JPH0310529B2 - - Google Patents

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JPH0310529B2
JPH0310529B2 JP12964185A JP12964185A JPH0310529B2 JP H0310529 B2 JPH0310529 B2 JP H0310529B2 JP 12964185 A JP12964185 A JP 12964185A JP 12964185 A JP12964185 A JP 12964185A JP H0310529 B2 JPH0310529 B2 JP H0310529B2
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JP
Japan
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slider
lid
link
regulating
rear slider
Prior art date
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Application number
JP12964185A
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English (en)
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JPS61287818A (ja
Inventor
Mitsuo Shinada
Yukio Sakata
Hiroshi Imai
Yoshizo Motoyama
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP12964185A priority Critical patent/JPS61287818A/ja
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Publication of JPH0310529B2 publication Critical patent/JPH0310529B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のルーフに設けられた窓部が、
2分割されたサンルーフパネルによつて開閉され
るようになつたサンルーフの開閉装置に関する。
従来の技術 この種の自動車用サンルーフの開閉装置は、サ
ンルーフ窓部の車両前方部を開閉するリツドと、
車両後方部を開閉するリツドとでサンルーフパネ
ルが構成され、前方のリツドは車両後方部が昇降
回動されることにより開閉され、かつ後方のリツ
ドは車両前後方向にスライドすることにより開閉
されるようになつている。たとえば、このサンル
ーフの開閉装置は本出願人等によつて特願昭59−
194336号として概に出願されたものがあり、前記
前方のリツドおよび後方のリツドの一連の開閉作
動が1本のワイヤ駆動によつて行なわれるように
なつている。即ち、前、後方のリツドは、その閉
状態からワイヤを引張り駆動することにより、ま
ず、前方のリツドの後端部が上昇回動されて開か
れ、次に後方のリツドの後端部が下降されると共
に、車両後方にスライドされてルーフパネル内に
収納されることにより開かれるようになつてい
る。
ところで、前記後方のリツドの昇降は第23図
に示すようなリヤ昇降機構1によつて行なわれる
ようになつている。即ち、このリヤ昇降機構1
は、窓部2の車両左右方向両側に装着されるガイ
ドレール3上を移動するリヤスライダー4に取付
けられ、ピンPを介して回動可能に逆V字状に連
結される車両前方の第1リンク5と車両後方の第
2リンク6を備えている。
そして、これら第1、第2リンク5,6の下端
部には前記ガイドレール3の溝部3aを転動する
第1、第2ローラ5a,6aが設けられ、これら
第1、第2ローラ5a,6aのピン5b,6bが
前記リヤスライダー4に形成された第1、第2長
孔4a,4bに挿通されるようになつている。
前記第23図はリヤ昇降機構1が上昇されてい
る状態にあり、後方のリツド7の完全な閉じ状態
である。また第24図はリヤスライダー7の後方
(図中右方)移動によつてリヤ昇降機構1が下降
され、後方のリツド7の後端が下方回動された状
態にあり、この状態で前記リツド7がルーフパネ
ル2a内に収納される態勢がとられる。
ところで、前記リヤ昇降機構1は第24図の下
降位置にあるとき、第2リンク6を第2ローラ6
a取付部分から更に延設した部分を移動規制部8
とし、この移動制止部8先端を、リヤスライダー
4から突設した規制面4cに当接させ、作動部と
した前記第2長孔4b先端に前記第2ローラ6a
のピン6bが当接されることと、前記規制面4c
に前記移動制止部8が当接されることにより、リ
ヤ昇降機構1とリヤスライダー4間の相対移動が
防止され、リヤスライダー4の前進、後進移動に
よりスライドリツド7が摺動されるようになつて
いる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来の自動車用サンルー
フの開閉装置にあつては、前記移動規制部8は第
26図に示すように第2リンク6から延設される
1枚のプレートで構成し、このプレート8aの先
端を湾曲させて折曲し、この折曲部8b外周面を
前記規制面4cに当接させるようになつている。
ところが、このように移動規制部8が規制面4c
に当接された状態で自動車が走行される場合、路
面振動等の荷重がスライドリツド7に作用して、
該スライドリツド7が車両上下および前後方向に
揺動された場合、この揺動荷重が前記規制面4c
に当接された移動規制部8に作用する。このと
き、規制面4cは下方を指向して傾斜されている
ため、移動規制部8には下方の押圧力Fが作用す
る(第24図参照)。しかし、移動規制部8の折
曲部8bはプレート8aの片側に突出されている
ため、第25図に示すように前記押圧力はプレー
ト8aを曲げるモーメントとして作用し、前記移
動規制部8が1枚のプレートで形成されているこ
とと相俟つて、該移動規制部8は度重なる作用力
で大きく変形されてしまう恐れがある。また、こ
の変形量が著しく大きくなると、もはや移動規制
部8は規制面4cから外れてしまい、規制機能が
損なわれてしまうという問題点があつた。
そこで、本発明は移動規制部の剛性を向上する
と共に、該移動規制部に規制面から押圧力が作用
した際、この押圧力が移動規制部の曲げモーメン
トとして作用しないようにした自動車用サンルー
フの開閉装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 自動車のルーフに形成された窓部の車両前方部
に、フロント昇降機構を介して開閉されるチルト
リツドが設けられると共に、前記窓部の車両後方
部に、該窓部の車両左右方向側に装着されたメイ
ンガイドレールにワイヤ駆動されるリヤスライダ
ーを介して移動可能に取付けられ、このスライダ
ー移動によつて開閉されるスライドリツドが設け
られ、かつこのスライドリツドと前記リヤスライ
ダーとの間に、前記リヤスライダーの移動に連動
してスライドリツド後方部を昇降させるリヤ昇降
機構が設けられると共に、前記リヤスライダーを
駆動するワイヤと前記フロント昇降機構との間
に、該フロント昇降機構の上昇動作完了後に離脱
し、かつ該フロント昇降機構の下降開始時に連結
される着脱機構が設けられ、前記チルトリツドお
よびスライドリツドの一連の開閉作動が前記駆動
ワイヤによつて行なわれるようになつた自動車用
サンルーフの開閉装置において、前記リヤ昇降機
構を、回転可能に逆V字状に連結され、夫々の下
端部が前記リヤスライダーに連動される第1、第
2リンクで構成し、かつ、前記リヤスライダーに
は、前記スライドリツドの開動方向移動時に前記
第1、第2リンクを押し広いて両リンクの連結部
を下降させる作動部を設けると共に、この下降位
置で前記リヤスライダーに形成された規制面に当
接して、リヤ昇降機構、リヤスライダー間の相対
移動を防止する移動規制部を第2リンクに設け、
この移動規制部を、前記第2リンクから互いに対
向される1対のプレートを一体に延設し、この1
対のプレート間に規制ローラを回転可能に装着す
ることにより構成し、該規制ローラが前記規制面
と転動可能に当接されるようにしてある。
作 用 かかる構成により本発明の自動車用サンルーフ
の開閉装置にあつては、リヤ昇降機構が下降位置
にあつて移動規制部の規制ローラがリヤスライダ
ーの規制面に当接された状態にあつては、該規制
ローラに作用する前記規制面からの押圧力を、規
制ローラを両側から支持する1対のプレートで受
け持つため、移動規制部には前記押圧力が曲げ方
向のモーメントとして作用するのを防止できる。
従つて、前記移動規制部を1対のプレートで形成
したことと相俟つて該移動規制部の強度を著しく
向上し、この移動規制部が前記押圧力によつて変
形さるれのが防止される。
更に、本発明では移動規制部が規制面に当接さ
れる部分に規制ローラを設け、この規制ローラが
前記規制面を転動するようになつているので、移
動規制部と規制面間の相対摺動時の抵抗力が大幅
に低減し、もつてワイヤ駆動力の減少化が図られ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
即ち、第1図から第22図は本発明の自動車用
サンルーフの開閉装置10を示し、第1図に示す
ようにルーフパネル11にはサンルーフとしての
窓部12が形成され、この窓部12の車両前方部
にはチルトリツド13、該窓部12の車両後方部
にはスライドリツド14が配置され、これらチル
トリツド13、スライドリツド14によりサンル
ーフパネルが構成されている。前記窓部12の車
両左右方向(図中紙面垂直方向)両側には、車両
前後方向(図中左右方向)を指向するメインガイ
ドレール15が図外のフレームブラケツトを介し
て夫々装着されている。このメインガイドレール
15にはワイヤ16駆動されるリヤスライダー1
7が摺動可能に取付けられ、このリヤスライダー
17には前記スライドリツド14の後端部がリヤ
昇降機構18を介して取付けられている。尚、ス
ライドリツド14の前端部は、メインガイドレー
ル15に摺動可能に取付けられるスライドブラケ
ツト19に支持されている。
更に、前記メインガイドレール15の前方には
フロント昇降機構20が設けられ、このフロント
昇降機構20に前記チルトリツド13の後端部が
装着されるようになつている。尚、該チルトリツ
ド13の前端部はルーフ側に装着される回動軸2
1に装着され、この回動軸21を中心にチルトリ
ツド13は回動できるようになつている。また、
前記フロント昇降機構20は着脱機構22を介し
て前記ワイヤ16に連動されている。
第2図から第6図は前記フロント昇降機構20
の詳細を示し、図外のルーフ側に取付けられるサ
ブガイドレール30と、このサブガイドレール3
0に摺動可能なフロントスライダー31と、この
フロントスライダー31と前記チルトリツド13
との間に夫々回動可能に取付けられるフロントリ
ンク32とを備えている。前記サブガイドレール
30は第5図に示すように両側端部が内方に折曲
される上開きのチヤンネル状に形成され、このサ
ブガイドレール30に上記フロントスライダー3
1が嵌合されている。前記フロントリンク32の
下端部は、前記フロントスライダー31から突設
される第1取付部33に回動可能にピン34結合
されると共に、前記フロントリンク32の上端部
は、チルトリツド13に固設されるブラケツト3
5に回動可能にピン36結合されている。また、
前記フロントスライダー31からは第2取付部3
7が突設され、この第2取付部37には前記着脱
機構22に接続される連結杆38が回動可能にピ
ン39結合されている。従つて、該連結杆38が
前後移動されることによりフロントスライダー3
1はサブガイドレール30上を摺動し、フロント
リンク32の下方回動点(ピン34)が移動する
ようになつている。この下方回動点34が前方に
移動されることによつてフロントリンク32は倒
伏し、かつ前記下方回動点34が後方に移動され
ることによつてフロントリンク32は起立される
ようになつている。ところで、該フロントリンク
32の中間部にはガイド部材としてのローラ40
がピン41を介して回転可能に取付けられると共
に、前記サブガイドレール30側にはフロントリ
ンク32の起立、倒伏時における前記ローラ40
の移動軌跡に沿つたガイド溝42が設けられ、こ
のガイド溝42内に前記ローラ40が略密接して
嵌合されるようになつている。前記ガイド溝42
はサブガイドレール30とは別体に形成されたブ
ロツク体43に形成され、このブロツク体43が
第6図に示すようにサブガイドレール30から一
体に突設されるブラケツト44にビス45止めさ
れるようになつている。尚、前記ガイド溝42は
フロントリンク32の倒伏状態でローラ40を嵌
合するようになつている。
第7図から第14図は前記リヤスライダー17
および前記リヤ昇降機構18の詳細を示す。リヤ
スライダー17は第10図および第13図に示す
ようにメインガイドレール15に摺動可能に嵌合
される摺動板50と、この摺動板50にかしめ固
定されるスライダー本体51とによつて構成され
ている。ところで、前記メインガイドレール15
は上開きのチヤンネル状に形成され、該メインガ
イドレール15の両側対向部には1対の溝部5
2,53が形成されると共に、メインガイドレー
ル15の底部片側には前記ワイヤ16の挿通溝5
4が形成され、この挿通溝54内をワイヤ16が
摺動されるようになつている。そして、前記リヤ
スライダー17の摺動板50は前記メインガイド
レール15の底部55と前記溝部52,53間の
空間部に嵌合されるようになつている。
前記リヤスライダー17のスライダー本体51
には前後方向に延びる2つの第1、第2長孔5
6,57が形成され、この第1、第2長孔56,
57内にリヤ昇降機構18が設けられるようにな
つている。該リヤ昇降機構18は逆V字状に配さ
れる車両前方の第1リンクと車両後方の第2リン
ク60,61を有し、これら第1、第2リンク6
0,61の頂部はスライドリツド14取付用のブ
ラケツト62と共に回動可能にピン63結合され
ている。前記第1リンク60は第11図に示すよ
うに断面U字状に折曲されてスライダ本体51外
側に嵌合され、該第1リンク60下端部に前記第
1長孔56を貫通するピン64が取付けられ、こ
のピン64の両端部には、メインガイドレール1
5の溝部52,53内に嵌合されて転動する1対
の第1ローラ65,66が取付けられている。ま
た、第2リンク61は前記スライダー本体51の
両側に配置されるプレートを接合して形成され、
その下端部に前記第2長孔57を貫通するピン6
7が取付けられ、このピン67の両端部には前記
第1リンク60のピン64と同様に溝部52,5
3内に嵌合されて転動する1対の第2ローラ6
8,69が取付けられている。一方、前記第1リ
ンク60の片側から片方の溝部52内に嵌合可能
な第1規制ローラ70を突設すると共に、前記第
2リンク61の前記ピン67取付部分から対向さ
れる1対のプレート61b,61cをもつて更に
延設した移動規制部61aには第12図に示した
ように第2長孔56内に挿入される第2規制ロー
ラ71が前記プレート61b,61c間に回転可
能に取付けられている。ところで、前記メインガ
イドレール15の溝部52,53内には、スライ
ドリツド14の閉止位置で前記第1リンク60の
第1ローラ65,66に当接するストツパー72
が固設されている。また、該ストツパー72に前
記第1ローラ65,66が当接された状態で、前
記第1規制ローラ70が位置する溝部52上側を
切欠き、この切欠き部上側には前記第1規制ロー
ラ70を嵌合する第1規制溝73が形成された規
制片74が固設されている。該第1規制溝73の
後方側(図中右方側)内側は、前記第1ローラ6
5,66を中心とする円弧状に形成され、かつ、
該第1規制溝73の上方部には、リヤ昇降機構1
8が上昇し終つた時点で前記第1規制ローラ70
が当接される天井部75が設けられている。更
に、前記第1ローラ65,66がストツパー72
に当接された状態にあるとき、前記第2規制ロー
ラ71の上側にはスライダー本体51を上方に突
設させて該第2規制ローラ76が嵌合可能な第2
規制溝76が形成されている。該第2規制溝76
の規制面としての後方側内側は、第1ローラ6
5,66がストツパー72に当接された状態にあ
つて、リヤ昇降機構18が昇降される時の第2規
制ローラ76軌跡に沿つて形成されている。即
ち、前記リヤ昇降機構18は第7図に示す上昇位
置から第8図に示す下降位置に作動される際、第
1リンク60は第1ローラ65,66を中心に時
計回り方向に回動すると共に、第2リンク61を
後方移動させつつ反時計回り方向に回動させる。
従つて、前記第2規制ローラ76は第2リンク6
1に伴つて後方移動される第2ローラ68,69
を中心に反時計方向に回動されることになる。と
ころで、前記リヤスライダー17は第15図にも
示すように摺動板50に前記駆動ワイヤ16が取
付けられるようになつている。該駆動ワイヤ16
は鋼鉄線等で形成されたプツシユプルタイプのも
ので、その駆動力受部には螺線状に鉄線16aが
巻回されている。そして、該駆動ワイヤ16の一
般部は合成樹脂チユーブ80が被覆され、この合
成樹脂チユーブ80の外周がメインガイドレール
15のワイヤの挿通溝54内と摺動されるように
なつている。尚、前記ワイヤ16の駆動力受部に
は、図外のモータ等で回転される図外のピニオン
ギヤが螺線状鉄線16aに噛合され、ピニオンギ
ヤ回転によりワイヤ16が移動されるようになつ
ている。そして、前記駆動ワイヤ16を前記摺動
板50に取付けるにあたつて、該摺動板50の前
記挿通溝54嵌合部分に形成された挿通孔50a
内に、合成樹脂チユーブ80を取り外した前記駆
動ワイヤ16を挿通し、この駆動ワイヤ16を前
記挿通孔50aの両端部で金属管81を介してか
しめるようになつている。従つて、このようにリ
ヤスライダー17は駆動ワイヤ16と連結される
ことにより、該ワイヤ16駆動によりリヤスライ
ダー17がメインガイドレール15内を摺動され
るようになつている。ところで、前記リヤスライ
ダー17の第1、第2長孔56,57とリヤ昇降
機構18との位置関係は、第1図に示したように
チルトリツド13およびスライドリツド14が閉
じられた状態、つまり、ワイヤ16が最前端に移
動されている状態にあつては、第14図に示した
ように第1リンク60のピン64と第1長孔56
前端との間、および第2リンク61のピン67と
第2長孔57前端との間には夫々空走距離l1,l2
が設けられている。後者の第2長孔57の空走距
離l2は、前記フロント昇降機構20を上昇させる
に必要なフロントスライダー31の移動距離以上
に設定し、かつ、前者の第1長孔56内の空走距
離l1は、リヤ昇降機構18の第1、第2リンク6
0,61が上昇位置から下降位置に開かれる際に
増大されるピン64,67間の増大距離に、前記
第2長孔57の空走距離l1を加算した距離以上に
設定されている。
第16図から第19図は前記着脱機構22の詳
細を示し、この着脱機構22は、前記フロントス
ライダー31を作動する連結杆38の他端(図中
右方)に連結され、メインガイドレール15内に
移動可能なサブスライダ90と、このサブスライ
ダ90の取付部91にピン92を介して回動可能
に取付けられ、かつスプリング93により上方に
付勢されるレバー94と、このレバー94の自由
端に装着される係止ピン95と、前記ワイヤ16
に装着され前記係止ピン95と着脱されるワイヤ
ブラケツト96と、このワイヤブラケツト96か
ら係止ピン95が離脱されている時に該係止ピン
95を嵌合するストツパー溝97とを備えてい
る。前記レバー94は前記取付部91の両側に配
置される1対のプレート94a,94bが略平行
配置されることによつて構成され、これらプレー
ト94a,94b間に前記係止ピン95が固定さ
れるようになつている。該係止ピン95は一方の
プレート94aから更に延設され、この延設部9
5aがメインガイドレール15の一方の溝部52
に嵌合されるようになつている。この溝部52の
上側は、フロント昇降機構20が上昇位置にある
ときに前記延設部95aが位置する部分を切欠き
部上方に前記ストツパー溝97を形成したストツ
パー片98が固定されている。該ストツパー溝9
7の後方側内側は前記レバー94の支持ピン92
を中心とする円弧状に形成され、かつこの円弧部
分は前記メインガイドレール15の溝部52内ま
で延長され、前記係止ピン95の延設部95aが
前記ストツパー溝97より車両後方(図中右方)
に移行されないようになつている。前記ワイヤブ
ラケツト96は下端部に、前記リヤスライダー1
7の摺動板50と同様に前記メインガイドレール
15の底部55と溝部52間に摺動可能に嵌合さ
れる摺動部99が形成され、この摺動部99上側
から前記レバー94の1対のプレート94a,9
4b間に進入可能な幅を有する突起部100が形
成されている。この突起部100には前記係止ピ
ン95をストツパー溝97の上端からメインガイ
ドレール15の溝部52まで案内する傾斜溝10
1が形成されている。この傾斜溝101は前方が
高位置となつて開放されている。尚、前記ワイヤ
ブラケツト69とワイヤ16との結合は、前記リ
ヤスライダー17とワイヤ16とを結合したと同
様に、金属管102をかしめるようになつてい
る。
ところで、スライドリツド14の前端部を支持
するスライドブラケツト19は第19図に示すよ
うにメインガイドレール15の他方の溝部53に
嵌合されるローラ110がピン111を介して取
付けられ、スライドリツド14に伴つて前後移動
されるようになつている。
以上の構成により、本実施例の自動車用サンル
ーフの開閉装置10にあつては、第1図に示した
ようにチルトリツド13およびスライドリツド1
4が閉じられた状態にあつては、フロント昇降機
構20は第2図に示したように第1リンク32が
倒伏した下降位置にあり、かつリヤ昇降機構18
は第7図に示したように上昇位置にある。このと
き、フロントスライダー31およびリヤスライダ
ー17は最前方位置にある。また、この状態では
着脱機構22の係止ピン95は第16図に示すよ
うにワイヤブラケツト96の傾斜溝101下端に
位置してメインガイドレール15の溝部52内に
嵌合され、謂わゆる着状態になつている。そし
て、窓部12を開放すべくワイヤ16を車両後方
に移動させると、ワイヤブラケツト96は後方移
動し着状態にある着脱機構22を介して連結杆3
8を引張り、フロントスライダー31を後方移動
する。すると、フロントリンク32は上端部がチ
ルトリツド13に取付けられているため、該フロ
ントリンク32は第3図に示したように起立して
フロント昇降機構20を上昇させる。従つて、チ
ルトリツド13は回動軸21を中心に後端部が上
方回動されて開かれ、第20図の状態となる。こ
のとき、チルトリツド13は運転席の上方部に位
置しており、特に運転者近傍の換気が行なわれ
る。尚、前記チルトリツド13が開かれたときに
は、リヤスライダー17も第2長孔57の空走距
離l2分だけ移動され、第13図に示すように第2
リンク61のピン67が第2長孔57の前端に当
接された状態となる。また、着脱機構22の係止
ピン95は、第16図のようにストツパー溝97
の溝部52内下端部に当接された状態となる。
そして、かかるチルトリツド13の開き状態か
ら更にワイヤ16を後方移動すると、着脱機構2
2はワイヤブラケツト96が後方移動されるた
め、係止ピン95はスプリング93の付勢力によ
り傾斜溝101に沿つてストツパー溝97内を上
方に移動する。すると、第17図に示したように
係止ピン95はストツパー溝97の上端に係止さ
れると共に、前記傾斜溝101から外れ、謂わゆ
る脱状態となる。すると、フロント昇降溝20は
係止ピン95がストツパー溝97に係止されるこ
とによつて上昇位置が保持され、以後はワイヤブ
ラケツト96のみが後方移動されて行く。一方、
該ワイヤブラケツト96の後方移動と共にリヤス
ライダー17は前記第13図の状態から更に後方
移動され、第2長孔57の前端で第2リンク61
のピン67を押して第1、第2リンク60,61
間の角度を開いていく。このとき、第1リンク6
0は第7図に示すように第1規制ローラ70が第
1規制溝73内に嵌合されて後方移動が阻止され
ているが、第1、第2リンク60,61間の開動
に伴つて前記第1規制ローラ70は下方移動され
る。更に、この第1、第2リンク60,61の開
動によつて第2規制ローラ71は第2規制溝76
内に嵌合されていき、第8図に示したように前記
第1規制ローラ70が第1規制溝73から外れた
ときには、第2規制ローラ71は第2規制溝76
の天井部76aに当接されるようになつており、
この状態でリヤ昇降機構18は下降位置となる。
すると、第21図に示したようにスライドリツド
14の後端部は、前端部のスライドブラケツト1
9を支点として下方回動され、ルーフパネル11
への収納体勢が完了される。そして、この状態か
ら更にワイヤ16が後方移動されることにより、
前記スライドリツド14はリヤスライダー17に
伴つてメインガイドレール15上を後方移動さ
れ、第22図に示すようにルーフパネル11下部
に収納されていく。そして、図示は省略したが前
記スライドリツド14がルーフパネル11内に収
納完了された時点で窓部12は全開状態となる。
次に、かかる全開状態からスライドリツド14
およびチルトリツド13を閉止するには、前述し
た開動操作とは逆に作動させるようになつてい
る。即ち、ワイヤ16を前方移動させることによ
つてリヤスライダー17は前方移動し、該リヤス
ライダー17の第2規制溝57にリヤ昇降機構1
8の第2規制ローラ71が嵌合されていることに
より、前記リヤスライダー17に伴つてスライド
リツド14も前方移動され、ルーフパネル11か
ら該スライドリツド14が引き出され第21図の
状態となる。そして、この状態ではリヤ昇降機構
18の第1ローラ65,66がストツパー72に
当接され、更なるリヤスライダー17の前方移動
によつて第1、第2リンク60,61間の開度は
小さくなり、リヤ昇降機構18は前記第20図に
示したように上昇される。以後は第1、第2リン
ク60,61のピン64,67が第1、第2長孔
56,57内を空走しつつワイヤブラケツト19
が前進し、該ワイヤブラケツト19の傾斜溝10
1に係止ピン95が位置する。以後は該係止ピン
95が前記傾斜溝101に沿つて下方移動され、
該係止ピン95の延設部95aがメインガイドレ
ール15の溝部52に嵌合可能となり、着脱機構
22は着状態となる。すると、更なるワイヤ16
移動によつてフロントスライダー31は連結杆3
8を介して前進され、第1図に示したようにフロ
ントリンク32は倒伏してチルトリツド13は閉
じられ、ここに窓部12は全閉状態となる。
ところで、本実施例にあつては第8図に示すよ
うにリヤ昇降機構18が下降位置にあるとき、移
動規制部61aの第2規制ローラ71は第2規制
溝76内に嵌合され、第2ローラ68,69のピ
ン67が第2長孔57の前端に当接されているこ
とと、前記第2規制ローラ71が第2規制溝76
内に嵌合されていることによつて、リヤ昇降機構
18とリヤスライダー17の相対移動が阻止され
るようになつている。このとき、前記第2規制ロ
ーラ71は第12図に示すように1対のプレート
61b,61c間に装着されているため、第2規
制溝76からの反力で第2規制ローラ71に押圧
力が作用した場合、この押圧力は前記プレート6
1b,61c面方向に作用する。従つて、前記移
動規制部61aには前記押圧力を原因とする曲げ
モーメントは作用せず、該移動規制部61aの変
形が防止される。更に、該移動規制部61aは1
対のプレート61b,61cを設け、このプレー
ト61b,61cで前記第2規制ローラ71を支
持するようにしたので、前記移動規制部61aの
更なる強度向上が図られる。
また、本実施例にあつては前記移動規制部61
aには第2規制ローラ71を回転可能に設けて、
この第2規制ローラ71が前記第2規制溝76内
を転動しつつ嵌合されるようにしたので、これら
両者間の摺動抵抗が著しく減少され、ワイヤ16
の駆動力を小さくすることができる。
尚、前記移動規制部61aは第2リンク61側
に設けたものを示したが、これに限ることなく、
第1リンク60側に設けるようにしたものでもよ
い。
発明の効果 以上説明したように本発明の自動車用サンルー
フの開閉装置にあつては、2分割されたチルトリ
ツドとスライドリツドの開閉作動が共通のワイヤ
駆動によつて行なわれるようになつたものにあつ
て、リヤ昇降機構の第1リンク又は第2リンクの
一方に設けられる移動規制部を、1対の対向され
るプレート間に回転可能に規制ローラを装着し、
この規制ローラがリヤスライダーの規制面に転動
可能に当接されるようにしたので、車両走行時の
路面振動等によつて、前記規制面から前記規制ロ
ーラに押圧力が作用した場合、この押圧力は規制
ローラ両側の1対のプレートに、このプレート面
方向の荷重として作用し、曲げモーメントの発生
を防止することができる。また、前記規制ローラ
の両側に夫々プレートが設けられることによつて
移動規制部の更なる強度増大が図られ、前記曲げ
モーメントの発生防止と相俟つて移動規制部が折
曲変形されるのを防止することができる。更に、
前記規制ローラが規制面に当接される際、規制ロ
ーラが規制面上を転動するので、規制ローラの移
動抵抗が著しく小さくなりワイヤの駆動を減少さ
せることができるという各種優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動車用サン
ルーフの開閉装置の全体図、第2図は本発明に用
いられるフロント昇降機構の拡大側面図、第3図
は第2図に示すフロント昇降機構の作動状態を示
す側面図、第4図は第2図に示すフロント昇降機
構の平面図、第5図は第4図中−線からの拡
大断面図、第6図は第4図中−線からの拡大
断面図、第7図は本発明に用いられるリヤ昇降機
構およびリヤスライダーの拡大側面図、第8図は
第7図に示すリヤ昇降機構の作動状態を示す側面
図、第9図は第7図に示すリヤ昇降機構およびリ
ヤスライダーの拡大平面図、第10図は第9図中
−線からの平面図、第11図は第9図中XI−
XI線からの断面図、第12図は第9図中XII−XII線
からの断面図、第13図は第9図中−線
からの断面図、第14図は第13図に示すリヤス
ライダーの移動状態を示す断面図、第15図は本
発明に用いられるワイヤの側面図、第16図は本
発明に用いられる着脱機構の拡大側面図、第17
図は第16図に示す着脱機構の作動状態を示す側
面図、第18図は第16図に示す着脱機構の平面
図、第19図は第18図中−線からの断
面図、第20図、第21図、第22図は本発明の
自動車用サンルーフの開閉装置の作動状態を示す
全体図、第23図は従来の自動車用サンルーフの
開閉装置の要部を示す側面図、第24図は第23
図の作動状態を示す側面図、第25図は従来の自
動車用サンルーフの開閉装置の要部を示す平面
図、第26図は従来の自動車用サンルーフの開閉
装置の要部を示す斜視図である。 10……サンルーフの開閉装置、11……ルー
フパネル、12……窓部、13……チルトリツ
ド、14……スライドリツド、15……メインガ
イドレール、16……ワイヤ、17……リヤスラ
イダー、18……リヤ昇降機構、20……フロン
ト昇降機構、22……着脱機構、60……第1リ
ンク、61……第2リンク、61a……移動規制
部、61b,61c……プレート、71……規制
ローラ、76……第2規制溝(規制面)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車のルーフに形成された窓部の車両前方
    部に、フロント昇降機構を介して開閉されるチル
    トリツドが設けられると共に、前記窓部の車両後
    方部に、該窓部の車両左右方向側に装着されたメ
    インガイドレールにワイヤ駆動されるリヤスライ
    ダーを介して移動可能に取付けられ、このスライ
    ダー移動によつて開閉されるスライドリツドが設
    けられ、かつこのスライドリツドと前記リヤスラ
    イダーとの間に、前記リヤスライダーの移動に連
    動してスライドリツド後方部を昇降させるリヤ昇
    降機構が設けられると共に、前記リヤスライダー
    を駆動するワイヤと前記フロント昇降機構との間
    に、該フロント昇降機構の上昇動作完了後に離脱
    し、かつ該フロント昇降機構の下降開始時に連結
    される着脱機構が設けられ、前記チルトリツドお
    よびスライドリツドの一連の開閉作動が前記駆動
    ワイヤによつて行われるようになつた自動車用サ
    ンルーフの開閉装置において、前記リヤ昇降機構
    を、回転可能に逆V字状に連結され、夫々下端部
    が前記リヤスライダーに連動される車両前方の第
    1リンクと車両後方の第2リンクで構成し、か
    つ、前記リヤスライダーには、前記スライドリツ
    ドの開動方向移動時に前記第1、第2リンクを押
    し広いて両リンクの連結部を下降させる作動部を
    設けると共に、この下降位置で前記リヤスライダ
    ーに形成された規制面に当接して、リヤ昇降機
    構、リヤスライダー間の相対移動を防止する移動
    規制部を前記第2リンクに設け、この移動規制部
    を、前記第2リンクから互いに対向される1対の
    プレートを一体に延設し、この1対のプレート間
    に規制ローラを回転可能に装着することにより構
    成し、該規制ローラが前記規制面と転動可能に当
    接されるようにしたことを特徴とする自動車用サ
    ンルーフの開閉装置。
JP12964185A 1985-06-14 1985-06-14 自動車用サンル−フの開閉装置 Granted JPS61287818A (ja)

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