JPH027340Y2 - - Google Patents

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JPH027340Y2
JPH027340Y2 JP1875482U JP1875482U JPH027340Y2 JP H027340 Y2 JPH027340 Y2 JP H027340Y2 JP 1875482 U JP1875482 U JP 1875482U JP 1875482 U JP1875482 U JP 1875482U JP H027340 Y2 JPH027340 Y2 JP H027340Y2
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JP
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valve
sealing material
valve body
seat
groove
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JP1875482U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、閉弁状態で摺接する弁箱と弁体との
シート面間に液状シール材の環状充填空間を形成
する弁のシール構造に関する。なお、このシール
構造は、弁箱がわシート及び弁体がわシート面を
金属材等の硬質材にて形成しても、両シート面間
を液状シール材にて確実にシールできる利点があ
る。
〔従来の技術〕
従来は、例えば図面の第5図に示した実願昭54
−101216号(実公昭57−23743号)のように、深
さが開口巾の1/2となる半円状の環状溝31を、
弁箱がわシート30のシート面30aに形成し
て、前記液状シール材の充填空間としていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように、従来では断面が半円状の環状溝
を弁箱がわシート面に形成していたのであるが、
この従来技術では以下の理由から液状シール材を
溝の全体に行き渡らせることができなくて、部分
的にシール性が損なわれる欠点があつた。
第一の理由は、溝の開口巾に比べてその深さが
大きいためにシール材が溝から離脱し難く、古い
シール材が固化して新しいシール材の流動を妨げ
ることであつた。
第二の理由は、閉弁状態のときに構成されるシ
ール材充填空間の断面形状とほぼ等しい大きさ
の、移送流体中に含まれた例えば砂や錆や溶接ス
ラグ等の異物が、開弁状態のときに、残留するシ
ール材に吸着される等して溝内に入り込むことで
ある。そのため、シール材充填空間を構成する環
状路がこの異物で分断されてしまつて、液状シー
ル材が溝の全体に行き渡らなくなることであつ
た。
第三の理由は、シール材充填空間の断面形状に
おいて、その溝曲面と弁体がわシート面との交差
角(約90度)が大きいために、シール材の離脱方
向がシート面と直交する方向に限定され易く、溝
から離脱し難いことであつた。つまり、弁体の開
閉操作によつてシート面と平行な方向への移動力
がシール材に作用しても、シール材は溝の開口縁
部に引掛つて離脱できず、古いシール材や混入異
物を取り除けないことであつた。
本考案は、以上の問題を解決し、自浄作用があ
ると共に、大きな異物の侵入を許さない弁のシー
ル構造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の技術的特徴は、断面が凹曲面でその深
さが開口巾の1/2よりも小さい環状溝を前記夫々
のシート面の対向箇所に形成し、閉弁状態でこの
二つの溝を合わせて断面が偏平な凸レンズ形の環
状空間を構成して、前記液状シール材の充填空間
としたことである。
〔作 用〕
本考案の構成は次のように作用する。すなわ
ち、閉弁状態にあつては、液状シール材の流動に
必要な大きな通過断面積を、前記二つの溝が合わ
さることによつて確保する。また開弁状態にあつ
ては、充填されているシール材を弁箱がわの前記
環状溝と弁体がわの前記環状溝とに分割して、弁
開閉時に与えられる機械的振動、あるいは開弁状
態における流体との接触等によるシール材の離脱
可能性を倍化すると共に、溝の分割によつてその
断面積を閉弁時の半分としてそれ以上の大きさの
異物侵入を阻止する。更に弁の開閉途中にあつて
は、浅くて偏平な凸レンズ形の溝形状と、開閉操
作に際してシール材に与えられるシート面と平行
な方向への移動力とによつて、古いシール材や大
きな異物を、引掛り等を受けることなしに滑り出
すように排出させる。
〔考案の効果〕
以上の説明から既に明らかであるとおり、本考
案の技術的手段によると、閉弁状態では大きな通
過断面積を確保して、液状シール材を溝の全体に
行き亘らせるときの通過抵抗を軽減できながら、
開弁状では溝内に充填されたシール材を溝から脱
させ易く、弁の開閉途中ではシール材や異物を弁
の開閉動作を利用して良好に除去できる効果があ
る。しかも、従来のように異物で環状溝が分断さ
れることがなく、侵入し得るとしても小さな異物
に限られるために、異物によつてシール材の流動
が妨げられることはなく、全体として、液状シー
ル材を環状溝の全体に行き渡らすことができる。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、各種流体輸送管1,1に
対する溶接連結部を備えた弁箱部分2a,2aと
弁箱本体2bを溶接して弁箱2を形成し、この弁
箱2の流路径にほぼ等しい内径の筒状弁体3に、
一対の弁棒4a,4bを弁体3における筒軸芯と
直交させた状態で一体連設し、両弁棒4a,4b
を、回転自在に弁箱本体2bに支承するととも
に、一方の弁棒4aを弁箱本体2bから貫通突出
させ、そして、弁箱本体2aから突出する弁棒4
aに、手動操作用ハンドル5を備えた弁開閉機構
6を連動連結し、更に、前記弁箱部分2a,2b
と弁体3との間にシール構造7を設け、もつて、
前記弁箱内流路を開閉するボール弁を構成してあ
る。
第1図及び第2図に示すように、前記シール構
造7を構成するに、弁箱部分2aの内部に、その
奥側に環状の位置規制部材8をかつ端部側に環状
の弁箱シート9を、夫々前記弁体3に対する遠近
方向に螺進自在に螺着すると共に、前記規制部材
8とシート9の端面間に、前記シート9の螺進方
向に弾性変位して弁箱側シート9を弁体3側に押
圧付勢させる弾機10を介装し、そして、前記シ
ート9の弁体側のシート面Sを、截頭円錐周面状
のあるいは球面などのほぼ截頭円錐周面状に形成
すると共に、そのシート9の弁箱部分2aに対す
る螺着部Aにおけるバツクラツシユを比効的に構
成する。他方、全体にわたつてほぼ等厚の比較的
肉厚が小なる円形の平板部分11aに、それに対
して全体にわたつてほぼ等厚でかつ前記シート9
のシート面Sに面接触する形成の対弁箱シート部
分11bを、前記平板部分11aの全周にわたつ
て連なる状態で一体成型して弁体シート11を形
成し、このシート11を、前記弁体3に一体延設
の支持部3aに接当させる状態で弁体3の中央部
に取付けると共に、前記対弁箱シート部分11b
のシート面Tと弁箱シート9のシート面Sにおい
て、前記平板部分11aの半径方向延長面に対す
る前記シート部分11bの傾斜角が比較的小にな
るように両者T,Sの傾斜角を設定し、そして、
その両者T,Sの接触部並びに弁箱シート9と弁
箱部分2aの嵌合接触部に対する液状シール材供
給機構12を設けてある。
前記液状シール材供給機構12を構成するに、
前記弁箱部分2aにおける弁箱シート材9に対す
る嵌合接触面Uに、液状シール材を充填させる環
状の溝aを形成するとともに、弁箱9がわシート
面S及び弁体3がわシート面Tの夫々に、閉弁状
態において液状シール材を充填させる環状の溝
b,cを形成し、前記弁箱がわ溝aの両側にOリ
ング13,13を設け、前記弁箱がわ溝aと弁箱
シート面Sの溝bとを連通接続する流路dを、弁
箱シート9に形成し、そして、弁箱部分2aに、
グリース等の液状シール材の供給管14を接続す
るとともに、供給管14と弁箱がわ溝aとを連通
接続する流路eを形成してある。
第3図に示すように、前記両シート面S,Tの
溝b,c夫々を、それの横断面視において、深さ
Hを開口巾Dの半分より小に形成すると共に、合
わさつたときの形状を断面が偏平な凸レンズ形に
構成し、もつて、シール材を、離脱し易い状態で
溝b,c内に充填させることができるようにして
ある。さらに詳述すると、溝b,c内に充填され
たシール材を、弁開閉時に与えられる機械的振
動、あるいは、開弁状態における流体との接触、
さらには、弁開閉時において弁箱シート9に対し
て弁体シート11が摺動するに伴い、例えば第4
図イに示すように、弁開き作動時に、弁箱がわ溝
b内のシール材を弁体シート11、及び、弁体が
わ溝C内のシール材を弁箱シート9が係止離脱
し、且つ、第4図ロ,ハに示すように、弁閉じ作
動時に、弁箱シート9に付着滞留しているシール
材を弁体シート11が掻き除く作用によつて、溝
b,c内のシール材を溝b,cから離脱させ、そ
の結果、閉弁状態において、液状シール材を溝
b,cの全体に亘つて適確に充填させることがで
きるようにしてある。
本案のシール構造は、ボール弁に使用するのが
好適であるが、バタフライ弁、仕切弁、スライド
弁に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はボール弁の切欠き側面図、第2図はシ
ール構造の切欠き側面図、第3図は溝部分の切欠
き側面図、第4図イ,ロ,ハは開閉作動状態を示
す側面図、第5図は従来例の側面図である。 2……弁箱、3……弁体、S,T……シート
面、b,c……溝、H……深さ、D……開口巾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉弁状態で摺接する弁箱2と弁体3とのシート
    面S,T間に液状シール材の環状充填空間を形成
    する弁のシール構造において、断面が凹曲面でそ
    の深さHが開口巾Dの1/2よりも小さい環状溝b,
    cを前記夫々のシート面S,Tの対向箇所に形成
    し、閉弁状態でこの二つの溝b,cを合わせて断
    面が偏平な凸レンズ形の環状空間を構成して、前
    記液状シール材の充填空間としたことを特徴とす
    る弁のシール構造。
JP1875482U 1982-02-13 1982-02-13 弁のシ−ル構造 Granted JPS58122075U (ja)

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JP1875482U JPS58122075U (ja) 1982-02-13 1982-02-13 弁のシ−ル構造

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JP1875482U JPS58122075U (ja) 1982-02-13 1982-02-13 弁のシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS58122075U JPS58122075U (ja) 1983-08-19
JPH027340Y2 true JPH027340Y2 (ja) 1990-02-21

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ID=30031003

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JP1875482U Granted JPS58122075U (ja) 1982-02-13 1982-02-13 弁のシ−ル構造

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