JPH0277534A - クロム鉱石の溶融還元法 - Google Patents
クロム鉱石の溶融還元法Info
- Publication number
- JPH0277534A JPH0277534A JP13572089A JP13572089A JPH0277534A JP H0277534 A JPH0277534 A JP H0277534A JP 13572089 A JP13572089 A JP 13572089A JP 13572089 A JP13572089 A JP 13572089A JP H0277534 A JPH0277534 A JP H0277534A
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- JP
- Japan
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- flux
- ore
- chromium ore
- melting
- coke
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は溶融還元によるフェロクロム製造法に関する。
〔従来の技術1
フェロクロムを電気炉で製造する場合には電力代が高い
ため高価となるので、電力を用いずに石炭、コークス等
比較的安価なエネルギー源を用いてクロム鉱石を還元す
ることが経済的に有利である。その場合、クロム鉱石は
間接還元がおこりにくく直接還元を利用する必要のある
ことが種々の文献並びに本発明者らの実験により確認さ
れている。
ため高価となるので、電力を用いずに石炭、コークス等
比較的安価なエネルギー源を用いてクロム鉱石を還元す
ることが経済的に有利である。その場合、クロム鉱石は
間接還元がおこりにくく直接還元を利用する必要のある
ことが種々の文献並びに本発明者らの実験により確認さ
れている。
文献並びに本発明者らの分析によれば、クロム鉱石の組
成は第1表のように産地により若干変化するが、−殻内
なりロム鉱石はCr20343〜57%、Fe01O〜
20%、SiO25%以下、MgO10〜19%、A2
20310〜14%であると云える。
成は第1表のように産地により若干変化するが、−殻内
なりロム鉱石はCr20343〜57%、Fe01O〜
20%、SiO25%以下、MgO10〜19%、A2
20310〜14%であると云える。
[発明が解決しようとする課題]
クロム鉱石は融点が高(、固体状態で直接固体炭材と接
触してもそれ程反応が進まない。それ故、何らかのフラ
ックスを添加し、溶融状態またはクロム鉱石のフランク
ス溶体中への分散状態を作り、直接還元反応を推進させ
る必要がある。
触してもそれ程反応が進まない。それ故、何らかのフラ
ックスを添加し、溶融状態またはクロム鉱石のフランク
ス溶体中への分散状態を作り、直接還元反応を推進させ
る必要がある。
本発明はこのようなフラックスの満たすべき一定の物理
的特性、条件についてのものである。
的特性、条件についてのものである。
〔課題を解決するための手段1
このクロム鉱石は本発明者らの広範な研究によれば、C
aO5i02系スラグに出会うとその境界でまずFe、
Aβが溶は出し、その部分が虫が食ったように穴があき
、難溶融性のMgO−Cr2O3粒子が残る。それ故、
クロム鉱石のスラグへの溶解現象は、スラグ基質へあ完
全な溶解と難溶性のMgO・Cr2O3微細粒子のスラ
グ・\の分散とが含まれている。
aO5i02系スラグに出会うとその境界でまずFe、
Aβが溶は出し、その部分が虫が食ったように穴があき
、難溶融性のMgO−Cr2O3粒子が残る。それ故、
クロム鉱石のスラグへの溶解現象は、スラグ基質へあ完
全な溶解と難溶性のMgO・Cr2O3微細粒子のスラ
グ・\の分散とが含まれている。
このような状態の溶融・分散クロム鉱石は固体炭材と1
430℃から反応し、1550℃で活発になることが本
発明者らによって発見された。それ故、添加したフラッ
クスの組成は、1550℃以下で溶融し、その粘度が低
(流動性のあるものであることが望ましい、その粘度の
境界値は本発明者らの広範な研究によれば、1550℃
で10ポアズ以下が適当である。それは、この粘度を越
えると還元反応が急速に遅くなるためである。
430℃から反応し、1550℃で活発になることが本
発明者らによって発見された。それ故、添加したフラッ
クスの組成は、1550℃以下で溶融し、その粘度が低
(流動性のあるものであることが望ましい、その粘度の
境界値は本発明者らの広範な研究によれば、1550℃
で10ポアズ以下が適当である。それは、この粘度を越
えると還元反応が急速に遅くなるためである。
以上の要件の他に次の条件も必要である。
フラックスを添加して溶融・分散したクロム鉱石は固体
炭材により直接還元された場合、スラグとメタルが分離
し、スラブは、添加したフラックス成分とクロム鉱石中
の脈石分とが合体し最終スラグを形成する。この最終ス
ラグは高温のコークスまたは石炭の充填層の下部に溜り
、その後何らかの形で流動排出されなければならない、
その際この最終スラグが適当な粘性と融点とをもつこと
が、本溶融還元を円滑に行なうために不可欠である。そ
の条件は、スラグの溶融温度が、クロム鉱石の還元され
る温度から勘案して1550℃以下であること、および
スラブの粘性が1550℃でlOポアズ以下であること
が望ましい、スラブの粘性が1550℃でIOポアズ超
となると171:滓が非常に困難となることが本発明者
らにより確かめられている。
炭材により直接還元された場合、スラグとメタルが分離
し、スラブは、添加したフラックス成分とクロム鉱石中
の脈石分とが合体し最終スラグを形成する。この最終ス
ラグは高温のコークスまたは石炭の充填層の下部に溜り
、その後何らかの形で流動排出されなければならない、
その際この最終スラグが適当な粘性と融点とをもつこと
が、本溶融還元を円滑に行なうために不可欠である。そ
の条件は、スラグの溶融温度が、クロム鉱石の還元され
る温度から勘案して1550℃以下であること、および
スラブの粘性が1550℃でlOポアズ以下であること
が望ましい、スラブの粘性が1550℃でIOポアズ超
となると171:滓が非常に困難となることが本発明者
らにより確かめられている。
クロム鉱石の溶融還元において添加するフラッフ又は、
Cab、5i02だけに限られるものではなく、他の化
合物の多数の組合わせがある。クロム鉱石のフラックス
スラグへの溶解挙動は、−部は基質中への完全溶解であ
るが、かなりの部分が単に難溶性のMgO−Cr2O3
としで残り。
Cab、5i02だけに限られるものではなく、他の化
合物の多数の組合わせがある。クロム鉱石のフラックス
スラグへの溶解挙動は、−部は基質中への完全溶解であ
るが、かなりの部分が単に難溶性のMgO−Cr2O3
としで残り。
フラックスは主としてその分散、移動媒体としての19
割を果たしている。
割を果たしている。
従って、クロム鉱石の溶融還元におけるフラックスはど
のような化合物の組合わせであっても。
のような化合物の組合わせであっても。
溶融還元操業条件における一定の物理的特性を有するも
のであればよい。
のであればよい。
すなわち、上述の組成範囲のクロム鉱石の場合、このク
ロム鉱石を1550℃以上のコークスまたは石炭充填層
で還元する場合に選択すべきフラックスの基準として、
その添加したフラックスが直接還元反応の活発になる1
550℃以下で溶融し、その粘性が1550℃でl○ポ
アズ以下、またクロム鉱石中のCr、Feが完全に還元
されたとき残留するスラグ組成が1550℃で溶融状態
にあり、その粘性が1550℃で10ポアズ以下になる
ようなものであればよい。
ロム鉱石を1550℃以上のコークスまたは石炭充填層
で還元する場合に選択すべきフラックスの基準として、
その添加したフラックスが直接還元反応の活発になる1
550℃以下で溶融し、その粘性が1550℃でl○ポ
アズ以下、またクロム鉱石中のCr、Feが完全に還元
されたとき残留するスラグ組成が1550℃で溶融状態
にあり、その粘性が1550℃で10ポアズ以下になる
ようなものであればよい。
このようなフラックスとしては、例久ば実施例の示すよ
りなCaO:10重量部、5i02:40重量部、Ca
F2:20重1部のフラックスを挙げることができる。
りなCaO:10重量部、5i02:40重量部、Ca
F2:20重1部のフラックスを挙げることができる。
[実施例]
次に本発明に実施例を説明する。
クロム鉱石の溶解還元に使用したコークス充填層溶融還
元炉1を第2図に示す。
元炉1を第2図に示す。
本装置はクロム鉱石粉2をフラックス3と共に高炉の羽
口に似せて作った上下2段の羽口4.5の上段羽口4か
ら吹き込み、溶融して1550℃以上の温度でコークス
充填層6を滴下する間に還元する溶融還元炉である。下
段の羽口5はコークスを燃焼して熱を供給するための羽
口である。
口に似せて作った上下2段の羽口4.5の上段羽口4か
ら吹き込み、溶融して1550℃以上の温度でコークス
充填層6を滴下する間に還元する溶融還元炉である。下
段の羽口5はコークスを燃焼して熱を供給するための羽
口である。
設備は、炉床径400mm$、送風量3 Nm’/分、
送風温度800〜900℃、扮体吹込電170〜430
g/分である。
送風温度800〜900℃、扮体吹込電170〜430
g/分である。
送風は、通常空気を用いるが上記送風量を羽口4.5に
適宜分割しコークスを酸化燃焼させて必要な反応温度維
持に寄与する。
適宜分割しコークスを酸化燃焼させて必要な反応温度維
持に寄与する。
操業条件並びに操業結果を次に示す。
使用鉱石:フィリッピン産
鉱石100に対するフラックスの添加量・Cab:10
Si02:40
CaF2 : 20
添加したフラックスの物性値:
液相温度・1540℃
1550℃での粘度:lOポアズ
クロム鉱石中のCr、Feが完全に還元した場合の最終
スラブの物性値実測値・ 液相温度:1550℃ 1550℃での粘度=7ポアズ 結果:操業順調、還元率79% 1:の操業の際、コークス充填層の温度(第2図中の上
段羽口4の下300mm、炉壁から突き出し50mmの
位置の温度)は1550℃〜1600℃の間であった。
スラブの物性値実測値・ 液相温度:1550℃ 1550℃での粘度=7ポアズ 結果:操業順調、還元率79% 1:の操業の際、コークス充填層の温度(第2図中の上
段羽口4の下300mm、炉壁から突き出し50mmの
位置の温度)は1550℃〜1600℃の間であった。
以上のように、CaO5i02系を主成分とするフラッ
クスに他の補助成分(実施例の場合はCaF2)を添加
し、融点・粘度を上記の如く調整すれば優れた効果が得
られることを示している。
クスに他の補助成分(実施例の場合はCaF2)を添加
し、融点・粘度を上記の如く調整すれば優れた効果が得
られることを示している。
〔発明の効果]
本発明のフラックスを添加し、1550°C以上のコー
クスまたは石炭充填層でクロム鉱石を溶融還元すること
により、安価なエネルギー源を用いてクロム鉱石を経済
的に還元しフェロクロムを製造することができる。
クスまたは石炭充填層でクロム鉱石を溶融還元すること
により、安価なエネルギー源を用いてクロム鉱石を経済
的に還元しフェロクロムを製造することができる。
第1図はクロム鉱石に添加する最適フラッフ又条件の例
を示すグラフ、第2図は本発明の実施例に用いた溶融還
元炉の模式図である。 ■・・・コークス充填層型溶融還元炉 2・・・クロム鉱石扮 3・・−フラックス 4.5・−・羽口 6・・・コークス充填層 7・・冒奇動層加熱炉 8・−・熱風炉
を示すグラフ、第2図は本発明の実施例に用いた溶融還
元炉の模式図である。 ■・・・コークス充填層型溶融還元炉 2・・・クロム鉱石扮 3・・−フラックス 4.5・−・羽口 6・・・コークス充填層 7・・冒奇動層加熱炉 8・−・熱風炉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Cr_2O_3:43〜57%、 FeO10〜20%、 SiO_25%以下、 MgO10〜19%、 Al_2O_310〜14% なる組成のクロム鉱石に対して、主成分が CaO、SiO_2であるフラックスに他の調整成分を
添加し、1550℃で溶け、その粘度が1550℃で1
0ポアズ以下で、かつクロム鉱石中のCr、Feが完全
に還元されたとき残留するスラグが1550℃以下で溶
融状態にあり、その粘度が1550℃で10ポアズ以下
となるフラックスを調製し、該フラックスを1550℃
以上のコークスまたは石炭充填層の中に酸化性気体と共
に吹き込んで前記鉱石を還元することを特徴とするクロ
ム鉱石の溶融還元法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13572089A JPH0277534A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | クロム鉱石の溶融還元法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13572089A JPH0277534A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | クロム鉱石の溶融還元法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17505781A Division JPS5877548A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | クロム鉱石の溶融還元法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0277534A true JPH0277534A (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=15158306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13572089A Pending JPH0277534A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | クロム鉱石の溶融還元法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0277534A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011500965A (ja) * | 2007-10-23 | 2011-01-06 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 転炉の上流加工側でフェロクロム及びフェロニッケルの直接還元炉を用いたステンレス鋼の製造方法 |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP13572089A patent/JPH0277534A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011500965A (ja) * | 2007-10-23 | 2011-01-06 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 転炉の上流加工側でフェロクロム及びフェロニッケルの直接還元炉を用いたステンレス鋼の製造方法 |
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