JPH028101Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH028101Y2
JPH028101Y2 JP1984135456U JP13545684U JPH028101Y2 JP H028101 Y2 JPH028101 Y2 JP H028101Y2 JP 1984135456 U JP1984135456 U JP 1984135456U JP 13545684 U JP13545684 U JP 13545684U JP H028101 Y2 JPH028101 Y2 JP H028101Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
presser
exterior body
spherical metal
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984135456U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6149123U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984135456U priority Critical patent/JPH028101Y2/ja
Publication of JPS6149123U publication Critical patent/JPS6149123U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH028101Y2 publication Critical patent/JPH028101Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動調心機能を有するすべり軸受、
詳しくは安定した揺動トルクと組立ての容易性が
要求される誘導電動機用として好適な自動調心す
べり軸受に関するものである。
従来の技術 自動調心機能を有するすべり軸受としては、揺
動トルクが軽く、軸受内部において外周面が球状
となつたメタル(以下球状メタルという)に遊動
隙間が発生することなくかつ球状メタルの回転が
防止され、更に充分な潤滑油の保持機能を持つ等
の条件を満足することが要求され、これらの要求
に対応して従来から各種の自動調心タイプの軸受
が提案されている。例えば実開昭59−56956号公
報に見られる誘導電動機の軸受もその1つであつ
て、球状メタルをメタル押え部材によつて弾力的
に押圧保持し、球状メタルの調心トルクを助成す
るという構成が採用されている。即ち第5図およ
び第6図に示したように、中央に球状軸受1の外
周と係合する孔部2を有するリング状の押え板3
を、含油物質4を備える油つぼ5を介してブラケ
ツト6側に押圧し、該押え板3の弾力によつて調
心トルクを付与している。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記した押え板3による手段は、
理論的には球状メタル1に対して均等な調心トル
クが付与されるが、球状メタルの調心トルクは球
状メタル1と押え板3との摩擦力に左右され、押
え板3が有する弾力性の押圧力で調整しているも
のの、該押え板3は鋼板で形成されているため摩
擦力が大きく、押え板3を余程高精度に形成しな
い限り調心トルクを一定に保つことが困難であ
る。また温度変化の影響によつて、押え板と球状
メタルとの間に隙間が生じるという懸念があるな
どの問題点が潜在している。
問題点を解決するための手段 本考案は上記した問題点を解消することを目的
としてなされたものであり、球状メタルの外周部
を弾性変形可能な複数の押え突片によつて保持す
べくし温度変化が生じても弾力的保持力が維持さ
れて隙間が生じる憂いはなく、しかも組立てが容
易な自動調心すべり軸受を提供するものである。
しかして、本考案の自動調心すべり軸受は、短
筒状の軸受外装体と、該軸受外装体の内部に固定
された耐熱性合成樹脂製の押え部材と、該押え部
材および軸受外装体により保持される球状メタル
とを備えてなり、前記軸受外装体は、軸方向両端
部に開口部を有する短筒状に形成されるととも
に、一方の開口部が、前記球状メタルの外周面を
当接保持する外周面用保持部を備え、他方の開口
部が、前記押え部材の基部の端面外周を保持固定
する折曲げフランジを備え、前記押え部材は、前
記軸受外装体の内径とほぼ同一の外径を有するリ
ング状に形成された前記基部と、該基部に円周方
向に等間隔をもつて配置され、前記球状メタルの
外周面を当接保持する複数のメタル押え突片と、
該メタル押え突片間において前記基部に設けら
れ、前記球状メタルの軸心廻りの回転を阻止する
メタル廻り止め突片とを備え、前記メタル押え突
片は、前記基部から軸方向へ延びて形成され、そ
の先端部分の外面を通る仮想面の直径寸法が前記
軸受外装体の内径よりも若干小さく設定されると
ともに、該先端部分の内面が前記球状メタルの外
周面に沿う傾斜面に形成され、前記球状メタルの
外周面に、前記押え部材のメタル廻り止め突片と
協働する凹部が設けられ、前記軸受外装体の内部
に前記押え部材が保持固定された状態において、
前記球状メタルの外周面の軸方向一側部が前記軸
受外装体の外周面用保持部により当接保持される
一方、前記球状メタルの外周面の軸方向他側部が
前記押え部材のメタル押え突片の先端部分内面に
より当接保持され、前記球状メタルの凹部に前記
押え部材のメタル廻り止め突片が係合されている
ことを特徴とする。
作 用 本考案に係る自動調心すべり軸受の組立は、第
1図および第2図を参照して、短筒状の軸受外装
体17の内部に球状メタル12を位置させた後、
押え部材16の廻り止め突片15を球状メタル1
2の凹部19内に位置させながら、押え部材16
を軸受外装体17内に嵌挿させる。そして、軸受
外装体17の外周面用保持部20に、球状メタル
12の外周面の軸方向一側部を当接させる一方、
球状メタル12の外周面の軸方向他側部に、押え
部材16の各メタル押え突片14の先端部分の内
面(傾斜面)13を弾力的に当接させ、この状態
で、軸受外装体17の開口端縁18を内側に折り
曲げて折曲げフランジを形成して、これにより押
え部材16の基部10の端面外周を保持固定して
位置決めする。
しかして、この組立てた状態において、押え部
材16の各メタル押え突片14は、それ自身が有
する合成樹脂固有の弾力によつて、半径方向外側
へ若干拡開する一方、その拡開による反力が、球
状メタル12の外周面に押え弾力として作用し、
これにより、該球状メタル12に自動調心機能が
付与される。また、上記廻り止め突片15の凹部
19への係合により、球状メタル12の回転が有
効に阻止される。
実施例 第1図から第4図実施例において、外装体17
は、軸方向両端部に開口部を有する短筒状とな
し、その一方の開口部は球状メタル12の外径よ
りも小さい内径にテーパー状に成形され、該球状
メタル12の一方の外周面用保持部20が形成さ
れ、該保持部20の内周斜面に球状メタル12の
外周の一部が当接されて該球状メタル12の位置
決めがなされている。外装体17の他方の開口部
から嵌挿されて、位置決めされる押え部材16
は、耐熱性合成樹脂、例えばポリイミド樹脂によ
つて形成され、第2図から第4図に示しているよ
うに、リング状の基部10から、5本の押え突片
14が、円周方向に等間隔をおいて、かつ球状メ
タル12の軸心Xと平行する方向(軸方向)へ延
びて突設され、また該押え突片14の一つの間隔
には1本の廻り止め突片15が突設されていて全
体の形状が円形の櫛状をなしている。そして各押
え突片14および廻り止め突片15の先端部分の
外面11を通る仮想円Cの直径寸法D1はリング
状基部10の外径D2つまり外装体17の内径
(後述)よりも若干小さく形成され、それによつ
て各押え突片14の外方への弾性変形が許容され
ている。各押え突片14の先端部分の内面側には
球状メタル12の外周面に沿う傾斜面13が形成
される。この傾斜面13は球状メタル12の外周
面に当接して上記した外装体17の保持部20の
反対側において該球状メタル12を保持するよう
になつている。上記した押え部材16のリング状
の基部10の外径D2は外装体17の内径と実質
的に同等に形成され、押圧力を加えることによつ
て外装体17内に嵌挿され、嵌挿された押え部材
16は、本実施例においては外装体17の開口端
縁18を内側に折り曲げることによつて第1図に
示したごとく固定され、各押え突片14の各傾斜
面13が球状メタル12の外周に弾接しかつ各押
え突片14が若干外側に弾性変形して広がつた状
態で位置決めセツトされている。第1図中におけ
る21,22はフエルト等の潤滑油吸収材であ
り、押え部材16側の潤滑油吸収材22は上記し
た各押え突片14の間において保持されている。
したがつて各押え突片14をその側面14Aが平
行状態に形成しておけば、各押え突片14の内側
間隔が外側間隔よりも小さくなり該潤滑油吸収材
22が確実に保持され好都合である。
押え部材16の廻止め突片15を球状メタル1
2の溝に合せながら外装体17内に挿入し所定位
置に固定する作業によつて球状メタル12を自動
調心状態に的確に保持することができ、軸受の組
立作業性を著しく向上させることができる。その
上球状メタル12は各押え突片14の余裕のある
弾力によつて保持されるから、押え部材16の位
置決め許容範囲が拡大するとともに自動調心トル
クが安定し、温度変化が生じても各押え突片14
と球状メタル12との間に隙間が発生することが
ない。更に該押え部材16が耐熱性合成樹脂によ
り形成され、かつ各押え突片14の傾斜面13に
おいて球状メタル12を弾性的に保持しているか
ら、従来の金属製押え板に比べて加圧面における
摩擦力が小さく、球状メタル12の円滑な揺動が
達成され、コンスタントな自動調心トルクが得ら
れるとともに加圧面における両者の損耗が回避さ
れ、殊に廻り止め突片15の部分において摩擦に
よる削り損耗の発生を防止することができ、長期
間の使用に耐えるばかりでなく、防振効果を発揮
する。更にまた各押え突片14に潤滑油吸収材2
2を配置することができ、配置した潤滑油保持材
22は各押え突片14間において確実に保持させ
ることができるなど、実用上有益な多くの効果を
奏する。
以上詳述したように、本考案によれば、以下に
列挙するような種々のすぐれた効果が得られ、実
用上きわめて有用な自動調心すべり軸受を提供す
ることができる。
(1) 押え部材の基部の外径が短筒状の軸受外装体
の内径とほぼ同一とされ、該基部が上記軸受外
装体内に押圧力を加えて嵌挿されるとともに、
上記軸受外装体の開口端縁を内側に折り曲げて
形成された折曲げフランジにより、上記基部の
端面外周が位置決め固定される構造とされてい
るから、押え部材の固定に際して、接着剤等の
固定手段を別途施す必要が全くない。
したがつて、組立工数が少なくかつ作業も容
易で、軸受内部への潤滑剤の封入も容易に行
え、組立作業性がきわめて良好である。
(2) 押え部材が耐熱性合成樹脂製とされるととも
に、該押え部材の各メタル押え突片の先端部分
の外面を通る仮想面の直径寸法が、軸受外装体
の内径よりも若干小さく設定されているから、
軸受組立状態において、上記各メタル押え突片
の外方への弾性変形が所定範囲で許容されるこ
ととなり、これにより、球状メタルは、各メタ
ル押え突片の余裕ある弾力によつて保持され
て、予圧を与えられることとなる。
したがつて、押え部材による球状メタルの位
置決め許容範囲が従来に比較して大幅に拡大
し、これにより、自動調心トルクが安定すると
ともに、温度変化が生じても各押え突片と球状
メタルとの間に隙間が発生することもなく、さ
らには、モータなどの振動等も有効に吸収し
て、すぐれた防振効果を発揮する。
(3) また、押え部材が耐熱性合成樹脂により形成
されるとともに、各押え突片の先端部分の内面
が球状メタルの外周面に沿う傾斜面とされ、こ
の傾斜面により、上記球状メタルが弾性的に保
持されているから、球状メタルの保持面(加圧
面)における摩擦力(摩擦係数)が、従来の金
属製押え板に比べてはるかに小さい。
したがつて、球状メタルの円滑な揺動が保証
されて、この点でも安定した自動調心トルクが
得られる。また、上記加圧面における両者の損
耗も回避され、特に、廻り止め突片の部分にお
いて摩擦による削り損耗の発生が有効に防止さ
れて、長期間の使用に耐えることができ、軸受
寿命が長い。
(4) また、軸受外装体が短筒状とされて、軸受自
体の取付面が円筒面とされているから、モータ
ハウジング本体等への軸受の取り付けに際して
は、上記軸受外装体を取付部位(取付孔など)
に圧入するだけでよい。このため、ユーザ先で
の軸受の取付作業も容易であり、また取付作業
の自動化も可能である。
(5) さらに、軸受構成部品が、軸受外装体、押え
部材および球状メタルの3点であつて、部品点
数が少なく、また組立工数も少ないので、上記
の良好な組立作業とも相まつて、製造コストの
大幅な低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しているものであつ
て、第1図は組立状態を示した断面図、第2図、
第3図および第4図は押え部材の断面側面図、正
面図および背面図、そして第5図および第6図は
従来の軸受構造の断面図および押え板の正面図で
ある。 10……押え部材のリング状基部、11……押
え突片の先端部分の外面、12……球状メタル、
13……押え突片の傾斜面、14……押え突片、
15……廻り止め突片、16……押え部材、17
……軸受の外装体、X……メタルの軸心、C……
押え突片の外面を通る仮想円、D1……仮想円に
直径、D2……リング状基部の外径、22……潤
滑油吸収材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 短筒状の軸受外装体と、該軸受外装体の内部
    に固定された耐熱性合成樹脂製の押え部材と、
    該押え部材および軸受外装体により保持される
    球状メタルとを備えてなり、 前記軸受外装体は、軸方向両端部に開口部を
    有する短筒状に形成されるとともに、一方の開
    口部が、前記球状メタルの外周面を当接保持す
    る外周面用保持部を備え、他方の開口部が、前
    記押え部材の基部の端面外周を保持固定する折
    曲げフランジを備え、 前記押え部材は、前記軸受外装体の内径とほ
    ぼ同一の外径を有するリング状に形成された前
    記基部と、該基部に円周方向に等間隔をもつて
    配置され、前記球状メタルの外周面を当接保持
    する複数のメタル押え突片と、該メタル押え突
    片間において前記基部に設けられ、前記球状メ
    タルの軸心廻りの回転を阻止するメタル廻り止
    め突片とを備え、 前記メタル押え突片は、前記基部から軸方向
    へ延びて形成され、その先端部分の外面を通る
    仮想面の直径寸法が前記軸受外装体の内径より
    も若干小さく設定されるとともに、該先端部分
    の内面が前記球状メタルの外周面に沿う傾斜面
    に形成され、 前記球状メタルの外周面に、前記押え部材の
    メタル廻り止め突片と協働する凹部が設けら
    れ、 前記軸受外装体の内部に前記押え部材が保持
    固定された状態において、前記球状メタルの外
    周面の軸方向一側部が前記軸受外装体の外周面
    用保持部により当接保持される一方、前記球状
    メタルの外周面の軸方向他側部が前記押え部材
    のメタル押え突片の先端部分内面により当接保
    持され、前記球状メタルの凹部に前記押え部材
    のメタル廻り止め突片が係合されていることを
    特徴とする自動調心すべり軸受。 (2) 前記耐熱性合成樹脂がポリイミド樹脂である
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の自動調心
    すべり軸受。 (3) 前記複数のメタル押え突片の各間隔に、潤滑
    油吸収材が保持されている実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の自動調心すべり軸受。
JP1984135456U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPH028101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984135456U JPH028101Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984135456U JPH028101Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6149123U JPS6149123U (ja) 1986-04-02
JPH028101Y2 true JPH028101Y2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=30693941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984135456U Expired JPH028101Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH028101Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438246A (en) * 1977-08-31 1979-03-22 Saito Akihiro Pulse driving arc welder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6149123U (ja) 1986-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6612749B2 (en) Self-centring clutch bearing device
EP2142816B1 (en) Mounting assembly
JPH0320612B2 (ja)
JPH11266568A (ja) モータ
US3372963A (en) Corrugated bearing ring
US20180073554A1 (en) Axial retention and anti-rotation features for hydrodynamic thrust bearings
US4077504A (en) Self-centering clutch thrust bearing
JP2542905Y2 (ja) ワンウェイクラッチ
JPH011677A (ja) 軸受の非接触形シール装置
US4094394A (en) Clutch throw-out device
JPH028101Y2 (ja)
KR100502775B1 (ko) 자동조심클러치릴리즈베어링과이를적합시키는방법
JPS62151622A (ja) 予圧球面軸受
JP2603064B2 (ja) セラミツクス軸受の固定装置
JPH0135982Y2 (ja)
JP2025009114A (ja) 玉軸受
JPH0138331Y2 (ja)
JPS6350485Y2 (ja)
JPS5846261Y2 (ja) 軸受
JPH0712762Y2 (ja) 密封装置
JPH0131778Y2 (ja)
JPS6233073Y2 (ja)
KR200174658Y1 (ko) 회전조립체
JPH0810713Y2 (ja) 密封装置
JP2594687Y2 (ja) 転がり軸受の密封装置