JPH03108254A - 電池 - Google Patents
電池Info
- Publication number
- JPH03108254A JPH03108254A JP1246809A JP24680989A JPH03108254A JP H03108254 A JPH03108254 A JP H03108254A JP 1246809 A JP1246809 A JP 1246809A JP 24680989 A JP24680989 A JP 24680989A JP H03108254 A JPH03108254 A JP H03108254A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- oxygen
- composite membrane
- gas diffusion
- selectively permeable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Cell Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、酸素を活物質に用いるガス拡散電極と、アル
カリ水溶液からなる電解液と、亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム等の金属、もしくはアルコール、ヒドラジン
、水素等の負極活物質とを備えた電池に関するものであ
る。
カリ水溶液からなる電解液と、亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム等の金属、もしくはアルコール、ヒドラジン
、水素等の負極活物質とを備えた電池に関するものであ
る。
従来の技術
ガス拡散電極を備え、酸素を活物質とする電池としては
、空気電池、燃料電池等がある。特にアルカリ水溶液、
中性塩水溶液を電解質として使用する電池においては、
ガス拡散電極(酸素極)より内部の蒸気圧に応じて水蒸
気の出入りがあり、電池内電解液の濃度変化、体積変化
が起こり、これが電池の緒特性に影響を与えていた。ボ
タン型空気電池を例にとり、第2図を用いてその状況を
説明する。1は酸素極(空気極)、2はガス拡散性はあ
るが液体は阻止するポリテトラフルオロエチレン(PT
FIC)よりなり酸素極1を支持する多孔性撥水膜であ
る。3は外部からの空気取入れ孔、4は空気の拡散を行
う多孔体、5.6はセパレータ、7は負極亜鉛で、これ
らに含浸保持されるアルカリ電解液には水酸化カリウム
水溶液を使用し、その濃度は30〜36重量%としてい
る。
、空気電池、燃料電池等がある。特にアルカリ水溶液、
中性塩水溶液を電解質として使用する電池においては、
ガス拡散電極(酸素極)より内部の蒸気圧に応じて水蒸
気の出入りがあり、電池内電解液の濃度変化、体積変化
が起こり、これが電池の緒特性に影響を与えていた。ボ
タン型空気電池を例にとり、第2図を用いてその状況を
説明する。1は酸素極(空気極)、2はガス拡散性はあ
るが液体は阻止するポリテトラフルオロエチレン(PT
FIC)よりなり酸素極1を支持する多孔性撥水膜であ
る。3は外部からの空気取入れ孔、4は空気の拡散を行
う多孔体、5.6はセパレータ、7は負極亜鉛で、これ
らに含浸保持されるアルカリ電解液には水酸化カリウム
水溶液を使用し、その濃度は30〜36重量%としてい
る。
このため相対湿度が47〜69チより高いと外部の湿気
を取り込み、電解液濃度の低下と体積膨張とが起こり、
放電性能の低下、電解液の漏液を生じていた。一方、相
対湿度が前記以下の場合には電解液の蒸発が起こり、内
部抵抗の増大や放電性能の低下をもたらしていた。従っ
て、環境雰囲気による影響を受は易いため、長期間保存
後の電池特性に問題が生じ、これが空気電池や燃料電池
を特定の分野での使用に制約し、その汎用化を図る上で
大きな課題を有していた。なお、図中8は負極亜鉛7を
収容した負極容器、9は絶縁ガスケット、1oは正極容
器である。
を取り込み、電解液濃度の低下と体積膨張とが起こり、
放電性能の低下、電解液の漏液を生じていた。一方、相
対湿度が前記以下の場合には電解液の蒸発が起こり、内
部抵抗の増大や放電性能の低下をもたらしていた。従っ
て、環境雰囲気による影響を受は易いため、長期間保存
後の電池特性に問題が生じ、これが空気電池や燃料電池
を特定の分野での使用に制約し、その汎用化を図る上で
大きな課題を有していた。なお、図中8は負極亜鉛7を
収容した負極容器、9は絶縁ガスケット、1oは正極容
器である。
発明が解決しようとする課題
これらの課題を改善するため、従来より種々の提案がな
されてきた。例えば、空気孔周辺の一部に電解液と反応
する物質を挿入し、電池外部への電解液漏出を防止する
。あるいは紙または高分子材料よりなる不織布等の電解
液吸収材を設けて、電池外部への電解液漏出を防止する
。さらには空気孔を極端に小さくして酸素の供給量を制
限してまでも、水蒸気や炭酸ガスの電池内部への進入を
防止する等の提案がなされている0 しかし、いずれの方法も漏液防止や放電性能、特に長時
間放電での性能に大きな問題を残していた。これらの主
要原因は空気中の水蒸気の電池内への進入によるアルカ
リ電解液の希釈と体積膨張、及び炭酸ガスの進入による
炭酸塩の生成に基づく放電反応の阻害と空気流通経路の
閉塞によるもので、外気が低湿度の場合には逆に電解液
中の水分の逸散が性能低下の原因となっていた。この原
因を取り除くため、近年では、水蒸気や炭酸ガスの透過
量を制御し、選択的に酸素を優先して透過させる膜を介
して空気を酸素極に供給する方法、例えばオルガノポリ
シロキサン系の無孔性の均一な薄膜や金属酸化物、ある
いは金属元素を含有する有機化合物の薄膜と適宜な多孔
性膜とを一体化させた膜を用いる方法が提案されている
。
されてきた。例えば、空気孔周辺の一部に電解液と反応
する物質を挿入し、電池外部への電解液漏出を防止する
。あるいは紙または高分子材料よりなる不織布等の電解
液吸収材を設けて、電池外部への電解液漏出を防止する
。さらには空気孔を極端に小さくして酸素の供給量を制
限してまでも、水蒸気や炭酸ガスの電池内部への進入を
防止する等の提案がなされている0 しかし、いずれの方法も漏液防止や放電性能、特に長時
間放電での性能に大きな問題を残していた。これらの主
要原因は空気中の水蒸気の電池内への進入によるアルカ
リ電解液の希釈と体積膨張、及び炭酸ガスの進入による
炭酸塩の生成に基づく放電反応の阻害と空気流通経路の
閉塞によるもので、外気が低湿度の場合には逆に電解液
中の水分の逸散が性能低下の原因となっていた。この原
因を取り除くため、近年では、水蒸気や炭酸ガスの透過
量を制御し、選択的に酸素を優先して透過させる膜を介
して空気を酸素極に供給する方法、例えばオルガノポリ
シロキサン系の無孔性の均一な薄膜や金属酸化物、ある
いは金属元素を含有する有機化合物の薄膜と適宜な多孔
性膜とを一体化させた膜を用いる方法が提案されている
。
しかしながら、現在までのところ、充分に有効な酸素選
択透過性が得られないことから、満足な放電性能は得ら
れず、電池として長期の使用や貯蔵に耐えられないので
、その実用化に至っていないという技術課題を持ってい
た。
択透過性が得られないことから、満足な放電性能は得ら
れず、電池として長期の使用や貯蔵に耐えられないので
、その実用化に至っていないという技術課題を持ってい
た。
そこで本発明は上記の電池の貯蔵性、長期使用における
性能を改善すると共に、軽負荷から重負荷に至る広い放
電条件で満足な放電性能を得るために、大気中の酸素を
選択的に充分な速度で電池内に取り入れると共に、水蒸
気の電池への出入りと、大気中の炭酸ガスの電池内への
進入を長期にわたり防止する有効な手段を提供すること
を目的にするものである。
性能を改善すると共に、軽負荷から重負荷に至る広い放
電条件で満足な放電性能を得るために、大気中の酸素を
選択的に充分な速度で電池内に取り入れると共に、水蒸
気の電池への出入りと、大気中の炭酸ガスの電池内への
進入を長期にわたり防止する有効な手段を提供すること
を目的にするものである。
課題を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本発明は酸素を活物質とす
るガス拡散電極と、外気に通じる空気取入れ孔を有する
電池容器を備えた電池のガス拡散電極の空気取入れ側と
電池容器内面との間に、吸湿性微多孔膜の両側に、撥水
性微多孔膜を当接させた3層構造の酸素選択透過性複合
膜を介在させたものである。
るガス拡散電極と、外気に通じる空気取入れ孔を有する
電池容器を備えた電池のガス拡散電極の空気取入れ側と
電池容器内面との間に、吸湿性微多孔膜の両側に、撥水
性微多孔膜を当接させた3層構造の酸素選択透過性複合
膜を介在させたものである。
本発明は、酸素選択透過性の優れた膜として吸湿性微多
孔膜の両側を撥水性微多孔膜ではさんだ構成の複合膜の
大きい酸素選択性透過能に着目したものである。
孔膜の両側を撥水性微多孔膜ではさんだ構成の複合膜の
大きい酸素選択性透過能に着目したものである。
この膜が、重負荷での満足な放電性能を得るために必要
な酸素透過速度と、長期保存や低湿度あるいは、高湿度
雰囲気下での長期放電に耐えるだけの水蒸気及び炭酸ガ
スに対する透過阻止能とを持ち、この膜を適用した電池
の性能がきわめて優れていることを見い出し、完成させ
たものである。
な酸素透過速度と、長期保存や低湿度あるいは、高湿度
雰囲気下での長期放電に耐えるだけの水蒸気及び炭酸ガ
スに対する透過阻止能とを持ち、この膜を適用した電池
の性能がきわめて優れていることを見い出し、完成させ
たものである。
作用
この構成による複合膜は、後述の実施例における電池試
験の結果からも明らかなように、電池用としての良好な
酸素透過速度と、空気中の水蒸気や炭酸ガスの電池内へ
の進入を遮断する効果を共に満足すべき状態に保て、実
用的な電池に要求される重負荷放電性能と、高湿度や低
湿度の雰囲気下で長時間放電した場合の性能も共に満足
することとなる。
験の結果からも明らかなように、電池用としての良好な
酸素透過速度と、空気中の水蒸気や炭酸ガスの電池内へ
の進入を遮断する効果を共に満足すべき状態に保て、実
用的な電池に要求される重負荷放電性能と、高湿度や低
湿度の雰囲気下で長時間放電した場合の性能も共に満足
することとなる。
実施例
(実施例1)
平均孔径0.05μmの微細孔を有する厚さ126μm
のセルロースエステル膜(商品名、ミリポアメンブラン
フィルタ−ミリポアコーポレーション製)の両面に、ポ
リテトラフロロエチレン(PTFIC)の微多孔膜(商
品名、70口ボア;住人電工(株)製)をラミネートし
、複合膜とした。
のセルロースエステル膜(商品名、ミリポアメンブラン
フィルタ−ミリポアコーポレーション製)の両面に、ポ
リテトラフロロエチレン(PTFIC)の微多孔膜(商
品名、70口ボア;住人電工(株)製)をラミネートし
、複合膜とした。
(実施例2)
実施例1で用いたものと同仕様のセルロースエステル膜
をフッ素樹脂を溶解させた溶液(商品名、フロロコート
:旭硝子(株)製)に浸漬することによって、両面の表
面層及び表面層の孔の壁面をフッ素樹脂でコーティング
し、複合膜とした。
をフッ素樹脂を溶解させた溶液(商品名、フロロコート
:旭硝子(株)製)に浸漬することによって、両面の表
面層及び表面層の孔の壁面をフッ素樹脂でコーティング
し、複合膜とした。
(実施例3)
厚さ180μmの芳香族ポリアミド繊維よりなる微多孔
膜を実施例2と同様の方法にて、複合膜とした。
膜を実施例2と同様の方法にて、複合膜とした。
(比較例1)
補強用のポリプロピレン製不織布上に、厚さ50μmで
ポリジメチルシロキサン膜を製膜して複合膜とした。
ポリジメチルシロキサン膜を製膜して複合膜とした。
(比較例2)
厚さ100μmのポリプロピレン製微多孔膜の両側に、
実施例2と同様の方法にて、フッ素樹脂をコーティング
して複合膜とした。
実施例2と同様の方法にて、フッ素樹脂をコーティング
して複合膜とした。
(比較例3)
多孔性撥水膜は使用するが、複合膜を用いないもの。
本発明の効果を確認するために、実施例1〜3で作成し
た複合膜、及び比較例1,2の複合膜を使用した電池と
、複合膜を使用していない電池を試作評価して検討した
。まず、複合膜を用いない比較例3の場合は第2図と全
く同一の構成とした。
た複合膜、及び比較例1,2の複合膜を使用した電池と
、複合膜を使用していない電池を試作評価して検討した
。まず、複合膜を用いない比較例3の場合は第2図と全
く同一の構成とした。
次に、複合膜を使用した電池は、第1図に示すようにP
TFEの多孔膜2と、酸素の流れを分散しかつ均一化さ
せる多孔体4との間にそれぞれの複合膜が介在した構成
である。
TFEの多孔膜2と、酸素の流れを分散しかつ均一化さ
せる多孔体4との間にそれぞれの複合膜が介在した構成
である。
試作した電池の寸法はいずれも直径11.6mm、総高
6.4rrrmであり、比較的重負荷(75Ω)で20
’C1常湿(e o qb RH) テノ連続放tlc
J: リ電池内への空気中の酸素取り込み速度の充足
性を評価し、比較的軽負荷(3にΩ)で20℃、高湿度
(90チRH)、および低湿度(20%RH)での長時
間連続放電により、長期の放電期間中における雰囲気か
らの水蒸気の電池内への取り込みや電池内の水分の蒸発
、及び炭酸ガスの取り込みなど電池性能への影響度を評
価した。
6.4rrrmであり、比較的重負荷(75Ω)で20
’C1常湿(e o qb RH) テノ連続放tlc
J: リ電池内への空気中の酸素取り込み速度の充足
性を評価し、比較的軽負荷(3にΩ)で20℃、高湿度
(90チRH)、および低湿度(20%RH)での長時
間連続放電により、長期の放電期間中における雰囲気か
らの水蒸気の電池内への取り込みや電池内の水分の蒸発
、及び炭酸ガスの取り込みなど電池性能への影響度を評
価した。
試作した電池の内訳は第1表に示す通りである。
ここで、比較例1,2と実施例1〜3を比較すれば明ら
かなように、酸素と水蒸気のガス透過速度比は、比較例
では、いずれも1以下であり、電池用の膜としては酸素
選択性透過膜とはいえない。
かなように、酸素と水蒸気のガス透過速度比は、比較例
では、いずれも1以下であり、電池用の膜としては酸素
選択性透過膜とはいえない。
しかし、実施例ではいずれも6以上であり、本発明の複
合膜は優れた酸素選択性透過能を有していることがわか
る。
合膜は優れた酸素選択性透過能を有していることがわか
る。
また第2表に試作電池の性能試験結果を示す。
(以下余白)
第2表において、放電終止電圧はいずれも0.9Vであ
り、重量変化は放電試験前後の増減を示しており、主と
して放電中の水分の取り込み、あるいは蒸発の多少を示
唆する数値である。
り、重量変化は放電試験前後の増減を示しており、主と
して放電中の水分の取り込み、あるいは蒸発の多少を示
唆する数値である。
これらの電池の特性を、複合膜を使用していない比較例
3と対比すると最も端的に本発明の詳細な説明できる。
3と対比すると最も端的に本発明の詳細な説明できる。
まず20℃、常湿での重負荷試験では放電時間が短く、
水分の取り込みや蒸発の影響や炭酸ガスの影響が少ない
ので、電池の性能は酸素の供給速度が充分であれば水分
や炭酸ガスの透過阻止はあまり考慮する必要が無い。従
って、このような条件下では比較例3でも優れた特性が
得られる。これに対し、前述の実施例1〜3は比較例3
と同等の放電特性が得られておシ、複合膜を酸素が透過
する速度が放電反応で酸素が消費される速度に充分追随
していることを示している。しかしながら、比較例1,
2は、酸素透過速度が全く不足していることがわかる。
水分の取り込みや蒸発の影響や炭酸ガスの影響が少ない
ので、電池の性能は酸素の供給速度が充分であれば水分
や炭酸ガスの透過阻止はあまり考慮する必要が無い。従
って、このような条件下では比較例3でも優れた特性が
得られる。これに対し、前述の実施例1〜3は比較例3
と同等の放電特性が得られておシ、複合膜を酸素が透過
する速度が放電反応で酸素が消費される速度に充分追随
していることを示している。しかしながら、比較例1,
2は、酸素透過速度が全く不足していることがわかる。
一方、軽負荷放電の場合は放電時間が長く、しかも外気
が高湿度あるいは低湿度の場合には酸素の供給速度より
も水分や炭酸ガス、特に水分の透過阻止が優れた電池特
性を得るために重要となり、水分や炭酸ガスの透過阻止
機構を持たない比較例3の電池は水分の枯渇、あるいは
逆に水分の過剰取入れによる漏液に起因した空気孔の閉
塞などにより、放電の途中で電圧が低下し、重負荷試験
で得られた放電容量の一部分に相当する容量が得られる
に過ぎない。また放電途中での漏液は実用面で致命的な
問題であることはいうまでもない。これに対して実施例
は極めて優れた性能を示し、これらは重負荷試験の放電
容量とほぼ等しい容量が得られている。これらの傾向は
試験雰囲気が高湿度、低湿度、いずれの場合とも同様で
ある。このことは、実施例の場合、複合膜の水分透過阻
止効果が充分に発揮されていることを示している。
が高湿度あるいは低湿度の場合には酸素の供給速度より
も水分や炭酸ガス、特に水分の透過阻止が優れた電池特
性を得るために重要となり、水分や炭酸ガスの透過阻止
機構を持たない比較例3の電池は水分の枯渇、あるいは
逆に水分の過剰取入れによる漏液に起因した空気孔の閉
塞などにより、放電の途中で電圧が低下し、重負荷試験
で得られた放電容量の一部分に相当する容量が得られる
に過ぎない。また放電途中での漏液は実用面で致命的な
問題であることはいうまでもない。これに対して実施例
は極めて優れた性能を示し、これらは重負荷試験の放電
容量とほぼ等しい容量が得られている。これらの傾向は
試験雰囲気が高湿度、低湿度、いずれの場合とも同様で
ある。このことは、実施例の場合、複合膜の水分透過阻
止効果が充分に発揮されていることを示している。
以上を総合して、吸湿性微多孔膜の両側を撥水性微多孔
膜ではさんだ構成の複合膜を用いた電池は、重負荷特性
、軽負荷特性とも優れ、外部雰囲気の変化にも安定した
優れた電池を提供できることが結論できる。
膜ではさんだ構成の複合膜を用いた電池は、重負荷特性
、軽負荷特性とも優れ、外部雰囲気の変化にも安定した
優れた電池を提供できることが結論できる。
また、本発明の複合膜を上記実施例では電池容器との間
に空気拡散用の多孔体を介して設置したが、本発明の複
合膜の機械的強度が充分な場合は、前記空気拡散用の多
孔体を除いても電池特性に差異はない。さらに、上記実
施例では、本発明の複合膜を酸素極との間に酸素極を支
持する多孔膜を介して設置したが、酸素極の強度が充分
であれば前記多孔膜は不要にでき、その場合にも電池特
性は変わらない。また、塩化アンモニウム、塩化亜鉛な
どの中性塩の水溶液を電解液に用いた空気電池に対して
も、実施例で示したアルカリ性の電解液を用いた電池と
同様の効果があることも確認している。
に空気拡散用の多孔体を介して設置したが、本発明の複
合膜の機械的強度が充分な場合は、前記空気拡散用の多
孔体を除いても電池特性に差異はない。さらに、上記実
施例では、本発明の複合膜を酸素極との間に酸素極を支
持する多孔膜を介して設置したが、酸素極の強度が充分
であれば前記多孔膜は不要にでき、その場合にも電池特
性は変わらない。また、塩化アンモニウム、塩化亜鉛な
どの中性塩の水溶液を電解液に用いた空気電池に対して
も、実施例で示したアルカリ性の電解液を用いた電池と
同様の効果があることも確認している。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明による酸素選択透
過性複合膜によれば、中性もしくはアルカリ性の水溶液
を電解液とする電池の重負荷から軽負荷にわたる広い範
囲で優れた実用性能と、優れた耐漏液性、長期貯蔵性を
得ることができるという効果がある。
過性複合膜によれば、中性もしくはアルカリ性の水溶液
を電解液とする電池の重負荷から軽負荷にわたる広い範
囲で優れた実用性能と、優れた耐漏液性、長期貯蔵性を
得ることができるという効果がある。
第1図は本発明の実施例1〜3及び比較例1゜2の検討
に用いたボタン型空気亜鉛電池の断面図、第2図は複合
膜を使用していない従来のボタン型空気亜鉛電池の断面
図である。 1・・・・・・酸素極(空気極)、2・・・・・・撥水
膜、3・・・・・・空気取入れ孔、4・・・・・・多孔
体、5,6・・・・・・セパレータ、7・・・・・・負
極亜鉛、8・・・・・・負極容器、9・・・・・・絶縁
ガスケット、1o・・・・・正極容器、11・・・・・
・複合膜。
に用いたボタン型空気亜鉛電池の断面図、第2図は複合
膜を使用していない従来のボタン型空気亜鉛電池の断面
図である。 1・・・・・・酸素極(空気極)、2・・・・・・撥水
膜、3・・・・・・空気取入れ孔、4・・・・・・多孔
体、5,6・・・・・・セパレータ、7・・・・・・負
極亜鉛、8・・・・・・負極容器、9・・・・・・絶縁
ガスケット、1o・・・・・正極容器、11・・・・・
・複合膜。
Claims (6)
- (1)酸素を活物質とするガス拡散電極と、外気に通じ
る空気取入れ孔を有する電池容器を備え、前記ガス拡散
電極の空気取入れ側と前記電池容器内面との間に、吸湿
性微多孔膜の両側に撥水性微多孔膜を当接させた3層構
造の酸素選択透過性複合膜を介在させた電池。 - (2)前記吸湿性微多孔膜の両側の表面及び表面層の孔
の壁面が、撥水性物質で覆われた撥水性微多孔層を両側
に持つ3層構造の酸素選択透過性複合膜を介在させた特
許請求の範囲第1項記載の電池。 - (3)前記酸素選択透過性複合膜が、空気取入れ孔を有
する前記電池容器の内面と前記ガス拡散電極に直接接し
ている特許請求の範囲第1項または第2項記載の電池。 - (4)前記酸素選択透過性複合膜と前記電池容器との間
に不織布等の空気拡散多孔体を介在させた特許請求の範
囲第1項または第2項記載の電池。 - (5)前記酸素選択透過性複合膜と前記ガス拡散電極と
の間にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフ
ィルムよりなり酸素極を支持する微多孔膜を介在させた
特許請求の範囲第1項または第2項記載の電池。 - (6)前記酸素選択透過性複合膜と前記電池容器との間
に不織布等の空気拡散多孔体を介在させ、かつ前記酸素
選択透過性複合膜と前記ガス拡散電極との間にはポリテ
トラフルオロエチレン等のフィルムよりなり、前記ガス
拡散電極を支持する微多孔膜を介在させた特許請求の範
囲第1項または第2項記載の電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246809A JPH03108254A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246809A JPH03108254A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108254A true JPH03108254A (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=17154006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1246809A Pending JPH03108254A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03108254A (ja) |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1246809A patent/JPH03108254A/ja active Pending
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