JPH0297663A - Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法 - Google Patents

Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法

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JPH0297663A
JPH0297663A JP24925888A JP24925888A JPH0297663A JP H0297663 A JPH0297663 A JP H0297663A JP 24925888 A JP24925888 A JP 24925888A JP 24925888 A JP24925888 A JP 24925888A JP H0297663 A JPH0297663 A JP H0297663A
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alloy
steel sheet
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JP24925888A
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Hiroshi Sato
佐藤 廣士
Masao Toyama
雅雄 外山
Hidetoshi Nishimoto
西本 英敏
Tsugumoto Ikeda
池田 貢基
Jiyunji Kawafuku
川福 純司
Shoji Miyake
昭二 三宅
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、めっき層における合金組成比をばらつきのな
い状態で均一に形成することのできるZn−=Mg合金
蒸着めっき鋼板の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 真空蒸着法によってZn−Mg系合金めっき鋼板を連続
的に製造する方法としては、第7図に示す様に、蒸着室
1内に蒸発槽2を設け、この蒸発4I!12内にZn、
Mgを混合投入するか、或は予め合金化したZ−n、M
gを投入し、これらの金属を真空下で加熱蒸発させて走
行鋼板3上に蒸着させる方法が採用されていた。ところ
がこの方法では各金属の蒸気圧による一律的な規制を受
けるので金属蒸気組成の調整を行なうことは実際問題と
して不可能であった。
そこで第・8図に示す様にZnとMgを別々に投入した
蒸発槽2a、2bを蒸着室1内に設け、各蒸発槽の加熱
条件を独立して制御することによって所望組成比の混合
金属蒸気を形成し、これを鋼板3に蒸着させるという方
法を採用していた。
ところが本発明者等の研究したところ゛によれば後者の
方法で得られるZn−Mg系合金蒸着めっき層は層方向
に見たとき均一な成分組成を形成していないことが分か
った0例えばZn−10%(重量%の意味、以下同じ)
Mg合金蒸着めっき鋼板を製造するに当たって今仮に、
第9図(a)[または(b)]に示す様に走行鋼板3の
上流側にMg[第9図(b)ではZn]を投入した蒸発
槽2aを配置し、走行鋼板3の下流側にZn(第9図(
b)ではMglを投入した蒸発槽2bを配置して真空蒸
着めっきを行うと、第9図(C)[または(d)]に示
す様な断面状態の蒸着めっき層が形成されることが分か
った。まためっき成分組成を変えて前述の様な蒸発槽配
置でZn−35%Mg合金蒸着めっき鋼板を製造した場
合、第9図(e)。
(f)の様になることが分かった。
第9図(c) 、 (d) 、 (e)および(f)か
ら明らかな様に、めっき層における組成は層の厚さ方向
に変化したものとなっており、たとえば第9図(c)お
よび(d)においては純Zn層とZnz Mg層からな
っている[(C)と(d)では上下関係が逆転する]の
に対し、第9図(e)および(f)においては純Mg層
、ZnMg層、Zn2Mg層からなっている[(e)と
(f)では上下関係は前例と同じ様に逆転]。
この様にめっき層における成分組成が層の厚さ方向に変
化している場合は後述する様にめっき鋼板における加工
性、耐食性あるいは溶接性に悪影響が現れる。しかも上
記の変化の関係は、各組成の厚み変化から分かる様に各
蒸発槽の配置間隔によっても変化するという不安定さを
見せているところでZn系合金めっき鋼板は自動車用外
板、内装板、あるいは家庭電気製品等に多く使用されて
おり、これらはプレス成形により色々な形状に加工され
る。したがって加工性に優れていることが要求されるが
、前述した様に厚さ方向に゛成分組成が変化する多層構
造を有するZn−Mg合金めっき鋼板では、めっき層内
における硬度が厚さ方向で異なることになるため成形加
工時にフレーキングなどの層間剥離現象を生じ加工性が
低下するという問題がある。
さらに例えば第9図(e)の様に純Mg層が素地鋼板側
に存在する様な場合において、めっき層にピンホール等
があると塩素イオン等が存在する腐食環境下において、
最下層の純Mg層が優先的に腐食され、それに伴なうH
3発生のためにめっき層にふくれが生じ、遂にはめつき
層が素地鋼板から剥離するという極めて好ましくない現
象を誘発する。
また第9図(f)における様に純Mg層が最表面側に存
在する場合は(通常これらのめっき鋼板は塗装して使用
されているが)、塗膜とめつき層の界面でMg層が活性
溶解(アノード反応)し、それに伴なってH2が発生、
(カソード反応)して塗膜ふくれ(アノードふくれ、カ
ソードふくれ)および塗膜剥離が生ずるため、塗装を施
こして使用する自動車用外板、家庭電気製品等への適用
は実用上不可能である。
[発明が解決しようとする課題] 以上述べた様に、従来の真空蒸着法によってZn−Mg
系合金蒸着めりき鋼板を製造したときは、めっき層にお
ける成分組成が厚さ方向に変化し、加工時あるいは製品
化後において耐食性等の問題が生ずる。
そこで本発明においては、めっき層厚さ方向にも成分組
成が均一とすることができる様なZn−Mg系合金蒸着
めっき鋼板の製造方法について検討した。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決することのできた本発明とはZn−Mg
系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当たり、希望する蒸
着めっき層組成に応じた浴組成からなるZn−Mg合金
浴を調製して、該混合浴を加熱し、ZnとMgの混合蒸
気を、その組成比が所定割合を満足し且つ均一に混合さ
れた状態で走行鋼板上に蒸着させること、あるいはZn
およびMgを別々の容器から所定割合で蒸発させ上昇し
てきたこれらの蒸気を走行鋼板の下面に至る迄に均一に
混合して鋼板上に蒸着させることを要旨とするものであ
る。
[作用および実施例] 成分組成比がめつき層厚さ方向に均一となる様なZn−
Mg系合金蒸着めっき鋼板を得る手段について、本発明
者等は種々の検討を行なった。その結果Zn蒸気とMg
蒸気が所定割合で十分に混合された状態を安定して形成
すれば、これらが鋼板の表面に蒸着されて安定した組成
比の合金蒸着めっき層が形成されるという知見を得た。
具体的には′s1図に示す様に、蒸着室1内に蒸発槽2
を設け、該蒸発[2の低面には後述する理由により原料
供給管7が連結される。そして蒸発槽2内には所定組成
比のZn−Mg合金が収納されており、均一組成の蒸気
が蒸発形成され、蒸発室1内を満たしている。この状態
で鋼板3を矢印方向に走行させれば鋼板3上には所定の
組成比でしかも厚さ方向にも一定組成のZn−Mg合金
が蒸着する。尚第1図において8は排気管である。
この際蒸発槽2内のZn−Mg合金浴の組成が、そのま
ま鋼板上めっき層組成と一致するわけではなく、本発明
者等が検討した結果によれば、Zn−Mg合金浴組成と
蒸着め)き層組成の間には第2図No、1.2.3に例
示する様な関係が得られた。即ち、Zn−Mg合金浴組
成と得られるめっき層構造との関係が、動、1では浴組
成がZn−71%Mgであるのに対し、めっき層組成は
Zn−64%Mgとなっており、めっき層の構成はZn
Mg相とMg相との共晶状態となフており、−層構造と
なっている。また歯、2では浴組成がZn−49%Mg
であるのに対し、めっき層組成はZn−33%Mgであ
り、めっき層の構成はZnMg相よりなる一層構造とな
っている。更に陽、3では浴組成がZn−34%Mgで
あるのに対し、めっき層組成はZn−21%Mgであり
、めっき層の構成はZnz Mg相よりなる一層構造と
なっている。
したがって目的とする組成比のめっき層を得るためには
、Zn−Mg浴の合金組成を、目的とするめっき層組成
が得られる様な組成比に調整しておき(学習による)均
一組成の蒸気を得、鋼板上に、目的とする合金組成のめ
っき層を得る。この際Zn−Mg合金浴においてZnと
MgではZnの方が蒸気圧が高く、従ってZnの方が蒸
発しやすいので時間の経過に伴なって蒸発槽2内ではM
g濃度が高まっていき前記した様な浴組成を保つことが
できなくなる。そこで蒸着室1外で各金属(特にZn)
あるいはZn−Mg合金を溶融し送給管7により溶融原
料金属を希望する浴組成となる様に送給する 各蒸発槽への原料の供給方法は固体供給方法と溶融状態
での供給方法があるが、工業製造プロセスにおいては原
料が連続的に供給されることが好ましく、固体状態の原
料を連続的に供給するよりも溶融状態の原料を供給する
方が容易である。なぜならば、固体形状の原料(粒体、
ブロック状。
シート状、ワイヤ状等)を大気中から真空状態の蒸発槽
に連続的に供給しようとすれば差圧室を介して供給しな
くてはならず、蒸着装置が複雑な構造となるばかりか設
備コストも高くなる。その点溶融状態の原料を蒸発槽へ
連続的に供給する方法は前記固体状態での供給方法に比
べて容易であり、既に種々の方法が実用化されているの
で本発明方法においても溶融状態の原料を常法に従って
蒸発槽へ供給する。
純Zn、純Mgおよび各種組成のZn−Mg合金の状態
図は第6図に示す通りである。これによれば純Znの融
点は419℃、純Mgの融点は650℃、各種Zn−M
g合金の融点は340〜600℃と比較的低温であるの
でそれぞれの金属を別途設けた溶融l1l(図示せず)
で溶解し、案内管7を通じて連続的に蒸発槽へ供給する
のが作業上好ましい。ただし、Zn、Mg、Zn−Mg
合金を、大気中で加熱溶解させた場合は、酸化されやす
く、ドロスとなり、歩留まり低下の原因となるばかりで
なく、特にMgやMg含有量の多いZn−Mg合金は酸
化が激しいため、場合によっては発火し操業上安全性に
問題がある。それ故これのら原料を蒸着室外で加熱溶融
させる際は、溶融浴をN2ガス等の不活性ガスでシール
して、酸化を防止するとか、溶融浴表面を、硫黄系のフ
ラックス等で覆い浴表面を大気から遮断するといった手
段が必要である。
又次の様にしても蒸発室内蒸気組成を所定の比率に形成
することができる。即ち第3図または第4図に示す様Z
nとMgを別々の蒸発槽2a。
2bから蒸発させ、蒸発したZnJisよびMg蒸気を
それぞれの蒸発槽に設けたダクト4a、4bを通して混
合ダクト5に導き該混合ダクト5を通過中に均一に混合
して鋼板上に蒸着する。尚第3図は蒸発槽2a、2bを
蒸着室1内に設けた場合、第4図は蒸発槽2a、2bを
蒸着室1の外に設けた場合における概略説明図である。
前記各蒸着方法においてZnおよび/またはMg蒸気を
得るための蒸発槽の加熱に際しては、第5図に示す様に
蒸発槽2(あるいは2a。
2b)の周囲はもちろん原料浴の湯面上方にもヒーター
6を設けて加熱することが好ましい、なぜならばZnま
たはMgの蒸気は浴表面から発生するのが好ましく、そ
のためには浴の最表面が最も高温に保たれることが好ま
しいからである。もし浴底部の温度が浴表面部より高温
で局部加熱される様な場合はスプラッシュ現象が生ずる
ことがあり、蒸発量を安定に保つことが困難であると共
に、特に第1図の如<ZnおよびMgが一つの蒸発槽2
から蒸発する場合には、スプラッシュによって生じたZ
nまたはMg蒸気がそのまま鋼板上に蒸着してめっき面
の外観不良の原因となり、製品上問題となる。尚ダクト
4a、4bの加熱については後述する。
蒸発槽の加熱手段は、ニクロム線ヒーター、カンタルヒ
ーター、モリブデンヒーター、セラミックヒータ−等に
よる各種電気抵抗加熱方式や電子j!(EB)加熱方式
あるいは高周波加熱方式を用いることができるが、Zn
およびMgは真空下での平衡蒸気圧が高いので、電子線
加熱方式や高周波加熱方式を用いなくても電気抵抗加熱
方式で十分な蒸発量を得ることができ、この程度の加熱
方式でも工業的に満足できるめっき速度でZn−Mg系
合金蒸着めっき鋼板を得ることができる。
また加熱源のイニシャルコスト、ランニングコスト、耐
久寿命、メンテナンス、蒸着室の構造上の問題等の点か
らも電気抵抗加熱方式が好ましい。
また以上述べた様な真空蒸着法によって蒸着Zn−Mg
合金めっき蒸着鋼板を製造するに際しては、蒸発したZ
n及びMgの蒸気が蒸着室内壁面及び蒸気混合ダクト内
壁面等に付着し、蒸着室内を初めとする装置のメンテナ
ンスを頻繁に行なう必要が生じ、その度ごとに真空状態
を破壊し操業を停止して清掃せねばならず、問題となる
ことがあった。
そこで本発明者らはこの問題を解決するために、ヒータ
ー6を蒸着室の周囲(図示せず)あるいはダクトの周囲
に設は蒸着室内壁面あるいはダクト壁面を加熱し、加熱
温度を変化させて上記蒸気の付着の有無を調べた。その
結果を′s1表に示す、第1表から明らかな様に、蒸発
したZnとMgの蒸気を付着させないためには、蒸着室
内壁面あるいはダクト内壁面を650を以上、好ましく
は700℃以上に加熱保持することが必要であることが
わかった。
この際鋼板は、予め200〜250tに予熱された状態
で蒸着室に入り、この鋼板の板温を上昇させる最大の因
子はZn、Mgの蒸気の付着による顕然、潜熱によるも
のであり、高温保持された蒸着室からの輻射熱による板
温アップは上記因子に比べると大変小さい(このことは
計算上、経験上明らかである)。故に、蒸着室内が65
0〜700℃であフても、そこを通過する鋼板にはZn
−Mg合金が蒸着めっきされる。
また真空蒸着における様に真空度が十分高い場合には、
ZnとMgの蒸気温度より少しでも壁面が高温ならば、
蒸気は壁に付着しない。ZnとMgの混合蒸気の温度は
約650を程度と考えられ(実際経験上600を程度)
、それ以上の温度に壁面を加熱してやればZnもMgも
付着しない、すなわち蒸着室内壁面およびダクト内壁面
を上記温度に加熱してやれば蒸着室を初めとする装置の
メンテナンスを頻繁にする必要がなくなる。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されているので、本発明方法に
よって得られるZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板におけ
るめっき層は厚さ方向に一定の成分組成を形成している
。したがって本発明方法によれば加工性や耐食性に優れ
たZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図および4図は本発明方法に係るZn−M
g系合金蒸着めっき鋼板を製造する方法を示す概略図、
第2図は合金浴組成と蒸着めっき層構造との関係を示す
図、第5図は浴表面加熱方法を示す図、第6図はZn−
Mg合金(Zns+O%、Mg−0%を含む)組成と融
点の関係を示す図、第7図および第8図は従来のZn−
Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方法を示す図、第9図
は従来法によるめっき方法と得られるめっき層の構造を
示す図である。 1・・・蒸着室     2.2a、2b・・・蒸発槽
3・・・鋼板      4a、4b−ダクト5・・・
混合ダクト 7・・・原料供給管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Zn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当
    たり、希望する蒸着めっき層組成に応じた浴組成からな
    るZn−Mg合金浴を調製して該混合浴を加熱し、Zn
    とMgの混合蒸気を、その組成比が所定割合を満足し且
    つ均一に混合された状態で走行鋼板上に蒸着させること
    を特徴とするZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方
    法。
  2. (2)Zn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当
    たり、ZnおよびMgを別々の容器から所定割合で蒸発
    させ走行鋼板の下面に至る迄にZn蒸気とMg蒸気を均
    一に混合させて鋼板上に蒸着させることを特徴とするZ
    n−Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方法。
JP24925888A 1988-07-06 1988-10-03 Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法 Pending JPH0297663A (ja)

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