JPH0310636B2 - - Google Patents
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- JPH0310636B2 JPH0310636B2 JP62153160A JP15316087A JPH0310636B2 JP H0310636 B2 JPH0310636 B2 JP H0310636B2 JP 62153160 A JP62153160 A JP 62153160A JP 15316087 A JP15316087 A JP 15316087A JP H0310636 B2 JPH0310636 B2 JP H0310636B2
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- tert
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Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、塩素化珪素化合物の製造方法に関す
る。 塩素化珪素化合物は、有機珪素化合物の製造あ
るいは有機珪素からなる基を含む化合物の製造に
活性の高い原料として広く用いられる。 〔従来の技術〕 塩素化珪素化合物の製造方法のひとつとして、
水素化珪素化合物に塩素ガスを反応させて塩素化
珪素化合物を得る方法が知られている。しかし、
水素化珪素化合物がC−H結合をもつ場合、その
C−H結合の塩素化が同時に起り、副生成物が生
成し、目的とする塩素化珪素化合物の収率が低下
するるという欠点があつた。また、副生成物は精
留によつても分離が難しく、高純度の製品が得ら
れないという欠点もあつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記従来技術のもつている欠点を解
決せんとしてなされたものであり、C−H結合を
有するる塩素化珪素化合物を高収率かつ高純度に
製造する方法を提供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の方法は、C−H結合を有するる水素化
珪素化合物と塩素とを反応させることにより塩素
化珪素化合物を製造するに際して、有機硫黄化合
物の存在下で行なうことを特徴としている。 本発明で利用できる有機硫黄化合物としては
CS2、C2H5SH、C3H7SH、
る。 塩素化珪素化合物は、有機珪素化合物の製造あ
るいは有機珪素からなる基を含む化合物の製造に
活性の高い原料として広く用いられる。 〔従来の技術〕 塩素化珪素化合物の製造方法のひとつとして、
水素化珪素化合物に塩素ガスを反応させて塩素化
珪素化合物を得る方法が知られている。しかし、
水素化珪素化合物がC−H結合をもつ場合、その
C−H結合の塩素化が同時に起り、副生成物が生
成し、目的とする塩素化珪素化合物の収率が低下
するるという欠点があつた。また、副生成物は精
留によつても分離が難しく、高純度の製品が得ら
れないという欠点もあつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記従来技術のもつている欠点を解
決せんとしてなされたものであり、C−H結合を
有するる塩素化珪素化合物を高収率かつ高純度に
製造する方法を提供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の方法は、C−H結合を有するる水素化
珪素化合物と塩素とを反応させることにより塩素
化珪素化合物を製造するに際して、有機硫黄化合
物の存在下で行なうことを特徴としている。 本発明で利用できる有機硫黄化合物としては
CS2、C2H5SH、C3H7SH、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】C18H37SH、
【式】
【式】CH3−S−C2H5、
【式】C2H5−S−C2H5、
C4H9−S−C4H9、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】CH3−S−
S−CH3、t−Bu−S−S−t−Bu、
【式】
【式】S
(CH2CH2OH)2、CH3SCN、C2H5SCN、C2H4
(SCN)2、
(SCN)2、
【式】
【式】CH2NCS、C2H5NCS、
【式】
本発明の方法によれば、有機硫黄化合物の共存
下でC−H結合を有する水素化珪素化合物に塩素
を反応させることにより、副生成物の生成もほと
んどなく、目的とする塩素化珪素化合物が収率よ
く合成できるが、反応機構的には、有機硫黄化合
物が硫黄原子上に塩素を拘束して反応に関与させ
るため、C−H基よりもSi−H基を優先的に攻撃
するものと考えられる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 tert−ブチルメチルクロロシラン137g(1.00モ
ル)と四塩化炭素270gと
下でC−H結合を有する水素化珪素化合物に塩素
を反応させることにより、副生成物の生成もほと
んどなく、目的とする塩素化珪素化合物が収率よ
く合成できるが、反応機構的には、有機硫黄化合
物が硫黄原子上に塩素を拘束して反応に関与させ
るため、C−H基よりもSi−H基を優先的に攻撃
するものと考えられる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 tert−ブチルメチルクロロシラン137g(1.00モ
ル)と四塩化炭素270gと
【式】0.69gを(tert−ブチ
ルメチルクロロシランの0.5wt%)の混合物の中
に塩素ガス71g(1.00モル)を温度0℃にて2時
間かけて吹き込み反応させ、反応終了後四塩化炭
素を常圧に加熱し留去した後残留物を蒸留塔を用
いて精製し、沸点135〜136℃でtert−ブチルメチ
ルジクロロシラン170gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はおこつていなかつた。 比較例 1 実施例1に於いて
に塩素ガス71g(1.00モル)を温度0℃にて2時
間かけて吹き込み反応させ、反応終了後四塩化炭
素を常圧に加熱し留去した後残留物を蒸留塔を用
いて精製し、沸点135〜136℃でtert−ブチルメチ
ルジクロロシラン170gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はおこつていなかつた。 比較例 1 実施例1に於いて
【式】を入
れずに同様の条件下で実験を行なつた処、tert−
ブチルメチルジクロロシランは得られたが次の副
生成物が次の割合で含まれていた。 〔A〕 ………1.1% 〔B〕 ………12.6% 〔C〕 ………1.3% 実施例 2〜5 tert−ブチルメチルクロロシラン137g(1.00モ
ル)と塩素ガスとを第1表に記載した条件で反応
させ、その後に溶媒の四塩化炭素を留去し、実施
例1と同様に沸点135〜136℃でtert−ブチルメチ
ルジクロロシランを第1表に示す収率で得た。 この実施例からも硫黄化合物を使用した場合副
生成物〔A〕、〔B〕及び〔C〕が全く生成しない
ことが判る。
ブチルメチルジクロロシランは得られたが次の副
生成物が次の割合で含まれていた。 〔A〕 ………1.1% 〔B〕 ………12.6% 〔C〕 ………1.3% 実施例 2〜5 tert−ブチルメチルクロロシラン137g(1.00モ
ル)と塩素ガスとを第1表に記載した条件で反応
させ、その後に溶媒の四塩化炭素を留去し、実施
例1と同様に沸点135〜136℃でtert−ブチルメチ
ルジクロロシランを第1表に示す収率で得た。 この実施例からも硫黄化合物を使用した場合副
生成物〔A〕、〔B〕及び〔C〕が全く生成しない
ことが判る。
【表】
【表】
実施例 6
トリエチルシラン174g(1.5モル)と四塩化炭
素260gと
素260gと
【式】を1.22g(ト
リエチルシランの0.7wt%)の混合物の中に塩素
ガス106g(1.5モル)を温度10℃にて2時間かけ
て吹き込み反応させ、反応終了後、四塩化炭素を
常圧にて加熱し留去した後、残留物を蒸留塔を用
いて精製し、沸点144〜145℃でトリエチルクロロ
シラン219gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はなかつた。 比較例 2 実施例6に於て、硫化フエニルを入れずに、同
様の条件下で実験を行なつた処、トリエチルクロ
ロシランは得られたが、次の副生成物が次の割合
で含まれていた。 〔D〕 ………2.8% 〔E〕 ………2.5% 〔F〕 ………2.1% 実施例 7 tert−ブチルジメチルシラン267g(2.3モル)
と四塩化炭素670gと4−メルカプトフエノール
ガス106g(1.5モル)を温度10℃にて2時間かけ
て吹き込み反応させ、反応終了後、四塩化炭素を
常圧にて加熱し留去した後、残留物を蒸留塔を用
いて精製し、沸点144〜145℃でトリエチルクロロ
シラン219gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はなかつた。 比較例 2 実施例6に於て、硫化フエニルを入れずに、同
様の条件下で実験を行なつた処、トリエチルクロ
ロシランは得られたが、次の副生成物が次の割合
で含まれていた。 〔D〕 ………2.8% 〔E〕 ………2.5% 〔F〕 ………2.1% 実施例 7 tert−ブチルジメチルシラン267g(2.3モル)
と四塩化炭素670gと4−メルカプトフエノール
【式】2.67g(tert−ブチルジ
メチルシランの1.0wt%)の混合物の中に塩素ガ
ス163g(2.3モル)を温度20℃にて2時間30分か
けて吹き込み反応させ、反応終了後四塩化炭素を
常圧にて加熱し留去した後残留物を蒸留塔を用い
て精製し、沸点124〜125℃でtert−ブチルジメチ
ルクロロシラン343gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はおこらなかつた。 比較例 3 実施例7に於いて、4−メルカプトフエノール
を入れずに、同様の条件下で実験を行なつた処、
tert−ブチルジメチルクロロシランは得られたが
次の副生成物が次の割合で含まれていた。 〔G〕 ………1.9% 〔H〕 ………1.5% 〔I〕 ………1.7% 実施例 8 1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
268g(2モル)と四塩化炭素540gとロダンフエ
ノール
ス163g(2.3モル)を温度20℃にて2時間30分か
けて吹き込み反応させ、反応終了後四塩化炭素を
常圧にて加熱し留去した後残留物を蒸留塔を用い
て精製し、沸点124〜125℃でtert−ブチルジメチ
ルクロロシラン343gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はおこらなかつた。 比較例 3 実施例7に於いて、4−メルカプトフエノール
を入れずに、同様の条件下で実験を行なつた処、
tert−ブチルジメチルクロロシランは得られたが
次の副生成物が次の割合で含まれていた。 〔G〕 ………1.9% 〔H〕 ………1.5% 〔I〕 ………1.7% 実施例 8 1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
268g(2モル)と四塩化炭素540gとロダンフエ
ノール
【式】0.80g(1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンの0.3wt%)
の混合物の中に、塩素ガス291g(4.1モル)を温
度−5℃にて3時間かけて、吹き込み反応させ、
反応終了後四塩化炭素を常圧にて加熱し留去した
後、残留物を蒸留塔を用いて精製し、沸点137〜
138℃で1,1,3,3−テトラメチル−1,3
−ジクロロジシロキサン398gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はおこつていなかつた。 比較例 4 実施例8に於いて、ロダンフエノールを入れず
に、同様の条件下で実験を行なつた処、1,1,
3,3−テトラメチル−1,3−ジクロロジシロ
キサンは得られたがが次の副生成物が次の割合で
含まれていた。 〔J〕 ………2.3% 〔K〕 ………1.6% 〔L〕 ………1.5% 実施例 9 ジメチルフエニルシラン136g(1モル)と四
塩化炭素400gとテトラヒドロチオフエン
の混合物の中に、塩素ガス291g(4.1モル)を温
度−5℃にて3時間かけて、吹き込み反応させ、
反応終了後四塩化炭素を常圧にて加熱し留去した
後、残留物を蒸留塔を用いて精製し、沸点137〜
138℃で1,1,3,3−テトラメチル−1,3
−ジクロロジシロキサン398gを得た。このとき、 等の副生成物の発生はおこつていなかつた。 比較例 4 実施例8に於いて、ロダンフエノールを入れず
に、同様の条件下で実験を行なつた処、1,1,
3,3−テトラメチル−1,3−ジクロロジシロ
キサンは得られたがが次の副生成物が次の割合で
含まれていた。 〔J〕 ………2.3% 〔K〕 ………1.6% 〔L〕 ………1.5% 実施例 9 ジメチルフエニルシラン136g(1モル)と四
塩化炭素400gとテトラヒドロチオフエン
【式】0.14g(ジメチル−フエニル
シランの0.1wt%)の混合物の中に、塩素ガス78
g(1.1モル)を温度15℃にて2時間かけて、吹
き込み反応させ、反応終了後四塩化炭素を常圧に
て加熱し留去した後、残留物を蒸留塔を用いて精
製し、16mmHg減圧にて、80〜84℃でジメチルフ
エニル−クロロシランを得た。このとき、 等の副生成物の発生はなかつた。 比較例 5 実施例9に於いて、テトラヒドロチオフエンを
入れずに、同様の条件下で実験を行なつた処、ジ
メチルフエニル−クロロシランは得られたが、次
の副生成物が次の割合で含まれていた。 〔M〕 ………1.4% 〔N〕 ………0.7%
g(1.1モル)を温度15℃にて2時間かけて、吹
き込み反応させ、反応終了後四塩化炭素を常圧に
て加熱し留去した後、残留物を蒸留塔を用いて精
製し、16mmHg減圧にて、80〜84℃でジメチルフ
エニル−クロロシランを得た。このとき、 等の副生成物の発生はなかつた。 比較例 5 実施例9に於いて、テトラヒドロチオフエンを
入れずに、同様の条件下で実験を行なつた処、ジ
メチルフエニル−クロロシランは得られたが、次
の副生成物が次の割合で含まれていた。 〔M〕 ………1.4% 〔N〕 ………0.7%
Claims (1)
- 1 C−H結合を有する水素化珪素化合物と塩素
とを有機硫黄化合物の存在下に反応させることを
特徴とする塩素化珪素化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153160A JPS63316791A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 塩素化珪素化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153160A JPS63316791A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 塩素化珪素化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63316791A JPS63316791A (ja) | 1988-12-26 |
| JPH0310636B2 true JPH0310636B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=15556350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62153160A Granted JPS63316791A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 塩素化珪素化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63316791A (ja) |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62153160A patent/JPS63316791A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63316791A (ja) | 1988-12-26 |
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