JPH0286966A - 配電器キヤツプ及びその製造方法 - Google Patents
配電器キヤツプ及びその製造方法Info
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- JPH0286966A JPH0286966A JP23930588A JP23930588A JPH0286966A JP H0286966 A JPH0286966 A JP H0286966A JP 23930588 A JP23930588 A JP 23930588A JP 23930588 A JP23930588 A JP 23930588A JP H0286966 A JPH0286966 A JP H0286966A
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- molding
- cap
- primary
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エンジン点火系の配電器キャップの構造及び
製造方法に関する。
製造方法に関する。
従来、自動車エンジン等の配電器キャップの分野では、
配電器キャップの頂板部上面に電極のターミナル(外部
高圧コードの接続箇所でタワーと称されている)を配設
したいわゆる縦形キャップが一般に使用されているが、
最近では、ターミナルを配電器キャップの側壁部に配設
した横形キャップが使用されつつある。この横形キャッ
プは、キャップの縦方向寸法の縮小化を図る利点を有し
、自動車のフロントノーズが低背化し、エンジンルーム
内が各種部品で高密度実装化が進む今日では、設置スペ
ースの合理化を図り得るものとして評価されている。
配電器キャップの頂板部上面に電極のターミナル(外部
高圧コードの接続箇所でタワーと称されている)を配設
したいわゆる縦形キャップが一般に使用されているが、
最近では、ターミナルを配電器キャップの側壁部に配設
した横形キャップが使用されつつある。この横形キャッ
プは、キャップの縦方向寸法の縮小化を図る利点を有し
、自動車のフロントノーズが低背化し、エンジンルーム
内が各種部品で高密度実装化が進む今日では、設置スペ
ースの合理化を図り得るものとして評価されている。
この横形キャップは、側電極、中央電極等を細長の金属
片で構成し、これを樹脂製キャップの頂板部にブリッジ
状に埋設し、且つ、その一端をロータ電極に対向させる
ためキャップ内側に露出させ、他端にはターミナル(通
常ソケット形を呈する)を設け、どのターミナルをキャ
ップ側壁部に配置させてなる。
片で構成し、これを樹脂製キャップの頂板部にブリッジ
状に埋設し、且つ、その一端をロータ電極に対向させる
ためキャップ内側に露出させ、他端にはターミナル(通
常ソケット形を呈する)を設け、どのターミナルをキャ
ップ側壁部に配置させてなる。
そして、配電器キャップの製造は、通常、側電極、中央
電極の夫々に予め熱可塑性樹脂(例えばポリプロピレン
)を部分的に被覆しくこれを1次成形と称する)、この
後、この1次成形品をキャップ成形用の金型にセットし
、1次成形と同一材質の熱可塑性樹脂を射出することで
キャップ成形を行っている(これを2次成形と称する)
。1次成形を施すのは、次の理由による。
電極の夫々に予め熱可塑性樹脂(例えばポリプロピレン
)を部分的に被覆しくこれを1次成形と称する)、この
後、この1次成形品をキャップ成形用の金型にセットし
、1次成形と同一材質の熱可塑性樹脂を射出することで
キャップ成形を行っている(これを2次成形と称する)
。1次成形を施すのは、次の理由による。
すなわち、電極をそのまま金型にセットすると、細長で
安定性が悪いため、射出成形時に射出圧力で電極に傾き
が生じる。その結果、キャップ本体(熱可塑性樹脂)中
に電極が埋設されたとしても、熱可塑性樹脂で覆われる
箇所に部分的に薄い被覆箇所が生じて、樹脂被覆による
耐圧性が低下し、リークを誘発させる。このような不具
合をなくすため、側電極等の電極要素に1次成形を施す
。すなわち、1次成形を施した分だけ、電極のセット面
積を増やし金型における電極セットの安定性を図るよう
配慮される。
安定性が悪いため、射出成形時に射出圧力で電極に傾き
が生じる。その結果、キャップ本体(熱可塑性樹脂)中
に電極が埋設されたとしても、熱可塑性樹脂で覆われる
箇所に部分的に薄い被覆箇所が生じて、樹脂被覆による
耐圧性が低下し、リークを誘発させる。このような不具
合をなくすため、側電極等の電極要素に1次成形を施す
。すなわち、1次成形を施した分だけ、電極のセット面
積を増やし金型における電極セットの安定性を図るよう
配慮される。
なお、配電器キャップに樹脂を1次成形、2次成形した
従来例としては、特開昭58−44273号公報に開示
されたものがある。但し、この従来例は、キャップ全体
を強度を高める上で1次成形、2次成形の2重構造とし
たもので、前述した電極の傾き防止といった意図とは、
異にしている。
従来例としては、特開昭58−44273号公報に開示
されたものがある。但し、この従来例は、キャップ全体
を強度を高める上で1次成形、2次成形の2重構造とし
たもので、前述した電極の傾き防止といった意図とは、
異にしている。
ところで、配電器キャップを前述の如く1次成形、2次
成形工程を経て製造する場合、従来は、1゛次成形、2
次成形に用いる熱可塑性樹脂を、双方共に同一樹脂で、
しかもメルトインデックス値も同じものを使用していた
。
成形工程を経て製造する場合、従来は、1゛次成形、2
次成形に用いる熱可塑性樹脂を、双方共に同一樹脂で、
しかもメルトインデックス値も同じものを使用していた
。
しかしながら、1次成形樹脂と2次成形樹脂のメルトイ
ンデックス値が同一の場合には、1次成形と2次成形に
よる層間の融着かうまくいかないこともあり、層間に部
分的にH雌部分が生じ、その部分が高電圧によりコロナ
劣化し、耐圧低下が生じることもあった。このような不
具合が生じるのは、2次成形の工程を、製造コストの面
から1次成形工程と同一の射出成形条件(射出成形時の
樹脂温度条件、射出圧力条件、金型温度条件等)で行う
ためである。
ンデックス値が同一の場合には、1次成形と2次成形に
よる層間の融着かうまくいかないこともあり、層間に部
分的にH雌部分が生じ、その部分が高電圧によりコロナ
劣化し、耐圧低下が生じることもあった。このような不
具合が生じるのは、2次成形の工程を、製造コストの面
から1次成形工程と同一の射出成形条件(射出成形時の
樹脂温度条件、射出圧力条件、金型温度条件等)で行う
ためである。
すなわち同一条件の成形によれば、2次成形の時に1次
成形樹脂の表面を2次成形樹脂の熱で溶かすことが困難
なため、1次、2次成形の層間の融着が不十分となる。
成形樹脂の表面を2次成形樹脂の熱で溶かすことが困難
なため、1次、2次成形の層間の融着が不十分となる。
以上を考慮して、2次成形の射出成形(特に温度条件)
を1次成形の温度条件よりも充分高くすることが提案さ
れるが、このような条件設定を行うと、大幅な成形上の
エネルギーアップを必要とし、製造コストが高まる問題
があった。
を1次成形の温度条件よりも充分高くすることが提案さ
れるが、このような条件設定を行うと、大幅な成形上の
エネルギーアップを必要とし、製造コストが高まる問題
があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、配電器キャップにおける1次成形と2次
成形の層間の完全融着を同一の射出成形条件で可能とし
、製造コストの低減を図ると共に、キャップ成形時の電
極の傾きをなくすことは勿論、1次成形と2次成形樹脂
の層間の完全融着によって耐圧性を高めた配電器キャッ
プを提供することにある。
するところは、配電器キャップにおける1次成形と2次
成形の層間の完全融着を同一の射出成形条件で可能とし
、製造コストの低減を図ると共に、キャップ成形時の電
極の傾きをなくすことは勿論、1次成形と2次成形樹脂
の層間の完全融着によって耐圧性を高めた配電器キャッ
プを提供することにある。
上記目的は次のようにして達成される。
先ず、構造的には、キャップ本体に配設される電極に絶
縁性を有する熱可塑性樹脂を1次成形。
縁性を有する熱可塑性樹脂を1次成形。
2次成形により2重に施してなるものにおいて、前記1
次成形、2次成形の各熱可塑性樹脂を同一樹脂で、且つ
メルトインデックス値が異なるもので構成し、そのメル
トインデックス値は1次成形の方を2次成形よりも大き
く設定する。
次成形、2次成形の各熱可塑性樹脂を同一樹脂で、且つ
メルトインデックス値が異なるもので構成し、そのメル
トインデックス値は1次成形の方を2次成形よりも大き
く設定する。
また、製造方法としては、キャップ製造に絶縁性を有す
る熱可塑性樹脂の1次成形、2次成形を伴わせ、1次成
形工程は、電極の周囲に、少なくともロータ電極と対向
すべき部分を除いて、メルトインデックス値が2次成形
のものよりも大きい熱可塑性樹脂を被覆する工程とし、
2次成形工程は、1次成形の施された電極をキャップ成
形金型にセットした状態で、1次成形と同一の樹脂でメ
ルトインデックス値が1次成形のものよりも小さい熱可
塑性樹脂を射出成形して、キャップ成形を行う工程とす
る。
る熱可塑性樹脂の1次成形、2次成形を伴わせ、1次成
形工程は、電極の周囲に、少なくともロータ電極と対向
すべき部分を除いて、メルトインデックス値が2次成形
のものよりも大きい熱可塑性樹脂を被覆する工程とし、
2次成形工程は、1次成形の施された電極をキャップ成
形金型にセットした状態で、1次成形と同一の樹脂でメ
ルトインデックス値が1次成形のものよりも小さい熱可
塑性樹脂を射出成形して、キャップ成形を行う工程とす
る。
このような構成よりなる本発明によれば、側電極等の電
極周囲に形成される1次成形、2次成形の熱可塑性樹脂
のうち、1次成形はメルトインデックス値が大きく若干
柔か目の樹脂よりなり、2次成形はメルトインデックス
値が小さく若干硬目の樹脂よりなり、これらの1次成形
、2次成形によってキャップが成形される。
極周囲に形成される1次成形、2次成形の熱可塑性樹脂
のうち、1次成形はメルトインデックス値が大きく若干
柔か目の樹脂よりなり、2次成形はメルトインデックス
値が小さく若干硬目の樹脂よりなり、これらの1次成形
、2次成形によってキャップが成形される。
従って、キャップ製造における2次成形工程において、
キャップ成形用金型に1次成形された電極をセットしつ
つ2次成形(射出成形)を行う場合、2次成形の温度条
件を1次成形の温度条件と同−或いは大幅に変えること
なくほぼ同じ条件に設定しても、1次成形の柔か目の樹
脂が、2次成形時の溶融した2次成形樹脂熱により表面
層が溶けて熱的に混り合い、さらに射出圧力により密着
が増し、その結果、1次、2次の層間に十分な熱融着が
進み、1次、2次成形樹脂層間の完全融着が行なわれる
。
キャップ成形用金型に1次成形された電極をセットしつ
つ2次成形(射出成形)を行う場合、2次成形の温度条
件を1次成形の温度条件と同−或いは大幅に変えること
なくほぼ同じ条件に設定しても、1次成形の柔か目の樹
脂が、2次成形時の溶融した2次成形樹脂熱により表面
層が溶けて熱的に混り合い、さらに射出圧力により密着
が増し、その結果、1次、2次の層間に十分な熱融着が
進み、1次、2次成形樹脂層間の完全融着が行なわれる
。
一
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の適用対象となる配電器キャップの具体
的な構造例を示す縦断面図、第2図はその製造工程例を
示す。本例の配電器キャップは、いわゆる横形キャップ
と称されるものである。
的な構造例を示す縦断面図、第2図はその製造工程例を
示す。本例の配電器キャップは、いわゆる横形キャップ
と称されるものである。
第1図において、1はキャップ本体、2は側電極である
。側電極2は、導電性を有する細長アーム状の金属片を
口字形に折曲形成してなり、その胴体部がキャップ本体
1の頂板部1a中にブリッジ状に埋設され、その一端2
aがキャップ内側から露出して、ロータ7の電極と対向
し、他端2bにはソケット形のターミナル3が装着され
、ターミナル3がキャップ側壁部1bに位置するよう配
設される。側電極2は点火プラグの数だけ備わる。
。側電極2は、導電性を有する細長アーム状の金属片を
口字形に折曲形成してなり、その胴体部がキャップ本体
1の頂板部1a中にブリッジ状に埋設され、その一端2
aがキャップ内側から露出して、ロータ7の電極と対向
し、他端2bにはソケット形のターミナル3が装着され
、ターミナル3がキャップ側壁部1bに位置するよう配
設される。側電極2は点火プラグの数だけ備わる。
4は1次成形の熱可塑性樹脂、5は2次成形の熱可塑性
樹脂で、双方共に同一の樹脂で絶縁性を有する。1次成
形の熱可塑性樹脂4は、側電極2の周囲をその両端2a
、2bを除いて被覆する筒形を呈し、2次成形の熱可塑
性樹脂5は、キャツプ本体1を構成する。
樹脂で、双方共に同一の樹脂で絶縁性を有する。1次成
形の熱可塑性樹脂4は、側電極2の周囲をその両端2a
、2bを除いて被覆する筒形を呈し、2次成形の熱可塑
性樹脂5は、キャツプ本体1を構成する。
本発明は、この1次成形樹脂4と2次成形樹脂5のメル
トインデックス値を異ならせた点に特徴がある。すなわ
ち、メルトインデックス値は、1次成形樹脂4を2次成
形樹脂5よりも大きくしである。
トインデックス値を異ならせた点に特徴がある。すなわ
ち、メルトインデックス値は、1次成形樹脂4を2次成
形樹脂5よりも大きくしである。
6は中央電極を構成するカーボンで、このカーボン6は
図示されない細長の金属片の一端に取付けられる。この
中央電極の細長金属片は、側電極2の金属片のほぼ半分
程度の長さで、側電極2同様にキャップ頂板部1aに埋
設され、その中央電極6がキャップ内側中央に露出し、
ターミナルがキャップ側壁部1bに配置され、また側電
極同様の1次、2次成形が施される。
図示されない細長の金属片の一端に取付けられる。この
中央電極の細長金属片は、側電極2の金属片のほぼ半分
程度の長さで、側電極2同様にキャップ頂板部1aに埋
設され、その中央電極6がキャップ内側中央に露出し、
ターミナルがキャップ側壁部1bに配置され、また側電
極同様の1次、2次成形が施される。
以下このような構成よりなる配電器キャップの1次成形
、2次成形の具体的な実施例を説明する。
、2次成形の具体的な実施例を説明する。
なお、メルトインデックス値はMI値と略称する。
(実施例1)
本実施例では、1次成形樹脂4として、ポリプロピレン
:MI値25 g/ 10 mj、r+−100重量部
タルク ・・・ 40重
量部のものを用い、 2次成形樹脂5として、 ポリプロピレン=MI値13g/10min−100重
量部タルク ・・・ 4
0重量部のものを用いる。
:MI値25 g/ 10 mj、r+−100重量部
タルク ・・・ 40重
量部のものを用い、 2次成形樹脂5として、 ポリプロピレン=MI値13g/10min−100重
量部タルク ・・・ 4
0重量部のものを用いる。
そして、キャップ製造は、第2図に示す如く、(I)先
ず電極2を形成し、(II)次いで電極2に1次成形4
を施し、(m)次いで、1次成形の施された電極2をキ
ャップ成形金型にセットして2次成形を行う。
ず電極2を形成し、(II)次いで電極2に1次成形4
を施し、(m)次いで、1次成形の施された電極2をキ
ャップ成形金型にセットして2次成形を行う。
この場合、前述の組成比に示すように、(II)の工程
では、側電極2に対して、若干柔か目(MI値が大きい
もの)のポリプロピレン樹脂を用いて、樹脂温度240
〜270 ’C射出圧力600〜1,200kg/ff
l 、金型温度60〜80℃の条件で射出成形機により
、1次成形を施した。1次成形を施こした側電極は、キ
ャップ成形用金型にセットされて2次成形が行われるが
、1次成形樹脂4の存在により、2次成形時の電極の倒
れこみ(傾き)防止、さらに成形後のひけ防止、耐圧に
効果がある。
では、側電極2に対して、若干柔か目(MI値が大きい
もの)のポリプロピレン樹脂を用いて、樹脂温度240
〜270 ’C射出圧力600〜1,200kg/ff
l 、金型温度60〜80℃の条件で射出成形機により
、1次成形を施した。1次成形を施こした側電極は、キ
ャップ成形用金型にセットされて2次成形が行われるが
、1次成形樹脂4の存在により、2次成形時の電極の倒
れこみ(傾き)防止、さらに成形後のひけ防止、耐圧に
効果がある。
2次成形(キャップ成形)工程に用いる樹脂5は、1次
成形樹脂4よりも硬目のポリプロピレン樹脂(MI値の
小さいもの)を用い、樹脂温度240〜270℃、射出
圧力600〜1,200kg/a#。
成形樹脂4よりも硬目のポリプロピレン樹脂(MI値の
小さいもの)を用い、樹脂温度240〜270℃、射出
圧力600〜1,200kg/a#。
金型温度60〜80’Cの条件で射出成形を行った。
ここでは、特に1次成形と2次成形の射出条件を同一と
した。
した。
そして、このような製造工程を経て得られた配電器キャ
ップを用いて、耐電圧試験(40kV)を実施し、その
後キャップを切断し、1次成形4゜2次成形5の層間の
剥離の有無を観察したところ、層間に剥離がなく、しか
もひけも生じていないことが確認された。
ップを用いて、耐電圧試験(40kV)を実施し、その
後キャップを切断し、1次成形4゜2次成形5の層間の
剥離の有無を観察したところ、層間に剥離がなく、しか
もひけも生じていないことが確認された。
層間に剥離が生じないのは、発明の〔作用〕の項でも述
べたように、2次成形時に、1次成形された柔か目の樹
脂が、2次成形時の溶融した2次成形樹脂熱により表面
層が溶けて熱的に混り合い、さらに射出圧力により密着
が増し、その結果、1次、2次成形の層間の熱融着が十
分に進み完全融着が行なわれたためである。
べたように、2次成形時に、1次成形された柔か目の樹
脂が、2次成形時の溶融した2次成形樹脂熱により表面
層が溶けて熱的に混り合い、さらに射出圧力により密着
が増し、その結果、1次、2次成形の層間の熱融着が十
分に進み完全融着が行なわれたためである。
次に、実施例2〜4までを例示する。
実施例2〜4は実施例1と同一成形条件で1次成形、2
次成形を行ない配電器キャップを得たもので、実施例1
と異なる点は組成比やMI値であるので、その点だけを
とりあげて例示する。また、これらの実施例の耐電圧試
験の結果も、表1にまとめて示す。
次成形を行ない配電器キャップを得たもので、実施例1
と異なる点は組成比やMI値であるので、その点だけを
とりあげて例示する。また、これらの実施例の耐電圧試
験の結果も、表1にまとめて示す。
(実施例2)
1次成形樹脂4としては、
ポリプロピレン=MI値15g/10min=400重
量部タルク ・・・ 3
0重量部を用い、 2次成形樹脂5としては、 ポリプロピレン=MI値13g/10min−100重
量部タルク ・・・ 4
0重量部を用いた。
量部タルク ・・・ 3
0重量部を用い、 2次成形樹脂5としては、 ポリプロピレン=MI値13g/10min−100重
量部タルク ・・・ 4
0重量部を用いた。
(実施例3)
1次成形樹脂4としては。
ポリプロピレン二M工値25 g/ 10min−10
0重量部タルク ・・
40重量部を用い、 2次成形樹脂5としては、 ポリプロピレン二M工値 5 g/ 10min−10
0重量部タルク ・・・
40重量部を用いた。
0重量部タルク ・・
40重量部を用い、 2次成形樹脂5としては、 ポリプロピレン二M工値 5 g/ 10min−10
0重量部タルク ・・・
40重量部を用いた。
(実施例4)
1次成形樹脂4としては、
ポリプロピレン=MI値15g/10min−100重
量部タルク ・・・
40重量部を用い、 2次成形5としては、 ポリプロピレン=MI値 5g/10min・・・10
0重量部タルク ・・・
40重量部を用いた。
量部タルク ・・・
40重量部を用い、 2次成形5としては、 ポリプロピレン=MI値 5g/10min・・・10
0重量部タルク ・・・
40重量部を用いた。
そして、これらの実施例で得られた配電器キャップを耐
電圧実験(40kV)に付し、その後キャップを切断し
、眉間の剥離の有無を観察した。その結果を表1に示す
。
電圧実験(40kV)に付し、その後キャップを切断し
、眉間の剥離の有無を観察した。その結果を表1に示す
。
表
なお、本発明者らの実験によれば、1次成形。
2次成形樹脂にポリプロピレンを用いた場合には、1次
成形樹脂4は、MI値が15〜25 g/l 0min
、2次成形樹脂5は、MI値が5−13 g /10m
inであれば最適との結果が得られた。但し、この範囲
に限定するものではなく、例えば1次成形樹脂4のMI
値が15−25 g/ 10minで、2次成形樹脂5
のMI値は、1次成形樹脂5のMI値より小さければ、
2次成形のMI値が前記具体的数値外でも適宜のMI値
に設定することで良好な結果が得られ、また、同様にし
て、2次成形樹脂5のMI値が5−13 g/ 10m
inで、1次成形樹脂4が前記2次成形樹脂5のMI値
より太きければ良好な結果を得られる。
成形樹脂4は、MI値が15〜25 g/l 0min
、2次成形樹脂5は、MI値が5−13 g /10m
inであれば最適との結果が得られた。但し、この範囲
に限定するものではなく、例えば1次成形樹脂4のMI
値が15−25 g/ 10minで、2次成形樹脂5
のMI値は、1次成形樹脂5のMI値より小さければ、
2次成形のMI値が前記具体的数値外でも適宜のMI値
に設定することで良好な結果が得られ、また、同様にし
て、2次成形樹脂5のMI値が5−13 g/ 10m
inで、1次成形樹脂4が前記2次成形樹脂5のMI値
より太きければ良好な結果を得られる。
また、熱可塑性樹脂は、ポリプロピレンに限定されるこ
となく、その他適宜の絶縁性を有する熱可塑性樹脂を選
択すればよい。また、本発明は横形キャンプばかりでな
く縦形キャップの1次、2次成形にも適用できる。更に
、第3図に示すように、1次成形樹脂4の形状は、こま
形であってもよく、その形状は何ら限定されない。
となく、その他適宜の絶縁性を有する熱可塑性樹脂を選
択すればよい。また、本発明は横形キャンプばかりでな
く縦形キャップの1次、2次成形にも適用できる。更に
、第3図に示すように、1次成形樹脂4の形状は、こま
形であってもよく、その形状は何ら限定されない。
以上のように本発明によれば、配電器キャップ1次成形
、2次成形樹脂のメルトインデックス値に工夫をこらす
ことで1次、2次成形樹脂層間の完全融着を同−或いは
大幅の変更のないほぼ同一の射出成形条件で可能とする
ことができ、製造コストの低減を図り、しかも1次成形
の存在でキャップ成形時の電極の傾きをなくすことは勿
論、1次、2次成形層間の完全融着により、これらの層
間剥離を防止し、高電圧に対するキャップの耐圧性を高
めることができる。
、2次成形樹脂のメルトインデックス値に工夫をこらす
ことで1次、2次成形樹脂層間の完全融着を同−或いは
大幅の変更のないほぼ同一の射出成形条件で可能とする
ことができ、製造コストの低減を図り、しかも1次成形
の存在でキャップ成形時の電極の傾きをなくすことは勿
論、1次、2次成形層間の完全融着により、これらの層
間剥離を防止し、高電圧に対するキャップの耐圧性を高
めることができる。
第1図は本発明の適用対象となる配電器キャップの一例
を示す縦断面図、第2図はその製造工程を示す説明図、
第3図は上記配電器キャップに用いる側電極の1次成形
の他の例を示す説明図である。 1・・・キャップ本体、1a・・・頂板部、1b・・・
側壁部、2・・側電極、3・・・ターミナル、4・・・
1次成形樹脂、5・・・2次成形樹脂、6・・・中心電
極、7・・・ロータ。 率7図 第3図
を示す縦断面図、第2図はその製造工程を示す説明図、
第3図は上記配電器キャップに用いる側電極の1次成形
の他の例を示す説明図である。 1・・・キャップ本体、1a・・・頂板部、1b・・・
側壁部、2・・側電極、3・・・ターミナル、4・・・
1次成形樹脂、5・・・2次成形樹脂、6・・・中心電
極、7・・・ロータ。 率7図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エンジンの点火用配電器キャップで、キャップ本体
に配設される電極に絶縁性を有する熱可塑性樹脂を1次
成形、2次成形により2重に施してなるものにおいて、
前記1次成形、2次成形の各熱可塑性樹脂を同一樹脂で
、且つメルトインデックス値が異なるもので構成し、そ
のメルトインデックス値は1次成形の方を2次成形より
も大きく設定してなることを特徴とする配電器キャップ
。 2、第1請求項において、前記1次成形の熱可塑性樹脂
は、メルトインデックス値が15〜25g/10min
のポリプロピレンで、前記2次成形の熱可塑性樹脂は、
メルトインデックス値が1次成形より小さなポリプロピ
レンで構成される配電器キャップ。 3、第1請求項において、前記2次成形の熱可塑性樹脂
は、メルトインデックス値が5〜13g/10minの
ポリプロピレンで、前記1次成形の熱可塑性樹脂は、メ
ルトインデックス値が2次成形より大きなポリプロピレ
ンで構成される配電器キャップ。 4、第1請求項において、前記1次、2次成形の熱可塑
性樹脂のうちで、1次成形の方は、メルトインデックス
値が15〜25g/10minのポリプロピレンで、2
次成形の方はメルトインデックス値が5〜13g/10
minのポリプロピレンよりなる配電器キャップ。 5、第1請求項ないし第4請求項のいずれか1項におい
て、前記配電器キャップは、その電極がキャップ本体の
頂板部中に一部を除いてブリッジ状に埋設され、前記電
極の一端がキャップ内側に露出し、他端のターミナル側
がキャップ側壁部に配設されてなる配電器キャップ。 6、エンジンの点火用配電器キャップにおいて、キャッ
プ製造に絶縁性を有する熱可塑性樹脂の1次成形、2次
成形を伴い、1次成形工程は、電極の周囲に、少なくと
もロータ電極と対向すべき部分を除いて、メルトインデ
ックス値が2次成形のものよりも大きい熱可塑性樹脂を
被覆する工程とし、2次成形工程は、1次成形の施され
た電極をキャップ成形金型にセットした状態で、1次成
形と同種でメルトインデックス値が1次成形のものより
も小さい熱可塑性樹脂を射出成形して、キャップ成形を
行う工程としてなることを特徴とする配電器キャップの
製造方法。 7、第6請求項において、前記1次成形工程は、メルト
インデックス値の大きいポリプロピレンを用いて、樹脂
温度240〜270℃、射出圧力600〜1200kg
/cm^2、金型温度60〜80℃の条件で射出成形を
行い、前記2次成形工程は、メルトインデックス値の小
さいポリプロピレンを用いて、樹脂温度240〜270
℃、射出圧力600〜1200kg/cm^2、金型温
度60〜80℃の条件で射出成形を行うよう設定してな
る配電器キャップの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23930588A JPH0286966A (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 配電器キヤツプ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23930588A JPH0286966A (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 配電器キヤツプ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0286966A true JPH0286966A (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=17042743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23930588A Pending JPH0286966A (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 配電器キヤツプ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0286966A (ja) |
-
1988
- 1988-09-24 JP JP23930588A patent/JPH0286966A/ja active Pending
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