JPH0311312B2 - - Google Patents

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JPH0311312B2
JPH0311312B2 JP57179972A JP17997282A JPH0311312B2 JP H0311312 B2 JPH0311312 B2 JP H0311312B2 JP 57179972 A JP57179972 A JP 57179972A JP 17997282 A JP17997282 A JP 17997282A JP H0311312 B2 JPH0311312 B2 JP H0311312B2
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JP
Japan
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temperature
composition
mica
properties
binder
Prior art date
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JP57179972A
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JPS5971362A (ja
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Akira Mogi
Kaoru Kimura
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、各種基材表面を塗料のごとくコーテ
イングしたり、各種材料間にはさんで二つの物体
を接着したり、あるいは成形物を形成することの
できる硬化用組成物に関するものであり、低い硬
化温度で加熱硬化することができ、また低い焼結
温度で焼結してセラミツクス化でき、機械的性
質、電気的性質、熱的性質のすぐれた硬化用組成
物に関するものである。 セラミツクスは、すぐれた特性により広く産業
界で賞用されているが、粒子同士の焼結のため
に、成型過程または成型後に1000℃以上の高温に
よる焼結を必要とし、製品のコストに占めるエネ
ルギーのウエイトが極めて大きい。焼成温度を低
下させることがコストを軽減することになるた
め、セラミツクス粒子の粒子径、粒度分布などに
多くの検討がなされているが充分ではない。 本発明の硬化用組成物は、600〜800℃の低い焼
結温度で焼結し、セラミツクスが得られるばかり
か、100〜200℃の低い硬化温度で加熱乾燥するだ
けで硬化物を与え、該硬化物は充分実用に耐える
強度、物性を有するものであり、室温から1000℃
以上の広い温度範囲で使用することのできる硬化
用組成物である。焼結前のセラミツクス化してい
ない生の状態で良好な物性を有するため、焼結は
使用時の加熱で充分であり、特に高温での焼結を
必要としないため、省エネルギーの硬化用組成物
である。 即ち、本発明は、硬化性有機シリコーン樹脂と
第族金属のアルコキサイドの縮合反応による結
合剤及び雲母化合物からなる硬化用組成物であ
る。 セラミツクス化可能なシリコーン組成物として
特定の有機シリコーン化合物とフユームドシリカ
などを含有する組成物は公知であるが、本発明の
硬化用組成物は1液性で100〜150℃の低い硬化温
度で加熱硬化が可能であり、また使用時の600〜
800℃での加熱によりセラミツクス化し、1000℃
以上に耐えるという有利な特徴を有している。 本発明において使用することのできる硬化性有
機シリコーン樹脂は、塗料ビヒクルとして使用で
きるもの、あるいは成型可能なものであればいず
れも使用することができるが、最も好ましいもの
としてシリコーンワニスと称されるシリコーン化
合物があげられる。シロキサン結合の有機側鎖は
メチル、エチル、フエニル等が良く、ストレート
シリコーンのみならず、アクリル、エポキシ、ア
ルキツドなどで変性されたシリコーン化合物も使
用できる。第族金属アルコキサイドとの縮合反
応により、3次元化してゲル化したり、溶剤不溶
化にならないことが必要である。 これら有機シリコーン樹脂と反応させることの
できる第族金属アルコキシドは、金属として珪
素、ゲルマニウム、スズ、鉛、チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウムなどの第族金属が使用でき、
有機基としてはメトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、ブトキシ、ペントキシなどのアルコキシ基が
使用できる。第族金属の4価のすべてがアルコ
キシ基である必要はなく、一部が他の置換基でお
きかえられていても良い。また、アルコキサイド
モノマーが2個以上縮合したテトラマー、オリゴ
マー、ポリマーも使用できる。最も良好なアルコ
キサイドは、テトラn−ブチルチタネート、テト
ラn−ブチルチタネートの部分縮合物、テトラエ
チルチタネート、テトラエチルシリケート、テト
ラエチルシリケートの部分縮合物、テトラエチル
ジルコネートなどがあげられる。 有機シリコーン樹脂と第族金属アルコキサイ
ドの縮合反応における反応温度は特に制限されな
いが、一般的には室温ないしは100℃の範囲で単
に攪拌することによつてなされる。この際、有機
溶剤を使用することもできる。有機溶剤として
は、有機シリコーン樹脂を溶解するものであれば
よく、例えばベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、エス
テル類、ケトン類、アルコール類などがあげられ
る。混合と同時に反応液は一旦ゲル化することが
あるが、溶剤を含有した状態で更に攪拌を続けて
反応させることにより、生成するアルコールに縮
合反応物が溶解し、次第に均一な結合剤溶液とな
る。有機シリコーン樹脂とアルコキサイドの反応
比はSi/Mの原子比で0.1〜200が好ましく、1〜
50が更に好ましい。この原子比が200より大きく
なると乾燥時の低温硬化性が低下しやすくし、乾
燥温度を250℃以上の高温で加熱乾燥することも
必要となる。一方、原子比が0.1より小さい場合
は組成物の強度、密着性、成膜性が低下しやす
く、塗膜のクラツク、接着力の低下、電気絶縁性
の低下などの問題を生じやすい。この点において
Si/Mの原子比は本発明において重要である。 セラミツクス化の目的で骨材として用いる雲母
化合物は、天然鉱物または人工的に製造される合
成雲母化合物などがあげられ、化学組成により多
くの種類のものが知られておりこれらがすべて使
用できる。天然産の雲母としては、金雲母、絹雲
母、白雲母、黒雲母、鱗雲母、ソーダ雲母などが
あり、合成雲母としては、フツ素金雲母、フツ素
四珪素雲母、テニオライトなどの1種又は2種以
上が使用される。 雲母化合物の一般式は次のように表わされる。 X0.3〜1.0Y2〜3Z4O10(OH)2又はX0.3〜1.0
Y2〜3Z4O10F2 ただし、Xは配位数12のカチオン、Yは配位数
6のカチオン、Zは配位数4のカチオンを示す。
またX,Y,Zは次のものの1種又は2種以上で
ある。 X:Na+、K+、Li+、Ca2+、Ba2+、Rb2+
Sr2+等 Y:Mg2+、Fe2+、Ni2+、Mn2+、Al3+、Fe3+
Li+等 Z:(Al3+、Si4+)、Si4+、Ge4+、Al3+、Fe3+
B3+等 また代表的な雲母化合物の化学式は次のようで
ある。 天然系: 白雲母 KAl2(AlSi3O10)(OH)2 ソーダ雲母 NaAl2(AlSi3O10)(OH)2 金雲母 KMg3(AlSi3O10)(OH)2 黒雲母 K〔Mg3K(Mg,Fe)3AlSi3O10
(OH)2 リン雲母 KLi2Al(Si4O10)(OH)2 セリサイト K0.5〜1(Al,Fe2+,Fe3+,Mg)2(Si,Al)4O10
(OH)2・H2O 合成系 フツ素金雲母 KMg3(AlSi3O10)F2 カリ四珪素雲母 KMg2.5(Si4O10)F2 テニオライト (Na,K)Mg2Li(Si4O10)F2 ヘクトライト (Na,Li)Mg22/3Lil/3
(Si4O10)F2 いずれの雲母化合物も本発明の硬化用組成物に
使用することができるが、耐熱性の点では分子式
中の(OH)oをフツ素で置換したフツ素系雲母が
好ましい。雲母化合物の粒子径は特に制限されな
いが、低温焼結を行なうためには250μm以下が
好ましく、100μm以下がさらに好ましい。 本発明の組成物は、上記の組成でも低温乾燥
性、低温焼結性は充分な性質を有するが、更に平
均粒径1μm以下の微細な酸化アルミニウムを上
記組成物に配合することにより、絶縁破壊などの
電気的性質を著しく向上させることができる。酸
化アルミニウムはα−アルミナが好ましく、平均
粒子径が1μm以下であることが必要で、特に好
ましくは、最大粒子径が1μm以下で、かつ平均
粒子径が0.01〜0.1μmの範囲に入るものが良い。
1μmを越える粒子径を有する酸化アルミニウム
は、電気的性質を向上させる効果はほとんどな
い。酸化アルミニウムの含有量は、酸化アルミニ
ウムを含む全組成物に対して0.1〜30wt%が好ま
しく、1〜20wt%がさらに好ましい。含有量が
0.1wt%未満であれば電気的性質の向上に殆んど
寄与することができず、逆に30wt%を越えると
低温焼結性が低下する。 以上の骨材の他に、必要に応じ、シリカ、ジル
コニア、ジルコン、酸化チタン、酸化クロムなど
のような耐熱性酸化物粉末や炭化珪素、窒化珪
素、窒化硼素、窒化アルミニウム、窒化チタンな
どのような炭化物、窒化物の粉末、あるいはガラ
ス粉末、ガラスフレーク、低融点ガラスフリツト
またはセラミツクス繊維、セラミツクウイスカー
など、更には分散安定剤などの補助剤を含有する
ことも可能である。 結合剤と骨材の配合比は特に制限されないが、
結合剤(固型分)/骨材の重量比で5/95〜70/
30の範囲が好ましく、10/90〜50/50が最適であ
る。結合剤がこの範囲より少ない場合は密着性、
成膜性、電気的性質が低下し、焼結前の生の状態
での物性が低下しやすい。逆にこの範囲より大き
な場合は耐熱性や焼結時の寸法安定性などが低下
しやすい。 組成物の粘度を作業しやすい状態に調整するた
めに、結合剤を溶解することのできる有機溶剤を
含有しても差しつかえない。有機溶剤としては、
前記縮合反応で用いる有機溶剤が使用できる。 組成物の混練は充分な混練能力があり、凝集し
ている骨材を充分に解きほぐすことのできるもの
であれば制限されない。例えばボールミル、コロ
イドミル、三本ロールなどで混練が可能である。 本発明の硬化用組成物は、600〜800℃の低い焼
結温度で焼結することによりセラミツクスが得ら
れ、該セラミツクスは1000℃以上の高温に耐える
ほか、100〜200℃の加熱により硬化して硬化物を
与え、該硬化物は実用に耐える強度、密着性、成
膜性、電気絶縁性を有しており、耐熱塗料、耐熱
接着剤、耐熱ポツテイング剤又は各種成形物など
広範囲な用途において有用である。 以下に実施例をあげて本発明を更に具体的に説
明する。 なお、実施例において、接着強さはJIS K
6850にもとづく引張せん断接着強さであり、被着
材は炭素鋼(SS−41)である。絶縁破壊の強さ
は、SUS304基材上に100±20μmのコーテイング
を施こし、200℃30分加熱硬化後の絶縁破壊電圧
より算出した。 実施例 1 有機シリコーン樹脂(信越化学(株)製KR−271
固型分50%)100部に、テトラブチルチタネー
トテトラマー30部を攪拌機付フラスコで、40±5
℃で48時間反応させた。反応は混合時に一旦ゲル
化したが、攪拌を続けることにより均一な溶液が
得られた。固型分を約40%となるようにキシレン
を溶剤として希釈し、結合剤とした。 次に、この結合剤100部に対してフツ素系合成
雲母粉末(250meshパス)を80部加えて、3本ロ
ールで混練した。結合剤(固形分)/骨材の重量
比は33/67であつた。得られた組成物を脱脂され
た炭素鋼板上にバーコーターで100μmの膜厚に
コーテイングし、10分間室温で放置後、100℃で
60分加熱したところ塗膜は完全に硬化しており、
表面タツクは認められなかつた。 引張せん断接着強さは、炭素鋼で35Kgf/cm2
アルミニウムで30Kgf/cm2を示し、強力な接着強
度を示した。 500℃で1時間加熱後の引張せん断接着強さは、
炭素鋼で31Kgf/cm2ですぐれた耐熱接着強度を保
持している。 体積固有抵抗は1012Ω-cm以上、絶縁破壊の強さ
は20KV/mmであつた。600℃の加熱によりセラ
ミツクス化が進行し、コーテイング表面のビツカ
ース硬さHv(10)は200℃の40から150に変化し、更
に1000℃で1時間加熱後も硬さの変化はなく、
1200℃で雲母の溶融を生じた。 実施例 2〜5及び比較例1〜2 表−1に示す各種のセラミツクス化可能な組成
物を製造した。実施例2〜5ではいずれも良好な
セラミツクス組成物が得られたが、比較例1では
第族金属アルコキサイドのアルミニウムイソプ
ロポキシドであり、結合剤の架橋ゲル化を生じて
均一な結合剤を得ることができなかつた。 比較例2のように第族金属アルコキサイドを
使用しない場合は、加熱硬化性が250℃以上と高
く、接着強さも低い結果であつた。
【表】
【表】
【表】 実施例 6〜9 表−2に示す各種のセラミツクス組成物を製造
した。微細な酸化アルミニウム粉末(最大粒子径
1μm以下)を用いることにより絶縁破壊の強さ
が著しく向上することが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬化性有機シリコーン樹脂と第族金属のア
    ルコキサイドの縮合反応による結合剤及び雲母化
    合物からなる硬化用組成物。
JP57179972A 1982-10-15 1982-10-15 硬化用組成物 Granted JPS5971362A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57179972A JPS5971362A (ja) 1982-10-15 1982-10-15 硬化用組成物

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JP57179972A JPS5971362A (ja) 1982-10-15 1982-10-15 硬化用組成物

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JPS5971362A JPS5971362A (ja) 1984-04-23
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