JPH0310631B2 - - Google Patents
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- JPH0310631B2 JPH0310631B2 JP57124235A JP12423582A JPH0310631B2 JP H0310631 B2 JPH0310631 B2 JP H0310631B2 JP 57124235 A JP57124235 A JP 57124235A JP 12423582 A JP12423582 A JP 12423582A JP H0310631 B2 JPH0310631 B2 JP H0310631B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- tricholabdal
- present
- group
- pyridine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なジテルペノイドに関する。
本発明者らは、兵庫県氷の山産のシソ科ヤマハ
ツカ属植物であるクロバナヒキオコシからの抽出
物について研究を重ねており、抽出により得られ
たトリコラブダール類について既に特許出願した
(特願昭56−129840(特開昭58−32874号参照))。
本発明者らはこれらトリコラブダール類にさらに
アセチル化、接触還元、加水分解等を行うことに
より、さらにすぐれた抗腫瘍作用を有する新規な
ジテルペノイドを合成することに成功し、本発明
を完成した。 本発明の新規なジテルペノイドは次の一般式に
よつて示される。 (式中R1はメチル基又はメチレン基、R2は水
素又はヒドロキシル基、R3は水素又はアセトキ
シ基を意味する) 本発明原料のトリコラブダール類はクロバナヒ
キオコシの成分である。クロバナヒキオコシはシ
ソ科ヤマハツカ属に属し延命草ともいわれ、山地
に自生する宿根草で古くから苦味健胃草として民
間において使用され、特に腹痛に著効ありといわ
れている。本発明の化合物はこれらの抽出成分ト
リコラブダール類にアセチル化、接触還元、加水
分解等の反応を行うことにより得られる新規なト
リコラブダール誘導体で、すぐれた抗腫瘍効果を
有するものである。 本発明のジテルペノイドの代表例は具体的には
次の構造式によつて示される。 本発明のジテルペノイドは前記したように例え
ば特願昭56−129840号において合成されたトリコ
ラブダールB、トリコラブダールC等にアセチル
化、接触還元、加水分解等の反応を行うことによ
り得られる。 ここで原料のトリコラブダールB又はCは下記
化学構造式を有し、これらはクロバナヒキオコシ
の葉を乾燥し、エーテル、酢酸エチル、アセトニ
トリル、アセトン、メタノール、エタノール、二
塩化メタン、クロロホルム等の有機溶媒で還流抽
出したのち濃縮し、濃縮残渣を水洗して糖類を除
いた後、カラムクロマトグラフイにかけることに
より得られる。 上記アセチル化は無水酢酸又はアセチルクロラ
イド等を触媒の存在下又は無触媒下に反応させる
ことにより行われる。触媒としては通常用いられ
るピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアミノ
ピリジン等を使用し、溶媒としては反応に関与し
ないものである限り特に限定されないが、一般に
ピリジン、クロロホルム、ジクロロメタン等が使
用される。接触還元はパラジウムカーボン、ラネ
ーニツケル、白金等の触媒の存在下に水素を添加
することにより行われる。溶媒としては反応に関
与しないものである限り特に限定されないが、一
般に酢酸、酢酸エチル、エタノール、メタノール
等が用いられる。加水分解には通常用いられる希
塩酸、希硫酸等の酸を常法により使用する。溶媒
としては反応に関与しないものである限り特に限
定されないが、一般にジメチルホルムアミド、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等の水溶性溶媒が
用いられる。 斯くして得られる本発明化合物は、これを医薬
として用いるに当り、通常の製剤担体と共に、投
与経路に応じた製剤とすることができる。例えば
経口投与では錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、
液剤等に、非経口投与では注射剤、坐剤等の形態
に調剤される。経口投与用固形製剤に調製するに
当り用い得る担体としては、慣用の賦形剤、結合
剤、滑沢剤、その他着色剤、崩壊剤等を用いるこ
とができる。賦形剤としては例えば乳糖、蔗糖、
デンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム、
結晶セルロース、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、グリセリン、アルギン酸ナト
リウム、アラビアゴム等を、結合剤としてはポリ
ビニルアルコール、ポリビニルエーテル、エチル
セルロース、アラビアゴム、シエラツク、白糖等
を、滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、
タルク等を、その他着色剤、崩壊剤は通常公知の
ものを用いることができる。尚錠剤は周知の方法
によりコーテイングしてもよい。また液体製剤は
水性又は油性の懸濁液、溶液、シロツプ、エリキ
シル剤、その他であつてよく、通常用いられる方
法にて調製される。注射剤を調製する場合は本発
明化合物にPH調整剤、緩衝剤、安定化剤、等張化
剤、局所麻砕剤剤を添加し、常法により皮下、筋
肉内、静脈内用注射剤を製造することができる。
坐剤を製造する際の基剤としては、例えばカカオ
脂、ポリエチレングリコール、ラノリン、脂肪酸
トリグリセライド、ウイテプゾール(登録商標、
ダイナマイトノーベル社製)等の油脂性基剤を用
いることができる。 かくして調製される製剤の投与量は患者の症
状、体重、年令等によつて異なり、一概に限定す
ることはできないが、通常成人1日当り本発明化
合物を約50〜1000mgの範囲となる量とするのがよ
く、これは通常1日1〜4回に分けて投与される
のが好ましい。 次に本発明化合物であるトリコラブダールの誘
導体の製法、物性及び薬理作用について実施例を
挙げさらに詳細に説明する。 実施例 1 トリコラブダールB(621mg)を蒸留したテトラ
ヒドロフラン30mlに溶かした後、5%塩酸を30滴
滴下し、これを窒素気流下で7時間加熱還流し
た。反応液を氷水50mlに投じ、酢酸エチルで200
mlずつ3回抽出した。飽和食塩水で洗い、中性に
した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧除
去した。残渣620mgを得、これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーで分離し、ヘミアセタール
成績体239mg(43%)と原料156mg(25%)を得
た。このヘミアセタール成績体190mgに無水酢酸
4mlとピリジン4mlを室温で一夜反応させた後、
その溶媒を減圧除去した。残渣はクロロホルム−
メタノール混液(1:1)10mlから再結晶し、融
点280℃の目的とするトリコラブダールBの誘導
体〔化合物()〕170mgを得た。 元素分析値(C22H28O7として〕 C H 理論値(%) 65.33 6.98 実測値(%) 65.29 6.93 NMRスペクトル(d5−ピリジン、TMS)δppm 1.00 (3H、s、−CH3) 2.19 (3H、s、−COCH3) 2.65 (1H、d、J=6Hz 5−H) 3.10 (1H、dd、J=10,4Hz、13−
H) 3.46,3.84(each 1H、ABq、J=8Hz、19−
H2) 3.63 (1H、d、J=11Hz、14−Hα) 4.02 (1H、dd、J=12,3Hz、20−
HA) 4.46 (1H、m、11−H) 5.28 (1H、d、J=12Hz、20−HB) 5.46,6.12(each 1H、br、s、exomethylene) 6.81 (1H、d、J=6Hz、6−H) 6.88 (1H、d、J=4Hz、−OH、
D2Oで消失) IRスペクトル νnax(KBr)3540,1740,1720,1700,1640,
1240cm-1 実施例 2 トリコラブダールB(1g)を蒸留したテトラハ
イドロフラン40mlに溶かした後、5%塩酸を50滴
滴下し、これを窒素気流下で8.5時間加熱還流し
た。その後実施例1と同様の方法でヘミアセター
ル成績体709mg(79%)を得た。このうち423mgに
無水酢酸8mlとピリジン8mlを室温で一夜反応さ
せた後、溶媒を減圧除去した。残渣を酢酸エチル
に溶かし、これより結晶200mgを得た。このアセ
チル化成績体200mgを蒸留したメタノール20mlに
溶かしパラジウム−カーボン(10%)を40mg加え
室温で一夜、水素を接触させた。反応終了後、
紙過(フイルターNo.6)し、液を濃縮し、ク
ロロホルム−メタノール混液(1:1)10mlから
再結晶し、融点199〜201℃の目的とするトリコラ
ブダールBの誘導体〔化合物()〕153mgを得
た。 マススペクトル分析結果 m/e=406(M+) NMRスペクトル(CDCl3+d5−ピリジン、
TMS)δppm 1.00 (3H、s,18−CH3) 1.13 (3H、d、J=7Hz、17−CH3) 2.15 (3H、s、−COCH3) 2.26 (1H、d、J=5Hz、5−H) 2.00 (1H、dd、J=10,4Hz、14−
Hβ) 2.50 (1H、q−d、J=7,7Hz、
16−H) 3.44,3.81(each 1H、ABq、J=8Hz、19−
H2) 3.79,5.00(each 1H、dd、J=12,2Hz、20
−HA) d、J=12Hz、20−
HB) 3.52 (1H、d、J=10Hz、14−Hα) 4.31 (1H、m、11−H) 5.73 (1H、−OH、D2Oで消失) 6.40 (1H、d、J=5Hz、6−H) IRスペクトル νnax(KBr)3540,3500〜3420,1745,1730,
1695,1230cm-1 実施例 3 トリコラブダールC(320mg)を酢酸(特級)5
mlに溶かし窒素気流下90℃で10時間加温した。反
応後酢酸は減圧除去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフイーで分離した。目的とする化合
物()の画分130mgと他の成分との混合画分69
mgの両者を酢酸エチルより結晶させ、融点218.5
〜220.5℃の目的とするトリコラブダールCの誘
導体〔化合物()〕143mgを得た。 マススペクトル分析結果 m/e=446(M+) NMRスペクトル(d5−ピリジン、TMS)δppm 1.17 (3H、s、−CH3) 2.04 (3H、s、3−OCOCH3) 2.18 (3H、s、6−OCOCH3) 2.43 (1H、d、J=12Hz、14−Hα) 2.64 (1H、dd、J=5,1Hz、5−
H) 2.96 (1H、dd、J=9,4Hz、13−
H) 3.67,3.80(each 1H、ABq、J=8Hz、19−
H2) 3.92 (1H、dd、J=12,2Hz、20−
HA) 4.27 (1H、d、J=12Hz、20−HB) 5.08 (1H、dd、J=11,4Hz、3−
H) 5.43,6.09(each 1H、br、s、exomethylene) 6.78 (1H、d、J=5.2Hz、6−H) IRスペクトル νnax(KBr)1740(sh),1730,1720,1700,
1638,1245cm-1 薬理試験 本発明のトリコラブダールBの誘導体〔化合物
()〕及びトリコラブダールBの制癌活性を比較
検討した。 エールリツヒカルチノーマ腹水細胞の2×106
個/マウスを雄性ddYマウス(25〜28g)に腹腔
内移植した。化合物()又はトリコラブダール
Bは生理食塩水に溶解又は懸濁し、一群7匹のマ
ウスに0.1ml/10gマウス体重となる容積割合で腫
瘍移植翌日より1日1回連日7日間腹腔内投与し
た。投与量は化合物()及びトリコラブダール
Bの各々をそれぞれ5,10及び20mg/Kg/dayと
し、それぞれの投与量での平均生存日数を求め、
これらを生理食塩水のみを投与した対照群におけ
る平均生存日数と対比し、下式に従い延命増加率
(%)を算出した。 延命増加率(%)= 検体投与群平均生存日数−対照群平均生存日数/対照群
平均生存日数 ×100 下記表に結果を示す。 【表】
ツカ属植物であるクロバナヒキオコシからの抽出
物について研究を重ねており、抽出により得られ
たトリコラブダール類について既に特許出願した
(特願昭56−129840(特開昭58−32874号参照))。
本発明者らはこれらトリコラブダール類にさらに
アセチル化、接触還元、加水分解等を行うことに
より、さらにすぐれた抗腫瘍作用を有する新規な
ジテルペノイドを合成することに成功し、本発明
を完成した。 本発明の新規なジテルペノイドは次の一般式に
よつて示される。 (式中R1はメチル基又はメチレン基、R2は水
素又はヒドロキシル基、R3は水素又はアセトキ
シ基を意味する) 本発明原料のトリコラブダール類はクロバナヒ
キオコシの成分である。クロバナヒキオコシはシ
ソ科ヤマハツカ属に属し延命草ともいわれ、山地
に自生する宿根草で古くから苦味健胃草として民
間において使用され、特に腹痛に著効ありといわ
れている。本発明の化合物はこれらの抽出成分ト
リコラブダール類にアセチル化、接触還元、加水
分解等の反応を行うことにより得られる新規なト
リコラブダール誘導体で、すぐれた抗腫瘍効果を
有するものである。 本発明のジテルペノイドの代表例は具体的には
次の構造式によつて示される。 本発明のジテルペノイドは前記したように例え
ば特願昭56−129840号において合成されたトリコ
ラブダールB、トリコラブダールC等にアセチル
化、接触還元、加水分解等の反応を行うことによ
り得られる。 ここで原料のトリコラブダールB又はCは下記
化学構造式を有し、これらはクロバナヒキオコシ
の葉を乾燥し、エーテル、酢酸エチル、アセトニ
トリル、アセトン、メタノール、エタノール、二
塩化メタン、クロロホルム等の有機溶媒で還流抽
出したのち濃縮し、濃縮残渣を水洗して糖類を除
いた後、カラムクロマトグラフイにかけることに
より得られる。 上記アセチル化は無水酢酸又はアセチルクロラ
イド等を触媒の存在下又は無触媒下に反応させる
ことにより行われる。触媒としては通常用いられ
るピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアミノ
ピリジン等を使用し、溶媒としては反応に関与し
ないものである限り特に限定されないが、一般に
ピリジン、クロロホルム、ジクロロメタン等が使
用される。接触還元はパラジウムカーボン、ラネ
ーニツケル、白金等の触媒の存在下に水素を添加
することにより行われる。溶媒としては反応に関
与しないものである限り特に限定されないが、一
般に酢酸、酢酸エチル、エタノール、メタノール
等が用いられる。加水分解には通常用いられる希
塩酸、希硫酸等の酸を常法により使用する。溶媒
としては反応に関与しないものである限り特に限
定されないが、一般にジメチルホルムアミド、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等の水溶性溶媒が
用いられる。 斯くして得られる本発明化合物は、これを医薬
として用いるに当り、通常の製剤担体と共に、投
与経路に応じた製剤とすることができる。例えば
経口投与では錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、
液剤等に、非経口投与では注射剤、坐剤等の形態
に調剤される。経口投与用固形製剤に調製するに
当り用い得る担体としては、慣用の賦形剤、結合
剤、滑沢剤、その他着色剤、崩壊剤等を用いるこ
とができる。賦形剤としては例えば乳糖、蔗糖、
デンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム、
結晶セルロース、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、グリセリン、アルギン酸ナト
リウム、アラビアゴム等を、結合剤としてはポリ
ビニルアルコール、ポリビニルエーテル、エチル
セルロース、アラビアゴム、シエラツク、白糖等
を、滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、
タルク等を、その他着色剤、崩壊剤は通常公知の
ものを用いることができる。尚錠剤は周知の方法
によりコーテイングしてもよい。また液体製剤は
水性又は油性の懸濁液、溶液、シロツプ、エリキ
シル剤、その他であつてよく、通常用いられる方
法にて調製される。注射剤を調製する場合は本発
明化合物にPH調整剤、緩衝剤、安定化剤、等張化
剤、局所麻砕剤剤を添加し、常法により皮下、筋
肉内、静脈内用注射剤を製造することができる。
坐剤を製造する際の基剤としては、例えばカカオ
脂、ポリエチレングリコール、ラノリン、脂肪酸
トリグリセライド、ウイテプゾール(登録商標、
ダイナマイトノーベル社製)等の油脂性基剤を用
いることができる。 かくして調製される製剤の投与量は患者の症
状、体重、年令等によつて異なり、一概に限定す
ることはできないが、通常成人1日当り本発明化
合物を約50〜1000mgの範囲となる量とするのがよ
く、これは通常1日1〜4回に分けて投与される
のが好ましい。 次に本発明化合物であるトリコラブダールの誘
導体の製法、物性及び薬理作用について実施例を
挙げさらに詳細に説明する。 実施例 1 トリコラブダールB(621mg)を蒸留したテトラ
ヒドロフラン30mlに溶かした後、5%塩酸を30滴
滴下し、これを窒素気流下で7時間加熱還流し
た。反応液を氷水50mlに投じ、酢酸エチルで200
mlずつ3回抽出した。飽和食塩水で洗い、中性に
した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧除
去した。残渣620mgを得、これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーで分離し、ヘミアセタール
成績体239mg(43%)と原料156mg(25%)を得
た。このヘミアセタール成績体190mgに無水酢酸
4mlとピリジン4mlを室温で一夜反応させた後、
その溶媒を減圧除去した。残渣はクロロホルム−
メタノール混液(1:1)10mlから再結晶し、融
点280℃の目的とするトリコラブダールBの誘導
体〔化合物()〕170mgを得た。 元素分析値(C22H28O7として〕 C H 理論値(%) 65.33 6.98 実測値(%) 65.29 6.93 NMRスペクトル(d5−ピリジン、TMS)δppm 1.00 (3H、s、−CH3) 2.19 (3H、s、−COCH3) 2.65 (1H、d、J=6Hz 5−H) 3.10 (1H、dd、J=10,4Hz、13−
H) 3.46,3.84(each 1H、ABq、J=8Hz、19−
H2) 3.63 (1H、d、J=11Hz、14−Hα) 4.02 (1H、dd、J=12,3Hz、20−
HA) 4.46 (1H、m、11−H) 5.28 (1H、d、J=12Hz、20−HB) 5.46,6.12(each 1H、br、s、exomethylene) 6.81 (1H、d、J=6Hz、6−H) 6.88 (1H、d、J=4Hz、−OH、
D2Oで消失) IRスペクトル νnax(KBr)3540,1740,1720,1700,1640,
1240cm-1 実施例 2 トリコラブダールB(1g)を蒸留したテトラハ
イドロフラン40mlに溶かした後、5%塩酸を50滴
滴下し、これを窒素気流下で8.5時間加熱還流し
た。その後実施例1と同様の方法でヘミアセター
ル成績体709mg(79%)を得た。このうち423mgに
無水酢酸8mlとピリジン8mlを室温で一夜反応さ
せた後、溶媒を減圧除去した。残渣を酢酸エチル
に溶かし、これより結晶200mgを得た。このアセ
チル化成績体200mgを蒸留したメタノール20mlに
溶かしパラジウム−カーボン(10%)を40mg加え
室温で一夜、水素を接触させた。反応終了後、
紙過(フイルターNo.6)し、液を濃縮し、ク
ロロホルム−メタノール混液(1:1)10mlから
再結晶し、融点199〜201℃の目的とするトリコラ
ブダールBの誘導体〔化合物()〕153mgを得
た。 マススペクトル分析結果 m/e=406(M+) NMRスペクトル(CDCl3+d5−ピリジン、
TMS)δppm 1.00 (3H、s,18−CH3) 1.13 (3H、d、J=7Hz、17−CH3) 2.15 (3H、s、−COCH3) 2.26 (1H、d、J=5Hz、5−H) 2.00 (1H、dd、J=10,4Hz、14−
Hβ) 2.50 (1H、q−d、J=7,7Hz、
16−H) 3.44,3.81(each 1H、ABq、J=8Hz、19−
H2) 3.79,5.00(each 1H、dd、J=12,2Hz、20
−HA) d、J=12Hz、20−
HB) 3.52 (1H、d、J=10Hz、14−Hα) 4.31 (1H、m、11−H) 5.73 (1H、−OH、D2Oで消失) 6.40 (1H、d、J=5Hz、6−H) IRスペクトル νnax(KBr)3540,3500〜3420,1745,1730,
1695,1230cm-1 実施例 3 トリコラブダールC(320mg)を酢酸(特級)5
mlに溶かし窒素気流下90℃で10時間加温した。反
応後酢酸は減圧除去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフイーで分離した。目的とする化合
物()の画分130mgと他の成分との混合画分69
mgの両者を酢酸エチルより結晶させ、融点218.5
〜220.5℃の目的とするトリコラブダールCの誘
導体〔化合物()〕143mgを得た。 マススペクトル分析結果 m/e=446(M+) NMRスペクトル(d5−ピリジン、TMS)δppm 1.17 (3H、s、−CH3) 2.04 (3H、s、3−OCOCH3) 2.18 (3H、s、6−OCOCH3) 2.43 (1H、d、J=12Hz、14−Hα) 2.64 (1H、dd、J=5,1Hz、5−
H) 2.96 (1H、dd、J=9,4Hz、13−
H) 3.67,3.80(each 1H、ABq、J=8Hz、19−
H2) 3.92 (1H、dd、J=12,2Hz、20−
HA) 4.27 (1H、d、J=12Hz、20−HB) 5.08 (1H、dd、J=11,4Hz、3−
H) 5.43,6.09(each 1H、br、s、exomethylene) 6.78 (1H、d、J=5.2Hz、6−H) IRスペクトル νnax(KBr)1740(sh),1730,1720,1700,
1638,1245cm-1 薬理試験 本発明のトリコラブダールBの誘導体〔化合物
()〕及びトリコラブダールBの制癌活性を比較
検討した。 エールリツヒカルチノーマ腹水細胞の2×106
個/マウスを雄性ddYマウス(25〜28g)に腹腔
内移植した。化合物()又はトリコラブダール
Bは生理食塩水に溶解又は懸濁し、一群7匹のマ
ウスに0.1ml/10gマウス体重となる容積割合で腫
瘍移植翌日より1日1回連日7日間腹腔内投与し
た。投与量は化合物()及びトリコラブダール
Bの各々をそれぞれ5,10及び20mg/Kg/dayと
し、それぞれの投与量での平均生存日数を求め、
これらを生理食塩水のみを投与した対照群におけ
る平均生存日数と対比し、下式に従い延命増加率
(%)を算出した。 延命増加率(%)= 検体投与群平均生存日数−対照群平均生存日数/対照群
平均生存日数 ×100 下記表に結果を示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1はメチル基又はメチレン基、R2は水
素又はヒドロキシル基、R3は水素又はアセトキ
シ基を意味する) で表わされるジテルペノイド。 2 式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載のジテル
ペノイド。 3 式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載のジテル
ペノイド。 4 式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載のジテル
ペノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57124235A JPS5913783A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | ジテルペノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57124235A JPS5913783A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | ジテルペノイド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5913783A JPS5913783A (ja) | 1984-01-24 |
| JPH0310631B2 true JPH0310631B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=14880311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57124235A Granted JPS5913783A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | ジテルペノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913783A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0163096B1 (de) * | 1984-04-26 | 1988-11-17 | BBC Brown Boveri AG | Einrichtung zur Rettung eines Rechnerzustandes |
| JPS63208529A (ja) * | 1987-02-26 | 1988-08-30 | Katsuo Nishina | 悪性腫瘍による苦痛の緩和剤 |
| JP4939370B2 (ja) * | 2007-11-02 | 2012-05-23 | 大成建設株式会社 | 推進函体構造 |
| CN106674246A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-05-17 | 贵阳中医学院 | 一种对映‑6,7‑螺断贝壳杉烯型二萜化合物及其制备方法和应用 |
-
1982
- 1982-07-15 JP JP57124235A patent/JPS5913783A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5913783A (ja) | 1984-01-24 |
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