JPH0311050A - スルホニウム化合物の合成方法 - Google Patents

スルホニウム化合物の合成方法

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JPH0311050A
JPH0311050A JP14301889A JP14301889A JPH0311050A JP H0311050 A JPH0311050 A JP H0311050A JP 14301889 A JP14301889 A JP 14301889A JP 14301889 A JP14301889 A JP 14301889A JP H0311050 A JPH0311050 A JP H0311050A
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JP
Japan
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general formula
iii
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JP14301889A
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Mutsuhiko Takeda
睦彦 武田
Isao Hagiwara
猪佐夫 萩原
Fumiya Arima
文哉 在間
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スルホニウム化合物の合成方法に関する。さ
らに詳細には本発明は、下記一般式(I)で表わされる
アルキルチオフェノール誘導体を一般式(TI)で示さ
れる硫酸ジアルキルによりスルホニウム化し、一般式(
I)で表わされるp−ジアルキルスルホニオフェノール
誘導体であるスルホニウム化合物の合成方法に関する。
一般式(I): 〔一般式(I)、(II)および(III)においてR
’およびR2は低級アルキル基であり、互いに同一ま一
般式(n)  :  (R”)2SO4一般式(■): 〔一般式(I)、(It)および(III)においてR
1およびR2は低級アルキル基であり、互いに同一また
は互いに異なってもよい。Xは水素原子、ハロゲン原子
または低級アルキル基である。また一般式(1)および
(III)においてRは、アリルオキシ基、9−フルオ
レニルメトキシ基または2.2.2−トリクロロエトキ
シ基のいずれかである。〕上記一般式(III)で表わ
されるスルホニウム化合物は、水溶液中でアルコキシカ
ルボニル化作用を示すので、ペプチド合成等の有機合成
化学分野において保護基としてアルコキシカルボニル基
を導入するための試薬として有用な化合物である。
[従来の技術およびその問題点] 従来、上記一般式(III)で表わされるスルホニウム
化合物を合成する方法としては、酸ハロゲン化物、すな
わちカルボニルハロゲニド化合物を塩基の存在下にp−
ジアルキルスルホニオフェノール・アルキル硫酸塩と反
応させるのが一般的である。たとえば特開昭63−83
65号公報には酸ハロゲン化物として酸クロリド、塩基
としてトリエチルアミンを用いた例が記載されている。
しかし、この方法では生成した上記一般式(III)の
スルホニウム化合物と副生物であるトリエチルアミンの
塩酸塩との分離精製に煩雑な操作が必要である。
因みに、トリエチルアミンの存在下でp−ジメチルスル
ホニオフェノール・メチル硫酸塩と9−フルオレニルメ
トキシカルボニルクロリドを反応させた場合、目的物で
ある9−フルオレニルメチル=p−ジメチルスルホニオ
フェニル=カルボナート・メチル硫酸塩の収率は40%
程度であり、その純度は80〜85%に過ぎない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記のような問題点を解決すべく下記一
般式(III)で表わされるスルホニウム化合物の合成
方法について鋭意研究を重ねた。その結果、下記一般式
(I)で表わされるアルキルチオフェノール誘導体と一
般式(II)で表わされる硫酸ジアルキルとを反応せし
めることにより、本発明のスルホニウム化合物を煩雑な
精製操作を必要とすることなく容易に合成する方法を見
い出し本発明を為した。
すなわち、本発明は下記一般式(III)で表わされる
スルホニウム化合物の簡便かつ工業的に有利な合成方法
に関する。
一般式(■)ニ 一般式(n)  :  (R’)2S04一般式(■)
: 〔一般式(I)、(II)および(I)においてR’お
よびR2は低級アルキル基であり、互いに同一または互
いに異なってもよい。Xは水素原子、ハロゲン原子また
は低級アルキル基である。また一般式(1)および(I
II)においてRは、アリルオキシ基、9−フルオレニ
ルメトキシ基または2.2.2トリフロロエトキシ基の
いずれかである。〕本発明において、上記一般式(1)
で表わされるアルキルチオフェノール誘導体の低級アル
キル基R1は炭素数1〜4のものが好ましく、特に好ま
しくはメチル基、エチル基である。また上記一般式(n
)で示される硫酸ジアルキルとしては、R2が炭素数1
〜4の低級アルキル基のものが好ましく、特に入手が容
易なメチル基、エチル基のものが好適である。
Xは一般式(III)で示されるスルホニウム化合物の
溶解性およびアルコキシカルボニル化反応性などにより
適宜選択されるが、一般には水素原子であることが好ま
しい。Xがアルキル基である場合は炭素数1〜4の低級
アルキル基が好ましい。
本発明の方法は、上記一般式(1)で表わされるアルキ
ルチオフェノール誘導体と一般式(n)で表わされる硫
酸ジアルキルとを反応させ、アルキルチオ基をスルホニ
ウム化することにより一般式(I[I)で表わされるス
ルホニウム化合物を合成することである。
本発明方法の特徴の一つとしては、目的生成物との分離
が困難な副生物の生成がないので煩雑な精製操作が不要
であり、極めて経済的な方法であることが挙げられる。
本発明の方法は、一般式(I)で示されるアルキルチオ
フェノール誘導体(以下、MSP化合物と略す)と硫酸
ジアルキルとを溶媒の存在下または不存在下において加
熱攪拌することにより実施される。本発明を実施するに
際して、反応原料の添加順序には格別制限はなく、例え
ば、硫酸ジアルキルを加熱したMSP化合物の溶液に添
加することもできる。本発明の方法においてMSP化合
物に対する硫酸ジアルキルの量は、1倍モル以上用いれ
ば特に問題はないが、反応速度の関係から5〜15倍モ
ルが好ましく、8〜12倍モルが好適である。 反応温
度は、高いほど反応が速く完結するが、あまり高温では
硫酸ジアルキルが分解するので、一般には、0〜150
℃の範囲でよいが、好ましくは40〜120℃の範囲で
ある。なお、反応の終了は逆相の高速液体クロマトグラ
フィーによるMSP化合物の消失により判断できる。
本発明に使用される溶媒としては、MSP化合物もしく
は硫酸ジアルキルと反応しない溶媒であれば特に制限は
ない。たとえば、アセトニトリル等の非プロトン性極性
溶媒、酢酸エチル等のエステル類、ジオキサン等のエー
テル類、トルエン等の芳香族炭化水素が使用できる。好
ましくは非プロトン性極性溶媒であり、アセトニトリル
は特に好ましい溶媒の一つである。もちろん二種以上の
溶媒を混合して用いることも差しつかえない。
本発明で使用する溶媒量は、溶媒の種類またはMSP化
合物の種類によって異なるが、−船釣にはMSP化合物
1モルに対して0.1〜IOAであり、0゜5〜31が
好適である。さらにまた、MSP化合物と硫酸ジアルキ
ルの量比によっては、溶媒を使用することなく反応させ
ることもできる。
反応終了後、反応液に貧溶媒としてジエチルエーテル、
酢酸エチル、トルエンまたは四塩化炭素等を加えること
で容易に目的物を単離できる。
このようにして得られるスルホニウム化合物はトリエチ
ルアミン塩酸塩等の副生物を含んでおらず煩雑な精製操
作を特に必要としない。
[実施例] 次に、本発明の方法を実施例により更に具体的に説明す
る。
実施例 1 9−フルオレニルメチルニル−メチルチオフェニル:カ
ルボナート1.81g (5,0mmo 1)、硫酸ジ
メチル0.70g (5,5mmo 1 )、アセトニ
トリル5rrLlをこの順で反応器に加え、60℃にて
29時間撹拌下に反応させた。この反応液を室温まで冷
却し、貧溶媒として酢酸エチルを加えてスルホニウム化
生成物を結晶化させた。生成物は、高速液体クロマトグ
ラフィーおよびNMRの分析の結果 はぼ純粋な9−フ
ルオレニルメチルニル−ジメチルスルホニオフェニル;
カルボナート・メチル硫酸塩であり、その収量は、2.
22g(収率91%)であった。
融点  =117〜122℃ ’H−NMR: δ= 3.42  (6H,s、  
”5)Jez)(CDC13)     3.65  
(3H,s、  MeSO4−)4.16〜4.62 (3)1.  +11. −CH2−and  −CH
<)7.16〜8.20  (12H,m、  Aro
matic)1760cm−’ (C=0) I R(KBr)  : 元素分析値: C:理論値59.00%、  実測値58.63%H:
理論値 4.95%、  実測値 4.90%比較例 p−ジメチルスルホニオフェノール・メチル硫酸塩12
.34g (46,3mmo 1)、トリエチルアミン
5.13g (50,7mmol)に乾燥アセトニトリ
ル180m1を加えたスラリー状の混合物を水冷下に攪
拌し、この混合物にアセトニトリル30dに溶解した9
−フルオレニルメトキシカルボニルクロリド13.20
g (51,Ommol)を滴下して加えた。0℃で2
時間攪拌した後、トリエチルアミン塩酸塩である白色固
体を濾別した。
この固体を少量のアセトニ) IJルで洗浄し、この洗
液と先の濾液を混合した。この液を減圧下に濃縮した後
、貧溶媒として酢酸エチルを加えて生成物を結晶化させ
た。得られた生成物はトリエチルアミンの塩酸塩を含ん
でいるのでアセトニ) IJルに再溶解し酢酸エチルを
加えて再度結晶化させた。
最終的に得られた生成物は、純度84%の9−フルオレ
ニルメチル:p−ジメチルスルホニオフェニル:カルボ
ナート・メチル硫酸塩であった。その収量は9.95g
であり、収率は44%に過ぎなかった。
実施例 2 9−フルオレニルメチル=p−メチルチオフェニルカル
ボナー) 1.81g(5,0mmol)、硫酸ジメチ
ル6.31g(50mmol) 、アセトニトリル5m
1.をこの順で反応容器に加え、60℃にて4時間撹拌
下反応させた。
この反応液を室温まで冷却し、貧溶媒として酢酸エチル
を加えてスルホニウム化生成物を結晶化させた。生成物
は、高速液体クロマトグラフィーおよびNMRの分析の
結果純粋な9−フルオレニルメチル=p−ジメチルスル
ホニオフェニル=カルボナート・メチル硫酸塩であり、
その収量は、2.30g(収率94%)であった。
実施例 3〜9 表1に示される溶媒を用い実施例2と同様な操作で反応
させた。反応終了後、貧溶媒として酢酸エチルを加えて
スルホニウム化生成物を結晶化させた。結果を表1に示
す。なお、生成物は、高速液体クロマトグラフィーおよ
びNMRの分析の結果純粋す9−フルオレニルメチル:
p−ジメチルスルホニオフェニル った。
なお、実施例9では、9−フルオレニルメチル=pメチ
ルチオフェニル=カルボナートと硫酸ジメチルのモル比
は1:2であり、他の実施例2〜8では1:10とした
実施例 10 水溶液中でのN−(9−フルオレニルメトキシカルボニ
ル)グリシンの合成 グリシン0. 38g (5. 06mmoりを10%
炭酸ナトリウム水溶液13.5dに加えて、室温で攪拌
して溶解させた。この溶液に実施例2〜4で合成した9
−フルオレニルメチル=pージメチルスルホニオフェニ
ル=カルボナート・メチル硫酸塩2. 95g (6.
 04+nm。
1)を水13. 5rrLlに溶解した溶液を水冷下に
おいて滴下して加えた。滴下終了後、室温において3時
間攪拌した。反応終了後、反応液に水500 dを加え
てエーテル75−で2回洗浄した。この水層を氷冷した
後、塩酸を加えて水層のpH値を1〜2に調整した。析
出した不溶物を酢酸エチル150 rrLlで3回抽出
することで集めた。この有機層を合わせ、水100 r
ILlで洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで有機層を
乾燥した。乾燥後、乾燥剤を濾別し、酢酸エチルを減圧
下において留去した。残渣にエーテルを加えると、目的
生成物であるN−(9−フルオレニルメトキシカルボニ
ル)グリシンが白色結晶として得られた。
収量 145g (4.88mmol,  収率96%
)融点:172〜174℃(文献値174〜175℃)
実施例 11 9−フルオレニルメチル:p−メチルチオフェニルニ:
カルボナー) 1. 81g (5, Ommo 1)
に硫酸ジエチル7、71g(50mmol)加えて、1
00℃にて8時間撹拌下に反応させた。この反応液を室
温まで冷却し、貧溶媒としてエーテルを加えて油状のス
ルホニウム化生底′物を析出させた。この油状物をエー
テルで3回洗浄し、減圧乾燥した。
生成物は、高速液体クロマトグラフィーおよびNMRの
分析の結果、はぼ純粋な9−フルオレニルメチル= p
−(S−エチル=Sーメチル)スルホニオフェニル=カ
ルボナート・エチル硫酸塩であり、その収量は、2.3
0g  (収率89%)であった。
’H−NMR:  δ=0.94〜1.32 (6H,
m、 CH3CN−S”(ΩMSO−d6)     
      !U3CH25O,−)3、33 (3H
,s、  CHa−3” )3.40〜3.90 (4
H,m、  CH3CH2−5”CH3山SO,−) 4、20〜4.86  (38,m、  >CI−、C
H2−0)7.16〜8.32  (12H,m、  
Aromatic)I R(KBr法)  : 176
0c+++−’ (C=0)元素分析値: C:理論値 60.45%、 実測値 60.40%H
二理論値 5.46%、 実測値 5.51%実施例 
12 アリル=p−メチルチオフェニル=カルボナート2、2
4g (10,Ommo I)に硫酸ジメチル12.6
1g (100mmo I)を加えて、100℃にて3
時間撹拌下に反応させた。この反応液を室温まで冷却し
、貧溶媒としてエーテルを加えて冷蔵庫に放置すること
によりスルホニウム化生成物を結晶化させた。
生成物は、高速液体クロマトグラフィーおよびNMRの
分析の結果、はぼ純粋なアリル=p−ジメチルスルホニ
オフェニル=カルボナート・メチル硫酸塩であり、その
収量は、3.15g  (収率 9o%)であらた。
融点:82〜86℃ 11−NMR:δ= 3.35 (6H,s、 +SM
e2)(DMSO−cf、)  3.62 (3N、 
s、 MeSO,−)4.69 (2H,d、 J=6
Hz、 C)12=cH−CJl、−0)5、20〜5
.52 (2H,m、 CH−=CH−CH2−0)5
、72〜6.20 (IH,m、 CH2:=CH−(
1’H2−0)?、42.8.10 (41() (each d、 J=10Hz、 −(IGs)I 
R(KBr法)  : 1760cm−’ (C=0)
元素分析値: C:理論値 44.56%、 実測値 44.18%H
:理論値 5.18%、 実測値 4.93%実施例 
13 2、2.2〜トリクロロエチル=p−メチルチオフェニ
ル:カルボナート3.16g (10mmo l) ニ
硫H’、’ メfル12.61g (100mmol)
を加えテ100℃テ3時間撹拌し反応させた。この反応
液を室温まで冷却し、貧溶媒としてエーテルを加え、冷
蔵庫に放置することによりスルホニウム化生成物を結晶
化させた。
生成物は2.2.2−トリクロロエチル=p−ジメチル
スルホニオフェニル=カルボナート・メチル硫酸塩であ
り、収率は4.20g (収率95%)であった。
融点:126〜131℃ ’H−NMR:δ= 3.39 (6FI、 s、 ”
SMe2)(DMSO−d6J  3.48 (3H,
s、 MeSD、−)5.13 (2H,s、 CA3
CH−0)7.73. 8.27  (4H) (each d、 J=10Hz、 −0GS)r R
(KBr法)  : 1780cm−’(C=O)元素
分析値: C:理論値 32.83%、 実測値 32.55%H
:理論値 3.42%、 実測値 3.49%[発明の
効果] 本発明の方法によれば、アルキルチオフェノール誘導体
と硫酸ジアルキルとの反応液に貧溶媒を添加することに
より容易に目的物であるスルホニウム化生成物を得るこ
とができる。また、本発明の方法で得られた生成物は、
極めて純度が高いので従来法のような煩雑な精製操作が
必要でない。
その結果、工程が簡略化され溶媒コストが大幅に低減さ
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I )で示されるアルキルチオフェノール誘導
    体と一般式(II)で示される硫酸ジアルキルとを反応さ
    せることを特徴とする一般式(III)で示されるスルホ
    ニウム化合物の合成方法。 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II):▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔一般式( I )、(II)および(III)においてR^1
    およびR^2は低級アルキル基であり、互いに同一また
    は互いに異なってもよい。Xは水素原子、ハロゲン原子
    または低級アルキル基である。また一般式( I )およ
    び(III)においてRは、アリルオキシ基、9−フルオ
    レニルメトキシ基または2,2,2−トリクロロエトキ
    シ基のいずれかである。〕
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