JPH03103646A - プランジャ式油圧ユニットおよびこの油圧ユニットを用いた油圧機械式無段変速機 - Google Patents

プランジャ式油圧ユニットおよびこの油圧ユニットを用いた油圧機械式無段変速機

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JPH03103646A
JPH03103646A JP1238785A JP23878589A JPH03103646A JP H03103646 A JPH03103646 A JP H03103646A JP 1238785 A JP1238785 A JP 1238785A JP 23878589 A JP23878589 A JP 23878589A JP H03103646 A JPH03103646 A JP H03103646A
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Fujiya Maruno
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧ポンプ、油圧モータ等として用いられる
プランジャ式油圧ユニットおよびこの油圧ユニットを用
いて構成された油圧機械式無段変速機に関する。
(従来の技術) プランジャ式油圧ポンプ、モータは従来から良く知られ
ており、これらを用いた油圧式無段変速機も従来から広
く用いられている。
例えば、特開昭81−153067号公報や、米国特許
第2.844,002号に開示の油圧式無段変速機があ
る。これらの変速機は、油圧ユニットとしてアキシャル
プランジャ式油圧ポンプおよびモータを用い、ポンプと
モータを背中合わせに配列するとともにポンプシリンダ
ケーシングおよびモータシリンダケーシングを一体結合
し、入力軸としてのポンプ軸と出力軸としてのモータ軸
とを同一軸上に配列して構成されている。入力軸が駆動
されると、ポンプからの吐出油はモータに送られてモー
タが駆動され、このモータ軸の回転が変速機出力軸回転
として取り出されるのであるが、このポンプとモータの
間での油のやりとりを行わせるため両者の間に分配機構
が配設されている。
この分配機構は、ポンプおよびモータシリンダケーシン
グに一体結合された分配/)ウジングと、このハウジン
グ内に径方向に摺動自在に配設された分配スプールと,
この分配スプールの摺動を行わせる分配カムとから構成
されている。
但し、この分配カムは、特開昭61−153057号公
報号公報に開示の変速機の場合には、分配ハウジングを
囲むようにして取り付けられた部材であり、その内周面
は分配スプールの外端と当接する。この分配カムの内周
面はボンブおよびモータシリンダケーシ/グの軸とは偏
心して位置している。以下、このような分配カムを有す
る機構を外カム機構と称する。このため、ポンプおよび
モータシリンダケーシシグが回転されて分配ノ\ウジン
グがこれらとともに回転すると、分配スプールも分配ハ
ウジングとともに回転し、且つ分配カムの内周面との当
接により案内されて上記偏心量と同じだけ径方向に往復
動される。
分配ハウジングには、ボンブシリンダケーシングのシリ
ンダ孔内に連通する油路およびモータシリンダケーシン
グのシリンダ孔内に連通ずる油路が形成されており、分
配スプールが径方向に往復動されると、このスプールに
形成された溝番こより、ボ〉′ブシリンダケーシングの
圧縮側シリンダ孔内とモータシリンダケーシングの膨張
側シリンダ孔内とを連通させ、ポンプシリンダケーシン
グの膨張側シリンダ孔内とモータシリンダケーシングの
圧縮側シリンダ孔内とを連通させる。このため、ポンプ
からの吐出油はモータのに送られてモータ軸を回転させ
、さらにポンプの吸入側に戻される。
また、米国特許第2.844.002号の変速機での分
配カムは、モータ軸を囲むようにしてモータ内に突出す
る支持部材の先端にモータ軸から偏心して取り付けられ
たリング状部材であり、その外周面に分配スプールの内
端が当接している。以下、この分配カムを有する機構を
内カム機構と称する。この場合にも、分配ノ1ウジング
の回転に応じて分配スプールは上記偏心量に対応する距
離だけ径方向に往復動される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような分配機構を用いる場合において、内カム機
構を用いると、上記米国特許の図からも良く分かるよう
に、内カム機構を支持するためモータ軸を囲むようにモ
ータ内部に突出する固定支持部材を配設する必要があり
、その構造が複雑化するという問題がある。また、上記
米国特許の場合にはカム機構は固定支持部材により固定
保持されており、その偏心位置は固定である。ところが
、分配カムを回転させその偏心位置を移動させてモータ
軸回転を逆転させるといった制御が要求されることがあ
り、上記のような内カム機構の場合には、この分配カム
を回転させるための機構が複雑になりやすいという問題
がある。
一方、外カム機構を用いると、この分配カムの支持は変
速機ハウジングにより直接行うことができるので、その
構造が簡単であるという利点がある。しかしながら、分
配スプールの外端が当接する分配カムの内周面径が大き
く、分配カムの内周面と分配スプールの外端との当接部
の相対速度が大きくなり、この部分が焼き付きや摩耗を
起こす可能性があるなどという問題がある。
本発明は以上の問題に鑑みたもので、その構造が比較的
簡単で、偏心位置の可変調整が可能であり、且つ内カム
機構を採用して分配スプールとの当接部の相対滑り速度
が小さくなる分配カムを有した油圧ユニットを提供する
こと、およびこのような油圧ユニットを用いた油圧機械
式無段変速機を提供することを目的とする。
口.発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明に係るプランジャ式油圧ユ
ニットにおいては、固定保持したメインシャフトにカム
部材を取り付け、これを中心に回転自在なシリンダケー
シングのシリンダ孔内にプランジャを摺動自在に挿入す
るとともにこれをカム部材と繋げ、シリンダケーシング
の回転に応じてプランジャをシリンダ孔内で往復勤させ
るように構成しており、さらに、シリンダ孔を入口ポー
トおよび出口ポートと選択的に連通させる分配機構を配
設している。この分配機構は、シリンダケーシングに一
体結合された分配ハウジングと、この分配ハウジング内
に径方向に摺動自在に配設された分配スプールと、メイ
ンシャフトの一端側に回転可能に取り付けられるととも
に分配スプールの内端に繋がった分配カムと、メインシ
ャフトの他端側からメインシャフト内を貫通して配設さ
れて分配カムに繋がった駆動シャフトとから構成され、
この駆動シャフトにより分配カムをメインシャフト上で
回転させることができるようになっている。
また、本発明に係る油圧機械式無段変速機にお7いては
、それぞれポンププランジャおよびモータプランジャが
摺動自在に挿入されたポンプシリンダケーシングおよび
モータシリンダケーシングを一体に結合するとともに変
速機ハウジングにより回転自在に支持し、回転自在なポ
ンプシャフトに取り付けたポンプ用カム部材によりポン
ププランジャの往復動を行わせ、固定支持したモータシ
ャフトにモータ用カム部材を取り付けてモータプランジ
ャの往復動によりモータシリンダケーシングを回転させ
るように構成しており、さらに、ポンプシリンダケーシ
ングのシリンダ孔とモータシリンダケーシングのシリン
ダ孔とを選択的に連通させる分配機構を有している。
この分配機構は、前記油圧ユニットの場合と同様に、ポ
ンプおよびモータシリンダケーシングに一体結合された
分配ハウジングと、この分配ハウジング内に径方向に摺
動自在に配設された分配スプールと、モータシャフトの
一端側に回転可能に取り付けられるとともに分配スプー
ルの内端に繋がった分配カムと、モータシャフトの他端
側からモータシャフト内を貫通して配設され分配カムに
繋がった駆動シャフトとから構成され、この駆動シャフ
トにより分配カムをモータシャフト上で回転させること
ができるように構成している。
(作用) 上記のような構成の油圧ユニットを用いる場合には、分
配機構に内カム機構を採用しているので、カム面の滑り
速度が小さくなる。さらに、この分配カムは固定保持さ
れたメインシャフトに回転自在に取り付けられ、このメ
インシャフトを貫通して配設された駆動シャフトと、ギ
ヤ係合等により繋がっているので、この駆動シャフトを
回転させることにより、分配カムを回転させてその偏心
位置を簡単に移動させることができる。
また、上記構成の油圧機械式無段変速機においては、上
記油圧ユニットをモータとして用いており、変速機ハウ
ジングによりモータシャフトを固定保持し、このモータ
シャフトの内側端部に内カム機構タイプの分配カムを回
転自在に取り付けている。上記と同様に、モータシャフ
トに貫通配設された駆動シャフトはギヤ係合等により分
配カムと繋がっているので、この駆動シャフトを外部か
ら回転させることにより、分配カムを回転させてその偏
心位置の移動を行うことができる。
なお、本発明に係る油圧ユニット、すなわち、油圧ポン
プ、モータは、ラジアル式およびアキシャル式プランジ
ャポンプおよびモータのいずれにも適用できる。但し、
ラジアル式のポンプおよびモータの場合には、プランジ
ャに往復動を与えるためのポンプ用およびモータ用偏心
カム部材を所定偏心軸上で回転させてその容量を可変制
御できるようにすることが多い。このように偏心カム部
材を回転させるとプランジャの上もしくは下死点の位置
が移動するため、これに合わせて分配機構の分配カムの
偏心位置も移動させる必要がある。本発明の場合には、
このような偏心位置移動制御が容易であり、ラジアル式
油圧ユニットニ特に適している。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
第1図に、本発明に係る油圧機械式無段変速機CVTを
示している。この油圧機械式無段変速機CVTは、変速
機ハウジングl内に配置したラジアル式油圧ポンプPと
、ラジアル式油圧モータMとから構成される。これら油
圧ボンプPおよび油圧モータMはともにその容量を可変
制御可能であり、いずれか一方もしくは両方の容量を可
変制御して変速機入力軸12の回転を無段階に変速して
変速機出力軸91に伝達する。
変速機ハウジング1は、3分割されており、第lハウジ
ング1aと第2ハウジング1bとに囲まれた第l空間8
a内に油圧ボンプPおよび油圧モータMが配設され、第
2ハウジング1bと第3ハウジングICとに囲まれた第
2空間8b内に出力ギヤ列が配設されている。
まず、油圧ボンプPについて、矢印II−nに沿った断
面を示す第2図を併用して説明する。
油圧ポンプPはポンプケーシングl1を有し、このケー
シング1lは後述のモータケーシング51と一体結合さ
れて、ボールベアリング2a,2bを介して変速機ハウ
ジング1により回転自在に支持されている。このケーシ
ング11は、2分割された左右ケーシング11a.1l
bを複数のボルト29により締め付けて構成されている
ポンプメインシャフト12は外部からの駆動を可能にす
るため外方に突出しており、その内側端面にはメインシ
ャフト12の軸心Ctから距i11L,だけ偏心した軸
心C2を有するクランクビン14がメインシャフト12
と一体に形成されている。クランクビン14の先端部は
シャフト支持部材13に嵌合結合している。ポンプメイ
ンシャフト12.クランクピン14およびシャフト支持
部材13は一体となってボールベアリング32a,32
bを介してポンプケーシング11により回転自在に支持
されており、その回転軸は軸心C1である。このため、
クランクビン14の軸心C2は軸心C1を中心とした公
転運動を行う。なお、メインシャフト12とベアリング
32aとの間には、後述する二一ドルベアリング34お
よび回動スリーブ1Bが配設されている。
クランクピン14には、クランクビン軸心C2から距離
L2だけ偏心した軸心C3を有する偏心カラー15が回
動自在に取り付けられている。この偏心カラー15の右
側部には内歯歯車15aが形成されており、この内歯歯
車15aは回動スリーブ16の外歯歯車16aと噛合す
る。
回動スリーブl6は二一ドルベアリング34によりメイ
ンシャフト12に対して回動自在となっている。ところ
が、このメインシャフト12には、このシャフト12の
外歯スプライン12aと噛合する内歯スプライン17b
を有した摺動スリーブ17が軸方向に摺動自在に取り付
けられており、この摺動スリーブ17の外歯スプライン
17aが上記回動スリーブ16の内歯スプライン16b
と噛合している。このため、メインシャフト12,摺動
スリーブ17,回動スリーブl6および偏心カラー15
は、一体回転する。この場合、偏心カラー15の軸心C
3は、メインシャフトl2の軸心C1を中心とした公転
運動を行う。
このような構成から分かるように、偏心カラー15の内
歯歯車15a1回動スリーブ16および摺動スリーブ1
7により、偏心カラー15の回転を拘束する拘束手段が
構成され、この拘束手段と偏心カラー15とにより請求
の範囲に言うポンプ用カム部材が構成される。
ここで、摺動スリーブ17の内歯スプラインエ7bおよ
びメインシャフト12の外歯スプライン12aはストレ
ートスプラインであり、摺動スリーブ17の外歯スプラ
イン17aおよび回動スリーブ16の内歯スプラインl
6bはヘリカルスプラインである。このため、摺動スリ
ーブ17を軸方向に摺動させるとヘリカルスプラインに
より回動スリーブ16がメインシャフト12に対し相対
回転される。この回動スリーブ16の回転ハ、歯車1 
6 a.  1 5 aを介して偏心カラー15に伝達
され、偏心カラーl5はクランクピン14を中心として
回動される。このことから分かるように、上述の拘束手
段は、偏心カラーl5の回転位置を調整する位置調整機
能を有している。
なお、本例では、摺動スリーブ17の内歯スプライン1
7bおよびメインシャフト12の外歯ス?ライン12a
をストレートスプラインとなしト摺動スリーブ17の外
歯スプライン17aおよび回動スリーブ16の内歯スプ
ラインtabをヘリカルスプラインとしているが、逆の
構成でも良く、また、両者をヘリカルスプラインとして
も良い。
この偏心カラー15の回動の場合の軸心C3の移動を第
3図に示す。この図では、クランクピン14に対して偏
心カラー15が時計回りに90’回動された場合を示し
ている。最初は、メインシャフト12の軸心C1、クラ
ンクビン14の軸心CQおよび偏心カラー15の軸心C
3は同一直線上に並んで位置しており、この状態から偏
心カラー15がクランクビン14回りに90″回動され
て15′で示す位置に移動すると、偏心カラー15′の
軸心は03′で示す位置に移動する。このため、メイン
シャフト12の軸心C■と偏心カラー15′の軸心C3
との距離(偏心カラー15の軸心C3のメインシャフト
12の軸心Clに対する公転半径)は、距離L3   
(<L3 )となる。
なお、この距離L3は、上記最初の状態(図示のように
、ctsc2tcaが同一直線上に並んだ状態)で最大
であり、この状態から偏心カラー15の回動に応じて距
離L.は漸減し、これが180e回動したときに最小と
なる。この最小の場合で、軸C1に対する軸C2の偏心
距離L1と、軸C2に対する軸C3の偏心距1!t L
 2とが等しい場合には、上記距離(公転半径)L3は
零となる。
すなわち、摺動スリーブ17を軸方向に移動させること
により、偏心カラー15のメインシャフト12に対する
偏心距!l!I(公転半径)L3を変えることができる
。この摺動スリーブ17の移動は、先端18aが摺動ス
リーブ17の端部に取り付けられたベアリング17cに
係合し、軸19を中心に回動自在なレバー18を回動さ
せることにより行われる。
一方、偏心カラー15には、二一ドルベアリング33に
より相対回転自在に連結リング20が取り付けられる。
このため、連結リング20は軸心C3を中心に偏心カラ
ー15上を回転可能となっている。さらに、この連結り
冫グ20の回りには、半径方向放射状に7個のポンプシ
リンダ25が配設されている。これら各シリンダ25は
それぞれ一対のトラ二オン部25bにおいてポンプケー
シング11に揺動自在に取り付けられている。
そして、各シ′リンダ25のシリンダ孔25aは内径側
に開口するとともに、各シリンダ孔25a内に内径側か
ら6個のポンププランジャ22および1個のボンブプラ
ンジャ23が摺動自在に挿入されている。6個のポンプ
プランジャ22はそれぞれ、内径側端部22aが、連結
リング20に形成された6箇所のアーム部20aにピン
21により回動自在に連結されている。残り1個のポン
ププランジャ23は、その内径側端部23aが連結リン
グ20と一体結合している。
シリンダ孔25aの内部空間は左トラ二オン部25bに
成形された油通孔25cを通って、ボンプケーシング1
1に形成された第2回路油路4bに連通ずる。この第2
回路油路4bは流入方向の油の流れのみを許容するチェ
ックバルブ35を介して第1回路油路4aに繋がり、さ
らに、流出方向の油の流れのみを許容するチェックバル
ブ36を介して第3回路油路4Cにも繋がる。
第1回路油路4aは、第1〜第4補給油路3a〜3dを
介して変速機ハウジング内のオイルサンブに繋がる。な
お、第1補給油路3aは変速機ハウジング1に形成され
オイルサンブに連通する油路で、第2補給油路3bはモ
ータシャフト52内に軸方向に貫通して配設された駆動
シャフト87(後述)内に形成された油路で、第3油路
3Cおよび第4油路3dはモータシャフト52と後述す
る分配機構のボディ81との間の空間およびこのボディ
81に固設された油受け渡し部材37に形成された油路
であり、図示のように運通している。
次に、油圧モータMの構成について説明する。
なお、とのモータMの主要部は油圧ポンプPと相似であ
り、その構造は極めて類似している。
このモータのケーシング51は、2分割された左右のケ
ーシング51a,5lbを複数のボルト(図示せず)に
より締め付けて構成されており、ポンプケーシング11
と一体結合されている。
モータメインシャフト52は左端部において、変速機ハ
ウジングtにボルト6aにより固定結合された保持部材
6とスプライン結合している。このため、モータメイン
シャフト52は固定保持される。このシャフト52の右
側端面には、第4図にその位置関係を示すように、メイ
ンシャフト52の軸心C4から距離L4だけ偏心した軸
心C5を有するクランクビン54がメインシャフト52
と一体に形或されている。クランクピン54の先端部は
シャフト支持部材53に嵌合結合している。モータメイ
ンシャフト52,クランクピン54およびシャフト支持
部材53は一体となって、ボールベアリング71a,7
lbを介してモータケーシング5lに対して回転自在と
なっており、その回転軸は軸心C4である。なお、メイ
ンシャフト52とベアリング71aとの間には、後述す
るベアリング73および回動スリーブ56が配設されて
いる。
クランクビン54には、クランクビン軸心CI5から距
11i L 5だけ偏心した軸心C6を有する偏心カラ
ー55が回動自在に取り付けられている。この偏心カラ
ー55の左側部には内歯歯車55aが形成されており、
この内歯歯車55aは回動スリーブ56の外歯歯車58
aと噛合する。
回動スリーブ58はベアリング73によりメインシャフ
ト52に対して回動自在となっているのであるが、回動
スリーブ56の左端にはウォームギャ57がスプライン
結合して取り付けられ、このウォームギャ57は変速機
ハウジング1に支持されたウォームピニオン58と噛合
している。通常は、ウォームビニオン58は静止保持さ
れており、このため、回動スリーブ56および偏心カラ
ー55はモータメインシャフト52と同様に静止保持さ
れている。
但し、ウォームピニオン58は外部から回転させること
か可能であり、このピニオン58を回転させれば回動ス
リーブ56をメインシャフト52に対し相対回転させる
ことができる。この回動スリーブ56の回転は、歯車5
6a,55aを介して偏心カラー55に伝達され、偏心
カラー55はクランクピン54を中心として回動される
この偏心カラー55の回動の場合の軸心C8の移動を第
4図に示す。この図では、クランクピン54に対して偏
心カラー55が時計回りに90″回動された場合を示し
ている。最初は、メインシャフト52の軸心C4、クラ
ンクビン54の軸心C5および偏心カラー55の軸心C
6は同一直線上に並んで位置しており、この状態から偏
心カラー55がクランクピン54回りに90’回動され
て55′で示す位置に移動すると、偏心カラー55′の
軸心はC81で示す位置に移動する。このため、メイン
シャフト52の軸心C4と偏心カラー55′の軸心Ce
との距1ii(偏心カラー55の軸心Ceのメインシャ
フト52の軸心C4に対する公転半径)は、距離1,6
1 (< Le >と短くなる。
なお、この距mL8は、油圧ポンプPの場合と同様に、
上記最初の状態(図示のように、C4,CI5,C8が
同一直線上に並んだ状態)で最大であり、この状態から
偏心カラー55が1806回動したときに最小となる。
この最小の場合で、軸C4に対する軸C5の偏心距IL
4と、軸C5に対する軸C6の偏心距離L5とが等しい
場合には、上記距m(公転半径)Leは零となる。
一方、偏心カラー55には、二一ドルベアリング74に
より相対回転自在に連結リング60が取り付けられる。
このため、連結リング60は軸心C8を中心に偏心カラ
ー5S上を回転可能となっている。さらに、この連結リ
ング60の回りには、半径方向放射状に5個のモータシ
リンダ65が配設されている。これら各シリンダ65は
それぞれ一対のトラ二オン部85bにおいてモータケー
シング51に揺動自在に取り付けられている。
そして、各シリンダ65のシリンダ孔65aは内径側に
開口するとともに、各シリンダ孔85a内に内径側から
4個のモータプランジャ62および1個のモータプラン
ジャ63が摺動自在に挿入されている。4個のモータプ
ランジャ62はそれぞれ、内径側端部82aが、連結り
冫グ60に形成された4tM所のアーム部60aにピン
61により回動自在に連結されている。残り1個のモー
タプランジャ63は、その内径側端部83aが連結リン
グ60と一体結合している。
シリンダ孔85aの内部空間は右トラ二オン部65bに
成形された油通孔85cを通って、モータケーシング5
1に形成された第4回路油路4dに連通ずる。
この第4回路油路4dは、ポンプケーシング11とモー
タケーシング51との結合部に配設された分配機構80
により、前述の第1回路油路4aもしくは第3回路油路
4cと選択的に連通ずるようになっている。この分配機
構80について第1図および矢印V一■に沿った断面を
示す第5図に基づいて説明する。
この分配機構80は、ポンプおよびモータケーシング1
1.51間に扶持された分配ハウジング81を有し、こ
のハウジング81には、油圧モータMの各シリンダ85
に対応して半径方向に延びた分配スプール挿入孔81a
が5箇所に形成されている。各スプール挿入孔81aに
は、分配スプール82が摺動自在に挿入されており、各
スプール82の外端部が外周保持リング84に保持され
、内端部は分配カム86に取り付けられたボールベアリ
ング85の外周面85aに当接している。
分配カム86は、モータメインシャフト52と一体結合
されたシャフト支持部材53の端部上に回転自在に取り
付けられており、その右側内周部には内歯ギャ88aが
形成されている。この内歯ギャ88aは、モータメイン
シャフト52、クランクピン54およびシャフト支持部
材53内を軸方向に貫通して配設された駆動シャフト8
7の右端部に形成された外歯ギャ87aと噛合している
。この駆動シャフト87の左端にはウォームギヤ88が
スプライン結合して取り付けられ、このウォームギャ8
8は変速機ハウジング1に支持されたウォームピニオン
89と噛合している。通常は、ウォームピニオン89は
静止保持されており、回動スリーブ86も静止保持され
ているが、外部からウォームピニオン89を回転させる
ことにより分配カム86を回転させることができるよう
になっている。なお、駆動シャフト87は中空に形成さ
れており、その内部空間により、前述の第2補給油路3
bが形成される。
分配カム86の外周面は、第5図に示すように、シャフ
ト支持部材53の軸心(すなわち、モータメインシャフ
ト52の軸心)C4から偏心した中心C7を有しており
、この外周面に取り付けられるボールベアリング85の
中心も偏心した位置C7にある。このため、分配ハウジ
ング81がポンプケーシング11およびモータケーシン
グ51と一体回転されると、ボールベアリング85の外
周面に当接する分配スプール82は挿入孔8la内にお
いて、上記中心C7の偏心量に相当する距離の往復動を
行う。すなわち、分配カム86およびボールベアリング
85により分配カムが構成されている。
なお、分配カム86の内周面の中心はC4であリ、ウォ
ームピニオン89を回転させて分配カム86を回転させ
ると、分配カム86の外周面の中心C7は中心C4を中
心として公転する。このたメ、ウォームピニオン89を
回転させることにより、上記分配スプール82の往復運
動の上および下死点の位置を移動させることができる。
また、分配ハウジング81には、第1回路油路4aに連
通ずる第1連通孔5aと、第4回路油路4dに連通ずる
第2連通孔5bと、第3回路油路4cと連通ずる第3連
通孔5cとが、スプール挿入孔81aに連通して形成さ
れている。また、スプール82には図示のようなスプー
ル溝82aが形成されており、スプール82のスプール
挿入孔81a内での往復運動に応じて、スプール溝82
aにより、第1連通孔5aと第2連通孔5bとが連通し
たり、第2連通孔5bと第3連通孔5cとが連通したり
するようになっている。具体的には、分配スプール82
が外方に移動されると、第2連通孔5bと第3連通孔5
Cとが運通され、分配スプール82が内方に移動される
と第1連通孔5aと第2連通孔5bとが連通される。
以上のように構成された油圧機械式無段変速機CVTの
作動について説明する。
この変速機CVTの駆動はポンプメインシャフト(変速
機入力軸)12を回転駆動することにより行われる。ポ
ンプメインシャフトl2が回転駆動されると、このシャ
フト12と一体に偏心カラー15が回転し、この偏心カ
ラーl5に相対回転自在に取り付けられた連結り冫グ2
0はポンプメインシャフト12の軸心C,を中心とした
偏心カラー15の軸心C3の公転運動と同じ公転運動を
行う。このため、連結リング20に連結されたポンブプ
ランジャ22および23はポンプシリンダ25のシリン
ダ孔25a内で往復運動する。
ここで、ボンププランジャ23が連結リング20と一体
結合されているが、これが他のプランジャ22と同様に
ピン21により回動自在に連結されている場合には、第
6図に示すように、ポンプケーシング11に対し連結リ
ング20が自由に相対回転する。このため、メインシャ
フト12の矢印A方向の回転に応じて連結リング20も
A方向に回転し、図示のようにシリンダ25の外面がケ
ーシングitbのボノレト29用フランジ11dに当接
するという問題や、このフランジlidが充分に離れて
いる場合にはプランジャ22がシリンダ25から抜け出
すという問題があり、これではプランジャ22の確実な
往復運動が得られない。このため、本例では、1個のプ
ランジャ23が連結り冫グ20に一体結合され、ケーシ
ング11に対する連結リング20の所定以上の相対回転
変位を阻止する。これにより、連結り冫グ20の公転運
動に伴い、ポンブプランジャ22および23はポンプシ
リンダ25のシリンダ孔25a内でスムーズに往復運動
する。
このようにしてプランジャ22.23が往復運動すると
、チェックバルブ35.38の作用にょり、プランジャ
22.23が膨張行程にあるシリンダ室内に、第1回路
油路4aから第2回路油路4bを通って油が吸入され、
収縮行程にあるシリンダ室内から油が第2回路油路4b
を通って第3回路油路4cにに吐出される。この場合に
おいて、各プランジャ22.23は連結リング20に繋
がっているので、連結リング20から各プランジャ22
.23へ、このプランジャ22.23を押す方向および
引っ張る方向の両方向の力および運動の伝達が可能であ
る。このため、チャージポンプによる吸入側の与圧等を
行わなくても、膨張行程にあるシリンダ室内への油の吸
入も問題なく行わせることができる。
第3回路油路4cに吐出された油は、分配機構80によ
り、第3連通孔5Cおよび第2連通孔5bを通って膨張
行程側にあるモータシリンダ孔65a内に供給され、こ
のシリンダ孔65a内のモータプランジャ62もしくは
63を膨張方向に移動させる。モータプランジャ62.
63の膨張方向への移動に応じて、このモータプランジ
ャ62,63が連結された連結リング60が偏心カラー
55上で回転し、モータシリンダケーシング51が回転
駆動される。なお、このときポンプシリンダ25が受け
る油圧反力の回転方向成分がポンプシリンダケーシング
11およびこれと一体に繋がったモータシリンダケーシ
ング51を回転駆動する機械的な力として作用する。こ
の回転は、シリンダケーシング5lの端部に形成された
ドライブギャ51cおよびこれと噛合するドリブンギャ
91aを介して変速機出力軸91に伝達される。
なお、モータシリンダケーシング51の回転に伴い、収
縮側にあるモータプランジャ62.63が収縮され、こ
のプランジャ62.63がff人されたシリンダ孔65
a内の油は、分配機構80により第2連通孔5bおよび
第1連通孔5aを通って、第l回路油路4aに排出され
、ポンプPの吸入側に戻され再び循環される。
このようにポンプメインシャフト12が駆動されると、
油圧ポンブPの吐出油が油圧モータMに供給されて、上
記ポンプシリンダ25が受ける油圧反力の回転方向成分
による機械的な駆動と併せて、この油圧モータMが駆動
される。なお、油圧モータMを駆動した油は第1回路油
路4aに排出さ.れ、再び油圧ポンプPに吸入されるの
であるが、途中の漏れ分等は、第1〜第4補給油路3a
〜3dから吸入されて補われる。
上記駆動において、油圧ポンプPの吐出油量はポンプメ
インシャフト12とポンプケーシング11との相対回転
数に対応するのであるが、ポンプケーシング11は回転
自在に支持され且つモータシリンダケーシング51に一
体に連結されているので、油圧ポンプPの吐出油量はそ
の容量が一定ならば、ポンプメインシャフト12とモー
タシリンダケーシング51との回転数差に比例する。
ここで、油圧ポンプPの容量(1回転当たりの吐出油量
)は、ポンププランジャ22.23の往復ストロークに
比例する。この往復ストロークは、レバー18を回動さ
せて偏心カラー15の偏心距離L3を調整することによ
り可変制御できる。この場合、第3図に示すように、メ
インシャフト12の軸心C1、クランクピン14の軸心
C2および偏心カラー15の軸心C3が図示のように同
一直線上に並んで位置した状態で、偏心距離L3が最大
であり、この状態から偏心カラーl5の回動に応じて距
離L3は漸減し、これが1800回動したときに最小と
なるので、レバー18の回動制御によりポンプ容量を最
大から最小まで無段階に可変制御できる。
なお、軸C1に対する軸C2の偏心距i@ L rと、
軸C2に対する軸C3の偏心距if!li L 2とが
等しい場合には、上記距tl!(公転半径)L3の最小
値は零となり、ポンプ容量の最小値は零となる。
すなわち、ポンプメインシャフト12が回転してもポン
プ吐出油量は零となり、これにより変速機のニュートラ
ル状態が得られる。
同様に、油圧モータMの容量は、ウォームピニオン58
の回転に応じて最大容量から最小容量まで可変制御可能
である。この場合において、メインシャフト52の軸心
C4に対するクランクピン54の軸心Clsの偏心距I
!jiL4と、クランクピン54の軸心C6に対する偏
心カラー55の軸心C8の偏心距離L6とが等しい場合
には、油圧モータMの容量の最小値は零となる。
このため、レバー18の回動量およびウォームピニオン
58の回転量を適宜制御することにより、入力回転(ポ
ンプメインシャフト12の回転)数に対する出力回転(
変速機出力軸91の回転)数の比(=入力回転数/出力
回転数)、すなわち、変速比を理論的には無限大から1
.0まで無段階に可変制御できる。この場合において、
油圧モータMが所定容量であり、油圧ボンプPの容量が
零に極く近い状態で変速比が無限大となる。
また、油圧ポンプPが所定容量であり、油圧モータMの
容量が零の状態で変速比が1.0の状態(ポンプシャフ
トとモータケーシングが直結した状態)となり、動力伝
達は全て機械的な伝達となる。
なお、分配機構80において、膨張行程側のシリンダ孔
65a内に油圧ポンプPからの油を供給し、収縮行程側
のシリンダ孔85a内の油を油圧ポンブPの吸入側に戻
すため、偏心して取り付けられたボールベアリング85
の最遠点方向(第5図で矢印R方向であり、スプール8
2を最も外側に押し出す方向)は、偏心カラー55の最
遠点方向(矢印Pで示す方向であり、モータプランジャ
62を上死点に位置せしめる方向)に対し直角の位置に
なる。
この場合において、油圧モータMの吐出量を変更するた
めウォームビニオン58を回動させテ偏心カラー55を
クランクビン54回りに回動させると、偏心カラー55
の最遠点方向も変化する。
例えば、第4図において説明したように、偏心カラー5
5をクランクピン54の回りに90’回動すると、偏心
カラー55の中心はC。からC6に移動し、最遠点方向
は矢印P方向からQ方向に45″移動する。このため、
この場合には、分配機構80において偏心して取り付け
られたボールベアリング85の最遠点方向(スプール8
−2を最も外側に押し出す方向)も45゜移動する必要
があり、この移動はウオームピニオン89の回転により
行われる。
さらに、ウォームピニオン89によりボールベアリング
85の最遠点方向を上記とは反対の方向、すなわち、1
80’回転した方向にすると、モータMは上記とは逆方
向に回転する。すなわち、ウォームピニオン89により
この変速機CVTのリバース設定を行うこともできる。
以上においては、油圧ボンブPと油圧モータMとにより
油圧機械式無段変速機CVTを構成した例を示したが、
次に単体で構成されて油圧ポンプもしくは油圧モータと
して用いられるラジアルプランジャ式油圧ユニツ}HU
について、第7図を用いて説明する。
この油圧ユニットHUは、3分割構成のノ\ウジング1
01 (101a,10lb,10Lc)を有し、この
ハウジング101内に、前述の油圧モータMと類似の構
成の部品が組み込まれて構成されている。
ボルト結合された左右のケーシング15La.15lb
からなるケーシング151が一対のボールベアリング1
02a,102bを介してハウジング101により回転
自在に支持されている。メインシャフト152は、この
ケーシング151の中心を軸方向に延びるとともに、ベ
アリング103a,103bによりケーシングに対して
相対回転自在に配設されている。メインシャフト152
はハウジング101に固定された保持部材106とスプ
ライン結合して固定保持されている。
このシャフト152の右側端面にはメインシャフト15
2の軸心C4から距m L 4だけ偏心した軸心CIS
を有するクランクピン154がメインシャフト152と
一体に形成されている。なお、各軸心の位置関係は第4
図の場合と同じである。
クランクピン154の先端部はシャフト支持部材153
に嵌合結合している。これらメインシャフト152, 
クランクピン154およびシャフト支持部材153は一
体となって固定保持されている。
クランクピン154には、クランクピン軸心C6から距
1i1L5だけ偏心した軸心C8を有する偏心カラー1
55が回動自在に取り付けられている。この偏心カラー
155の左側部に形成された内面歯車は回動スリーブ1
56の外歯歯車と噛合する。
回動スリーブ156はメインシャフト152に対して回
動自在であるが、回動スリーブ156の左端にはウォー
ムギャ157が取り付けられ、このウォームギャ157
はウオームピニオン158と噛合している。このピニオ
ン158を回転させれば回動スリーブ156をメインシ
ャフト152に対し相対回転させることができる。この
回動スリーブ156の回転は偏心カラー155に伝達さ
れ、偏心カラー155はクランクビン154を中心とし
て回動される。
この偏心カラー155の回動の場合の軸心C6の移動は
第4図に示した油圧モータの場合と同じであるのでその
説明は省略する。
一方、偏心カラー155には、二一ドルベアリング17
4により相対回転自在に連結リング160が取り付けら
れる。このため、連結リング160は軸心C8を中心に
偏心カラー155上を回転可能となっている。さらに、
この連結リング160の回りには、半径方向放射状に5
個のシリンダ165が配設されている。これら各シリン
ダ165はそれぞれ一対のトラ二オン部165bにおい
てタケーシング151に揺動自在に取り付けられている
。各シリンダ165のシリンダ孔は内径側に開口すると
ともに、各シリンダ孔内に内径側から4個のプランジャ
162および1個のプランジャ163が摺動自在に挿入
されている。これら部品の構成は前述の油圧モータMの
部品と同じなのでその説明は省略する。
シリンダ孔の内部空間は右トラニオン部165bに成形
された油通孔165cを通って、ケーシング151に形
成された第2油路104bに連通ずる。この第2油路1
04bは、ケーシング151に結合配設された分配機構
180に繋がる。
この分配機構180は、ケーシング151に一体結合さ
れた分配ハウジング181と、このハウジング181に
各シリンダ65に対応して形成されたスプール挿入孔内
に挿入された分配スプール182と、各スプール182
の外端部を保持する外周保持リング184と、シャフト
支持部材153の端部に回転自在に取り付けられた回動
スリーブ186と、この回動スリーブ186に偏心して
取り付けられたボールベアリング185とを有する。さ
らに、回動スリーブ186の内周側に形成された内歯ギ
ャ188aが、メインシャフト152内に貫通配設され
た駆動シャツ}187の端部に形成された外歯ギャ18
7aと噛合し、この駆動シャフト187の左端部にはウ
オームギャ188が取り付けられ、このウオームギャ1
88はウォームピニオン189と噛合して構成されてい
る。なお、この構成は、前述の変速機CVTにおける分
配機構80と同じである。
分配ハウジング181には、前記第2油路104bに連
通ずる第2連通孔105bと、第l油路104aに連通
する第l連通孔105aと、第3油路104cに連通す
る第1連通孔105cとが、それぞれスプール挿入孔に
連通して形成されている。このハウジング181がケー
シング151とともに回転されると、前述の油圧モータ
Mの場合と同様に、スプール182が挿入孔内で往復動
され、スプールに形成された溝の作用により、第1連通
孔105aと第2連通孔105bとが連通したり、第2
連通孔105bと第3連通孔105cとが連通したりす
る。なお、第1油路104aは吐出ポート111に連通
し、第3油路104Cは吸入ポート110に連通する。
また、ケーシング151は左端に形成されたギヤを介し
て軸191に連結しており、ケーシング151の回転は
軸191に伝達されるようになっている。
以上の構成の油圧ユニットHUは、油圧モータとしても
油圧ボンブとしても用いることができる。
油圧モータとして用いる場合には、吸入ポート110か
ら第3油路104c内に圧油を供給する。この圧油は、
分配機構80の作用により膨張行程側にあるシリンダ1
85のシリンダ孔内に送られ、このシリンダ孔内のプラ
ンジャ162もしくは163を膨張方向に移動させる。
プランジャ182,183の膨張方向への移動に応じて
、これらプランジャ162,163が連結された連結リ
ング1B・0が偏心カラー155上で回転し、ケーシン
グ151が回転駆動される。この回転は、ケーシング1
51の端部に形成されたドライブギャおよびこれと噛合
するドリブンギャを介して軸191に伝達され、この軸
191が回転駆動される。
なお、ケーシング151の回転に伴い、収縮側にあるモ
ータプランジャ182.183が収縮され、このプラン
ジャ182,163が挿入されたシリンダ孔内の油は、
分配機構180により第2連通孔105bおよび第1油
路104aを通って吐出ポート111に排出される。
一方、この油圧ユニットHUを油圧ポンプとして用いる
場合には、軸191を回転駆動すれば良く、これにより
、吸入ポート110から吸入された油が吐出ポート11
1から吐出される。
なお、ポート110を吐出ポートとして用い、ポート1
11を吸入ポートとして用いても良いのは無論のことで
ある。
また、いずれの場合でも、ウォームビニオン158を回
動させることにより、その容量を可変制御することがで
きるがその作動は前述の油圧モータMの場合と同じなの
でその説明は省略する。
ハ.発明の効果 以上説明したように、本発明に係る油圧ユニットでは、
分配機構に内カム機構を採用しているので、カム面の滑
り速度を小さくすることができる。さらに、この分配カ
ムを、固定保持きれたメインシャフトに回転自在に取り
付けるとともに、このメインシャフトを貫通して配設し
た駆動シャフトと、ギヤ係合等により繋げ、この駆動シ
ャフトを回転させて、分配カムを回転させるようにして
いるので、その構造が簡単であり、且つ分配カムの偏心
位置を簡単に移動させることができる。
また、本発明に係る油圧機械式無段変速機においては、
上記油圧ユニットをモータどして用いており、変速機ハ
ウジングによりモータシャフトを固定保持し、このモー
タシャフトの内側端部に内カム機構タイプの分配カムを
回転自在に取り付けるとともに、上記と同様に、モータ
シャフトに貫通配設された駆動シャフトと分配カムとを
ギヤ係合等により繋げているので、分配カムの回転機構
構造が簡単である。また、この駆動シャフトは外部から
回転させることが可能であり、分配カムの偏心位置の移
動制御を外部から簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧機械式無段変速機を示す断面
図、 第2図は上記無段変速機を構成する油圧ボンブの矢印■
一■に沿った断面図、 第3図は上記油圧ポンプの各部材の軸心の位置関係を示
す概略図、 第4図は上記無段変速機を構成する油圧モータの各部材
の軸心の位置関係を示す概略図、第5図は上記無段変速
機の分配機構の矢印V−■に沿った断面図、 第6図は上記油圧ポンプの一部を取り出して示す断面図
、 第7図は本発明に係る油圧ユニットの例を示す断面図で
ある。 1・・・変速機ハウジング 11・・・ポンプヶーシン
グ12・・・ポンプメインシャフト 14・・・クランクピン  15・・・偏心カラー51
・・・モータメインシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)固定保持されたメインシャフトと、このシャフトに
    取り付けられたカム部材と、前記メインシャフトを中心
    に回転自在なシリンダケーシングと、このシリンダケー
    シングに形成された複数のシリンダ孔内にそれぞれ摺動
    自在に挿入されるとともに前記カム部材と繋がり、前記
    シリンダケーシングの回転に応じて前記シリンダ孔内を
    往復動する複数のプランジャと、前記シリンダ孔を入口
    ポートおよび出口ポートと選択的に連通させる分配機構
    とを有してなるプランジャ式油圧ユニットにおいて、 前記分配機構は、前記シリンダケーシングに一体結合さ
    れた分配ハウジングと、この分配ハウジング内に径方向
    に摺動自在に配設された分配スプールと、前記メインシ
    ャフトの一端側に回転可能に取り付けられるとともに前
    記分配スプールの内端に繋がった分配カムと、前記メイ
    ンシャフトの他端側から前記メインシャフト内を貫通し
    て配設されて前記分配カムに繋がった駆動シャフトとか
    ら構成され、この駆動シャフトにより前記分配カムを前
    記メインシャフト上で回転させることができるように構
    成されていることを特徴とするプランジャ式油圧ユニッ
    ト。 2)前記駆動シャフトは前記メインシャフトに対して回
    転自在であり、この駆動シャフトの端部に形成された外
    歯車と前記分配カムの内周側に形成された内歯車とが噛
    合しており、前記駆動シャフトを回転させることにより
    前記分配カムの回転を行わせるようにしたことを特徴と
    する請求項第1項に記載のプランジャ式油圧ユニット。 3)前記分配ハウジングには、前記シリンダ孔に連通す
    る油路、前記入口ポートに連通する油路および前記出口
    ポートに連通する油路が形成されており、前記分配スプ
    ールには、この分配スプールの径方向の摺動に応じて、
    前記シリンダ孔に連通する油路と前記入口ポートに連通
    する油路とを、もしくは前記シリンダ孔に連通する油路
    と前記入口ポートに連通する油路とを連通させる溝が形
    成されていることを特徴とする請求項第1項記載のプラ
    ンジャ式油圧ユニット。 4)変速機ハウジングと、前記変速機ハウジングにより
    回転自在に支持されるとともに一体に結合されたたポン
    プシリンダケーシングおよびモータシリンダケーシング
    と、これらケーシングに形成されたシリンダ孔内にそれ
    ぞれ摺動自在に挿入された複数のポンププランジャおよ
    び複数のモータプランジャと、前記ポンプシリンダケー
    シングに同軸で且つ相対回転自在に配設された駆動用ポ
    ンプシャフトと、このポンプシャフトに取り付けられて
    前記ポンププランジャを往復摺動させるポンプ用カム部
    材と、前記モータシリンダケーシングに同軸に配設され
    るとともに前記変速機ハウジングに固定支持されるモー
    タシャフトと、このモータシャフトに取り付けられ、前
    記モータプランジャの往復摺動により前記モータシリン
    ダケーシングを回転駆動させるモータ用カム部材と、前
    記ポンプシリンダケーシングのシリンダ孔と前記モータ
    シリンダケーシングのシリンダ孔とを選択的に連通させ
    る分配機構とを有してなる油圧機械式無段変速機におい
    て、 前記分配機構は、前記ポンプおよびモータシリンダケー
    シングに一体結合された分配ハウジングと、この分配ハ
    ウジング内に径方向に摺動自在に配設された分配スプー
    ルと、前記モータシャフトの一端側に回転可能に取り付
    けられるとともに前記分配スプールの内端に繋がった分
    配カムと、前記モータシャフトの他端側から前記モータ
    シャフト内を貫通して配設され前記分配カムに繋がった
    駆動シャフトとから構成され、この駆動シャフトにより
    前記分配カムを前記モータシャフト上で回転させること
    ができるように構成されていることを特徴とする油圧機
    械式無段変速機。 5)前記駆動シャフトが中空であり、この中空部を通っ
    てチャージ油の供給を行うことを特徴とする請求項第4
    項記載の油圧機械式無段変速機。 6)前記分配ハウジングには、前記ポンプシリンダケー
    シングのシリンダ孔内に連通する油路および前記モータ
    シリンダケーシングのシリンダ孔内に連通する油路が形
    成されており、前記分配スプールには、この分配スプー
    ルの径方向の摺動に応じて、前記ポンプシリンダケーシ
    ングの圧縮側シリンダ孔内と前記モータシリンダケーシ
    ングの膨張側シリンダ孔内とを連通させ、前記ポンプシ
    リンダケーシングの膨張側シリンダ孔内と前記モータシ
    リンダケーシングの圧縮側シリンダ孔内とを連通させる
    溝が形成されていることを特徴とする請求項第4項に記
    載の油圧機械式無段変速機。
JP1238785A 1989-04-21 1989-09-14 プランジャ式油圧ユニットおよびこの油圧ユニットを用いた油圧機械式無段変速機 Expired - Lifetime JPH0689833B2 (ja)

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JP1238785A Expired - Lifetime JPH0689833B2 (ja) 1989-04-21 1989-09-14 プランジャ式油圧ユニットおよびこの油圧ユニットを用いた油圧機械式無段変速機

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JPH0689833B2 (ja) 1994-11-14

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