JPH02970A - 新規な凸版用印刷版 - Google Patents

新規な凸版用印刷版

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JPH02970A
JPH02970A JP7489989A JP7489989A JPH02970A JP H02970 A JPH02970 A JP H02970A JP 7489989 A JP7489989 A JP 7489989A JP 7489989 A JP7489989 A JP 7489989A JP H02970 A JPH02970 A JP H02970A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な感光性樹脂製凸版に関するものである
。さらに詳しくいえば、本発明は、凸版印刷におけるベ
タ画像のインキ着肉性に優れ、かつ良好な画像再現性を
有する、レリーフ層が多層構造から成る凸版用印刷版に
関するものである。
従来の技術 従来、プラスチック、金属、紙などの支持体上に、接着
剤層やハレーション防止層を設け、その上に1種又は2
種以上の感光性樹脂層を形成し、これにネガフィルムな
どの画像担体を通して活性光線を照射して、感光性樹脂
層の選択された部分を光硬化し、未露光部を除去してレ
リーフ層を形成させて、印刷版材として用いることが知
られている。
近年、オフセット印刷方式の増加に伴い、凸版印刷分野
において、生産性の向上と共に、印刷品質の優れた版材
、例えば解像力に優れ、かつインキの着肉性が良好でス
ヌケのない均質なベタ画像を与える上、階調再現性に優
れるなどの特徴を有する版材が要求されるようになって
きた。
一般に凸版印刷において、インキの着肉性及び解像力は
、版材の硬度によって大きく変わり、硬度の高い版材を
用いた場合は優れた解像力が得られるものの、インキの
着肉性が劣り、また逆に硬度の低い版材を用いた場合は
、インキの着肉性に優れ、良好で均質なベタ画像が得ら
れるものの、画像の太りが大きく高解像力を得ることは
難しいことが知られている。
したがって、このような問題点を改善するために、例え
ば感光性樹脂層内の光重合特性を変えることによって、
感光性樹脂製凸版における解像性を上げると共に、レリ
ーフの頂部を鋭角にし、シャープな印刷画像を得ること
が試みられている(特公昭35−16614号公報、特
公昭37−1306号公報)。
しかしながら、この凸版材においては、高度のベタ刷り
品質を得るには、該版材の硬度が高い場合、高い印圧を
必要とし、その結果、凸版材で高解像性を達成しても、
高印圧のために印刷における解像力は、中間調における
マージナルの増大によって、低下を免れず、オフセット
印刷物のような優れた印刷品質のものを得ることはでき
ない。
また、感光性樹脂製凸版のレリーフ層における基部層を
頂部層よりも軟らかい材料で形成し、該基部層のクツシ
ョン効果により、凸版印刷方式の欠点である小画像と大
画像との印圧差をなくすことも試みられている(特公昭
61−56506号公報)。
しかしながら、この感光性樹脂凸版材においては、オフ
セット印刷物のような高度なベタ刷り品質のものを得よ
うとすると、全体の版材硬度が高い場合、ベタ画像部分
のクツション性があるため、頂部が同じ硬度の単層感光
性樹脂から成るレリーフ層を有するものに比べて高い印
圧が必要となり、中間調部分のクツション効果によって
多少は太りが軽減できるものの、オフセット印刷物に匹
敵する高度のベタ刷り品質と高解像性は達成できず、一
方、全体の版材硬度が軟らかい場合には、ベタ刷り品質
は満足できても、印刷機精度や印刷用紙の表面平滑性が
乏しいものでは、太りが大きくて高解像性を満たすこと
ができない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような従来の感光性樹脂製凸版がもつ欠
点を克服し、通常の印刷機精度がさほど良くない凸版印
刷機を用いても、高度のベタ刷り品質と高解像性の両方
を共に実現できる新規な凸版用印刷版を提供することを
目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、前記の優れた特性を有する感光性樹脂製
凸版を開発するに先立ち、各版材によって得られる印刷
品質の良し悪しがベタ刷り品質と高解像性の両者に依存
していることに着目したところ、特にベタ刷り品質は、
単に反射濃度が高いだけでは表現できず、ベタの中に僅
かみもれる微小な白ヌケ点(以下スヌケという)により
引き起こされる目視官能的なガサツキ感による品質低下
の影響の方が大きいことが分かった。そして、この微視
的なスヌケ現象は版式が異なっても、凸版でもオフセッ
ト版でも大なり小なりみられ、良し悪しに大きく関与し
ていることが分かり、ベタの中に占めるこのスヌケの割
合をスヌケ率として定量的に把握しベタ刷り品質の良し
悪しの判定を行う方法を見出した。
該スヌケ率は、網点解析装置(Arerdac AD−
1000コニカ製)を用い、印刷物のベタ刷り部分を反
射光の下に拡大し、一定の反射濃度水準(濃度スライス
レベル)におけるスヌケ部分の占める面債を求め、百分
率で表わした値である。被印刷体が変わることにより本
測定法における反射濃度スライスレベルの最適値は変わ
るが、新聞印刷紙面での1例を示せば反射濃度スライス
レベルは0.5Dで、オフセット紙面のスヌケ率は良質
のベタ刷りで20%以下、悪いものでも市販されている
ものでは5%以下である。これに対し、凸版による紙面
は良いもので5%前後、−数的には5〜lO%、悪いも
ので15%程度のものもみられ、オフセット紙面と比べ
凸版紙面のベタ刷り品質が現実には十分でないことが明
らかである。版面紙面のベタ刷りでスヌケが多い理由は
細かな画像の太りを防ぐために十分な印圧、インキ量を
与え得ないためであると本発明者らは考えた。
一方、細かな画像の太りについては、GATFチャート
など種々考察された品質管理用のテストチャートによる
目視判別の方法が一般的に使われているが、本発明者ら
は印刷物の画像力の良悪を定量的に判別する方法として
、特定の画像の太り量を実測する方法を採用した。例え
ば新聞印刷の例では60μm線幅を有するネガ画像を使
用し、100倍のスケール付ルーペや万能投影器などで
対応する版面及び印刷面の線幅を読み取り、この差から
該太り量を求めることができる。該差が80μmを超え
ると紙面全体のシャープさが著しくそこなわれ、解像性
を良くするには60μm以下でできるだけ太り量は小さ
くすることが要求される。
このように、印刷品質の良し悪しを決定するベタ刷り品
質と高解像性をより高めることができる感光性樹脂製凸
版を開発するために鋭意研究を重ねた結果、レリーフ層
が2層又は3層の多層構造から成り、各層が所要の厚み
を有する上、印刷中の頂部層のモジュラスが2層構造の
場合は基部層のモジュラスの1/2以下、3層構造の場
合は中間層又は基部層のモジュラスの1/2以下の特定
の範囲にある感光性樹脂製凸版がその目的に適合しうろ
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は、支持体上に感光性樹脂硬化体で形
成された厚み8關以下のレリーフ層を有する印刷版にお
いて、該レリーフ層が頂部層と基部層から構成され、該
頂部層は2μm以上の厚み及び650ky/ cm”以
下のモジュラスを有し、かつ基部層は頂部層の4倍以上
の厚み及び2倍以上のモジュラスを有することを特徴と
する凸版用印刷版、支持体上に感光性樹脂硬化体で形成
された厚み8mm以下のレリーフ層を有する印刷版にお
いて、該レリーフ層が頂部層、中間層及び基部層から構
成され、該頂部層は2μm以上の厚み及び650J21
?/ am”以下のモジュラスを有し、かつ中間層と基
部層の厚みの和が頂部層の厚みの4倍以上、中間層の厚
みがO,1mm以上でそのモジュラスが頂部層の2倍以
上、基部層のモジュラスが頂部層と同等がそれ以上であ
ることを特徴とする凸版用印刷版、及び支持体上に感光
性樹脂硬化体で形成された厚み8mm以下のレリーフ層
を有する印刷版において、該レリーフ層が頂部層、中間
層及び基部層から構成され、該頂部層は2μm以上の厚
み及び6501129/ cr1’以下のモジュラスを
有し、かつ中間層の厚みが0.2μm以上、0 、1m
m以下、基部層の厚みが頂部層と中間層の厚みの和の4
倍以上で基部層のモジュラスが頂部層のモジュラスの2
倍以上であることを特徴とする凸版用印刷版を提供する
ものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の印刷版は、レリーフ部分が厚み8mm以下の感
光性樹脂硬化体から成ることが必要で、この厚みが8+
Il+1よりも大きいと、製版での解像力が十分に得ら
れないばかりでなく、経済的にも見合わない。
また、このレリーフ部分は、それぞれ特定の厚み、モジ
ュラスをもつ頂部層と基部層、あるいは頂部層と中間層
と基部層で構成されているが、この頂部層は2μm以上
の厚み、650kfi/ cm”以下、好ましくは30
0に9/ cm”以下のモジュラスを有することが必要
である。この厚みが2μmよりも小さい場合や、モジュ
ラスが650729/ cm’よりも大きい場合には、
良好なベタ刷り性や小さい印圧により良好な画像再現性
が得られない。また、このレリーフ部分が頂部層と基部
層の2層構造の場合、基部層の厚みは頂部層の厚みの4
倍以上、好ましくは8倍以上で、そのモジュラスは頂部
層のモジュラスの2倍以上であることが必要である。こ
の厚みが4倍未満又はモジュラスが2倍未満では、しリ
ーフ層全体が軟らかくなりすぎて画像の太りを生じ、シ
ャープな印刷が得られなくなる。一方、レリーフ部分が
頂部層、中間層及び基部層の3層構造の場合は、中間層
と基部層の厚みの和が、頂部層の厚みの4倍以上、好ま
しくは8倍以上、中間層の厚みがQ、1mm以上1、そ
のモジュラスが頂部層のモジュラスの2倍以上、基部層
のモジュラスが頂部層と同等以上、好ましくは頂部層の
2倍以上であるか、あるいは基部層の厚みが、頂部層と
中間層の厚みの和の4倍以上、好ましくは8倍以上で、
基部層のモジュラスが頂部層のモジュラスの2倍以上、
中間層の厚みが0.2μm以上、0.1ram以下、好
ましくは2μm以上であり、この場合中間層のモジュラ
スについては特に制限はないが、基部層のモジュラスと
同等以下であることが好ましい。中間層と基部層の厚み
が前記の範囲を逸脱したり、あるいはそれらのモジュラ
スが前記条件を満たさない場合、レリーフ層全体の硬度
が低下し、画像の太りを生じ、シャープな印刷が得られ
ない。
本発明において、場合により挿入される中間層は、頂部
層と基部層との間の接合作用のだめのものであって、そ
の厚さは任意に決めることができる。また、頂部層、中
間層に対し基部層のモジュラスが小さい場合にはレリー
フ全体の緩衝作用を持たせることもできる。さらに、頂
部層、中間層、基部層それぞれの感光特性及び厚みを変
えることによりシャープなレリーフ形状を有し、かつ解
像力を高めることもできる。
本発明におけるレリーフ層は、支持体上に直接凸部が形
成されたもののみに限定されず、支持体上に均一厚さの
感光性樹脂層が設けられた上に、凸部が形成されるよう
な場合も包含する。
本発明の感光性樹脂製凸版のレリーフ層は、液状の2種
又は3種の異なる感光性樹脂液から作製するのが好まし
いが、2種又は3種の固体状感光性樹脂層を、あらかじ
め支持体上に積層したものを用いてもよい。
前記液状感光性樹脂としては、例えば不飽和ポリエステ
ルと付加重合性エチレン状不飽和モノマーと光重合開始
剤及び熱重合禁止剤とから成る感光性組成物を挙げるこ
とができる。
前記不飽和ポリエステルは、少なくとも1種のポリオー
ルを含むアルコール成分と、少なくとも1種の不飽和多
塩基酸又はその誘導体(例えば酸無水物、メチルあるい
はエチルエステル、酸ハロゲン化物)、さらに必要に応
じて加えられた飽和多塩基酸から成る酸成分との重縮合
反応により得られる。
不飽和多塩基酸としては、マレイン酸、7マーλ ル酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸、グルタ
コン酸、ムコン酸、アコニット酸などを例として挙げる
ことができる。
飽和多塩基酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸
、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セパシン酸、フ゛タル酸、イソフタル酸
、テレフタル酸、ピロメリット酸などを例として挙げる
ことができる。
ポリオールとしては、エチレングリコール、l、2−プ
ロピレングリコール、1.3−プロパンジオール、1.
4〜ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量
150以上)、ポリプロピレングリコール(平均分子量
192以上)、ポリブチレングリコール(平均分子量1
62以上)、ポリ(オキシエチレンオキシプロピレン)
グリコール(平均分子量120以上)、グリセリン、エ
リトリット、ペンタエリトリット、ヘキシット、トリメ
チロールプロパンなどを例として挙げることができる。
付加重合性エチレン状不飽和七ツマ−としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、又はそのエステル、例えばメチル
、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ヘキシル
、n−オクチル、n−ドデシル、シクロヘキシル、テト
ラヒドロフルフリル、アリール、グリシジル、2−ヒド
ロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−クロロ−
2・ヒドロキシ、4−ヒドロキシブチルのアクリレート
及びメタクリレート、あるいはエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール1、ブチレングリコールのモノ又はジア
クリレート及びメタクリレート、あるいはトリメチロー
ルプロパントリアクリレート及びメタクリレート、ペン
タエリトリットテトラアクリレート及びメタクリレート
などやアクリルアミド、メタクリルアミド又はその誘導
体、例えば、N−メチロールアクリルアミド及びメタク
リルアミド、N−メトキシアクリルアミ下及びメタクリ
ルアミド、N、N・メチレンビスアクリルアミド及びメ
タクリルアミド、N、N−へキサメチレンビスアクリル
アミド及びメタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミ
ド及びメタクリルアミドなどや、スチレン、ビニルトル
エン、ジビニルベンゼン、ジアリール7タレート、トリ
アリールシアヌレート、酢酸ビニルなどを例として挙げ
ることができる。
光重合開始剤としてはベンゾイン、ベンゾインメチルエ
ーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイン−n−
プロビルエーテノ呟ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチ
ルエーテル、ベンゾイン−5ec−ブチルエーテル、a
−メチルベンゾイン、σ−エチルベンゾイン、α−メチ
ルベンゾインメチルエーテル、α−7エニルベンゾイン
、σ−アリールベンゾイン、アントラキノン、クロロア
ントラキノン、メチルアントラキノン、エチルアントラ
キノン、ベンジル、ジアセチル、アセトフェノン、ベン
ゾフェノン、ω−ブロモアセトフェノン、2−ナフタレ
ンスルホニウムクロリド、ジフェニルジスルフィド、色
素、例えばニオシフ G(C,1,45380)、チオ
ニン(c、 +、52025)などを挙げることができ
る。
熱重合禁止剤としては、ヒドロキノン、p−メトキシフ
ェノール、カテコール、tert−ブチルヒドロキノン
、ベンゾキノン、p−フ二二レンジアミン、ピクリン酸
、フェノチアジンなどを例として挙げることができる。
また、他の液状感光性樹脂として、少なくとも2個の末
端インシアネート基を有するプレポリマーに水酸基を含
有する付加重合性エチレン状不飽和七ツマ−を反応せし
めたポリマーと付加重合性エチレン状不飽和七ツマ−と
光重合開始剤及び熱重合禁止剤とから成る感光性組成物
も挙げることができる。
この場合のプレポリマーは分子中に、2個以上の末端水
酸基を有するポリオール化合物と少なくとも2個以上の
イソシアネート基を有するポリイソシアネートと反応さ
せることによって得られる。
ポリオール化合物としては比較的高分子量のものが好ま
しく、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステル
ポリオール、ポリアルキレンポリオールなどが用いられ
る。ポリイソシアネートとしては、例えばトルイレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネートなどが用いられる。この反応
に際しては、ポリオールとポリイソシアネートのモル比
、反応順序、反応条件などにより種々のものが得られる
が、プレポリマーは少なくとも2個の末端イソシアネー
ト基を有するように反応せしめる。
このプレポリマーに反応せしめる水酸基を有する付加重
合性エチレン状不飽和モノマーとしては、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、N−
ヒドロキシメチルアクリルアミド、ポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート、アリールアルコール、ヒドロ
キシスチレンなどを例として挙げることができる。
この組成物に用いられる付加重合性エチレン状不飽和七
ツマ−1光重合開始剤、熱重合禁止剤としては、前記の
ものが挙げられる。
さらに、その他の液状感光性樹脂としては、1分子当り
少なくとも2個の炭素−炭素不飽和結合を含むポリエン
と、1分子当り2個以上のチオール基を含むポリチオー
ルと、ベンゾフェノンのような増感剤とから成る感光性
組成物(例えば怜公昭46−29525号公報)も例と
して挙げることができる。
前記液状感光性樹脂の光硬化後の硬さを変えることは公
知の方法で容易に行いうる。例えば不飽和ポリエステル
と付加重合性エチレン状不飽和七ツマ−と光重合開始剤
及び熱重合禁止剤とから成る液状感光性樹脂の場合には
、不飽和ボリエステル中の飽和多塩基酸に対する不飽和
多塩基酸のモル比を変える方法、不飽和ポリエステルに
対する付加重合性エチレン状不飽和モノマーのモル比を
変える方法、付加重合性エチレン状不飽和七ツマ−のう
ち、2官能性又は多官能性上ツマ−のモル比ヲ変える方
法、あるいはこれらの方法の併用が有効である。
また、少なくとも2個の末端イソシアネート基を有する
プレポリマーに水酸基を含有する付加重合性エチレン状
不飽和モノマーを反応せしめたポリマーと、付加重合性
エチレン状不飽和七ツマ−と、光重合開始剤及び熱重合
禁止剤とから成る液状感光性樹脂の場合には、上記プレ
ポリマーの分子量を変える方法、上記ポリマーと付加重
合性不飽和モノマーのモル比を変える方法、付加重合性
エチレン状不飽和七ツマ−のうち2官能性又は多官能性
上ツマ−のモル比を変える方法、あるいはこれらの方法
の併用が有効である。
さらには、1分子当り少なくとも2個の炭素−炭素不飽
和結合を含むポリエンと、1分子当り2個以上のチオー
ル基を含むポリチオールと、増感剤とから成る液状感光
性樹脂の場合には、ポリエン中の1分子当りの炭素−炭
素不飽和結合の数を変える方法、ポリチオール中の1分
子当りのチオール基の数を変える方法、あるいはこれら
の方法の併用が有効である。
本発明において、レリーフ層の頂部層、基部層及び所望
に応じて設けられる中間層の形成に用いられる液状感光
性樹脂は、レリーフ層形成後の各層のモジュラスが前記
条件を満たすことができれば、上記組成群の中から任意
に選択することができる。
さらに、頂部層、所望に応じて設けられる中間層及び基
部層の形成のために用いられるそれぞれの液状感光性樹
脂は、同一組成群より選択されることが、製版後の各層
の接着性及び像形成露光後共通洗浄液による未露光樹脂
の洗浄除去性などの点から好ましいが、これに限定され
るものではない。ここでいう同一の組成群とは液状感光
性樹脂の主要成分が同一の化学構造的分類(例えば不飽
和ポリエステル系、不飽和ポリウレタン系、ポリエン系
など)に属する組成群をいう。
本発明の凸版用印刷版を固体状の感光性樹脂層を2層又
は3層形成させたものから作成する場合は、特に公知の
種々のゴム弾性を有する固体フレキソ版用材料から広く
選択して用いることができる。例えば特公昭51−43
374号公報に開示された熱可塑性エラストマー組成物
、エチレン性不飽和化合物、光重合開始剤から成るもの
、その他特開昭49−102405号公報、特開昭50
−63091号公報、特開昭50−6034号公報、特
開昭49−18721号公報、特開昭49−10240
6号公報のものがある。これらの感光性組成物の各成分
の配合割合、その他前述した方法に準じ硬さの異なる層
を形成させることができる。
本発明で用いられる支持体としては、例えば、鉄、ステ
ンレス、銅、亜鉛、アルミニウムなどから成る金属板、
然ゴム、合成ゴムなどから成るゴムシート、あるいはセ
ルロイド、セルロースアセテート、ポリエチレン、プリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリアミドなどのプラスチックシート又
はフィルムなどを挙げることができる。これらの支持体
は通常0.025ないし0゜50闘の厚さを有するもの
であり、その表面には通常ハレーション防止層及び接着
層が設けられるのが一般的である。
次に、本発明の凸版用印刷版を作成する好適な方法の1
例について説明すると、まず支持体上に、それぞれ異な
る液状感光性樹脂AとB又はAとBとCから成る2種又
は3種の層を所定の厚みになるように順次設けたのち、
感光性樹脂層B側又はC側より透明画像担体を通して活
性光線により像露光を行い、次いで未露光部の感光性樹
脂を除去してレリーフ′層を支持体上に形成させる。
2種又は3種の液状感光性樹脂及び支持体を露光に供す
るために所定の厚みに成形、積層する方法については、
例えばネガフィルムと密着配列したカバーフィルム上に
硬い感光性樹脂を刷毛、ロール、ドクターナイフなどを
用いてあらかじめ所定の厚みに延展して液状感光性樹脂
層Aを形成したのち、所望に応じ液状感光性樹脂層Bを
形成し、さらに液状感光性樹脂層Cを形成すると共に、
支持体を積層することにより実施できる。あるいは支持
体上に感光性樹脂を刷毛、ロール、ドクターナイフなど
を用いてあらかじめ所定の厚みに延展して液状感光性樹
脂層Cを形成したのち、硬い感光性樹脂を用いて同様の
操作により液状感光性樹脂層Bを又はBとAを形成積層
することもできる。
レリーフ像を形成するために用いられる透明画像担体と
しては、銀塩像による写真製版用のネガ又はポジフィル
ムのみでなく、活性光線に対して実質的に透明であるプ
ラスチックフィルム及びシート、ガラスシート、セロフ
ァン紙、紙などの表面を活性光線の透過を防ぎうる物質
でマスクして画像を形成させたものがある。
露光において用いられる活性光線源としては、低圧水銀
灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、紫外線用蛍光灯、カー
ボンアーク灯、キセノンランプ、太陽光などを挙げるこ
とができる。
また、液状感光性樹脂を用いる場合の像形成露光は、液
状感光性樹脂層A1液状感光性樹脂層B又はAとB及び
C及び支持体をこの順序に密着配列したのち、液状感光
性樹脂層Aの側より前記透明画像担体を通して前記光源
を用いてなされる。
支持体の材質が活性光に対して実質的に透明な場合は、
支持体側から全面に活性光を照射し、支持体上に所望す
る厚みの硬化樹脂層を形成せしめ、レリーフの高さを任
意に調節することもできる。
前記のようにして、透明画像担体を通して活性光を照射
したのち、未露光又は未硬化樹脂の洗浄は各種洗浄液、
例えば水、アルコール、アセトン、ベンゼン、トルエン
、クロロエタン、クロロエチレンなどや、アルカリ水溶
液、例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸
ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ホウ酸ナトリ
ウム、ケイ酸ナトリウムなどの水溶液、界面活性剤水溶
液などで洗浄除去する方法で行う。必要であれば前記ア
ルカリ水溶液に界面活性剤などを加えることもできる。
発明の効果 本発明の凸版用印刷版は、レリーフ層が頂部層と基部層
、又は頂部層、中間層及び基部層から成る多層構造を有
し、かつ該頂部層が基部層又は中間層より柔らかく形成
されたものであって、該凸版によると、印刷機精度がさ
ほど良くない通常の凸版印刷機を用いても、インキ着肉
性に優れ、かつ太りなどのない品質の良好なベタ画像を
得ることができる上、高い画像再現性が得られる。
実施例 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
なお、光硬化感光性樹脂のモジュラスは、JISK 7
113に従って試料の応力−歪曲線を作成し、この初期
直線部分を延長して得た勾配を該試料の断面積で除すこ
とによって求めた。
この際の試料は、感光性樹脂組成物から成る1mm厚さ
の板をケミカルランプ(東芝製、FL 20BL)を用
いて、約1−OmW/ cm2の強度で、表裏両面から
5分間露光することによって硬化させることにより作成
した。
参考例1 プロピレングリコール、ジエチレングリコール、アジピ
ン酸、7マル酸、イソフタル酸をそれぞれモル比テ0.
2510.7510.5010.2510.25ノ11
合で配合し、これにエステル化触媒としてp−トルエン
スルホン酸0.5wt%、熱重合禁止剤としてヒドロキ
ノン0.2wt%を加え、窒素雰囲気常圧下、180’
oで3時間線合反応を行った。次いで、29mmHgに
減圧し220°Cで3時間、さらに反応を行い、酸価2
8の不飽和ポリエステルを得た。
この不飽和ポリエステル100重量部に、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート35重量部、N−3−オキソ−
1,1−ジメチル−ブチルアクリルアミド10重量部、
テトラエチレングリコールジメタクリレート10重量部
、ベンゾインエチルエーテル2重量部、ヒドロキノン0
.1重量部を配合して感光性樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を2枚のガラス板と1mm厚のスペーサ
−とから構成された型枠に注入し、紫外線蛍光灯(東芝
製、FL−20BL)を用い、約1.2mW/c+++
’の強度下で、両面よりそれぞれ5分間照射を行った。
得られた光硬化樹脂版のモジュラスは650kg/cr
a2であった。
参考例2 参考例1で得た不飽和ポリエステル100重量部に、ジ
エチレングリコールジメタクリレート20重量部、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート10重量部、N
−3−オキソ−1,1−ジメチル−ブチルアクリルアミ
ド10重量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート2
0重量部、ベンゾインエチルエーテル2.5重量部、ヒ
ドロキノン0.1重量部を配合して感光性樹脂組成物を
得た。
この樹脂組成物を参考例1と同じ方法で硬化させて得ら
れた光硬化樹脂版のモジュラスは2 、80072g/
Cがであった。
参考例3 ポリカプロラクトンジオール(平均分子量51O)10
0重量部、ポリプロピレングリコール(平均分子量95
0)20重量部、トリレンジイソシアネート50重量部
、2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾール0.5重量
部を混合して、70°Cで2時間反応させたのち、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート25重量部とヒドロキ
ノン0.1重量部を添加し、さらに80°Cで2時間反
応して不飽和ポリウレタンを得た。
この不飽和ポリウシタフ100重量部に、2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート・35重量部、ジエチレング
リコールジメタクリレート20重量部、ベンゾインエチ
ルエーテル1.5重量部、ヒドロキノ211重量部を配
合して感光性樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を参考例1と同じ方法で硬化させて得た
光硬化樹脂版のモジュラスは8 、5007zg/C+
++2であった。
参考例4 エチレンオキシド−プロビレオキシドブロック共重合ジ
オール(エチレンオキシド単位35重量%含有、分子量
2,000) 100重量部、ポリエチレンアジペート
ジオール(分子量2.000) 100重量部、トリレ
ンジイソシアネート21重量部、ジブチルスズラウレー
ト0.5重量部を混合して、70°Cで2時間反応させ
たのち、これに2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
45重量部とヒドロキノン0゜1重量部を添加し、さら
に70℃で2時間反応して不飽和ポリウレタンを得t;
この不飽和ポリウレタン100重量部に、2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート10重量部、ジエチレングリ
コールジメタクリレート10重量部、ラウリルメタクリ
レート10重量部、ベンゾインエチルエーテル1.5重
量部、ヒドロキノン0.1重量部を配合して感光性樹脂
組成物を得た。
この樹脂組成物を参考例1と同じ方法で硬化させて得た
光硬化樹脂版のモジュラスは105J29/ cm”で
あった。
参考例5 エチレンオキシド−プロピレオキシドブロック共重合ジ
オール(エチレンオキシド単位35重量%含有、分子量
2.000) 100重量部、ポリエチレンアジペート
ジオール(分子量2.000) 100重量部、トリレ
ンジイソシアネート13重量部、ジブチルスズラウレー
ト15重量部を混合して、70℃で2時間反応させたの
ち、これに2−ヒドロキシプロピルメタクリレート18
重量部とヒドロキノン0.05重量部を添加し、さらに
70℃で2時間反応して不飽和ポリウレタンを得た。
この不飽和ポリウレタン100重量部に、ポリプロピレ
ングリコール(分子量380)モノメタクリレート10
重量部、ラウリルメタクリレート12重量部、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート5重量部、ベンゾインエ
チルエーテル1.5重量部、ヒドロキノン0.1重量部
を配合して感光性樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を参考例1と同じ方法で硬化させて得た
光硬化樹脂版のモジュラスは15℃2g/cm”であっ
た。
参考例6 参考例5で得た不飽和ポリウレタン100重量部に、ラ
ウリルメタクリレート13重量部、ポリプロビレングリ
コール(分子量380)モノメタクリレート15重量部
、ジエチレングリコールジメタクリレート4重量部、ベ
ンゾインエチルエーテル1重量部、ヒドロキノン0.1
重量部を配合して感光性樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を参考例1と同じ方法で硬化させて得た
光硬化樹脂版のモジュラスは6.5kg/ cm”であ
った。
参考例7 参考例5で得た不飽和ポリウレタン100重量部に、ラ
ウリルメタクリレート15重量部、ポリプロピレングリ
コール(分子量380)モノメタクリレート15ffi
量部、テトラエチレングリコールジメタクリレート3重
量部、ベンゾインエチルエーテル1.5重量部、ヒドロ
キノン0.1重量部を配合して感光性樹脂組成物を得た
この樹脂組成物を参考例1と同じ方法で硬化させて得た
光硬化樹脂版のモジュラスは3.0kg/ctyr”で
あった。
参考例8 水溶性ポリアミド(東し AQナイロン P−70)1
00重量部、エチレンブレコール3重量部、メタノール
100重量部、ジエチレングリコールジメタクリレート
5重量部、ベンゾインエチルエーテル1重量部、ヒドロ
キノン帆2重量部を配合し、室温で1時間かきまぜドー
プを調製した。このドープをドクターナイフを使って2
2μmポリプロピレンフィルム上に約帆04mmコート
したあと、室温下で一晩乾燥を行い、厚さ25μmの水
溶性ポリアミドフィルムがコーティングされたポリプロ
ピレンフィルムラ得り。
一方、上記ドープを真空乾燥機で30°0150mmH
g下、1時間乾燥したものを110℃で4分間加温後、
0.100kg/ cm”の脱気操作を4〜5回繰り返
したのち、120kg/ cm”で3分間加圧後冷却し
て、1mm厚みのシートを作成した。このシートの両面
に9μmのポリエステルフィルムを密着させ、参考例1
と同じ光源下両面よりそれぞれ5分間照射して成る光硬
化樹脂版のモジュラスは280729/ cra”であ
った。
実施例1 水平に置いたガラス板上に、画像担体を置き、その上を
厚さ9μmのポリエステルフィルムで覆い、その上に参
考例5の感光性樹脂組成物をドクターナイフを用いて0
.03+mの厚さにコートした。
次いで、その上に参考例3の感光性樹脂組成物をドクタ
ーナイフを用いて、0.5++mの厚さにコートし、さ
らにその上を、あらかじめハレーション防止剤を含む接
着剤を塗布しておいた0、1朋厚のポリエステルフィル
ム支持体シートで覆った。
次に、まず、支持体シート側から紫外線蛍光灯(東芝製
、FL−20BL)を用い、紫外線強度1.8mW/c
m’で25秒間、次いで画像担体側から5分間露光した
。このように像形成露光した感光性樹脂構成体に40°
Cのホウ酸ナトリウム1重量%、界面活性剤1重量%を
含む水溶液を1.5kg/cIN2の噴射圧で1.5分
間吹付けて、未露光部の洗浄除去を行ったのち、水洗し
た。次いで、この感光性樹脂構成体を水を入れたバット
中に沈め、前記光源を用いて、レリーフ面に10分間後
露光を行ったのち、水中より引き出し、50°C1温風
下に10分間乾燥を行い帆63mm厚みの感光性樹脂製
凸版を得た。
この版を用いて、凸版輪転機で印刷したところ、軽い印
圧でも優れたインキ着肉性を示した上、画像の太りも少
ないシャープな印刷物が得られた。
この印刷物のベタ画像部のスヌケ率は2.0%、60μ
mの線幅を有する画像の印面での太り量は、45μmで
あった。
比較例1 参考例5の感光性樹脂組成物を用い、ドクターナイフを
用いて0.5mmコートする以外は、実施例1と同じ操
作を行い、実施例1と同じ厚みを有する感光性樹脂製凸
版を得た。
この版を用いて凸版輪転機で印刷したところ、インキ転
移性は良好であったが、画像の太りが大きく、シャープ
な印刷物は得られなかった。
この印刷物のベタ画像部のスヌケ率は2.1%であった
が、同画像の太り量は120μmであった。軽口の印圧
で得たものは、同画像の太り量は50μmで許容できる
太りであったが、スヌケ率は7%と不良であった。
一方、参考例5の感光性樹脂組成物に代えて、参考例3
の感光性樹脂組成物を用い、同様にして実施例1と同じ
厚みを有する感光性樹脂製凸版を得tこ。
この版を用いて凸版輪転機で印刷したところ、細字はシ
ャープに印刷できたが、大きな文字及びハーフトーンの
暗部において、インキがかすれる傾向を示し、良好な印
刷物は得られなかった。
また、印圧を高めインキ量も多口に与え、大きな文字の
ベタ品質は良いものとなったが、細字の太りが目立ちバ
ランスのとれた印刷物は得られなかった。
これらの印刷物のスヌケ率と同画像の太り量は12%、
50μmと2%、90μmであった。
実施例2 実施例1において、最初に参考例6の感光性樹脂組成物
をコートし、次いでその上に参考例2の感光性樹脂組成
物をコートした以外は、実施例1と同じ操作を行い、参
考例6の感光性樹脂組成物の厚みが0.005mm、 
0.015mm、 0.05mm、 0.10mm。
o、25mmと異なる、支持体を含む厚みがo、eom
mの感光性樹脂製凸版を作製した。
これらの版を用いて凸版輪転機で印刷したところ0.2
5mmのものを除き、画像の太りが少なく、優れたイン
キ転移性を示すシャープな印刷物が得られtこ。
これらの版の印刷物のベタ画像部スヌケ率2.0%を満
足する場合の実施例1と同画像の印面の版からの太り量
は次のとおりであった。
0.005mm         50μm0.015
+++m         40μm0.05 mm 
        50μm0.10 mm      
60/Jm0.25 mm         90pm
実施例3 印面良好 印面良好 印面良好 印面良好 印面不良 水平なガラス板上に画像担体を置き、その上を22μm
厚のポリプロピレンフィルムで覆い、この上に、参考例
7の感光性樹脂組成物をドクターナイフを用いて0 、
8mmの厚みにコートし、次いでこの上に参考例6の感
光性樹脂組成物をドクターナイフを用いて5.0mmの
厚みにコートし、さらに接着剤をあらかじめ塗布してお
いて約0.1mmのポリエステルフィルムで覆った。
次に、実施例1と同じ光源を用いて、まずポリエステル
フィルム面より、85秒間、次いで画像担体側より10
分間照射した。このように像形成露光した感光性樹脂構
成体に、40°Cの界面活性剤〔ライオン(株)製、ラ
イポンF)2重量%水溶液を1−5#9/c+x”の噴
射圧で3分間法きつけて、未露光部の洗浄除去を行った
。次いで、これを水に入れたバット中に沈め、前記光源
を用いて、レリーフ面より15分間照射したのち、50
℃の温風下、10分間乾燥して、感光性樹脂製凸版を得
た。
この版の厚みは、支持体のポリエステルフィルムを含め
5.95m++!であった。
この版をフレキソ印刷機を用いて段ポールの印刷を行っ
たところ、大文字、ベタ画像は優れたインキ転移性を示
し、小文字もツブシることなくシャープな印刷物が得ら
れた。
この印刷物のベタ画像部のスヌケ率は1.5%で、30
0μmの線幅を有するネガ画像の印刷物の版からの太り
量は180μmであった。
比較例2 参考例6の感光性樹脂組成物を用い、ドクターナイフで
約5mmコートした以外は、実施例3と同じ操作で5.
95mmの感光性樹脂製凸版を得た。
この版を用いて実施例3と同じ方法でフレキソ印刷機で
段ポールの印刷を行ったが、インキ転移性をよくすると
小文字がツブしてくるため、良好な印刷物は得られなか
った。
これらの印刷物のベタ画像部のスヌケ率が良いものは2
%であったが、実施例と同じ300μm線縞の太9量は
300μmと大きく、この太り量が実施例と同程度の1
80〜200μmのもののベタ画像部のスヌケ率は5〜
6%と不良であった。
実施例4 水平なガラス板上に画像担体を置き、その上を2μm厚
みのポリプロピレンフィルムで覆い、この上に参考例4
の感光性樹脂組成物をドクターナイフで0.05mmの
厚みにコートし、次いで参考例2の感光性樹脂組成物を
その上から0.10mm、さらに参考例1の感光性樹脂
組成物を0.7關ドクターナイフを用いコートしたのち
、その上から接着剤をあらかじめ塗布しておいた0、1
1mmのポリエステルフィルムで覆った。
このものを実施例1と同じ光源を用い、ポリエステルフ
ィルム面より15秒間、次いで照射面紫外線強度11m
W/cm” (測定器;オーク製作新製、型式: UV
−Mo1.7 イルター: UV−35)を有する水冷
式超高圧水銀灯(オーク製作新製、ランプ型式: CH
M−3000)で画像担体側より40秒間照射した。
この像形成露光が終わった感光性樹脂構成体に、40°
Cの界面活性剤(ライオン(株)製、ライポンF)1重
量%及びホウ酸ナトリウム1重量%を含む水溶液を1.
5&g/ cm”の噴射圧で2分間吹きつけて未露光部
の洗浄を行った。次いで水を入れたバっト中に沈め、実
施例1の光源を用いレリーフ面より10分間照射したの
ち、水から取り出し、50°C温風下10分間乾燥を行
い0.95mmの厚みの感光性樹脂製凸版を得た。
この版を用いて凸版輪転機で印刷したところ、インキの
着肉性がムラなく均質で、かつ画像の再現もシャープな
良好な印刷物が得られた。
比較例3 実施例4と同じ操作で参考例2の感光性樹脂組成物を0
 、15mm、その上から参考例1の感光性樹脂組成物
を0.7mmそれぞれコートし、次いであらかじめ接着
剤を塗布しておいたO、11+++mポリエステルフィ
ルムで覆ったのち、実施例4と同じ操作で、参考例4の
感光性樹脂組成物層を有しない0.95mmの感光性樹
脂製凸版を得た。
この版を用い、実施例4と同じ凸版輪転機で印刷したと
ころ、画像の再現はシャープであったが、ベタ画像には
カスレが見られ、インキの着肉性は不良で、ベタ画像の
インキ着肉性を良くしようとすると、画像のシャープさ
が失われ、ベタ画像のインキ着肉性と画像再現のシャー
プさのバランスがとれた印刷物は得られなかった。
実施例5 水平なガラス板上に、画像担体を置き、その上を22μ
m厚のポリプロピレンフィルムで覆ったのち、この上に
参考例6の感光性樹脂組成物をドクターナイフを用いて
0−0511111コートした。次いでこの上に参考例
1の感光性樹脂組成物を0.35朋ドクターナイフでコ
ートし、さらに参考例6の感光性樹脂組成物を0.1m
mコートしたのち、ハレーション防止剤を含む接着剤を
あらかじめ塗布しておいて約帆1mm厚のポリエステル
シートで覆った。
次に、実施例1と同じ光源を用い、ポリエステルシート
側から30秒間、次いで画像担体側から4分間露光を行
ったのち、実施例3と同じ方法で未露光部の洗い出し、
後露光、乾燥を行い、感光性樹脂製凸版Aを得た。
また、参考例6の感光性樹脂組成物をドクターナイフで
帆05mmコートし、次いで参考例1の感光性樹脂組成
物を0.15mmを同じ方法でコートし、さらに参考例
6の感光性樹脂組成物を帆30mmドクターナイフでコ
ートする以外は全て上記と同じ方法で感光性樹脂製凸版
Bを得た。
これらA及びBの版を用い、凸版輪転機で印刷したとこ
ろ、いずれもインキ転移性のよいシャープな印刷物が得
られた。
比較例4 参考例6の感光性樹脂組成物を用い、ドクターナイフで
帆5關コートした以外は、実施例5と同じ操作で実施例
5と同じ厚みを有する感光性樹脂製凸版を得た。この版
を用いて印刷したが、インキ転移性をよくすると画像の
太りが目立ち、シャープな印刷物が得られなかった。
実施例6 画像担体が置かれた水平なガラス板上に、参考例8の水
溶性ポリアミドが25μm厚でコーティングされたポリ
プロピレンフィルムをコーテイング面が上になるように
置き、ゴムローラーを使って密着配置した。
その上に、参考例3の感光性樹脂組成物をドクターナイ
フで約0.4mmコートし、その上からハレーション防
止剤を含む接着剤を塗った約0.1mmのポリエステル
シートで覆った。
次いで、実施例1と同じ光源装置を用い、ポリエステル
側から25秒間、次いで画像担体側より5分間露光した
。以上のように像形成された感光性樹脂構成体を35°
C1ホウ酸ナトリウム1重量%、界面活性剤1重量%を
含む水溶液でLOkg/cm”の噴射圧下60秒洗い出
し、スプレー水洗を行ったのち、50°Cで10分間乾
燥を行った。次いで実施例1と同じ光源を用い空気中で
5分間、後露光を行って感光性樹脂製凸版を得た。この
版の厚みは0.51mmであった。
凸版輪転機を使って、この版で印刷を行ったところ、小
文字がつぶれることなく、大文字、ベタが良好なインキ
転移性を示す印刷物が得られた。
比較例5 参考例3の感光性樹脂組成物を用い、水溶性ポリアミド
をコートしなかった22μm厚のポリプロピレンフィル
ム上にドクターナイフで帆4mmコートした以外は、実
施例6と同じ操作を行い、実施例6と同じ厚みを有する
感光性樹脂製凸版を得tこ。
この版を用いて、凸版輪転機で印刷したところ、大文字
、ベタ画像にカスレがみられ、良好な印刷物が得られな
かった。
実施例7 水平なガラス板上に画像担体を置き、その上を22μm
厚のポリプロピレンフィルムで覆い、この上に参考例5
の感光性樹脂組成物をドクターナイフを用いて0.05
mmの厚みにコートし、次いでこの上に参考例6の感光
性樹脂組成物を0.02mm、さらにその上から参考例
4の感光性樹脂組成物を0.8m+I+コートしたのち
、あらかじめ接着剤を塗布しておいた約0.1mmのポ
リエステルフィルムで覆った。
この後、実施例1と同じ光源を用い、ポリエステル側よ
り20秒間、画像担体側より2分30秒間露光を行った
。次いで40°Cの界面活性剤〔ライオン(株)製、ラ
イポンF)2重量%水溶液を、1.5kg/cm”の噴
射圧で3分間吹きつけ、未露光部の洗浄除去を行ったあ
と、水を入れたバット中に沈め、前記光源を用いてレリ
ーフ面より10分間照射したのち、50°C温風下、1
0分間乾燥して、支持体のポリエステルフィルムを含む
1.00mm(7)感光性樹脂製凸版を得た。
この版を用い、凸版輪転機で印刷したところ、文字、細
線の太りが少なく、ベタの着肉性も良いバランスの良好
な印刷物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体上に感光性樹脂硬化体で形成された厚み8m
    m以下のレリーフ層を有する印刷版において、該レリー
    フ層が頂部層と基部層から構成され、該頂部層は2μm
    以上の厚み及び650kg/cm^2以下のモジュラス
    を有し、かつ基部層は頂部層の4倍以上の厚み及び2倍
    以上のモジュラスを有することを特徴とする凸版用印刷
    版。 2 支持体上に感光性樹脂硬化体で形成された厚み8m
    m以下のレリーフ層を有する印刷版において、該レリー
    フ層が頂部層、中間層及び基部層から構成され、該頂部
    層は2μm以上の厚み及び650kg/cm^2以下の
    モジュラスを有し、かつ中間層と基部層の厚みの和が頂
    部層の厚みの4倍以上、中間層の厚みが0.1mm以上
    でそのモジュラスが頂部層の2倍以上、基部層のモジュ
    ラスが頂部層と同じかそれ以上であることを特徴とする
    凸版用印刷版。 3 支持体上に感光性樹脂硬化体で形成された厚み8m
    m以下のレリーフ層を有する印刷版において、該レリー
    フ層が頂部層、中間層及び基部層から構成され、該頂部
    層は2μm以上の厚み及び650kg/cm^2以下の
    モジュラスを有し、かつ中間層の厚みがは0.2μm以
    上、0.1mm以下、基部層の厚みが頂部層と中間層の
    厚みの和の4倍以上で基部層のモジュラスが頂部層のモ
    ジュラスの2倍以上であることを特徴とする凸版用印刷
    版。
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