JPH0272880A - マクロライド抗生物質の4”位アシル化酵素をコードする遺伝子 - Google Patents

マクロライド抗生物質の4”位アシル化酵素をコードする遺伝子

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JPH0272880A
JPH0272880A JP1050120A JP5012089A JPH0272880A JP H0272880 A JPH0272880 A JP H0272880A JP 1050120 A JP1050120 A JP 1050120A JP 5012089 A JP5012089 A JP 5012089A JP H0272880 A JPH0272880 A JP H0272880A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マクロライド抗生物質の4“位をアンル化す
る酵素活性を宿主微生物に付与する遺伝子(“acy 
B”と命名)を含むDNA断片、このDNA断片を含む
組換えDNAプラスミドおよびacyB遺伝子を含むD
NA断片を組み込んだプラスミドで形質転換された微生
物、並びに該形質転換体による4“位アシル化マクロラ
イド抗生物質の製造法に関する。
マクロライド抗生物質(14員環および16員環)は医
薬および動物薬(家畜用、水産用)として広く用いられ
ている有用な抗生物質である。16員環マクロライド抗
生物質の4“位○H基のアシル化により抗菌活性が上が
ることがS、Omuraら[ジャーナル・オブ・アンテ
ィビオティクス(J ournal of Antib
iotics) 28巻、401−433頁(1980
)]およびR、Okamotoら[ジャーナル・オブ・
アンティビオティクス(J ournal of An
tibiotics) 27巻、542−544頁(1
979)]によって報告されている。とくに後者の文献
において、タイロシンの3位および4“位をアシル化し
た誘導体を調製し、マクロライド抗生物質に耐性を有す
る種々の菌に対して薬効を調べ、3位および4″位、特
に4“位がアシル化されたタイロシンは、これら耐性菌
に対してタイロシンよりも薬理効果が高いことを明らか
にしている。しかるにタイロシン生産菌株は3位および
4″位が−OH型のものしか生産せず、これをアシル化
するためには後述するように−Hタイロシンを分離した
後、化学的方法あるいは生物学的方法による以外に適当
な方法がなかった。
本発明は、このようなマクロライド抗生物質の4“位ア
シル化生成物を本来直接生産し得ない菌株を遺伝子工学
的方法を用いて生産可能ならしめる工業上極めて有用な
方法を提供するものである。
従来の技術 従来、マクロライド抗生物質としては例えば次のような
ものが知られている。
式l: タイロシン CH,CHO スピラマイシンI スピラマイシン■ スピラマイシン■ 式3:アンゴラマイシン H −COCH。
COCHzCHg t131.、lJ \ ′°2\ 1”4    Q 式4:ロイコマイシン ロイコマイシンU COCH3 0イコマイシンV 式5:デルタマイシンX これらのマクロライ ド抗生物質の4′ 位のアシ ル化のための方法としては化学的方法が一般的であるが
[大村ら:薬学雑誌、106巻729〜757頁(19
86)]分子中の特定の位置を効率良くアシル化するこ
とは困難であった。そこで、生物学的方法が提案された
[特公昭53−15160号公報]。ここで提案された
生物学的方法は、タイロシンのアシル化能を有する微生
物またはその培養液もしくは処理物、あるいは該微生物
より分離した酵素および含有物を用いてタイロシンをア
シル化する方法である。例えばストレプトマイセス・サ
ーモトレランス(S treptomyces the
rm。
tolerans) ATCC11416、ストレプト
マイセスΦハイグロスコピクス(S treptomy
ces hygr。
5copicus)A T CC21582、ストレプ
トマイセス・キタサトエンシス(S treptomy
ces kitasatoensis) I FOl 
3686等の菌体、培養液または細胞抽出液を用いて、
3位および/または4“位がOHIのマクロライド抗生
物質を基質として添加し反応を行って変換している。し
かしながら、この方法によればマクロライド抗生物質生
産菌とアンル化活性を有する微生物が別々であり、工業
生産上経済的に不利である。
発明が解決しようとする課題 3位および/または4″位OH型のマクロライド抗生物
質を生物学的にアンル化するためには、上述の如く、ま
ず該マクロライド生産菌株を培養し、マクロライド抗生
物質を単離した後、アンル化酵素を有する微生物によっ
て変換するという2段階の操作が必要であった。そこで
、これを改善し、マクロライド生産菌株単独でアンル化
マクロライドを生産することを目的として、マクロライ
ドアシル化酵素遺伝子を有する微生物より該酵素遺伝子
を単離し、これを遺伝子工学的手法によりマクロライド
生産菌株に導入し、直接アシル化マクロライドを生産さ
せるべく鋭意研究を行った。
課題を解決するための手段 近年の遺伝子工学技術の発展により、ある特定の生物か
ら所望の遺伝子をとり出し、これをそのままあるいは適
当なベクターに連結し、別の所望の微生物に導入するこ
とが可能となった[D 、A 。
ホップウッドら: Genetic manipula
tion of streptomyces、The 
 J ohn  I nnes  F oundati
on (1985)]  。
そこで、本発明者らは、前述の如きマクロライド抗生物
質の3位および/または4″位アシル化酵素保有微生物
から該酵素遺伝子を単離すべく鋭意研究を行い、その結
果、ストレプトマイセス属に属する成る種の菌株から4
“位アシル化酵素遺伝子acy Bを単離することに成
功し、本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば、ストレプトマイセス属に属
する菌株由来の、大きさが約3.1キロベース(k b
)であり且つ添付第1図に示される制限酵素地図に示さ
れるDNA塩基配列によって特徴づけられるマクロライ
ド抗生物質の4図位アシル化酵素をコードする遺伝子a
cyBを含むDNA断片およびその制限酵素によるDN
A制限断片が提供される。
ここで、「制限酵素によるDNA制限断片」とは、制限
酵素によりアシル化酵素活性発現に必要な長さに分解さ
れた種々の大きさのDNA断片のことである。
本発明の遺伝子acyBを含むDNA断片またはDNA
制限断片は、目的とするマクロライド抗生物質誘導体、
例えば4″位アシル化タイロシンを商業的に製造するう
えで有用であり、且つストレプトマイセス属および他の
抗生物質産生微生物に対する組み換えDNA技術の商業
的な利用を可能ならしめるという点で特に有用である。
以下、本発明の遺伝子acy Bを含むDNA断片の製
造、特性およびそれを用いた形質転換体によるアシル化
マクロライド抗生物質の生産について・さらに詳細に説
明する。
本発明の遺伝子acy Bを含むDNA断片の由来源と
なるストレプトマイセス属の菌株としては、マクロライ
ド抗生物質の4″位アシル化酵素の生産能をもつもので
あればいずれの菌株でも使用することができ、例えば ストレプトマイセス・キタサトエンシス(S trep
tomyces kitasatoensis)、スト
レプトマイセス・ナルトポ不ンンス・パル・ジョサフイ
セテイクス(S 、 narbonensis var
 josamycet 1cus)、 ストレプトマイセス・ハイグロスコピクス(SJygr
oscopicus)、 ストレプトマイセス・プラテンンス(S 、 plat
ensis)、 ストレプトマイセス・アルビレテイクリ(S 、alb
ireticuli)、 ストレプトマイセス・シネロクロモゲネス(S。
c inerochromogenes)、ストレプト
マイセス・ジヤカルテンシス(S 、djakarte
nsis)、 ストレプトマイセス・フルデインデイクス(S、fur
dicidicus)、 ストレプトマイセス・マクロスポレウス(S、macr
osporeus)、 ストレプトマイセス・テンダエ(S 、tendae)
、ストレプトマイセス・サーモトレランス(S、the
rmotolerans)、 ストレプトマイセス・デルタエ(S 、deltae)
等が挙げられるが、中でも、ストレプトマイセス・サー
モトレランスが好適である。
以下、この好適なストレプトマイセス・サーモトレラン
スを用いた場合について説明するが、他の菌株を用いた
場合からも同様にしてマクロライド抗生物質の4″位ア
シル化酵素をコードする遺伝子(acy B遺伝子)を
単離することができる。
〈ゲノムDNAの調製〉 本発明のacy B遺伝子含有DNAの供与体、ストレ
プトマイセス・サーモトレランス(S 、 Lherm
tolerans)は例えば、ジ・アメリカン・タイプ
・カルチャー畢コレクンヨン(T he  A mer
 1canType  Cu1ture  Co11e
ction)に寄託番号ATCC11416で寄託され
ており、容易に入手可能な菌株である。
上記菌株を、例えば後記実施例1で詳述するように、2
8°Cで好気的に培養して対数増殖期の菌体を取得し、
ホップウッド(Hopwood)らの方法[シエ不テイ
ツク・マニピユレーション・オブーストレプトマイセス
(Genetic  Manipulationof 
 S treptomyces)  ニア0ラボラトリ
6マニユアル(A  Laboratory  Man
ual) 、ジョン・イ不ス・ファウンデーション(J
ohn  Innes  Foundation)、ノ
ーウィッチ(N orwich) 、英国、1985年
1に従って処理することにより、acyB遺伝子含有ゲ
ノムDNAを調製することができる。
<DNA断片のベクタープラスミドへの挿入および形質
転換〉 上記の如くして得られるacyB遺伝子含有ゲノムDN
Aを適当なベクタープラスミド、例えばp[J702、
pIJ943、pIJ350、puC18等に連結する
ベクタープラスミドpIJ702は、後記実施例2で詳
述するように、フェノール抽出、塩化セシウムによる密
度勾配超遠心によりその保有菌株から単離することがで
きる。得られるプラスミドpIJ702を制限酵素Ba
Q■で消化し、それに上記ゲノムDNAを制限酵素5a
u3AIで部分消化したDNA断片を挿入する。このよ
うにして得られるストレプトマイセス・サーモトレラン
スATCC11416ゲノムDNAの一部を含むプラス
ミドでストレプトマイセス・リビダンスTK24を形質
転換し、タイロシンアンル化能を付与された形質転換株
を取得する(詳細については後記実施例3参照)。この
タイロシンアシル化能ヲ付与された形質転換株よりプラ
スミドを抽出・精製することにより、約6キロベースの
DNA挿入断片を含むプラスミドpAOY−17を得る
ことができる。
上記プラスミドpAOY−17を調製したと同様にして
、プラスミドpIJ943の制限酵素BgQ■切断点に
ストレプトマイセス・サーモトレランス由来の約13キ
ロベースの制限酵素5au3AI消化断片が挿入された
プラスミドpAO207を得ることができる(後記実施
例4参照)。
プラスミドpIJ702はジ・アメリカン・タイプ・カ
ルチャー・コレクションより寄託番号ATCC3528
7のもと入手できる。また、pIJ943はホップウッ
ド(Hopwood)らによって開示されており[ジエ
ネティック・マニピユレーション・オブ・ストレプトマ
イセス(G enet icManipulation
  of  S treptomyces) ニア・ラ
ボラトリ* マニュアル(A  Lavoratory
  Manual)。
314−315頁、1985年、ザ・ジョン・イネス・
ファウンデーション(T he  J ohn  I 
nnesF oundation)参照1、ザ・ジョン
・イネス・ストレプトマイセス・カルチャー・コレクシ
ョン(T he J ohn  I nnes  S 
treptomyces  CuHureCollec
日On)、ジョン・イネス・インステイテユート(J 
ohn  I nnes  I n5titute) 
、コルニレーン(Colney  L ane) 、ノ
ルラッチ(Norwich) N R47U H,イン
グランド(England)よりストレプトマイセス・
リビダンス(S t?eptomyces  Qivi
dans) T K 24 /pI J 943のもと
に入手できる。また、その宿主菌であるストレプトマイ
セス・リビダンスTK24も上記ジョン・イネス・イン
スティテユートより同様に入手できる。
上記プラスミドpAOY−17およびpAO207の制
限酵素切断点と機能地図を添付の第2図および第3図に
示す。
プラスミドpAOY−17およびpAO207に挿入さ
れたDNA断片中のacyB遺伝子はさらに限定するこ
とが可能である。すなわち、挿入DNA断片を適当な制
限酵素、例えば3g12II、S ac I、PstI
などで消化してさらに小さなりNA断片とし適当なスト
レプトマイセス属のプラスミド、例えばpIJ702な
どへ挿入する。小さなりNA断片を組み込んだプラスミ
ドでストレプトマイセス・リビダンスTK24を形質転
換して転換体のタイロシンの4N位アシル化能を観察し
、組み込まれたDNA断片がacyB遺伝子を含むかど
うかを判定する(詳細については後記実施例7参照)。
かくしてプラスミドpAOY−17およびpA。
207に挿入されているDNA断片中のacyB遺伝子
を第1図に示すごとく限定することに成功した。このD
NA断片はプラスミドpAOY−17およびpAO20
7に存在する共通DNA領域に含まれている。
〈挿入したDNA断片とゲノムDNAの相同性〉プラス
ミドpAOY−17およびpAO207に挿入されたD
NA断片の起源を分析するために、挿入断片の一部(制
限酵素Pvul[の制限断片、13キロベース)を[σ
−”P] dCTPでラベルし、ストレプトマイセス・
サーモトレランスATCC11416とストレプトマイ
セス・リビダンスTK24のゲノムDNAとの間のサザ
ンハイプリダイゼーション(S outhern  h
ybridization)を行った。サザンハイプリ
ダイゼーションはサザン(S outhern)によっ
て開示されている[ジャーナル・オプ・モレキュラ・バ
イオロジー(J ournal  of  Mo1ec
ular  Biology) 、98巻、503頁、
1975年1゜これによりpAOY−178よびpAO
207の挿入DNA断片はストレプトマイセス・サーモ
トレランスATCCl l 416由来であることが確
認された。
(acy B遺伝子を含むDNA制限断片を組み込んだ
プラスミドの構築〉 前記のグラスミドpAOY−178よびpAO207は
、ストレプトマイセス・レプリコン、タイロシン4#位
アシル化酵素活性を付与する制限断片および選択マーカ
ーとしてのチオストレプトン耐性遺伝子を含宵するもの
である。しかして、上記両プラスミドはacyB遺伝子
を含む本発明の多数のプラスミド類の有用な出発物質と
して利用することができる。
プラスミドの増殖および操作はストレプトマイセス属よ
りもエシェリヒア・コリの方が速やかで効率的であるか
ら、エシェリヒア・コリのプラスミド類、例えばpBR
322およびpUC18などの中へ上記acy B遺伝
子を含むDNA制限断片を導入してエシェリヒア・コリ
中でその断片を複製する方が有利である。そのため後記
実施例5および6に詳述する手順に従ってプラスミドp
UC18にacy B遺伝子を含むDNA制限断片を組
み込むことにより、グラスミドpUY−17、pY−1
7ΔEco、pUs81、pUS82、pS 82ΔP
sLsまたはpS82ΔSacを調製することができる
プラスミドpUC18は市販のもの(例えば、フアルマ
シア社製)を用いるのが便利である。上記プラスミド類
の制限酵素切断点および機能地図を添付の第4図ないし
第9図に示す。
pUY−17はエシェリヒア・コリのレプリコンと同時
にストレプトマイセス属のレプリコンを有しており、ス
トレプトマイセス・リビダンスTK24を形質転換して
、マクロライド抗生物質、例えばタイロシンの4″位ア
シル化能を付与することができる。プラスミドpS 8
2△Pstを除いた上記のグラスミド類はacyB遺伝
子を完全Iこ保持しているが、プラスミドpS 82Δ
Pstはacy B遺伝子の一部が欠失している。ac
yB遺伝子を完全に保持している上記プラスミドより制
限酵素例えばS ph I、S ac Iなどによって
acy B遺伝子を含む制限断片を切り出すことができ
る。またその制限断片は、pIJ702、pIJ943
、I)IJ350(T、キーザーら:モレキュラー・ア
ンド・ジェネラル・ジエネテイクス[K 1eser 
at al、:Mo1ecular and Gene
ral Geneticsl  185巻、223−2
38頁(1982))などのプラスミドヘ組み込むこと
ができる。組み換えられt;プラスミドはストレプトマ
イセス・リビダンスTK24を形質転換して、該菌株に
マクロライド抗生物質4“位アシル化能を付与すること
ができる。
本発明においてプラスミドの構築に使用するacy B
遺伝子含有DNA断片は通常ライダ8−ジョンを容易に
するために修飾することが可能である。
例えば、本発明のacyB遺伝子含有DNA断片に合成
リンカ−を結合することができ、それによって、その後
に行うライゲーンヨン反応に対して特異的な部位を都合
よく組み立てることが可能である。
本発明のacyB遺伝子含有DNA断片の宿主微生物へ
の導入に用いうるベクタープラスミドとしては、例えば
pIJ702、pIJ943、pIJ350、pUC1
8等が挙げられるが、これに限定されるものではなく、
さまざまな宿主域で同程度に有用であることが知られて
いるストレプトマイセス・レプリコンやエシエリヒ、ア
・コリ・レプリコン類を含むベクタープラスミドも利用
でき、さらにレブリフン機能が破壊されない限り、該プ
ラスミドの一部をベクターとして利用することもできる
(acyB遺伝子含有断片の塩基配列の決定〉acyB
遺伝子含有断片のうち全部または一部を挿入断片として
もつプラスミド例えばpS82△SacやpS82△P
stなどを鋳型DNAとして用いればdideoxy鎖
末端法(F、サンガーら:プロシーデインダス・オブ・
ナショナル・アカデミツク0サイエンス[F 、san
ger at al、 : P roc、Nat。
Acad、Sci、] 74巻、5463−5467頁
(1977))によりacy B遺伝子のDNA塩基配
列を決定することができる。この方法に従いプラスミド
ルS82△Sac上のacy B遺伝子含有断片の一端
である5au3A1部位の配列GATCのGを1として
始まる2749b (ベース)の塩基配列を第1O図の
ように決定することができる。さらに決定された塩基配
列中からオープン リーディングフレームを検索するこ
とによりacy B遺伝子の翻訳領域を求め且つそこに
コードされているマクロライド抗生物質の4#位をアシ
ル化する酵素のアミノ酸配列を予想することができる。
このようにして第1O図に示す塩基配列から互いに逆方
向、すなわち配列中央部から外側へ向かう2個のオーブ
ン リーディングフレームを見い出し、上流側のものを
acyB lとして第11図(a)に、そして下流側の
ものをacyB 2として第11図(b)にそれぞれア
ミノ酸配列を示す。
(acyB遺伝子を含むDNA制限断片の有用性〉本発
明により提供されるマクロライド抗生物質4“位アシル
化酵素遺伝子acy Bを含むDNA制限断片は広い有
用性を有している。
本発明のDNA断片は例えばストレプトマイセス属およ
び関連微生物にベクタープラスミドに組み込んで導入す
ることができる。しかして得られる形質転換体は培養し
、培養菌体またはその培養液もしくは九理物あるいはマ
クロライド抗生物質4“位アシル化酵素またはその含有
物を用いて効率良く4″位アシル化マクロライド抗生物
質を生産することが可能である。
また、本発明のDNA断片の一部を用いてプローブ(p
robe)を作製し、acy B遺伝子関連の遺伝子を
検索するのに有力な手段を提供することもできる。
本発明のacy B遺伝子を用いて発現されるマクロラ
イド抗生物質の4#位アシル化酵素は、特にタイロシン
の4#位のアシル化に有用であるが、それに限られるも
のではなく、他のマクロライド抗生物質、例えばスピラ
マイシン、アンゴラマイシン、ロイコマイシン、デルタ
マイシン等の4“位アシル化能も有している。
従って、本発明のacyB遺伝子が組み込まれたプラス
ミドを、これらマクロライド抗生物質の生産能をもつ微
生物に導入すれば、4#位がアシル化されたマクロライ
ド抗生物質を直接生産させることが可能となる。
また、マクロライド抗生物質を生産しない微生物にかか
る組換えプラスミドを導入することも可能であり、その
形質転換株はマクロライド抗生物質を含む培地で培養す
れば、4“位がアシル化されたマクロライド抗生物質を
生成させることが可能である。
さらに、該形質転換株が生産する4“位アシル化酵素は
勿論、マクロライド抗生物質とアシル化剤との間の酵素
反応における触媒として使用することも可能である。
(acyB遺伝子を含むDNA制限断片を組み込んだプ
ラスミドによる微生物の形質転換〉本発明のacy B
遺伝子を組み込んだプラスミドは、ベクタープラスミド
に応じた適当な宿主微生物に導入することができる。宿
主微生物はマクロライド抗生物質を生産する能力のある
微生物であっても、また、マクロライド抗生物質を生産
しない微生物であってもよく、使用しうる宿主微生物と
しては例えば、ストレプトマイセス・キタサトエンシス
(S treptomyces kitasatoen
sis) 、ストレプトマイセスeナルポネンンス・パ
ル・ジョサマイセテイクス(S 、narbonens
is var josalIlyceticus) 、
ストレプトマイセス・ハイグロスコピクス(S 、hy
groscopicus)、ストレプトマイセスeプラ
テンンス(S 、platensis)、 ストレプト
マイセス・アルビレテイクリ(S 、albireti
culi)、ストレプトマイセス・シ不ロクロモゲ不ス
(S 、cinerochromogenes) 、ス
トレプトマイセス・ジャカルテンンス(S 、djak
artensis) 、ストレプトマイセス・マクロス
ポレウス(S 、macrosporeus)、ストレ
プトマイセス・テンダエ(S 、 tendae)、ス
トレプトマイセス・デルタエ(S 、delLae)、
ストレプトマイセス・フラジアエ(S 、fradia
e) 、ストレプトマイセス・ユーリサーマス(S 、
eurythermus)、ストレプトマイセス・アン
ポファシェンス(S。
ambofaciens) 、ストレプトマイセス・カ
スガエンシス(S 、kasugaensis) 、ス
トレプトマイセス・・エリスレウス(S 、eryth
reus) 、ストレプトマイセス・カナミセティクス
(S 、kanamyceLicus)等が挙げられる
しかし一般には、マクロライド抗生物質の4″位のアン
ル化酵素を実質的に生産しないマクロライド抗生物質生
産菌、例えばアンゴラマイシン生産菌であるストレプト
マイセス・ユーリサーマスATCCl 4975、タイ
ロシン生産菌であるストレプトマイセス・フラジアエA
TCC19609等が適しており、特に後者のストレプ
トマイセス・フラジアエATCCl 9609が好適で
ある。
前記acy B遺伝子を保何する組換えグラスミドによ
るこれら宿主微生物の形質転換は、それ自体既知の方法
、例えばホップウッドの方法[ジエネテイツク・マニピ
ュレーVヨン・オプ・ストレプトマイセスニア・ラボラ
トリ・マニュアル(Genetic Manipula
tion of S LrepLomyces: A 
 Laboratory Manual) 1985年
、ザージョン イネス・インステイテユート(T he
 J ohn I nnesr n5titute) 
]によって行なうことができる。
このようにして得られる形質転換体は、マクロライド抗
生物質を含む培地で培養することにより、4#位がアシ
ル化されたマクロライド抗生物質を生成せしめることが
できる。或いはまた、マクロライド抗生物質を生産する
能力のある形質転換体の場合には、培地にマクロライド
抗生物質を添加しない培地で培養することによっても、
4“位がアシル化されたマクロライド抗生物質を生成せ
しめることができる。
さらに、形質転換体を培養し、その培養菌体又はその処
理物(例えば培養菌体を超音波処理によって破砕した無
細胞抽出液)の存在下にマクロライド抗生物質をアシル
化剤、例えばアセチルコエンサイムA1プロビオニルコ
エンザイムASn−7’f−IJルコエンザイムA1 
イソバレリルコエンザイムA1フェニルアセチルコエン
ザイムA、Lるいはアシル基供与の生合成前駆体、例え
ばロイシン等と反応せしめることによっても4″−アシ
ル化マクロライド抗生物質を製造することができる。
かくして、本発明によれば、4“位が炭素数1〜5個ア
ルカノイル基、例えばアセチル、プロピオニル、n−ブ
チリル、インバレリル基等でアシル化されたマクロライ
ド抗生物質、例えば4“アセチルタイロシン、4“−プ
ロピオニルタイロシン%4#  n−ブチリルタイロシ
ン、4“−イソバレリルタイロシン、4“−アセチルア
ンゴラマイシン、4“−プロピオニルアンゴラマイシン
、4“−n−プチリルアンゴラマインン、4“−イソバ
レリルアンゴラマイノン、4“−アセチルスピラマイシ
ン、4“−プロピオニルスピラマイシン、4“−〇−ブ
チリルスピラマイシン、4“インバレリルスピラマイン
ン等を製造することができる。
〈形質転換株の培養〉 本発明のacy B遺伝子含有DNA断片を含むプラス
ミドで形質転換した宿種微生物、例えばストレプトマイ
セス属微生物は、幾つかの異なった任意の培地を使用す
る多くの方法によって培養することができる。培養培地
に加えられる好ましい炭素源には例えば糖蜜、グルコー
ス、でん粉、油脂、グリセリン等が含まれ、窒素源とし
ては例えば大豆粉末、アミノ酸混合物、乾燥酵母、ペプ
トン類が含まれる。培地には栄養無機塩類もまた添加す
ることができ、これには例えばカリウム、ナトリウム、
マグネシウム、カルシウム、りん酸、塩素および硫酸イ
オン等を放出し得る通常の塩類が含まれる。必須微量成
分、例えばビタミン類もまた必要に応じて添加すること
かできる。こうした微量成分は通常、他の培地成分の添
加に付随する不純物の形で供給されうる。さらに培地に
は必要に応じて、アシル化すべきマクロライド抗生物質
を添加することもできる。
形質転換したストレプトマイセス属微生物の場合は、p
H約5〜9の比較的広い範囲にまたがるpHの培地で好
気的条件下に、約20〜40’Oの温度範囲で培養する
ことができる。その際、プラスミドの安定性保持の上で
必要な条件、例えばチオストレプトンのような薬剤を選
択圧として添加することもできる。
以下に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する
。これらの実施例は単に本発明を説明するためのもので
あり、本発明の範囲を限定するものではない。
の調製 (A)  ストレプトマイセス・サーモトレランス・A
TCClI416の培養 グルコース0.4%、酵母エキス0.4%、麦芽エキス
1.0%および寒天1.5%よりなるスラント培地で2
8°Cで2週間培養した上記菌株を一白金耳取り、可溶
性でん粉2%、大豆粉末2%、酵母エキス0.1%、K
、HPo、  0.1%およびMgS Oi・7H20
0,05%よりなる種母培地25m+2に接種した。種
母培地は250mQ容三角フラスコに入れ120°CS
 15分間殺菌したものを用いた。接種したフラスコを
28°Cで48時間振とう培養して種母とした。1mQ
の種母をTSB培地(トリブチイック・ソイ・ブロス)
本25m(11こ接種した後、28°Cで48時間培養
した。
本TSB培地は30g/Qの濃度で調製した。TSB培
地は米国ミシガン州デトロイト(DetroiL、 M
 ichigan)のデイフコ・ラボラトリズ(D 1
fco  L aboratories)社より入手し
Iこ 。
(B)  ゲノムDNAの調製 菌体を採集し1000%シュークロース溶液で一回洗浄
した。続いて、25%シュークロース/トリス−HCQ
(50mM、pH8)を湿菌体重量Ig当り5mQ加え
た。菌体を良く分散させた後、0.6m(2のりゾチー
ム[ングマ・ケミカル社(Sigma  Chemic
al) Co、)製グレードI]溶液(lOmg/ m
ff)を添加し良く混和した。30°Cで30分間イン
キュベートし、続いて0.6mffのEDTA溶液(0
,5M、pH8)とO、l mQのプロナーゼE[シグ
マ・ケミカル社製]溶液(l Omg/ m+2)を加
えたのち30°Cで5分間インキュベートした。
3.6mQの3.3%SDS [シグマ・ケミカル社製
]溶液を加え37℃で1時間インキュベートした。
フェノール500g、クロロホルム500gをトリス−
HC(2(50mMXpH8)/NaC12(to。
mM)/EDTA (5mM、pH8)200mQに混
合して得られたフェノール層を6mQ加え、緩和な条件
で良く混合した。次いで、溶液を遠心(10,OOOr
pm、20分間)にて層分離を行い、水層約7mQを得
た。水層に2mQのクロロホルムを加えて緩和な条件下
で良く混和した後遠心し(10,000rpm、  I
 0分間)、水層約7mQを得た。水層に30μQのり
ポヌクレアーゼAタイプI−AS[シグマ・ケミカル社
製]溶液(lomg/mQ溶液を90°c、io分間加
熱処理したもの)を加え、37°Cで1時間インキュベ
ートした。
0.1容量の酢酸ナトリウム溶液(3M、pH4,8)
とl容量のインプロパツールを加えて良く混和した後、
室温で10分間放置した。遠心分離(6、OOOrpm
、  I 0分間)で沈でんを集めた。
沈でんを5m4のTEバッファー[トリス−HCf2(
I OmM、pH8)/EDTA(1mM、pH8)]
に溶解した後、0.5m(!の酢酸ナトリウム溶液と1
2.1m(+のエタノールを加えて良く混和し、20°
Cで一晩放置した。沈でんを遠心分離(6,000rp
m、  I 0分間)で集め、デシケータ中で真空乾燥
した。25mQの培養液より約800μgのゲノムDN
Aが得られた。
(A)  pIJ702の調製 ストレプトマイセス・リビダンスATCC35287の
胞子約10’個を、チオペプチン本5μg/mQを含有
するYEME+34%シュークロース培地(酵母エキス
0.3%、バンドペプトン0.5%、麦芽エキス0.3
%、グルコース1%、シュークロース34%、殺菌後1
m12の2.5MMgCQ2溶液を添加)500m(2
に接種し、28°Cで48時間振とう培養した。
本チオペプチン(藤沢薬品工業製チオフィードよりクロ
ロホルム抽出にて調製)をチオストレプトンの代わりに
選択圧として用いた[ペスカおよびポルトレー(S 、
 P astka  andJ 、W、Boldley
) 、アンティビオティック■(Antibiotic
s[[) 551 573頁、1975年スプリスプー
・フエルラーグ(Springer −Verlag)
 ] 菌体を集め1000%シュークロース溶液で一回洗浄し
た。次いで、45m(2の10.3%シュークロース/
トリス−HCQ(25mM、pH8)/EDTA (2
1mM、 pH8)溶液に懸濁し、5mQのリゾチーム
溶液(I Omg/ rnQ、菌体懸濁に用いた溶液と
同じものに溶解)とりポヌクレアーゼタイプI−AS溶
液250μQを加えて良く混和した後、37°Cで30
分間インキュベートした。続いて、30m+2の0.3
 M  NaOH/ 2%SDS溶液を加えて良く混和
し、55°Cで15分間インキュベートした。実施例1
で用いたと同じフェノール溶液を20mQ加え良く混合
した。遠心分離(15゜000rpm、  15分間)
で層を分離し、水層約70mQを得た。そこへ7mQの
酢酸ナトリウム溶液(3M、pH無調整)および70m
Qのインプロパツールを加えて良く混和し、室温で10
分間放置した。遠心分離(15,ooorpm、15分
間)で沈でんを集め、lom(lのTHEバッファー[
トリス−HCQ(l OmM、pH8)/EDTA (
1mM。
pH8)/NaCQ(50mM)]に溶解した後、先に
述べたフェノール溶液5m(2を加え良く撹拌した。
次に遠心分離(15,000rpm、15分間)で層分
離を行ない、上層約10mQを得た。そこへ1mffの
酢酸ナトリウム(3M、pH6)および10m12のイ
ソプロパツールを加えて良く混和した。遠心分離(15
,OOOrpm、15分間)で沈でんを集め、l mQ
O’) 19 /−ルで洗浄乾燥した。沈でんを11−
9 mQ(7)T E /<ッファーに溶解した後に、
12.6gの塩化セシウムを加え、さらに0.6mQの
臭化エチジウム溶液(l Omg/ mQ)を加えた。
36.000rpmで60時間遠心し、プラスミドバン
ドが含まれる画分をTEバッファーおよび塩化セシウム
で飽和したインプロパツールで5回抽出し、臭化エチジ
ウムを除去した。その後、透析用チューブに入れてTE
バッファーに対し24時間透析した。約130μgのプ
ラスミドptJ702を取得した。
(B)  pI J 943の調製 プラスミドpIJ702の調製法と実質的に同様にして
、ストレプトマイセス・リビダンスTK24/pIJ9
43よりプラスミドpIJ943を調製した。lQの培
養液より約45μgのpIJ943を得た。
実施例3 プラスミドpAOY−17の分離プラスミド
pIJ702 20ggを10μQのTEバッファーに
溶解し、そこにlQXBg(21バツフアー [NaC
Q(l M)/)リス−H(1(100mM、pH7,
4)/MgCL (100mM)/ジチオスレイトール
(loomM)/牛血清アルブミン(Img/m(1)
 110 pQ、水80μαを加え、制限酵素Bg(2
11にッポンジーン社製、5〜l 5 units/μ
f2) 5μQを加えて良く混和した後、37°Cで1
5時間インキュベートした。反応物ラフエノール/クロ
ロホルム溶液で処理した後、0.1容の3M酢酸ナリト
ウム溶液と3容量のエタノールで切断されたプラスミド
を沈でんさせた。
沈でんを70%エタノール、エタノールで洗浄した。制
限酵素Bgi2nで切断されたプラスミドpIJ702
を終濃度0.1gg/μQとなるようTEバッファーに
溶解した。
実施例1と同様にして調製したストレプトマイセス・サ
ーモトレランスATCC11416ゲノムDNA 30
0ggを900μQのTEバッファーに溶解し、1OX
sau3AIバツフ 7− [NaCQ(500mM)
/)リス−HCQ(100mM、pH7,4) / M
gC(h (100mM) /ジチオスレイトール(l
omM)] 450pQを加え、水で4゜5m12とし
た。制限酵素5au3AIを5ユニント加え、37°C
で1時間部分消化を行った。制限酵素5au3AIは米
国マサチュセツツ州01.915−9990ビバリー・
トザー・ロード(T ozer R。
ad Beverly MAO1915−9990,U
、S。
A、)のニューイングランド・バイオラブ(NewE 
ngland  B 1olabs)より入手した。フ
ェノール/クロロホルム処理後、エタノール沈でんを行
った。部分消化したゲノムDNAを100pQのTEパ
ンファーに溶解した後、0.8%アガロースゲルを用い
3V/cmの電圧で15時間電気泳動を実施し、泳動終
了後臭化エチジウムでDNAを染色した。トランスイル
ミ不−タ上で5〜lOキロベースの画分とlO〜20キ
ロベースの画分を切り出し、各々をDNAセル(第−化
学薬品製)に入れてゲルからDNAを電気的に溶出させ
た。両画分から共に約50μgのDNA断片を得た。エ
タノール沈でんの後に、各々をTEバッファーに終濃度
0.5gg/μQとなるように溶解した。
前述した8g12I[切断ベクターpIJ702溶液9
0μQ(9μgDNA)と部分消化したゲノムDNA5
〜10キロベース画分80μQ(40ggDNA)を良
く混和し、IO×ライゲーションバ・ソファ−[トリス
−H(1(500gM% pH8)MgCQ2(l O
OmM) 、ジチオスレイトール(200mM)、AT
P  (100mM)]  50pQとT4リガーゼに
ッポンジーン製、50 Q units/μm2) 4
μQを加え、16°Cで約15時間DNA鎖の連結反応
を行った。反応終了後、エタノール沈でん操作を行いT
Eバッファー200μQに溶解し Iこ 。
(形質転換) ストレプトマイセス・リビダンスTK24の胞子約10
6個を実施例2で用いj;と同じ25mQのYEME+
34%シュークロース培地(5mMのMgCQ2および
0.5%のグリシンを含み、チオペプチンを含まない)
の入ったスプリング入り25QmC容三角フラスコに接
触し、28°Cで32時時間上う培養した。遠心分離で
菌体を集め10m(2の1000%シュークロースで洗
浄した後、1mg/mQのりゾチームを含んだP培地4
mQに良く懸濁し、30℃で45分間インキュベートし
た。P培地はシュークロースl O,3g、KzSOa
  0.025g。
Mg(1,・6H,00,202g、微量金属溶液*0
.2mQを脱イオン水で80m12として120°C1
15分殺菌した後、各々別に殺菌した0、5%KH2P
O,1m12,3.68% CaCQx” 2 Hg。
10o+Q、TES  [2−([トリス−(ヒドロキ
シメチル)メチル]アミン)エタンスルホン酸1バツク
7  (0−25M、pH7,2)l OmQを加えて
調製した。
本微量金属溶液はtc中に次の塩を含有している: Z
nCQ、  40mg5 FeCl2.−6H2020
0mg%CuCQ2・2 H2O10mg1MnCQ2
・4 Hzo  10mg、 Na2BaOt@10 
H2O10mgx  (NHa)sMOyoza”4H
,Olomg インキユヘートシた後、綿ろ過で残っている菌糸を除去
した。遠心分離(3、OOOrpm、  l 0分間)
でプロトプラストを採集し、3〜4XIO’個/100
μQとなるようにP培地に再懸濁した。前述したライゲ
ーション後のDNAf[lOμcを加え、25%PEG
100O[BDHケミカル(Chemical)社製1
の存在下に形質転換を実施しtこ。
P培地で形質転換を行ったプロトプラストを洗浄した後
、1m12のP培地に再懸濁した。その0 、1 mQ
をR2YE寒天プレート上へ接種し、28°Cで16時
間培養した。培養後、チオペプチンの終濃度が50μg
/mQとなるようにチオペブチンを含有する軟寒天培地
を重層し、28°Cでさらに72時間培養した。R,Y
Eプレートは、ンユークロース10.3g、に2SO4
0,025g。
MgCα2・6 HzOl 、OL 2g−グルコース
Ig。
デイフコカザミノ酸0−0−0lバクト寒天2.2gを
蒸留水80m(2に溶解し、+20°C,15分間殺菌
した後、各々殺菌した前述の微量金属溶液0.2mL 
 0.5%に82PO41mQ、  3.68%CaC
Qz2Hz0 8m+2,20%L−プロリン1゜5m
ff、TESバッファー (0,25M、pH7,4)
10m(2,l N  NaOHO,5mQ及び10%
酵母エキス5m+2を加え、その20m12を径9cm
のプラスティ7クシヤーレに分注して調製した。その後
クリーンベンチ内で約2時間乾燥させた。一方、軟寒天
培地はニュートリエンド・ブロス(N utrient
  broth) 8g及びバント寒天3gを蒸留水で
lQとし120℃15分間殺菌したものを用いた。
(アシル化活性を有する形質転換株の分離)得られた形
質転換株約2000株を各々グルコース1%、酵母エキ
ス0.5%、麦芽エキス1%、L−ロインン0.02%
、TESバッファー(0゜25M、pH7,2)l 0
%、バント寒天1.5%及びチオベプチン50μg/m
Qよりなる寒天培地に接種し、28°Cで一週間培養し
た。タイロシン終濃度が1000μg/mQとなるよう
に、タイロシンを含む軟寒天培地を重層し、24時間培
養を継続しt;。生育しているコロニー中心を径約6m
mのコルクポーラ−で打ち抜き、寒天片をシリカゲルT
LCプレート[ワットマン(WbaLman)社製、L
K6DF]に乗せ風乾した。プレートを酢酸エチル15
0mQ、ジエチルアミン3 m12.メタノール1.5
m(+及び水3m(2からなる展開溶媒で展開した後、
253.7%mの紫外線照射下にアシル化されたタイロ
シンを検出した。約2000株の形質転換株中菌株番号
Y−17がアシル化タイロシンを生産することを見い出
した。Y−17株の生産するアシル化タイロシンは、T
LC%HPLC,UVスペクトラム、NMRスペクトラ
ム、抗菌スペクトラム等の分析結果から4″−イソバレ
リルタイロシンと同定させた。
形質転換株ストレプトマイセス・リビダンス#Y−17
より、実質的に実施例2に記載した方法に従ってプラス
ミドを単離し、プラスミドpAOY−17を得た。この
プラスミドには約6キロベースの外来DNAが挿入され
ていた。第2図にその制限酵素切断部位および機能地図
を示す。制限酵素による切断位置は全てを記載したもの
ではなく、意味のある切断部位のみを示した。
実施例4 プラスミドpAO207の単離ベクタープラ
スミドとしてpIJ943を用い、ゲノムDNA消化断
片として実施例3に記載のlO〜20キロベースの両分
を用いた。実質的に実施例3の方法に従ってタイロシン
アシル化能を持つ形質転換株ストレプトマイセス・リビ
ダンスTK24/pAO207株を単離した。この株は
茨城系つくば電束1丁目1番3号の通商産業省工業技術
院微生物工業技術研究所に微工研条寄第1880号(F
ERM  BP−1880)として寄託されている。こ
の株より、実施例2に記載した方法に従って保持してい
るプラスミドpAO207を単離した。第3図にその制
限酵素切断点および機能地図を示す。プラスミドpAO
207には約13キロベースのDNA断片が挿入されて
いる。
実施例3に記載した方法によって得たプラスミドpAO
Y−17を制限酵素Bgf2IIで切断し0.6μgを
調製した。一方、大腸菌プラスミドpUC18(東洋紡
製)を制限酵素BamHIで完全に切断した後、牛腸由
来アルカリフォスファターゼ[ベーリンガー・マンハイ
ム(Boehringer  Manheim)製]で
処理して約0.2μgを得た。両者を混合しIO×ライ
ゲーションパンファー2μQとT4リガーゼlμQを加
え水で総量20μQとした後、15°Cで16時間反応
させた。ライゲーションしたDNAは下記に示す方法に
よって大腸菌K12JM103株を形質転換するのに使
用した。
形質転換受容能力を有する大腸菌K12JM103株は
ファルマシア(P harmacia)社製のものを使
用した。単一コロニーを単離して、50m+2のし一グ
ロス(バタトトリプトンl Og、NaCQlog及び
バント酵母エキス5gを蒸留水でlQとして調製)に接
種し、37°Cで5時間培養した。
培養液のO−D、600nmの吸収は約0.5を示した
。培養液を遠心分離(3000rpm、 5分間)して
菌体を集め、2mQの50 mM CaC+22に懸濁
した。氷水浴で30分間冷却した後、遠心分離(300
0rpm、 5分間、4°C)して菌体を集め、5n+
Qの50mM  CaCQzに再懸濁した。この100
μQにライゲーションしたDNA I OμQを加えた
氷水浴で30分間インキュベートした後、42℃で2分
間加熱ショックを与えた。これに1mQのL−ブロスを
加えて37°Cで1時間インキュベートしIこ 。
プラスミドpUC18上のBamHI部位は、QacZ
α−断片をコードしているDNA配列の一部を形成して
いるポリリンカーに含まれている。大腸菌突然変異体J
M103株におけるl2aczσ−断片の発現は、該菌
株のβ−ガラクトシダーゼ活性を回復させる。pUC1
8にあるポリリンカーの制限酵素切断部位にDNAを挿
入することは、Qac2σ−断片遺伝子を破壊しプラス
ミドpUC18の持つJM103株に対する相補的能力
を失わせる。β−ガラクトシダーゼは無色の化合物X−
GaQ(5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β
−D−ガラクトピラノシド)を加水分解して青色の生産
物を生成するので、形質転換細胞中でプラスミドpUC
18を持つ株とpUC18にDNAが挿入された形のプ
ラスミドを保有する株とを容易に識別することができる
先に述べた形質転換処理菌をアンピシリン1100p/
mQ、 X −GaQ  40 pg/mQおよびI 
PTG(イソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシ
ド)40μg/m4を含有しているし一寒天(L−ブロ
スlQ当たり寒天15gを含む)平板上に接種し、37
°Cで15時間培養した。IPTGはプラスミドpUC
1B上の12ac遺伝子の発現を誘導する働きがある。
形質転換株の中で、プラスミドpUY−17の如<DN
Aが挿入されたプラスミドを含んでいるコロニーは白色
である。アンピシリン耐性で且つ白色のコロニーを2株
分離し、保有しているプラスミドを単離した。2株とも
同一のプラスミドpUY−17を保有していた。プラス
ミドpUY−17の制限酵素切断点および機能地図を第
4図に示す。
プラスミドpUY−17はストレプトマイセス属のレプ
リコンを含むので、ストレプトマイセス・リビダンスT
K24を形質転換してタイロシンの4“位をアシル化す
る能力を付与することができる。
上記のプラスミドpUY−17を制限酵素Ec。
R1で切断した後、アガロースゲル電気泳動およびDN
Aセルを用いて約9キロベースの断片を得た。その断片
約0.lpgをlOμaのT E /(ッファーに溶解
し、IO×ライゲーションバッファー2μQ及び水7μ
Qを加え、さらにT4リガーゼlμαを加えて15°C
で16時間ライゲーションを行ない、前述したように大
腸菌K12JM103を形質転換した。
転換株よりプラスミドpY−17△Ecoを単離した。
このプラスミドはストレプトマイセス属のレプリコンを
持たず、ストレプトマイセス・リビダンスTK24を形
質転換できない。第5図に上記プラスミドpY−17△
Ecoの制限酵素切断点および機能地図を示す。
ps 82△Pst、 ps 82△Sacの組み立て
手順 実施例4に記載の方法で得られI=pAO207を制限
酵素S ph Iで完全に切断した後、アガロースゲル
電気泳動とDNAセルを用いて8.8キロベースのDN
A断片約lμgを得た。この断片にはプラスミドpIJ
943の持つチロシナーゼ遺伝子の一部とacy B遺
伝子を完全に含むDNA断片が含まれていた。このDN
AフラグメントとpUS18の制限酵素s ph r消
化物につき、実施例5に記載の方法に従ってライゲーシ
ョンを行った。
大腸菌K12JM103株を形質転換し、アンビリノン
耐性、白色の形質転換株よりプラスミドpUS81およ
びpU S 82を得た。第6図および第7図にプラス
ミドpUs81およびpU S 82の制限酵素切断部
位および機能地図を示す。pUS81とpU S 82
とでは挿入DNAの向きが逆になっていた。
得られたプラスミドpUS82 111gを制限酵素P
stIで切断した後、アガロースゲル電気泳動とDNA
セルを用いて5.2キロベースの7ラグメント約0.l
pgを得た。このフラグメントをTEバッファーに溶解
し、T、リガーゼを用いてセルフライゲーションを行っ
た後、実施例5に記載の方法に従って大腸菌K12JM
103株を形質転換して、アンピシリン耐性、白色のコ
ロニを約20株分離した。分離した形質転換株よりプラ
スミドを単離した。得られたプラスミドは全て同一のp
S 82△Pstであった。第8図(a)にプラスミド
pS82△Pstの制限酵素切断部位と機能地図を示す
。プラスミドpS 82へPstではacyB遺伝子の
一部が欠失していた。
同様にして、プラスミドpUS82を制限酵素S ac
 Iで切断してセルフライゲーションさせ、プラスミ)
’ps 82へSacを得た。第9図にプラスミドpS
82△Sacの制限酵素切断部位と機能地図を示す。プ
ラスミドpS 82ΔSacは、acyB遺伝子を完全
に保持していた。
実施例7  acyB遺伝子の限定 プラスミドpAOY−17およびpAO207に挿入さ
れているDNA断片中に含まれているacyB遺伝子を
限定するために、実施例3および4に記載した方法に従
ってプラスミドpAOY−17およびpA○207を調
製した。両プラスミドの挿入DNA部分を詳細に検討し
た結果、約4キロベースのDNAが共通であることが判
明した(第2図および第3図参照)。この共通DNA領
域を有するプラスミドpS82△PsL及びpS 82
△Sacを実施例6に記載した方法に従って調製しtこ
 。
プラスミ ドpS 82ΔSac  O,5,ugを1
0μ(2のTEバッファーに溶解し、2μQの1OXs
ph■/(ツフア−と制限酵素5phIIOユニツトを
加え水で20μQとした後、37°Cで4時間消化した
。反応混合液2μQをアガロースゲル電気泳動にかけて
消化が完結していることを確認した。
一方、実施例2に記載した方法に従って調製したプラス
ミドpIJ702 0.5μgを全く同様にして消化し
た後、牛腸由来アルカリ7オスフアターゼで37°C1
30分間処理した。次いで706Cで15分間加熱した
。これに前述したプラスミドpS 82△Sacの制限
酵素S ph I消化物0.1μgを加え、フェノール
/クロロホルム処理およびエタノール沈でんを行った。
エタノールで沈でんさせたDNAペレットをlOμQの
TEバッファーに溶解した。実施例3に記載の方法に従
ってライゲーションを行い、反応物でストレプトマイセ
ス・リビダンスTK24を形質転換した。得られた形質
転換体のタイロシンの4#位アシル化能を調べたところ
、形質転換株は全てタイロシンの4#位をアシル化した
プラスミドpS 82△Sacの場合と全く同様にして
プラスミドps 82△PstをプラスミドpIJ70
2のS ph I切断点へ組みこんだプラスミドを調製
し、ストレプトマイセス・リビダンスTK24を形質転
換した。形質転換株のタイロシンの4″位アシル化能を
調べたがいずれの形質転換株もタイロシンの4”位アシ
ル化能を示さなかった。
この結果から、第9図に示すプラスミドpS82△Sa
cの制限酵素切断点および機能地図において、5au3
 A I / BgQI[からPstIまでの領域はタ
イロシンの4″位アシル化能を付与するために必須であ
り、acy B遺伝子の一部と考えられる。
実施例6に記載した方法に従ってプラスミドpUS81
を調製した。そのlμgをTEバッファーLopαに溶
解し、1QXsaclバツフアー2μQ及び制限酵素l
Oユニットを加え水で20μαとした後、37°Cで4
時間消化した。反応液を0.8%アガロースゲルにのせ
電気泳動を行った。
約3.3キロベースのDNA断片を含むアガロースを切
り出し、DNAセルを用いて電気溶出して約0.1/7
gのDNA断片を得た。このDNA断片はプラスミドp
IJ943のチロシナーゼ遺伝子の一部(240ベース
)及びpUC18のマルチクローニングサイトの一部を
含んでいる。
この得られた約3.3キロベースのDNA断片を実施例
3に記載した方法に従ってプラスミドpIJ702の制
限酵素S ac I切断点へ挿入し、ストレプトマイセ
ス・リビダンスTK24を形質転換した。形質転換体は
全てタイロシンの4“位をアシル化した。形質転換体が
保持するプラスミドはやや不安定であった。
上記のごとく約3.1キロベースに限定できたacy 
B遺伝子を含むDNA断片の制限酵素切断点を決定した
(第1図参照)。第1図の制限酵素地図の作成にあたっ
ては、種々の制限酵素で単独あるいは二重に消化し消化
物をアガロースゲル電気泳動にかけ、各DNA断片の泳
動距離を測定して大きさを測定した。アガロースゲル濃
度はDNA断片の大きさに応じて0.6%から1%の範
囲内で使用した。DNAのサイズマーカーとしてλ/H
1ndI[IおよびuX l 74/Haem (共に
ニラポンジーン製)を用いた。
acyB遺伝子のPstl−5acl断片(1,2kb
)およびPstl−3phl断片(2,1kb)を大腸
菌ベクターpUC18にサブクローニングし、各々の断
片をもつプラスミドpMAB7 C第8図(b))とp
S82△Pst(実施例6参照)を得た。そして、この
2つのプラスミドあるいはそれらのプラスミドから特定
の領域を欠失させてできた新たなプラスミドをDNA塩
基配列決定用に用いた。ここで欠失の方法として、ベク
ター側の適当なりローニングサイトとacy B断片側
の適当な制限部位間で欠失を起こさせる方法を用いた。
例えば、ps82△PstのN co 1部位から配列
決定をするのに都合のよいプラスミドを構築するために
以下に示す方法を用いて欠失プラスミドを構築し Iこ
 。
ps82△Pst(5μg) ↓ エタノール沈でん 70%エタノール洗浄 ↓ TEバッファー23μQに溶解 37°C115分間 ↓ 70°0,10分間 ↓ フェノール時クロロホルム抽出 ↓ エタノール沈でん 70%エタノール洗浄 ↓ TEバッファー50μQに溶解(0,1μg/μQ)■ 2μQ  (0,2μg)前述のDNA溶液15μQH
20 2μ4.IOXライゲーションバッファー[0,5Mト
リス塩酸(pH8,0)、O,1MMgCO2,0,2
M  DTT、  10mMATP] lpQ  (500u)T4DNAリガーゼにツポンジ
ーン製) 116°C,15時間 反応液lOμQを大腸菌コンピテントセル(JM103
株)100μQに添加 形質転換株よりプラスミドを抽出し、電気泳動にて目的
クローンを選択する。
さらに別の欠失方法として、エキソヌクレアーゼ■、s
tヌクレアーゼでDNA断片を特定の末端より反応時間
依存的に徐々に分解することにより配列決定に都合のよ
い一部重複域をもつ連続した一連の欠失プラスミドを得
た。例えば、pMAB7断片中Apalより削り込んだ
一連の欠失プラスミドは次のようにして得た。
40pQ、(10ug)pMAB7  Pst−Apa
I断片 5μQIO×エキソヌクレアーゼIII [0,5Mト
リス・HCQ (pH8,0)、50mM  MgCO
2,0,1Mメルカプトエタノール1 5μQ  (25u)エキソヌクレアーゼ■にツポンジ
ーン製) ■ 2μf2820 2μQ l0XSIヌクレアーゼバツフアー[0゜33
M酢酸ナトリウム、0.5M  NaCQ。
30mM  Zn5O4(pH4−5)]lpQ  (
2u)Stヌクレアーゼ(ベーリンカーマンハイム製) l μa  0.2M   EDTA フェノール・クロロホルム抽出;エタノール沈でん、7
0%エタノール洗浄 ↓ 23μQのTEに溶解 以下、K lenowフラグメントによる反応から前述
と同じ方法による。
このようにサブクローン化して得られる2つのプラスミ
ドおよびそれら由来の欠失プラスミドをアルカリ変性に
より一本鎖DNAとし、−回の反応に1〜2μgの変性
DNAをシーフェンスの鋳型DNAとして用いた。この
方法としては版部らの方法[Hattori、M、 &
 5asaki、Y、: Anal。
B iochem、  152 、232−238 (
1986)参照1に従った。シーフェンスの方法は基本
的にはサンガーのdideoxy鎖末端法[S ang
er 、 F 、etal:Proceedings 
 of  the  National  Acade
my  ofSciences U、S、A、、74.
5463 5467(1977)参照]に従った。すな
わち、シーケネースキット(U n1ted S La
tes B iochemicalCorporat 
ion製)およびCa−”Pl  dCTP(A me
rsham)を用いてacyB遺伝子をコードする領域
を含むDNA塩基配列を決定した。そのDNA塩基配列
を第10図に示す。
決定された塩基配列をもとにオープン リーディングフ
レーム(ORF)を調べた。M、J、Bibbらの報告
[M、J 、B ibb et al、ジーン(G e
ne) 。
30巻、157〜166頁(1984)]に従って検討
した結果、配列の中央部から5au3Ar末端に向かう
ORFとS ph I末端へ向かうORFを見い出した
。これら2個のORFを各々acyB l、acyB2
と命名した。acyB 1は第1O図の1245番目の
ATGから始まり81番目のTAGに終るORFであり
、acyB 2は1569番目のGTGまたは1608
番目のATGより始まり2730番目のTGAに終るO
RFと決定された。第11図(a)にacyB l 、
第11図(b)にacyB 2のDNA塩基配列および
アミノ酸配列を示す。
の生産性 ストレプトマイセス・リビダンスTK24を実施例3の
方法に従ってプラスミドpAO207で形質転換させた
。得られた形質転換体の培養は以下のごと〈実施した。
形質転換体をチオベプチン50μg/mQを含むGYM
寒天斜面培地(グルコース0.4%、酵母エキス0.4
%、麦芽エキス1%及び寒天1.5%、pHを6.8に
調製)に接種し、生育した形質転換体−白金耳を25m
(2の種母培地(2%溶性でん粉、2%大豆粉、0.1
%酵母エキス、0.1%に2HPOい0.05%Mg5
O,・7H20及び5μg/mQチオペプチン)に接種
し、28°Cで48時間振とう培養した。
調製した種母1m(2を30μg/m12のチオペプチ
ンを含む50mQの生産培地(ガラクトース4%、大豆
粉2%、酵母エキス0.1%、KH,Po。
0.05%及びMgS O、・7H,OO,05%)に
接種し、28°Cで48時間培養した。そこへ、タイロ
シンとL−ロイシンの混合溶液を終濃度がそれぞれ10
00μg/maおよび400pg/mQとなるように加
え、28°Cでさらに48時間培養を継続した。培養終
了後、発酵ブロスのpHを0.1MのNa5PO+で9
.0とし、等量のトルエンで抽出した。トルエン層20
μQをシルカゲルTLCプレート [メルク(Merc
k)社製、Art5715]にスポットし、酢酸エチル
l 50 mQ、ジエチルアミ73 mQ、メタノール
1.5m(1+及び水3m+2からなる溶媒で展開した
。風乾して溶媒を除去した後、TLC−クロマトスキャ
ナC5−920(TLC5canner  CS −9
20、高滓製作所製)で生成したアシル化タイロシンを
測定した。下記第1表にその結果を示す。
第1表 リビダンスTK24 同上   pIJ943  0 同上   pAO2071,25 ATCC11416 本ストレプトマイセス・サーモトレランスATCC11
416に対する相対量で示した。
プラスミドを保有していない株の培養は、チオペブチン
を含まない種母培地および生産培地を用いて行なった。
実施例IO本発明の遺伝子acy B含をDNA断片実
施例1および4に記載の方法に従って、プラスミドpA
O207を含むストレプトマイセス・リビダンスTK2
4およびストレプトマイセス・サーモトレランスATC
C11416を培養し、各々菌体を調製した。得られた
菌体的logをTESバッファ  (0,25M、pH
7,2)20mQに懸濁した。氷水浴中で、トミー精工
製超音波破砕機UR200−P型を用いて80W、5分
間処理した。遠心分離(14,000rpm、 30分
間)して上溝を調製し、得られた上溝中のタイロシン4
#位アシル化酵素活性と測定した。上清中のたん白1% 量はUV、280nmの吸収(El。m−10,0とし
て計算した)で測定した。活性測定条件は下記のとおり
であった。
粗酵素液  50μQ TBSバッファー(0,25M zpH7,2) l 
30μQ タイロシン(lomM )  lOp Qインバレリル
CoA (lomM) l OpQ30°C,1時間イ
ンキュベーション。
反応終了後20μQの1NNaOHを加え、50μQの
トルエンで抽出した。20μQのトルエン抽出物をシリ
カゲルTLCプレートヘスボットし、実施例8に記載し
た方法によって生成したアシル化タイロシンを測定した
。下記第2表に結果を示す。
第2表 リビダンスTK24 同上 IJ943 同上 AO207 1,5 ATCC11416 *比活性はunit/mgたん自として算出し、ストレ
プトマイセス・サーモトレランスATCC114l6に
対する相対値で表した。また、1unitは生成アシル
化タイロシンnmoi2e/ 1時間とした。
の生産 (A)  p r J 350の調製 プラスミドpIJ702のDNA2/7gをBcQバッ
ファー[トリス−HCQ  (pH7,5)10mM、
MgCQz 7mM、NaC(260mM及び2−メル
カプトエタノール7mM]50μQに溶解し、制限酵素
Bc41 (TOYOBO製)を2units加え、5
0°C,5分間部分消化を行った。
フェノール/クロロホルム処理後エタノール沈でんによ
り精製を行った。このDNAをライゲーションバッファ
ー50μQに溶解し、T4リガーゼにツポンジーン製、
500units/ pQ ) 2 pQを加え、16
℃で15時間反応を行った。反応終了後エタノール沈で
ん操作を行いTEバッファー100μQに溶解した。
つぎに、ストレプトマイセス・リビダンスTK24のプ
ロトプラストを実施例3と同じ方法により調製し、前述
のpIJ702のBcQ1部分消化物を用いて実施例3
と同じ方法で形質転換を行った。これよりチオペプトン
(50μg/m(2)耐性で且つメラニン色素非生産性
のコロニーを選択し、そのプラスミドを抽出、精製し、
pIJ350 (4,1kb)が得られた。
(B)  pMABIの構築 放線菌のプラスミドpTJ350に大腸菌プラスミドp
UC18を連結し、p I J 350にマルチクロー
ニングサイトを導入した。
まず、pIJ350 2μgをPstlバッファー [
Tris−HCQ  (pH7,5)20mM、MgC
LIOmM及びNaCQ 150mM] 50pQに溶
解し、制限酵素Pstlにツポンジーン製、20.00
0units/iQ)  l pQを加えて37°C1
4時間反応を行った。エタノール沈でん操作を行い蒸留
水50μαに溶解した。別に、pUC18のHinc 
U (Sa12 I)制限酵素サイトを8g12I[サ
イトに改変したプラスミド(pUC−Bg)2μgをP
stバッファー50μgに溶解し、制限酵素Pstlを
20 units加えて37°C14時間分解した。エ
タノール沈でん操作により精製し蒸留水50μQに溶解
した。両者のDNA溶液を混合し、lO倍濃度のりガー
ゼバッファーlOμα及びT4リガーゼl 、000u
nitsを加え、16°0120時間反応を行った。エ
タノール沈でん処理によりDNAを精製し、最後に沈で
んをTEバッファー50μαに溶解した。この溶液lO
μQを用いて、実施例5に示した方法により大腸菌に−
12JM103株を形質転換した。アンピシリン耐性で
あり且つI PTG誘導条件下X−ga12プレート上
で白色の形質転換体のプラスミドをしらべ、プラスミド
pUC−BgのPstI部位にプラスミドpTJ350
のPstl開裂フラグメントが連結されたプラスミドp
UJ 350 (6,8kb)を得ることができた。
つぎに、実施例6で示したプラスミドpUS81のDN
A15μgをS ac 1バツフy  [lOmMTr
is−HCff  (pH7,5) 、7mM  Mg
CQz、20mM2−メルカプトエタノール及び100
μg/+IIQ牛血清アルブミン]50μQに溶解し制
限酵素5acIにツボンジーン製、l 5 units
/mQ)2.5μQを加え、37°Cで4時間消化した
反応液を0.8%アガロース電気泳動により分離し、約
3.3kbのDNA断片を含むアガロースを切り出し、
DNAセル(第−化学薬品製)に入れて電気泳動により
DNAを溶出回収した。エタノール沈でん処理後、TE
バッファー50μQに溶解した。この溶液20μaと前
述したpUJ 350のS ac I分解DNA断片2
pgとを混合し、10倍濃度のライゲーションバッファ
ー10μQとT4リガーゼにツポンジーン製、5 Q 
Q units/μm2)4μQおよび蒸留水70μα
を加え、16°Cで15時間反応を行った。反応終了後
エタノール沈でん操作を行い、TEバッファー100μ
aに溶解した。このDNA溶液20μQを用いて大腸菌
に一12JM103株を実施例5で示した方法により形
質転換した。アンピシリン(50μg/m12)耐性コ
ロニーのもつプラスミドをしらべることにより、pUJ
350のS ac 1部位にacy B遺伝子を含むD
NA断片を挿入連結したプラスミドpMAB1が得られ
た。以上のプラスミド構築の工程を第12図に示す。
(C)  pMAB lのS 、1ividunsへの
導入及びマクロライドの変換 ストレプトマイセス・リビダンスTK24を実施例3の
方法に従ってプラスミドpMABIにより形質転換した
。得られた形質転換体の培養は以下のごと〈実施した。
形質転換体をチオペプチン50μg/mQを含むGYM
寒天斜面培地(グルコース0.4%、酵母エキス0.4
%、麦芽エキス1%及び寒天1.5%、pHを6.8に
調製)に接種し、生育した形質転換体の一白金耳を25
mQの種母培地(2%可溶性でん粉、2%大豆粉、0゜
1%酵母エキス、0.1%に、HPOい 0.05%M
 g S O4・7 H20及び5pg/mQチオペプ
チン)に接種し、28°Cで48時間振とう培養した。
調製した種母1m12を30μg/mQのチオペプチン
を含む50mQの生産培地(ガラクトース4%。
大豆粉2%、酵母エキス0.1%、KH,Po。
0.05%及びMgSO4・7H200,05%)に接
種し28°Cで48時間培養した。この培養液に4“−
OH型のマクロライドであるタイロシン、スピラマイシ
ン、アンゴラマイシン、ロイコマイシンU10イコマイ
シンVまたはデルタマイシンXを200μg/mQとな
るように加え、さらにL−ロイシンを200μg/mQ
となるように加え、28°Cでさらに48時間培養を継
続した。培養終了後、発酵液のpHを0.1MのNa、
PO。
で9.0とし、当量のトルエンで抽出した。トルエン層
20μQをシリカゲル薄層プレート(メルク[Merc
k1社製、Art5715)にスポットし、各展開剤で
展開した。展開剤組成は次のとおりであった。
(1)  n−ヘキサン3Qm12.アセトン10mQ
メタノール]mQ、ベンゼン25+IIQ及び酢酸エチ
ル20111α; あるいは (2) ベンゼン85+++21メタノールLOrxQ
及びトルエン5+lQ: あるいは (3) ベンゼン50+IQ及びアセトン5Q+++Q
展開後風乾して溶媒を除去した後、TLCクロマトスキ
ャナーC5−930(高滓製作所)で分析した。各抗生
物質の4’−OH体および4“−〇−インバレリル体の
移動度(Rf)は次のとおりである。
0内にRf値を示す。
タイロシン(0,22) 、4“−〇−イソバレリルタ
イロシン(0,49); スピラマイシンI(0,057)、4′−〇−インバレ
リルスピラマイシンI (0,25);アンゴラマイシ
ン(0,26)、4“−〇−インバレリルアンゴラマイ
シン(0,51);以上は展開溶媒(1)を使用した。
ロイコマイシンU (0,12) 、4“−イソバレリ
ルロイコマイシンU (0,65);ロイコマイシンV
(0,08)、4“−イソバレリルロイコマイシンV(
0,50);以上は展開溶媒(2)を使用した。
デルタマイシンX (0,20) 、4#−イソバレリ
ルデルタマイシンX (0,70);以上は展開溶媒(
3)を使用した。
(D)  l)MABIによる形質転換ストレプトマイ
セス・フラデイエATCCl 9609のスラント培養
物の一白金耳量をGPY培地(グルコース1.0%、ポ
リペプトン0.4%、酵母エキス0.4%、M g S
 04 ’ 7 H! OO−05%、K z HP 
O40−1%及びグリシン0.05%、pH7,2)2
0m+2を入れた250m<2容三角フラスコに接種し
、28°0148時間振とう培養した。この培養液0.
5++lαを実施例3に示すYEME+15%シューク
ロース培地(5mMのMgCQ2および0.5%のグリ
シンを含む)25mQを入れたスプリング入り250m
(2三角フラスコに接種し、28℃で40時時間上う培
養した。
遠心分離(3,00Orpm、15分間)により菌体を
集め、lQm12のl013%シュークロースで洗浄し
た後、1mg/mQのリゾチームを含んだP培地4mQ
によく懸濁し、30°Cで1時間反応を行った。P培地
の組成は実施例3に示したとおりである。反応後締ろ過
により残っている菌糸を除去し、遠心分離(3,00O
rpm、10分間)によりプロトプラストを集め3XI
O’個/100μQとなるようにP培地に懸濁した。こ
れに前述したpMAB l溶液(15μg/10μQ)
10μQを加え、25%PEG100O[BDHケミカ
ル(Chemical)社製1の存在下で形質転換を実
施した。形質転換を行ったプロトプラストをP培地で洗
浄した後、ImQのP培地に再懸濁した。そのQ 、 
l mQをR3培地(シュークロース13.5g5KC
Q 0.05%、グルコース1.0g1ポリペプトン0
.4g1酵母エキス0.4g、TESバッファー0.5
73g、to%MgC(2゜溶液6.ImQ、バント・
アガー2.0g及び蒸留水100+nQ;オートクレー
ブ滅菌後KH,PO。
(0,5%)1.omff 、CaCf2g(5M)O
−3mQ及びNaOH(lN)1.8m(2を添加する
)上へ接種し、28°Cで16時間培養した。培養後、
チオペプチンの終濃度が5μg7m(lまたは25μg
/mQとなるようにチオペプチンを含有する軟寒天培地
を重層して28°Cでさらに7日間培養した。軟寒天培
地はニュートリエンドブロス(Nutrient br
oth) 8 g及びバント・アガー3gに蒸留水11
2を加え、120°C115分間オートクレーブ滅菌を
行った。
チオペプチン5μg/mQの培地上には多数のコロニー
が現われたが、25μg1mQ上では耐性コロニーは少
なかった。25μg/mQに耐性を示した1株をストレ
プトマイセス・7ラジ工MAR−01株と名付け(以下
、MAR−01株と称す)生産試験を行った。
生産用培地(可溶性でんぷん0.5%、グルコース0.
5%、酵母エキス065%、麦芽エキス1゜0%及びチ
オペブチン5μg/mQ ) 50mQを含むコイル入
り250mf2容三角フラスコにMAB01株を一白全
耳接種し、28°Cで21日間振とう培養した後1nQ
をとり、K 2 HP O40−2g及びトルエン0.
2mQを加え、激しく撹拌抽出した。遠心分離(3,O
OOrpm、10分間)により上層のトルエン層をとり
、薄層クロマトグラフィーを行った。薄層プレートは[
メルク(Merck)社製]Art5715を用い、展
開溶媒は酢酸エチル75mQニジエチルアミン1.5m
(2:水1゜5mf2:メタノール0.75mQを用い
た。このプレートを乾燥後波長280nmにおいてクロ
マトスキャナー(高滓製作所製as−930)により分
析し、さらに10%H2SO4浸漬後、105°C15
分間加熱発色することにより位置を確認した。
タイロシンはRf(相対移動度)値が0.62であり、
形質転換体による生産物は、タイロシンの外に、Rf−
0,69の4“−アセチルタイロシン、Rf−0,74
の4“−プロピオニルタイロシン、Rf−0,77の4
“−イソバレリルタイロシンが認められた。
プラスミドpMABI)こよる形質転換を行わない対象
株ではアシル化タイロシンの生産は認められなかった。
(E) 4“−イソバレリルタイロシンの確認上述の生
産用培地lαの培養液(50+++Q入り培地20本培
養)より、pH8,5において酢酸エチルで抽出操作を
行い、酸性水(0,01NHCQ)200m12に転溶
後再びp H8,5とし、酢酸エチル50mQで抽出し
た。この抽出液をlOmQに濃縮し、薄層プレート(メ
ルク [Merck1社製Art5715) 5枚に各
2mQを帯状にスポツティングし、上述の展開溶媒で展
開しI;。風乾後Rf−0,77のスポット部分のシリ
カゲルを削りとり、アセトンlOmQで抽出した。抽出
液を真空蒸発濃縮器にて蒸発乾固し、4mgの白色粉末
が得られた。この物質について物理化学的性状をしらべ
た結果を次に示す。
分子量:999(ケミカル・インパクト質量分析により
脱水イオンビーク982が得 られた) 旋光度[σl?T3(cl、oSMeOH):  50
.8紫外部吸収ピークλEt0H(E1%): 282
(217)max   1cm ’H−NMR(δ、  ppm)  :0.97  (
OCCH2CH(CH3)2)  。
1.8  (12−CH3)、2.28(○CCH2C
H(CH3)2)、2−5(N(CH,)2)、3.5
(3“−OCR、)。
3.6(2”’−OCH,)、4.15(旧′)。
4.55(H1’〜)、4.60 (H4“)。
5.05(H1″)、  5.95  (Hl 3)。
6.25  (H10)、  7.3  (Hl  1
) 。
9.7  (CHO) 。
第13図に’H−NMRの図を示す。
以上の結果を文献値[R,○kamoto et al
、 ニザ・ジャーナル・オブ・アンティビオティクス(
TheJ ournal of Antibiotic
s) 33巻、1300〜1308頁(1980)] 
と比較して4″−〇イソバレリルタイロシンと決定され
た。
つぎに、前述の薄層プレート上Rf−0,69の部分の
シリカゲルを削りとり、上述と同じ方法でアセトン抽出
、濃縮、乾固を行った。白色粉末4.5mgが得られ、
その物理化学的性状をしらべ l二 。
分刊1957 旋光度[α]W (c l 、0、MeOH): −5
0,5紫外部吸収ビークλEt0H(E 19A) :
 283(218)max    1cm ’H−NMR(δ+  ppm)  :1.8  (1
2−CH,)、  2.1 3(−COCH3)、  
2.5(N(CH3)2)。
3.5(3“−〇CH3)、3.63(2’″0CH3
)、  4.2  (H1’)、  4.52(Hl”
’)、  4.57  (H4”)、  5.05(H
l“)、  5.9  (Hl3)、  6.23(H
l  O)、  7.3  (H11)  、  9.
7(CHO)  。
第14図に’H−NMRの図を示す。
以上の結果よりこの物質は4“−〇−アセチルタイロシ
ンであることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遺伝子acyBを含むDNA断片の制
限酵素地図であり、 第2図はプラスミドpAOY−17の制限酵素切断点及
び機能地図であり、 第3図はプラスミドpAO207の制限酵素切断点及び
機能地図であり、 第4図はプラスミドpUY−17の制限酵素切断点及び
機能地図であり、 第5図はプラスミドpY−17△Ecoの制限酵素切断
点及び機能地図であり、 第6図はプラスミドpUs81の制限酵素切断点及び機
能地図であり、 第7図はプラスミドpU S 82の制限酵素切断点及
び機能地図であり、 第8図(a)及び(b)はそれぞれプラスミドpS 8
2△P st、プラスミドpMAB7の制限酵素切断点
及び機能地図であり、 第9図はプラスミドpS 82△Sacの制限酵素切断
点及び機能地図であり、 第1O図はacy BのDNA塩基配列であり、第11
図(a)及び(b)はそれぞれacyB 1およびac
yB 2の塩基配列、アミノ酸配列を示す図であり、 第12図はプラスミドpMABIの構築工程を示す図で
あり、 第13[fflは4“−〇−インバレリルタイロシンの
’H−NMRの図であり、 第14図は4“−〇−アセチルタイロシンの”H−NM
Rの図である。 第1図 第3図 第4図 第5図 第7図 phI 第6図 ph l 5aujAI/Bc)II[ 第8図 鍬) st I 第10図 fの1 GATCACACTC TCCACGGGCG CGGCGAGGGC CCGGTCGTCC ACGGAGTGCC GGTTCGGACC GCCGGCGTCC GCGGCCGTCC ATGACCGGCT GAAGTGCAGG GCCCCAGCGC GCGAGCAGGG GGCGGCCGGT GCCGGTAATA CCGCCGGCGA GTACTGGATG GCACGAGGTA GTGAGTTCCC CATCGTCCTG AGGAGCGGAC TTCGAGGAAC CTGACGCACG GCGCCCCGCA CGCGTCGGCT GGACGGGGCG TGGGTGTCGA GGGGACCGCC CAGGGTTCGC TCTCCACGAA AACGCCGACA CAGCGTGAAG TCAGCCCGAC GTGTCCCACT GCCCTGCTTC AGCGGTGCCC ATCAGGTAGT GAAGGCGAAG CCAGCAGCAC GTCCCCAGCC GCCGCGCACA 第10図 TCACCGACGG GAGCAGCAGC GGACGGTCAA TCGTAGTGGT GAACGTCACC CTGAGAACAG GCCAGGGGAC CCAGCGTCCC TCTGGGCCAT AGCACGAACT CACCGGCGGG TGAACCACCA GGCATGTCCG CAGGGGCGGG GCAGCAGTGC ATGGAGACGG CACCGCGGCG AGAGCCGGTC TTGGTGAAGA GAACGGGAAC イの2 CCACCGAGGC GCGATCACCG CGCGCCGGGG TCGGCACCGC GCGAACACCG CGCGACGCAG GCGGGCCCCT CGGATCACGA GAGCATCCCG CCAGCAGCCG AACATGTAGA CCGCAGCTGC GGTCCCACGG CTGGCCGGCA GACCAGGGGG CGGCCACGGA GCCCACCGCC CGTACGGACC AGGCGAAGAG ATGGCGTAGA 第(0図 イQ3 AGAACAGCTC GACCACGCCA GCTGCCGTAC CGGGGAACCA AGCAGCAGGT TCCGTCCCAC CCATGTTGGG GCCAGCACGA CACCAGCAGC GCAGCGAGTA GTGCGCCGCC CACCTTGGAC GACCCGCCCA AAACCGCTGA GAACGAGACC CCAGCCGGTT TGCAGCGCGG GG丁GTTCTTG GTGTCGATAT AATACCAGTA GCAGGAGAGC CCGGGTTCAT TCGTGGTGGT TGCCTGGATC TCGTGAGCAG ACCGATCGGC CTCGTTGAGG TCAGCAGCGT ACGGGCAGGT CGCGCGGACC GCCAGAAGTT TTGTCGGGCA GGTGAGGACG GCATGAAGAA GTCAGCGGGC CAGCGGGAAC AATTGATCTC AAGAACGGCT ATGGGAGGTG GAGCGGAGAT 第10図 GAAACGCATC CGGGAAGATG GGCATGGGTG GGACGGGTGG ATGTCTAAGG CCGCCGGGCA GACAAAGAGT GCGCGACAGT CACCGCTGCA CGGTGGTTTC GACGCGGAT T GAAACACGGA TCGCGGCGGT GTGTGCGGGA GGCCTCGGCA CGGAACGAAT TGGCCAGCAG GTGGATCAAG GGGTCATAGT CCGTGTGOCT イの4 CCGCCGAGCG TTTCGGCAGG ACCTCGCGGC GTGGGAGCAG CACCGCGCGG AGGCGTATCT GTGAGCCGCC GGTGTGTTCC CGGCCGGCGA GTCACCGGGC TAATCATCCG CGACGGTTCT GTGACGCGAG AGAATTGTGT 5oO CCTGGATTTA TAACTGAGGC GTCTTTTCCA CGGCTTGTGA GCACAGTATT CAAAACCGTC 第10図 イの5 GGCCTCCATG GTGTCCATGA ACGCACATC丁 CTCGGAGCTG TGCGCCGGGC AAGAGGGGCG CCGTGGTCTG AGGGACGCAA AACCTCGCCG TGAAGGCGCC ACCTCCACCA GGATCCACCT CTCCGTGCG丁 CCCGCTACGC GTACGCGGGG GATCCGCCCC ACAAGGCAGG GTCGGCGTGG CGTACCCGAC TGGTCAGCTG TGGGACACCG CGACTTCGAT CCGAGACCTG TTCAGTTCGC CGACCAGCGC AACAGTACGT CTCACCGCTC GACCGCCCGC CGTTCGTCGG GCGGACCAGA CTTCGTGGCC GGGACTGGCG GCCGCGCTGG CGACCAGACG ACGCGTGGGT ATGGTGGTCT GGGACGGTCG GCCGGCGCTT CTGGGGCGGG TCAGCAGAGC 第 0図 TACGGGCTCT CGACGCCATG TGAACTGGCA GGCGGCGGAC TCACGATCGG CGTACGGCGA CTCGTCGACC ACTCACGCGC TGTTGGCGCG ATGGACGCGC GCTGCCCCGG CGCTGTCCGC TCGTTTCTCT CGGCGATCTT TCGCCGGCAG CTGGACAGGC CTGGCCCGCC TGGAACAGCT AGGCGCCCTG GGGCTCCATC 千の6 GGCTCGCCTC TCGGCACCGG TCTGACGCTG CGGGCGACCG CAGCTGAGCG GGAGGAGAAG TGGTGGCGGA TCGAACCGGG TCCGGTGGTG GGATCGCCAC CTGGTTCGGG GGCTGATCAA TAAGGGTGAG CCGCTCGCCC 230゜ CCGGGGCCAA GCGCGCAGGT CAGCACCTCA CAAGCGGCTC TGGAGTGGCA 4oO AGCTTCGTCG 箒 0口 CCCCGTGCAA ACCGATCAGC CACGCTCCTG TGTGGCGCGC CGACCCGCGG CACCGACCTC ACCGCGGCGC CTGGCCATGC CGTGGACGCC GCGTCAGCCT ATCCGCGACT CTCCTTCCAG GTCACGTGAC ATAGCCCACG TTCCTGCACC GCACCCCCAC CTGTCCCGCT TCACGGGGC イの7 CGTGGTGCTG TGCCGCAGCG CTGTTCGGGG CAACCGCAGG ACCTGTGGCT ACGTCCTGGA ACTGCTGCGG TGACCTGCCG GACTTCGCCC GGGCGTCGGC TCGAGGGCCG GGCTGGCACC ACTGGCCTCG CCCTACGCCT 2了00 GACACCGCCC GGCCCCGGCC GACGGTGAGG 第1 1図(a) AlaMetPheProPheLeuPheAlaP
hePheThrLysValArc+ThrAspA
rg第11図(α) イの2 第11国(り 壬の3 5erGlyThrProTRM ArqPheALaGlyGlyLysGLnGLyT
yrTyrArqGlnTrpAspThrProAL
a第1 1図(b) にの/ 膚し11 図 (bン イの2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ストレプトマイセス属に属する菌株由来の、大きさ
    が約3.1キロベース(kb)であり且つ下記図に示さ
    れる制限酵素地図によって特徴づけられるマクロラード
    抗生物質の4″位のアシル化酵素をコードする遺伝子a
    cyBを含むDNA断片およびその制限酵素によるDN
    A制限断片。 制限酵素地図 ▲数式、化学式、表等があります▼ 2、ストレプトマイセス属に属する菌株が、ストレプト
    マイセス・キタサトエンシス(Streptomyce
    s kitasatoensis)、ストレプトマイセ
    ス・ナルボネンシス・バル・ジヨサマイセテイクス(S
    .narbonensis var josamyce
    ticus)、ストレプトマイセス・ハイグロスコピク
    ス(S.hygroscopicus)、ストレプトマ
    イセス・プラテンシス(S.platensis)、ス
    トレプトマイセス・アルビレテイクリ(S.albir
    eticuli)、ストレプトマイセス・シネロクロモ
    ゲネス(S.cinerochromogenes)、
    ストレプトマイセス・ジヤカルテンシス(S.djak
    artensis)、ストレプトマイセス・フルデイシ
    デイクス(S.furdicidicus)、ストレプ
    トマイセス・マクロスポレウス(S.macrospo
    reus)、ストレプトマイセス・テンダエ(S.te
    ndae)、ストレプトマイセス・サーモトレランス(
    S.thermotolerans)及びストレプトマ
    イセス・デルタエ(S.deltae)より選ばれる請
    求項1記載のDNA断片およびその制限酵素によるDN
    A制限断片。 3、ストレプトマイセス属に属する菌株がストレプトマ
    イセス・サーモトレランス(S.thermotole
    rans)ATCC11416である請求項2記載のD
    NA断片およびその制限酵素によるDNA制限断片。 4、マクロライド抗生物質がタイロシン、スピラマイシ
    ン、アンゴラマイシン、ロイコマイシン及びデルタマイ
    シンより選ばれる請求項1記載のDNA断片およびその
    制限酵素によるDNA制限断片。 5、マクロライド抗生物質がタイロシンである請求項4
    記載のDNA断片およびその制限酵素によるDNA制限
    断片。 6、下記のアミノ酸配列 【アミノ酸配列があります】 をコードするDNA部分と、下記のアミノ酸配列【アミ
    ノ酸配列があります】 をコードするDNA部分とを含む請求項1記載のDNA
    断片およびその制限酵素によるDNA制限断片。 7、下記の塩基配列 【遺伝子配列があります】 を有する請求項1記載のDNA断片およびその制限酵素
    によるDNA制限断片。 8、請求項1〜7のいずれかに記載のDNA断片を含有
    するプラスミド。 9、pIJ702、pIJ943、pIJ350及びp
    UC18より選ばれるべクタープラスミドに、請求項1
    〜7のいずれかに記載のDNA断片を組み込んだ組換え
    プラスミドである請求項8記載のプラスミド。 10、組換えプラスミドがpMABIである請求項9記
    載のプラスミド。 11、請求項8〜10のいずれかに記載のプラスミドで
    形質転換された微生物。 12、宿主微生物がストレプトマイセス・リビダンス(
    Streptomyces lividans)TK2
    4またはストレプトマイセス・フラジアエ(S.fra
    diae)ATCC19609である請求項11記載の
    微生物。 13、宿主微生物が、マクロライド抗生物質の4″位の
    アシル化酵素を実質的に生産しないマクロライド抗生物
    質生産菌である請求項11記載の微生物。 14、マクロライド抗生物質生産菌がストレプトマイセ
    ス・フラジアエ(S.fradiae)ATCC196
    09である請求項13記載の微生物。 15、マクロライド抗生物質を含む培地で請求項11〜
    14のいずれかに記載の微生物を培養し、生成する4″
    位がアシル化されたマクロライド抗生物質を採取するこ
    とを特徴とする4″−アシル化マクロライド抗生物質の
    製造方法。 16、請求項13または14記載の微生物を培地で培養
    し、生成する4″位がアシル化されたマクロライド抗生
    物質を採取することを特徴とする4″−アシル化マクロ
    ライド抗生物質の製造方法。 17、マクロライド抗生物質をアシル化剤と請求項11
    〜14のいずれかに記載の微生物菌体またはその処理物
    の存在下に反応せしめることを特徴とする4″−アシル
    化マクロライド抗生物質の製造方法。
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