JPH02749B2 - - Google Patents
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- JPH02749B2 JPH02749B2 JP59237192A JP23719284A JPH02749B2 JP H02749 B2 JPH02749 B2 JP H02749B2 JP 59237192 A JP59237192 A JP 59237192A JP 23719284 A JP23719284 A JP 23719284A JP H02749 B2 JPH02749 B2 JP H02749B2
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
この発明は画像信号フイルタリング方法及び装
置、特にデイテール強調処理に用いるアンシシー
プ信号を得るための画像信号フイルタリング方法
及び装置に関するものである。 「従来例」 画素走査記録処理におけるデイテール強調処理
は、中心画素の画像信号であるシヤープ信号Sと
その周辺の複数の画素の画像信号を加算平均した
アンシヤープ信号UとからS+K(S−U)(K:
係数)なる演算を行なうことによつて達成され
る。 このデイテール強調処理上必要なアンシヤープ
信号Uは、シヤープ信号Sを得るためのアパーチ
ヤより径の大きなアパーチヤを用いることによつ
て、光学的アナログ的に得ることができる。しか
しながらこの方法では、シヤープ信号Sを得るた
めの光学系とは別に、該アンシヤープ信号Uを得
るための光学系を必要とすること、及び入力画像
の種類(線画および階調をもつた画像)とか、複
製倍率とか網点複製時のスクリーン線数に応じて
シヤープ信号S用アパーチヤ径を変化させる必要
があり、それに対応させてアンシヤープ信号U用
アパーチヤ径を機械的に変化させる必要があつ
て、手間がかゝるとか、機械系が複数になる等の
難点がある。 上記アナログ式の欠点を解消する目的で、本願
出願人は特願昭54―82571号明細書において、デ
ジタル処理によるデイテール強調処理方法を開示
するとともに、特願昭58―14621号明細書におい
て、上記特願昭54―82571号明細書に開示した技
術の欠点を更に改良した方法を開示している。 すなわち、走査順に整列した任意の数の画素の
画像信号に対して、重み係数W1〜W15を掛け合
わせた後に加算平均する回路を用いたり、あるい
は2倍器と加算器を組合わせた回路を用いる方法
である。 しかしながらこの画像信号フイルタリング(ア
ンシヤープ信号U作成用)回路は、アンシヤープ
信号Uの径(物理的なマスクサイズ)の大きさに
応じた数の掛算器、又は加算器を用いているの
で、該径が大きくなるほど掛算器、又は加算器の
数が増大する欠点があり、また重み付けの係数を
変えるにあたり、各係数を変更するための回路が
個々に必要となる難点がある。 「問題点を解決するための手段」 本発明では上記問題点を解決するための手段と
して、たとえば主走査方向に光電走査して順次入
力される任意数の画素の画像信号のうち、主走査
方向あるいは副走査方向に連続する所要個の画素
の画像信号を加算して第1の画像信号列の和を求
め、前記所要個の画素に引続く連続した同数個の
画素の画像信号を加算して第2の画像信号列の和
を求め、前記第1の画像信号列の和と前記第2の
画像信号列の和とを累積加減算することによつ
て、主走査方向あるいは副走査方向(一次元)の
アンシヤープ信号を得ている。 また、たとえば主走査方向に光電走査して得た
主走査方向あるいは副走査方向に連続する所要個
の画素の画像信号列の和を求め、前記連続する所
要個の画素の前端あるいは後端のいずれか一方の
画素の画像信号を前記画像信号列を構成した画素
数と同数倍して積を求め、前記画像信号列の和と
前記その一端の画素の画像信号の積とを累積加減
算することによつて主走査方向あるいは副走査方
向(一次元)のアンシヤープ信号を得ている。 更に、前記主走査方向または副走査方向のうち
いずれか一方向(一次元)のアンシヤープ信号を
得た後、主走査方向または副走査方向のうちの他
方の方向に連続する所要個の前記一次元のアンシ
ヤープ信号を加算して第1のアンシヤープ信号列
の和を求め、前記所要個の一次元のアンシヤープ
信号に引続く連続した同数個の一次元のアンシヤ
ープ信号を加算して第2のアンシヤープ信号列の
和を求め、前記第1のアンシヤープ信号列の和と
前記第2のアンシヤープ信号列の和とを順次に第
2の累積加減算することによつて、2次元(主走
査方向および副走査方向)のアンシヤープ信号を
得ている。 尚、各画像信号に与えられるアンシヤープ信号
の重み係数Wはその信号の画素の位置を示す値
(l)(両端から中心の画素に向つて順次大きくな
る数第13図参照)に対してW∞lnなる関係を有
している。 「実施例」 まず最初にこの発明が適用される画像走査記録
装置について第12図に基づいて簡単に説明する
と、原画ドラム41に巻装された原画Aは、走査
ヘツド42により光電走査されて、赤(R)、緑
(G)、青(B)3色のアナログ色(電気)信号に変換さ
れる。 これらの信号は、A/D変換器43によつてデ
ジタル色信号に変換されて(あるいはA/D変換
器43を経ないでアナログ信号のままで)、公知
の色演算器44(デジタルまたはアナログ)にお
いて、色修正や階調修正がなされ、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、墨(K)の各
色版信号に変換される。なお、アナログ信号のま
まのときはこの後A/D変換器43を通してデジ
タル信号に変換する。 各色版信号は色選択器(多色同時出力処理、あ
るいは一色出力処理を制御する装置)45におい
て、複製したい色版の信号が選択され、後述する
デイテール強調回路46において鮮鋭度(デイテ
ール)強調処理され、網点発生器47を経て露光
ヘツド48より露光ドラム49に巻装した感材B
を露光する。 上記各デジタル回路は、原画ドラム41と露光
ドラム49に、それぞれ設けたロータリーエンコ
ーダ50,51から同期制御部52に入力するタ
イミングパルスにより作成され、同期制御器52
から出力されるクロツクパルス等によつて、同期
制御される。デイテール強調回路46には、下記
画像信号フイルタリング回路が内蔵されており、
アンシヤープ信号Uとシヤープ信号Sとでデイテ
ール強調処理を行なう。 次にこの発明に用いられるフイルタリング回路
に入力される画像信号dと、実際にフイルタリン
グ処理される画像信号の画素の位置を示す数l、
更に上記フイルタリング回路に用いられるシフト
レジスタの各素子V(またはラインメモリL)に
付される符号について第13図に定義をしてお
く。この発明では、前記色選択器より入力される
主走査方向又は副走査方向のどちらか一方又は両
方の(2k−1)個の画素の画像信号(dk〜d−
k+2)に対してフイルタリング処理がなされ
る。従つて該(2k−1)個の画素の画像信号に
対して画素の位置番号lを付してある。しかしな
がら、該処理過程では、(2k+1)個の画素の画
像信号が必要であるので、以下に記述するシフト
レジスタV及びラインメモリLの各素子の位置に
は符号k…1,0,−1,…,−kを付している。
但し符号kに対応する素子Vkあるいはラインメ
モリLkは省略されることがある。 第1図は、一次元(主走査方向)の画像信号に
対してこの発明を適用した場合の画像信号フイル
タリング回路の一実施例を示すものである。 まず、ここに用いられている累積加減算回路
2,3,4は加算信号Pと減算信号Q、更にレジ
スタ5,6,7に収納されているそれら加減算回
路の前回の演算結果(光電走査開始時点から現時
点の1クロツク前までの累積加減信号)Rとから
P−Q+Rなる累積加減算処理を行なう様にな
つている。(以後このような累積加減算処理を、
原則としてRの記述を略省して信号Pと信号Qを
累積加減算すると、云う表現をする。) 尚、レジスタ5,6,7などシフトレジスタ1
など及び後述のラインメモリ11,15,16,
17などは、全て初期化のためのクリア機能を有
し、フイルタリング処理を行なう前に必ず初期化
されている。 そして(2k+1)段の素子Vk、Vk-1…V1、V0
…V-kを有するシフトレジスタ1には、たとえば
主走査方向の画像信号Diが順次入力され、上記シ
フトレジスタ1の初段の素子Vkにロードされて
いる画像信号dkが累積加減算回路2に加算信号と
して入力され、更に、上記シフトレジスタ1の素
子V0にロードされている画像信号d0(dkよりk段
遅延している)は累積加減算回路2に減算信号と
して入力される一方、別の累積加減算回路3に加
算信号として入力される様になつている。 また該累積加減算器3にシフトレジスタ1の最
終段の素子V-kにロードされた画像信号d-k(dkよ
り2k段遅延している)が減算信号として入力さ
れる。 累積加減算器2の出力信号U1aは、末尾の第3
表1式に示すように、原画を光電走査して得られ
る主走査方向に連続する所要個(アンシヤープ信
号のマスクサイズの半径に相当)の画素の画像信
号を加算した和(第1の画像信号列の和)とな
り、次段の累積加減算器4に加算信号として入力
される。 他方累積加減算器3の出力信号U1bは、第3表
2式に示すように、前記連続する所要個の画素に
引続く先行する連続した同数個(アンシヤープ信
号のマスクサイズの半径に相当)の画素の画像信
号を加算した和(第2の画像信号列の和)とな
り、次段の累積加減算器4に減算信号として入力
される。 以上の様に構成された回路の各累積加減算器
2,3,4の出力信号と、シフトレジスタ1にロ
ードされる信号との関係は第1表に詳しく示す通
りである。尚この第1表においては、(2k+1)
段すなわちVk〜V1,V0〜V-kのシフトレジスタ
を用い、画像信号D1は一旦シフトレジスタ1の
初段の素子Vkにロードされ累積加減算器2に入
力される様になつているが、第1図のシフトレジ
スタ1または相当品の初段の素子Vkに相当する
素子は都合により省略できる。
置、特にデイテール強調処理に用いるアンシシー
プ信号を得るための画像信号フイルタリング方法
及び装置に関するものである。 「従来例」 画素走査記録処理におけるデイテール強調処理
は、中心画素の画像信号であるシヤープ信号Sと
その周辺の複数の画素の画像信号を加算平均した
アンシヤープ信号UとからS+K(S−U)(K:
係数)なる演算を行なうことによつて達成され
る。 このデイテール強調処理上必要なアンシヤープ
信号Uは、シヤープ信号Sを得るためのアパーチ
ヤより径の大きなアパーチヤを用いることによつ
て、光学的アナログ的に得ることができる。しか
しながらこの方法では、シヤープ信号Sを得るた
めの光学系とは別に、該アンシヤープ信号Uを得
るための光学系を必要とすること、及び入力画像
の種類(線画および階調をもつた画像)とか、複
製倍率とか網点複製時のスクリーン線数に応じて
シヤープ信号S用アパーチヤ径を変化させる必要
があり、それに対応させてアンシヤープ信号U用
アパーチヤ径を機械的に変化させる必要があつ
て、手間がかゝるとか、機械系が複数になる等の
難点がある。 上記アナログ式の欠点を解消する目的で、本願
出願人は特願昭54―82571号明細書において、デ
ジタル処理によるデイテール強調処理方法を開示
するとともに、特願昭58―14621号明細書におい
て、上記特願昭54―82571号明細書に開示した技
術の欠点を更に改良した方法を開示している。 すなわち、走査順に整列した任意の数の画素の
画像信号に対して、重み係数W1〜W15を掛け合
わせた後に加算平均する回路を用いたり、あるい
は2倍器と加算器を組合わせた回路を用いる方法
である。 しかしながらこの画像信号フイルタリング(ア
ンシヤープ信号U作成用)回路は、アンシヤープ
信号Uの径(物理的なマスクサイズ)の大きさに
応じた数の掛算器、又は加算器を用いているの
で、該径が大きくなるほど掛算器、又は加算器の
数が増大する欠点があり、また重み付けの係数を
変えるにあたり、各係数を変更するための回路が
個々に必要となる難点がある。 「問題点を解決するための手段」 本発明では上記問題点を解決するための手段と
して、たとえば主走査方向に光電走査して順次入
力される任意数の画素の画像信号のうち、主走査
方向あるいは副走査方向に連続する所要個の画素
の画像信号を加算して第1の画像信号列の和を求
め、前記所要個の画素に引続く連続した同数個の
画素の画像信号を加算して第2の画像信号列の和
を求め、前記第1の画像信号列の和と前記第2の
画像信号列の和とを累積加減算することによつ
て、主走査方向あるいは副走査方向(一次元)の
アンシヤープ信号を得ている。 また、たとえば主走査方向に光電走査して得た
主走査方向あるいは副走査方向に連続する所要個
の画素の画像信号列の和を求め、前記連続する所
要個の画素の前端あるいは後端のいずれか一方の
画素の画像信号を前記画像信号列を構成した画素
数と同数倍して積を求め、前記画像信号列の和と
前記その一端の画素の画像信号の積とを累積加減
算することによつて主走査方向あるいは副走査方
向(一次元)のアンシヤープ信号を得ている。 更に、前記主走査方向または副走査方向のうち
いずれか一方向(一次元)のアンシヤープ信号を
得た後、主走査方向または副走査方向のうちの他
方の方向に連続する所要個の前記一次元のアンシ
ヤープ信号を加算して第1のアンシヤープ信号列
の和を求め、前記所要個の一次元のアンシヤープ
信号に引続く連続した同数個の一次元のアンシヤ
ープ信号を加算して第2のアンシヤープ信号列の
和を求め、前記第1のアンシヤープ信号列の和と
前記第2のアンシヤープ信号列の和とを順次に第
2の累積加減算することによつて、2次元(主走
査方向および副走査方向)のアンシヤープ信号を
得ている。 尚、各画像信号に与えられるアンシヤープ信号
の重み係数Wはその信号の画素の位置を示す値
(l)(両端から中心の画素に向つて順次大きくな
る数第13図参照)に対してW∞lnなる関係を有
している。 「実施例」 まず最初にこの発明が適用される画像走査記録
装置について第12図に基づいて簡単に説明する
と、原画ドラム41に巻装された原画Aは、走査
ヘツド42により光電走査されて、赤(R)、緑
(G)、青(B)3色のアナログ色(電気)信号に変換さ
れる。 これらの信号は、A/D変換器43によつてデ
ジタル色信号に変換されて(あるいはA/D変換
器43を経ないでアナログ信号のままで)、公知
の色演算器44(デジタルまたはアナログ)にお
いて、色修正や階調修正がなされ、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、墨(K)の各
色版信号に変換される。なお、アナログ信号のま
まのときはこの後A/D変換器43を通してデジ
タル信号に変換する。 各色版信号は色選択器(多色同時出力処理、あ
るいは一色出力処理を制御する装置)45におい
て、複製したい色版の信号が選択され、後述する
デイテール強調回路46において鮮鋭度(デイテ
ール)強調処理され、網点発生器47を経て露光
ヘツド48より露光ドラム49に巻装した感材B
を露光する。 上記各デジタル回路は、原画ドラム41と露光
ドラム49に、それぞれ設けたロータリーエンコ
ーダ50,51から同期制御部52に入力するタ
イミングパルスにより作成され、同期制御器52
から出力されるクロツクパルス等によつて、同期
制御される。デイテール強調回路46には、下記
画像信号フイルタリング回路が内蔵されており、
アンシヤープ信号Uとシヤープ信号Sとでデイテ
ール強調処理を行なう。 次にこの発明に用いられるフイルタリング回路
に入力される画像信号dと、実際にフイルタリン
グ処理される画像信号の画素の位置を示す数l、
更に上記フイルタリング回路に用いられるシフト
レジスタの各素子V(またはラインメモリL)に
付される符号について第13図に定義をしてお
く。この発明では、前記色選択器より入力される
主走査方向又は副走査方向のどちらか一方又は両
方の(2k−1)個の画素の画像信号(dk〜d−
k+2)に対してフイルタリング処理がなされ
る。従つて該(2k−1)個の画素の画像信号に
対して画素の位置番号lを付してある。しかしな
がら、該処理過程では、(2k+1)個の画素の画
像信号が必要であるので、以下に記述するシフト
レジスタV及びラインメモリLの各素子の位置に
は符号k…1,0,−1,…,−kを付している。
但し符号kに対応する素子Vkあるいはラインメ
モリLkは省略されることがある。 第1図は、一次元(主走査方向)の画像信号に
対してこの発明を適用した場合の画像信号フイル
タリング回路の一実施例を示すものである。 まず、ここに用いられている累積加減算回路
2,3,4は加算信号Pと減算信号Q、更にレジ
スタ5,6,7に収納されているそれら加減算回
路の前回の演算結果(光電走査開始時点から現時
点の1クロツク前までの累積加減信号)Rとから
P−Q+Rなる累積加減算処理を行なう様にな
つている。(以後このような累積加減算処理を、
原則としてRの記述を略省して信号Pと信号Qを
累積加減算すると、云う表現をする。) 尚、レジスタ5,6,7などシフトレジスタ1
など及び後述のラインメモリ11,15,16,
17などは、全て初期化のためのクリア機能を有
し、フイルタリング処理を行なう前に必ず初期化
されている。 そして(2k+1)段の素子Vk、Vk-1…V1、V0
…V-kを有するシフトレジスタ1には、たとえば
主走査方向の画像信号Diが順次入力され、上記シ
フトレジスタ1の初段の素子Vkにロードされて
いる画像信号dkが累積加減算回路2に加算信号と
して入力され、更に、上記シフトレジスタ1の素
子V0にロードされている画像信号d0(dkよりk段
遅延している)は累積加減算回路2に減算信号と
して入力される一方、別の累積加減算回路3に加
算信号として入力される様になつている。 また該累積加減算器3にシフトレジスタ1の最
終段の素子V-kにロードされた画像信号d-k(dkよ
り2k段遅延している)が減算信号として入力さ
れる。 累積加減算器2の出力信号U1aは、末尾の第3
表1式に示すように、原画を光電走査して得られ
る主走査方向に連続する所要個(アンシヤープ信
号のマスクサイズの半径に相当)の画素の画像信
号を加算した和(第1の画像信号列の和)とな
り、次段の累積加減算器4に加算信号として入力
される。 他方累積加減算器3の出力信号U1bは、第3表
2式に示すように、前記連続する所要個の画素に
引続く先行する連続した同数個(アンシヤープ信
号のマスクサイズの半径に相当)の画素の画像信
号を加算した和(第2の画像信号列の和)とな
り、次段の累積加減算器4に減算信号として入力
される。 以上の様に構成された回路の各累積加減算器
2,3,4の出力信号と、シフトレジスタ1にロ
ードされる信号との関係は第1表に詳しく示す通
りである。尚この第1表においては、(2k+1)
段すなわちVk〜V1,V0〜V-kのシフトレジスタ
を用い、画像信号D1は一旦シフトレジスタ1の
初段の素子Vkにロードされ累積加減算器2に入
力される様になつているが、第1図のシフトレジ
スタ1または相当品の初段の素子Vkに相当する
素子は都合により省略できる。
【表】
【表】
第1表からも明らかな様に、次段の累積加減算
器4からは第3表3式のようにシフトレジスタ1
の素子Vkにロードされている画像信号dkから数
えて(2k−1)個目の画素までの画像信号に対
してW=l(1次関数)の重み係数が付された信
号の総和の信号U2を得ることができ、従つて該
信号U2をアンシヤープ信号Uとして、またシフ
トレジスタ1の素子V1にロードされている画像
信号d1((2k−1)個の画素の中央の画素の画像
信号)をシヤープ信号Sとして用いることができ
る。 累積加減算器2,3,4に、加算すべき画像信
号を減算信号Qとして、また、減算すべき画像信
号を加算信号Pとして入力した場合、累積加減算
結果は本来必要な結果に対して、符号が反転(す
なわち−1倍)されたものとなり、2の補数(す
べてのビツトを反転して1を加える)をとれば本
来の結果が得られる。したがつて、実施例(第1
図2,3,4)において累積加減算処理の加算信
号と減算信号を入れ替えても後の処理次第で同様
のフイルタリング処理を行なうことが出来る。 第2図は第1図に示した回路の累積加減算器4
へ入力される信号のうち信号U1aと信号U1bとを
観察すると信号U1bは信号U1aよりk段だけ遅延
していて、かつ、第1図のシフトレジスタ1の素
子V1を中心に対称な点に着目して累積加減算器
3をシフトレジスタ5′で置換した回路であり第
1図の回路の動作結果と第2図の回路の動作結果
とは実質的に同一である。 すなわち第1図に於ける(2K+1)段のシフ
トレジスタ1の代りに(k+1)段のシフトレジ
スタ1′を用い、そしてレジスタ5の代りにk段
(S0,S- 1,…,S-k+2,S-k+1)のシフトレジスタ
5′(このシフトレジスタの段数は、累積加減算
器2の加算入力信号と減算入力信号の2つの画素
の画像信号の間隔に原則として一致させる)を用
い累積加減算器2の出力信号(第1の画像信号列
の和)を該シフトレジスタ5′に順次入力し、該
シフトレジスタ5′の1段目の素子S0の信号を累
積置(光電開始時点から現時点の1クロツク前ま
での累積加減算器2による累積加減算信号)とし
て累積加減算器2の加算入力端子に返し、更にシ
フトレジスタ5′の最終段の素子S-k+1の出力信号
(第2の画像信号列の和)を累積加減算器4の減
算信号とするものである。その結果、累積加減算
器4から第1図に示したアンシヤープ信号U2と
同じ信号U′2を得ている。この回路は、回路構成
が簡単でありながら、第1図の回路と同じ動作を
するので大変有効である。 第17図は、第1図あるいは第2図に示すよう
な主走査方向のアンシヤープ信号を得るため別の
実施例の回路図である。 この回路は、原画を光電走査し、得られる各々
の画像信号のうち主走査方向に連続する所要個
(たとえばk個)の画素の各々の画像信号を逐次
加算して、たとえば、第1の画像信号例の和を作
成する手段300として、(k−1)個の加算器
をツリー状に接続して構成したものである。その
動作を簡単に説明すると、k段のシフトレジスタ
1に格納されている画像信号のうち、原則とし
て、各々隣接する2画素の画像信号をそれぞれ1
段目の加算器群で加算し、各々隣接する第1第目
の加算器群の出力信号同士をそれぞれ第2段目の
加算器群で加算し、各々隣接する第2段目の加算
器群の出力信号同士をそれぞれ第3段目の加算器
群で加算する動作を繰返して所要個の画素の画像
信号の総和を求める。 次に前記所要個の画素に引続く主走査方向に連
続する所要個(たとえばk個)の画素の画像信号
を、第1の画像信号列の和を作成する手段300
と同一構成の第2の画像信号列の和を作成する手
段301により、第2の画像信号列の和を求め
る。このようにして得た第1の画像信号列の和と
第2の画像信号列の和とを累積加減算器4で累積
加減算することによつて所望のアンシヤープ信号
U2を得る。なお、第1図、第2図、第3図、第
4図、第5図、第6図、第7図、第8図、第9
図、第11図の点線で囲んだ部分は、第17図で
説明した複数の加算器をツリー状に接続した第1
の画像信号列の和を作る手段300あるいは第2
の画像信号列の和を作る手段301で置き換える
ことができる。 第3図は、一次元(主走査方向)のアンシヤー
プ信号の後半分を作成するための実施例の回路図
である。原画を光電走査して得られる画像信号di
を順次シフトレジスタ1′に入力し、所望のアン
シヤープ信号の半径に相当する画素数だけ間隔を
おいた2画素の画像信号(シフトレジスタ1′の
初段Vkと終段V0からの画像信号)を累積加減算
器2で累積加減算する。累積加減算器2の出力信
号とシフトレジスタ1′の終段V0からの像信号を
乗算器23により所要(k)倍に乗算した信号とを、
累積加減算することにより一次元のアンシヤープ
信号の後半分が作成される。なお、こゝで述べた
乗算器の乗算係数kは、累積加減算器2が累積加
減算する2画素の間隔(k)と同一とする。 第4図は、一次元のアンシヤープ信号の前半分
を作成するための実施例の回路図である。第3図
と第4図の相違点は、累積加減算器4の入力端子
において、累積加減算器2の出力信号を減算入力
とし、乗算器23の出力信号を加算入力とした点
である。 第3図と第4図の回路図から完全なアンシヤー
プ信号を得るには、一方の画像信号のタイミング
を調整し(前半分のアンシヤープ信号と後半分の
アンシヤープ信号とが丁度結合するように、たと
えば、第3図のシフトレジスタ1′の後に、第4
図のシフトレジスタ1′を結合し、第3図のシフ
トレジスタ1′の終段の素子V0と第4図のシフト
レジスタ1′の初段の素子Vkを同一素子にするな
ど)してから、両出力を加算器(図示を略)で加
算すればよい。 なお、第3図および第4図において、シフトレ
ジスタ1′を複数のラインメモリ(各々一本の走
査線の画像信号を記憶できる)に置き換えて、副
走査方向に連続する画像信号列の和(第1の画像
信号列の和)を求め、レジスタ5及び7を一本の
走査線の画像信号を記憶できるラインメモリに置
き換えることにより、副走査方向のアンシヤープ
信号を得ることもできる。 第5図は、アンシヤ
ープ信号を作成するための別の実施例の回路図で
ある。この回路図において第3図と同一部分につ
いては説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。 この回路においては、第3図に示したと同じ構
成でまず一次元(主走査方向)のアンシヤープ信
号の後半分に対応する信号を累積加減算器4から
得ておき、次に累積加減算器2の累積加減算信号
を乗算器23に入力し、所望倍率のk(累積加減
算器2で累積加減算する2画素間の間隔kと等し
い)倍した信号から、累積加減算器4の出力信号
を減算器210で減算することによつて一次元
(主走査方向)のアンシヤープ信号の前半分に対
応する信号を得、更に減算器210の出力をk段
のシフトレジスタ211で遅延することによつて
上記アンシヤープ信号の後半分の信号と前半分の
信号のタイミングを調整し、加算器212で累積
加減算器4の出力信号とシフトレジスタ211の
最終段からの出力信号を加算器212で加算する
ことによりアンシヤープ信号が得られる。 第18図は、第17図の基本構成で、副走査方
向のアンシヤープ信号を得るための実施例の回路
図である。 この回路は、原画を光電走査して得られる各々
の画像信号を、複数の走査線の画像信号を記憶で
きるラインメモリ11に順次記憶して、副走査方
向に隣接した連続する所要個(たとえばk個)の
画素の画像信号を加算して、たとえば、第1の画
像信号列の和を作成する手段300として(k+
1)個の加算器をツリー状に接続したものであ
る。 次に、前記所要個の画素に引続く副走査方向に
連続する所要個(たとえばk個)の画素の画像信
号を、第1の画像信号列の和を作成する手段30
0と同一構成の第2の画像信号列の和を作成する
手段301により、第2の画像信号列の和を求め
る。このようにして得た第1の画像信号列の和と
第2の画像信号列の和とを累積加減算器4aで累
積加減算することによつて所望のアンシヤープ信
号U8aを得る。 第6図は、この発明を二次元(主走査方向およ
び副走査方向)の画素の画像信号に対して適用す
る場合の画像信号フイルタリング回路を示すもの
であり、第1図に示した回路と略同じ回路を直列
に2層重ねた構成としている。 第1層目は副走査方向のアンシヤープ信号を得
るもので前述(2k+1)段のシフトレジスタ1
に代えて(2k+1)本の1走査線分の画像信号
を記憶できるラインメモリ11(Lk,Lk-1…L1,
L0,L-1…L-k)(又は1走査線分の画素の画像信
号を記憶できるシフトレジスタ)を用い、更に1
段のレジスタ5,6,7の代りに1走査線分の画
像信号を記憶できるラインメモリ15,16,1
7(又はラインシフトレジスタ)を用いている。 そして、上記各ラインメモリ11に、光電走査
して得られる複数の走査線分の画像信号を順次記
憶し、各々副走査方向に連続した所要個の画素の
画像信号列の和(第1の画像信号列の和)を求め
るため、第1番目のラインメモリLkの出力信号
と第(k+1)番目のラインメモリL0の出力信
号と(すなわち、k本の走査線分の間隔を有する
2画素の画像信号)を、累積加減算器2aで累積
加減算し、次に前記所要個の画素に引続く副走査
方向に連続した同数個の画素の画像信号列の和
(第2の画像信号列の和)を求めるために、第
(k+1)番目のラインメモリL0の出力信号と第
(2k+1)番目のラインメモリL-kの出力信号と
(すなわち、前記k本の走査線に引続くk本の走
査線分の間隔を有する2画素の画像信号)を累積
加減算器3aで累積加減算し、求めた第1の画像
信号列の和と、第2の画像信号列の和とを累積加
減算器4aで累積加減算することによつて、第1
表(第1表は、主走査方向について示したもので
あるが、これを副走査方向に連続した画像信号に
適用したもの)に示した重み付けを有するアンシ
ヤープ信号U8aを得て、下層の(2k+1)段のシ
フトレジスタ1bに順次記憶する。 シフトレジスタ1bの各素子に記憶される各々
の信号の重み付けの状態を周囲の各々の画素の信
号を集合して判り易く図示すると第10図aの様
になる。この様にしてシフトレジスタ1bの各素
子に記憶された一次元の重み付けされたアンシヤ
ープ信号に対して前記第1図と同様の処理を行な
うことによつて、累積加減算器4bから順次得ら
れる2次元の重み付けを有するアンシヤープ信号
のうちからたとえば(2k−1)×(2k−1)個の
画像信号に対して第10図bに示す様に主副両走
査方向に三角(ピラミツドに似た)形状の重み係
数を付した信号の総和の信号U3b(アンシヤープ
信号)を得ることができる様になつている。な
お、画像フイルタリング処理を行なう主走査方向
の画素の数と副走査方向の画素の数とは、原則と
して一致させるが、異ならせてもよい。 第7図は、第6図の処理の順序を逆にして、主
走査方向の処理を先にして、副走査方向の処理を
後にした実施例の回路図である。その動作は原画
を光電走査して得られる画像信号を順次シフトレ
ジスタ1bに入力し、アンシヤープ信号の半径に
相当する画素数だけの間隔を有する2組の2画素
の画像信号を取出し、シフトレジスタ1bの後段
の2画素の画像信号(後に光電走査したもの)を
累積加減算器2bに入力して累積加減算し、それ
と同時に前段の2画素の画像信号(先に光電走査
したもの)を累積加減算器3bに入力し累積加減
算する。両累積加減算器2b,3bの各出力信号
を累積加減算器4bで累積加減算して主走査方向
(一次元)の重み付けを有する各画素ごとのアン
シヤープ信号を得る。 次に累積加減算器4bの出力を(2k+1)本
の一走査線分の画像信号を記憶できるラインメモ
リ又はシフトレジスタ11に入力し、第1番目の
ラインメモリLkの出力信号と(k+1)番目の
ラインメモリL0の出力信号と(すなわち、k本
のラインメモリ間の2画素の一次元のアンシヤー
プ信号)を累積加減算器2aにより累積加減算す
る。一方この動作と並行して(k+1)番目のラ
インメモリL0の出力信号(一次元のアンシヤー
プ信号)と(2k+1)番目のラインメモリL-kの
出力信号(一次元のアンシヤープ信号)と(すな
わち前記2画素の一次元のアンシヤープ信号から
副走査方向へそれぞれk本の走査線分遅延した2
画素の一次元のアンシヤープ信号)を累積加減算
器4aにより累積加減算することによつて主走査
方向および副走査方向(2次元)の重み付けを有
するアンシヤープ信号を得る。なお、累積加減算
器2a,3a,4aにより、副走査方向の2画素
の一次元のアンシヤープ信号を累積加減算する場
合は、光電走査開始時点から現時点の1クロツク
前までの各累積加減算信号を記憶する記憶手段1
5,16,17は、それぞれ1段の記憶手段でな
く、1本又は複数本の走査線分の画像信号を記憶
できる容量を持つ点が異る。 第8図は、第2図の構成に基づく主走査方向副
走査方向(2次元)のアンシヤープ信号を得るた
めの実施例の回路図である。 原画を光電走査して得られる画像信号Diを、
(k+1)本のラインメモリ200に順次入力し
て、第1番目のラインメモリLkの出力信号と、
第(k+1)番目のラインメモリL0の出力信号
と(すなわち、副走査方向にk本の走査線分の間
隔をもつ2画素の画像信号)を累積加減算器、2
01により第1の累積加減算する。その累積加減
算信号と、その累積加減算信号をラインメモリ2
03により副走査方向にk本遅延した信号とを、
累積加減算器202により累積加減算して各画素
ごとの副走査方向(一次元)のアンシヤープ信号
を得る。なお、累積加減算器201,202では
光電走査開始時点から現時点の1クロツク前まで
の各累積加減算信号を記憶する記憶手段として
は、1本又は複数本の走査線分の画像信号を記憶
できるラインメモリ又は、シフトレジスタ20
3,204を用いる。 累積加減算器202の出力信号(副走査方向に
重み付けを有する各画素ごとのアンシヤープ信
号)(k+1)段のシフトレジスタ1′に順次入力
して、所要(k個)画素数の間隔を有する2つの
累積加減算信号を累積加減算器2により累積加減
算する。 その累積加減算信号と、その累積加減算信号を
k段のシフトレジスタ5′で遅延した信号とを、
累積加減算器4で累積加減算することにより主走
査方向のアンシヤープ信号を得、主走査方向およ
び副走査方向(2次元)のアンシヤープ信号を得
るものである。 第9図は同じく第2図の構成に基づく2次元の
アンシヤープ信号を得るための実施例の回路図で
あり、第8図とは処理の順序を逆とし、主走査方
向の処理をした後、副走査方向の処理を行なうも
のである。 原画を光電走査して得られる画像信号Diを(k
+1)段のシフトレジスタ1′に順次入力して、
シフトレジスタ1′の初段と終段の素子から画像
信号を取出し、k個の画素の間隔を有する2画素
の画像信号を累積加減算器2で累積加減算する。
その累積加減算信号と、その累積加減算信号をk
段のシフトレジスタ5′で遅延した信号とを、累
積加減算器4で累積加減算して、主走査方向(1
次元)の重み付けを有する各画素ごとのアンシヤ
ープ信号を得る。 その累積加減算(一次元のアンシヤープ)信号
を(k+1)本のラインメモリ200に順次入力
し、第1番目のラインメモリLkの出力信号と第
(k+1)番目のラインメモリL0の出力信号(す
なわち、所要のk本の走査線分の間隔を有する2
画素のアンシヤープ信号)とを累積加減算器20
1で累積加減算する。その累積加減算信号と、そ
の信号をk本のラインメモリ203で副走査方向
に遅延した信号とを、累積加減算器202で累積
加減算することによつて主走査方向および副走査
方向(2次元)の重み付けされたアンシヤープ信
号を得るものである。 なお、第1図の構成と第2図の構成(一次元の
処理)を組合わせて、2次元のアンシヤープ信号
を作ることもできる。 第11図は、重み係数が画像信号の位置(l)
(両端からk番目の画素の画像信号に向つて順次
大きくなる数)に対して、関数W=l2(2次関数)
の重み係数を得るため累積加減算処理を3段とし
た画像信号フイルタリング回路である。1段目の
累積加減算処理22a,22bは第1図に示した
処理と同じであるので説明を省略する。第2段目
の累積加減算処理は累積加減算器24aと24b
とで行なわれる。すなわち、累積加減算器24a
では、1段目の累積加減算器22aから得られる
信号を累積加算し、その信号からシフトレジスタ
21の素子V0にロードされている画像信号d0に
kを掛け合わせた信号(kd0)を累積減算してい
る。また累積加減算器24bでは、累積加減算器
22bから得られる信号を累積減算し、その信号
に前述の信号kd0を加算しており、その結果累積
加減算器24aからは第3表4式に示すようにシ
フトレジスタ21の素子Vkから素子V1にロード
された画像信号(dk〜d1)に対してW=lなる重
みづけをした総和U4aを得ることができ、加算器
24bからは第3表(5)式に示すようにシフトレジ
スタ21の素子V0から素子V-k+1にロードされた
画像信号(d0〜d-k+1)に対してW=l+1なる
重みづけをした総和U4bを得ることができる。そ
れぞれの総和U4aとU4bはシフトレジスタの素子
V0にある画素の画像信号d0に対して、左右対称
となつている。したがつて、この性質を利用して
総和U4bは、他の回路構成によつて作ることもで
きる(第5図参照)。 この様にして累積加減算器24a,24bから
得られた2つの出力信号は、掛算器28a,28
bで2倍され、更に減算器29a,29bで第3
表(6)式、(7)式に示すような上記2倍された信号か
ら第1段目の累積加減算処理の結果得られた信号
を減算してそれぞれW=2l−1、W=2l+1なる
重み付けをした画像信号の総和U5a,U5bを得る。
次に減算器29aの出力値U5aを3段目の累積加
減算器30に加算信号として、また減算器29b
の出力信号U5bを、該累積加減算器30に減算信
号として入力する。 ここで累積加減算器30は第2表に示す様な信
号を順次出力するので結果として第3表8式に示
すようにシフトレジスタ21の各素子Vk…V1,
V0…V-k+2にロードされている画像信号dk…d1,
d0,…d-k+2に対してW=l2(2次関数)なる重み
を付した信号の総和の信号(アンシヤープ信号
U6を得ることができる。
器4からは第3表3式のようにシフトレジスタ1
の素子Vkにロードされている画像信号dkから数
えて(2k−1)個目の画素までの画像信号に対
してW=l(1次関数)の重み係数が付された信
号の総和の信号U2を得ることができ、従つて該
信号U2をアンシヤープ信号Uとして、またシフ
トレジスタ1の素子V1にロードされている画像
信号d1((2k−1)個の画素の中央の画素の画像
信号)をシヤープ信号Sとして用いることができ
る。 累積加減算器2,3,4に、加算すべき画像信
号を減算信号Qとして、また、減算すべき画像信
号を加算信号Pとして入力した場合、累積加減算
結果は本来必要な結果に対して、符号が反転(す
なわち−1倍)されたものとなり、2の補数(す
べてのビツトを反転して1を加える)をとれば本
来の結果が得られる。したがつて、実施例(第1
図2,3,4)において累積加減算処理の加算信
号と減算信号を入れ替えても後の処理次第で同様
のフイルタリング処理を行なうことが出来る。 第2図は第1図に示した回路の累積加減算器4
へ入力される信号のうち信号U1aと信号U1bとを
観察すると信号U1bは信号U1aよりk段だけ遅延
していて、かつ、第1図のシフトレジスタ1の素
子V1を中心に対称な点に着目して累積加減算器
3をシフトレジスタ5′で置換した回路であり第
1図の回路の動作結果と第2図の回路の動作結果
とは実質的に同一である。 すなわち第1図に於ける(2K+1)段のシフ
トレジスタ1の代りに(k+1)段のシフトレジ
スタ1′を用い、そしてレジスタ5の代りにk段
(S0,S- 1,…,S-k+2,S-k+1)のシフトレジスタ
5′(このシフトレジスタの段数は、累積加減算
器2の加算入力信号と減算入力信号の2つの画素
の画像信号の間隔に原則として一致させる)を用
い累積加減算器2の出力信号(第1の画像信号列
の和)を該シフトレジスタ5′に順次入力し、該
シフトレジスタ5′の1段目の素子S0の信号を累
積置(光電開始時点から現時点の1クロツク前ま
での累積加減算器2による累積加減算信号)とし
て累積加減算器2の加算入力端子に返し、更にシ
フトレジスタ5′の最終段の素子S-k+1の出力信号
(第2の画像信号列の和)を累積加減算器4の減
算信号とするものである。その結果、累積加減算
器4から第1図に示したアンシヤープ信号U2と
同じ信号U′2を得ている。この回路は、回路構成
が簡単でありながら、第1図の回路と同じ動作を
するので大変有効である。 第17図は、第1図あるいは第2図に示すよう
な主走査方向のアンシヤープ信号を得るため別の
実施例の回路図である。 この回路は、原画を光電走査し、得られる各々
の画像信号のうち主走査方向に連続する所要個
(たとえばk個)の画素の各々の画像信号を逐次
加算して、たとえば、第1の画像信号例の和を作
成する手段300として、(k−1)個の加算器
をツリー状に接続して構成したものである。その
動作を簡単に説明すると、k段のシフトレジスタ
1に格納されている画像信号のうち、原則とし
て、各々隣接する2画素の画像信号をそれぞれ1
段目の加算器群で加算し、各々隣接する第1第目
の加算器群の出力信号同士をそれぞれ第2段目の
加算器群で加算し、各々隣接する第2段目の加算
器群の出力信号同士をそれぞれ第3段目の加算器
群で加算する動作を繰返して所要個の画素の画像
信号の総和を求める。 次に前記所要個の画素に引続く主走査方向に連
続する所要個(たとえばk個)の画素の画像信号
を、第1の画像信号列の和を作成する手段300
と同一構成の第2の画像信号列の和を作成する手
段301により、第2の画像信号列の和を求め
る。このようにして得た第1の画像信号列の和と
第2の画像信号列の和とを累積加減算器4で累積
加減算することによつて所望のアンシヤープ信号
U2を得る。なお、第1図、第2図、第3図、第
4図、第5図、第6図、第7図、第8図、第9
図、第11図の点線で囲んだ部分は、第17図で
説明した複数の加算器をツリー状に接続した第1
の画像信号列の和を作る手段300あるいは第2
の画像信号列の和を作る手段301で置き換える
ことができる。 第3図は、一次元(主走査方向)のアンシヤー
プ信号の後半分を作成するための実施例の回路図
である。原画を光電走査して得られる画像信号di
を順次シフトレジスタ1′に入力し、所望のアン
シヤープ信号の半径に相当する画素数だけ間隔を
おいた2画素の画像信号(シフトレジスタ1′の
初段Vkと終段V0からの画像信号)を累積加減算
器2で累積加減算する。累積加減算器2の出力信
号とシフトレジスタ1′の終段V0からの像信号を
乗算器23により所要(k)倍に乗算した信号とを、
累積加減算することにより一次元のアンシヤープ
信号の後半分が作成される。なお、こゝで述べた
乗算器の乗算係数kは、累積加減算器2が累積加
減算する2画素の間隔(k)と同一とする。 第4図は、一次元のアンシヤープ信号の前半分
を作成するための実施例の回路図である。第3図
と第4図の相違点は、累積加減算器4の入力端子
において、累積加減算器2の出力信号を減算入力
とし、乗算器23の出力信号を加算入力とした点
である。 第3図と第4図の回路図から完全なアンシヤー
プ信号を得るには、一方の画像信号のタイミング
を調整し(前半分のアンシヤープ信号と後半分の
アンシヤープ信号とが丁度結合するように、たと
えば、第3図のシフトレジスタ1′の後に、第4
図のシフトレジスタ1′を結合し、第3図のシフ
トレジスタ1′の終段の素子V0と第4図のシフト
レジスタ1′の初段の素子Vkを同一素子にするな
ど)してから、両出力を加算器(図示を略)で加
算すればよい。 なお、第3図および第4図において、シフトレ
ジスタ1′を複数のラインメモリ(各々一本の走
査線の画像信号を記憶できる)に置き換えて、副
走査方向に連続する画像信号列の和(第1の画像
信号列の和)を求め、レジスタ5及び7を一本の
走査線の画像信号を記憶できるラインメモリに置
き換えることにより、副走査方向のアンシヤープ
信号を得ることもできる。 第5図は、アンシヤ
ープ信号を作成するための別の実施例の回路図で
ある。この回路図において第3図と同一部分につ
いては説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。 この回路においては、第3図に示したと同じ構
成でまず一次元(主走査方向)のアンシヤープ信
号の後半分に対応する信号を累積加減算器4から
得ておき、次に累積加減算器2の累積加減算信号
を乗算器23に入力し、所望倍率のk(累積加減
算器2で累積加減算する2画素間の間隔kと等し
い)倍した信号から、累積加減算器4の出力信号
を減算器210で減算することによつて一次元
(主走査方向)のアンシヤープ信号の前半分に対
応する信号を得、更に減算器210の出力をk段
のシフトレジスタ211で遅延することによつて
上記アンシヤープ信号の後半分の信号と前半分の
信号のタイミングを調整し、加算器212で累積
加減算器4の出力信号とシフトレジスタ211の
最終段からの出力信号を加算器212で加算する
ことによりアンシヤープ信号が得られる。 第18図は、第17図の基本構成で、副走査方
向のアンシヤープ信号を得るための実施例の回路
図である。 この回路は、原画を光電走査して得られる各々
の画像信号を、複数の走査線の画像信号を記憶で
きるラインメモリ11に順次記憶して、副走査方
向に隣接した連続する所要個(たとえばk個)の
画素の画像信号を加算して、たとえば、第1の画
像信号列の和を作成する手段300として(k+
1)個の加算器をツリー状に接続したものであ
る。 次に、前記所要個の画素に引続く副走査方向に
連続する所要個(たとえばk個)の画素の画像信
号を、第1の画像信号列の和を作成する手段30
0と同一構成の第2の画像信号列の和を作成する
手段301により、第2の画像信号列の和を求め
る。このようにして得た第1の画像信号列の和と
第2の画像信号列の和とを累積加減算器4aで累
積加減算することによつて所望のアンシヤープ信
号U8aを得る。 第6図は、この発明を二次元(主走査方向およ
び副走査方向)の画素の画像信号に対して適用す
る場合の画像信号フイルタリング回路を示すもの
であり、第1図に示した回路と略同じ回路を直列
に2層重ねた構成としている。 第1層目は副走査方向のアンシヤープ信号を得
るもので前述(2k+1)段のシフトレジスタ1
に代えて(2k+1)本の1走査線分の画像信号
を記憶できるラインメモリ11(Lk,Lk-1…L1,
L0,L-1…L-k)(又は1走査線分の画素の画像信
号を記憶できるシフトレジスタ)を用い、更に1
段のレジスタ5,6,7の代りに1走査線分の画
像信号を記憶できるラインメモリ15,16,1
7(又はラインシフトレジスタ)を用いている。 そして、上記各ラインメモリ11に、光電走査
して得られる複数の走査線分の画像信号を順次記
憶し、各々副走査方向に連続した所要個の画素の
画像信号列の和(第1の画像信号列の和)を求め
るため、第1番目のラインメモリLkの出力信号
と第(k+1)番目のラインメモリL0の出力信
号と(すなわち、k本の走査線分の間隔を有する
2画素の画像信号)を、累積加減算器2aで累積
加減算し、次に前記所要個の画素に引続く副走査
方向に連続した同数個の画素の画像信号列の和
(第2の画像信号列の和)を求めるために、第
(k+1)番目のラインメモリL0の出力信号と第
(2k+1)番目のラインメモリL-kの出力信号と
(すなわち、前記k本の走査線に引続くk本の走
査線分の間隔を有する2画素の画像信号)を累積
加減算器3aで累積加減算し、求めた第1の画像
信号列の和と、第2の画像信号列の和とを累積加
減算器4aで累積加減算することによつて、第1
表(第1表は、主走査方向について示したもので
あるが、これを副走査方向に連続した画像信号に
適用したもの)に示した重み付けを有するアンシ
ヤープ信号U8aを得て、下層の(2k+1)段のシ
フトレジスタ1bに順次記憶する。 シフトレジスタ1bの各素子に記憶される各々
の信号の重み付けの状態を周囲の各々の画素の信
号を集合して判り易く図示すると第10図aの様
になる。この様にしてシフトレジスタ1bの各素
子に記憶された一次元の重み付けされたアンシヤ
ープ信号に対して前記第1図と同様の処理を行な
うことによつて、累積加減算器4bから順次得ら
れる2次元の重み付けを有するアンシヤープ信号
のうちからたとえば(2k−1)×(2k−1)個の
画像信号に対して第10図bに示す様に主副両走
査方向に三角(ピラミツドに似た)形状の重み係
数を付した信号の総和の信号U3b(アンシヤープ
信号)を得ることができる様になつている。な
お、画像フイルタリング処理を行なう主走査方向
の画素の数と副走査方向の画素の数とは、原則と
して一致させるが、異ならせてもよい。 第7図は、第6図の処理の順序を逆にして、主
走査方向の処理を先にして、副走査方向の処理を
後にした実施例の回路図である。その動作は原画
を光電走査して得られる画像信号を順次シフトレ
ジスタ1bに入力し、アンシヤープ信号の半径に
相当する画素数だけの間隔を有する2組の2画素
の画像信号を取出し、シフトレジスタ1bの後段
の2画素の画像信号(後に光電走査したもの)を
累積加減算器2bに入力して累積加減算し、それ
と同時に前段の2画素の画像信号(先に光電走査
したもの)を累積加減算器3bに入力し累積加減
算する。両累積加減算器2b,3bの各出力信号
を累積加減算器4bで累積加減算して主走査方向
(一次元)の重み付けを有する各画素ごとのアン
シヤープ信号を得る。 次に累積加減算器4bの出力を(2k+1)本
の一走査線分の画像信号を記憶できるラインメモ
リ又はシフトレジスタ11に入力し、第1番目の
ラインメモリLkの出力信号と(k+1)番目の
ラインメモリL0の出力信号と(すなわち、k本
のラインメモリ間の2画素の一次元のアンシヤー
プ信号)を累積加減算器2aにより累積加減算す
る。一方この動作と並行して(k+1)番目のラ
インメモリL0の出力信号(一次元のアンシヤー
プ信号)と(2k+1)番目のラインメモリL-kの
出力信号(一次元のアンシヤープ信号)と(すな
わち前記2画素の一次元のアンシヤープ信号から
副走査方向へそれぞれk本の走査線分遅延した2
画素の一次元のアンシヤープ信号)を累積加減算
器4aにより累積加減算することによつて主走査
方向および副走査方向(2次元)の重み付けを有
するアンシヤープ信号を得る。なお、累積加減算
器2a,3a,4aにより、副走査方向の2画素
の一次元のアンシヤープ信号を累積加減算する場
合は、光電走査開始時点から現時点の1クロツク
前までの各累積加減算信号を記憶する記憶手段1
5,16,17は、それぞれ1段の記憶手段でな
く、1本又は複数本の走査線分の画像信号を記憶
できる容量を持つ点が異る。 第8図は、第2図の構成に基づく主走査方向副
走査方向(2次元)のアンシヤープ信号を得るた
めの実施例の回路図である。 原画を光電走査して得られる画像信号Diを、
(k+1)本のラインメモリ200に順次入力し
て、第1番目のラインメモリLkの出力信号と、
第(k+1)番目のラインメモリL0の出力信号
と(すなわち、副走査方向にk本の走査線分の間
隔をもつ2画素の画像信号)を累積加減算器、2
01により第1の累積加減算する。その累積加減
算信号と、その累積加減算信号をラインメモリ2
03により副走査方向にk本遅延した信号とを、
累積加減算器202により累積加減算して各画素
ごとの副走査方向(一次元)のアンシヤープ信号
を得る。なお、累積加減算器201,202では
光電走査開始時点から現時点の1クロツク前まで
の各累積加減算信号を記憶する記憶手段として
は、1本又は複数本の走査線分の画像信号を記憶
できるラインメモリ又は、シフトレジスタ20
3,204を用いる。 累積加減算器202の出力信号(副走査方向に
重み付けを有する各画素ごとのアンシヤープ信
号)(k+1)段のシフトレジスタ1′に順次入力
して、所要(k個)画素数の間隔を有する2つの
累積加減算信号を累積加減算器2により累積加減
算する。 その累積加減算信号と、その累積加減算信号を
k段のシフトレジスタ5′で遅延した信号とを、
累積加減算器4で累積加減算することにより主走
査方向のアンシヤープ信号を得、主走査方向およ
び副走査方向(2次元)のアンシヤープ信号を得
るものである。 第9図は同じく第2図の構成に基づく2次元の
アンシヤープ信号を得るための実施例の回路図で
あり、第8図とは処理の順序を逆とし、主走査方
向の処理をした後、副走査方向の処理を行なうも
のである。 原画を光電走査して得られる画像信号Diを(k
+1)段のシフトレジスタ1′に順次入力して、
シフトレジスタ1′の初段と終段の素子から画像
信号を取出し、k個の画素の間隔を有する2画素
の画像信号を累積加減算器2で累積加減算する。
その累積加減算信号と、その累積加減算信号をk
段のシフトレジスタ5′で遅延した信号とを、累
積加減算器4で累積加減算して、主走査方向(1
次元)の重み付けを有する各画素ごとのアンシヤ
ープ信号を得る。 その累積加減算(一次元のアンシヤープ)信号
を(k+1)本のラインメモリ200に順次入力
し、第1番目のラインメモリLkの出力信号と第
(k+1)番目のラインメモリL0の出力信号(す
なわち、所要のk本の走査線分の間隔を有する2
画素のアンシヤープ信号)とを累積加減算器20
1で累積加減算する。その累積加減算信号と、そ
の信号をk本のラインメモリ203で副走査方向
に遅延した信号とを、累積加減算器202で累積
加減算することによつて主走査方向および副走査
方向(2次元)の重み付けされたアンシヤープ信
号を得るものである。 なお、第1図の構成と第2図の構成(一次元の
処理)を組合わせて、2次元のアンシヤープ信号
を作ることもできる。 第11図は、重み係数が画像信号の位置(l)
(両端からk番目の画素の画像信号に向つて順次
大きくなる数)に対して、関数W=l2(2次関数)
の重み係数を得るため累積加減算処理を3段とし
た画像信号フイルタリング回路である。1段目の
累積加減算処理22a,22bは第1図に示した
処理と同じであるので説明を省略する。第2段目
の累積加減算処理は累積加減算器24aと24b
とで行なわれる。すなわち、累積加減算器24a
では、1段目の累積加減算器22aから得られる
信号を累積加算し、その信号からシフトレジスタ
21の素子V0にロードされている画像信号d0に
kを掛け合わせた信号(kd0)を累積減算してい
る。また累積加減算器24bでは、累積加減算器
22bから得られる信号を累積減算し、その信号
に前述の信号kd0を加算しており、その結果累積
加減算器24aからは第3表4式に示すようにシ
フトレジスタ21の素子Vkから素子V1にロード
された画像信号(dk〜d1)に対してW=lなる重
みづけをした総和U4aを得ることができ、加算器
24bからは第3表(5)式に示すようにシフトレジ
スタ21の素子V0から素子V-k+1にロードされた
画像信号(d0〜d-k+1)に対してW=l+1なる
重みづけをした総和U4bを得ることができる。そ
れぞれの総和U4aとU4bはシフトレジスタの素子
V0にある画素の画像信号d0に対して、左右対称
となつている。したがつて、この性質を利用して
総和U4bは、他の回路構成によつて作ることもで
きる(第5図参照)。 この様にして累積加減算器24a,24bから
得られた2つの出力信号は、掛算器28a,28
bで2倍され、更に減算器29a,29bで第3
表(6)式、(7)式に示すような上記2倍された信号か
ら第1段目の累積加減算処理の結果得られた信号
を減算してそれぞれW=2l−1、W=2l+1なる
重み付けをした画像信号の総和U5a,U5bを得る。
次に減算器29aの出力値U5aを3段目の累積加
減算器30に加算信号として、また減算器29b
の出力信号U5bを、該累積加減算器30に減算信
号として入力する。 ここで累積加減算器30は第2表に示す様な信
号を順次出力するので結果として第3表8式に示
すようにシフトレジスタ21の各素子Vk…V1,
V0…V-k+2にロードされている画像信号dk…d1,
d0,…d-k+2に対してW=l2(2次関数)なる重み
を付した信号の総和の信号(アンシヤープ信号
U6を得ることができる。
【表】
さらに、上記構成に対して次記の構成を附加す
ることにより、負の勾配を有する2次関数である
重み付けが可能となる。すなわち、累積加減算器
24bの出力から、初段の累積加減算器22bか
ら得られた信号を減算器33で減算し、この信号
と累積加減算器24aの出力信号を加算器34で
加え合わせると、第1図の回路で得られたと同じ
信号U″2を得ることができる。該信号U2を更に掛
算器35で2k倍した信号から、減算器32で前
述累積加減算器30の出力信号U6を減じると第
3表(9)式に示すようなW=l(2k−l)(負の勾
配をもつ2次関数)なる重み係数を付した信号の
総和の信号U7をアンシヤープ信号Uとして得る
ことができる。 第15図は、この様にして得られるアンシヤー
プ信号Uの径(マスク寸法)を製版条件(たとえ
ば、文字図形等の線画に対しては小寸法のマスク
を画像に対しては比較的大寸法のマスクを用い
る)に応じて変化させるため、演算する画素数を
変更することができる第1図と同じフイルタリン
グ回路の一例を示すものである。2k+1段(Vk
…V1,V0…V-kただし初段の素子Vkは省略する
ことができる)のシフトレジスタ1の中央の素子
V0に対称な位置にある素子からセレクタ、マル
チプレクサ等のスイツチング手段212,213
を介して累積加減算器2の加算信号、及び累積加
減算器3への入力信号の画素の位置が切換えでき
る様にしてある。 この時複製条件(倍率、スクリーン線数、原稿
の種類など)が入力されると、アンシヤープ信号
Uを形成する画素数(マスクサイズ)を決定する
ため、サイズ指定レジスタ(1種のデコーダ)2
11は、スイツチング手段212,213に対し
てシフトレジスタ1のどの段からの画像信号を、
累積加減算器2,3に入力するかを指定する信号
を与える。 第16図は、アンシヤープ信号Uの径を製版条
件に応じて変化させるため演算すべき画素数を変
更することのできる実施例の回路図であつて、第
2図の基本構成に従つている。この場合、サイズ
指定レジスタ211は、製版条件に応じてスイツ
チング手段214に対してシフトレジスタ5′の
どの段からの画像信号を、累積加減算器4に入力
するかを指定する信号を与える 第14図は、累積加減算器(2,3,4…)と
周辺回路の1具体例を示す図である。100〜1
07はインバータ、108〜113は加算器でた
とえばTI社製74LS83Aや74LS283などのICを使
用する。このICは、C0端子をローレベルとする
と2組の入力端子A1〜A4とB1〜B4に入つてくる
2組の入力データの内の対をなすデータ同士の加
算器となり、C0端子をハイレベルとし、かつ2
組の入力データのうち一方を反転して入力すると
それらの間で対をなすデータ間の減算器となるも
ので、加算または減算された結果データほ出力端
子Σ0〜Σ4C4から出力される。インバータ100
〜107と加算器(108〜113)を図のよう
に接続し、その出力をDフリツプフロツプ114
で一時記憶することにより1クロツク分遅延し
て、加算器108〜110の一方の入力端子B1
〜B4に入力してある。 その動作は、Dフリツプフロツプ114に一時
記憶した1クロツク前の1組の信号Rt=0と、
現在クロツクの1組の信号Pとを加算器(108
〜110)で対をなす信号同士間で加算し、その
結果から現在クロツクのいま1組の信号Qを加算
器(111〜113)で対をなす信号同士間で減
算するものである。したがつて、Dフリツプフロ
ツプ114には、加減算した累積値が一時記憶さ
れる。
ることにより、負の勾配を有する2次関数である
重み付けが可能となる。すなわち、累積加減算器
24bの出力から、初段の累積加減算器22bか
ら得られた信号を減算器33で減算し、この信号
と累積加減算器24aの出力信号を加算器34で
加え合わせると、第1図の回路で得られたと同じ
信号U″2を得ることができる。該信号U2を更に掛
算器35で2k倍した信号から、減算器32で前
述累積加減算器30の出力信号U6を減じると第
3表(9)式に示すようなW=l(2k−l)(負の勾
配をもつ2次関数)なる重み係数を付した信号の
総和の信号U7をアンシヤープ信号Uとして得る
ことができる。 第15図は、この様にして得られるアンシヤー
プ信号Uの径(マスク寸法)を製版条件(たとえ
ば、文字図形等の線画に対しては小寸法のマスク
を画像に対しては比較的大寸法のマスクを用い
る)に応じて変化させるため、演算する画素数を
変更することができる第1図と同じフイルタリン
グ回路の一例を示すものである。2k+1段(Vk
…V1,V0…V-kただし初段の素子Vkは省略する
ことができる)のシフトレジスタ1の中央の素子
V0に対称な位置にある素子からセレクタ、マル
チプレクサ等のスイツチング手段212,213
を介して累積加減算器2の加算信号、及び累積加
減算器3への入力信号の画素の位置が切換えでき
る様にしてある。 この時複製条件(倍率、スクリーン線数、原稿
の種類など)が入力されると、アンシヤープ信号
Uを形成する画素数(マスクサイズ)を決定する
ため、サイズ指定レジスタ(1種のデコーダ)2
11は、スイツチング手段212,213に対し
てシフトレジスタ1のどの段からの画像信号を、
累積加減算器2,3に入力するかを指定する信号
を与える。 第16図は、アンシヤープ信号Uの径を製版条
件に応じて変化させるため演算すべき画素数を変
更することのできる実施例の回路図であつて、第
2図の基本構成に従つている。この場合、サイズ
指定レジスタ211は、製版条件に応じてスイツ
チング手段214に対してシフトレジスタ5′の
どの段からの画像信号を、累積加減算器4に入力
するかを指定する信号を与える 第14図は、累積加減算器(2,3,4…)と
周辺回路の1具体例を示す図である。100〜1
07はインバータ、108〜113は加算器でた
とえばTI社製74LS83Aや74LS283などのICを使
用する。このICは、C0端子をローレベルとする
と2組の入力端子A1〜A4とB1〜B4に入つてくる
2組の入力データの内の対をなすデータ同士の加
算器となり、C0端子をハイレベルとし、かつ2
組の入力データのうち一方を反転して入力すると
それらの間で対をなすデータ間の減算器となるも
ので、加算または減算された結果データほ出力端
子Σ0〜Σ4C4から出力される。インバータ100
〜107と加算器(108〜113)を図のよう
に接続し、その出力をDフリツプフロツプ114
で一時記憶することにより1クロツク分遅延し
て、加算器108〜110の一方の入力端子B1
〜B4に入力してある。 その動作は、Dフリツプフロツプ114に一時
記憶した1クロツク前の1組の信号Rt=0と、
現在クロツクの1組の信号Pとを加算器(108
〜110)で対をなす信号同士間で加算し、その
結果から現在クロツクのいま1組の信号Qを加算
器(111〜113)で対をなす信号同士間で減
算するものである。したがつて、Dフリツプフロ
ツプ114には、加減算した累積値が一時記憶さ
れる。
【表】
「発明の効果」
以上記述したように、この発明(主として第1
図および第2図の基本構成)は、記憶手段と累積
加減算器とから成立つているので回路構成が簡単
で、かつ、高価な掛算器を必要としないので、主
走査方向、副走査方向あるいは主副両走査方向の
アンシヤープ信号を安価に作成できる特徴を有す
る。第3図〜第5図の基本構成においても、回路
構成が比較的簡単で、かつ、高価な掛算器を少数
しか必要としない特徴を有する。第17図の基本
構成においても第2図の基本構成を適用すれば、
ツリー状に接続した加算器が1組でよいし、か
つ、高価な掛算器を必要としない特徴を有する。 また、回路構成を大幅に変えることなく、累積
加減算する2画素の画像信号の間隔を可変する
(複数個の画素の画像信号の総和を求める場合、
画素数を必要に応じて可変する)ことによりアン
シヤープ信号のマスク寸法を容易に可変できるの
で、このような回路を複数個設ける必要がない。 更に、累積加減算処理の段数を変えることによ
つて、画像信号の位置を示す数lに対して任意の
有理整関数となる重み付けを行なうことができ
る。
図および第2図の基本構成)は、記憶手段と累積
加減算器とから成立つているので回路構成が簡単
で、かつ、高価な掛算器を必要としないので、主
走査方向、副走査方向あるいは主副両走査方向の
アンシヤープ信号を安価に作成できる特徴を有す
る。第3図〜第5図の基本構成においても、回路
構成が比較的簡単で、かつ、高価な掛算器を少数
しか必要としない特徴を有する。第17図の基本
構成においても第2図の基本構成を適用すれば、
ツリー状に接続した加算器が1組でよいし、か
つ、高価な掛算器を必要としない特徴を有する。 また、回路構成を大幅に変えることなく、累積
加減算する2画素の画像信号の間隔を可変する
(複数個の画素の画像信号の総和を求める場合、
画素数を必要に応じて可変する)ことによりアン
シヤープ信号のマスク寸法を容易に可変できるの
で、このような回路を複数個設ける必要がない。 更に、累積加減算処理の段数を変えることによ
つて、画像信号の位置を示す数lに対して任意の
有理整関数となる重み付けを行なうことができ
る。
第1図、第2図、第3図、第4図および第5図
は、一次元(主走査方向)の画像信号に対してこ
の発明を実施するための装置の一例の回路図、第
6図、第7図、第8図および第9図は、二次元の
画像信号に対してこの発明を実施するための装置
の一例を回路図、第10図は二次元の画像信号へ
の重み付けを行なう過程を判り易く示す概念図、
第11図は2次関数の重み付けを有するアンシヤ
ープ信号を得るための実施例の回路図、第12図
はこの発明が適用される画像走査記録装置を示す
ブロツク回路図、第13図は符号の定義図、第1
4図は累積加減算器の1具体例を示す図、第15
図および16図はアンシヤープ信号の径を可変す
るため演算処理する画素の間隔を可変するための
実施例の回路図、第17図は主走査方向のアンシ
ヤープ信号を得るための実施例の回路図、第18
図は副走査方向のアンシヤープ信号を得るための
実施例の回路図である。 図において、1,1′,1b…シフトレジスタ、
2,3,4…累積加減算器、2a,2b,3a,
3b,4a,4b…累積加算器、5,6,7…レ
ジスタ、5′…シフトレジスタ、11…ラインメ
モリ又はシフトレジスタ、15,16,17…ラ
インメモリ又はシフトレジスタ、23…掛算器、
300,301…複数の加算器をツリー状に接続
した加算回路。
は、一次元(主走査方向)の画像信号に対してこ
の発明を実施するための装置の一例の回路図、第
6図、第7図、第8図および第9図は、二次元の
画像信号に対してこの発明を実施するための装置
の一例を回路図、第10図は二次元の画像信号へ
の重み付けを行なう過程を判り易く示す概念図、
第11図は2次関数の重み付けを有するアンシヤ
ープ信号を得るための実施例の回路図、第12図
はこの発明が適用される画像走査記録装置を示す
ブロツク回路図、第13図は符号の定義図、第1
4図は累積加減算器の1具体例を示す図、第15
図および16図はアンシヤープ信号の径を可変す
るため演算処理する画素の間隔を可変するための
実施例の回路図、第17図は主走査方向のアンシ
ヤープ信号を得るための実施例の回路図、第18
図は副走査方向のアンシヤープ信号を得るための
実施例の回路図である。 図において、1,1′,1b…シフトレジスタ、
2,3,4…累積加減算器、2a,2b,3a,
3b,4a,4b…累積加算器、5,6,7…レ
ジスタ、5′…シフトレジスタ、11…ラインメ
モリ又はシフトレジスタ、15,16,17…ラ
インメモリ又はシフトレジスタ、23…掛算器、
300,301…複数の加算器をツリー状に接続
した加算回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原画を光電走査して得た主走査方向または副
走査方向に連続する所要個の画素の画像信号を加
算して第1の画像信号列の和を求め、前記連続す
る所要個の画素の前端あるいは後端のいずれか一
方の画素の画像信号を前記第1の画像信号列を構
成した画素数と同数倍して積を求め、前記第1の
画像信号列の和と前記その一端の画素の画像信号
の積とを順次に累積加減算することによつてアン
シヤープ信号を得る画像信号フイルタリング方
法。 2 主走査方向または副走査方向に連続する画素
の画像信号のうち所要の間隔を有する2画素の画
像信号を累積加減算することによつて、第1の画
像信号列の和を求める特許請求の範囲第1項記載
の画像信号フイルタリング方法。 3 主走査方向または副走査方向に連続する所要
個の画素の画像信号を複数個の加算器で順次加算
することによつて、第1の画像信号の和を求める
特許請求の範囲第1項記載の画像信号フイルタリ
ング方法。 4 原画を光電走査して得た主走査方向または副
走査方向に連続する所要個の画素の画像信号を加
算して第1の画像信号列の和を求める手段と、前
記連続する所要個の画素の前端あるいは後端のい
ずれか一方の画素の画像信号を前記第1の画像信
号列の和を構成する画素と同数倍して積を求める
乗算器と、前記第1の画像信号列の和と前記その
一端の画素の画像信号の積とを累積加減算する累
積加減算器とから成るアンシヤープ信号を得る画
像信号フイルタリング装置。 5 主走査方向または副走査方向に連続する画素
の画像信号のうち所要の間隔を有する2画素の画
像信号を累積加減算する累積加減算器により、第
1の画像信号列の和を求める手段を構成する特許
請求の範囲第4項記載のアンシヤープ信号を得る
ための画像信号フイルタリング装置。 6 主走査方向または副走査方向に連続する所要
個の画素の画像信号を逐次加算する複数個の加算
器により、第1の画像信号列の和を求める手段を
構成する特許請求の範囲第4項記載のアンシヤー
プ信号を得るための画像信号フイルタリング装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59237192A JPS61115178A (ja) | 1984-11-10 | 1984-11-10 | 画像信号フイルタリング方法及び装置 |
| US06/796,942 US4817180A (en) | 1984-11-10 | 1985-11-08 | Image signal filtering |
| EP85114333A EP0182243B1 (en) | 1984-11-10 | 1985-11-11 | Image signal filtering |
| DE85114333T DE3587602T2 (de) | 1984-11-10 | 1985-11-11 | Bildsignalfilterung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59237192A JPS61115178A (ja) | 1984-11-10 | 1984-11-10 | 画像信号フイルタリング方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61115178A JPS61115178A (ja) | 1986-06-02 |
| JPH02749B2 true JPH02749B2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=17011731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59237192A Granted JPS61115178A (ja) | 1984-11-10 | 1984-11-10 | 画像信号フイルタリング方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61115178A (ja) |
-
1984
- 1984-11-10 JP JP59237192A patent/JPS61115178A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61115178A (ja) | 1986-06-02 |
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