JPH028158B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH028158B2 JPH028158B2 JP58032459A JP3245983A JPH028158B2 JP H028158 B2 JPH028158 B2 JP H028158B2 JP 58032459 A JP58032459 A JP 58032459A JP 3245983 A JP3245983 A JP 3245983A JP H028158 B2 JPH028158 B2 JP H028158B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- roller
- rotating shaft
- bearing
- discharge valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/06—Silencing
- F04C29/068—Silencing the silencing means being arranged inside the pump housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/06—Silencing
- F04C29/065—Noise dampening volumes, e.g. muffler chambers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、特に高周波騒音低減化の構造を備え
た回転式圧縮機に関する。
た回転式圧縮機に関する。
第1図は、従来より用いられる回転式圧縮機を
示す。すなわち、密閉容器1内には、電動機部2
と圧縮機部3とを連設してなる電動圧縮機本体4
が収容される。上記電動機部2は、密閉容器1に
嵌着される固定子5と、回転軸6に嵌着される回
転子7とからなる。上記圧縮機部3は、上記回転
軸6の偏心クランク部6aにローラ8が嵌合さ
れ、このローラ8は、シリンダ9内に偏心回転自
在に収容される。シリンダ9の一方の開口面は主
軸受10が、かつ他方の開口面は副軸受11でそ
れぞれ閉塞される。上記主軸受10は吐出弁12
を備え、バルブカバー13で覆われてなる。
示す。すなわち、密閉容器1内には、電動機部2
と圧縮機部3とを連設してなる電動圧縮機本体4
が収容される。上記電動機部2は、密閉容器1に
嵌着される固定子5と、回転軸6に嵌着される回
転子7とからなる。上記圧縮機部3は、上記回転
軸6の偏心クランク部6aにローラ8が嵌合さ
れ、このローラ8は、シリンダ9内に偏心回転自
在に収容される。シリンダ9の一方の開口面は主
軸受10が、かつ他方の開口面は副軸受11でそ
れぞれ閉塞される。上記主軸受10は吐出弁12
を備え、バルブカバー13で覆われてなる。
しかして、電動機部2に通電することにより、
回転軸6が回転し、ローラ8はシリンダ9内を偏
心回転して被圧縮ガスをシリンダ9内に導入する
とともに圧縮する。所定圧まで圧縮したところで
吐出弁12が開いてバルブカバー13内に被圧縮
ガスを吐出する。この被圧縮ガスはバルブカバー
13から一旦密閉容器1内に導びかれ、さらに接
続配管Pを介して外部機器に導出されるようにな
つている。
回転軸6が回転し、ローラ8はシリンダ9内を偏
心回転して被圧縮ガスをシリンダ9内に導入する
とともに圧縮する。所定圧まで圧縮したところで
吐出弁12が開いてバルブカバー13内に被圧縮
ガスを吐出する。この被圧縮ガスはバルブカバー
13から一旦密閉容器1内に導びかれ、さらに接
続配管Pを介して外部機器に導出されるようにな
つている。
ところで、この種回転式圧縮機においては、通
常用いられる往復動式の圧縮機と比較して特に高
周波騒音が大である。その理由は、回転式圧縮機
の場合は固定子5およびシリンダ9などを直接密
閉容器1に取付固定するためである。これら固定
子5およびシリンダ9で発生した振動が密閉容器
1に伝達し、密閉容器1から約3kHz以上の高周
波数の騒音となつて放射する。
常用いられる往復動式の圧縮機と比較して特に高
周波騒音が大である。その理由は、回転式圧縮機
の場合は固定子5およびシリンダ9などを直接密
閉容器1に取付固定するためである。これら固定
子5およびシリンダ9で発生した振動が密閉容器
1に伝達し、密閉容器1から約3kHz以上の高周
波数の騒音となつて放射する。
そこで、この騒音を低減化させるための対策と
して、密閉容器1や主、副軸受10,11などの
肉厚を増して振動伝達の減衰化を図つたり、軸と
軸受とのクリアランスを騒音上からみて最適値に
設定したり、特に圧縮機部3の潤滑性を増して振
動伝達の低減を図つていた。
して、密閉容器1や主、副軸受10,11などの
肉厚を増して振動伝達の減衰化を図つたり、軸と
軸受とのクリアランスを騒音上からみて最適値に
設定したり、特に圧縮機部3の潤滑性を増して振
動伝達の低減を図つていた。
しかしながら、これらの対策は振動伝達を一部
分防止するだけにすぎず、振動騒音の発生源を対
象とした手段ではないから、騒音低減効果には限
界がある。また、各部材の肉厚の増加は、重量
増、コスト高などの不都合につながる。
分防止するだけにすぎず、振動騒音の発生源を対
象とした手段ではないから、騒音低減効果には限
界がある。また、各部材の肉厚の増加は、重量
増、コスト高などの不都合につながる。
したがつて、回転式圧縮機における騒音発生源
を見出して、適切な処置を施せば効果的である。
第10図は、たとえば冷蔵庫用の回転式圧縮機に
おける高周波騒音の発生パターンを分析したもの
である。すなわち、同図Eに示すようにシリンダ
9に対してローラ8が図中反時計廻り方向に偏心
回転するとき、ブレード溝14への転接位置を基
準にローラ8のシリンダ9周壁転接位置であるク
ランク回転角度θを設定する。同図Aに示すの
は、クランク回転角度θに対する上記吐出弁12
の動きの変化を表す。クランク回転角度θが0゜か
ら約250゜に至る間は吐出弁12は閉成し、約250゜
で全開状態に変る。その後閉成方向に向うが約
280゜〜310゜の間では後述するように変位が中断
し、これを越えて360゜の位置で完全閉成する迄の
間、変動が大きい。同図Bは、上記シリンダ9内
の圧力変化を示す。ここでクランク回転角が0゜か
ら約250゜に至る間に内圧が急激に上昇し、被圧縮
ガスが効果的に圧縮されることがわかる。約250゜
で内圧は頂点に達し、上記吐出弁12が開放して
低下する。しかし、約280゜〜310゜のあたりで内圧
は激しく上下動する。これは吐出弁12の動きの
変化が大きいことによる。これにともなつて、同
図Cに示すように実際の軸受振動はクランク回転
角度が約280゜〜310゜のあたりで最も大であり、同
図Dに示すように実際の高周波振動はクランク回
転角度が約280゜〜310゜のあたりで最も大である。
を見出して、適切な処置を施せば効果的である。
第10図は、たとえば冷蔵庫用の回転式圧縮機に
おける高周波騒音の発生パターンを分析したもの
である。すなわち、同図Eに示すようにシリンダ
9に対してローラ8が図中反時計廻り方向に偏心
回転するとき、ブレード溝14への転接位置を基
準にローラ8のシリンダ9周壁転接位置であるク
ランク回転角度θを設定する。同図Aに示すの
は、クランク回転角度θに対する上記吐出弁12
の動きの変化を表す。クランク回転角度θが0゜か
ら約250゜に至る間は吐出弁12は閉成し、約250゜
で全開状態に変る。その後閉成方向に向うが約
280゜〜310゜の間では後述するように変位が中断
し、これを越えて360゜の位置で完全閉成する迄の
間、変動が大きい。同図Bは、上記シリンダ9内
の圧力変化を示す。ここでクランク回転角が0゜か
ら約250゜に至る間に内圧が急激に上昇し、被圧縮
ガスが効果的に圧縮されることがわかる。約250゜
で内圧は頂点に達し、上記吐出弁12が開放して
低下する。しかし、約280゜〜310゜のあたりで内圧
は激しく上下動する。これは吐出弁12の動きの
変化が大きいことによる。これにともなつて、同
図Cに示すように実際の軸受振動はクランク回転
角度が約280゜〜310゜のあたりで最も大であり、同
図Dに示すように実際の高周波振動はクランク回
転角度が約280゜〜310゜のあたりで最も大である。
すなわち、軸受振動および高周波騒音とも、吐
出弁12の変動が大のとき最も大となる。これは
次に述べるように推測される。クランク回転角度
が250゜の位置で吐出弁12が開放すると、シリン
ダ9内で圧縮されたガスがバルブカバー13内に
突出し、その壁面に衝突する。一部は吐出孔を介
してシリンダ9内に戻る。吐出弁12の開放中は
上記作用が繰返えされ、いわゆる圧力脈動波とな
る。シリンダ9内においては、このような圧力脈
動の影響を受けてローラ8に変動力が作用し、ロ
ーラ8と回転軸6の偏心クランク部との隙間(ク
リアランス)のため、互いに細かな衝突を繰返え
す。その結果、回転軸6が各軸受10,11に当
つて軸受振動が生じ、この振動は密閉容器1に伝
達して高周波騒音に変る。
出弁12の変動が大のとき最も大となる。これは
次に述べるように推測される。クランク回転角度
が250゜の位置で吐出弁12が開放すると、シリン
ダ9内で圧縮されたガスがバルブカバー13内に
突出し、その壁面に衝突する。一部は吐出孔を介
してシリンダ9内に戻る。吐出弁12の開放中は
上記作用が繰返えされ、いわゆる圧力脈動波とな
る。シリンダ9内においては、このような圧力脈
動の影響を受けてローラ8に変動力が作用し、ロ
ーラ8と回転軸6の偏心クランク部との隙間(ク
リアランス)のため、互いに細かな衝突を繰返え
す。その結果、回転軸6が各軸受10,11に当
つて軸受振動が生じ、この振動は密閉容器1に伝
達して高周波騒音に変る。
このように、回転式圧縮機に特有な高周波騒音
の発生原因は、バルブカバー13に生じた圧力脈
動波がシリンダ9内に戻ることによつてなされる
と結論付けられる。戻る時期は、吐出弁12が開
放した直後であるが、圧縮機の吸込圧、吐出圧お
よびそれぞれの温度、バルブカバー13の形状に
よつても種々異る。冷蔵庫、シヨーケース用では
θ=280゜〜310゜、空気調和機、除湿機用ではθ=
190゜〜220゜であることが判明した。
の発生原因は、バルブカバー13に生じた圧力脈
動波がシリンダ9内に戻ることによつてなされる
と結論付けられる。戻る時期は、吐出弁12が開
放した直後であるが、圧縮機の吸込圧、吐出圧お
よびそれぞれの温度、バルブカバー13の形状に
よつても種々異る。冷蔵庫、シヨーケース用では
θ=280゜〜310゜、空気調和機、除湿機用ではθ=
190゜〜220゜であることが判明した。
本発明は、上記事情に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、吐出弁の開放に
ともなう圧力脈動を吸収して高周波騒音の低減化
を図れる回転式圧縮機を提供しようとするもので
ある。
あり、その目的とするところは、吐出弁の開放に
ともなう圧力脈動を吸収して高周波騒音の低減化
を図れる回転式圧縮機を提供しようとするもので
ある。
本発明は、回転軸の偏心クランク部にローラを
嵌合し、このローラをシリンダ内に偏心回転自在
に収容し、このシリンダの一方の開口面を吐出弁
を備えた軸受で閉塞し、この軸受をバルブカバー
で覆つた回転式圧縮機において、上記シリンダの
内周壁一部で、かつシリンダ内のガスが圧縮され
て吐出弁が開放した後のブレードの当接する位置
に逃し用凹部を設けたことを特徴とする回転式圧
縮機である。
嵌合し、このローラをシリンダ内に偏心回転自在
に収容し、このシリンダの一方の開口面を吐出弁
を備えた軸受で閉塞し、この軸受をバルブカバー
で覆つた回転式圧縮機において、上記シリンダの
内周壁一部で、かつシリンダ内のガスが圧縮され
て吐出弁が開放した後のブレードの当接する位置
に逃し用凹部を設けたことを特徴とする回転式圧
縮機である。
また本発明は、回転軸の偏心クランク部にロー
ラを嵌合し、このローラをシリンダ内に偏心回転
自在に収容し、このシリンダの一方の開口面を吐
出弁を備えた軸受で閉塞し、この軸受をバルブカ
バーで覆つたものにおいて、上記バルブカバーで
覆われる軸受周面部位に案内孔を設け、上記回転
軸にこの回転にともなつて上記案内孔に間欠的に
連通するガス逃し孔を穿設したことを特徴とする
回転式圧縮機である。
ラを嵌合し、このローラをシリンダ内に偏心回転
自在に収容し、このシリンダの一方の開口面を吐
出弁を備えた軸受で閉塞し、この軸受をバルブカ
バーで覆つたものにおいて、上記バルブカバーで
覆われる軸受周面部位に案内孔を設け、上記回転
軸にこの回転にともなつて上記案内孔に間欠的に
連通するガス逃し孔を穿設したことを特徴とする
回転式圧縮機である。
本発明においては、シリンダ内のガスが圧縮さ
れて吐出弁が開放した後、ブレードがシリンダ内
周壁に設けられる逃し用凹部に当接する。この状
態で、上記逃し用凹部を介してシリンダ内の圧縮
ガス室と吸込ガス室とが一時的に連通され、圧縮
ガス室の圧力脈動が吸込ガス室に逃げて吸収され
る。このように、吐出弁が開放して生じる最初の
圧力脈動が吸収されるので、ローラが逃し用凹部
を通過しても圧力脈動が発生しない。
れて吐出弁が開放した後、ブレードがシリンダ内
周壁に設けられる逃し用凹部に当接する。この状
態で、上記逃し用凹部を介してシリンダ内の圧縮
ガス室と吸込ガス室とが一時的に連通され、圧縮
ガス室の圧力脈動が吸込ガス室に逃げて吸収され
る。このように、吐出弁が開放して生じる最初の
圧力脈動が吸収されるので、ローラが逃し用凹部
を通過しても圧力脈動が発生しない。
また本発明は、シリンダ内のガスが圧縮されて
吐出弁が開放した後、回転軸に穿設されるガス逃
し孔が軸受に設けられる案内孔に瞬間的に連通す
る。このとき、バルブカバーに吐出される圧縮ガ
スを案内孔からガス逃し孔を介して密閉容器内に
一時的に逃し、したがつて圧力脈動が密閉容器内
に逃げて吸収される。
吐出弁が開放した後、回転軸に穿設されるガス逃
し孔が軸受に設けられる案内孔に瞬間的に連通す
る。このとき、バルブカバーに吐出される圧縮ガ
スを案内孔からガス逃し孔を介して密閉容器内に
一時的に逃し、したがつて圧力脈動が密閉容器内
に逃げて吸収される。
以下、本発明の一実施例を第2図および第3図
A,Bにもとづいて説明する。なお、上記第1図
と同様箇所は同番号を付し説明を省略する。すな
わち、第2図は回転式圧縮機の圧縮機部3主要部
を示し、シリンダ9aの一方の開口面は回転軸6
を枢支する主軸受10で閉塞される。この主軸受
10は吐出弁12を備え、かつバルブカバー13
で覆われる。上記回転軸6の偏心クランク部6a
は上記シリンダ9a内に位置し、かつローラ8が
嵌合される。第3図Aに示すようにシリンダ9a
の内周壁にはブレード溝15が設けられる。この
ブレード溝15内には図示しないブレードが挿着
され、その先端縁が上記ローラ8に当接するよう
弾性的に押圧される。ローラ8はシリンダ9a内
を図において時計廻り方向に回転するようになつ
ている。上記ブレード溝15の中心軸Lを基準と
して、ローラ8の反回転方向側にα゜存したところ
のシリンダ9a内周壁に吐出用切欠部16が設け
られる。この吐出用切欠部16は第3図Bに示す
ようにシリンダ9aの上面側角部が切欠されてな
り、上記主軸受10に設けられる吐出孔17と位
置が一致する。また、ブレード溝15の中心軸L
を基準としてローラ8の回転方向側に゜存した位
置に消音手段であるところの逃し用凹部18が設
けられる。この逃し用凹部18は、シリンダ9a
の上端面から下端面にかけて設けられる断面半円
状の凹部である。冷蔵庫、シヨーケース用の圧縮
機では゜=280゜〜310゜、空気調和機、除湿機用で
は゜=190〜220゜である。
A,Bにもとづいて説明する。なお、上記第1図
と同様箇所は同番号を付し説明を省略する。すな
わち、第2図は回転式圧縮機の圧縮機部3主要部
を示し、シリンダ9aの一方の開口面は回転軸6
を枢支する主軸受10で閉塞される。この主軸受
10は吐出弁12を備え、かつバルブカバー13
で覆われる。上記回転軸6の偏心クランク部6a
は上記シリンダ9a内に位置し、かつローラ8が
嵌合される。第3図Aに示すようにシリンダ9a
の内周壁にはブレード溝15が設けられる。この
ブレード溝15内には図示しないブレードが挿着
され、その先端縁が上記ローラ8に当接するよう
弾性的に押圧される。ローラ8はシリンダ9a内
を図において時計廻り方向に回転するようになつ
ている。上記ブレード溝15の中心軸Lを基準と
して、ローラ8の反回転方向側にα゜存したところ
のシリンダ9a内周壁に吐出用切欠部16が設け
られる。この吐出用切欠部16は第3図Bに示す
ようにシリンダ9aの上面側角部が切欠されてな
り、上記主軸受10に設けられる吐出孔17と位
置が一致する。また、ブレード溝15の中心軸L
を基準としてローラ8の回転方向側に゜存した位
置に消音手段であるところの逃し用凹部18が設
けられる。この逃し用凹部18は、シリンダ9a
の上端面から下端面にかけて設けられる断面半円
状の凹部である。冷蔵庫、シヨーケース用の圧縮
機では゜=280゜〜310゜、空気調和機、除湿機用で
は゜=190〜220゜である。
しかして、シリンダ9a内をローラ8が偏心回
転し、ブレードとともにシリンダ9a内を圧縮ガ
ス室と吸込ガス室とに区画する。これら各室の容
量はローラ8の回転にともなつて変化し、圧縮ガ
ス室内のガスは徐々に圧縮される。ローラ8のシ
リンダ9a内当接位置が逃し用凹部18の手前に
到達したところで、ガスは所定圧まで圧縮され、
吐出弁12が開放する。したがつて、ガスは吐出
用切欠部16および吐出孔17を介してバルブカ
バー13内に導出される。導出されるガスは高圧
であるから、バルブカバー13とシリンダ9a内
の圧縮ガス室との間に圧力脈動が生じる。しかし
ながら、ローラ8のシリンダ9a内当接位置は逃
し用凹部18に移る。ここで圧縮ガス室と吸込ガ
ス室とが連通することとなり、圧縮ガス室の上記
圧力脈動が吸込ガス室に逃げて吸収される。吐出
弁12が開放して生じる最初の圧力脈動が吸収さ
れるので、ローラ8が逃し用凹部18からブレー
ド溝15側に当接位置を変えても、圧力脈動がほ
とんど発生することがなく、高周波騒音が低減す
る。
転し、ブレードとともにシリンダ9a内を圧縮ガ
ス室と吸込ガス室とに区画する。これら各室の容
量はローラ8の回転にともなつて変化し、圧縮ガ
ス室内のガスは徐々に圧縮される。ローラ8のシ
リンダ9a内当接位置が逃し用凹部18の手前に
到達したところで、ガスは所定圧まで圧縮され、
吐出弁12が開放する。したがつて、ガスは吐出
用切欠部16および吐出孔17を介してバルブカ
バー13内に導出される。導出されるガスは高圧
であるから、バルブカバー13とシリンダ9a内
の圧縮ガス室との間に圧力脈動が生じる。しかし
ながら、ローラ8のシリンダ9a内当接位置は逃
し用凹部18に移る。ここで圧縮ガス室と吸込ガ
ス室とが連通することとなり、圧縮ガス室の上記
圧力脈動が吸込ガス室に逃げて吸収される。吐出
弁12が開放して生じる最初の圧力脈動が吸収さ
れるので、ローラ8が逃し用凹部18からブレー
ド溝15側に当接位置を変えても、圧力脈動がほ
とんど発生することがなく、高周波騒音が低減す
る。
なお、上記実施例においては、消音手段として
の逃し用凹部18をシリンダ9aの上端面から下
端面にかけて設けたが、これに限定されるもので
はなく、たとえば第4図A,Bに示すように、シ
リンダ9bの上端面角部のみ設けた逃し用切欠部
18aであつてもよい。すなわち、吐出用切欠部
16と略同様形状となる。位置は上記実施例と全
く同一とする。したがつて、同一の作用効果を得
る。
の逃し用凹部18をシリンダ9aの上端面から下
端面にかけて設けたが、これに限定されるもので
はなく、たとえば第4図A,Bに示すように、シ
リンダ9bの上端面角部のみ設けた逃し用切欠部
18aであつてもよい。すなわち、吐出用切欠部
16と略同様形状となる。位置は上記実施例と全
く同一とする。したがつて、同一の作用効果を得
る。
また、第5図および第6図A,Bに示すような
消音手段であつてもよい。すなわち、主軸受10
のボス部10aに設けられる案内孔20と、回転
軸6に設けられるガス逃し孔21とからなる。上
記案内孔20は上記ブレード溝15の中心軸Lを
基準として、ローラ8の反回転方向にα゜の位置と
する。上記ガス逃し孔21は、上記中心軸Lを基
準として、ローラ8の回転方向にβ゜の位置で、か
つ上記案内孔20と対向する高さ位置に穿設され
る導出孔21aと、この導出孔21aと連通する
よう回転軸6の軸心に沿つて設けられた軸孔21
bとからなる。この軸孔21bは回転軸6の下端
面に開口する。なお、α゜+β゜=360゜−゜の関係
と
する。
消音手段であつてもよい。すなわち、主軸受10
のボス部10aに設けられる案内孔20と、回転
軸6に設けられるガス逃し孔21とからなる。上
記案内孔20は上記ブレード溝15の中心軸Lを
基準として、ローラ8の反回転方向にα゜の位置と
する。上記ガス逃し孔21は、上記中心軸Lを基
準として、ローラ8の回転方向にβ゜の位置で、か
つ上記案内孔20と対向する高さ位置に穿設され
る導出孔21aと、この導出孔21aと連通する
よう回転軸6の軸心に沿つて設けられた軸孔21
bとからなる。この軸孔21bは回転軸6の下端
面に開口する。なお、α゜+β゜=360゜−゜の関係
と
する。
したがつて、回転軸6が回転し、その回転角度
が゜となつた瞬間だけ、すなわち回転軸6の回転
にともない間欠的に案内孔20と導出孔21aと
が連通する。このため、吐出弁12が開放してバ
ルブカバー13内に導びかれたガスの一部が、案
内孔20と導出孔21aを介し、軸孔21bから
密閉容器1内に逃げる。結局、バルブカバー13
内の圧力脈動を密閉容器1内に逃して高周波騒音
を低減化させ得る。
が゜となつた瞬間だけ、すなわち回転軸6の回転
にともない間欠的に案内孔20と導出孔21aと
が連通する。このため、吐出弁12が開放してバ
ルブカバー13内に導びかれたガスの一部が、案
内孔20と導出孔21aを介し、軸孔21bから
密閉容器1内に逃げる。結局、バルブカバー13
内の圧力脈動を密閉容器1内に逃して高周波騒音
を低減化させ得る。
なお、上記実施例においては、ローラ8を単体
のものとして用いたが、これに限定されるもので
はなく、以下に述べるようにしてもよい。すなわ
ち、第7図は回転式圧縮機を示し、この圧縮機部
3には図示しない消音手段が設けられる。また、
回転軸6の偏心クランク部6aには内側ローラ8
aと外側ローラ8bとからなる二重構造のローラ
8が嵌合される。このローラ8はシリンダ9内を
偏心回転自在に収容されること上記実施例と同様
である。そして、第8図および第9図に示すよう
に上記内側ローラ8aの外周面に沿つて油溝22
が設けられるとともにこの油溝22と内周面とを
連通する複数の油孔23…が放射状に穿設され
る。あるいは、このような形状の内側ローラ8a
に換えて、含有材料からなる内側ローラ8a′を用
いてもよい。この内側ローラ8a′の場合は何らの
加工も必要ない。
のものとして用いたが、これに限定されるもので
はなく、以下に述べるようにしてもよい。すなわ
ち、第7図は回転式圧縮機を示し、この圧縮機部
3には図示しない消音手段が設けられる。また、
回転軸6の偏心クランク部6aには内側ローラ8
aと外側ローラ8bとからなる二重構造のローラ
8が嵌合される。このローラ8はシリンダ9内を
偏心回転自在に収容されること上記実施例と同様
である。そして、第8図および第9図に示すよう
に上記内側ローラ8aの外周面に沿つて油溝22
が設けられるとともにこの油溝22と内周面とを
連通する複数の油孔23…が放射状に穿設され
る。あるいは、このような形状の内側ローラ8a
に換えて、含有材料からなる内側ローラ8a′を用
いてもよい。この内側ローラ8a′の場合は何らの
加工も必要ない。
しかして、回転軸6の回転にともなつて潤滑油
が密閉容器1の内底部から吸上げられ、偏心クラ
ンク部6aの周面から油孔23…および油溝22
に導びかれ、内側ローラ8aと外側ローラ8bと
の接合面に油膜を形成する。このことから、内、
外側ローラ8a,8bは自由に回転するが、互い
の間の油膜がシヨツクを吸収して、シリンダ9内
の圧力変動が偏心クランク部6aに伝達するのを
防止できる。さらに、外側ローラ8bは周速度が
下り、ブレード24の摩耗低減化を得る。たとえ
回転軸6が10000rpm程度の高速回転を行つても、
油切れの虞れはない。
が密閉容器1の内底部から吸上げられ、偏心クラ
ンク部6aの周面から油孔23…および油溝22
に導びかれ、内側ローラ8aと外側ローラ8bと
の接合面に油膜を形成する。このことから、内、
外側ローラ8a,8bは自由に回転するが、互い
の間の油膜がシヨツクを吸収して、シリンダ9内
の圧力変動が偏心クランク部6aに伝達するのを
防止できる。さらに、外側ローラ8bは周速度が
下り、ブレード24の摩耗低減化を得る。たとえ
回転軸6が10000rpm程度の高速回転を行つても、
油切れの虞れはない。
また、含油材料が形成される内側ローラ8a′を
用いても、全く同様の作用効果である振動吸収と
摩耗低減化を得られる。
用いても、全く同様の作用効果である振動吸収と
摩耗低減化を得られる。
本発明は、ごく簡単な加工のみでコストに悪影
響を与えることなく、圧力脈動を吸収して高周波
騒音の低減化を図れるという効果を奏する。
響を与えることなく、圧力脈動を吸収して高周波
騒音の低減化を図れるという効果を奏する。
第1図は本発明の従来例を示す回転式圧縮機の
縦断面図、第2図は本発明の一実施例を示す回転
式圧縮機要部の縦断面図、第3図Aはそのシリン
ダの平面図、同図Bはその一部縦断面図、第4図
Aは他の実施例を示すシリンダの平面図、同図B
はその一部縦断面図、第5図はまた他の実施例を
示す要部の縦断面図、第6図Aはその主軸受の平
面図、同図Bは回転軸の平面図、第7図はまた他
の実施例を示す回転式圧縮機の縦断面図、第8図
はその圧縮機部の横断平面図、第9図はその分解
斜視図、第10図AないしEは圧力脈動を説明す
るための図である。 6……回転軸、6a……偏心クランク部、8…
…ローラ、9a……シリンダ、12……吐出弁、
10……主軸受、13……バルブカバー、18…
…逃し用凹部、20……案内孔、21……ガス逃
し孔。
縦断面図、第2図は本発明の一実施例を示す回転
式圧縮機要部の縦断面図、第3図Aはそのシリン
ダの平面図、同図Bはその一部縦断面図、第4図
Aは他の実施例を示すシリンダの平面図、同図B
はその一部縦断面図、第5図はまた他の実施例を
示す要部の縦断面図、第6図Aはその主軸受の平
面図、同図Bは回転軸の平面図、第7図はまた他
の実施例を示す回転式圧縮機の縦断面図、第8図
はその圧縮機部の横断平面図、第9図はその分解
斜視図、第10図AないしEは圧力脈動を説明す
るための図である。 6……回転軸、6a……偏心クランク部、8…
…ローラ、9a……シリンダ、12……吐出弁、
10……主軸受、13……バルブカバー、18…
…逃し用凹部、20……案内孔、21……ガス逃
し孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転軸の偏心クランク部にローラを嵌合し、
このローラをシリンダ内に偏心回転自在に収容
し、このシリンダの一方の開口面を吐出弁を備え
た軸受で閉塞し、この軸受をバルブカバーで覆つ
たものにおいて、上記シリンダの内周壁一部で、
かつシリンダ内のガスが圧縮されて吐出弁が開放
した後のブレードの当接する位置に設けられシリ
ンダ内の圧縮ガス室と吸込ガス室とを一時的に連
通させる逃し用凹部を具備したことを特徴とする
回転式圧縮機。 2 回転軸の偏心クランク部にローラを嵌合し、
このローラをシリンダ内に偏心回転自在に収容
し、このシリンダの一方の開口面を吐出弁を備え
た軸受で閉塞し、この軸受をバルブカバーで覆つ
たものにおいて、上記バルブカバーで覆われる軸
受周面部位に設けられる案内孔と、上記回転軸に
穿設されこの回転にともなつて上記案内孔に間欠
的に連通しバルブカバーに吐出される圧縮ガスを
案内孔から回転軸を介して密閉容器内に一時的に
逃すガス逃し孔とを具備したことを特徴とする回
転式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245983A JPS59158396A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245983A JPS59158396A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 回転式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59158396A JPS59158396A (ja) | 1984-09-07 |
| JPH028158B2 true JPH028158B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=12359551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3245983A Granted JPS59158396A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59158396A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0768951B2 (ja) * | 1987-01-20 | 1995-07-26 | 三菱重工業株式会社 | 回転圧縮機 |
| JP6070069B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2017-02-01 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
| CN104564690B (zh) * | 2015-01-08 | 2016-11-16 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 压缩机构和具有其的压缩机 |
| CN105485021B (zh) * | 2016-01-25 | 2018-11-16 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 双缸压缩机及空调器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5514982A (en) * | 1978-07-19 | 1980-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Muffler for sealed type compressor |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP3245983A patent/JPS59158396A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59158396A (ja) | 1984-09-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4427351A (en) | Rotary compressor with noise reducing space adjacent the discharge port | |
| US8002528B2 (en) | Compressor assembly having vibration attenuating structure | |
| JP3199694B2 (ja) | 密閉型回転圧縮機の吐出マフラー | |
| JP4008883B2 (ja) | 密閉型回転式圧縮機のマフラー | |
| KR100285846B1 (ko) | 밀폐형회전압축기 | |
| KR100860687B1 (ko) | 압축기 | |
| JPH028158B2 (ja) | ||
| JPH0248755B2 (ja) | Sukurooruatsushukukinokyuyusochi | |
| JPH0639119Y2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
| KR100286831B1 (ko) | 로터리 압축기의 공명기 | |
| US5788472A (en) | Hermetic rotary compressor with eccentric roller | |
| CN100501157C (zh) | 压缩机的消声器安装结构 | |
| JP4595942B2 (ja) | 圧縮機 | |
| JPS5885389A (ja) | 2シリンダ形ロ−リングピストン式圧縮機 | |
| KR100480128B1 (ko) | 밀폐형 압축기의 마찰손실 저감장치 | |
| JPS5851425Y2 (ja) | ベ−ン型回転式圧縮機 | |
| JPH0338474Y2 (ja) | ||
| JPH1018985A (ja) | 流体圧縮機 | |
| KR200315066Y1 (ko) | 로터리 압축기 | |
| JP3940808B2 (ja) | 圧縮機 | |
| JPH08193584A (ja) | ロータリ式圧縮機 | |
| JPS62159786A (ja) | 回転ベ−ン式ポンプ | |
| JPH0264288A (ja) | 密閉型回転式圧縮機 | |
| KR100286024B1 (ko) | 밀폐형압축기 | |
| JP2015113808A (ja) | ロータリ圧縮機 |