JPH04288082A - ジテルペン系化合物およびそれを有効成分とする鎮痛剤 - Google Patents

ジテルペン系化合物およびそれを有効成分とする鎮痛剤

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JPH04288082A
JPH04288082A JP3051656A JP5165691A JPH04288082A JP H04288082 A JPH04288082 A JP H04288082A JP 3051656 A JP3051656 A JP 3051656A JP 5165691 A JP5165691 A JP 5165691A JP H04288082 A JPH04288082 A JP H04288082A
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JP
Japan
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compound
formula
active ingredient
analgesic agent
ethyl acetate
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JP3051656A
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English (en)
Inventor
Eiichi Fujita
藤田 栄一
Kaoru Fuji
薫 冨士
Manabu Noide
野出 学
Junko Takashima
高嶋 純子
Megumi Furui
古井 恵
Tomoichi Abe
阿部 倫一
Mitsuo Egawa
江川 三生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なジテルペン系化
合物およびそれを有効成分とする鎮痛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】シソ科ヤマハッカ属植物であるクロバナ
ヒキオコシ(Rhabdosia  trichoca
rpa(Maxim.)Hara)は、延命草ともいわ
れ、山地に自生する宿根草で、古くから苦味健胃薬とし
て民間において使用され、特に腹痛に著効ありといわれ
ている。しかしながら、この植物に含まれる鎮痛活性成
分についての解明は、未だ充分なされていないのが現状
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、シソ科
ヤマハッカ属植物の生理活性成分について研究を重ねて
いたところ、新規なジテルペノイド系化合物の単離に成
功し、しかも本化合物が優れた鎮痛活性を有する事を見
いだし、本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨は、
下記一般式(I)
【0005】
【化3】
【0006】(上記式中、Rは水素原子またはC1 〜
C3 のアルキル基を表わす。)で表わされるジテルペ
ン系化合物およびそれを有効成分とする鎮痛剤に存する
【0007】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明のジテルペン系化合物は、前記一般式(I)で表わさ
れる。Rで定義されるC1 〜C3のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基等が挙げられ
る。本発明においては、下記一般式(I′)
【0008
【化4】
【0009】(式中、Rは前記定義に同じ)で表わされ
る立体配置を有する化合物が好ましく、その中でも特に
好ましい化合物として以下のものが挙げられる。
【0010】
【化5】
【0011】
【化6】
【0012】次に本発明化合物の製造方法について説明
する。例えば前記化合物1は、シソ科ヤマハッカ属植物
のクロバナヒキオコシ〔Rabdosia  tric
hocarpa(Maxim.)Hara〕の葉を乾燥
し、エーテル、酢酸エチル、アセトニトリル、アセトン
、メタノール、エタノール、二塩化メタン、クロロホル
ム等の有機溶媒で室温から還流温度までの、任意の温度
で抽出したのち濃縮し、濃縮残渣を水洗して糖類をのぞ
いた後、シリカゲルあるいはアルミナを充填したカラム
クロマトグラフィーによって分離することにより得られ
る。更に詳しくは、例えば、これらジテルペン系化合物
は、クロバナヒキオコシの乾燥葉より後述の実施例に示
す方法によって、メタノールで還流抽出した後濃縮し、
濃縮残渣を水洗後、カラムクロマトグラフィーにかける
ことにより得られる。
【0013】あるいは、クロバナヒキオコシ等の植物よ
り既に知られている方法(特願平2−063838号)
によって分離されたトリコラブダールAを、アルカリ性
条件下で、メタノールにより転移反応をおこなう事によ
って化学的に合成する事もできる。この転移反応は、メ
タノールを含む適当な溶媒中で−78℃から200℃の
温度で、反応させる事によりおこなわれる。ここで用い
るアルカリとしては、通常用いられる水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化アンモニウム、ピリジン、トリエチルアミン
などを使用する事が出来る。
【0014】又、前記化合物2は、トリコラブダールA
よりアルカリ性条件下で、水により転移反応をおこなう
事によって化学的に合成される。この転移反応は、水を
含む適当な溶媒中で−78℃から200℃の温度で、反
応させることによりおこなわれる。ここで用いるアルカ
リとしては、通常用いられる水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸
化アンモニウム、ピリジン、トリエチルアミンなどを使
用する事が出来る。
【0015】本発明のジテルペン系化合物は、後述する
薬理作用により、癌性疼痛、リューマチ痛、関節炎痛等
の緩解の目的で、優れた鎮痛剤としての使用が可能であ
る。本発明化合物は、これを医薬として用いるに当たり
、通常の製剤担体とともに投与経路に応じた製剤とする
事が出来る。例えば、経口投与では錠剤、カプセル剤、
顆粒剤、散剤、液剤等の形態に調剤される。経口投与用
固形製剤に調整するに当たり、慣用の賦形剤、結合剤、
滑沢剤、その他着色剤、崩壊剤等を用いることができる
。賦形剤としては、例えば、乳糖、デンプン、タルク、
ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、グリセリン、
アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等が挙げられ、結
合剤としてはポリビニルアルコール、ポリビニルエーテ
ル、エチルセルロース、アラビアゴム、シエラック、白
糖等が挙げられ、滑沢剤としてはステアリン酸マグネシ
ウム、タルク等が挙げられる。その他、着色剤、崩壊剤
も通常公知のものを用いることができる。なお錠剤は周
知の方法によりコーティングしてもよい。また液状製剤
は水性または油性の懸濁液、溶液、シロップ、エリキシ
ル剤、その他であってよく、通常用いられる方法にて調
整される。注射剤を調製する場合は本発明化合物にpH
調製剤、緩衝剤、安定化剤、等張剤、局所麻酔剤等を添
加し、常法により皮下、筋肉内、静脈内用注射剤を製造
することができる。坐剤を製造する際の基剤としては、
例えばカカオ脂、ポリエチレングリコール、ラノリン、
脂肪酸トリグリセライド、ウイテプゾール(登録商標ダ
イナマイトノーベル社)等の油脂性基剤を用いることが
できる。
【0016】かくして調製される製剤の投与量は患者の
症状、体重、年齢等によって異なり、一様に服用するこ
とは出来ないが、通常成人1日当たり本発明化合物を約
10−2000mgの範囲となる量とするのがよく、こ
れは通常1日1−4回に分けて投与されるのが好ましい
【0017】
【実施例】次に本発明化合物であるジテルペン系化合物
を実施例を挙げて更に詳細に説明するが、その要旨を越
えない限り、以下に限定されるものではない。 実施例1 クロバナヒキオコシを風乾したのち、その乾燥葉15k
gをメタノール120リットル中で、12時間還流した
。 この抽出液を減圧濃縮し、抽出残渣3.2kgを得た。 これを酢酸エチル30リットルに溶解し、水30リット
ルで洗浄し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧濃縮して残渣1.0kgを得た。この残渣を500
gずつ2回に分けて、それぞれシリカゲル2.5kgを
充填したカラムクロマトグラフィーで分離した。〔酢酸
エチル:n−ヘキサン〕混液(1:4容積比)12.5
リットルで展開した後、〔酢酸エチル:n−ヘキサン〕
混液(1:1容積比)12.5リットルで溶出し、その
溶出液を減圧濃縮して、合計320gの粘性物質を得た
。この粘性物質をシリカゲル2kgで充填したカラムク
ロマトグラフィーで分離した。塩化メチレン10リット
ルで展開した後、〔塩化メチレン:アセトン〕混液(1
:4容積比)10リットルで溶出し、その溶出液を減圧
留去して125gの粘性物質を得た。これをエーテルに
懸濁し不溶物を濾去した。この不溶物をさらにメタノー
ルに懸濁し、再び不溶物を濾去した。得られたエーテル
溶液とメタノール溶液を合わせて減圧濃縮し、108g
の粘性物質を得た。この得られた粘性物質100gを再
びシリカゲル2kgで充填したカラムクロマトグラフィ
ーで分離した。〔酢酸エチル:n−ヘキサン〕混液(2
:3容積比)8リットルで展開した後、〔酢酸エチル:
n−ヘキサン〕混液(2:3容積比)2リットルで溶出
し、さらに〔酢酸エチル:n−ヘキサン〕混液(1:1
容積比)6リットルで溶出した。この溶出液を集めて減
圧濃縮して析出した結晶を濾去し濾液を濃縮し、13.
65gの粘性物質を得た。この粘性物質をシリカゲル5
00gを充填したカラムクロマトグラフィーで分離した
。塩化メチレン2.5リットル次いで〔アセトン:塩化
メチレン〕混液(1:19容積比)2.5リットル次い
で〔アセトン:塩化メチレン〕混液(1:9容積比)2
リットルで展開した後、〔アセトン:塩化メチレン〕混
液(1:9容積比)0.5リットルで溶出し、さらに〔
アセトン:塩化メチレン〕混液(3:17容積比)1.
5リットルで溶出した。この溶出液を集めて減圧留去し
て2.54gの粘性物質を得た。この得られた粘性物質
をアセトンで結晶化し、得られた220mgの結晶を、
さらにエーテルで2回再結晶して130mgの前記化合
物1を得た。
【0018】融点:234−236℃ 〔α〕D 25:−88.2°(c=1.04,ピリジ
ン)赤外吸収スペクトル ν  max(KBr)cm−1:3450,2930
,1720,1705,1620 EIマススペクトル m/e:378(M+),360,350高分解能マス
スペクトル(C21H30O6 )計算値:378.2
041 実測値:378.2029 核磁気共鳴スペクトル(d5 −ピリジン)δppm1
.10(3H,s,19−CH3 )1.25(3H,
s,18−CH3 )1.71(1H,d,J=7Hz
,5−H)3.55(3H,s,15−OMe) 4.41(1H,dd,J=6.5Hz,5.5Hz,
6−H) 4.64(1H,dd,J=11Hz,1Hz,20−
H) 5.06(1H,d,J=11Hz,20−H)5.6
1(1H,s,17−H) 6.18(1H,s,17−H) 6.67(1H,br,OH) 6.92(1H,d,J=5.5Hz.OH)実施例2 クロバナヒキオコシより既に知られている方法(特願平
2−063838号)により得られたトリコラブダール
A2gを500mlメタノールに溶解し蒸留水400m
lを加えさらに0.1%水酸化ナトリウム水溶液100
mlを加え0℃で5分間攪拌した。反応液を1%塩酸溶
液で中和し、その後酢酸エチルで抽出した後酢酸エチル
層を炭酸水素ナトリウム(飽和)洗浄した。有機溶媒を
減圧留去し、残渣1.73gをシリカゲル100gを用
いたカラムクロマトグラフィーにより分離した。塩化メ
チレン500ml、ついで〔塩化メチレン:アセトン〕
混液(19:1容積比)500ml、ついで〔塩化メチ
レン:アセトン〕混液(9:1容積比)300ml展開
した後、〔塩化メチレン:アセトン〕混液(9:1容積
比)100mlで溶出し、溶出液を減圧乾固した。これ
をエーテルにより結晶化し目的物質1.08gが得られ
た。この物質は物理学的性状が実施例1に示した化合物
1と一致した。
【0019】実施例3 トリコラブダールA100mgをジオキサン15mlに
溶解し、蒸留水12mlを加えさらに2N水酸化ナトリ
ウム水溶液3mlを加え室温で30分間攪拌した。反応
液を酢酸エチルで抽出した後酢酸エチル層を飽和食塩水
で洗浄した。有機溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物
をアセトンとエーテルの混合溶媒により結晶化し、前記
化合物2の結晶65mgを得た。
【0020】融点:260−263℃(分解)〔α〕D
 25:−104.7°(c=1.08,ピリジン) 赤外吸収スペクトル ν  max(KBr)cm−1:3450,2930
,1710,1620 EIマススペクトル m/e:364(M+),346,336,318,3
00 高分解能マススペクトル(C20H28O6 )計算値
:364.1884 実測値:364.1885 核磁気共鳴スペクトル(d5 −ピリジン)δppm1
.11(3H,s,19−CH3 )1.27(3H,
s,18−CH3 )1.74(1H,d,J=7Hz
,5−H)2.24(1H,dd,J=12.5Hz,
12.5Hz,14−H) 2.39(1H,d,J=12.5Hz,12−H)2
.98(1H,dd,J=12.5Hz,3.5Hz,
14−H) 4.21(1H,ddd,J=12.5Hz,12.5
Hz,3.5Hz,13−H) 4.44(1H,d,J=7Hz,6−H)4.66(
1H,d,J=11Hz,20−H)5.11(1H,
d,J=11Hz,20−H)5.69(1H,s,1
7−H) 6.45(1H,s,17−H) 実施例4 本発明化合物の鎮痛作用について既に鎮痛作用の知られ
ている化合物のトリコラブダールA(特願平2−063
838号)と比較検討を行った。鎮痛試験法としては、
酢酸ライシング法を用いた〔引用文献:Federat
ion  Proceeding;18巻  p.41
2(1959)  R.Kosterら、を一部改変し
て使用。〕。ddY系雄性マウス(体重22−26g)
6匹を一群として使用した。各化合物は5%アラビアゴ
ム液に懸濁し、各々50mg/kgを0.1ml/10
gの割合で経口投与し、45分後に、0.6%酢酸溶液
を0.1ml/10gの割合で腹腔内投与し、投与直後
より20分間に発現するライシング数を計測した。対象
群のライシング数に比し、下式に従い、化合物のライシ
ング抑制率(%)を算出した。
【0021】
【数1】
【0022】下記表1に結果を示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明のジテルペノイド類は、優れた鎮
痛活性を有しているため、鎮痛剤として有効である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記一般式(I) 【化1】 (上記式中、Rは水素原子またはC1 〜C3 のアル
    キル基を表わす。)で表わされるジテルペン系化合物。
  2. 【請求項2】  ジテルペン系化合物が下記一般式(I
    ′)で表わされることを特徴とする請求項1記載の化合
    物。 【化2】 (式中、Rは前記定義に同じ)
  3. 【請求項3】  請求項1記載の化合物を有効成分とす
    る鎮痛剤。
JP3051656A 1991-03-15 1991-03-15 ジテルペン系化合物およびそれを有効成分とする鎮痛剤 Pending JPH04288082A (ja)

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