JPH0284952A - 樹脂製歯冠及び樹脂製架工義歯 - Google Patents

樹脂製歯冠及び樹脂製架工義歯

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JPH0284952A
JPH0284952A JP63236265A JP23626588A JPH0284952A JP H0284952 A JPH0284952 A JP H0284952A JP 63236265 A JP63236265 A JP 63236265A JP 23626588 A JP23626588 A JP 23626588A JP H0284952 A JPH0284952 A JP H0284952A
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paste
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tooth
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Hiroshi Kimura
博 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は歯科治療に於いて使用される技工法及び審美性
の改良された樹脂製歯冠及び樹脂製架工義歯に関する。
[従来の技術] レジン前装鋳造冠や架工義歯に使用される歯冠用硬質レ
ジンは有機複合フィラーや光重金型のレジンが採用され
るようになり、初期の頃と比較すると機械的強度や硬度
及び操作性は格段に向上した。しかし、レジン前装鋳造
冠や架工義歯に使用される硬質レジンのフレームや連結
部には従来どおり、金−銀一パラジウム合金、ニッケル
ークロム合金やコバルト−クロム合金などの金属が使用
されているため、金属と硬質レジンとの接着性や金属色
が表面に表れ、審美的修復が困難であるなどの点で問題
を残し、硬質レジンの性能が十分に生かされていない。
更に金属の使用は鋳造工程を含むため熟練された技術と
時間を要する。
又、ニッケル系の合金を使用した場合には安全性上の問
題も心配される。
E問題点を解決する手段】 本発明は技工法及び審美性の改良された樹脂製歯冠及び
樹脂製架工義歯に関する。
即ち、本発明は金属性フレーム及び金属性連結部の代替
として簡単な技工法で審美的修復のできるFRP製フレ
ーム及びFRP製連結部を使用することを特徴とする樹
脂製歯冠及び樹脂製架工義歯に関する 本発明に使用するFRPとは、繊維に不飽和ボリエステ
ル樹脂又はラジカル重合性モノマー及び又はラジカル重
合性オリゴマーを含浸し、ラジカル重合反応により硬化
するものである。
繊維としては、ガラス繊維、カーボン繊維、グラファイ
ト繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、テトロン繊維等
を使用することができるが、活性光線の透過性、透明性
、着色性、経済性及び機械的強度等のバランスのとれた
ガラス繊維が好ましい。
繊維の形態としてはロービング、マット、クロス等いず
れでもよく、クロスの場合の織り方も平織、目抜平織、
綾織、朱子織等いずれでもよい。
又、繊維のバインダー及び表面処理剤は通常、ポリエス
テル及びシランカップリング剤等の公知の物を使用すれ
ばよい。
不飽和ポリエステル樹脂としては、無水マレイン酸ある
いはフマル酸のような不飽和酸を必ず一成分として含み
、これに無水フタル酸、イソフタル酸などの飽和多塩基
酸を併用して、プロピレングリコール、エチレングリコ
ールなどの多価アルコールとエステル化して得られる不
飽和アルキッドを下記のラジカル重合性モノマーに溶解
して得られるものを使用する。
ラジカル重合性モノマー及びオリゴマーとしては、アク
リル酸エステル、メタアクリル酸エステル、エチレン性
不飽和結合を有する一価又は多価アルコールなどのエチ
レン性不飽和化合物の他、ウレタン−アクリレート共重
合体、ウレタン−メタクリレート共重合体或はビスフェ
ノールAとグリシジル(メタ)アクリレートとの反応生
成物などが挙げられる。又、これらラジカル重合性モノ
マー及びオリゴマーの21i1以上を混合して使用する
こともできる。
更に、具体的に例示すれば、スチレン、ビニルトルエン
や(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ルなどの(メタ)アクリル酸アルキル、(メタ)アクリ
ル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2
−ヒドロキシプロピル、エチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ボリブロビレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ブチレングリコール(メタ)アクリレート、ヘキシレ
ングリコール(メタ)アクリレート、2.2−ビス[4
−(メタ)アクリロイルオキシフェニル】プロパン、2
.2−ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシジシクロ
ヘキシルJプロパン、2.2−ビス【3−(メタ)アク
リロイルオキシ2−ヒドロキシプロポキシフェニル]プ
ロパン、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシカルボニ
ル無水フタル酸などのモノマー及びオリゴマーが挙げら
れる。
ラジカル重合反応に゛よる硬化は、加熱重合開始剤を使
用しての加熱重合、光重合開始剤を使用し活性光線の照
射により硬化させる光重合、電子線照射により硬化させ
る電子線硬化及び重合開始剤と促進剤を併用する常温で
の酸化−還元反応(レドックス反応)等により行うこと
ができるが、操作性や設備の面から考えると加熱重合又
は光重合が更には光重合が特に好ましい。
加熱重合を行う場合の加熱重合開始剤としては例えばベ
ンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイド、ジターシャリ−ブチル
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン
、2,5−ジメチルへキシル−2,5ジ(パーオキシベ
ンゾエート)およびt−ブチルパーベンゾエート等が挙
げられるが貯蔵安定性や硬化特性の点よりベンゾイルパ
ーオキサイド、L−ブチルパーベンゾエートが好ましい
。使用量は硬化特性及び貯蔵安定性の点から不飽和ポリ
エステル樹脂又はラジカル重合性モノマー及び又はラジ
カル重合性オリゴマーの合計量に対し0.3〜3.0重
量%用いるのが適当である。
光重合を行う場合の光重合開始剤は照射する活性光線に
より異なり、活性光線として紫外線を使用する場合は例
えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテル、デシルブロマイド、α
−メチルベンゾイン等の如きアシロイン及びその誘導体
;アセトフェノン、ベンゾフェノン、2−メチルアント
ラキノン、チオキサントン、シクロヘキサン、〇−ベン
ゾイル安息香酸メチルエステル9−フルオレノン等の如
きカルボニル化合物;ベンジル及びジアセチルの如きジ
ケトン類;ジフェニルモノサルファイド、デシルフェニ
ルサルファイド、テトラメチルチウラムモノサルファイ
ド等の如き有機サルファイド類;p−ジメチルアミノベ
ンツアルデヒド、p−ジメチルアミノアセトフェノン、
4−ジメチルアミノベンゾニトリル、p−ジメチルアミ
ノ安息香酸アミルエステル、p−ジメチルアミノヘンシ
フエノン、p、p’−テトラエチルジアミノベンゾフェ
ノン等の如き第3級アミノ基を含む化合物:p−トルエ
ンスルホニルクロライド、1−ナフタレンスルホニルク
ロライド、2−ナフタレンスルホニルクロライド、1,
3−ベンゼンジスルホニルクロライド、2.4−ジニト
ロベンゼンスルホニルブロマイド、p−アセトアミドベ
ンゼンスルホニルクロライド等の如きスルホニルハライ
ド類等が挙げられる。これら公知の光重合開始剤は、1
種又は2種以上の混合物の形で使用することができ、そ
の使用量は特に制限はないが、光重合性と経済性の点か
ら通常不飽和ポリエステル樹脂又はラジカル重合性モノ
マー及び又はラジカル重合性オリゴマーの合計重量の0
.5%以上20%以下で用いられるのが適当である。
又、活性光線として可視光線を使用する場合の光重合開
始剤は、光増感剤と還元剤からなり、光増感剤としては
、α−ケトカルボニル化合物が使用される。α−ケトカ
ルボニル化合物としては、α−ジケトン、α−ケトアル
デヒド、α−ケトカルボン酸、α−ケトカルボン酸エス
テルなどが挙げられる。上記のα−ケトカルボニル化合
物の中では、安定性の優れたα−ジケトンが好ましい。
α−ジケトンのなかでは、ジアセチル、ベンジル、カン
ファーキノンが特に好ましい。α−ケトカルボニル化合
物は不飽和ポリエステル樹脂又はラジカル重合性単量体
及び又はラジカル重合性オリゴマーの合計量に対して、
0.001〜10重量%、好ましくは0.05〜5を量
%の範囲で使用される。
α−ケトカルボニル化合物が0.001重量%未満では
、十分な光増感効果が得られず101i量%を越え、る
場合は、それ以上光増感効果が向上せず、無意味である
ばかりではなく得られた光重合性FRPの貯蔵安定性が
低く好ましくない。
還元剤としては、例えばN、N−ジメチルアリニン、N
、N−ジエチルアニリン、N、N−ジベンジルアニリン
、N、N−ジメチル−p−トルイジン、N、N−ジエチ
ル−p−トルイジン、N、N −ジエチル−m−トルイ
ジン、p−ブロモ−N、N−ジメチルアリニン、m−ク
ロロ−N、N−ジメチルアニリン、p−ジメチルアミノ
ベンズアルデヒド、p−ジメチルアミノアセトフェノン
、p−ジメチルアミノベンゾイックアシッド、p−ジメ
チルアミノベンゾイックアシッドエチルエステル、p−
ジメチルアミノベンゾイックアシッドアミノエステル、
N、N−ジメチルアンスラニリックアシッドジメチルエ
ステル、N、N−ジヒドロキシエチルアニリン、N、N
−ジヒドロキシエチル−p−トルイジン、p−ジメチル
アミノフェネチルアルコール、p−ジメチルアミノスチ
ルベン、N、N−ジメチル−3,5−キシリジン、4−
ジメチルアミノピリジン、N、N−ジメチル−α−ナフ
チルアミン、N、N−ジメチル−β−ナフチルアミン、
トリブチルアミン、トリプロピルアミン、トリエチルア
ミン、N−メチルジェタノールアミン、N−エチルジェ
タノールアミン、N、Nジメチルヘキシルアミン、N、
N−ジメチルドデシルアミン、N、N−ジメチルステア
リルアミン、N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート、N、N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、
2,2°−(n−ブチルイミノ)ジェタノール等の第3
級アミン類;5−ブチルバルビッール酸、l−ベンジル
−5−7エニルバルビツール酸等のバルビッール酸類等
が挙げられる。これら公知の還元剤は、1種又は2種以
上の混合物の形で使用することができ、還元剤は不飽和
ポリエステル樹脂又はラジカル重合性モノマー及び又は
ラジカル重合性オリゴマーの合計量に対して0.001
〜10を量%、好ましくは0.05〜5重量%の割合で
使用される。
還元剤が0.001重量%未満では十分な還元効果が得
られず、10重量%を賊える場合は、得られた光重合性
繊維強化プラスチックの貯蔵安定性が低く好ましくない
繊維と含浸する不飽和ポリエステル樹脂又はラジカル重
合性モノマー及び又はラジカル重合性オリゴマーの割合
は繊維の種類及び形態、更には不飽和ポリエステル樹脂
又はラジカル重合性モノマー及び又はラジカル重合性オ
リゴマーの種類及び粘度等によって異なるが、一般的に
(繊維)/(不飽和ポリエステル樹脂又はラジカル重合
性モノマー及び又はラジカル重合性オリゴマー)が重量
比で0.05〜1.0種度であり、石膏模型上でFRP
製フレームおよびFRP製連結部を製作する際に操作し
易い稠度になるような割合にすればよい。
本発明に使用する不飽和ポリエステル樹脂又はラジカル
重合性モノマー及び又はラジカル重合性オリゴマーには
更に必要に応じて他の成分、例えば低収縮剤、粉末状充
填剤、粘着性付与剤、重合調節剤、重合抑制剤、顔料な
どを配合することもできる。
本発明に使用するFRPの形態はシート状及びバルク状
のいずれでもよいが技工操作の面から考えるとシート状
の法が好ましい。FRPは通常の方法により製造できる
本発明の樹脂製架工義歯の連結部にFRPを使用する場
合に必要に応じて、金属製の補強線を芯材として使用し
ても差し支えない。
本発明に使用するFRPが加熱重合タイプの場合は70
〜150℃で1〜30分加熱するか、石膏模型上にFR
Pを圧接した状態で電子レンジの中に入れ1〜30分マ
イクロ波重合することにより硬化させることができる。
FRPが光重合タイプの場合は従来の光重合性材料と同
様にハロゲンランプ、キセノンランプ、蛍光灯あるいは
太陽光などを光源とする光によって光重合することがで
きる。光硬化の際の温度は通常0〜80℃、好ましくは
5〜50℃の範囲であり、光照射の時間は通常1秒〜5
分である。
本発明の樹脂製歯冠及び樹脂製架工義歯は石膏模型上で
製作されるが製作後のFRP製フレームやFRP製連結
部と石膏模型の離型を容易にするため石膏模型上に溶液
タイプやワックスタイプのレジン分離材を塗布すること
が好ましい。
以下に実施例及び比較例によって本発明の詳細な説明す
る。
実施例及び比較例 第1図は従来のレジン前装鋳造冠の断面図である。レジ
ン前装鋳造冠は支台歯の上に鋳造により作成した歯科用
合金製の鋳造冠2が位置し、鋳造冠2の表面にはレジン
との嵌合を計るためにリテンションビーズ3が施される
。更に鋳造冠の金属色をカバーするためにオペーク剤4
を塗布し、更に歯頚部にサービカルペースト5を盛りつ
ける。
その上にデンチン用ペースト6とエナメル用ペースト7
を築盛して天然歯様の色及び構造としている。
第2図は本発明のFRP製フレーム使用レジン前装樹脂
製歯冠の断面図である。レジン前装樹脂製歯冠は支台歯
1の上に光硬化により製作したFRP製フリフレーム8
置し、その上に歯質に合わせて、歯頚部にサービカルペ
ースト5、デンチン用ペースト6及びエナメル用ペース
ト7を築盛して天然歯様の色及び構造としている。
第3図は曲げ試験片の形状を表す。(A)は平面図、(
B)は正面図、(C)は側面図である。第4図は引張り
試験片の形状を表す。(A)は平面図、(B)は正面図
、(C)は側面図である。
第5図は剪断接着試験片を示す図であり、第6図は剪断
接着強度の測定方法を示す概略図である。(A)はその
正面図、(B)はその側面図である。剪断接着試験片は
接着面を#600エメリー紙で研摩したポリメチルメタ
クリレート板13にFRP 12を圧接硬化したものを
基材とし、FRP12の上に歯科用硬質レジン10また
はレジンセメント11を接着硬化し製作した。剪断接着
強度の測定は黄銅板9に荷重りをかけて測定した。
第7図はFRPと歯科用硬質レジンとの剪断接着強度の
測定結果、第8図はFRPとレジンセメントとの剪断接
着強度の測定結果を各々示すグラフである。
次に本発明を更に具体的に説明する。
[光重合性繊維強化プラスチックの製造](製造例1) ナトリウムランプ照明の室内で2,2−ビス[4−(3
−メタクリロキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)−フェ
ニル1プロパン9031[置部とトリエチレングリコー
ルジメタクリレート10重量部に光重合開始剤としてカ
ンファーキノン0.2重量%とN、N−ジメチルアミノ
エチルメタクリレート1.0ffi量%を添加して混合
し光重合開始剤含有ラジカル重合性モノマーを得た。繊
維基材として旭ファイバーグラス〈株)製のガラス繊維
、グラスロン・コンティニュアスストランドマットM8
609−300 (重さ:300g/ぜ)を使用し、上
記光重合開始剤含有ラジカル重合性モノマーを繊維基材
に含浸させボレエチレンフイルムで両面をカバーした後
、フィルムの上からローラーで加圧し、含浸の促進及び
脱泡を十分に行ない所定の長さに巻き取りシート状の材
料とした。製造したシート状の材料のガラス繊維含有率
は28%、厚さは0.8閣であった。
比較例1 (レジン前装鋳造冠の製作) ■スタデイーモデルにッシン製500A)を印象採取後
、超硬石膏を注入し、1−の単冠の支台歯模型を製作し
た。
■支台歯模型を咬合器に装着した。
■支台歯模型上でワックスアップした。
■ワックスパターンを約0.4m削除する窓開は操作を
行った。
■窓開けした部分に接着剤を塗布し、リテンションビー
ズをふりかけ、振とうにより余分なリテンションビーズ
を取り除いた。
■リテンションビーズを賦与したワックスパターンに鋳
込方向を考慮して、スプルー線を立て鋳造リングの中心
付近に(るように円錐台に植立した。
■鋳造リング内面にキャスティングライナー(面至製)
を−層貼り付けた。
■円錐台、に鋳造リングを取り付はクリストバライト埋
没材(面至製)で埋没した。
01.5時間常温で放置し、埋没剤を硬化させ鋳型とし
た。
[相]鋳型を円錐台から取りはずし、自動電気炉(面至
製:オートファーネスFP−V[)に入れプログラムに
より90分かけて常温から700℃まで昇温してワック
スパターンを消却し、鋳型を完成した。
■遠心鋳造器(カー社製)に鋳造リングに適応する専用
ルツボをセットした。
@鋳造物及び湯ダマリ相当量の金−銀一バラジウム合金
(面至製;キャストウェルMC)をセットしたルツボ内
に入れ、ブローパイプ(日本医療器製:TN式DP型)
で加熱溶解し、次いで鋳型を遠心鋳造器にセットし、キ
ャストタイミングになったところで遠心鋳造を行った。
[相]鋳型を常温まで放冷した後、割って鋳造物を取り
出した。
[相]鋳造物に付着した埋没材をサンドプラスター(積
水工事製すハラ)で除去した。
■金−銀−パラジウム合金清掃液(面至製:パラクリー
ン)を入れたガラス製ビーカーに鋳造物を入れ、超音波
洗浄により°鋳造物表面の酸化膜を清掃除去した。
[相]鋳造物のスプルー線をカットし、ラウンドバー及
びシリコンポイントで鋳造物のパリや突起などを除去し
た。
■慎重に鋳造物を支台歯模型にセットし、マージン部の
適合をチエツクした。
[相]バー類及びシリコンポイントで鋳造物の研磨を行
い超音波洗浄を行った。
[相]可視光線重合タイプ歯冠用硬質レジン(Kulz
er製・デンタカラー)による前装 イ)オペーク剤の粉液をメーカー指示とおり3:1で混
和し、鋳造物(メタルフレーム)に薄く均一に塗布した
口〉可視光線照射器(Kulzer製:デンタカラーX
S)で90秒間重合した。
ハ)サービカルペーストを歯頚部に盛りっけ30秒間重
合した。
二)デンチン用ペーストを中心部に盛りっけ30秒間重
合した。
ホ)エナメル剤を築盛し、形態を整えた後、90秒間光
重合した。
へ)形態修正及び研磨をして仕上げ、1−のレジン前装
鋳造冠を完成した。その断面図を第1図に示す。
実施例1 (FRP製フレーム使用樹脂製歯冠の製作)■比較例1
の■と同様に匡の単冠の支台歯模型を製作した。
■支台歯模型を咬合器に装着した。
■支台歯模型にレジン分離剤を塗布し、実施例1で製造
した光重合性FRPを圧接した。
■可視光線照射器(Kulzer製:デンタヵラーXS
)で90秒間光重合した。
■支台歯模型からFRPフレームをはずし、ラウンドバ
ー及びシリコンポイントでパリを除去した。
■慎重にF RPフレームを支台歯模型にセットし、マ
ージン部の適合をチエツクした。
■可視光線重合タイプ歯冠用硬質レジン(Kulzer
製:デンタカラー)による前装 比較例1の[相]のハ)〜ホ)と同様の操作を行った。
へ)形態修正及び研磨をして仕上げ、1−のレジン前装
樹脂製造冠を完成した。その断面図を第2図に示す。
比較例2 (レジン前装鋳造架工義歯の製作) ■スタデイーモデルにッシン製: 500A>を印象採
得後、超硬石膏を注入し、1−〜(イ)−の架工義歯の
支台歯模型を製作した。
■比較例1の■と同様の操作を行った。
■支台歯模型上でワックスアップした。この際にレエの
ポンティック相当部にはレニの支台歯形状でワックスア
ップを行った。
■比較例1の■と同様の操作を行った。
■比較例1の■と同様の操作を行った俵、ワックスによ
りワックスパターンを連結した。
■〜[相]比較例1の■〜[相]と同様の操作を行った
[相]可視光線重合タイプ歯冠用硬質レジン(Kulz
er製:デンタカラー)による前装 イ)〜ホ)比較例1の[相]のイ)〜ホ)と同様の操作
を行った。
へ)形態修正及び研磨をして仕上げ、LL−14のレジ
ン前装鋳造架工義歯を完成した。
実施例2 (FRP製フレーム及びFRP製連結部使用樹脂製架工
義歯の製作) ■比較例2の■と同様の操作により1−〜−一の架工義
歯の支台歯模型を製作した。
■比較例1の■と同様の操作を行った。
■支台歯模型にレジン分離剤を塗布し実施例1で製造し
た光重合性FRPを圧接した。この際にレエのポンティ
ック相当部にはし、の支台歯形状のFRPを又レー、’
y1間とレエ、−−間には連結部用のFRPを圧接した
Φ〜■実施例2のΦ〜■と同様の操作を行った。
■可視光線重合タイプ歯冠用硬質レジン(Kulzer
製;デンタカラー)による前装 比較例1の■のハ)〜ホ)と同様の操作を行った。
へ)形態修正及び研磨をして仕上げ、LL −1zの樹
脂製架工義歯を完成した。
レジン前装冠を製作する際に本発明のFRP製フレーム
を使用するのと従来の鋳造によるメタルフレームを使用
するのとでは、比較例1と実施例2との比較で明らかな
ようにフレーム製作に要する工数が大きく違い、本発明
がいかに技工法の改良された歯冠の製作法であるがが判
る。又硬質しジンによって前装する場合メタルフレーム
を使用する際にはオペーク材により金属色を隠ぺいし、
その上にサービカルペースト、デンチン用ペースト、エ
ナメル材を築盛して自然歯に近い状態にしてもオペーク
材及び金属によって光が遮断され、明暗が生じ不自然な
ものとなり、審美的修復が困難である。−力木発明のF
RP製フレームを使用する方法では、屈折率を考慮した
繊維とラジカル重合体の組み合わせが可能なため、透明
なフレームとなる。そのため、オペーク材を使用する必
要がなく、FRP製フレーム上にサービカルペースト、
デンチン用ペースト、エナメル材を築盛して製作された
歯冠は光透過製の良い自然歯同様の色調となり、審美的
修復が可能となる。
本発明の支台歯模型上でのFRPの圧接は簡単であり、
レジン分離剤を模型に塗布しておけば硬化したFRPは
簡単に離型できた。
圧接したFRPは模型に乗せたまま光照射して硬化させ
たが、硬化したFRPフレームと模型の適合製は良好で
、マージン部の浮きもほとんど見られなかった。
比較例2と実施例2の架工義歯の製作に於いては、本発
明の架工義歯とレジン前装鋳造架工義歯の間に比較例1
と実施例1で見られた操作性と審美性の差が同様に見ら
れた。以下に曲げ試験、弓張り試験及び接着試験の結果
を示す。
(曲げ試験及び引張り試験) レジン分離剤を塗布したガラス板に製造例1で製造した
光重合性FRPを圧接し、可視光線照射器(Kulze
r製;デンタカラーXS)に入れ90秒間光照射してA
DA規格(Nl、 12  for  denture
base polymers、 J  Am  De’
nt  As5oc、 90゜415−458.197
5)に準じて第3図の曲げ試験片及び第4図の引張り試
験片を作製し、各試験片はADA規格に準じて37℃、
48時間水中保存後、曲げ試験及び引張り試験を行った
。曲げ試験はチャツク間距離50Iw!11クロスヘツ
ドスピードは曲げ試験、引張り試験とも1 m / m
 i nとした。試験機は島津製オートグラフI S−
500を用いた。
測定結果を第1表に示す。
第1表に示した測定結果より本発明のFRP製フレーム
及びFRP製連結部は咬合圧に十分耐えれると判断でき
る。
(接着試験) FRP製フレーム及びFRP製連結部を使用する樹脂製
歯冠及び樹脂製架工義歯においては前装に歯冠用硬質レ
ジンを使用する必要がある。そこで、FRPと歯冠用硬
質レジンとの接着試験を行った。又、FRP製フレーム
はレジンセメントにより支台歯と接着するので、FRP
とレジンセメントとの接着試験も併せて行った。
(接着試験l) 接着面を#600エメリー紙で研摩したポリメチルメタ
クリレート板(三菱レイヨン製ニアクリライト)に実施
例1で製造した光重合性FRPを圧接し可視光線照射器
(Kulzer製:デンタヵラ−XS)に入れ90秒間
光照射した。
この上に市販の光重合タイプ歯冠用硬質レジン(Kul
zer製:デンタカラー及び面至製:サーモレジンLC
)をブライマー使用と未使用の状態で接着し、各々専用
の照射器(Kulzer製:デンタカラーXS及び面至
製ニラポライドLV−1)を使用し、180秒及び60
 +300秒照射して第5図の形状の試験片を製作した
。試験片は37℃、48時間水中保存後、島津製オート
グラフl5500を使用し、クロスヘツドスピード1m
/蒙inで第6図の方法により剪断接着強度の測定を行
った。結果を第7図に示す。
(接着試験2) 接着面を#600エメリー紙で研摩したポリメチルメタ
クリレート板(三菱レイヨン製:アクリライト)に実施
例1で製造した光重合性FRPを圧接し可視光線照射器
(Kulzer製:デンタカラ−XS )に入れ90秒
間光照射した。この上に市販の常湿化学重合タイプのレ
ジンセメント(サンメディカル性ニス−バーボンドC&
B及びクラレ性;パナビアEX)を使用し、各々メーカ
ー指示どおり粉液を混合して第5図の形状の試験片を作
成した。以下(接着試験1)と同様にして剪断接着強度
の測定を行った。結果を第8図に示す。
接着試験の結果は、いずれの試験片も破壊は光重合性F
RPfRでの凝集破壊であり、FRPと歯冠用硬質レジ
ン及びFRPとレジンセメントとの接着力は咬合圧に十
分耐えられると判断できる。
(発明の効果] 本発明の製作方法によれば簡単な技工法で審美性の優れ
た樹脂性歯冠及び樹脂製架工義歯が製作できる。さらに
FRPは着色も容易であるため、FRP製フリフレーム
RP製連結部をデンチン色にすれば審美性は更によ(な
り、歯牙の切削料も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレジン前装鋳造冠の断面図であり、図中符号は
IX支台歯、2;鋳造冠、3:リテンションビーズ、4
ニオベーク剤、5:サービカルペースト、6:デンチン
用ペースト、7:エナメル用ペーストを各々示す。 第2図は本発明のFRP製フレーム使用レジン前装樹脂
製歯冠の断面図であり、図中符号は1:支台歯、5:サ
ービ力ルペースト、6:チンチン用ペースト、7:エナ
メル用ペースト、8.nFRP製フレ一フレーム示す。 第3図は曲げ試験片の形状を表す。(A)は平面図、(
B)は正面図、(C)は側面図である。 第4図は引張り試験片の形状を表す。(A)は平面図、
(B)は正面図、(C)は側面図である。 第5図は剪断接着試験片を示す図であり、第6図は剪断
接着強度の測定方法を表す概略図であり、(A)はその
正面図、(B)はその側面図である。図中符号はL:荷
重、9:黄銅板、10:歯科用硬質レジン、11ニレジ
ンセメント、12:ポリメチルメタクリレート板を各々
示す。 第7図はFRPと歯科用硬質レジンとの剪断接着強度の
測定結果、第8図はFRPとレジンセメントとの剪断接
着強度の測定結果を各々示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維強化プラスチック(FRP)製フレーム及びFRP
    製連結部を使用することを特徴とする樹脂製歯冠及び樹
    脂製架工義歯。
JP63236265A 1988-09-22 1988-09-22 樹脂製歯冠及び樹脂製架工義歯 Pending JPH0284952A (ja)

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