JPH029012B2 - - Google Patents
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- JPH029012B2 JPH029012B2 JP18661382A JP18661382A JPH029012B2 JP H029012 B2 JPH029012 B2 JP H029012B2 JP 18661382 A JP18661382 A JP 18661382A JP 18661382 A JP18661382 A JP 18661382A JP H029012 B2 JPH029012 B2 JP H029012B2
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、m−アルキルヒドロキシベンゼン類
の工業的に有利な製造方法に関するものである。 アルキルベンゼンからアルキルベンゼンスルホ
ン酸を経て高純度のm−アルキルヒドロキシベン
ゼンを得る方法としては、例えば特公昭49−
33192、特公昭49−33193、特開昭49−110638等に
記載された技術として公知である。それらの内容
は次の工程から成つている。 (A) アルキルベンゼンを低温で硫酸によりスルホ
ン化して得たアルキルベンゼンスルホン酸混合
物を硫酸の存在下、150〜210℃の範囲の温度で
加熱するか、またはアルキルベンゼンを硫酸に
よつて150〜210℃の範囲の温度に保持すること
によつて、m−体含量の多いアルキルベンゼン
スルホン酸混合物を得、 (B) 該アルキルベンゼンスルホン酸混合物に水、
好ましくは水蒸気を接触させてm−体以外のア
ルキルベンゼンスルホン酸を選択的に加水分解
してアルキルベンゼンと硫酸にし、アルキルベ
ンゼンは水と共沸させて系外に除く。 (C) 加水分解を受けなかつたm−アルキルベンゼ
ンスルホン酸をアルカリ塩化し、次いで (D) 苛性的にアルカリ融解してm−アルキルヒド
ロキシベンゼンを得る。 本発明者らはかゝる従来法のアルキルベンゼン
から相当するm−アルキルヒドロベンゼンを得る
方法を研究する中で工程(B)、すなわち加水分解反
応終了直後の組成物中のアルキルベンゼンスルホ
ン酸の各異性体含有比率と、さらに工程(C)および
(D)を経て得られる相当するアルキルヒドロキシベ
ンゼンの各異性体含有比率とが異なることを知つ
た。概してm−体は低下し、p−体が増加するの
である。この現象は実験規模を大きくした場合、
殊に工業生産規模で製造する場合に顕著であるこ
とを確認した。 これらの現象について検討の結果、加水分解反
応の終つた反応マスは、高温で滞留させておく
と、m−体の局部的な加水分解による減少および
反応マス中に溶存するアルキルベンゼンが硫酸に
より再び硫酸化を受けてp−体が生成するためで
あることがわかつた。 そこで本発明者らはかゝるp−体生成を防ぐ方
法について研究し、加水分解終了後、できるだけ
早くマスの温度を降下させること、さらに有利に
は同時にマス中の硫酸濃度を急速に低下させれば
目的を達することを見出し本発明に到達した。 すなわち本発明はアルキルベンゼン、またはア
ルキルベンゼンスルホン酸混合物を、硫酸の存在
下に加熱して、m−体含量の多いアルキルベンゼ
ンスルホン酸を得、m−体以外のアルキルベンゼ
ンスルホン酸を選択的に加水分解した後、加水分
解を受けなかつたアルキルベンゼンスルホン酸を
苛性的に融解するm−アルキルヒドロキシベンゼ
ンの製造方法において、加水分解後直ちに注水し
反応物の温度を150℃以下にさせることを特徴と
する高純度m−アルキルヒドロキシベンゼンの製
造方法である。 本発明に使用するに適したアルキルベンゼンと
しては、例えばトルエン、エチルベンゼン、イソ
プロピルベンゼン、キシレン等であつて、異性化
または加水分解によつてm−体異性体の含量の多
いアルキルベンゼンスルホン酸を得ることができ
るアルキルベンゼン類である。 本発明におけるアルキルベンゼンと硫酸との反
応は、この種技術において知られた前述の特公昭
49−33192、特公昭49−33193、特開昭49−
110638、具体的には前記、工程(A)および(B)ならび
に後述する実施例に明らかにする条件下に容易に
実施することができる。 かくして得られたm−体純度の高いアルキルベ
ンゼンスルホン酸を主成分として含む加水分解反
応終了マスの温度は通常160〜180℃であるが、反
応後直ちにできるだけ早く、水を加えてマスの温
度を150℃以下に冷却させる。注水によりマスの
温度を急速に下げるためには、水温の低いものが
効果的であり、氷、氷水、あるいは反応釜の外部
等から併わせて冷却するのが望ましい。このよう
にすることによつて水量は必要以上に増加するこ
となく、生産性の低下を防ぐこともできる。注入
速度はできるだけ短時間がよく、1時間以内、好
ましくは30分以内に150℃以下の温度に下るよう
に注入する。このように加水分解終了マスに注入
して急速に温度を下げることによるm−体の加水
分解防止、およびp−体の生成防止効果は、注水
によつてマス中の硫酸濃度が適度に低下すること
による相剰効果も寄与している。従つて本発明に
おける加水分解后の注水はマスの温度を急速に下
げると同時にマス中の硫酸濃度の低下も行なわせ
るものである。 本発明において前記工程(C)および(D)、すなわち
加水分解の終つたm−体純度の高いアルキルベン
ゼンスルホン酸のアルカリ塩化およびアルカリ溶
融反応は、従来公知のよく知られた前述特公昭記
載の方法によつて実施せられる。 本発明の製造法によれば、m−体含量が97%を
超すアルキルヒドロキシベンゼンを収率よく得ら
れるようになり特に工業的規模で行なう時は、m
−体純度および収率を安定させることができ、経
済的にも有利となり、その奏する効果は大きい。 次に本発明の方法を実施例によつて説明するが
本発明はこの実施例によつて限定されるものでは
ない。 実施例 1 98%硫酸3600Kgを6000反応釜に仕込み、2544
Kgのエチルベンゼンを1時間を要して滴下する。
徐々に加熱昇温し、2時間を要し留出水を抜きな
がら200℃にする。同温度で4時間加熱撹拌し、
異性化する。次に内温を170℃迄降温し、同温度
で撹拌下に7800の水に相当する蒸気を12時間を
要して連続的に吹込み加水分解を行つた。1260Kg
のエチルベンゼンが回収された。 加水分解終了直後の反応マス中のスルホン酸の
異性体比m/pは96.5/3.5であつた。また同反
応マス中のエチルベンゼンスルホン酸を除いた水
−硫酸系における硫酸濃度は63%であつた。 加水分解反応物は反応終了後、分析および、小
実験に必要なサンプルを採取したのち、直ちに外
部から冷却を開始すると同時に、水500を30分
で注入し降温と同時に硫酸濃度を下げる。注水終
了時130℃に下つた。得られた反応マス中のスル
ホン酸の異性体比m/p=95.5/4.5であつた。
マス中の硫酸濃度は56%であつた。反応液に47%
苛性ソーダを加えてPH8まで中和、80℃で熱時芒
硝を別し、母液を1709Kgの苛性ソーダと250Kg
の苛性カリを6000溶融釜に330℃の温度で加熱
溶融している混合物中に滴下する。滴下後330℃
から340℃に昇温し、340℃で1時間撹拌保持し
た。得られた融解反応物を6000の水に溶解し、
35%塩酸でPH7.2に中和される。生成したフエノ
ール類を分層、分離、蒸留を行なつて純度93.8%
の粗m−エチルフエールを得た。分留により97.7
%純度のm−エチルフエノールを得た。収率は消
費エチルベンゼンに対して63%であつた。 比較例 1 実施例1の加水分解終了直後に反応マスから1/
1000スケールでサンプルを採取し、注入せずに外
側からの冷却のみで4時間を要して130℃まで温
度を下げた。得られた反応マス中のスルホン酸の
異性体比m/p=91.5/8.5であつた。以下実施
例1と同様にして純度90.5%の粗m−エチルフエ
ノールを得た。分留により純度94.1%のm−エチ
ルフエノールを得た。 実施例 2〜4 実施例1の加水分解終了直後に反応マスからそ
れぞれ1/1000スケールで採取したサンプルに表1
に示す硫酸濃度(マス中の水−硫酸系での濃度)
になるように水を加え、表1に示す温度を保つよ
う外部から調節して、4時間保持した。マス中の
スルホン酸組成中、m−およびp−エチルベンゼ
ンスルホン酸の値を測定しm−体とp−体との相
対比率をm/p比として求め表1に示した。さら
に実施例1に準じて後処理して得たm−エチルフ
エノールの純度を表1に示した。 比較例 2−4 実施例1の加水分解終了直後に反応マスからそ
れぞれ1/1000スケールで採取したサンプルを水を
加えないで表1に示す温度を外部から調節しなが
ら4時間保持した。 実施例2〜4に従つてマス中のm/p比を求め
表1に示した。さらに実施例1に準じて後処理し
て得たm−エチルフエノールの純度を表1に示し
た。
の工業的に有利な製造方法に関するものである。 アルキルベンゼンからアルキルベンゼンスルホ
ン酸を経て高純度のm−アルキルヒドロキシベン
ゼンを得る方法としては、例えば特公昭49−
33192、特公昭49−33193、特開昭49−110638等に
記載された技術として公知である。それらの内容
は次の工程から成つている。 (A) アルキルベンゼンを低温で硫酸によりスルホ
ン化して得たアルキルベンゼンスルホン酸混合
物を硫酸の存在下、150〜210℃の範囲の温度で
加熱するか、またはアルキルベンゼンを硫酸に
よつて150〜210℃の範囲の温度に保持すること
によつて、m−体含量の多いアルキルベンゼン
スルホン酸混合物を得、 (B) 該アルキルベンゼンスルホン酸混合物に水、
好ましくは水蒸気を接触させてm−体以外のア
ルキルベンゼンスルホン酸を選択的に加水分解
してアルキルベンゼンと硫酸にし、アルキルベ
ンゼンは水と共沸させて系外に除く。 (C) 加水分解を受けなかつたm−アルキルベンゼ
ンスルホン酸をアルカリ塩化し、次いで (D) 苛性的にアルカリ融解してm−アルキルヒド
ロキシベンゼンを得る。 本発明者らはかゝる従来法のアルキルベンゼン
から相当するm−アルキルヒドロベンゼンを得る
方法を研究する中で工程(B)、すなわち加水分解反
応終了直後の組成物中のアルキルベンゼンスルホ
ン酸の各異性体含有比率と、さらに工程(C)および
(D)を経て得られる相当するアルキルヒドロキシベ
ンゼンの各異性体含有比率とが異なることを知つ
た。概してm−体は低下し、p−体が増加するの
である。この現象は実験規模を大きくした場合、
殊に工業生産規模で製造する場合に顕著であるこ
とを確認した。 これらの現象について検討の結果、加水分解反
応の終つた反応マスは、高温で滞留させておく
と、m−体の局部的な加水分解による減少および
反応マス中に溶存するアルキルベンゼンが硫酸に
より再び硫酸化を受けてp−体が生成するためで
あることがわかつた。 そこで本発明者らはかゝるp−体生成を防ぐ方
法について研究し、加水分解終了後、できるだけ
早くマスの温度を降下させること、さらに有利に
は同時にマス中の硫酸濃度を急速に低下させれば
目的を達することを見出し本発明に到達した。 すなわち本発明はアルキルベンゼン、またはア
ルキルベンゼンスルホン酸混合物を、硫酸の存在
下に加熱して、m−体含量の多いアルキルベンゼ
ンスルホン酸を得、m−体以外のアルキルベンゼ
ンスルホン酸を選択的に加水分解した後、加水分
解を受けなかつたアルキルベンゼンスルホン酸を
苛性的に融解するm−アルキルヒドロキシベンゼ
ンの製造方法において、加水分解後直ちに注水し
反応物の温度を150℃以下にさせることを特徴と
する高純度m−アルキルヒドロキシベンゼンの製
造方法である。 本発明に使用するに適したアルキルベンゼンと
しては、例えばトルエン、エチルベンゼン、イソ
プロピルベンゼン、キシレン等であつて、異性化
または加水分解によつてm−体異性体の含量の多
いアルキルベンゼンスルホン酸を得ることができ
るアルキルベンゼン類である。 本発明におけるアルキルベンゼンと硫酸との反
応は、この種技術において知られた前述の特公昭
49−33192、特公昭49−33193、特開昭49−
110638、具体的には前記、工程(A)および(B)ならび
に後述する実施例に明らかにする条件下に容易に
実施することができる。 かくして得られたm−体純度の高いアルキルベ
ンゼンスルホン酸を主成分として含む加水分解反
応終了マスの温度は通常160〜180℃であるが、反
応後直ちにできるだけ早く、水を加えてマスの温
度を150℃以下に冷却させる。注水によりマスの
温度を急速に下げるためには、水温の低いものが
効果的であり、氷、氷水、あるいは反応釜の外部
等から併わせて冷却するのが望ましい。このよう
にすることによつて水量は必要以上に増加するこ
となく、生産性の低下を防ぐこともできる。注入
速度はできるだけ短時間がよく、1時間以内、好
ましくは30分以内に150℃以下の温度に下るよう
に注入する。このように加水分解終了マスに注入
して急速に温度を下げることによるm−体の加水
分解防止、およびp−体の生成防止効果は、注水
によつてマス中の硫酸濃度が適度に低下すること
による相剰効果も寄与している。従つて本発明に
おける加水分解后の注水はマスの温度を急速に下
げると同時にマス中の硫酸濃度の低下も行なわせ
るものである。 本発明において前記工程(C)および(D)、すなわち
加水分解の終つたm−体純度の高いアルキルベン
ゼンスルホン酸のアルカリ塩化およびアルカリ溶
融反応は、従来公知のよく知られた前述特公昭記
載の方法によつて実施せられる。 本発明の製造法によれば、m−体含量が97%を
超すアルキルヒドロキシベンゼンを収率よく得ら
れるようになり特に工業的規模で行なう時は、m
−体純度および収率を安定させることができ、経
済的にも有利となり、その奏する効果は大きい。 次に本発明の方法を実施例によつて説明するが
本発明はこの実施例によつて限定されるものでは
ない。 実施例 1 98%硫酸3600Kgを6000反応釜に仕込み、2544
Kgのエチルベンゼンを1時間を要して滴下する。
徐々に加熱昇温し、2時間を要し留出水を抜きな
がら200℃にする。同温度で4時間加熱撹拌し、
異性化する。次に内温を170℃迄降温し、同温度
で撹拌下に7800の水に相当する蒸気を12時間を
要して連続的に吹込み加水分解を行つた。1260Kg
のエチルベンゼンが回収された。 加水分解終了直後の反応マス中のスルホン酸の
異性体比m/pは96.5/3.5であつた。また同反
応マス中のエチルベンゼンスルホン酸を除いた水
−硫酸系における硫酸濃度は63%であつた。 加水分解反応物は反応終了後、分析および、小
実験に必要なサンプルを採取したのち、直ちに外
部から冷却を開始すると同時に、水500を30分
で注入し降温と同時に硫酸濃度を下げる。注水終
了時130℃に下つた。得られた反応マス中のスル
ホン酸の異性体比m/p=95.5/4.5であつた。
マス中の硫酸濃度は56%であつた。反応液に47%
苛性ソーダを加えてPH8まで中和、80℃で熱時芒
硝を別し、母液を1709Kgの苛性ソーダと250Kg
の苛性カリを6000溶融釜に330℃の温度で加熱
溶融している混合物中に滴下する。滴下後330℃
から340℃に昇温し、340℃で1時間撹拌保持し
た。得られた融解反応物を6000の水に溶解し、
35%塩酸でPH7.2に中和される。生成したフエノ
ール類を分層、分離、蒸留を行なつて純度93.8%
の粗m−エチルフエールを得た。分留により97.7
%純度のm−エチルフエノールを得た。収率は消
費エチルベンゼンに対して63%であつた。 比較例 1 実施例1の加水分解終了直後に反応マスから1/
1000スケールでサンプルを採取し、注入せずに外
側からの冷却のみで4時間を要して130℃まで温
度を下げた。得られた反応マス中のスルホン酸の
異性体比m/p=91.5/8.5であつた。以下実施
例1と同様にして純度90.5%の粗m−エチルフエ
ノールを得た。分留により純度94.1%のm−エチ
ルフエノールを得た。 実施例 2〜4 実施例1の加水分解終了直後に反応マスからそ
れぞれ1/1000スケールで採取したサンプルに表1
に示す硫酸濃度(マス中の水−硫酸系での濃度)
になるように水を加え、表1に示す温度を保つよ
う外部から調節して、4時間保持した。マス中の
スルホン酸組成中、m−およびp−エチルベンゼ
ンスルホン酸の値を測定しm−体とp−体との相
対比率をm/p比として求め表1に示した。さら
に実施例1に準じて後処理して得たm−エチルフ
エノールの純度を表1に示した。 比較例 2−4 実施例1の加水分解終了直後に反応マスからそ
れぞれ1/1000スケールで採取したサンプルを水を
加えないで表1に示す温度を外部から調節しなが
ら4時間保持した。 実施例2〜4に従つてマス中のm/p比を求め
表1に示した。さらに実施例1に準じて後処理し
て得たm−エチルフエノールの純度を表1に示し
た。
【表】
実施例1〜4および比較例1〜4の結果から、
加水分解終了後、加水分解反応時の温度のまゝ及
至若干低目の温度で保持すればm−体の加水分解
はさらに進み、一方p−体が相当量増えている
が、水を注がなくても急に温度を下げるだけでも
副反応を抑制できることがわかる(比較例4)。
しかし比較例1のように130℃まで温度を下げる
のに長時間かゝつては全く効果がなく。それに反
して加水分解終了后、水を加えれば150℃でも、
充分効果を示すことが明らかである。 実施例 5 トルエン1509Kgを3000反応釜に仕込み、撹拌
しながら、98%硫酸3270Kgを1時間で滴下し、2
時間をかけて190℃迄昇温する。185〜190℃で4
時間撹拌して異性化を行う。次に、160℃に降温
し、160〜165℃の温度を保ち、水3000に相当す
る水蒸気を一定速度で10時間を要して連続的に吹
込む。加水分解を受けたp−トルエンスルホン酸
は、トルエンと硫酸にもどり、水との共沸により
トルエンは系外に留出する。回収されたトルエン
は741Kgであつた。 加水分解終了マス中のm−トルエンスルホン酸
とp−トルエンスルホン酸の比率を求めると
96.3/3.2であつた。 一方加水分解反応終了マスは直ちに外部から冷
却を開始すると共に水250を30分で注入し、降
温と同時に硫酸濃度を下げた。注水終了時温度は
120℃に下つた。マス中のm/p比は96.4/3.6で
加水分解終了時と殆んど変化がない。 次いで冷却マスを47%苛性ソーダで中和し、実
施例1に従つてアルカリ融解および後処理を行い
純度97.5%のm−クレゾール584Kgを得た。 比較例 5 実施例5と同時にスルホン化、異性化、加水分
解を行つた後、外部冷却のみで冷却し内温を130
℃以下にする。冷却時間は3時間を要した。得ら
れた反応物を実施例5と同様に処理して純度94%
のm−クレゾール574Kgを得た。 実施例 6 98%硫酸1700Kgを3000反応釜に仕込み、撹拌
しながらメタキシレン1100Kgを滴下、2.5時間を
要して180℃迄昇温する。その後175〜180℃で3
時間保温し異性化を行う。150℃まで降温し、水
700に相当する水蒸気を同温度で3時間かけて
連続的に吹込み加水分解を行つた。加水分解によ
り水蒸気と共に留出するメタキシレンは水と分離
して270Kg回収された。加水分解後冷却を開始す
ると共に水200を30分で注入した。注入後温度
は120℃に下つた。47%苛性ソーダで中和し実施
例1に従つてアルカリ融解および後処理を行い純
度96%の3.5−キシレノール697Kgを得た。 比較例 6 実施例6において加水分解後外冷のみで冷却し
たところ120℃に冷却するのに3時間を要した。
その後は実施例6と同様に処理して純度94%の
3.5−キシレノール687Kgを得た。
加水分解終了後、加水分解反応時の温度のまゝ及
至若干低目の温度で保持すればm−体の加水分解
はさらに進み、一方p−体が相当量増えている
が、水を注がなくても急に温度を下げるだけでも
副反応を抑制できることがわかる(比較例4)。
しかし比較例1のように130℃まで温度を下げる
のに長時間かゝつては全く効果がなく。それに反
して加水分解終了后、水を加えれば150℃でも、
充分効果を示すことが明らかである。 実施例 5 トルエン1509Kgを3000反応釜に仕込み、撹拌
しながら、98%硫酸3270Kgを1時間で滴下し、2
時間をかけて190℃迄昇温する。185〜190℃で4
時間撹拌して異性化を行う。次に、160℃に降温
し、160〜165℃の温度を保ち、水3000に相当す
る水蒸気を一定速度で10時間を要して連続的に吹
込む。加水分解を受けたp−トルエンスルホン酸
は、トルエンと硫酸にもどり、水との共沸により
トルエンは系外に留出する。回収されたトルエン
は741Kgであつた。 加水分解終了マス中のm−トルエンスルホン酸
とp−トルエンスルホン酸の比率を求めると
96.3/3.2であつた。 一方加水分解反応終了マスは直ちに外部から冷
却を開始すると共に水250を30分で注入し、降
温と同時に硫酸濃度を下げた。注水終了時温度は
120℃に下つた。マス中のm/p比は96.4/3.6で
加水分解終了時と殆んど変化がない。 次いで冷却マスを47%苛性ソーダで中和し、実
施例1に従つてアルカリ融解および後処理を行い
純度97.5%のm−クレゾール584Kgを得た。 比較例 5 実施例5と同時にスルホン化、異性化、加水分
解を行つた後、外部冷却のみで冷却し内温を130
℃以下にする。冷却時間は3時間を要した。得ら
れた反応物を実施例5と同様に処理して純度94%
のm−クレゾール574Kgを得た。 実施例 6 98%硫酸1700Kgを3000反応釜に仕込み、撹拌
しながらメタキシレン1100Kgを滴下、2.5時間を
要して180℃迄昇温する。その後175〜180℃で3
時間保温し異性化を行う。150℃まで降温し、水
700に相当する水蒸気を同温度で3時間かけて
連続的に吹込み加水分解を行つた。加水分解によ
り水蒸気と共に留出するメタキシレンは水と分離
して270Kg回収された。加水分解後冷却を開始す
ると共に水200を30分で注入した。注入後温度
は120℃に下つた。47%苛性ソーダで中和し実施
例1に従つてアルカリ融解および後処理を行い純
度96%の3.5−キシレノール697Kgを得た。 比較例 6 実施例6において加水分解後外冷のみで冷却し
たところ120℃に冷却するのに3時間を要した。
その後は実施例6と同様に処理して純度94%の
3.5−キシレノール687Kgを得た。
Claims (1)
- 1 アルキルベンゼン、またはアルキルベンゼン
スルホン酸混合物を、硫酸の存在下に加熱して、
m−体含量の多いアルキルベンゼンスルホン酸を
得、m−体以外のアルキルベンゼンスルホン酸を
選択的に加水分解した後、加水分解を受けなかつ
たアルキルベンゼンスルホン酸を苛性的に融解す
るm−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法に
おいて、加水分解後直ちに注水し、反応物の温度
を150℃以下にさせることを特徴とする高純度m
−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18661382A JPS5976033A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 高純度m−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18661382A JPS5976033A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 高純度m−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5976033A JPS5976033A (ja) | 1984-04-28 |
| JPH029012B2 true JPH029012B2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=16191636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18661382A Granted JPS5976033A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 高純度m−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5976033A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0840960A (ja) | 1994-07-28 | 1996-02-13 | Kemira Agro Oy | 選択的脱スルホン化法 |
| WO2016187678A1 (en) | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Katholieke Universiteit Leuven | Production of 3-alkylphenols and uses thereof |
| CN105906481A (zh) * | 2016-05-12 | 2016-08-31 | 金能科技股份有限公司 | 一种对甲苯酚的制备方法及设备 |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP18661382A patent/JPS5976033A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5976033A (ja) | 1984-04-28 |
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