JPH0264910A - 薄膜滋気ヘッド久びその製造方法 - Google Patents

薄膜滋気ヘッド久びその製造方法

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JPH0264910A
JPH0264910A JP21677888A JP21677888A JPH0264910A JP H0264910 A JPH0264910 A JP H0264910A JP 21677888 A JP21677888 A JP 21677888A JP 21677888 A JP21677888 A JP 21677888A JP H0264910 A JPH0264910 A JP H0264910A
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layer
coil
plating
thin film
magnetic
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JP21677888A
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English (en)
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Miwako Omukae
大迎 美和子
Kazuhiko Yamada
一彦 山田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置、磁気テープ装置等に使用さ
れる誘電型薄膜磁気ヘッドに係わり、特に集積化薄膜技
術を用いて作製されるコイル及びその製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年磁気記録の分野にお、いては、高記録密度化が増々
進み記録媒体と共に磁気記録を支える磁気ヘッドにおい
ても、従来のフェライトヘッドに替わり、集積化薄膜技
術を用いて製造される薄膜磁気ヘッドが実用化されてき
た。この薄膜磁気ヘッドは、周波数特性が優れており、
半導体テクノロジーに基づく製造プロセスが適用される
ので、高精度の高記録密度用磁気ヘッドを低価格に製造
することが可能となり、今後の磁気ヘッドの主流となり
つつある。
第6図はこの様な薄膜磁気ヘッドの製造を示す概略断面
図である。第6図において、Al2O3−TiC等のセ
ラミック基板10上にAl2O3等の絶縁層12がスパ
ッタリング法等に依って成膜されている。ついで、Nl
ce合金やCo−金属系非晶質材料(例えばCoZrN
b)等の軟磁性体よりなる下部磁性体層13が集積化薄
膜技術を用いて形成される。
その後、所定のギャップ長に等しい膜厚を有する絶縁層
14が形成される。ついで、前記下部磁性体層13の段
差解消層となる有機物IJ15が形成され、導電性材料
よりなるコイル16が形成される。その後、コイル16
の段差解消層となる有機物層17が再度形成される0次
にNiFe合金やCo−金属系非晶質材料(例えばCo
ZrNb)等の軟磁性体よりなる上部磁性体J’l18
が、下部磁性体層13同様にして形成され、絶縁物から
なる保護層(図示せず)が成膜されて薄膜磁気ヘッドの
トランスデユーサ−が完成される。
上述した薄膜磁気ヘッドのコイル16には通常電気メッ
キによるCu膜が用いられ、その概略断面構造は第2図
に示したようなものである。つまり、コイル16はer
層1とCu層2の積層体からなるメッキ下地層とCuメ
ッキ層3の積層構造となっている。この様な従来のコイ
ルの製造過程を第5図に示す、第5図(a>において下
地体11上にスパッタリング法によってCr層1とCu
層2の積層体を成膜しメッキ下地層を形成する。ついで
、第5図(b)に示したように所定形状のフォトレジス
トパターン(以下、PRパターンと略記する)4を公知
の露光・現像技術を用いて形成する。その後、第5図(
c)に示したように硫酸銅を主成分とするメッキ洛中に
おいてCuを析出させ、Cuメッキ層3を形成する。つ
いで、PRパターン4を剥離しく第5図(d))、第5
図(e)に示したように、^rガス雰囲気中でのイオン
エツチングにより、PRパターン4で被覆されていたメ
ッキ下地層の一部が除去されてコイルが形成される。
尚、第5図(e)でも明らかなとおり、このメッキ下地
層の除去工程ではCuメッキ層3もイオンエツチングさ
れるため、Cuメッキ層3の厚みはメッキ下地層を除去
する時間分だけ減少する。
ところで、近年の高記録密度化の流れを反映し、媒体上
に記録された情報からの漏洩磁界は増々微小なものとな
ってきており、ヘッドの再生出力の低下が懸念されてい
る。誘導型薄膜磁気ヘッドの再生出力はコイルの巻数に
ほぼ比例することから、コイル間隔を出来るだけ狭めて
稠密なコイルを形成し、コイル巻数を増加させることが
、この再生出力低下を補うひとつの有力な手段と考えら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら前述した従来の構造や製法によって、コイ
ル巻数を増加させる際には以下に述べる如き問題点があ
った。すなわち、稠密なコイルにおいては、当然のこと
ながらコイル間隔は従来のコイル間隔(4μm程度)に
比較して狭く、約2μm程度以下が普通である。一方、
コイル厚み(メッキ下地層とCuメッキ層3の膜厚の和
)も現状では3μm前後の値であるが、コイル巻数の増
加によるコイル抵抗値の増大の影響を軽減するため、よ
り厚く(例えば、4μm以上)する必要がある。この様
なコイル間隔が狭くコイル厚が厚い稠密なコイルでは第
5図(e)に示す工程において、・イオンエツチングに
よりPRパターン4で被覆されていたメッキ下地層の一
部を除去する際、コイル間隔の広い従来のコイルを形成
する場合に比較して、メッキ下地層除去工程に要する時
間が大幅に増大する。これは、コイル間隔が狭くコイル
厚が大きなため、除去されるべきメッキ下地層がコイル
上面(第2図中矢印Aで示した箇所)から深い位置にあ
ることになり、^「粒子がメッキ下地層に到達する頻度
が低下すること、Ar粒子によりたたき出されたメッキ
下地がコイルの側面に再付着するなどしてコイルとコイ
ルの間隔から容易に離脱しないこと等により、コイルと
コイルとに挟まれた部分での実効的なエツチング速度が
低下することが原因と考えられ、必然的に生じる現象で
ある。この様に稠密なコイルのメッキ下地層除去工程に
おいては、その工程完了に多大の時間を要するため、結
果としてコイル上面が長時間にわたりイオンエツチング
され、コイル厚が大幅に減少する。従って、コイル厚を
厚くし巻数増加によるコイル抵抗値の増大を抑制すると
いう効果が十分得られず問題となっていた。このことは
、コイル厚が厚いほど、又コイル間隔が狭いほど著しく
、ヘッド製造工程において大きな問題となっていた。
本発明は以上述べてきた薄膜磁気ヘッドのコイル形成工
程における問題点を解決することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、軟磁性材料よりなる磁気回路、前記磁
気回路中に形成された非磁性材料よりなる磁気間隙(磁
気ギャップ)、及び前記磁気回路に叉交するように形成
された導体薄膜よりなるコイルからなる誘導型薄膜磁気
ヘッドにおいて、前記コイルがメッキ下地層、Cuメッ
キ層、及びCr、 Tiないしはこれらを主成分とする
合金からなる金属層をこの順序で成膜した積層体からな
ることを特徴とする薄膜磁気ヘッドが得られる。ここで
、金属層はメッキ法あるいは蒸着法ないしはスパッタリ
ング法を用いて形成される。
〔作用〕
本発明は上述の構成をとることにより従来の問題点を解
決した薄膜磁気ヘッドの提供を可能とした。すなわち、
Cuメッキ層上にイオンエツチング速度の小さい金属層
をfj[することにより、メッキ下地層除去工程でのイ
オンエツチング時にCuメッキ層を保護して、前記Cu
メッキ層がエツチングされることを防止する。従って、
原理的にCuメッキ層の厚みが減少することは起こり得
ない。
例えば、メッキ下地層除去工程に25分間を要する場合
には、C「のイオンエツチング速度が80人/分(后ガ
ス圧力I X 10−’Torr、加速電圧500V)
であることから、少なくとも約2000人の厚さのCr
層をCuメッキ層上に積層させた構造とすることにより
、Cuメッキ層がイオンエツチングされることをぼぼ完
全に防止できる。一方、従来のコイルではCuのイオン
エツチング速度が約2000人分(イオンエツチング条
件はCrの場合と同一)であり、Cuメッキ層が直接A
r粒子にさらされるため、約1,25μmcUメッキ層
がイオンエ・ツチングされ、コイル抵抗値がこの分だけ
増加する。
尚、メッキ下地層除去工程に更に長い時間を要する場合
には、便宜金属層の膜厚を厚くすれば良い 〔実施例〕 次に、図面を用いて本発明の詳細な説明する。尚、既に
述べた通り本発明は誘電型薄膜磁気ヘッドのコイル構造
に特徴があるものであり、本発明による薄膜磁気ヘッド
の概略構造は第6図に示した従来の薄膜磁気ヘッドの構
造と大差がないため、以下の実施例においてはコイル部
以外はこの第6図を用いて説明する。
実施例1 第6図において、^!203−Ticセラミック基板1
0上にA1□03膜からなる絶縁層12をスパッタリン
グ法(投入型カニ600W、Arガス圧カニ5 X 1
0−9Torr)で膜厚10μm成膜した。ついで、膜
厚3μmのCOa72r5Nbg膜をスパッタリング技
術を用いて下部磁性体層13を形成した。尚、CoB7
Zr5Nbg膜の成膜条件は、投入型カニ600WAr
ガス圧カニ 5 X 10 ””3Torrであり、成
膜後4800eの回転磁界中で250℃1時間アニール
して磁気特性を改善した。
その後、所定のギャップ長に等しい膜厚(0,2μm)
を有するAl2O3膜をスパッタリングにより成膜(投
入型カニ300W、Arガス圧カニ5×10−’ To
rr ) L絶縁層14とした。ついで、前記下部磁性
体層13上に、ノボラック系樹脂からなるフォトレジス
トを厚み4μm塗布し、250℃1時間の熱処理をして
硬化させ、下部磁性体層13の段差解消層となる有機物
層15を形成し、その後コイル16を形成した。
以下、コイル16の製法及び構造について第3図、第1
図を用いて詳細に説明する。第3図において下地体11
(本実施例ては有機物層15に相当する)上にスパッタ
リング法を用いて01層1(膜厚30人)とCu層2(
膜厚2000人)の積層膜よりなるメッキ下地層を形成
した(第3図(a))、ついで、公知のフォトリソグラ
フィー技術を用いてメッキフレームとなるPRパターン
4を形成した(第3図(b))、用いたフォトレジスト
は、市販のノボラック樹脂系レジストである。又、PR
パターン4の膜厚は6μm、パターン幅は1.5μm、
パターン間隔は3μmとした。
尚、PRパターン4のパターン幅が1.5μmであるか
ら、コイル間隔は1.5μmである。その後、硫酸銅洛
中でCuを電気メッキしCuメッキ層3を形成した(第
3図(C))。ここで、メッキ電流密度は9.5A/c
m2であり、Cuメッキ層3の膜厚は5μmとした。つ
いで、無水クロム酸と硫酸との混合液を用いたC「メッ
キ浴(サージェント浴)を用いて、膜厚2500人のC
「からなる金属層5をCuメッキ層3上に形成した(第
3図(d))。この時のメッキ電流密度は0.4A/c
m2とした。次に、PRパターン4を有機溶媒中で剥離
した(第3図(e))、最後にAr雰囲気中のイオンエ
ツチングで不要なメッキ下地層を除去しく第3図(f)
)、コイル16を形成した。尚、イオンエツチングの条
件はArガス圧力I X 10−’Torr、加速電圧
500vである。又、このメッキ下地層除去工程に要し
た時間は約25分間であったが、この間C「からなる金
属層5はイオンエツチング速度が80人/分であるから
、膜厚2500人のうち2000人エツチングされたが
Cuメッキ層3は全くイオンエツチングされなかった。
この様にして形成したコイルの概略構造は第1図に示し
たようにメッキ下地層(01層1とCu層2の積層膜)
 、Cuメッキ層3及びCrメッキ膜からなる金属M5
とが、この順序で積層された構造を有している。
以上の様にしてコイル16を形成した後、コイル16の
段差解消層となるフォトレジスト層17を前述したフォ
トレジスト層15と同様にして形成した0次に、膜厚3
μmのCoB71rgNbB膜よりなる上部磁性体層1
8を、下部磁性体層13同様にした。最後に、Al2O
3膜からなる保護膜(図示せず、膜厚的25μm)をス
パッタリング法で成膜した。成膜条件は、投入型カニ8
00W、Arガス圧カニ 5 X 10−3Torrで
ある。
以上の様にして作製した本実施例の薄膜磁気ヘッドにお
いては、前述した様にメッキ下地層のイオンエツチング
による除去工程時に、C「メッキ膜がCuメッキ層を保
護するため、コイル間隔1.5μmと狭く、コイル厚み
が約5μmと厚いのにもかかわらず、Cuメッキ層は全
くエツチングされなかった。従って、コイル厚が減少し
、コイル抵抗値が増大してしまうという従来の問題点は
起こらなかった。
実施例2 実施例1と同様にしてAl203−Ticセラミック基
板10上に、膜厚10μmのAl2O,膜からなる絶縁
層12を成膜した。ついで、膜厚3μmのCoB71r
、NbB膜をスパッタリング法を用いて成膜し、公知の
フォトリソグラフィー技術を用いて下部磁性体M13を
形成した。尚、Cog7Zr5Nb3膜の成膜条件及び
アニールは実施例1と同様とした。
その後、所定のギャップ長に等しい膜厚(0,2μm)
を有するAl2O3膜をスパッタリングで成膜し絶縁層
14とした。成膜条件は実施例1と同様とした。次に、
実施例1と同様にフォトレジスト(膜厚4μm)からな
る有機物N15を形成し、ついでコイル16を形成した
以下、コイル16の製造及び構造について第4図、第1
図を用いて詳細に説明する。第4図において下地体11
(本実施例では有機物層15に相当する)上にスパッタ
リング法を用いてCrJll(膜厚30人)とCu層2
(膜厚2000人)の積層膜よりなるメッキ下地層を形
成した(第4図(a))。ついで、公知のフォトリソグ
ラフィー技術を用いてメッキフレームとなるPRパター
ン4を形成した(第4図(b))。用いたフォトレジス
トは、市販のノボラック樹脂系レジストである。又、P
Rパターン4の膜厚は6μm、パターン幅は1.5μm
、パターン間隔は3μmとした。
尚、PRパターン4のパターン幅が1.5μmであるか
ら、コイル間隔は1.5μmである。その後、硫酸銅洛
中でCuを電気メッキしCuメッキ層3を形成しな(第
4図(c))、ここで、メッキ電流密度は0.5A/C
12であり、Cuメッキ層3の膜厚は5μmとした。つ
いで、電子ビームを用いた蒸着法により膜厚2500人
のCrからなる金属層5をCuメッキ層3上に形成した
(第4図(d))。この時の電子銃のエミッション電流
は60mAとした。次に、PRパターン4を有機溶媒中
で剥離し、同時にPRパターン4上に堆積した不要なC
r膜を除去したく第4図(e))。最後に后雰囲気中の
イオンエツチングで不要なメッキ下地層を除去しく第4
図(f))、コイル16を形成しな。
尚、イオンエツチングの条件はArガス圧力1×10−
’Torr、加速電圧500Vである。又、このメッキ
下地層除去工程に要した時間は約25分間であったが、
この間Crからなる金属層5はイオンエツチング速度が
80人/分であるから、膜厚2500人のうち2000
人エツチングされたが、CuメッキM3は全くイオンエ
ツチングされなかった。この様にして形成したコイルの
概略構造は第1図に示したようにメッキ下地層(Cr膜
1とCu層2の積層膜)、Cuメッキ層3及びCr蒸着
膜からなる金属M5とがこの順序で積層された構造を有
している。
以上の様にしてコイル16を形成した後、コイル16の
段差解消層となるフォトレジスト層17及びCoB7Z
r5NbB膜よりなる上部磁性体層18を、実施例1と
同様にして形成した。最後に、Al2O3膜からなる保
護膜(図示せず。膜厚的25μm)をスパッタリング法
で成膜した。この場合の成膜条件も実施例1と同様であ
る。
以上の様にして作製した本実施例の薄膜磁気ヘッドにお
いても、実施例1と同様にメッキ下地層のイオンエツチ
ングによる除去工程時に、Cr蒸着膜がCuメッキ層を
保護するため、コイル間隔1.5μmと狭く、コイル厚
みが約5μmと厚いのにもかかわらず、Coメッキ層は
全くエツチングされなかった。従って、コイル厚が減少
し、コイル抵抗値が増大してしまうという従来の問題点
は起こらなかった。尚、PRパターン4の剥離の際く第
4図(e)の工程)に、PRパターン4上のCr膜が容
易に除去されるように、PRパターン形成工程(第4図
(b)の工程)においては、PRパターン4の断面形状
をステンシル形状とすることが望ましい。
実施例3 実施例1あるいは実施例2と同様にして^1203−T
iCセラミック基板10上に、絶縁層12、下部磁性体
層13、ギャップとなる絶縁層14及び有機物JfW1
5を形成し、その後コイル16を形成した。コイル16
の形成は実施例2と全く同じ工程により形成したが、本
実施例においては金属層5の材料をTiとした。本実施
例においてもメッキ下地層除去工程に約25分間の時間
を要したが、Ti膜のイオンエツチング速度は50人/
分であるから、金属層5は初期膜厚2500人のうち1
250人エツチングされたが、Cuメッキ層3は全くイ
オンエツチングされなかった。この様にして形成したコ
イルの概略構造は第1図に示したようにメッキ下地層(
01層1とCuN2の積層膜) 、Cuメッキ層3及び
Ti蒸着膜からなる金属層5とが、この順序で積層され
た構造を有している。
以上の様にしてコイル16を形成した後、コイル16の
段差解消層となるフォトレジスト層17及びCoB7Z
r5Nbg膜よりなる上部磁性体層18を、実施例1あ
るいは実施例2と同様にして形成した。最後に、Al2
O3膜からなる保護膜(図示せず。膜厚的25μm)を
スパッタ法で成膜した。
この場合の成膜条件も実施例1あるいは実施例2と同様
である。
以上の様にして作製した本実施例の薄膜磁気ヘッドにお
いても、実施例1あるいは実施例2と同様にメッキ下地
層のイオンエツチングによる除去工程時に、Ti蒸着膜
がCuメッキ層を保護するため、コイル間隔1.5μm
と狭く、コイル厚みが約5μmと厚いのにもかかわらず
、Cuメッキ層は全くエツチングされなかった。従って
、コイル厚が減少し、コイル抵抗値が増大してしまうと
いう従来の問題点は起こらなかった。尚、本実施例にお
いても実施例2と同様に、PRパターン4上のTi膜が
容易に除去されるように、PRパターン4の断面形状を
ステンシル形状とすることが望ましい。
比較例 実施例1,2あるいは3と同様にしてAl2O3−Ti
Cセラミック基板10上に、絶縁層12、下部磁性体層
13、ギャップとなる絶縁層14及び有機物i15を形
成し、その後コイル16を形成した。コイル16の形成
には第5図に示した従来のコイル形成方法をもちいた。
すなわち、第5図において下地体11(本例では第6図
の有機物層15に相当する)上にスパッタリング法を用
いて01層1(膜厚30人)とCu層2(膜厚2000
人)の積層膜よりなるメッキ下地層を形成した(第5図
(a))。ついで、公知のフォトリソグラフィー技術を
用いてメッキフレームとなるPRパターン4を形成した
(第5図(b))。用いたフォトレジストは、市販のノ
ボラック樹脂系レジストである。又、PRパターン4は
実施例1,2あるいは3と同様に膜厚は6μm、パター
ン幅は1.5μm、パターン間隔は3μmとした。尚、
PRパターン4のパターン幅が1.5μmであるから、
コイル間隔は1.5μmである。その後、硫酸銅洛中で
Cuを電気メッキしCuメッキ層3を形成したく第5図
(C))。ここで、メッキ電流密度は0.5A/cm2
であり、Cuメッキ層3の膜厚は5μmとした。次に、
PRパターン4を有機溶媒中で剥離した(第3図(d)
)。最後にAr雰囲気中のイオンエツチングで不要なメ
ッキ下地層を除去しく第3図(e))、コイル16を形
成した。
尚、イオンエツチングの条件はArガス圧力1×10−
’Torr、加速電圧500Vである。このメッキ下地
層除去工程に要した時間は約25分間であったが、上述
のイオンエツチング条件下ではCuのイオンエツチング
速度は600人/分であるから、この間Cuメッキ層3
は1.5μmエツチングされた。
以上の様にしてコイル16を形成した後、コイル16の
段差解消層となるフォトレジスト層17及びCoB72
r5Nb6膜よりなる上部磁性体層18を、実施例1,
2あるいは3と同様にして形成した。
最後に、Al2O,膜からなる保護膜(図示せず。膜厚
的25μm)をスパッタリング法で成膜した。
この場合の成膜条件も実施例1,2あるいは3と同様で
ある。
以上の様にして作製した本比較例の薄膜磁気ヘッドにお
いては、前述した様にイオンエツチングによるメッキ下
地層除去工程において1.5μmの厚みのCuがエツチ
ングされ、Cuメッキ層3の膜厚が大きく減少した。こ
の為、本来実施例1,2あるいは3で言及した薄膜磁気
ヘッドのコイルと、殆んど同じコイル抵抗値を有するは
ずであったが、約30%以上大きなコイル抵抗値を示し
た。
〔発明の効果〕
以上述べてきた様に、本発明によればコイル間隔が狭く
、コイル厚が大きな稠密コイルを有する薄膜磁気ヘッド
であっても、そのコイル形成プロセス中のメッキ下地層
除去工程のイオンエツチング時に、コイル上面が長時間
にわたりイオンエツチングされてもCr、Ti等のイオ
ンエツチング速度の小さな金属層がCuメッキ層を保護
するため、コイル厚が減少することは起こり得ない。従
って、コイル厚を厚くし巻数増加に伴うコイル抵抗値の
増大を抑制するという効果が十分に発揮される。
以上述べてきたように13本発明によれば、巻数の多い
稠密なコイルをもつ薄膜磁気ヘッドのコイル形成工程に
おける問題点を解決することが可能となり、その工業的
価値は高いと考えられる。
尚、以上の説明においてはCr、Tiの単体のみを用い
た例についてのみ言及したが、これらを主成分とする合
金もイオンエツチング速度が小さいので利用できる。こ
の他イオンエツチング速度がCuよりも小さな材料であ
ればどのようなものを用いても良い。
又、実施例においては磁気回路が全て軟磁性薄膜より形
成された例についてのみ言及したが、フェライト基板を
使用するなど磁気回路の一部がバルク材料で形成された
磁気ヘッドにおいても、本発明の意図するところは損な
われないことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図は本発明を説明するための図で
あり、第2図、第5図は従来技術を説明するための図で
ある。又、第6図は本発明に係わる誘導型薄膜磁気ヘッ
ドの製造を示す概略断面図である。 1・・・CrrF4.2・・・Cu層、3・・・Cuメ
ッキ層、4・・・PRパターン、5・・・金属層、10
・・・基板、11・・・下地体、12.14・・・絶縁
層、13・・・下部磁性体層、15.17・・・有機物
層、16・・・コイル、18・・・上部磁性体層。 代理人 弁理士  内 原  晋 夷  2  図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性材料よりなる磁気回路、前記磁気回路中に形
    成された非磁性材料よりなる磁気間隙(磁気ギャップ)
    、及び前記磁気回路に叉交するように形成された導体薄
    膜よりなるコイルからなる誘電型薄膜磁気ヘッドにおい
    て、前記コイルがメッキ下地層、Cuメッキ層、及びC
    r、Tiないしはこれらを主成分とする合金からなる金
    属層をこの順序で成膜した積層体からなることを特徴と
    する薄膜磁気ヘッド。
  2. (2)基板上に絶縁層、下部磁性体層、絶縁層、有機物
    質、コイル、有機物質、上部磁性体層を順次形成する工
    程を具備した誘導型薄膜磁気ヘッドの製造方法において
    、メッキ下地層を成膜する工程、前記メッキ下地層上に
    所定形状のフォトレジストパターンを形成する工程、メ
    ッキ浴中でCuメッキ層を析出させる工程、前記Cuメ
    ッキ層上にCrメッキ層を成膜する工程、前記フォトレ
    ジストパターンを剥離する工程、Ar雰囲気中で不用な
    メッキ下地層をイオンエッチングする工程をこの順序で
    含むコイル製造工程を具備したことを特徴とする薄膜磁
    気ヘッドの製造方法。
  3. (3)基板上に、絶縁層、下部磁性体層、絶縁層、有機
    物質、コイル、有機物質、上部磁性体層を順次積層する
    工程を具備した誘電型薄膜磁気ヘッドの製造方法におい
    て、メッキ下地層を成膜する工程、前記メッキ下地層上
    に所定形状のフォトレジストパターンを形成する工程、
    メッキ浴中でCuメッキ層を析出させる工程、前記Cu
    メッキ層上にCr層ないしはTi層を蒸着法ないしはス
    パッタリング法を用いて成膜する工程、前記フォトレジ
    ストパターンを剥離する工程、Ar雰囲気中で不用なメ
    ッキ下地層をイオンエッチングする工程をこの順序で含
    むコイル製造工程を具備したことを特徴とする薄膜磁気
    ヘッドの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07235014A (ja) * 1993-12-27 1995-09-05 Nec Corp 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
US10240376B2 (en) 2007-03-13 2019-03-26 Garrett W. Brown Biased hinge for equipoising support equipment

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JPH07235014A (ja) * 1993-12-27 1995-09-05 Nec Corp 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
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