材7を介して外装材8を張設している。
クッション材7は、例えば、ウレタン樹脂等による成形
品であり、外装材8は、布の内面にウレタンシート等を
貼着してなる。クッション材7は、インナーシェル2に
直接添接させである。外装材8の周縁部8aは、第7図
〜第10図に示すように、インナーシェル2の下面2b
及び背面2c側に導いてあり、該外装材8全体に所定の
張力を付与した状態で、多数のタッカ81を用いて該イ
ンナーシェル2に止着しである。
一方、アウターシェル3は、第4図〜第10図に示すよ
うに、座対応部分31と、背もたれ対応部分32とを一
体に成形してなる側面視り字形のもので、ポリプロピレ
ン等の弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座
対応部分31は、球面的に下方に膨出する形状をなして
おり、その中央部には前後に長い矩形の開口部33を備
えている。背もたれ対応部分32は、左右両側縁32a
が前出する方向に湾曲した形状をなしており、その上縁
32bから背もたれ点に近づくにしたがって、その湾曲
度合が太き(なるように設定しである。そして、アウタ
ーシェル3の背もたれ点付近の湾曲度合は、同一横断面
位置におけるインナーシェル2の湾曲度合よりも大きく
しである。なお、このアウターシェル3の座対応部分3
1と背ちたれ対応部分32との境界部分34は、左右両
側縁34aが前出する方向の湾曲度合は略零に設定して
あり、側面視半円弧状をなして後方に膨出するように湾
曲させである。そして、このアウターシェル3における
背もたれ対応部分32の基端近傍部分、すなわち、前記
境界部分34の上部を、インナーシェル2における背も
たれ対応部分22の基端近傍部分、すなわち、前記境界
部分28の上部に接近させている。
このアウターシェル3の外周縁に上方及び前方に延出す
る突条310を連続的に突設している。
すなわち、アウターシェル3における座対応部分31の
前縁31b(第7図参照)、座対応部分31の左右両側
縁31a (第8図参照)、境界部分34の左右両側縁
34a(第9図参照)、背もたれ対応部分32の左右両
側縁32a(第10図参照)、及び、背もたれ対応部分
32の上縁32b(第4図参照)に、前記突条310を
連続させて一体に形成している。
なお、前記アウターシェル3をインナーシェル2に取付
けた状態においては、アウターシェル3の突条310が
、インナーシェル2.の突条210の内側に、略平行に
位置するようにしである。そして、外装材8の外周縁8
aは、前記両突条210.310間を通過させてインナ
ーシェル2の下面2b及び背面2C側に導いである。
アウターシェル3のインナーシェル2に対する取付構造
は次のようである。まず、アウターシェル3の座対応部
分31の前縁部31f及び側縁近傍部31sは、インナ
ーシェル2の座対応部分21の前縁部21f及び側縁近
傍部21sにねじ止めしである。すなわち、インナーシ
ェル2の下面2b、詳しくは、座対応部分21における
前縁部21fの下面及び側縁近傍部21sの下面に、第
7図に示すように、複数のピン251.252.253
.254を、その軸線を平行に揃えて突設するとともに
、前記アウターシェル3の上面3 a s詳しくは、座
対応部分31における前縁部31fの上面及び側縁近傍
部31sの上面に、第6図及び第7図に示すように、筒
部351.352.353.354を、その軸線を前記
ピン251.252.253.254の軸線にそれぞれ
一致させて突設し、それら各筒部351.352.35
3.354に前記各ピン251.252.253.25
4を嵌合させて前記アウターシェル3を前記インナーシ
ェル2に装着している。そして、前記軸線と合致する方
向から螺装したボルト355によりそのアウターシェル
3の座対応部分31をインナーシェル2の座対応部分2
1に止着している。
具体的には、特定のピン251.254の先端面に軸線
に沿ったねじ孔251a、254aを設けるとともに、
そのピン251.254に嵌合する筒部351.354
の外方端にアウターシェル3の下面3b側に開口するボ
ルト挿通孔351a、354aを穿設し、そのボルト挿
通孔351a。
354aを通して前記ピン251.254のねじ孔25
1a、254aに螺着したボルト355によりアウター
シェル3の座相当部分31をインナーシェル2の座対応
部分21に止着している。
一方、アウターシェル3の境界部分34はインナーシェ
ル2の境界部分28に接続していない。
また、アウターシェル3の背もたれ対応部分32の側縁
近傍部32c及び上縁近傍部32dは、爪による係合構
造を採っている。具体的には、第6図に示すように、ア
ウターシェル3の側縁近傍部32cに側面視り字形に屈
曲する上向型301と、内側にアンダーカット部を有し
た第1の内向型302と、同じく内側にアンダーカット
部を有した第2の内向型303とを、下から順に所定間
隔で突設するとともに、上縁近傍部32dに下側にアン
ダーカット部を有した下向型304を一体に突設してい
る。また、インナーシェル2の前記各型301.302
.303.304に対応する部位に、係合孔201.2
02.203.204を穿設している。そして、前記上
向型301を対応する係合孔201の上縁部に所要量上
下方向に移動可能に係合させるとともに、前記両内向爪
302.303を対応する係合孔202.203の開口
縁内炎部分202a、203aに、また、前記下向型3
04を対応する係合孔204の開口縁下寄部分204a
にそれぞれ部材の弾性変形を利用して係合させている。
なお、第1の内向型302は、上下方向に伸びる直壁状
のもので、それに対応する係合孔202の開口縁内炎部
分202aは、直線状に形成してあり、係合状態におい
ても、前記内向型302が係合孔202に対して上下方
向に摺動し得るようにしである。そして、前記係合孔2
02の開口縁外炎部分から厚み方向に変形可能な舌片2
02cを一体に突設し、その舌片202cの自由端を開
口縁内炎部分202aに係合する前記内向型302の外
面に当接させるようにしている。第2の内向型303は
、下向型304と同様な半月形をなすものであるが、こ
の第2の内向型303も係合状態において、若干上下方
向に移動し得るように係合孔203の寸法が設定しであ
る。これらの爪301.302.303.304と対応
する各係合孔201.202.203.204との係合
深さ及び係合方向は、通常の使用状態においては外れる
ことがないように設定しである。
以上のようにしてインナーシェル2にアウターシェル3
を取着しているが、このアウターシェル3の開口部33
を閉塞する位置には、第3図、第4図及び第6図に示す
ように、固定シェル6を配設している。しかして、この
固定シェル6は、ボルトを用いて、支持ユニット1の支
持基部13の下面に着脱可能に取着しである。
次いで、この椅子の作動を説明する。
第3図及び第4図の実線に示す基準姿勢においては、背
もたれ5が起立し、且つ、座4が最後退位置に保持され
ている。この基準姿勢は、執務等を行うのに適している
。この基準姿勢から使用者が、その背中で前記前もたれ
5を後方に抑圧操作すると、この背もたれ5とともに、
天秤部材101が支点をなす軸102を中心にして後方
に回動する。その結果、その天秤部材101の前端部が
上動し、前リンクメンバ106が前方へ回動させられる
。それにより座受枠105が前動し、天秤部材101の
後端に支持された後リンクメンバ107も前方へ回動す
る。この際、後リンクメンバ107の回動によりその上
枢着点の軸111が上昇する度合いよりも、後リンクメ
ンバ107全体が天秤部材101の回動に伴って降下す
る度合いが大きく設定しであるので、座4は見掛上、後
端部を徐々に沈下させつつ前動して、第4図に想像線で
示す休息姿勢に至ることになる。
このように作動させて使用することができるが、背もた
れ5に後方への力を作用させて、休息姿勢にまで傾動さ
せる過程においては、アウターシェル3の背もたれ対応
部分32が、インナーシェル2の背もたれ対応部分22
に対して下方に位置ずれを起こすことになり、アウター
シェル3の境界部分34は、後方に膨出してインナーシ
ェルから離れるように変形する。その際、アウターシェ
ル3の突条310と、インナーシェル2の突条210と
は面滑り的に相対変位するのみであり、シェル2.3相
互間に隙間が形成されることがない。
特に、インナーシェル2の境界部分28において前記突
条210を延出寸法Wを大き(しであるので、この部分
28にアウターシェル3の外方への変形がしわよせ的に
集中しても、シェル2.3間に隙間が生じるのを有効に
防止することができる。
また、他の部分にも突条210.310が設けであるの
で、アウターシンエル3自体に寸法誤差や反り等の不測
の変形が生じたり、あるいは、アウターシェル3の取り
付けに誤差が発生したような場合でも、その突条210
.310により、隙間の発生を防止することができる。
そして、外装材8の周縁部8aを前記突条210.31
0間を通過させてインナーシェル2に止着しておけば、
その止着箇所が外部に露出するのを確実に防止すること
ができ、また、仮に、クッション材7が変形するような
ことがあっても、隙間の発生には何等の影響も与えない
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、支持ユニットに対して座が単に揺動
するだけの椅子や、背支杆が支持ユニットに後傾可能に
枢着されただけの椅子、或いは、背支杆を有しない椅子
等にも適用が可能である。
[発明の効果コ 本発明は、以上のような構成であるから、シェル相互間
の位置ずれに基づ(アウターシェルの膨出変形や、アウ
ターシェル自体の不測の変形、或いは、シェルの取付誤
差等が発生しても、アウターシェルの外周縁部分に隙間
が形成される虞がなく、また、クッション材の変形によ
っても、アウターシェルと外装材との境界が見苦しくな
るような不具合の生じない背もたれ付椅子を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の構成を明示するための図面
であり、第1図は模式的な側断面図、第2図(a)、(
b)、(C)はアウターシェルとインナーシェルの側縁
近傍を示す模式的な横断面図である。第3図〜第10図
は本発明の一実施例を示し、第3図は一部切欠した側面
図、第4図は内部を示す側断面図、第5図は一部を省略
した平断面図、第6図は分解斜視図、第7図はインナー
シェルの座対応部分とアウターシェルの座対応部分との
接合構造を示す側断面図、第8図はインナーシェルとア
ウターシェルの座対応部分における側縁近傍を示す部分
横断面図、第9図はインナーシェルとアウターシェルの
境界部分における側縁近傍を示す部分横断面図、第10
図はインナーシェルとアウターシェルの背もたれ対応部
分における側縁近傍を示す部分横断面図である。 2・・・インナーシェル 2a・・・上面2b・・・下
面     2C・・・背面2d・・・前面     
3・・・アウターシェル4・・・座       5・
・・背もたれ7・・・クッション材  8・・・外装材
8a・・・周縁部    21・・・座対応部分22・
・・背もたれ対応部分 31・・・座対応部分 32・・・背もたれ対応部分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弾性変形可能な側面視L字形のインナーシェルと、
    弾性変形可能な側面視L字形のアウターシェルを用いて
    座と背もたれとを一体に構成してなる背もたれ付椅子で
    あって、インナーシェルの外周縁に、下方及び後方に延
    出する突条を連続的に突設するとともに、アウターシェ
    ルの外周縁に、上方及び前方に延出する突条を連続的に
    突設し、アウターシェルの突条を、インナーシェルの突
    条の内側に、略平行に位置させていることを特徴とする
    背もたれ付椅子。 2、請求項1の背もたれ付椅子において、インナーシェ
    ルの上面及び前面にクッション材を介して外装材を被装
    し、その外装材の周縁部をインナーシェルの突条とアウ
    ターシェルの突条との間を通過させて、該インナーシェ
    ルの下面及び背面側に導き、そのインナーシェルに止着
    していることを特徴とする背もたれ付椅子。 3、座と背もたれとの境界部分におけるインナーシェル
    の突条の延出寸法を、他の部分の延出寸法よりも大きく
    していることを特徴とする請求項1又は2記載の背もた
    れ付椅子。
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