JPH027822B2 - - Google Patents

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JPH027822B2
JPH027822B2 JP59231734A JP23173484A JPH027822B2 JP H027822 B2 JPH027822 B2 JP H027822B2 JP 59231734 A JP59231734 A JP 59231734A JP 23173484 A JP23173484 A JP 23173484A JP H027822 B2 JPH027822 B2 JP H027822B2
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JP
Japan
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roll
film
heating
pressure
laminate
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JP59231734A
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Takeshi Yamamoto
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Gunze Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は通常の接着剤、有機溶剤等を用いるこ
となく、印刷紙等の表面にプラスチツクフイルム
を簡便な手段でラミネートする方法に関する。
<従来の技術> 周知のように紙器、出版物、カード、ポスタ
ー、その他の紙製品等の印刷紙等(以下「印刷物
等」という)には、その印刷面の保護、耐水性、
耐油性の付与、更には艶付け、美麗化等の目的に
よりその表面にプラスチツクフイルムをラミネー
トしたものが多く、このような処理を業界では
「プリントラミ」もしくは「プリントラミネート」
と呼称されている。
従来、かかるプリントラミネートはラミネート
機のコーテイング部において有機溶剤に溶解させ
た接着剤をプラスチツクフイルムに塗布し、乾燥
工程を通して有機溶剤を飛散させた後、プラスチ
ツクフイルムの接着剤塗布面と印刷紙等とを熱圧
着することによりなされている。しかるに上記有
機溶剤を使用する方法では火災の危険性等作業の
安全性、作業者の健康管理の面並びに臭気の発
生、大気の汚染等環境保全の面で問題があり、ま
た省資源の観点からも好ましくなく、有機溶剤を
使用しないですむラミネート方法が強く要望され
ていた。また従来法による艶付けは鏡面仕上げさ
れた加熱金属ロールと圧着ロール間で熱圧着ラミ
ネートさせる際、接着剤が熱により軟化し、その
結果加熱金属ロールによりプラスチツクフイルム
表面が平滑化され、艶が出るようになることを利
用したもので、当然温度が高い程艶が良くなるわ
けである。しかし乍ら従来法によるとプラスチツ
クフイルムに塗布された接着剤に含まれる有機溶
剤を完全に除去することが不可能であり、若干の
残留溶剤があるため、これが熱圧着時に熱により
発泡し、見映えが悪くなり、一方発泡を出来るだ
け抑えるためには低温域で熱圧着する必要がある
が、こうすると艶不足になるので、従つて発泡が
なく、艶が出るという両者を満足することは困難
であつた。即ち従来は発泡も若干あり、艶も若干
不足するという不満足なる製品で我慢せざるを得
ず、このことが製品の品質面での重大な欠点とな
つていた。
こうした技術背景に鑑み、本発明者らは新規な
プリントラミネート方法を開発し、先に特願昭57
−208760号(特開昭59−24669号)として出願し
たが、この要旨は「感熱接着性樹脂層が積層され
た複合ポリプロピレン系フイルムの感熱接着性樹
脂層と印刷紙等の印刷面が合わされるように給送
させて、金属ロールとゴムロールにより熱圧着ラ
ミネートさせる方法」であり、かかる方法の実施
により熱圧着時の発泡という従来課題は解決され
たが、艶の面では更に検討をせまられていた。即
ち瞬時に熱圧着するだけではどうしても、艶がも
う一つ不充分であり、プレス機による艶付けも理
論的には可能であるが工程が複雑化し、能率が疎
外される等の問題があつて実用化できず、このた
め熱圧着工程と連続して艶付けを行い得る新規な
方策について検討し、過日特願昭59−41191号
(特開昭60−184826号)として出願した。その要
旨のうちの一つの方法は、「少なくとも基材フイ
ルム層と感熱接着性樹脂層との2層からなるプリ
ントラミ用フイルムと、印刷紙等とをラミネート
するに際し、フイルム移送方向に沿つて設けた加
熱金属ロールと補助ロールの外周に、表面が鏡面
仕上げのなされた金属製無端ベルトを張架し、前
記加熱金属ロールに対向して金属製無端ベルトを
介し圧着ロールを設けた装置を使用し、前記金属
製無端ベルトと圧着ロールの間に、前記基材フイ
ルム層を金属製無端ベルト側へ、印刷紙等を圧着
ロール側に配して、前記プリントラミ用フイルム
と印刷紙等とを給送して熱圧着ラミネートさせ、
引続き該ラミネートされた物を前記金属製無端ベ
ルトに密着した状態のもとで移送させることによ
り艶出しされたプリントラミ製品を得る方法」で
あり、かかる方法により従来からの課題はほぼ解
決された。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記の方法では相対向する加熱
金属ロールと圧着ロールとの間に金属製無端ベル
トが位置し、前記金属製無端ベルトと圧着ロール
の間に、基材フイルム層をベルト側に、印刷紙等
を圧着ロール側に配してあるので、無端ベルトと
フイルム面との接触がどうしても弱くなるため、
より優れた艶出しが得られないという問題点があ
つた。
<問題点を解決するための手段> (手段) 本発明は第1図、第7図に示すように基材フイ
ルム層2と感熱接着性樹脂層3の少なくとも2層
からなるプリントラミ用フイルム1と、印刷紙等
4とをラミネートするに際し、対向状に配置した
加熱ロール7と圧着ロール8間に、前記フイルム
1を加熱ロール7側に、印刷紙等4を圧着ロール
8側に配して熱圧着を施こしてラミネート体6′
を得、次いで前記加熱ロール7と該加熱ロール7
に面接触状に設けられた無端循環部材10間に前
記熱圧着されたラミネート体6′を走行させ、前
記フイルム面1に艶出し加工を施すものである。
(手段) 第6図に示すように、手段()の相対向状に
配置した加熱ロール17と圧着ロール18の、該
加熱ロール17とは別設の加熱金属ロール19を
設け、このロール19に面接触状に無端循環部材
10を設け、該ロール19と無端循環部材10間
に、前記熱圧着されたラミネート体6′を走行さ
せ、前記フイルム面1に艶出し加工も施すもので
ある。又第8図は第6図と相違し、ラミネート体
6′の印刷紙等4側が加熱金属ロール19に接す
るように走行させたものである。
<作 用> 第1図と第7図において、図示省略の給紙部か
ら1枚単位で印刷面を上にして印刷紙等4(枚葉
紙)が第2図、第3図に示す如く対向する端部が
順次重ね合わされた状態で圧着部11に向けて供
給される。一方プリントラミ用フイルム1はその
感熱接着性樹脂層3が枚葉紙4の印刷面とが含わ
されるようにして圧着部11に向けて供給され
る。そして両者が圧着部11に達すると加熱ロー
ル7と圧着ロール8間で熱圧着されてラミネート
体6′となるが、このラミネート体6′は引き続き
加熱ロール7に面接触状に走行し、この面接触走
行時に加熱ロール7に面接触状に配した無端循環
部材10でラミネート体6′の枚葉紙4から加圧
することにより、ラミネート体6′の各構成要素
はより強力に一体化すると共にフイルム面に艶出
し加工を行なう。
第6図、第8図は第1図と第7図の場合と同様
であり、無端循環部材10に面接触するのは加熱
金属ロール19であり、このロール19は前者の
加熱ロール7とは別設されたもであり、加熱ロー
ル7及び加熱金属ロール19の二段階加熱によ
り、より円滑にラミネート体6′各構成要素の強
力な一体化と艶出し加工が施こされる。
<実施例> 以下、本発明について詳述する。
本発明に係るプリントラミ用フイルム1とは、
少なくとも基材フイルム層2と感熱接着性樹脂層
3との二層を有する積層フイルムのことであり、
基材フイルム層2としてはポリプロピレン等のポ
リオレフイン、ポリエステル、ポリアミド、その
他の熱可塑性重合体からなるものであつて、感熱
接着性樹脂層3を形成する重合体より高融点の延
伸もしくは未延伸フイルムを例示でき、好ましく
は2軸に延伸されたポリプロピレン系フイルムを
例示できる。このさい前記した2軸延伸ポリプロ
ピレン系フイルムとは、沸騰n−ヘブタン抽出残
分90%以上のポリプロピレン単独重合体、α−オ
レフイン含有量が5モル%以下のプロピレン−α
−オレフイン共重合体、あるいはトータルのプロ
ピレン含有量が95モル%以上となるような配合の
プロピレン単独重合体とプロピレン−α−オレフ
イン共重合体の混合物からなるものが好ましく、
更には本発明に係るフイルムを製造するさい生じ
るフイルム屑を混合した上記ポリプロピレン系樹
脂からなるものも好ましい。基材フイルム層2の
厚さは特に制限はないが、通常10〜20μ厚程度の
ものが好んで用いられ、また基材フイルム層中に
着色や表面処理を施したものや、滑剤、アンチブ
ロツキング剤、安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤等を添加したものも、必要に応じ利用に供し得
る。
また、以上の基材フイルム層2に積層される感
熱接着性樹脂層3とは基材フイルムより融点が低
い無溶剤タイプのものならば特に制限はないが、
好ましくはエチレンを主成分とする重合体、例え
ばポリエチレンもしくはエチレンを少なくとも70
重量%含む共重合体、またはトータルのエチレン
含有量が70重量%以上となるような重合体の混合
物を例示できる。このさいエチレンと共重合され
る単量体については、特別な制限はなく、エチレ
ンと共重合可能な単量体であれば良い。斯る単量
体とは例えばプロピレン、ブテン−1、ヘキセン
−1、酢酸ビニル、アクリル酸エチル、アクリル
酸等が例示できる。また共重合後加水分解や金属
イオンによる架橋等により変性させたものや、無
水マレイン酸等をグラフト重合させたものも利用
に供し得る。しかしトータルのエチレン含有量が
70重量%未満の場合では、フイルム製造工程やス
リツト工程で発生するフイルム屑を基材フイルム
層の例えば前記したポリプロピレン層にリターン
して再利用することができにくく、省資源の観点
から好ましくない。
なんとなれば、これらを敢えてリターンした場
合では、透明性、すべり性、寸法安定性等が大幅
に悪化し、ポリプロピレン系フイルムとして実用
に耐えないものが生起されるおそれもあるからで
ある。従つてトータルのエチレン含有量は最低70
重量%、さらにいうと85重量%が望ましい範囲と
して例示できる。勿論前記したリターンを考慮し
ない場合は、かかる範囲から外れても利用に供し
得ることは言うまでもない。また、前記したエチ
レンを主成分とする重合体に更にプロピレンを主
成分とする重合体、例えばポリプロピレン、プロ
ピレンを多く含む(例えば55モル%以上)プロピ
レン−エチレン共重合体やプロピレン−1−ブテ
ン共重合体等を添加せしめてもよい。これらプロ
ピレンを主成分とする重合体を加えると滑性向上
等が図られて便利である。なお、感熱接着性樹脂
層中に滑剤、アンチブロツキング剤、安定剤、着
色剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、他の熱可塑性
重合体等を透明性や熱接着性等の諸々の要求や品
質を損なわない範囲内で添加したものも本発明の
利用に供されることはいうまでもない。
本発明に係る基材フイルム層2と感熱接着性樹
脂層3とからなる積層フイルムであるプリントラ
ミ用フイルム1を製造する方法は、公知の如何な
る手段を用いても良い。感熱接着性樹脂層3の厚
さは、印刷紙表面の平滑度、必要とする接着強度
等により適宜選定すれば良いが、通常1〜5μが
好ましい。5μ以上の厚さのものの使用も妨げな
いが、不必要な層厚となる。
感熱接着性樹脂層3は、特に制限はないが、印
刷紙等4との熱接着性を付与するため、表面処理
が施こされることが望ましい。かかる処理方法と
しては化学薬品処理、フレーム処理、コロナ放電
処理等の一般的なものが例示できるが、特にコロ
ナ放電処理が効果的で、中でも酸素濃度20.9容積
%未満の窒素雰囲気下でコロナ放電処理を行うこ
とが更に効果的である。この際窒素雰囲気中の残
存酸素濃度は空気中の酸素濃度とされる20.9容積
%に達しない20.9容積%未満で効果が認められ、
残存酸素濃度が低ければ低い程効果は大きく、好
ましくは5容積%以下である。コロナ放電処理強
度及び処理時のフイルム温度等は所望の接着強度
に応じ適宜に選択すれば良いが、通常20〜100W.
分/m2、室温〜90℃程度が好適である。窒素雰囲
気下にする方法は公知のいかなるものでも良く、
例えばコロナ放電処理機構全体をボツクスで囲
み、中の空気を窒素ガスで置換する方法、コロナ
放電部にスリツト等から窒素ガスを吹付ける方法
等が例示できる。また感熱接着性樹脂層3に必要
に応じ施される表面処理は積層前に行われるも、
積層後に行なわれるも特に制限がない。また、本
発明に係るプリントラミ用フイルム1は基材フイ
ルム層2の上に適宜の素材からなるフイルム層を
積層してもよいし、基材フイルム層2と感熱接着
性樹脂層3の間に適宜の熱可塑性重合体層、例え
ばプロピレンを主成分とするプロピレン系共重合
体等からなる中間層を介在させて3層構造もしく
はそれ以上構造としてもよいことは勿論である。
次に本発明方法を図面を参照して説明する。第1
図は第1発明の方法において使用する好ましい装
置の要部を示す側面図である。給紙部(図示略)
から1枚単位で順次連続して送られて来る印刷の
施こされた印刷紙等4本例では印刷枚葉紙が印刷
面を上にしてコンベアー等により圧着部11に供
給されるが、かかる枚葉紙4は第2〜3図の如く
対向する端部が順次重ね合わされた状態として供
給される。この圧着部11は加熱ロール7と圧着
ロール8の圧着部分A及び加熱ロール7と前記加
熱ロール7に面接触して設けられた無端循環部材
10の艶出し部分Bとからなり、無端部材10は
ガイドロール等により無端状にかつ循環走行状に
張架されている。
いま、例えば第4図に示すような基材フイルム
層2と感熱接着性樹脂層3からなるプリントラミ
用フイルム1と印刷枚葉紙4とをラミネートする
際は、フイルム1の感熱接着性樹脂層3と枚葉紙
4の印刷面とが合わされるように、かつ、基材フ
イルム層2が加熱ロール7側に枚葉紙4が圧着ロ
ール8及び無端循環部材10側になるようにされ
て、先ず圧着部分Aに供給され、ここで熱圧着さ
れて、ラミネート体6′となる。続いて、加熱ロ
ール7面を走行し、更に無端循環部材10の作用
でラミネート体6′は加熱ロール7面に適度に押
圧される。かくして艶出し部分Bを通過して、第
5図の如き艶出しされたプリントラミネートの施
こされた枚葉紙(以下「プリントラミ製品」と云
う)6となるのである。なお、第5図において(5)
は印刷部分を示す。この際、圧着部分Aの温度や
圧力は感熱接着性樹脂層3の熱感受性や印刷紙等
4の性質等を考慮して適宜に定めればよいが、好
ましくは温度80〜160℃、線圧30〜120Kg/cm程度
でよい。また、艶出部分Bの無端循環部材10が
加熱ロール7に及ばず押圧も艶出しの程度により
適宜に定めればよく、単に接しているだけで押圧
がからない状態でもよいが、通常は面圧で0.1〜
10Kg/cm2程度が望ましい。第7図に示したものは
他の実施例の側面図であり、無端循環部材10が
ガイドロール25と圧着ロール8により無端状に
張架されてなるもので、圧着部分Aで圧着と同時
に無端循環部材10による艶出しも行われ、引き
続き無端循環部材10の作用で艶出しが連続して
行われるので艶出しの面で有利である。この場合
の圧着部分Aの温度、圧力も適宜でよく前例と同
程度で十分で引き続く無端循環部材10が加熱ロ
ール7に及ぼす押圧も適宜でよく、前例と同程度
で十分である。
次に第2発明の好ましい例を第6図と共に述べ
ることにする。給紙部(図示略)から第1図に示
す実施例と同様に送られて来た印刷枚葉紙4は、
前例と同様の状態で圧着部11に供給される。こ
の圧着部11も加熱ロール17と圧着ロール18
から構成されており、続いて設けられた艶出し部
分21は鏡面仕上された加熱金属ロール19とガ
イドロールにより無端状に張架された無端循環部
材10からなつている。
いま、前例と同様のプリントラミ用フイルム1
と印刷枚葉紙4とをラミネートするに際し、先ず
フイルム1の感熱接着性樹脂層3と枚葉紙4の印
刷面とが合わされるように、かつ、フイルム1の
基材フイルム層2が加熱ロール17及び鏡面仕上
された加熱金属ロール19側に、枚葉紙4が圧着
ロール18及び無端循環部材10側になるように
配されて圧着部11で圧着ラミネートされ、続い
て斯る圧着されたラミネート体6′は艶出し部2
1を通過する際無端循環部材10に押圧されて、
艶出し効果が発揮され、プリントラミ製品6とな
るのである。この際、圧着部分11の温度圧力は
前例と同じ程度が望ましいが適宜でよく、また艶
出し部21における加熱金属ロール19の温度条
件は適宜でよいが、好ましくは80〜160℃程度で
あり、また無端循環部材10が鏡面加工された加
熱金属ロール19に及ぼす押圧も艶出し程度によ
り適宜に定めればよく、単に接している程度で押
圧がかからない状態でもよいが、通常は面圧で
0.1〜10Kg/cm2程度が望ましく、こうして押圧を
かけることにより、ラミネート体6が加熱金属ロ
ール19面に程よく接触して走行することになる
ため、艶出し効果が一層発揮される。
第8図に示すは他の実施例の側面図で、本例で
はプリントラミネート装置本体は第6図のものと
基本的には変りはないが、艶出し部21における
熱圧着されたラミネート体6′の通し方が前例と
逆になつている。即ち、艶出し部21において熱
圧着されたラミネート体6′のフイルム1側が無
端循環部材10側に枚葉紙4が加熱金属ロール1
9側になるようにされて艶出し部21を通過する
ことにより艶出し効果がでるものである。本例に
おける艶出し部21の温度・圧力条件は適宜でよ
く、例えば前例と同程度でよい。
以上の実施例における加熱ロール17,17は
金属が好適であるが、材質、加熱手段等には特別
な制限はなく適宜でよい。しかし乍ら好ましくは
鏡面仕上された表面を有するものが望ましく、特
に、第1発明に係る第1図の実施例のものは、艶
出し効果の関係で鏡面仕上が望ましい。また、加
熱金属ロール19は材質、加熱手段等は適宜でよ
いが、好ましくは表面が鏡面加工の施こされたも
のが艶出し効果に好適である。圧着ロール8,1
8についても特別な制限はなく、例えばゴム硬度
70〜95度のゴムロールで十分である。更に、無端
循環部材10とは金属、ゴム、布製等のベルト状
のもので十分であるが、特に制限を受けるもので
なく、適宜の材質のものでよい。
こうして作成されたプリントラミ製品は必要な
らば冷却部を経て、各枚葉紙単位にカツテングさ
れ使用に供されるのが通常である。
以上は本願の好ましい1.2の実施例を述べたま
でで本願は斯る実施例に制限を受けることなく、
適宜の実施態様を取ることも可能であることは勿
論である。
次に本発明の具体的な実施例を記載する。
実施例 結晶性ポリプロピレン溶融押出フイルム(厚さ
750μ)を130℃においてロール延伸機により縦方
向に5倍に延伸し、次いで該一軸延伸フイルム上
にエチレン含有量90重量%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体70重量%とエチレン含有量90モル%の
低結晶性エチレン−1−ブテンランダム共重合体
30重量%からなる配合物を厚さ30μになるように
溶融押出ラミネートさせ、しかる後160℃にて横
方向に10倍に延伸して2軸延伸ポリプロピレン層
(基材フイルム層2)15μ、前記エチレン−酢酸
ビニル共重合体配合層(感熱接着性樹脂層3)
3μの積層フイルムを得、感熱接着性樹脂面を残
存酸素濃度1.0容積%の窒素雰囲気下でフイルム
温度60℃、処理強度25w.分/m2でコロナ放電処
理することにより、プリントラミ用フイルム1を
得た。この得られたフイルムをスリツターにより
巾780mm、長さ2000mにスリツトし、3インチ紙
管に巻き上げた。
かかる紙管にロールアツプされたロール状フイ
ルムを第1図に示す装置の給紙部(図示略)から
長さ540mm、巾760mmの印刷紙片4を印刷面を上に
して供給し、他方上部から繰出されるプリントラ
ミ用フイルム1の感熱接着性樹脂層3と枚葉紙4
の印刷面が合致され、かつ基材フイルム層2が加
熱ロール7側に、枚葉紙4が圧着ロール8及び無
端循環部材10側になるようにして供給されるこ
とにより、圧着部11により熱圧着ラミネートさ
れた。この際、無端循環部材10はステンレスス
チールベルトで加熱ロール7は金属製の表面に鏡
面仕上の施こされた直径450mmであり、温度は120
℃、圧着ロール8はゴム硬度90度の直径250mmの
ゴムロールを用い、圧着圧力は線圧100Kg/cmで
あつた。また、無端循環部材10が加熱ロール7
を押す圧力、即ち、ラミネート体6′を押圧する
力は面圧0.5Kg/cm2程度であり、これにより艶の
ある美しいプリントラミ製品6を得ることができ
た。以上に示すラミネート装置のスピードは15〜
20m/cm2であり、かなりの高速で連続してプリン
トラミ製品6を得ることができ、艶出しされた後
は必要に応じ冷却工程を通つて各印刷紙片単位に
カツトされる。
実施例 結晶性ポリプロピレンの溶融押出フイルム(厚
さ750μ)を130℃においてロール延伸機により縦
方向に5倍に延伸し、次いで該一軸延伸フイルム
上にアクリル酸含有量5重量%のエチレン−アク
リル酸共重合体を厚さ30μになるように溶融押出
ラミネートさせ、しかる後160℃にて横方向に10
倍に延伸して2軸延伸ポリプロピレン層(基材フ
イルム層2)15μ、エチレン−アクリル酸共重合
体層(感熱接着性樹脂層3)3μの積層フイルム
を得、エチレン−アクリル酸共重合体面を残存酸
素濃度0.5容積%の窒素雰囲気下で、フイルム温
度40℃、処理強度40w.分/m2でコロナ放電処理
することにより、プリントラミ用フイルム1を得
た。得られたフイルムをスリツターにより巾780
mm、長さ2000mにスリツトし、3インチ紙管に巻
き上げた。
かかる紙管にロールアツプされたロール状フイ
ルムを第6図に示す装置の給紙部(図示略)から
長さ450mm巾786mmの印刷紙片4を印刷面を上にし
て供紙させ、他方上部から繰り出されたプリント
ラミ用フイルム1の感熱接着性樹脂層3と枚葉紙
4の印刷面が合致され、かつ基材フイルム層2が
加熱ロール17及び加熱金属ロール19側に、枚
葉紙4が圧着ロール18及び無端循環部材10側
になるようにして供給されることにより、圧着部
11により熱圧着ラミネートされた。この際使用
した前記無端循環部材10はステンレススチール
ベルトである。又、加熱ロール17は金属製で直
径450mmで温度は130℃、圧着ロール18はゴム硬
度90度、直径250mmのゴムロールを用い、圧着圧
力は線圧100Kg/cmであつた。続いて熱圧着され
たラミネート体6′は艶出し部21に進んだ。こ
の加熱金属ロール19は表面に鏡面仕上の施こさ
れた直径450mmのものであり、温度は130℃であ
り、無端循環部材10は面圧1Kg/cm2の押出がか
かるように張架されていた。こうした艶出し部2
1を前記ラミネート体6′が通過することにより
艶のある美しいプリントラミ製品6を得ることが
できた。尚、本例のラミネート装置は30〜40m/
minというかなりの高速で運転されたものであ
る。
比較例 比較のため、従来の溶剤タイプの接着剤を塗布
し乾燥工程を経たプリントラミネート用フイルム
1と枚葉紙4を実施例と同条件で第6図に示す
装置にかけたところ、艶は実施例とほぼ同等で
あつたが、発泡がひどく、とても製品とはなり得
ないものであつた。このさい発泡を抑えるため
種々圧着条件を変えてテストしたところ、圧着部
11の温度100℃、線圧70Kg/cm、艶出し部21
を温度100℃、面圧1Kg/cm2付近で最も好ましい
ものが得られたが、このものは発泡も少しあり、
艶も実施例より劣るものであり、艶・発泡共に
良好な実施例と同様のものが出来る条件は見当
らなかつた。
<発明の効果> 以上の通り本発明によると、高速運転が可能な
上に発泡がなく艶のある美麗なプリントラミ製品
の作成が可能となり、従来の溶剤タイプ接着剤を
用いるプリントラミ方法で得られる製品に比し
て、その製品の出来栄えに格段の差があり、この
ことからも本発明が優れており、かつ格別なる効
果がうかがえる。
特に本発明では、加熱ロールと圧着ロール間
で、プリントラミ用フイルムを加熱ロール側に、
印刷紙等を圧着ロール側に配して熱圧着させてラ
ミネート体となし、これを引続き前記加熱ロール
又は別設の加熱金属ロールとこれらロールに面接
触状に設けた無端循環部材間を走行させたので、
前記ラミネート体に対し無端循環部材が効果的に
作用し、従つてラミネート体の構成要素は相互に
一体化が強化し、より優れた艶出しが達成できた
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法のうち第1発明の方法にお
いて使用する好ましい装置の要部の側面図であ
り、第2図は印刷紙等の給送状態を示す平面図で
あり、第3図はプリントラミ製品を説明するため
の側面図であり、第4図は本発明に係るプリント
ラミ用フイルムの1例を示す断面図であり、第5
図は、本発明に係るプリントラミ製品の断面図で
あり、第6図は本発明方法のうち第2発明の方法
において使用する好ましい装置の要部の側面図、
第7図は第1図の別の実施例装置を、第8図は第
6図の別の実施例装置を示す図面である。 1……プリントラミ用フイルム、2……基材フ
イルム層、3……感熱接着性樹脂層、4……印刷
紙等(材葉紙)、6……ラミネート体、6……プ
リントラミ製品、7,17……加熱ロール、8,
18……圧着ロール、10……無端循環部材、1
1……圧着部、19……加熱金属ロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材フイルム層と感熱接着性樹脂層の少なく
    とも2層からなるプリントラミ用フイルムと、印
    刷紙等とをラミネートするに際し、対向状に配置
    した加熱ロールと圧着ロール間に、前記フイルム
    を加熱ロール側に、印刷紙等を圧着ロール側に配
    して熱圧着を施してラミネート体を得、次いで前
    記加熱ロールと該加熱ロールに面接触状に設けら
    れた無端循環部材間に前記熱圧着されたラミネー
    ト体を走行させ、前記フイルム面に艶出し加工が
    施こされた艶出しされたプリントラミ製品を得る
    ことを特徴とするプリントラミネート方法。 2 基材フイルム層と感熱接着性樹脂層の少なく
    とも2層からなるプリントラミ用フイルムと、印
    刷紙等とをラミネートするに際し、対向状に配置
    した加熱ロールと圧着ロール間に、前記フイルム
    を加熱ロール側に、印刷紙等を圧着ロール側に配
    して熱圧着を施してラミネート体を得、次いで前
    記加熱ロールとは別設の加熱金属ロールと該ロー
    ルに面接触状に設けられた無端循環部材間に前記
    熱圧着されたラミネート体を走行させ、前記フイ
    ルム面に艶出し加工が施こされた艶出しされたプ
    リントラミ製品を得ることを特徴とするプリント
    ラミネート方法。
JP59231734A 1984-11-01 1984-11-01 プリントラミネ−ト方法 Granted JPS61108552A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04129499U (ja) * 1991-05-20 1992-11-26 株式会社小糸製作所 表示ボタン装置

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