JPH0310637Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0310637Y2 JPH0310637Y2 JP1983052642U JP5264283U JPH0310637Y2 JP H0310637 Y2 JPH0310637 Y2 JP H0310637Y2 JP 1983052642 U JP1983052642 U JP 1983052642U JP 5264283 U JP5264283 U JP 5264283U JP H0310637 Y2 JPH0310637 Y2 JP H0310637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- molded product
- antistatic
- layers
- static electricity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は帯電防止効果を有する合成樹脂成型
品に関するもので、更に詳しく述べると、合成樹
脂成型品の側壁に沿つて密閉された空隙部を設け
この空隙部の内周に導電層をめぐらすことにより
外気の湿度の変化に関係なく帯電防止効果を有す
るとともにより効果の高い帯電防止効果を有する
合成樹脂成型品に関するものである。
品に関するもので、更に詳しく述べると、合成樹
脂成型品の側壁に沿つて密閉された空隙部を設け
この空隙部の内周に導電層をめぐらすことにより
外気の湿度の変化に関係なく帯電防止効果を有す
るとともにより効果の高い帯電防止効果を有する
合成樹脂成型品に関するものである。
合成樹脂の表面は帯電し易い特性を有しており
このため表面を改質することによりこれらの特性
を変える必要がある。この帯電防止処理には大別
して塗布法と練込法とがあり、これらはいずれも
表面に帯電防止剤から成る層を形成せしめている
が、これらの従来の帯電防止剤は水酸イオンの働
きにより、常に水分を吸着して効果を出すように
なつている。第1図は湿度と帯電防止効果との相
関関係を示したグラフであるが、湿度50%位まで
は効果は左程低下しないが、20%以下になると効
果は非常に低下し、実用にならない場合が多い。
この様に外気又は室内の湿度が下がつてくると合
成樹脂表面に静電気が発生し易くなるが、これと
同時に帯電防止効果は低下してくる。つまり従来
の帯電防止剤による処理法では外気、特に湿度に
効果が大きく左右されてしまう欠点があつた。ま
た従来の合成樹脂表面に帯電防止層を設けるもの
はこれらの層が他物又は水、溶剤等との接触によ
り次第に剥がれてしまうおそれがあり、耐久性の
悪いものであつた。またこれを容器に使用した場
合、帯電防止層が容器の内外側面に露出している
ため収納物に悪影響を与えるおそれがあつた。
このため表面を改質することによりこれらの特性
を変える必要がある。この帯電防止処理には大別
して塗布法と練込法とがあり、これらはいずれも
表面に帯電防止剤から成る層を形成せしめている
が、これらの従来の帯電防止剤は水酸イオンの働
きにより、常に水分を吸着して効果を出すように
なつている。第1図は湿度と帯電防止効果との相
関関係を示したグラフであるが、湿度50%位まで
は効果は左程低下しないが、20%以下になると効
果は非常に低下し、実用にならない場合が多い。
この様に外気又は室内の湿度が下がつてくると合
成樹脂表面に静電気が発生し易くなるが、これと
同時に帯電防止効果は低下してくる。つまり従来
の帯電防止剤による処理法では外気、特に湿度に
効果が大きく左右されてしまう欠点があつた。ま
た従来の合成樹脂表面に帯電防止層を設けるもの
はこれらの層が他物又は水、溶剤等との接触によ
り次第に剥がれてしまうおそれがあり、耐久性の
悪いものであつた。またこれを容器に使用した場
合、帯電防止層が容器の内外側面に露出している
ため収納物に悪影響を与えるおそれがあつた。
この考案はこれらの点に鑑みて為されたもので
合成樹脂等の誘電体を重ね合わせた場合は接触圧
(摩擦力)による静電気の発生は、電磁気学的に
も、外周空気との接触面に発生し易いが、これよ
りさらに高誘電体間の接触又は接近した境界面に
より静電気が発生し、蓄電し易い点に着目し、こ
の静電気の発生し、蓄電し易い箇所に導電性を有
する層を形成し、かつこの導電層間に密閉した空
隙部を設けた成型品を提供するもので、これによ
り静電気の発生を阻止するとともに例え静電気が
発生しても瞬時にこれを除去する帯電防止効果の
高く、かつ導電層が外表面に露出しておらず、他
物との接触がなく、従つて耐久性に優れ、安全な
帯電防止処理を施した成型品が得られるものであ
る。
合成樹脂等の誘電体を重ね合わせた場合は接触圧
(摩擦力)による静電気の発生は、電磁気学的に
も、外周空気との接触面に発生し易いが、これよ
りさらに高誘電体間の接触又は接近した境界面に
より静電気が発生し、蓄電し易い点に着目し、こ
の静電気の発生し、蓄電し易い箇所に導電性を有
する層を形成し、かつこの導電層間に密閉した空
隙部を設けた成型品を提供するもので、これによ
り静電気の発生を阻止するとともに例え静電気が
発生しても瞬時にこれを除去する帯電防止効果の
高く、かつ導電層が外表面に露出しておらず、他
物との接触がなく、従つて耐久性に優れ、安全な
帯電防止処理を施した成型品が得られるものであ
る。
以下この考案の実施例を図について説明する。
第2図において1は合成樹脂から成る容器1で、
この容器1の周壁は外周層2と内周層3とから成
り、外周層2と内周層3との相対面間には密封さ
れた空隙部4を有し、この空隙部4内周の、上記
外周層2及び内周層3の内壁には導電層5及び6
を設けたものである。
第2図において1は合成樹脂から成る容器1で、
この容器1の周壁は外周層2と内周層3とから成
り、外周層2と内周層3との相対面間には密封さ
れた空隙部4を有し、この空隙部4内周の、上記
外周層2及び内周層3の内壁には導電層5及び6
を設けたものである。
また第3図に示すものは同じく合成樹脂から成
る、LSI、IC等の電子部品を入れる凍結容器7
で、この容器7の周壁は外周層8及び内周層9か
ら成り、これらの層8と9の相対壁間に密封され
た空隙部10を設け、この空隙部10内周の、上
記外周層8及び内周層9の内壁には導電層11及
び12を設けたものである。
る、LSI、IC等の電子部品を入れる凍結容器7
で、この容器7の周壁は外周層8及び内周層9か
ら成り、これらの層8と9の相対壁間に密封され
た空隙部10を設け、この空隙部10内周の、上
記外周層8及び内周層9の内壁には導電層11及
び12を設けたものである。
第4図に示すものは同じく合成樹脂から成る容
器13で、この容器13は側壁本体14が部厚
く、この側壁本体14の内外側に密封された空隙
部15,16を夫々介して外周層17及び内周層
18を設け、これらの空隙部15,16の内周
夫々の、側壁本体14の内外壁と外周壁17及び
内周層18の内壁夫々とに導電層19,20,2
1,22を設けたものである。
器13で、この容器13は側壁本体14が部厚
く、この側壁本体14の内外側に密封された空隙
部15,16を夫々介して外周層17及び内周層
18を設け、これらの空隙部15,16の内周
夫々の、側壁本体14の内外壁と外周壁17及び
内周層18の内壁夫々とに導電層19,20,2
1,22を設けたものである。
なお上記実施例における導電層は従来の帯電防
止剤に適宜量の水分を含んだものでもよく、また
金属イオンを含む有機電解質から成るもの等適宜
のもので良いが、抵抗率は108Ω〜1012Ωが望ま
しい。また外周層2,8,17及び内周層3,
9,18は夫々相互に同一又は異質のものでよ
く、これらの各層はできるだけ薄い方が(例えば
100Å〜1000Å位)良い。
止剤に適宜量の水分を含んだものでもよく、また
金属イオンを含む有機電解質から成るもの等適宜
のもので良いが、抵抗率は108Ω〜1012Ωが望ま
しい。また外周層2,8,17及び内周層3,
9,18は夫々相互に同一又は異質のものでよ
く、これらの各層はできるだけ薄い方が(例えば
100Å〜1000Å位)良い。
この様にこの考案では、従来の帯電防止剤に適
宜量の水分を含んだ導電層の場合であつても、成
型品の側壁内方に封入されているため、常に必要
量の水分、即ち、帯電防止効果を発揮できる量の
湿度を保有する。従つて成型品が例え湿度の少な
い環境であつても常に所期の帯電防止効果が生ず
る。またこれら導電層は成型品の内外側面に露出
しておらず、それ故他物や水、溶剤等との接触に
より剥がれてしまうこともなく、耐久性があり、
また成型品の内外側面に接する他物に帯電防止剤
等の導電材が当らず、悪影響を与えない。その上
この考案では静電気が発生し、蓄電し易い箇所に
導電層を設け、かつこの導電層の間に空隙部を有
するため、高誘電体となり、成型品内外側で発生
した静電気はこれらの導電層が成型品の内外表面
に近接していることと相俟つてこれらの導電層に
集中し、異種電荷相互が打消し合い、瞬時に消去
される。従つて成型品内外側面に他物が接触、摩
擦しても、静電気は発生せず、例え発生しても瞬
時に消去される。しかも上記外周層2,8,17
及び内周層3,9,18が多少移動可能となつて
いる場合は各導電層が動き、電気が移動し易く、
さらに帯電防止効果が高い。
宜量の水分を含んだ導電層の場合であつても、成
型品の側壁内方に封入されているため、常に必要
量の水分、即ち、帯電防止効果を発揮できる量の
湿度を保有する。従つて成型品が例え湿度の少な
い環境であつても常に所期の帯電防止効果が生ず
る。またこれら導電層は成型品の内外側面に露出
しておらず、それ故他物や水、溶剤等との接触に
より剥がれてしまうこともなく、耐久性があり、
また成型品の内外側面に接する他物に帯電防止剤
等の導電材が当らず、悪影響を与えない。その上
この考案では静電気が発生し、蓄電し易い箇所に
導電層を設け、かつこの導電層の間に空隙部を有
するため、高誘電体となり、成型品内外側で発生
した静電気はこれらの導電層が成型品の内外表面
に近接していることと相俟つてこれらの導電層に
集中し、異種電荷相互が打消し合い、瞬時に消去
される。従つて成型品内外側面に他物が接触、摩
擦しても、静電気は発生せず、例え発生しても瞬
時に消去される。しかも上記外周層2,8,17
及び内周層3,9,18が多少移動可能となつて
いる場合は各導電層が動き、電気が移動し易く、
さらに帯電防止効果が高い。
以上の如くこの考案は成型品の、内外表面に近
接した側壁内方に設けた密閉された空隙部内周に
帯電防止剤等から成る導電層を設けたもので、こ
れにより極めて帯電防止効果が高く、かつ耐久性
があり、接触する他物に悪影響を与えない等の効
果を有するものであり、上記実施例に限定される
ものではない。
接した側壁内方に設けた密閉された空隙部内周に
帯電防止剤等から成る導電層を設けたもので、こ
れにより極めて帯電防止効果が高く、かつ耐久性
があり、接触する他物に悪影響を与えない等の効
果を有するものであり、上記実施例に限定される
ものではない。
【実用新案登録請求の範囲】
側壁内方に、側壁に沿つて側壁の内外表面に近
接した密閉空隙部を一体的又は継続的に設け、こ
の空隙部内周に帯電防止剤等から成る導電層を設
けたことを特徴とする帯電防止効果を有する合成
樹脂成型品。
接した密閉空隙部を一体的又は継続的に設け、こ
の空隙部内周に帯電防止剤等から成る導電層を設
けたことを特徴とする帯電防止効果を有する合成
樹脂成型品。
第1図は湿度と帯電防止効果との相関関係を示
すグラフ図、第2図、第3図、第4図は夫々この
考案の実施例を示す断面図である。 なお図中1,7,13は容器、2,8,17は
外周層、3,9,18は内周層、4,10,1
5,16は空隙部、5,6,11,12,19,
20,21,22は導電層である。
すグラフ図、第2図、第3図、第4図は夫々この
考案の実施例を示す断面図である。 なお図中1,7,13は容器、2,8,17は
外周層、3,9,18は内周層、4,10,1
5,16は空隙部、5,6,11,12,19,
20,21,22は導電層である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264283U JPS59158299U (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 帯電防止効果を有する合成樹脂成型品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264283U JPS59158299U (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 帯電防止効果を有する合成樹脂成型品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59158299U JPS59158299U (ja) | 1984-10-24 |
| JPH0310637Y2 true JPH0310637Y2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=30182989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264283U Granted JPS59158299U (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 帯電防止効果を有する合成樹脂成型品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59158299U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6137669Y2 (ja) * | 1980-10-23 | 1986-10-31 |
-
1983
- 1983-04-11 JP JP5264283U patent/JPS59158299U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59158299U (ja) | 1984-10-24 |
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