JPH0310420Y2 - - Google Patents
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- JPH0310420Y2 JPH0310420Y2 JP1985019061U JP1906185U JPH0310420Y2 JP H0310420 Y2 JPH0310420 Y2 JP H0310420Y2 JP 1985019061 U JP1985019061 U JP 1985019061U JP 1906185 U JP1906185 U JP 1906185U JP H0310420 Y2 JPH0310420 Y2 JP H0310420Y2
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- JP
- Japan
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- rotation shaft
- clutch
- handle
- drive source
- ball
- Prior art date
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案は、工作機械における加工ヘツドあるい
はテーブルを上下動する装置の動力伝達装置に関
するものである。
はテーブルを上下動する装置の動力伝達装置に関
するものである。
b 従来技術
例えばフライス盤などのごとき工作機械におい
てニーを上下動する構成としてボールスクリユー
装置を使用し、かつボールスクリユー装置を回転
する駆動系として、手動ハンドルとモータ駆動に
切換え自在な構成のものがある。
てニーを上下動する構成としてボールスクリユー
装置を使用し、かつボールスクリユー装置を回転
する駆動系として、手動ハンドルとモータ駆動に
切換え自在な構成のものがある。
c 考案が解決しようとする問題点
従来、工作機械において加工ヘツドあるいはテ
ーブルを手動ハンドル操作と自動とに切換え自在
な構成としては、ボールスクリユー装置と手動ハ
ンドルとの間に第1クラツチを設け、モータによ
る駆動軸とボールスクリユー装置との間に第2ク
ラツチを設けて、第1、第2のクラツチの接続を
切換えることによつて行なわれている。
ーブルを手動ハンドル操作と自動とに切換え自在
な構成としては、ボールスクリユー装置と手動ハ
ンドルとの間に第1クラツチを設け、モータによ
る駆動軸とボールスクリユー装置との間に第2ク
ラツチを設けて、第1、第2のクラツチの接続を
切換えることによつて行なわれている。
上記第1、第2のクラツチの切換えは互いに連
動して同時に行なわれるものであり、上記クラツ
チは必ず、一方が接続してあるとは限らず、第
1、第2のクラツチが共に切られた状態にあるこ
とがある。この場合、手動ハントルは空転するこ
ととなるので、例えば第2のクラツチが噛合クラ
ツチでかつそれぞれの歯が対向した状態にあると
きには、第2のクラツチの接続が困難であるとい
う問題がある。
動して同時に行なわれるものであり、上記クラツ
チは必ず、一方が接続してあるとは限らず、第
1、第2のクラツチが共に切られた状態にあるこ
とがある。この場合、手動ハントルは空転するこ
ととなるので、例えば第2のクラツチが噛合クラ
ツチでかつそれぞれの歯が対向した状態にあると
きには、第2のクラツチの接続が困難であるとい
う問題がある。
また、手動ハンドルの操作あるいはモータの駆
動によつてボールスクリユー装置を回転せしめて
テーブル等を上昇せしめた後に、クラツチの接続
を切ると、テーブル等の自重によりボールスクリ
ユー装置が逆回転され、テーブル等が加工するこ
とがあり、時として手動ハントルが同時に逆回転
されることがあるなどの問題がある。
動によつてボールスクリユー装置を回転せしめて
テーブル等を上昇せしめた後に、クラツチの接続
を切ると、テーブル等の自重によりボールスクリ
ユー装置が逆回転され、テーブル等が加工するこ
とがあり、時として手動ハントルが同時に逆回転
されることがあるなどの問題がある。
d 問題を解決するための手段
上述のごとき従来の問題に鑑みて、第2のクラ
ツチの接続を容易に行なうことができ、かつテー
ブル等の自重による逆回転を阻止するために、こ
の考案は、工作機械における加工ヘツドあるいは
テーブルを上下動するための上下動装置に連結し
た筒状の被伝達回転軸を工作機械の支持部に回転
自在に支承して設け、この被伝達回転軸の軸心に
回転自在かつ軸方向へ摺動自在に支承された作動
棒の外端部にハンドルを回転自在に支承して設
け、このハンドルと被伝達回転軸に備えた駆動輪
との間に噛合離脱自在な第1のクラツチを設け、
前記被伝達回転軸の外周に摺動自在に嵌合した筒
状部材と前記作動棒とを、被伝達回転軸に形成し
た軸方向の長穴を貫通した連杆を介して一体的に
連結して設け、前記被伝達回転軸の外周に回転自
在に嵌合した筒状の駆動源回転軸を駆動源に連結
して設け、前記筒状部材の外周面に形成した軸方
向の複数本の溝に係脱自在の複数のボールを上記
駆動源回転軸の内周面に出没自在に設けると共に
軸心方向へ付勢して設けてなる第2のクラツチを
筒状部材と駆動源回転軸との間に設け、前記第1
クラツチの噛合、離脱と第2クラツチの離脱、噛
合とが連動して行なわれるよう構成してなり、常
に所定の回転負荷に調整されたブレーキを前記支
持部に設け、このブレーキと前記被伝達回転軸と
の間に、被伝達回転軸の逆回転時に作動するワン
ウエイクラツチを設け、前記第2クラツチにおけ
る溝とボールとの係合を容易にするために、上記
溝間の凸部分に傾斜部を形成してなるものであ
る。
ツチの接続を容易に行なうことができ、かつテー
ブル等の自重による逆回転を阻止するために、こ
の考案は、工作機械における加工ヘツドあるいは
テーブルを上下動するための上下動装置に連結し
た筒状の被伝達回転軸を工作機械の支持部に回転
自在に支承して設け、この被伝達回転軸の軸心に
回転自在かつ軸方向へ摺動自在に支承された作動
棒の外端部にハンドルを回転自在に支承して設
け、このハンドルと被伝達回転軸に備えた駆動輪
との間に噛合離脱自在な第1のクラツチを設け、
前記被伝達回転軸の外周に摺動自在に嵌合した筒
状部材と前記作動棒とを、被伝達回転軸に形成し
た軸方向の長穴を貫通した連杆を介して一体的に
連結して設け、前記被伝達回転軸の外周に回転自
在に嵌合した筒状の駆動源回転軸を駆動源に連結
して設け、前記筒状部材の外周面に形成した軸方
向の複数本の溝に係脱自在の複数のボールを上記
駆動源回転軸の内周面に出没自在に設けると共に
軸心方向へ付勢して設けてなる第2のクラツチを
筒状部材と駆動源回転軸との間に設け、前記第1
クラツチの噛合、離脱と第2クラツチの離脱、噛
合とが連動して行なわれるよう構成してなり、常
に所定の回転負荷に調整されたブレーキを前記支
持部に設け、このブレーキと前記被伝達回転軸と
の間に、被伝達回転軸の逆回転時に作動するワン
ウエイクラツチを設け、前記第2クラツチにおけ
る溝とボールとの係合を容易にするために、上記
溝間の凸部分に傾斜部を形成してなるものであ
る。
e 実施例
第3図、第4図は本考案の実施例であるフライ
ス盤の側面図と正面図を示す。二一昇降装置3は
手動ハンドル5あるいは電動機7の駆動によつて
二一構造体9を上下させて、フライス盤のテーブ
ルの支持高さを調整するものである。
ス盤の側面図と正面図を示す。二一昇降装置3は
手動ハンドル5あるいは電動機7の駆動によつて
二一構造体9を上下させて、フライス盤のテーブ
ルの支持高さを調整するものである。
第1図は上記の二一構造体9を上下させる動力
伝達装置の要部を示すもので、二一構造体9上に
框体15が固定され、框体15はワンウエイクラ
ツチ47と連結するブレーキ部13を内蔵し、こ
のワンウエイクラツチ47とブレーキ部13を貫
通する管状の被伝達回転軸19を軸受部11を介
して回転自在に支持している。被伝達回転軸19
の前方(第1図にて右方)には第1のクラツチを
構成するクラツチ面39を有する駆動輪37がキ
ー45によつて取付けられ、さらに前記クラツチ
面39と噛み合うハンドル軸部33があつて、こ
のハンドル軸部にはハンドル5が備えてあると同
時にベアリング29を介して、前記の管状の被伝
達回転軸19の中心に挿通された作動棒21の前
端(第1図にて右端)を回転自在に支持してい
る。又、被伝達回転軸19上には目盛リング4
3、ノブ41を配してある。被伝達回転軸の中央
付近にはウオームホイル53をキー51で固定さ
れた管状の駆動源回転軸49が回転自在に挿通し
てあり。この駆動源回転軸49は第2図に示すご
とく、半径方向に配列された4本の有底孔57と
各有底孔57中にスプリング61とこのスプリン
グ61によつて駆動源回転軸49の中心方向に付
勢されたボール63が挿入されている。
伝達装置の要部を示すもので、二一構造体9上に
框体15が固定され、框体15はワンウエイクラ
ツチ47と連結するブレーキ部13を内蔵し、こ
のワンウエイクラツチ47とブレーキ部13を貫
通する管状の被伝達回転軸19を軸受部11を介
して回転自在に支持している。被伝達回転軸19
の前方(第1図にて右方)には第1のクラツチを
構成するクラツチ面39を有する駆動輪37がキ
ー45によつて取付けられ、さらに前記クラツチ
面39と噛み合うハンドル軸部33があつて、こ
のハンドル軸部にはハンドル5が備えてあると同
時にベアリング29を介して、前記の管状の被伝
達回転軸19の中心に挿通された作動棒21の前
端(第1図にて右端)を回転自在に支持してい
る。又、被伝達回転軸19上には目盛リング4
3、ノブ41を配してある。被伝達回転軸の中央
付近にはウオームホイル53をキー51で固定さ
れた管状の駆動源回転軸49が回転自在に挿通し
てあり。この駆動源回転軸49は第2図に示すご
とく、半径方向に配列された4本の有底孔57と
各有底孔57中にスプリング61とこのスプリン
グ61によつて駆動源回転軸49の中心方向に付
勢されたボール63が挿入されている。
さらに、前記の駆動源回転軸49に隣接して肉
厚部と薄肉部と傾斜部を有する筒状部材23が被
伝達回転軸19上に挿通されていると同時に、前
記の薄肉部が前記のボール63のおのおのに接触
している。被伝達回転軸19の筒状部材23に挿
通された部分には長穴25があり、この長穴を貫
通して、作動棒21に設けられた連杆27が筒状
部材23と連結している。前記の筒状部材23の
外側には傾斜部65から肉厚部にかけて軸方向に
8本の溝67が形成され、おのおの溝巾は前記ボ
ール63の直径にほぼ等しく、その溝深さはボー
ル63の半径にほぼ等しいものである。より詳細
には、ボール63、溝67等は第2のクラツチ面
を構成するものであつて、前記傾斜部65は、溝
67を形成したことにより溝67の間に相対的に
形成された凸部分に形成してあるものである。前
記作動棒21の前端(第1図にて右端)にはキヤ
ツプ31が装着してあり、図示のごとくハンドル
軸部33の回動は作動棒21には伝達されない
が、ハンドル軸部33が軸方向にシフトされると
作動棒21もシフトされ、連杆27によつて管状
部材23もシフトされる。なお被伝達回転軸の後
端(第1図にて左方)は軸受部17を介して二一
構造体に支持されており、図示されていない被伝
達回転軸の後端部の回転によつて二一構造体が上
下昇降するものである。又、ウオームホイル53
は原動機側のウオーム55によつて正逆回転され
るものであり、ボルト35はハンドル5をハンド
ル軸部33に取付けているボルトである。
厚部と薄肉部と傾斜部を有する筒状部材23が被
伝達回転軸19上に挿通されていると同時に、前
記の薄肉部が前記のボール63のおのおのに接触
している。被伝達回転軸19の筒状部材23に挿
通された部分には長穴25があり、この長穴を貫
通して、作動棒21に設けられた連杆27が筒状
部材23と連結している。前記の筒状部材23の
外側には傾斜部65から肉厚部にかけて軸方向に
8本の溝67が形成され、おのおの溝巾は前記ボ
ール63の直径にほぼ等しく、その溝深さはボー
ル63の半径にほぼ等しいものである。より詳細
には、ボール63、溝67等は第2のクラツチ面
を構成するものであつて、前記傾斜部65は、溝
67を形成したことにより溝67の間に相対的に
形成された凸部分に形成してあるものである。前
記作動棒21の前端(第1図にて右端)にはキヤ
ツプ31が装着してあり、図示のごとくハンドル
軸部33の回動は作動棒21には伝達されない
が、ハンドル軸部33が軸方向にシフトされると
作動棒21もシフトされ、連杆27によつて管状
部材23もシフトされる。なお被伝達回転軸の後
端(第1図にて左方)は軸受部17を介して二一
構造体に支持されており、図示されていない被伝
達回転軸の後端部の回転によつて二一構造体が上
下昇降するものである。又、ウオームホイル53
は原動機側のウオーム55によつて正逆回転され
るものであり、ボルト35はハンドル5をハンド
ル軸部33に取付けているボルトである。
以上の構成においてハンドル5を前方(第1図
において左側)に押込むと、ハンドル軸部33は
クラツチ面39の作用で駆動輪37と連結し、同
時に筒状部材23も作動棒21と連杆27の作用
で左方に移動し、第1図において上半分の示す状
態となる。ここでハンドル5を正転方向に回転さ
せると被伝達回転軸19は駆動輪37、キー4
5、筒状部材23と作動棒21をともなつて正転
方向に回転する。このときワンウエイクラツチ4
7の作用によつて、ブレーキ部13は作動せず、
又図示にて明らかなように、筒状部材23は空転
して駆動源回転軸49を回転させない。この正転
方向の回転によつて二一構造体は上昇する。
において左側)に押込むと、ハンドル軸部33は
クラツチ面39の作用で駆動輪37と連結し、同
時に筒状部材23も作動棒21と連杆27の作用
で左方に移動し、第1図において上半分の示す状
態となる。ここでハンドル5を正転方向に回転さ
せると被伝達回転軸19は駆動輪37、キー4
5、筒状部材23と作動棒21をともなつて正転
方向に回転する。このときワンウエイクラツチ4
7の作用によつて、ブレーキ部13は作動せず、
又図示にて明らかなように、筒状部材23は空転
して駆動源回転軸49を回転させない。この正転
方向の回転によつて二一構造体は上昇する。
次にハンドル5を逆転させると、ワンウエイク
ラツチ47の作用によつてブレーキ部13が作用
する。このブレーキ部13は図示によつて明らか
なごとく、摩擦板の一方が框体15と係合してい
て回転しない構造であるから、前記の被伝達回転
軸15の逆方向の回転に対し抵抗し負荷を与える
ものである。したがつてハンドル5を停止したと
きにも、二一構造体9自体とテーブル及びテーブ
ル上に載置された被加工物の合計された重量によ
る二一構造体の下降は防止されるものである。
ラツチ47の作用によつてブレーキ部13が作用
する。このブレーキ部13は図示によつて明らか
なごとく、摩擦板の一方が框体15と係合してい
て回転しない構造であるから、前記の被伝達回転
軸15の逆方向の回転に対し抵抗し負荷を与える
ものである。したがつてハンドル5を停止したと
きにも、二一構造体9自体とテーブル及びテーブ
ル上に載置された被加工物の合計された重量によ
る二一構造体の下降は防止されるものである。
ハンドル5を第1図において右方に引くと、第
1図の下半分に示すごとくなり、クラツチ面39
は解除されハンドル5はフリーとなるが、筒状部
材23の溝67がボール63と係合し、原動機の
回転開始と共にウオームホイール53、駆動源回
転軸49、連杆27、被伝達回転軸19、作動棒
21が回転することになる。この場合、回転方向
が正方向であれば、ワンウエイクラツチの作用で
ブレーキ部13は作用せず、一方、逆方向に回転
する場合にはブレーキ部13が作用することはハ
ンドル駆動の際と同様である。
1図の下半分に示すごとくなり、クラツチ面39
は解除されハンドル5はフリーとなるが、筒状部
材23の溝67がボール63と係合し、原動機の
回転開始と共にウオームホイール53、駆動源回
転軸49、連杆27、被伝達回転軸19、作動棒
21が回転することになる。この場合、回転方向
が正方向であれば、ワンウエイクラツチの作用で
ブレーキ部13は作用せず、一方、逆方向に回転
する場合にはブレーキ部13が作用することはハ
ンドル駆動の際と同様である。
なお前記のボール63が管状部材23の溝67
に落込んだ状態となり、管状部材23を回転させ
る際に、溝67の深さがボール63の半径より大
であり、且つ溝67のボール63との接触面が管
状部材23の半径方向であることと、前記のスプ
リング61の付勢が十分に強いから、駆動源回転
軸49の回転力は確実に管状部材23に伝達でき
るものである。
に落込んだ状態となり、管状部材23を回転させ
る際に、溝67の深さがボール63の半径より大
であり、且つ溝67のボール63との接触面が管
状部材23の半径方向であることと、前記のスプ
リング61の付勢が十分に強いから、駆動源回転
軸49の回転力は確実に管状部材23に伝達でき
るものである。
ところで、前述のごとき筒状部材23を摺動せ
しめて溝67にボール63を係合しようとすると
き、溝67の位置とボール63の位置とが一致し
ておらず、ボール63が溝67間の凸部分に対応
しているときには、筒状部材23の摺動時に、凸
部分に形成された傾斜部65によつてボール63
が押され、ボール63は凸部分に乗り上げられ
る。その後、モータの駆動によつて駆動源回転軸
49が僅かに回動すると、溝67とボール63と
の位置が一致し、ボールネ63は付勢力により溝
67に係合する。
しめて溝67にボール63を係合しようとすると
き、溝67の位置とボール63の位置とが一致し
ておらず、ボール63が溝67間の凸部分に対応
しているときには、筒状部材23の摺動時に、凸
部分に形成された傾斜部65によつてボール63
が押され、ボール63は凸部分に乗り上げられ
る。その後、モータの駆動によつて駆動源回転軸
49が僅かに回動すると、溝67とボール63と
の位置が一致し、ボールネ63は付勢力により溝
67に係合する。
すなわち、溝67とボール63との位置が一致
していないような場合であつても、第2のクラツ
チにおける上記溝67とボール63との係合が確
実に行なわれるものである。
していないような場合であつても、第2のクラツ
チにおける上記溝67とボール63との係合が確
実に行なわれるものである。
以上の説明より理解されるように、第2のクラ
ツチの接続が容易であり、また手動によると原動
機によるとにかかわらず、工作機械のテーブルを
上昇させる場合にはブレーキ部13による抵抗は
解除され、下降させる場合はブレーキ部13によ
る抵抗が発生するから、上昇が円滑に行なえる一
方、テーブル其の他の自重による自由降下は防止
され、ハンドル5が単独で逆転する危険が防止さ
れるものである。
ツチの接続が容易であり、また手動によると原動
機によるとにかかわらず、工作機械のテーブルを
上昇させる場合にはブレーキ部13による抵抗は
解除され、下降させる場合はブレーキ部13によ
る抵抗が発生するから、上昇が円滑に行なえる一
方、テーブル其の他の自重による自由降下は防止
され、ハンドル5が単独で逆転する危険が防止さ
れるものである。
したがつて、テーブル等を上昇させる際や下降
させる際に手動運転を停止してもハンドル5が逆
転することはない。又、動力運転から手動運転に
クラツチを切換えても同じくハンドル5の逆転の
危険は防止されるし、駆動源の電動機が停止中で
あつても駆動中であつても何等危険なくクラツチ
操作が許されるものである。
させる際に手動運転を停止してもハンドル5が逆
転することはない。又、動力運転から手動運転に
クラツチを切換えても同じくハンドル5の逆転の
危険は防止されるし、駆動源の電動機が停止中で
あつても駆動中であつても何等危険なくクラツチ
操作が許されるものである。
g 考案の効果
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、工作機械における加工ヘ
ツドあるいはテーブルを上下動するための上下動
装置に連結した筒状の被伝達回転軸19を工作機
械の支持部9に回転自在に支承して設け、この被
伝達回転軸19の軸心に回転自在かつ軸方向へ摺
動自在に支承された作動棒21の外端部にハンド
ル5を回転自在に支承して設け、このハンドル5
と被伝達回転軸19に備えた駆動輪37との間に
噛合離脱自在な第1のクラツチを設け、前記被伝
達回転軸19の外周に摺動自在に嵌合した筒状部
材23と前記作動棒21とを、被伝達回転軸19
に形成した軸方向の長穴25を貫通した連杆27
を介して一体的に連結して設け、前記被伝達回転
軸19の外周に回転自在に嵌合した筒状の駆動源
回転軸49を駆動源に連結して設け、前記筒状部
材23の外周面に形成した軸方向の複数本の溝6
7に係脱自在の複数のボール63を上記駆動源回
転軸49の内周面に出没自在に設けると共に軸心
方向へ付勢して設けてなる第2のクラツチを筒状
部材23と駆動源回転軸49との間に設け、前記
第1クラツチの噛合、離脱と第2クラツチの離
脱、噛合とが連動して行なわれるよう構成してな
り、常に所定の回転負荷に調整されたブレーキ1
3を前記支持部9に設け、このブレーキ13と前
記被伝達回転軸19との間に、被伝達回転軸19
の逆回転時に作動するワンウエイクラツチ47を
設け、前記第2クラツチにおける溝67とボール
63との係合を容易にするために、上記溝67間
の凸部分に傾斜部65を形成してなるものであ
る。
に、要するに本考案は、工作機械における加工ヘ
ツドあるいはテーブルを上下動するための上下動
装置に連結した筒状の被伝達回転軸19を工作機
械の支持部9に回転自在に支承して設け、この被
伝達回転軸19の軸心に回転自在かつ軸方向へ摺
動自在に支承された作動棒21の外端部にハンド
ル5を回転自在に支承して設け、このハンドル5
と被伝達回転軸19に備えた駆動輪37との間に
噛合離脱自在な第1のクラツチを設け、前記被伝
達回転軸19の外周に摺動自在に嵌合した筒状部
材23と前記作動棒21とを、被伝達回転軸19
に形成した軸方向の長穴25を貫通した連杆27
を介して一体的に連結して設け、前記被伝達回転
軸19の外周に回転自在に嵌合した筒状の駆動源
回転軸49を駆動源に連結して設け、前記筒状部
材23の外周面に形成した軸方向の複数本の溝6
7に係脱自在の複数のボール63を上記駆動源回
転軸49の内周面に出没自在に設けると共に軸心
方向へ付勢して設けてなる第2のクラツチを筒状
部材23と駆動源回転軸49との間に設け、前記
第1クラツチの噛合、離脱と第2クラツチの離
脱、噛合とが連動して行なわれるよう構成してな
り、常に所定の回転負荷に調整されたブレーキ1
3を前記支持部9に設け、このブレーキ13と前
記被伝達回転軸19との間に、被伝達回転軸19
の逆回転時に作動するワンウエイクラツチ47を
設け、前記第2クラツチにおける溝67とボール
63との係合を容易にするために、上記溝67間
の凸部分に傾斜部65を形成してなるものであ
る。
上記構構成により、本願考案においては、ハン
ドル5を押すと第1のクラツチが入つて第2のク
ラツチが切れ、逆にハンドル5を引くと第2のク
ラツチが入つて第1のクラツチが切れるものであ
る。そして、工作機械の加工ヘツドあるいはテー
ブルを上昇せしめるときには、適宜一方のクラツ
チを接続して正回転せしめれば良いものである。
このとき、ワンウエイクラツチ47は被伝達回転
軸19の正回転を許容するので、円滑に回転する
ことができるものである。
ドル5を押すと第1のクラツチが入つて第2のク
ラツチが切れ、逆にハンドル5を引くと第2のク
ラツチが入つて第1のクラツチが切れるものであ
る。そして、工作機械の加工ヘツドあるいはテー
ブルを上昇せしめるときには、適宜一方のクラツ
チを接続して正回転せしめれば良いものである。
このとき、ワンウエイクラツチ47は被伝達回転
軸19の正回転を許容するので、円滑に回転する
ことができるものである。
上記被伝達回転軸19の正回転を停止し、接続
したクラツチを切ると、テーブル等の重量により
被伝達回転軸19が逆回転される傾向にあるが、
逆回転は、ワンウエイクラツチ47およびブレー
キ13を介して阻止されるものである。したがつ
て、不用意にハンドル5が逆回転されるようなこ
とがないものである。
したクラツチを切ると、テーブル等の重量により
被伝達回転軸19が逆回転される傾向にあるが、
逆回転は、ワンウエイクラツチ47およびブレー
キ13を介して阻止されるものである。したがつ
て、不用意にハンドル5が逆回転されるようなこ
とがないものである。
次に、ハンドル5を引いて第2クラツチを接続
しようとするとき、第1、第2のクラツチが共に
切れた状態のときがあり、このようなときには、
ハンドル5を回転せしめても、被伝達回転軸19
及び作動棒21に対してハンドル5が空転するだ
けであり、第2のクラツチにおける溝67とボー
ル63との位置を正確に一致せしめることが困難
である。
しようとするとき、第1、第2のクラツチが共に
切れた状態のときがあり、このようなときには、
ハンドル5を回転せしめても、被伝達回転軸19
及び作動棒21に対してハンドル5が空転するだ
けであり、第2のクラツチにおける溝67とボー
ル63との位置を正確に一致せしめることが困難
である。
しかし本考案においては、溝67の間の凸部分
に傾斜部65が形成してあるので、溝67とボー
ル63との位置が一致していない状態においてハ
ンドル5を引いたときには、ボール63は前記凸
部分に容易に乗り上げられるものである。そし
て、ボール63が凸部分に乗り上げた状態にある
ときに、モータ駆動等によつて駆動源回転軸49
を僅かに回動すると、ボールが溝67と一致し、
付勢力によつてボール63が溝67に係合して、
駆動源回転軸49の回転が被伝達回転軸19へ伝
達されるものである。
に傾斜部65が形成してあるので、溝67とボー
ル63との位置が一致していない状態においてハ
ンドル5を引いたときには、ボール63は前記凸
部分に容易に乗り上げられるものである。そし
て、ボール63が凸部分に乗り上げた状態にある
ときに、モータ駆動等によつて駆動源回転軸49
を僅かに回動すると、ボールが溝67と一致し、
付勢力によつてボール63が溝67に係合して、
駆動源回転軸49の回転が被伝達回転軸19へ伝
達されるものである。
前記溝67に対してボール63はほぼ半径近く
係合するので、回転時にボール63を溝67から
離脱せしめる方向に作用する分力は小さなもので
あり、ボール63が溝67から離脱することな
く、回転の伝達を行なうことができるものであ
る。
係合するので、回転時にボール63を溝67から
離脱せしめる方向に作用する分力は小さなもので
あり、ボール63が溝67から離脱することな
く、回転の伝達を行なうことができるものであ
る。
なお本考案はフライス盤に限るものではなく、
その技術思想を逸脱することなく、他の設計変更
により種々なる応用が可能である。
その技術思想を逸脱することなく、他の設計変更
により種々なる応用が可能である。
第1図は本考案の実施例のクラツチ装置の説明
のための断面図、第2図は第1図の−断面矢
視図である。第3図は本考案を実施した例機とし
てのフライス盤の側面図である。第4図は同上正
面図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……フラ
イス盤、5……ハンドル、13……ブレーキ部、
19……被伝達回転軸、23……筒状部材、39
……クラツチ面、47……ワンウエイクラツチ。
のための断面図、第2図は第1図の−断面矢
視図である。第3図は本考案を実施した例機とし
てのフライス盤の側面図である。第4図は同上正
面図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……フラ
イス盤、5……ハンドル、13……ブレーキ部、
19……被伝達回転軸、23……筒状部材、39
……クラツチ面、47……ワンウエイクラツチ。
Claims (1)
- 工作機械における加工ヘツドあるいはテーブル
を上下動するための上下動装置に連結した筒状の
被伝達回転軸19を工作機械の支持部9に回転自
在に支承して設け、この被伝達回転軸19の軸心
に回転自在かつ軸方向へ摺動自在に支承された作
動棒21の外端部にハンドル5を回転自在に支承
して設け、このハンドル5と被伝達回転軸19に
備えた駆動輪37との間に噛合離脱自在な第1の
クラツチを設け、前記被伝達回転軸19の外周に
摺動自在に嵌合した筒状部材23と前記作動棒2
1とを、被伝達回転軸19に形成した軸方向の長
穴25を貫通した連杆27を介して一体的に連結
して設け、前記被伝達回転軸19の外周に回転自
在に嵌合した筒状の駆動源回転軸49を駆動源に
連結して設け、前記筒状部材23の外周面に形成
した軸方向の複数本の溝67に係脱自在の複数の
ボール63を上記駆動源回転軸49の内周面に出
没自在に設けると共に軸心方向へ付勢して設けて
なる第2のクラツチを筒状部材23と駆動源回転
軸49との間に設け、前記第1クラツチの噛合、
離脱と第2クラツチの離脱、噛合とが連動して行
なわれるよう構成してなり、常に所定の回転負荷
に調整されたブレーキ13を前記支持部9に設
け、このブレーキ13と前記被伝達回転軸19と
の間に、被伝達回転軸19の逆回転時に作動する
ワンウエイクラツチ47を設け、前記第2クラツ
チにおける溝67とボール63との係合を容易に
するために、上記溝67間の凸部分に傾斜部65
を形成してなることを特徴とする動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985019061U JPH0310420Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985019061U JPH0310420Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61137125U JPS61137125U (ja) | 1986-08-26 |
| JPH0310420Y2 true JPH0310420Y2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=30508282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985019061U Expired JPH0310420Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0310420Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539805U (ja) * | 1976-07-09 | 1978-01-27 | ||
| JPS555219U (ja) * | 1978-06-24 | 1980-01-14 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP1985019061U patent/JPH0310420Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61137125U (ja) | 1986-08-26 |
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