JPH0297663A - Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法Info
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- JPH0297663A JPH0297663A JP24925888A JP24925888A JPH0297663A JP H0297663 A JPH0297663 A JP H0297663A JP 24925888 A JP24925888 A JP 24925888A JP 24925888 A JP24925888 A JP 24925888A JP H0297663 A JPH0297663 A JP H0297663A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、めっき層における合金組成比をばらつきのな
い状態で均一に形成することのできるZn−=Mg合金
蒸着めっき鋼板の製造方法に関するものである。
い状態で均一に形成することのできるZn−=Mg合金
蒸着めっき鋼板の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
真空蒸着法によってZn−Mg系合金めっき鋼板を連続
的に製造する方法としては、第7図に示す様に、蒸着室
1内に蒸発槽2を設け、この蒸発4I!12内にZn、
Mgを混合投入するか、或は予め合金化したZ−n、M
gを投入し、これらの金属を真空下で加熱蒸発させて走
行鋼板3上に蒸着させる方法が採用されていた。ところ
がこの方法では各金属の蒸気圧による一律的な規制を受
けるので金属蒸気組成の調整を行なうことは実際問題と
して不可能であった。
的に製造する方法としては、第7図に示す様に、蒸着室
1内に蒸発槽2を設け、この蒸発4I!12内にZn、
Mgを混合投入するか、或は予め合金化したZ−n、M
gを投入し、これらの金属を真空下で加熱蒸発させて走
行鋼板3上に蒸着させる方法が採用されていた。ところ
がこの方法では各金属の蒸気圧による一律的な規制を受
けるので金属蒸気組成の調整を行なうことは実際問題と
して不可能であった。
そこで第・8図に示す様にZnとMgを別々に投入した
蒸発槽2a、2bを蒸着室1内に設け、各蒸発槽の加熱
条件を独立して制御することによって所望組成比の混合
金属蒸気を形成し、これを鋼板3に蒸着させるという方
法を採用していた。
蒸発槽2a、2bを蒸着室1内に設け、各蒸発槽の加熱
条件を独立して制御することによって所望組成比の混合
金属蒸気を形成し、これを鋼板3に蒸着させるという方
法を採用していた。
ところが本発明者等の研究したところ゛によれば後者の
方法で得られるZn−Mg系合金蒸着めっき層は層方向
に見たとき均一な成分組成を形成していないことが分か
った0例えばZn−10%(重量%の意味、以下同じ)
Mg合金蒸着めっき鋼板を製造するに当たって今仮に、
第9図(a)[または(b)]に示す様に走行鋼板3の
上流側にMg[第9図(b)ではZn]を投入した蒸発
槽2aを配置し、走行鋼板3の下流側にZn(第9図(
b)ではMglを投入した蒸発槽2bを配置して真空蒸
着めっきを行うと、第9図(C)[または(d)]に示
す様な断面状態の蒸着めっき層が形成されることが分か
った。まためっき成分組成を変えて前述の様な蒸発槽配
置でZn−35%Mg合金蒸着めっき鋼板を製造した場
合、第9図(e)。
方法で得られるZn−Mg系合金蒸着めっき層は層方向
に見たとき均一な成分組成を形成していないことが分か
った0例えばZn−10%(重量%の意味、以下同じ)
Mg合金蒸着めっき鋼板を製造するに当たって今仮に、
第9図(a)[または(b)]に示す様に走行鋼板3の
上流側にMg[第9図(b)ではZn]を投入した蒸発
槽2aを配置し、走行鋼板3の下流側にZn(第9図(
b)ではMglを投入した蒸発槽2bを配置して真空蒸
着めっきを行うと、第9図(C)[または(d)]に示
す様な断面状態の蒸着めっき層が形成されることが分か
った。まためっき成分組成を変えて前述の様な蒸発槽配
置でZn−35%Mg合金蒸着めっき鋼板を製造した場
合、第9図(e)。
(f)の様になることが分かった。
第9図(c) 、 (d) 、 (e)および(f)か
ら明らかな様に、めっき層における組成は層の厚さ方向
に変化したものとなっており、たとえば第9図(c)お
よび(d)においては純Zn層とZnz Mg層からな
っている[(C)と(d)では上下関係が逆転する]の
に対し、第9図(e)および(f)においては純Mg層
、ZnMg層、Zn2Mg層からなっている[(e)と
(f)では上下関係は前例と同じ様に逆転]。
ら明らかな様に、めっき層における組成は層の厚さ方向
に変化したものとなっており、たとえば第9図(c)お
よび(d)においては純Zn層とZnz Mg層からな
っている[(C)と(d)では上下関係が逆転する]の
に対し、第9図(e)および(f)においては純Mg層
、ZnMg層、Zn2Mg層からなっている[(e)と
(f)では上下関係は前例と同じ様に逆転]。
この様にめっき層における成分組成が層の厚さ方向に変
化している場合は後述する様にめっき鋼板における加工
性、耐食性あるいは溶接性に悪影響が現れる。しかも上
記の変化の関係は、各組成の厚み変化から分かる様に各
蒸発槽の配置間隔によっても変化するという不安定さを
見せているところでZn系合金めっき鋼板は自動車用外
板、内装板、あるいは家庭電気製品等に多く使用されて
おり、これらはプレス成形により色々な形状に加工され
る。したがって加工性に優れていることが要求されるが
、前述した様に厚さ方向に゛成分組成が変化する多層構
造を有するZn−Mg合金めっき鋼板では、めっき層内
における硬度が厚さ方向で異なることになるため成形加
工時にフレーキングなどの層間剥離現象を生じ加工性が
低下するという問題がある。
化している場合は後述する様にめっき鋼板における加工
性、耐食性あるいは溶接性に悪影響が現れる。しかも上
記の変化の関係は、各組成の厚み変化から分かる様に各
蒸発槽の配置間隔によっても変化するという不安定さを
見せているところでZn系合金めっき鋼板は自動車用外
板、内装板、あるいは家庭電気製品等に多く使用されて
おり、これらはプレス成形により色々な形状に加工され
る。したがって加工性に優れていることが要求されるが
、前述した様に厚さ方向に゛成分組成が変化する多層構
造を有するZn−Mg合金めっき鋼板では、めっき層内
における硬度が厚さ方向で異なることになるため成形加
工時にフレーキングなどの層間剥離現象を生じ加工性が
低下するという問題がある。
さらに例えば第9図(e)の様に純Mg層が素地鋼板側
に存在する様な場合において、めっき層にピンホール等
があると塩素イオン等が存在する腐食環境下において、
最下層の純Mg層が優先的に腐食され、それに伴なうH
3発生のためにめっき層にふくれが生じ、遂にはめつき
層が素地鋼板から剥離するという極めて好ましくない現
象を誘発する。
に存在する様な場合において、めっき層にピンホール等
があると塩素イオン等が存在する腐食環境下において、
最下層の純Mg層が優先的に腐食され、それに伴なうH
3発生のためにめっき層にふくれが生じ、遂にはめつき
層が素地鋼板から剥離するという極めて好ましくない現
象を誘発する。
また第9図(f)における様に純Mg層が最表面側に存
在する場合は(通常これらのめっき鋼板は塗装して使用
されているが)、塗膜とめつき層の界面でMg層が活性
溶解(アノード反応)し、それに伴なってH2が発生、
(カソード反応)して塗膜ふくれ(アノードふくれ、カ
ソードふくれ)および塗膜剥離が生ずるため、塗装を施
こして使用する自動車用外板、家庭電気製品等への適用
は実用上不可能である。
在する場合は(通常これらのめっき鋼板は塗装して使用
されているが)、塗膜とめつき層の界面でMg層が活性
溶解(アノード反応)し、それに伴なってH2が発生、
(カソード反応)して塗膜ふくれ(アノードふくれ、カ
ソードふくれ)および塗膜剥離が生ずるため、塗装を施
こして使用する自動車用外板、家庭電気製品等への適用
は実用上不可能である。
[発明が解決しようとする課題]
以上述べた様に、従来の真空蒸着法によってZn−Mg
系合金蒸着めりき鋼板を製造したときは、めっき層にお
ける成分組成が厚さ方向に変化し、加工時あるいは製品
化後において耐食性等の問題が生ずる。
系合金蒸着めりき鋼板を製造したときは、めっき層にお
ける成分組成が厚さ方向に変化し、加工時あるいは製品
化後において耐食性等の問題が生ずる。
そこで本発明においては、めっき層厚さ方向にも成分組
成が均一とすることができる様なZn−Mg系合金蒸着
めっき鋼板の製造方法について検討した。
成が均一とすることができる様なZn−Mg系合金蒸着
めっき鋼板の製造方法について検討した。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決することのできた本発明とはZn−Mg
系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当たり、希望する蒸
着めっき層組成に応じた浴組成からなるZn−Mg合金
浴を調製して、該混合浴を加熱し、ZnとMgの混合蒸
気を、その組成比が所定割合を満足し且つ均一に混合さ
れた状態で走行鋼板上に蒸着させること、あるいはZn
およびMgを別々の容器から所定割合で蒸発させ上昇し
てきたこれらの蒸気を走行鋼板の下面に至る迄に均一に
混合して鋼板上に蒸着させることを要旨とするものであ
る。
系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当たり、希望する蒸
着めっき層組成に応じた浴組成からなるZn−Mg合金
浴を調製して、該混合浴を加熱し、ZnとMgの混合蒸
気を、その組成比が所定割合を満足し且つ均一に混合さ
れた状態で走行鋼板上に蒸着させること、あるいはZn
およびMgを別々の容器から所定割合で蒸発させ上昇し
てきたこれらの蒸気を走行鋼板の下面に至る迄に均一に
混合して鋼板上に蒸着させることを要旨とするものであ
る。
[作用および実施例]
成分組成比がめつき層厚さ方向に均一となる様なZn−
Mg系合金蒸着めっき鋼板を得る手段について、本発明
者等は種々の検討を行なった。その結果Zn蒸気とMg
蒸気が所定割合で十分に混合された状態を安定して形成
すれば、これらが鋼板の表面に蒸着されて安定した組成
比の合金蒸着めっき層が形成されるという知見を得た。
Mg系合金蒸着めっき鋼板を得る手段について、本発明
者等は種々の検討を行なった。その結果Zn蒸気とMg
蒸気が所定割合で十分に混合された状態を安定して形成
すれば、これらが鋼板の表面に蒸着されて安定した組成
比の合金蒸着めっき層が形成されるという知見を得た。
具体的には′s1図に示す様に、蒸着室1内に蒸発槽2
を設け、該蒸発[2の低面には後述する理由により原料
供給管7が連結される。そして蒸発槽2内には所定組成
比のZn−Mg合金が収納されており、均一組成の蒸気
が蒸発形成され、蒸発室1内を満たしている。この状態
で鋼板3を矢印方向に走行させれば鋼板3上には所定の
組成比でしかも厚さ方向にも一定組成のZn−Mg合金
が蒸着する。尚第1図において8は排気管である。
を設け、該蒸発[2の低面には後述する理由により原料
供給管7が連結される。そして蒸発槽2内には所定組成
比のZn−Mg合金が収納されており、均一組成の蒸気
が蒸発形成され、蒸発室1内を満たしている。この状態
で鋼板3を矢印方向に走行させれば鋼板3上には所定の
組成比でしかも厚さ方向にも一定組成のZn−Mg合金
が蒸着する。尚第1図において8は排気管である。
この際蒸発槽2内のZn−Mg合金浴の組成が、そのま
ま鋼板上めっき層組成と一致するわけではなく、本発明
者等が検討した結果によれば、Zn−Mg合金浴組成と
蒸着め)き層組成の間には第2図No、1.2.3に例
示する様な関係が得られた。即ち、Zn−Mg合金浴組
成と得られるめっき層構造との関係が、動、1では浴組
成がZn−71%Mgであるのに対し、めっき層組成は
Zn−64%Mgとなっており、めっき層の構成はZn
Mg相とMg相との共晶状態となフており、−層構造と
なっている。また歯、2では浴組成がZn−49%Mg
であるのに対し、めっき層組成はZn−33%Mgであ
り、めっき層の構成はZnMg相よりなる一層構造とな
っている。更に陽、3では浴組成がZn−34%Mgで
あるのに対し、めっき層組成はZn−21%Mgであり
、めっき層の構成はZnz Mg相よりなる一層構造と
なっている。
ま鋼板上めっき層組成と一致するわけではなく、本発明
者等が検討した結果によれば、Zn−Mg合金浴組成と
蒸着め)き層組成の間には第2図No、1.2.3に例
示する様な関係が得られた。即ち、Zn−Mg合金浴組
成と得られるめっき層構造との関係が、動、1では浴組
成がZn−71%Mgであるのに対し、めっき層組成は
Zn−64%Mgとなっており、めっき層の構成はZn
Mg相とMg相との共晶状態となフており、−層構造と
なっている。また歯、2では浴組成がZn−49%Mg
であるのに対し、めっき層組成はZn−33%Mgであ
り、めっき層の構成はZnMg相よりなる一層構造とな
っている。更に陽、3では浴組成がZn−34%Mgで
あるのに対し、めっき層組成はZn−21%Mgであり
、めっき層の構成はZnz Mg相よりなる一層構造と
なっている。
したがって目的とする組成比のめっき層を得るためには
、Zn−Mg浴の合金組成を、目的とするめっき層組成
が得られる様な組成比に調整しておき(学習による)均
一組成の蒸気を得、鋼板上に、目的とする合金組成のめ
っき層を得る。この際Zn−Mg合金浴においてZnと
MgではZnの方が蒸気圧が高く、従ってZnの方が蒸
発しやすいので時間の経過に伴なって蒸発槽2内ではM
g濃度が高まっていき前記した様な浴組成を保つことが
できなくなる。そこで蒸着室1外で各金属(特にZn)
あるいはZn−Mg合金を溶融し送給管7により溶融原
料金属を希望する浴組成となる様に送給する 各蒸発槽への原料の供給方法は固体供給方法と溶融状態
での供給方法があるが、工業製造プロセスにおいては原
料が連続的に供給されることが好ましく、固体状態の原
料を連続的に供給するよりも溶融状態の原料を供給する
方が容易である。なぜならば、固体形状の原料(粒体、
ブロック状。
、Zn−Mg浴の合金組成を、目的とするめっき層組成
が得られる様な組成比に調整しておき(学習による)均
一組成の蒸気を得、鋼板上に、目的とする合金組成のめ
っき層を得る。この際Zn−Mg合金浴においてZnと
MgではZnの方が蒸気圧が高く、従ってZnの方が蒸
発しやすいので時間の経過に伴なって蒸発槽2内ではM
g濃度が高まっていき前記した様な浴組成を保つことが
できなくなる。そこで蒸着室1外で各金属(特にZn)
あるいはZn−Mg合金を溶融し送給管7により溶融原
料金属を希望する浴組成となる様に送給する 各蒸発槽への原料の供給方法は固体供給方法と溶融状態
での供給方法があるが、工業製造プロセスにおいては原
料が連続的に供給されることが好ましく、固体状態の原
料を連続的に供給するよりも溶融状態の原料を供給する
方が容易である。なぜならば、固体形状の原料(粒体、
ブロック状。
シート状、ワイヤ状等)を大気中から真空状態の蒸発槽
に連続的に供給しようとすれば差圧室を介して供給しな
くてはならず、蒸着装置が複雑な構造となるばかりか設
備コストも高くなる。その点溶融状態の原料を蒸発槽へ
連続的に供給する方法は前記固体状態での供給方法に比
べて容易であり、既に種々の方法が実用化されているの
で本発明方法においても溶融状態の原料を常法に従って
蒸発槽へ供給する。
に連続的に供給しようとすれば差圧室を介して供給しな
くてはならず、蒸着装置が複雑な構造となるばかりか設
備コストも高くなる。その点溶融状態の原料を蒸発槽へ
連続的に供給する方法は前記固体状態での供給方法に比
べて容易であり、既に種々の方法が実用化されているの
で本発明方法においても溶融状態の原料を常法に従って
蒸発槽へ供給する。
純Zn、純Mgおよび各種組成のZn−Mg合金の状態
図は第6図に示す通りである。これによれば純Znの融
点は419℃、純Mgの融点は650℃、各種Zn−M
g合金の融点は340〜600℃と比較的低温であるの
でそれぞれの金属を別途設けた溶融l1l(図示せず)
で溶解し、案内管7を通じて連続的に蒸発槽へ供給する
のが作業上好ましい。ただし、Zn、Mg、Zn−Mg
合金を、大気中で加熱溶解させた場合は、酸化されやす
く、ドロスとなり、歩留まり低下の原因となるばかりで
なく、特にMgやMg含有量の多いZn−Mg合金は酸
化が激しいため、場合によっては発火し操業上安全性に
問題がある。それ故これのら原料を蒸着室外で加熱溶融
させる際は、溶融浴をN2ガス等の不活性ガスでシール
して、酸化を防止するとか、溶融浴表面を、硫黄系のフ
ラックス等で覆い浴表面を大気から遮断するといった手
段が必要である。
図は第6図に示す通りである。これによれば純Znの融
点は419℃、純Mgの融点は650℃、各種Zn−M
g合金の融点は340〜600℃と比較的低温であるの
でそれぞれの金属を別途設けた溶融l1l(図示せず)
で溶解し、案内管7を通じて連続的に蒸発槽へ供給する
のが作業上好ましい。ただし、Zn、Mg、Zn−Mg
合金を、大気中で加熱溶解させた場合は、酸化されやす
く、ドロスとなり、歩留まり低下の原因となるばかりで
なく、特にMgやMg含有量の多いZn−Mg合金は酸
化が激しいため、場合によっては発火し操業上安全性に
問題がある。それ故これのら原料を蒸着室外で加熱溶融
させる際は、溶融浴をN2ガス等の不活性ガスでシール
して、酸化を防止するとか、溶融浴表面を、硫黄系のフ
ラックス等で覆い浴表面を大気から遮断するといった手
段が必要である。
又次の様にしても蒸発室内蒸気組成を所定の比率に形成
することができる。即ち第3図または第4図に示す様Z
nとMgを別々の蒸発槽2a。
することができる。即ち第3図または第4図に示す様Z
nとMgを別々の蒸発槽2a。
2bから蒸発させ、蒸発したZnJisよびMg蒸気を
それぞれの蒸発槽に設けたダクト4a、4bを通して混
合ダクト5に導き該混合ダクト5を通過中に均一に混合
して鋼板上に蒸着する。尚第3図は蒸発槽2a、2bを
蒸着室1内に設けた場合、第4図は蒸発槽2a、2bを
蒸着室1の外に設けた場合における概略説明図である。
それぞれの蒸発槽に設けたダクト4a、4bを通して混
合ダクト5に導き該混合ダクト5を通過中に均一に混合
して鋼板上に蒸着する。尚第3図は蒸発槽2a、2bを
蒸着室1内に設けた場合、第4図は蒸発槽2a、2bを
蒸着室1の外に設けた場合における概略説明図である。
前記各蒸着方法においてZnおよび/またはMg蒸気を
得るための蒸発槽の加熱に際しては、第5図に示す様に
蒸発槽2(あるいは2a。
得るための蒸発槽の加熱に際しては、第5図に示す様に
蒸発槽2(あるいは2a。
2b)の周囲はもちろん原料浴の湯面上方にもヒーター
6を設けて加熱することが好ましい、なぜならばZnま
たはMgの蒸気は浴表面から発生するのが好ましく、そ
のためには浴の最表面が最も高温に保たれることが好ま
しいからである。もし浴底部の温度が浴表面部より高温
で局部加熱される様な場合はスプラッシュ現象が生ずる
ことがあり、蒸発量を安定に保つことが困難であると共
に、特に第1図の如<ZnおよびMgが一つの蒸発槽2
から蒸発する場合には、スプラッシュによって生じたZ
nまたはMg蒸気がそのまま鋼板上に蒸着してめっき面
の外観不良の原因となり、製品上問題となる。尚ダクト
4a、4bの加熱については後述する。
6を設けて加熱することが好ましい、なぜならばZnま
たはMgの蒸気は浴表面から発生するのが好ましく、そ
のためには浴の最表面が最も高温に保たれることが好ま
しいからである。もし浴底部の温度が浴表面部より高温
で局部加熱される様な場合はスプラッシュ現象が生ずる
ことがあり、蒸発量を安定に保つことが困難であると共
に、特に第1図の如<ZnおよびMgが一つの蒸発槽2
から蒸発する場合には、スプラッシュによって生じたZ
nまたはMg蒸気がそのまま鋼板上に蒸着してめっき面
の外観不良の原因となり、製品上問題となる。尚ダクト
4a、4bの加熱については後述する。
蒸発槽の加熱手段は、ニクロム線ヒーター、カンタルヒ
ーター、モリブデンヒーター、セラミックヒータ−等に
よる各種電気抵抗加熱方式や電子j!(EB)加熱方式
あるいは高周波加熱方式を用いることができるが、Zn
およびMgは真空下での平衡蒸気圧が高いので、電子線
加熱方式や高周波加熱方式を用いなくても電気抵抗加熱
方式で十分な蒸発量を得ることができ、この程度の加熱
方式でも工業的に満足できるめっき速度でZn−Mg系
合金蒸着めっき鋼板を得ることができる。
ーター、モリブデンヒーター、セラミックヒータ−等に
よる各種電気抵抗加熱方式や電子j!(EB)加熱方式
あるいは高周波加熱方式を用いることができるが、Zn
およびMgは真空下での平衡蒸気圧が高いので、電子線
加熱方式や高周波加熱方式を用いなくても電気抵抗加熱
方式で十分な蒸発量を得ることができ、この程度の加熱
方式でも工業的に満足できるめっき速度でZn−Mg系
合金蒸着めっき鋼板を得ることができる。
また加熱源のイニシャルコスト、ランニングコスト、耐
久寿命、メンテナンス、蒸着室の構造上の問題等の点か
らも電気抵抗加熱方式が好ましい。
久寿命、メンテナンス、蒸着室の構造上の問題等の点か
らも電気抵抗加熱方式が好ましい。
また以上述べた様な真空蒸着法によって蒸着Zn−Mg
合金めっき蒸着鋼板を製造するに際しては、蒸発したZ
n及びMgの蒸気が蒸着室内壁面及び蒸気混合ダクト内
壁面等に付着し、蒸着室内を初めとする装置のメンテナ
ンスを頻繁に行なう必要が生じ、その度ごとに真空状態
を破壊し操業を停止して清掃せねばならず、問題となる
ことがあった。
合金めっき蒸着鋼板を製造するに際しては、蒸発したZ
n及びMgの蒸気が蒸着室内壁面及び蒸気混合ダクト内
壁面等に付着し、蒸着室内を初めとする装置のメンテナ
ンスを頻繁に行なう必要が生じ、その度ごとに真空状態
を破壊し操業を停止して清掃せねばならず、問題となる
ことがあった。
そこで本発明者らはこの問題を解決するために、ヒータ
ー6を蒸着室の周囲(図示せず)あるいはダクトの周囲
に設は蒸着室内壁面あるいはダクト壁面を加熱し、加熱
温度を変化させて上記蒸気の付着の有無を調べた。その
結果を′s1表に示す、第1表から明らかな様に、蒸発
したZnとMgの蒸気を付着させないためには、蒸着室
内壁面あるいはダクト内壁面を650を以上、好ましく
は700℃以上に加熱保持することが必要であることが
わかった。
ー6を蒸着室の周囲(図示せず)あるいはダクトの周囲
に設は蒸着室内壁面あるいはダクト壁面を加熱し、加熱
温度を変化させて上記蒸気の付着の有無を調べた。その
結果を′s1表に示す、第1表から明らかな様に、蒸発
したZnとMgの蒸気を付着させないためには、蒸着室
内壁面あるいはダクト内壁面を650を以上、好ましく
は700℃以上に加熱保持することが必要であることが
わかった。
この際鋼板は、予め200〜250tに予熱された状態
で蒸着室に入り、この鋼板の板温を上昇させる最大の因
子はZn、Mgの蒸気の付着による顕然、潜熱によるも
のであり、高温保持された蒸着室からの輻射熱による板
温アップは上記因子に比べると大変小さい(このことは
計算上、経験上明らかである)。故に、蒸着室内が65
0〜700℃であフても、そこを通過する鋼板にはZn
−Mg合金が蒸着めっきされる。
で蒸着室に入り、この鋼板の板温を上昇させる最大の因
子はZn、Mgの蒸気の付着による顕然、潜熱によるも
のであり、高温保持された蒸着室からの輻射熱による板
温アップは上記因子に比べると大変小さい(このことは
計算上、経験上明らかである)。故に、蒸着室内が65
0〜700℃であフても、そこを通過する鋼板にはZn
−Mg合金が蒸着めっきされる。
また真空蒸着における様に真空度が十分高い場合には、
ZnとMgの蒸気温度より少しでも壁面が高温ならば、
蒸気は壁に付着しない。ZnとMgの混合蒸気の温度は
約650を程度と考えられ(実際経験上600を程度)
、それ以上の温度に壁面を加熱してやればZnもMgも
付着しない、すなわち蒸着室内壁面およびダクト内壁面
を上記温度に加熱してやれば蒸着室を初めとする装置の
メンテナンスを頻繁にする必要がなくなる。
ZnとMgの蒸気温度より少しでも壁面が高温ならば、
蒸気は壁に付着しない。ZnとMgの混合蒸気の温度は
約650を程度と考えられ(実際経験上600を程度)
、それ以上の温度に壁面を加熱してやればZnもMgも
付着しない、すなわち蒸着室内壁面およびダクト内壁面
を上記温度に加熱してやれば蒸着室を初めとする装置の
メンテナンスを頻繁にする必要がなくなる。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されているので、本発明方法に
よって得られるZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板におけ
るめっき層は厚さ方向に一定の成分組成を形成している
。したがって本発明方法によれば加工性や耐食性に優れ
たZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を提供することがで
きる。
よって得られるZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板におけ
るめっき層は厚さ方向に一定の成分組成を形成している
。したがって本発明方法によれば加工性や耐食性に優れ
たZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を提供することがで
きる。
第1図、第3図および4図は本発明方法に係るZn−M
g系合金蒸着めっき鋼板を製造する方法を示す概略図、
第2図は合金浴組成と蒸着めっき層構造との関係を示す
図、第5図は浴表面加熱方法を示す図、第6図はZn−
Mg合金(Zns+O%、Mg−0%を含む)組成と融
点の関係を示す図、第7図および第8図は従来のZn−
Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方法を示す図、第9図
は従来法によるめっき方法と得られるめっき層の構造を
示す図である。 1・・・蒸着室 2.2a、2b・・・蒸発槽
3・・・鋼板 4a、4b−ダクト5・・・
混合ダクト 7・・・原料供給管
g系合金蒸着めっき鋼板を製造する方法を示す概略図、
第2図は合金浴組成と蒸着めっき層構造との関係を示す
図、第5図は浴表面加熱方法を示す図、第6図はZn−
Mg合金(Zns+O%、Mg−0%を含む)組成と融
点の関係を示す図、第7図および第8図は従来のZn−
Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方法を示す図、第9図
は従来法によるめっき方法と得られるめっき層の構造を
示す図である。 1・・・蒸着室 2.2a、2b・・・蒸発槽
3・・・鋼板 4a、4b−ダクト5・・・
混合ダクト 7・・・原料供給管
Claims (2)
- (1)Zn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当
たり、希望する蒸着めっき層組成に応じた浴組成からな
るZn−Mg合金浴を調製して該混合浴を加熱し、Zn
とMgの混合蒸気を、その組成比が所定割合を満足し且
つ均一に混合された状態で走行鋼板上に蒸着させること
を特徴とするZn−Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方
法。 - (2)Zn−Mg系合金蒸着めっき鋼板を製造するに当
たり、ZnおよびMgを別々の容器から所定割合で蒸発
させ走行鋼板の下面に至る迄にZn蒸気とMg蒸気を均
一に混合させて鋼板上に蒸着させることを特徴とするZ
n−Mg系合金蒸着めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24925888A JPH0297663A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法 |
| US07/293,419 US5002837A (en) | 1988-07-06 | 1989-01-04 | Zn-Mg alloy vapor deposition plated metals of high corrosion resistance, as well as method of producing them |
| US07/601,673 US5135817A (en) | 1988-07-06 | 1990-10-23 | Zn-Mg alloy vapor deposition plated metals of high corrosion resistance, as well as method of producing them |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24925888A JPH0297663A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0297663A true JPH0297663A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17190285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24925888A Pending JPH0297663A (ja) | 1988-07-06 | 1988-10-03 | Zn−Mg系蒸着めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0297663A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010121215A (ja) * | 2010-01-14 | 2010-06-03 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 蒸着装置および蒸着方法 |
| JP2010522272A (ja) * | 2007-03-20 | 2010-07-01 | アルセロールミタル・フランス | 基材をコーティングするためのプロセスおよび金属合金真空蒸着装置 |
| CN106282929A (zh) * | 2015-05-26 | 2017-01-04 | 上海和辉光电有限公司 | 一种oled基板蒸镀方法及蒸镀装置 |
| US9744743B2 (en) | 2012-12-26 | 2017-08-29 | Posco | Zn—Mg alloy plated steel sheet, and method for manufacturing same |
| JP2017524804A (ja) * | 2014-05-12 | 2017-08-31 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトThyssenKrupp Steel Europe AG | 腐食耐性金属コーティングが提供された鋼部材を製造するための方法ならびに鋼部材 |
| JP2020504239A (ja) * | 2016-12-26 | 2020-02-06 | ポスコPosco | スポット溶接性及び耐食性に優れた単層亜鉛合金めっき鋼材及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP24925888A patent/JPH0297663A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010522272A (ja) * | 2007-03-20 | 2010-07-01 | アルセロールミタル・フランス | 基材をコーティングするためのプロセスおよび金属合金真空蒸着装置 |
| JP2010121215A (ja) * | 2010-01-14 | 2010-06-03 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 蒸着装置および蒸着方法 |
| US9744743B2 (en) | 2012-12-26 | 2017-08-29 | Posco | Zn—Mg alloy plated steel sheet, and method for manufacturing same |
| JP2017524804A (ja) * | 2014-05-12 | 2017-08-31 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトThyssenKrupp Steel Europe AG | 腐食耐性金属コーティングが提供された鋼部材を製造するための方法ならびに鋼部材 |
| US10704112B2 (en) | 2014-05-12 | 2020-07-07 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Method for producing a steel component which is provided with a corrosion-resistant metal coating, and steel component |
| CN106282929A (zh) * | 2015-05-26 | 2017-01-04 | 上海和辉光电有限公司 | 一种oled基板蒸镀方法及蒸镀装置 |
| JP2020504239A (ja) * | 2016-12-26 | 2020-02-06 | ポスコPosco | スポット溶接性及び耐食性に優れた単層亜鉛合金めっき鋼材及びその製造方法 |
| US11203802B2 (en) | 2016-12-26 | 2021-12-21 | Posco | Single layer zinc alloy plated steel material exhibiting excellent spot weldability and corrosion resistance, and fabrication method therefor |
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