JPH03109154A - アンチロックブレーキ用モジュレータ - Google Patents
アンチロックブレーキ用モジュレータInfo
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- JPH03109154A JPH03109154A JP24676189A JP24676189A JPH03109154A JP H03109154 A JPH03109154 A JP H03109154A JP 24676189 A JP24676189 A JP 24676189A JP 24676189 A JP24676189 A JP 24676189A JP H03109154 A JPH03109154 A JP H03109154A
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- hydraulic chamber
- expander piston
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、車両用のアンチロックブレーキ装置において
マスタシリンダから車輪ブレーキに伝達されるブレーキ
油圧を制御するモジュレータに関する。
マスタシリンダから車輪ブレーキに伝達されるブレーキ
油圧を制御するモジュレータに関する。
(2) 従来の技術
通常、車両用のアンチロックブレーキ装置のモジュレー
タは、マスタシリンダに連通ずる入力油圧室と車輪ブレ
ーキに連通ずる出力油圧室間の連通・遮断を司どるカッ
トバルブと、前記出力油圧室内に配設されてアンチロッ
クブレーキ制御装置時にカットパルプを閉弁するととも
に出力油圧室の容積を増大させてブレーキ油圧を減少さ
せるエキスパンダピストンを備えている。
タは、マスタシリンダに連通ずる入力油圧室と車輪ブレ
ーキに連通ずる出力油圧室間の連通・遮断を司どるカッ
トバルブと、前記出力油圧室内に配設されてアンチロッ
クブレーキ制御装置時にカットパルプを閉弁するととも
に出力油圧室の容積を増大させてブレーキ油圧を減少さ
せるエキスパンダピストンを備えている。
従来、かかるアンチロックブレーキ装置では、油圧ポン
プで発生した制御油圧をソレノイドバルブを介してモジ
ュレータに供給し、その油圧によって前記エキスパンダ
ピストンを作動させている。
プで発生した制御油圧をソレノイドバルブを介してモジ
ュレータに供給し、その油圧によって前記エキスパンダ
ピストンを作動させている。
(3)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記従来のアンチロックブレーキ装置で
は、ソレノイドバルブによってモジュレータに供給する
制御油圧をコントロールしてエキスパンダピストンを作
動させているので、そのための油圧回路を必要として部
品点数が多くなり、生産性のみならず保守点検に特別な
技術、工数を必要とした。
は、ソレノイドバルブによってモジュレータに供給する
制御油圧をコントロールしてエキスパンダピストンを作
動させているので、そのための油圧回路を必要として部
品点数が多くなり、生産性のみならず保守点検に特別な
技術、工数を必要とした。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、部品点
数の多い制御油圧回路を必要とせず、しかも点検整備性
および応答性に優れたアンチロックブレーキ用モジュレ
ータを提供することを目的とする。
数の多い制御油圧回路を必要とせず、しかも点検整備性
および応答性に優れたアンチロックブレーキ用モジュレ
ータを提供することを目的とする。
B1発明の構成
(1)課題を解決するための手段
前記目的を達成するために、本発明は、マスタシリンダ
に連通ずる入力油圧室と、車輪ブレーキに連通ずる出力
油圧室と、前記両袖圧室間を連通・遮断するカットパル
プと、前記出力油圧室に対面するように配設されて通常
制動時に前記カットパルプを開弁し、アンチロック制御
作動時に前記カットパルプを閉弁するとともに出力油圧
室の容積を増大させるエキスパンダピストンとを備えた
アンチロックブレーキ用モジュレータにおいて、前記エ
キスパンダピストンの背面に当接する偏心部を有する駆
動軸と、この駆動軸を回転させてエキスパンダピストン
を移動させる電気モータとを設け、通常制動時に前記偏
心部を上死点に位置させてエキスパンダピストンを拘束
することを特徴とする。
に連通ずる入力油圧室と、車輪ブレーキに連通ずる出力
油圧室と、前記両袖圧室間を連通・遮断するカットパル
プと、前記出力油圧室に対面するように配設されて通常
制動時に前記カットパルプを開弁し、アンチロック制御
作動時に前記カットパルプを閉弁するとともに出力油圧
室の容積を増大させるエキスパンダピストンとを備えた
アンチロックブレーキ用モジュレータにおいて、前記エ
キスパンダピストンの背面に当接する偏心部を有する駆
動軸と、この駆動軸を回転させてエキスパンダピストン
を移動させる電気モータとを設け、通常制動時に前記偏
心部を上死点に位置させてエキスパンダピストンを拘束
することを特徴とする。
(2)作 用
前述の本発明の特徴によれば、通常制動時には駆動軸に
設けた偏心部が上死点に位置してエキスパンダピストン
を拘束するので、カットパルプが強制的に開弁してマス
タシリンダと車輪ブレーキが連通ずる。このとき、マス
タシリンダにおいて発生したブレーキ油圧がエキスパン
ダピストンを介して前記偏心部に伝達されるが、この偏
心部が上死点に位置しているために電気モータに負荷が
作用することがない。
設けた偏心部が上死点に位置してエキスパンダピストン
を拘束するので、カットパルプが強制的に開弁してマス
タシリンダと車輪ブレーキが連通ずる。このとき、マス
タシリンダにおいて発生したブレーキ油圧がエキスパン
ダピストンを介して前記偏心部に伝達されるが、この偏
心部が上死点に位置しているために電気モータに負荷が
作用することがない。
アンチロック制御作動時には電気モータによって駆動軸
が回転し、その偏心部が下死点に向けて移動する。これ
により、エキスパンダピストンが移動してカットパルプ
が閉弁し、同時に出力油圧室の容積が増大してブレーキ
油圧が減少し、車輪がロック状態に入ることが防止され
る。
が回転し、その偏心部が下死点に向けて移動する。これ
により、エキスパンダピストンが移動してカットパルプ
が閉弁し、同時に出力油圧室の容積が増大してブレーキ
油圧が減少し、車輪がロック状態に入ることが防止され
る。
(3)実施例
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第7図は本発明の第1実施例を示すもので、第
り図はそのモジュレータを搭載した自動二輪車の全体側
面図、第2図は第1図の■部拡大図、第3図は第2図の
■−■線断面図、第4図はモジュレータの縦断面を示す
第3図のTV−TV線断面図、第5図は第4図の■−V
線断面図、第6図は第4図のVl−Vl線断面図、第7
図は第4図の■−■線断面図である。
り図はそのモジュレータを搭載した自動二輪車の全体側
面図、第2図は第1図の■部拡大図、第3図は第2図の
■−■線断面図、第4図はモジュレータの縦断面を示す
第3図のTV−TV線断面図、第5図は第4図の■−V
線断面図、第6図は第4図のVl−Vl線断面図、第7
図は第4図の■−■線断面図である。
第り図に示すように、自動二輪車Vの前輪ブレーキは、
ハンドル1に設けたブレーキレバー2によって駆動され
るマスタシリンダCmと前輪Wfを制動するキャリパシ
リンダCcを備えており、マスタシリンダCmとキャリ
パシリンダCcはフロントフォーク3の前部に装着した
。モジュレータMを介して相互に接続されている。一方
、後輪ブレーキは、車体の後下部に設けたブレーキペダ
ル4によって駆動されるマスタシリンダCmと後輪Wr
を制動するキャリパシリンダCc、およびマスタシリン
ダCmとキャリパシリンダCc間に配設されるモジュレ
ータMを備えている。後輪Wrと前輪Wfのモジュレー
タMは同一の構造を備えており、以下前輪Wf側のモジ
ュレータMについて説明する。
ハンドル1に設けたブレーキレバー2によって駆動され
るマスタシリンダCmと前輪Wfを制動するキャリパシ
リンダCcを備えており、マスタシリンダCmとキャリ
パシリンダCcはフロントフォーク3の前部に装着した
。モジュレータMを介して相互に接続されている。一方
、後輪ブレーキは、車体の後下部に設けたブレーキペダ
ル4によって駆動されるマスタシリンダCmと後輪Wr
を制動するキャリパシリンダCc、およびマスタシリン
ダCmとキャリパシリンダCc間に配設されるモジュレ
ータMを備えている。後輪Wrと前輪Wfのモジュレー
タMは同一の構造を備えており、以下前輪Wf側のモジ
ュレータMについて説明する。
第2図および第3図に示すように、自動二輪車■のヘッ
ドパイプ5には左右のフロントフォーク3を支持するト
ップブリッジ6とボトムブリッジ7が軸支されている。
ドパイプ5には左右のフロントフォーク3を支持するト
ップブリッジ6とボトムブリッジ7が軸支されている。
ボトムブリッジ7の上側前部空間には概略円筒形状のモ
ジュレータMがその両端部が左右のフロントフォーク3
から外側に突出しないように水平姿勢で配設され、その
外周にハンドルlへの作動音と振動の伝達を防止する弾
性材を挟んで巻き付けた取付板8をボルト9でボトムブ
リッジ7に締付けることにより取付けられている。モジ
ュレータMを上述のように取付けることにより、該モジ
ュレータMが左右のフロントフォーク3とボトムブリッ
ジ7に囲まれて保護されるとともに、操舵時にタイヤや
フェンダ−と干渉することが防止される。また、モジュ
レータMが回動中心となるヘッドパイプ5の近傍に位置
することにより操舵時の配管の捩じれが最少銀に抑えら
れるだけでなく、モジュレータMがマスタシリンダCm
とキャリパシリンダCcに略中間部に位置することによ
り配管長の短縮化が可能となる。
ジュレータMがその両端部が左右のフロントフォーク3
から外側に突出しないように水平姿勢で配設され、その
外周にハンドルlへの作動音と振動の伝達を防止する弾
性材を挟んで巻き付けた取付板8をボルト9でボトムブ
リッジ7に締付けることにより取付けられている。モジ
ュレータMを上述のように取付けることにより、該モジ
ュレータMが左右のフロントフォーク3とボトムブリッ
ジ7に囲まれて保護されるとともに、操舵時にタイヤや
フェンダ−と干渉することが防止される。また、モジュ
レータMが回動中心となるヘッドパイプ5の近傍に位置
することにより操舵時の配管の捩じれが最少銀に抑えら
れるだけでなく、モジュレータMがマスタシリンダCm
とキャリパシリンダCcに略中間部に位置することによ
り配管長の短縮化が可能となる。
第4図および第5図に示すように、モジュレータMは本
体収納部10と、その一端にボルト11で結合した駆動
用の直流モータ12から構成されている0本体収納部l
Oの側面にポル1−13で結合したバルブ収納部14に
は、人力ボート15を介してマスタシリンダCmに接続
する入力油圧室16が形成されており、その内部にはカ
ットバルブ17が収納されている。カットバルブ17は
バルブ収納部14の端壁に形成した連通孔14aに遊嵌
する軸部17aと、前記端壁に形成した弁座14bに当
接可能な弁体17bから構成されており、この弁体17
bはばね座18との間に縮設したスプリング19によっ
て閉弁方向に付勢されている0本体収納部lOにはエキ
スパンダピストン20が摺動自在に嵌合するシリンダ状
の出力油圧室21が形成されており、この出力油圧室2
1は出力ポート22を介してキャリパシリンダCcに連
通ずるとともに、前記連通孔14aを介して入力油圧室
16に連通している。
体収納部10と、その一端にボルト11で結合した駆動
用の直流モータ12から構成されている0本体収納部l
Oの側面にポル1−13で結合したバルブ収納部14に
は、人力ボート15を介してマスタシリンダCmに接続
する入力油圧室16が形成されており、その内部にはカ
ットバルブ17が収納されている。カットバルブ17は
バルブ収納部14の端壁に形成した連通孔14aに遊嵌
する軸部17aと、前記端壁に形成した弁座14bに当
接可能な弁体17bから構成されており、この弁体17
bはばね座18との間に縮設したスプリング19によっ
て閉弁方向に付勢されている0本体収納部lOにはエキ
スパンダピストン20が摺動自在に嵌合するシリンダ状
の出力油圧室21が形成されており、この出力油圧室2
1は出力ポート22を介してキャリパシリンダCcに連
通ずるとともに、前記連通孔14aを介して入力油圧室
16に連通している。
本体収納部10の内部に形成した空間には一対のボール
ベアリング23.24を介して駆動軸25が回転自在に
支持されている。駆動軸25は内歯ギヤ26aと偏心孔
26bを有する第1駆動軸26と、前記偏心孔26bに
嵌合する偏心ピン27aを有する第2駆動軸27の2部
材から構成されており、前記偏心ビン27aには前記エ
キスパンダピストン20の背部に当接する偏心部として
のカムベアリング28が装着されている。そして、駆動
軸25に装着したカムベアリング28が上死点にあると
き、エキスパンダピストン20の頂面がカットバルブ1
7の軸部17aを押し上げて該カットパルプ17を開弁
し、マスタシリンダCmとキャリパシリンダCcが相互
に連通ずるようになっている。
ベアリング23.24を介して駆動軸25が回転自在に
支持されている。駆動軸25は内歯ギヤ26aと偏心孔
26bを有する第1駆動軸26と、前記偏心孔26bに
嵌合する偏心ピン27aを有する第2駆動軸27の2部
材から構成されており、前記偏心ビン27aには前記エ
キスパンダピストン20の背部に当接する偏心部として
のカムベアリング28が装着されている。そして、駆動
軸25に装着したカムベアリング28が上死点にあると
き、エキスパンダピストン20の頂面がカットバルブ1
7の軸部17aを押し上げて該カットパルプ17を開弁
し、マスタシリンダCmとキャリパシリンダCcが相互
に連通ずるようになっている。
第6図を併せて参照すると明らかなように、前記直流モ
ータ12の出力軸29の先端に形成したピニオン29a
は第1駆動軸26に形成した内歯ギヤ26aに噛合して
駆動軸25を回転駆動する。
ータ12の出力軸29の先端に形成したピニオン29a
は第1駆動軸26に形成した内歯ギヤ26aに噛合して
駆動軸25を回転駆動する。
このように内歯ギヤ26aを用いたことにより、駆動軸
25と直流モータ12が略同軸に配設され、モジユレー
タMの外径を最少に抑えることが可能となる。前記内歯
ギヤ26aの外側にはストッパ片26cが突設されてお
り、このストッパ片26aを本体収納部10の内面に形
成した規制面10a、10bに当接させることにより、
駆動軸25の回転角が約180°の範囲に規制される。
25と直流モータ12が略同軸に配設され、モジユレー
タMの外径を最少に抑えることが可能となる。前記内歯
ギヤ26aの外側にはストッパ片26cが突設されてお
り、このストッパ片26aを本体収納部10の内面に形
成した規制面10a、10bに当接させることにより、
駆動軸25の回転角が約180°の範囲に規制される。
第7図を併せて参照すると明らかなように、第2駆動軸
27の端部と本体収納部10の間にはリターンスプリン
グ30が装着されており、その弾発力によって駆動軸2
5をカムベアリング28が上死点に向かう方向、すなわ
ちカットパルプ17が開弁する方向に付勢している。
27の端部と本体収納部10の間にはリターンスプリン
グ30が装着されており、その弾発力によって駆動軸2
5をカムベアリング28が上死点に向かう方向、すなわ
ちカットパルプ17が開弁する方向に付勢している。
本体収納部10の直流モータ12の反対側の端部にはポ
テンショメータ31が装着されており、その入力軸31
aは第2駆動軸27の端部にビン32で連結されて同位
相で回転する。そしてマイクロコンピュータよりなる電
子制御装置33にはホイールスピードセンサ34からの
信号と前記ポテンショメータ31からのフィードバック
信号が入力されて演算処理され、その結果に基づいて直
流モータ12の駆動が制御される。
テンショメータ31が装着されており、その入力軸31
aは第2駆動軸27の端部にビン32で連結されて同位
相で回転する。そしてマイクロコンピュータよりなる電
子制御装置33にはホイールスピードセンサ34からの
信号と前記ポテンショメータ31からのフィードバック
信号が入力されて演算処理され、その結果に基づいて直
流モータ12の駆動が制御される。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
て説明する。
通常制動時にはリターンスプリング30の弾発力によっ
て駆動軸25のストッパ片26cが本体収納部10の内
面に形成した規制面10aに当接しており、この駆動軸
25の偏心ビン27aに支持したカムベアリング28は
上死点に保持されてエキスパンダピストン20を押上げ
ている。これにより、カットバルブ17がスプリング1
9に抗して強制的に開弁し、マスタシリンダCmにおい
て発生したブレーキ油圧は入カポ−)15、入力油圧室
16、連通孔14a、出力油圧室21、および出力ボー
ト22を介してキャリパシリンダCCに伝達される。こ
のとき、出力油圧室21内のブレーキ油圧がエキスパン
ダピストン20を押下げるように作用するが、このエキ
スパンダピストン20の背面に当接するカムベアリング
28が上死点に位置するため、駆動軸25には前記ブレ
ーキ油圧による回転トルクが発生しない、その結果、前
記駆動軸25に連結した直流モータ12に不要な負荷が
加わることが防止される。
て駆動軸25のストッパ片26cが本体収納部10の内
面に形成した規制面10aに当接しており、この駆動軸
25の偏心ビン27aに支持したカムベアリング28は
上死点に保持されてエキスパンダピストン20を押上げ
ている。これにより、カットバルブ17がスプリング1
9に抗して強制的に開弁し、マスタシリンダCmにおい
て発生したブレーキ油圧は入カポ−)15、入力油圧室
16、連通孔14a、出力油圧室21、および出力ボー
ト22を介してキャリパシリンダCCに伝達される。こ
のとき、出力油圧室21内のブレーキ油圧がエキスパン
ダピストン20を押下げるように作用するが、このエキ
スパンダピストン20の背面に当接するカムベアリング
28が上死点に位置するため、駆動軸25には前記ブレ
ーキ油圧による回転トルクが発生しない、その結果、前
記駆動軸25に連結した直流モータ12に不要な負荷が
加わることが防止される。
ホイールスピードセンサ34が前輪Wfがロック状態に
入りそうになったことを検出すると、電子制御装置33
によって直流モータ12が駆動され、その回転はビニオ
ン29aおよび内歯ギヤ26aを介して駆動軸25に伝
達される。駆動軸25が回転を始めてカムベアリング2
8が上死点から移動すると、エキスパンダピストン20
に作用するブレーキ油圧が直流モータ12のトルクに加
算されるように働くため、エキスパンダピストン20は
カムベアリング28を押圧して速やかに下降する。これ
によりエキスパンダピストン20から離間したカットバ
ルブ17がスプリング19の弾発力で閉弁するとともに
、出力油圧室21の容積が増加してキャリパシリンダC
cに伝達されるブレーキ油圧が減少する。
入りそうになったことを検出すると、電子制御装置33
によって直流モータ12が駆動され、その回転はビニオ
ン29aおよび内歯ギヤ26aを介して駆動軸25に伝
達される。駆動軸25が回転を始めてカムベアリング2
8が上死点から移動すると、エキスパンダピストン20
に作用するブレーキ油圧が直流モータ12のトルクに加
算されるように働くため、エキスパンダピストン20は
カムベアリング28を押圧して速やかに下降する。これ
によりエキスパンダピストン20から離間したカットバ
ルブ17がスプリング19の弾発力で閉弁するとともに
、出力油圧室21の容積が増加してキャリパシリンダC
cに伝達されるブレーキ油圧が減少する。
前輪Wrがロック状態に入ることが回避されると直流モ
ータ12に対する給電が停止され、駆動軸25がリター
ンスプリング30の弾発力で原位置に復帰してブレーキ
油圧は再び増加する。このようにして、直流モータ12
の起動・停止が繰り返されることによりブレーキ油圧が
制御され、前輪Wfがロック状態に入ることが防止され
る。このとき、ポテンショメータ31で検出される駆動
軸25の回転位置はエキスパンダピストン20の移動量
、すなわちキャリパシリンダCcに伝達されるブレーキ
油圧の大きさに対応しており、この信号が電子制御装置
34にフィードバックされることにより閉ループの制御
系が構成されて一層精密なアンチロック制御が可能とな
る0例えば、リターンスプリング30の弾発力を助勢す
る方向に直流モータ12を駆動したり減勢する方向にブ
レーキをかけたりして閉ループを構成した利点を最大限
に活用することも可能である。
ータ12に対する給電が停止され、駆動軸25がリター
ンスプリング30の弾発力で原位置に復帰してブレーキ
油圧は再び増加する。このようにして、直流モータ12
の起動・停止が繰り返されることによりブレーキ油圧が
制御され、前輪Wfがロック状態に入ることが防止され
る。このとき、ポテンショメータ31で検出される駆動
軸25の回転位置はエキスパンダピストン20の移動量
、すなわちキャリパシリンダCcに伝達されるブレーキ
油圧の大きさに対応しており、この信号が電子制御装置
34にフィードバックされることにより閉ループの制御
系が構成されて一層精密なアンチロック制御が可能とな
る0例えば、リターンスプリング30の弾発力を助勢す
る方向に直流モータ12を駆動したり減勢する方向にブ
レーキをかけたりして閉ループを構成した利点を最大限
に活用することも可能である。
第8図および第9図は本発明の第2実施例を示すもので
、第8図はそのモジュレータを用いたアンチロックブレ
ーキ装置の回路図、第9図はそのモジュレータの縦断面
図である。
、第8図はそのモジュレータを用いたアンチロックブレ
ーキ装置の回路図、第9図はそのモジュレータの縦断面
図である。
第8図に示すように、この実施例では後輪Wrは1個の
キャリパシリンダCcを、前輪Wfは2個のキャリパシ
リンダCcを備えており、後輪Wr側のモジュレータM
は先の実施例のものと同一であるが、前輪Wf側のモジ
ュレータM′はタンデム型とされている。そして、後輪
Wr側のモジュレータMにはブレーキペダル4によって
作動するマスタシリンダCmが圧力制御弁35を介して
接続し、前輪Wf側のモジュレータM′には前記ブレー
キペダル4によって作動するマスタシリンダCmが圧力
制御弁35を介して接続するとともにブレーキレバー2
によって作動するマスタシリンダCmが接続している。
キャリパシリンダCcを、前輪Wfは2個のキャリパシ
リンダCcを備えており、後輪Wr側のモジュレータM
は先の実施例のものと同一であるが、前輪Wf側のモジ
ュレータM′はタンデム型とされている。そして、後輪
Wr側のモジュレータMにはブレーキペダル4によって
作動するマスタシリンダCmが圧力制御弁35を介して
接続し、前輪Wf側のモジュレータM′には前記ブレー
キペダル4によって作動するマスタシリンダCmが圧力
制御弁35を介して接続するとともにブレーキレバー2
によって作動するマスタシリンダCmが接続している。
第9図に示すように、タンデム型のモジュレータM′は
前輪Wrに装着した一対のキャリパシリンダCcに対応
すべく、各一対の入カポ−)15と出力ポート22を備
えている。それぞれの入力ポート15と出力ポート22
間に介装されてブレーキ油圧をf制御するカットバルブ
17とエキスパンダピストン20も各一対ずつ設けられ
ており、各エキスパンダピストン20に当接する一対の
カムベアリング28も駆動軸25の延長された偏心ピン
27a上に併設されている。
前輪Wrに装着した一対のキャリパシリンダCcに対応
すべく、各一対の入カポ−)15と出力ポート22を備
えている。それぞれの入力ポート15と出力ポート22
間に介装されてブレーキ油圧をf制御するカットバルブ
17とエキスパンダピストン20も各一対ずつ設けられ
ており、各エキスパンダピストン20に当接する一対の
カムベアリング28も駆動軸25の延長された偏心ピン
27a上に併設されている。
この実施例のモジュレータM′によれば先の実施例のモ
ジュレータMと同一の作用効果を得ることが可能であり
、更に、ブレーキレバー2によって作動するマスタシリ
ンダCm、およびブレーキペダル4によって作動するマ
スタシリンダCmのいずれか一方が故障した場合にも前
輪Wfの制動力が確保される。
ジュレータMと同一の作用効果を得ることが可能であり
、更に、ブレーキレバー2によって作動するマスタシリ
ンダCm、およびブレーキペダル4によって作動するマ
スタシリンダCmのいずれか一方が故障した場合にも前
輪Wfの制動力が確保される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載さ
れた本発明を逸脱することな(、種々の小設計変更を行
うことが可能である。
施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載さ
れた本発明を逸脱することな(、種々の小設計変更を行
うことが可能である。
例えば、直流モータに代えて交流モータやステップモー
タ等の他の電気モータを用いることが可能である。また
、ポテンショメータ31に代えて他の適宜のエンコーダ
を用いることが可能である。
タ等の他の電気モータを用いることが可能である。また
、ポテンショメータ31に代えて他の適宜のエンコーダ
を用いることが可能である。
C0発明の効果
以上のように本発明によれば、モジュレータを電気モー
タによって駆動しているので、従来の油正駆動のモジュ
レータが必要としていた油圧ポンプやソレノイドバルブ
を含む制御油圧系を省略することが可能となり、その結
果、装置の小形化と部品点数の削減が可能となる。また
、通常制動時に駆動軸に設けた偏心部が上死点において
エキスパンダピストンを拘束するため、ブレーキ油圧に
よって電気モータに不要な負荷が加わることが防止され
る。しかも、アンチロック制御作動時に駆動軸が回転を
始めると、ブレーキ油圧が該駆動軸の回転を補助する方
向に作用するため、ブレーキ油圧が大きい時はど速やか
な減圧応答特性を得ることが可能になる。
タによって駆動しているので、従来の油正駆動のモジュ
レータが必要としていた油圧ポンプやソレノイドバルブ
を含む制御油圧系を省略することが可能となり、その結
果、装置の小形化と部品点数の削減が可能となる。また
、通常制動時に駆動軸に設けた偏心部が上死点において
エキスパンダピストンを拘束するため、ブレーキ油圧に
よって電気モータに不要な負荷が加わることが防止され
る。しかも、アンチロック制御作動時に駆動軸が回転を
始めると、ブレーキ油圧が該駆動軸の回転を補助する方
向に作用するため、ブレーキ油圧が大きい時はど速やか
な減圧応答特性を得ることが可能になる。
第1図〜第7図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図はそのモジュレータを搭載した自動二輪車の全体側
面図、第2図は第1図の■部拡大図、第3図は第2図の
■−■線断面図、第4図はモジュレータの縦断面を示す
第3図のIV−IV線断面図、第5図は第4図のV−V
線断面図、第6図は第4図のVl−Vl線断面図、第7
図は第4図の■−■線断面図、第8図および第9図は本
発明の第2実施例を示すもので、第8図はそのモジュレ
ータを用いたアンチロックブレーキ装置の回路図、第9
図はそのモジュレータの縦断面図である。 12・・・直流モータ(電気モータ)、16・・・人力
油圧室、17・・・カットパルプ、20・・・エキスパ
ンダピストン、21・・・出力油圧室、25・・・駆動
軸、28・・・カムベアリング(偏心部)、Cm・・・
マスタシリンダ
1図はそのモジュレータを搭載した自動二輪車の全体側
面図、第2図は第1図の■部拡大図、第3図は第2図の
■−■線断面図、第4図はモジュレータの縦断面を示す
第3図のIV−IV線断面図、第5図は第4図のV−V
線断面図、第6図は第4図のVl−Vl線断面図、第7
図は第4図の■−■線断面図、第8図および第9図は本
発明の第2実施例を示すもので、第8図はそのモジュレ
ータを用いたアンチロックブレーキ装置の回路図、第9
図はそのモジュレータの縦断面図である。 12・・・直流モータ(電気モータ)、16・・・人力
油圧室、17・・・カットパルプ、20・・・エキスパ
ンダピストン、21・・・出力油圧室、25・・・駆動
軸、28・・・カムベアリング(偏心部)、Cm・・・
マスタシリンダ
Claims (1)
- マスタシリンダ(Cm)に連通する入力油圧室(16)
と、車輪ブレーキに連通する出力油圧室(21)と、前
記両油圧室(16、21)間を連通・遮断するカットバ
ルブ(17)と、前記出力油圧室(21)に対面するよ
うに配設されて通常制動時に前記カットバルブ(17)
を開弁し、アンチロック制御作動時に前記カットバルブ
(17)を閉弁するとともに出力油圧室の容積を増大さ
せるエキスパンダピストン(20)とを備えたアンチロ
ックブレーキ用モジュレータにおいて、前記エキスパン
ダピストン(20)の背面に当接する偏心部(28)を
有する駆動軸(25)と、この駆動軸(25)を回転さ
せてエキスパンダピストン(20)を移動させる電気モ
ータ(12)とを設け、通常制動時に前記偏心部(28
)を上死点に位置させてエキスパンダピストン(20)
を拘束することを特徴とするアンチロックブレーキ用モ
ジュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24676189A JP2627452B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | アンチロックブレーキ用モジュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24676189A JP2627452B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | アンチロックブレーキ用モジュレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03109154A true JPH03109154A (ja) | 1991-05-09 |
| JP2627452B2 JP2627452B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=17153269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24676189A Expired - Fee Related JP2627452B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | アンチロックブレーキ用モジュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2627452B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009050961A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Bosch Corporation | ブレーキ液圧制御装置 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP24676189A patent/JP2627452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009050961A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Bosch Corporation | ブレーキ液圧制御装置 |
| JPWO2009050961A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2011-02-24 | ボッシュ株式会社 | ブレーキ液圧制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2627452B2 (ja) | 1997-07-09 |
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