JPH027242Y2 - - Google Patents

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JPH027242Y2
JPH027242Y2 JP1981182951U JP18295181U JPH027242Y2 JP H027242 Y2 JPH027242 Y2 JP H027242Y2 JP 1981182951 U JP1981182951 U JP 1981182951U JP 18295181 U JP18295181 U JP 18295181U JP H027242 Y2 JPH027242 Y2 JP H027242Y2
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flywheel
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機関の運転条件に応じて機関出力軸
に付加する慣性モーメントを可変にした内燃機関
のフライホイール装置に関する。
従来、内燃機関のフライホイールとして一般的
に用いられているものを第1図(サービス周報昭
和54年11月第401号ニツサン発行)に示す。同図
において、1は機関出力軸、2はフライホイー
ル、3は機関出力軸1にフライホイール2を一体
的に取付けるための取付ボルト、4は機関出力を
トランスミツシヨンへ取り出すためのクラツチデ
イスク(図示せず)が押圧されるフライホイール
端面である。5はスタータのピニオンギヤ(図示
せず)とかみ合い機関を始動させるためのリング
ギヤで、フライホイール2に取付けられている。
しかし、このようにフライホイール全体が常に
機関出力軸と一体になつて回転するものでは、機
関出力軸に付加されるフライホイールの慣性モー
メントが一定であるため、機関のアイドリング時
等の低速回転時における運転安定性を確保するた
めにフライホイールの慣性モーメントを大きめに
すると、加速性能や加速時の燃費が悪くなり、反
対にフライホイールの慣性モーメントを小さくす
ると、加速性能や加速時の燃費は向上するが、低
速回転時の運転安定性が低下し、そのいずれかを
多少犠性にせざるを得ないという問題点があつ
た。
本考案は上記の点にかんがみ、内燃機関のフラ
イホイール装置を、機関出力軸に一体的に取付け
られた第1のフライホイールと、機関出力軸に対
し回転自在に取付けられた第2のフライホイール
と、機関出力軸と共に回転して且つ軸方向に弾性
的に移動可能に設けられたクラツチデイスクと、
クラツチデイスクから軸方向に間隔をおかれて設
けられた固定の電磁コイルと、第2のフライホイ
ールに固定されクラツチデイスクと共働するクラ
ツチフエーシングと、機関の回転数を検出する回
転数センサと回転数センサからの信号と基準回転
数に対応する信号とを比較する比較器とスロツト
ルバルブ開度が所定角度以上であることを検出す
るスロツトルバルブスイツチと機関冷却水温を検
知する水温スイツチと比較器とスロツトルバルブ
スイツチと水温スイツチとからの信号を入力する
コイル通電制御回路とを含む制御回路とを具備す
るものとし、コイル通電制御回路が電磁コイルの
通電を断続することにより第2のフライホイール
と機関出力軸とを機関運転条件に応じて電磁クラ
ツチにより断続して、低速回転域では機関出力軸
の慣性モーメントを大きくして運転し、中高速回
転域あるいは加速時には機関出力軸の慣性モーメ
ントを小さくして運転できるようにすることによ
り、上記問題点の解決をはかつたものである。
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。第2図は本考案の一実施例を示す要部断面
図、第3図a,bは電磁クラツチに使用されてい
るリターンスプリングの正面図およびA−A断面
図、第4図は制御回路のブロツク図である。
構成から説明すると、第2図における1は機関
出力軸、2aは第1のフライホイール、2bは第
2のフライホイール、3は第1のフライホイール
2aを機関出力軸1に一体的に取付けるための取
付ボルトであり、第1のフライホイール2aの端
面4にはクラツチデイスク(図示せず)が押圧さ
れ、機関出力がトランスミツシヨンへ取り出され
る。また、第1のフライホイール2aに取付けら
れたリングギヤ5はスタータモータのピニオンギ
ヤ(図示せず)とかみ合つて機関を始動させる。
6はボールベアリングで、その内輪は第1のフラ
イホイール2aに接し、外輪は第2のフライホイ
ール2aに圧入されている。したがつて、第2の
フライホイール2bは機関出力軸1に対しボール
ベアリング6を介して自由に回転することができ
る。7は電磁クラツチのクラツチデイスクで、リ
ターンスプリング8を介して第1のフライホイー
ル2aに取付けられ、機関出力軸1と共に回転す
る。リターンスプリング8は、第3図に示すよう
に複数個の扇形くり抜き部9とボルト穴10,1
1を有するほぼリング状に形成されており、第1
のフライホイール2aとはボルト穴10に通した
ボルト12で結合され、クラツチデイスク7とは
ボルト穴11に通したボルト13で結合されてい
る。14は第2のフライホイール2bのクラツチ
デイスク7との接触面に取付けられたクラツチフ
エーシングで、フライホイール2bに接着または
リベツトにて固定されている。15はクラツチ用
電磁コイルであり、磁気回路の一部を形成するコ
イルケース16に耐熱接着剤により固定されてい
る。コイルケース16は機関本体17とトランス
ミツシヨン(図示せず)との間に取付けられたリ
ヤプレート18にボルト19により固定され、コ
イルケース16の磁極面と第2のフライホイール
2bの機関側端面とはわずかな空隙aを介して対
向している。20は磁束の短格を防止するために
設けたフライホイール2bのくり抜き部である。
第4図における21は機関の暖機状態を検出す
るための水温スイツチ、22は点火パルスまたは
リングギヤ5に結合された電磁ピツクアツプを用
いて、そのパルス数をカウントすることにより機
関回転数を検出する回転数センサ、23はパルス
数を電圧に変換するF−V変換器、24は機関の
負荷状態を検出するためのスロツトルバルブスイ
ツチであり、水温スイツチ21は冷却水温が所定
温度(たとえば80℃)以上になるとハイレベル信
号を出力し、スロツトルバルブスイツチ24はス
ロツトルバルブ開度が所定角度以上になるとハイ
レベル信号を出力する。25はF−V変換器23
からの信号と所定回転数(たとえば1500rpm)に
相当する基準信号26を入力し、機関回転数が所
定回転数を越えるとハイレベル信号を出力するコ
ンパレータ、27はコンパレータ25からの信号
とスロツトルバルブスイツチ24からの信号を入
力するオアゲート、28はオアゲート27からの
信号と水温スイツチ21からの信号を入力するア
ンドゲートであり、21〜28の各要素によつて
機関運転条件を検出している。29は電磁コイル
15への通電を断続するコイル通電制御回路で、
アンドゲート28の出力信号がインバータ30に
より反転して入力される。
上記装置はつぎのように動作する。まず機関の
冷間始動時から説明すると、第4図における水温
スイツチ21は水温がまだ低いため、ローレベル
信号を出力している。したがつて、機関回転数や
負荷状態に関係なく、アンドゲート28はローレ
ベル信号を出力する。このローレベル信号をイン
バータ30により反転したハイレベル信号によつ
てコイル通電制御回路29が作動し、電磁コイル
15に通電する。すると、第2図の16−2b−
7−2b−2b−16の磁気回路を通る磁束によ
つて強磁性体からなるクラツチデイスク7を第2
のフライホイール2bに向つて引き寄せようとす
る力が働く。この電磁吸引力によりリターンスプ
リング8が第3図bの破線で示すように変形し、
クラツチデイスク7はクラツチフエーシング14
と接触する位置に移動して第2のフライホイール
2bに結合される。したがつて、スタータモータ
のピニオンギヤ(図示せず)がリングギヤ5にか
み合い機関出力軸1を駆動すると、第2のフライ
ホイール2bは機関出力軸1と共に回転する。こ
のとき機関出力軸に付加されるフライホイールの
全慣性モーメントは、第1および第2のフライホ
イール2a,2bとリングギヤ5の慣性モーメン
トを合計したものとなる。これにより、暖機中の
比較的不安定な燃焼状態においても充分安定した
運転を確保できる。
機関の暖機が完了すると、水温スイツチ21か
らの信号がハイレベルとなり、回転数センサ22
とスロツトルバルブスイツチ24からの信号によ
り電磁コイル15への通電が制御されるようにな
る。
暖機が完了しても機関回転数が比較的低いとき
には大きな慣性モーメントを必要とするので、電
磁コイル15への通電が続けられる。しかし、機
関回転数が所定回転数、たとえば1500rpmを越え
ると、コンパレータ25からの信号がハイレベル
となり、オアゲート27を経てアンドゲート28
に入力される。これによりアンドゲートからハイ
レベル信号が出力され、この信号がインバータ3
0を介してローレベル信号としてコイル通電制御
回路29に入力されるので、コイル通電制御回路
29は電磁コイル15への通電を遮断する。する
と、第2図のクラツチデイスク7がリターンスプ
リング8により第2のフライホイール2bから離
脱し、第2のフライホイール2bは機関出力軸1
上で空転する。このとき機関出力軸に付加される
フライホイールの全慣性モーメントは第1のフラ
イホイール2aとリングギヤ5の慣性モーメント
だけで、低速回転域での全慣性モーメントより小
さくなるので、1500rpmを越える中高速回転域で
の加速性能および加速時の燃費が向上する。
また、機関回転数が1500rpm以下の時でもアク
セルペダルを大きく踏み込むと、スロツトルバル
ブスイツチ24が作動してハイレベル信号をオア
ゲート27に入力し、オアゲート27、アンドゲ
ート28の出力がハイレベルになる。したがつ
て、この時は機関回転数に関係なく電磁コイル1
5への通電が遮断され、上述のように機関出力軸
に付加されるフライホイールの慣性モーメントが
小さくなるので、すぐれた加速感が得られる。
第2図に示した構造以外に、電磁コイル15を
第2のフライホイール2b内に埋設し、スリツプ
リングとブラシにより給電することも考えられる
がスリツプリングの径を機関出力軸の径より大き
くしなければならないため、ブラシの摩耗、火花
の発生、および機関高速回転時の振動によるコイ
ルの断線、コイル接着剤のはがれ等、多くの技術
的な問題点があり、信頼性、製造コスト等の面か
らみて第2図のように電磁コイル15を固定した
構造とするのが実用的である。
以上説明したように本考案によるフライホイー
ル装置は、機関出力軸に一体的に取付けられた第
1のフライホイールと、機関出力軸に対し回転自
在に取付けられた第2のフライホイールと、機関
出力軸と共に回転して且つ軸方向に弾性的に移動
可能に設けられたクラツチデイスクと、クラツチ
デイスクから軸方向に間隔をおかれて設けられた
固定の電磁コイルと、第2のフライホイールに固
定されクラツチデイスクと共働するクラツチフエ
ーシングと、機関の回転数を検出する回転数セン
サと回転数センサからの信号と基準回転数に対応
する信号とを比較する比較器とスロツトルバルブ
開度が所定角度以上であることを検出するスロツ
トルバルブスイツチと機関冷却水温を検知する水
温スイツチと前記比較器とスロツトルバルブスイ
ツチと水温スイツチとからの信号を入力するコイ
ル通電制御回路とを含む制御回路とを具備し、コ
イル通電制御回路が電磁コイルの通電を断続する
ようになされているから機関の運転条件に応じて
フライホイールの慣性モーメントを変化すること
が可能である。特に水温スイツチと回転数センサ
とを具えているから暖機中などの機関の低速回転
時に安定した運転を確保でき、更に、回転数セン
サとスロツトルバルブスイツチとを具えているか
ら機関の加速時および中高速運転時に優れた応答
性と燃費改善効果とが達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライホイールを示す断面図、
第2図は本考案の一実施例を示す要部断面図、第
3図a,bは第2図中のリターンスプリングの正
面図およびそのA−A断面図、第4図は制御回路
のブロツク図である。 1:機関出力軸、2a:第1のフライホイー
ル、2b:第2のフライホイール、3:第1のフ
ライホイールの取付ボルト、6:ボールベアリン
グ、7:クラツチデイスク、8:リターンスプリ
ング、14:クラツチフエーシング、15:電磁
コイル、16:コイルケーシング、17:機関本
体、19:コイルケーシング固定用ボルト、21
〜28:機関運転条件検出手段、29:コイル通
電制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関出力軸に一体的に取付けられた第1のフラ
    イホイールと、機関出力軸に対し回転自在に取付
    けられた第2のフライホイールと、機関出力軸と
    共に回転して且つ軸方向に弾性的に移動可能に設
    けられたクラツチデイスクと、クラツチデイスク
    から軸方向に間隔をおかれて設けられた固定の電
    磁コイルと、第2のフライホイールに固定されク
    ラツチデイスクと共働するクラツチフエーシング
    と、機関の回転数を検出する回転数センサと回転
    数センサからの信号と基準回転数に対応する信号
    とを比較する比較器とスロツトルバルブ開度が所
    定角度以上であることを検出するスロツトルバル
    ブスイツチと機関冷却水温を検知する水温スイツ
    チと前記比較器とスロツトルバルブスイツチと水
    温スイツチとからの信号を入力するコイル通電制
    御回路とを含む制御回路とを具備し、コイル通電
    制御回路が電磁コイルの通電を断続することを特
    徴とする、内燃機関のフライホイール装置。
JP18295181U 1981-12-10 1981-12-10 内燃機関のフライホイ−ル装置 Granted JPS5887946U (ja)

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JP18295181U JPS5887946U (ja) 1981-12-10 1981-12-10 内燃機関のフライホイ−ル装置

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JP18295181U JPS5887946U (ja) 1981-12-10 1981-12-10 内燃機関のフライホイ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5887946U JPS5887946U (ja) 1983-06-15
JPH027242Y2 true JPH027242Y2 (ja) 1990-02-21

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JP18295181U Granted JPS5887946U (ja) 1981-12-10 1981-12-10 内燃機関のフライホイ−ル装置

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JP4816265B2 (ja) * 2006-06-07 2011-11-16 トヨタ自動車株式会社 車両用動力装置およびその制御装置
JP5972194B2 (ja) * 2012-03-06 2016-08-17 トヨタ自動車株式会社 可変慣性質量フライホイール及び内燃機関の始動装置
WO2013168249A1 (ja) * 2012-05-09 2013-11-14 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置

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