JPH03114127A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JPH03114127A
JPH03114127A JP2107091A JP10709190A JPH03114127A JP H03114127 A JPH03114127 A JP H03114127A JP 2107091 A JP2107091 A JP 2107091A JP 10709190 A JP10709190 A JP 10709190A JP H03114127 A JPH03114127 A JP H03114127A
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beam current
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ion
signal
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Tsukasa Nogami
野上 司
Kazuhiro Nishikawa
和宏 西川
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3171Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation
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    • H01J37/304Controlling tubes by information coming from the objects or from the beam, e.g. correction signals

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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、イオンビームを静電的に走査すると共に、
ターゲットをそれと実質的に直交する方向に機械的に走
査する、いわゆるハイブリッドスキャン方式のイオン注
入装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のイオン注入装置の従来例を第5図に示す。
このイオン注入装置においては、イオン源から引き出さ
れ、かつ必要に応じて質量分析、加速、整形等が行われ
たイオンビーム2を、走査電源212から走査電圧が供
給される一組の走査電極204によってX方向(例えば
水平方向。以下同じ)に静電的に走査して、X方向に広
がる面状のビームになるようにしている。
走査電源212は、所定周波数の三角波信号を発生する
発振器212aと、それからの信号を昇圧して互いに逆
極性の走査電圧■Xおよび一■Xをそれぞれ出力する高
圧増幅器212bおよび212cとを備えている。
一方、ターゲット(例えばウェーハ)4をホルダ8によ
ってイオンビーム2の照射領域内に保持すると共に、そ
れらを駆動装置210によって前記X方向と実質的に直
交するX方向(例えば垂直方向。以下同じ)に機械的に
走査し、これとイオンビーム2の前記走査との協働によ
ってターゲット4の全面に均一にイオン注入を行うよう
にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようなイオン注入装置において、そのイオンビー
ム2の軌道は次のような条件で変化する。
■ イオンビーム2自体の特性(例えばそのエネルギー
、発散角、エミツタンス、密度、イオンの種類等) ■ 走査電極204の機械的特性(例えばその平行度、
ねじれ角、イオンビーム2に対する位置等) ■ 走査電極204の電気的特性(例えばそれに印加す
る走査電圧の大きさ、周波数等)■ その他、イオンビ
ーム2の軌道周辺の状態上記条件の内、■および■の条
件はイオン注入装置固有のものであり、注入条件ごとに
変化するようなことはないが、■および■の条件は注入
条件によって変化する。しかも各条件は単独ではなく、
それぞれが関連しあってイオンビーム2の軌道が変化す
る。
この軌道の変化が、ターゲット4の表面を走査するビー
ム軌道の全域で均等に起これば特に問題はないが、一部
の軌道のみが変化した場合、ターゲット4上でのイオン
ビーム2の走査速度が特定の部分でのみ変化し、それが
ターゲット4に対する注入均一性に悪影響を及ぼす。
その場合でも、注入均一性は通常は1%程度以下にする
ことができるが、近年は、ターゲット4の表面に形成す
る半導体素子がより高密度化およびより高性能化する傾
向にあり、そのため従来以上の均一性を要求されるよう
になって来ている。
そこでこの発明は、ターゲットに対する注入均一性をよ
り向上させることができるイオン注入装置を提供するこ
とを主たる目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明のイオン注入装置は
、外部から与えられる波形データに基づいて当該波形デ
ータに応じた波形の信号を発生する信号発生器およびそ
れからの信号を増幅して前記走査電極に供給する走査電
圧を出力する増幅器を含む走査電源と、イオンビームを
受けてそのビーム電流をそれぞれ計測する多数の互いに
同一面積のファラデーカップをX方向に並べたものを含
む多点モニタと、この多点モニタを走査されたイオンビ
ームの照射領域内に出し入れするモニタ駆動装置と、前
記多点モニタの各ファラデーカンプによって計測したビ
ーム電流に基づいて各ファラデーカップに入射されたビ
ーム電流量の分布を求め、かつこのビーム電流量の分布
が均一化するような前記波形データを作りそれを前記走
査電源の信号発生器に与える制御装置とを備えることを
特徴とする。
また、上記制御装置の代わりに、前記多点モニタの各フ
ァラデーカップによって計測したビーム電流に基づいて
各ファラデーカップに入射されたビーム電流量の分布を
求め、かつこのビーム電流量の分布を、ターゲット上で
のイオン注入量の分布に対応するように、両分布間の予
め求められた関係に基づいて補正し、そしてこの補正さ
れたビーム電流量の分布が均一化するような前記波形デ
ータを作りそれを前記走査電源の信号発生器に与える制
御装置を設けても良い。
〔作用〕
多点モニタをイオンビームの照射領域内に入れてイオン
ビームを走査すると、各ファラデーカップによってその
場所のビーム電流が計測され、それに基づいて各ファラ
デーカップに入射されたビーム電流量(電荷量)の分布
が制御装置において求められる。そして同制御装置は、
このビーム電流量の分布が均一化するような波形データ
を作る。
走査電源における信号発生器は、この波形データに応じ
た波形の信号を発生し、これが増幅されて走査電圧とし
て走査電極に供給される。
その結果、従来のように単なる三角波の走査電圧を用い
る場合に比べて、ターゲットに対する注入均一性が向上
する。
また、多点モニタ上でのビーム電流量の分布をターゲッ
ト上でのイオン注入量の分布に対応するように補正する
制御装置を用いると、多点モニタとターゲットとの間の
条件の差を解消することができるので、ターゲットに対
する注入均一性が更に向上する。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例に係るイオン注入装置を
部分的に示す図である。第5図の例と同等部分には同一
符号を付し、以下においては従来例との相違点を主に説
明する。
この実施例においては、走査電極204に走査電圧を供
給する走査電源222を、次のような構成にしている。
即ちこの走査電源222は、外部から与えられる波形デ
ータ(より具体的には後述する制御装置228から与え
られる波形データDS)に基づいて当該波形データに応
じた波形の走査信号VSを発生する任意波形発生器22
2aと、それからの走査信号■Sを昇圧して互いに逆極
性の走査電圧■Xおよび=■Xをそれぞれ出力する高圧
増幅器222bおよび222Cとを備えている。
任意波形発生器222aは、プログラム設定することに
よって、あるいは外部から入力される波形データに基づ
いて、任意波形の信号を発生することができるものであ
り、公知のものである。
更にこの実施例のイオン注入装置は、走査されたイオン
ビーム2の各点におけるビーム電流の分布を計測する多
点モニタ224、それをイオンビーム2の照射領域内に
計測のために入れたり、ターゲット4に対するイオン注
入の邪魔にならないように出したりするモニタ駆動装置
226および前述した波形データDSを作ってそれを走
査電源222に与える等の機能を有する制御装置228
を備えている。
多点モニタ224は、例えば第2図に示すように、イオ
ンビーム2を受けてそのビーム電流をそれぞれ計測する
多数の互いに同一面積のファラデーカップ224CをX
方向に一列に並べたものと、その前方に設けられていて
各ファラデーカップ224cに対応する位置に開口部を
有するサプレッサ224bと、その前方に設けられてい
て各ファラデーカップ224Cに対応する位置に開口部
を有するマスク224aとを備えている。224dおよ
び224eは支持碍子である。
制御装置228は、例えば第2図に示すように、多点モ
ニタ224の各ファラデーカップ224Cから与えられ
るビーム電流■を周波数信号に変換する電流/周波数変
換器228bと、それから出力される周波数信号の周波
数をカウントしてビーム電流■をディジタル化して制御
回路228dに与えるカウンタ228cと、制御回路2
28dからの指令に基づいて多点モニタ224の各ファ
ラデーカップ224Cを択一的に切り換えて電流/周波
数変換器228bに接続する多数のスイッチ228aと
、上記のようにして入力されるデータに基づいて各ファ
ラデーカップ224Cに入射されたビーム電流!(電荷
量)の分布を求め、かつこのビーム電流量の分布が均一
化するような波形データDSを作る制御回路228dと
を備えている。制御回路228dはこの例ではマイクロ
コンピュータを含んでいる。
走査電圧波形を補正する手順の例を示すと、次の通りで
ある。
■ モニタ駆動装置226によって多点モニタ224を
駆動してそれをイオンビーム2の照射領域内に入れる。
■ そしてまず、任意波形発生器222aから例えば第
3図中に実線で示すような三角波の走査信号■Sを出力
させてイオンビーム2の走査を行い、そのときに多点モ
ニタ224の各ファラデーカップ224Cに入射される
ビーム電流量を制御回路228dにおいて順次求める。
即ち、測定しようとするファラデーカップ224cに対
応するスイッチ228aを一つだけオンにしておいてそ
のファラデーカップ224Cに入射するビーム電流Iを
測定し、それに基づいてイオンビーム2の単位走査(例
えば片道1回の走査あるいは往復1走査等)当りのビー
ム電流量を積算する。そしてこれを各ファラデーカップ
224Cに対して順次行う。
■ 次いで制御回路228dは、上記のようにして測定
したデータを元に、各ファラデーカップ224Cに入射
されたビーム電流量の分布を求め、かつこの分布が均一
化するような波形データDSを算出する。
この場合、各ファラデーカップ224Cの面積は互いに
等しいので、測定された各ファラデーカップ224Cご
とのビーム電流量はターゲット4に対する単位面積当り
のイオン注入量に比例している。従って制御回路228
dは、ビーム電流量が多い部分ではイオンビーム2の走
査速度が高(なり、ビーム電流量が少ない部分ではイオ
ンビーム2の走査速度が低くなるような波形データDS
を作る。
例えば、走査信号VSが第3図に実線で示すような三角
波のとき、n番目のファラデーカップ224cに入射す
るビーム電流量だけが他の部分に比べて少ない場合を仮
定する。点ab間にイオンビーム2がn番目のファラデ
ーカップ224Cに入射しており、その間の時間をTn
とする。
制御回路228dは、当該ファラデーカップ224cに
入射するビーム電流量(=ビーム電流×時間)が他の部
分と等しくなる時間Tn’  (この場合はTn’ >
Tn )を当該ファラデーカップ224cに流れるビー
ム電流を用いて算出する。このとき、時間Tn後と時間
Tn′後とでは走査信号vSの大きさは同じにならなけ
ればならないから(つまり走査幅は同じであるから)、
b′点の位置が決まり、第3図中に破線で示すように、
8点とb′点とを結んだものが補正後の波形になる。
b′点以降の波形は、この場合は補正の必要が無いから
、元の三角波を平行移動させたもので良い。
尚、n番目のファラデーカップ224Cに入射するビー
ム電流量が他の部分よりも多い場合は、上記とは逆に点
ab′間の傾きを大きくして時間Tn’をTnよりも短
くする。
制御回路228dは、このような補正後の走査信号■S
の波形の元になる波形データDSを作り、これを走査電
源222の任意波形発生器222aに与える。任意波形
発生器222aは、この波形データDSを保持すると共
に、それに対応した波形の走査信号VSを出力する。
■ そして、上記と同様にして再度、各ファラデーカッ
プ224Cに入射されるビーム電流量の分布を求め、設
定された均一性が得られれば波形補正を終了し、設定さ
れた均一性より悪ければ、再び上記のような波形補正を
行う。
■ そして、所定の均一性が得られるようになったら、
多点モニタ224をイオンビーム2の照射領域から出し
、その後はターゲット4に対するイオン注入を行えば良
い。
以上のようにすることによって、多点モニタ224の各
ファラデーカップ224Cに入射するビーム電流量の均
一性が設定された値より良くなる結果、ターゲット4に
対する注入均一性も従来例の場合よりも向上する。
なお、厳密に見れば、多点モニタ224とターゲット4
との間の条件の差、例えば両者間の位置の差等により、
上記のようにして多点モニタ224上でのビーム電流量
の分布が例えば第6図のカーブAのように均一化されて
も、ターゲット4上でのイオン注入量の分布が例えばカ
ーブBのように必ずしも均一でないことが起こるかも知
れない。
これに対しては、多点モニタ224上でのビーム電流量
の分布とターゲット4上でのイオン注入量の分布との間
の関係、例えば上述したように多点モニタ224上での
ビーム電流量の分布が第6図中のカーブAのようなとき
にターゲット4上でのイオン注入量の分布が同図中のカ
ーブBのようなものになるというような関係(これは当
該イオン注入装置固有の関係である)を予め求めておき
、かつこの関係を示すデータを例えば制御装置228中
の制御回路228d内に予め格納しておき、そして同制
御回路228dにおいて、このデータに基づいて、多点
モニタ224で測定したビーム電流量の分布をターゲッ
ト4上でのイオン注入量の分布に対応(例えば一致)す
るように補正し、そしてこの補正されたビーム電流量の
分布が均一化するような波形データDSを上記と同様に
して算出してこれを走査電源222に与えるようにして
も良い。そのようにすれば、多点モニタ224とターゲ
ット4との間の条件の差を解消することができるので、
ターゲット4に対する注入均一性を更に向上させること
ができる。
また、走査電源222を、例えば第4図に示すように、
制御装置228から波形データDS、およびDSzを受
けて互いに逆極性の走査信号■Sおよび一■Sをそれぞ
れ発生する二つの任意波形発生器222aおよび222
dと、それらをそれぞれ昇圧して互いに逆極性の走査電
圧Vxおよび■xを出力する二つの高圧増幅器222b
および222eとで構成し、この各任意波形発生器22
2aおよび222dに制御装置228から前記と同様に
して算出した波形データD S +およびDS2をそれ
ぞれ与えるようにしても良く、そのようにすれば走査電
極204に供給する走査電圧の波形をvX側と−VX側
とで互いに独立して変えることができるので、よりきめ
細かな補正を行うことができるようになる。
また、多点モニタ224の各ファラデーカップ224C
からビーム電流■を制御回路228dに取り込むには、
必ずしも上記例のように電流/周波数変換器228bお
よびカウンタ228Cを用いる必要は無く、他の手段を
用いても良い。
また、ターゲット4をイオンビーム2の走査方向である
X方向と実質的に直交するY方向に機械的に走査する手
段としては、前述したような直線的な運動に変えて、揺
動運動により実質的に直交するように駆動しても良い。
そのようにしたイオン注入装置の例をそのホルダ駆動装
置周りを主体にして以下に説明する。
第7図は、この発明の他の実施例に係るイオン注入装置
を部分的に示す水平断面図である。この例では、イオン
ビーム2のビームラインの左右に同じ機構がほぼ左右対
称に設けられているので、以下においては主に右側(図
の右側)を例に説明する。
この実施例においては、図示しない真空ポンプによって
真空排気される注入室6内に、X方向に電気的に走査さ
れ、更に平行ビーム化されたイオンビーム2が導入され
る。
イオンビーム2を平行ビーム化する走査手段の一例を第
8図に示す。即ち、イオン源110から引き出され、か
つ必要に応じて質量分析、加速等が行われたイオンビー
ム2を、同一の走査電源116から互いに逆極性の走査
電圧(三角波電圧)が印加される二組の走査電極112
および114の協働によってX方向に走査して、走査電
極114から出射した時に平行ビームになるようにして
いる。もっとも、この例と違って、例えば下流側の走査
電極114の代わりに磁場を用いる等してイオンビーム
2を平行ビーム化するようにしても良い。
第7図に戻って、上記のような注入室6の左右に、この
実施例では二つの互いに同一構造のホルダ駆動装置12
0が設けられている。
各ホルダ駆動装置120においては、注入室6の側壁部
に真空シール機能を有する真空シール軸受122を設け
、それに主軸124を前述したX方向に貫通させて支持
している。
注入室6の外側に第1の可逆転式のダイレクトドライブ
モータ126を取り付けており、その出力軸127を、
歯車のようなものを介さずにカップリング板128で直
接、主軸124の注入室外側端部に結合している。
一方、主軸124の注入室内側端部には、カップリング
130を介して、第2の可逆転式のダイレクトドライブ
モータ132をその出力軸133が当該主軸124とほ
ぼ直交するように取り付けている。
このダイレクトドライブモータ132は、真空中に持ち
込めるように、その内部と外部とがOリング(図示省略
)によって真空シールされており、かつその出力軸13
3とモータケース間も例えば磁性流体を含む真空シール
部134によって真空シールされている。
そしてこのダイレクトドライブモータ132の出力軸1
33に、アーム136を歯車のようなものを介さずに直
接取り付けている。
このアーム136の先端部に、第3の可逆転式のダイレ
クトドライブモータ138をその出力軸139が当該ア
ーム136とほぼ直交するように取り付けている。
このダイレクトドライブモータ138も、真空中に持ち
込めるように、その内部と外部とがQ IJソング図示
省略)によって真空シールされており、かつその出力軸
139とモータケース間も例えば磁性流体を含む真空シ
ール部140によって真空シールされている。
そしてこのダイレクトドライブモータ13日の出力軸1
39に、それとほぼ直交するように、ターゲットの一例
であるウェーハ4を保持するホルダ8を歯車のようなも
のを介さずに直接取り付けている。従って、このホルダ
8に保持されたウェーハ4の表面を、第7図に示すよう
に、イオンビーム2に向けることができる。尚、ホルダ
8は、この例ではベース8aと、それとの間にウェーハ
4を挟持するウェーハ押え8bと、ウェーハ4を昇降さ
せるウェーハ受け8cとを備えている。
上記構造によれば、第1のダイレクトドライブモータ1
26によって、主軸124を矢印りのように回転させて
、その先にアーム136等を介して取り付けられたホル
ダ8を、所定の注入角位置(第7図中右側のホルダ8参
照)と、ウェーハ4のハンドリングのための水平位置(
第7図中左側のホルダ8参照)とに駆動することができ
る。
そして上記注入角位置で、第2のダイレクトドライブモ
ータ132を矢印Eのように正転および逆転させてアー
ム136を揺動回転させると、アーム136の先端部に
取り付けられたホルダ8は、そこに保持したウェーハ4
をイオンビーム2に向けた状態で、円弧を描くような形
で、X方向と実質的に直交するY方向に機械的に走査さ
れる(第9図も参照)。
しかもその時、第3のダイレクトドライブモータ138
を第2のダイレクトドライブモータ132と同時に同一
方向(各モータの出力軸側より見て)かつ同一角度回転
させると、第9図に示すように、ホルダ8が円弧を描く
ように走査されても、当該ホルダ8の絶対回転角は0″
であってその姿勢は不変である。従ってこのホルダ8に
装着されたウェーハ4の姿勢も不変である(例えば第9
回中のウェーハ4のオリエンテーションフラット4aは
、ホルダ8の走査位置に拘わらず常に上側を向いている
)。
その結果、このことと前述したようにイオンビーム2が
X方向に平行ビーム化されていることとが相俟って、例
えばホルダ8の垂直速度成分がイオンビーム2のビーム
電流に比例するようにアーム136の角速度を制御すれ
ば、ウェーハ4の面内においてドーズ量の均一なイオン
注入が可能になる。
尚、両ダイレクトドライブモータ132および138を
上記のように駆動するには、例えば両者に同一パルス信
号を供給すれば良い。
ホルダ8を第7図中左側に示すようにウェーハ4のハン
ドリング位置に移動させるには、ダイレクトドライブモ
ータ126によってホルダ8を水平状態にすると共に、
ダイレクトドライブモータ132によってホルダ8を壁
側に移動させれば良い。
尚、ホルダ8上のウェーハ4を冷却するためにホルダ8
に冷媒を流す場合は、次のようにすれば良い。
即ち、各ダイレクトドライブモータ126.132およ
び138の中心部には貫通穴がおいているので、ホルダ
8の中心部に冷媒通路を有するホルダ軸を取り付け、そ
のホルダ軸をダイレクトドライブモータ138の中心穴
を貫通させ、アーム136に設けた回転継手で回転する
ホルダ軸に冷媒の供給および回収を行うようにすれば良
い。
かつ、この回転継手に可撓性のあるチューブを接続して
それをダイレクトドライブモータ132の中心穴を通す
と共に、ダイレクトドライブモータ126の中心穴を貫
通する主軸124を中空にして同チューブをその中を通
して大気側に引出し、これによって大気側から冷媒の供
給および回収を行うようにすれば良い。
ところで、この実施例においては、注入室6の後方部左
右の底部に、ウェーハ4を注入室6内と大気側との間で
1枚ずつ出し入れ(アンロードおよびロード)するため
の真空予備室80がそれぞれ隣接されている。
この真空予備室80の部分の断面図を第1O図および第
11図に示す。第10図は真空予備室80の真空側弁8
8が閉じかつ大気側弁90が開いた状態を、第11図は
真空側弁88が開きかつ大気側弁90が閉じた状態を示
す。但し、第11図には、後述するウェーハ搬送装置6
0の一部分をも便宜上示している。
詳述すると、注入室6の底部に、真空ポンプ92によっ
て真空排気される真空予備室8oが設けられており、そ
の上部には注入室6との間を仕切る真空側弁88が、下
部には大気側との間を仕切る大気側弁90が、それぞれ
設けられている。
真空側弁88は注入室6上に設けたエアシリンダ86に
よって、大気側弁9oは下側のエアシリンダ102によ
ってガイド軸98を介して、それぞれ昇降され開閉され
る。尚、エアシリンダ86の上部に設けたレバー88お
よびエアシリンダ82は、エアシリンダ86をロックす
るためのものである。
大気側弁90の上部には、ウェーハ4を載せる回転台9
4が設けられており、この回転台94は、モータ96に
よってウェーハ4のオリエンテーションフラット合わせ
等のために回転させられると共に、デュアルストローク
シリンダ100によってウェーハ4のハンドリング等の
ために2段階に昇降させられる。
再び第7図に戻って、上記のような各真空予備室80か
ら水平状態にある各ホルダ8にかけての部分に、次のよ
うな構造のウェーハ搬送装置6゜がそれぞれ設けられて
いる。
即ち、第12図も参照して、真空予備室8oと水平状態
にあるホルダ8との間のウェーハ4の搬送経路に沿って
、二つの溝付きのプーリー70および72間にタイミン
グベルト68がループ状に懸は渡されている。一方のプ
ーリー70には、正転および逆転可能なモータ74が連
結されている。
そして、このタイミングベルト68の上側および下側の
部分には、それぞれ連結金具66を介して、それぞれウ
ェーハ4を載置可能なロード側の搬送アーム61aおよ
びアンロード側の搬送アーム装置61bがそれぞれ取り
付けられている。
また、各搬送アーム61a、61bが回転せずにタイミ
ングベルト68に沿って移動するのをガイドするガイド
手段として、この実施例ではボールスプラインを採用し
ている。即ち、各搬送アーム61a、61bの根元部に
スプライン軸受64aおよび64bを取り付けると共に
、それらをそれぞれ貫通する上下2木のスプライン軸6
2aおよび62bをタイミングベルト6日に平行に配置
している。
このようなボールスプラインの代わりに、通常のガイド
軸を2本ずつ用いても良いが、ボールスプラインを用い
れば、1本のスプライン軸で、搬送アームが回転せずに
水平に安定して走行するのをガイドすることができる。
尚、各スプライン軸62a、62bは、筒略化のために
丸棒で図示しているが、実際は、複数のポールの転動溝
を有する丸棒状あるいは異形状のものである。
次に、上記のようなイオン注入装置の全体的な動作例を
第7図の右側の機構を中心に説明する。
ホルダ駆動装置120によってホルダ8を水平位置に移
動させ(この状態は、第7図中の左側のホルダ8参照)
、ウェーハ受け8Cおよびウェーハ押え8bを図示しな
い駆動装置によって駆動して、先に装着していたウェー
ハ4を下段のアンロード用の搬送アーム61bに受は渡
しする位置まで上昇させる。
一方、真空予備室80側では、第11図を参照して、デ
ュアルストロークシリンダ100の上下両方のシリンダ
を動作させて回転台94を太き(上昇させて2点鎖線で
示すように上段のロード側の搬送アーム61aの位置ま
で未注入のウェーハ4を持ち上げ、その状態でウェーハ
搬送装置60のモータ74によってタイミングベルト6
8を駆動して、搬送アーム61aを真空予備室80上の
位置に、かつ搬送アーム61bをホルダ8上の位置に同
時に移動させ、そしてホルダ8のウェーハ受け8cを降
下させて先に注入済のウェーハ4を搬送アーム61bに
載せ、一方真空予備室80側でも回転台94を降下させ
て未注入のウェーハ4を搬送アーム61aに載せる。
次に、ウェーハ搬送装置60のモータ74を先とは逆転
させ、注入済のウェーハ4を載せた搬送アーム61bを
真空予備室80上へ、未注入のつ工−ハ4を載せた搬送
アーム61aをホルダ8上へ移動させ、そして真空予備
室80側ではデュアルストロークシリンダ100の上側
のシリンダのみを動作させて回転台64によって搬送ア
ーム61bよりウェーハ4を受は取り(第11図中の実
線の状態)、ホルダ8側ではウェーハ受け8Cによって
搬送アーム61aよりウェーハ4を受は取る。
次いで、ウェーハ搬送装置60のモータ74を再び逆転
させて両搬送アーム61aおよび61bを中間の待機位
置まで移動させ(第7図の状態)、ホルダ8側ではウェ
ーハ受け8Cおよびウェーハ押え8bを降下させてウェ
ーハ4を保持し、ホルダ駆動装置120によってホルダ
8を第7図中に示すような注入状態まで移動させて注入
準備は完了する。
一方、真空予備室80側では、回転台94を降下させ、
かつ真空側弁88を閉じた後、当該真空予備室80内を
大気圧状態に戻して大気側弁90を開き(第10図の状
態)、図示しない大気側の搬送アーム装置によって注入
済のウェーハ4の搬出および次の未注入のウェーハ4の
搬入を行う。
このとき並行して、注入室6内では、ホルダ駆動装置1
20によってホルダ8を前述したようにY方向に機械的
に走査しながら、当該ホルダ8上のウェーハ4にイオン
ビーム2を照射してイオン注入が行われる。
以降は、必要に応じて上記と同様の動作が繰り返される
また、右側の機構と左側との機構との関係を説明すると
、この実施例においては、一方の(例えば第7図中の右
側の)ホルダ8を上記のように走査しながらそこに装着
したウェーハ4にイオン注入を行うことと並行して、他
方のホルダ8を水平状態にしてウェーハ4のハンドリン
グ(即ち注入済のウェーハ4の取出しおよび未注入のウ
ェーハ4の装着)を行うことができる。即ち、二つのホ
ルダ8において交互にイオン注入およびウェーハ4のハ
ンドリングを行うことができ、イオン注入およびハンド
リングのロス時間が殆どなくなるのでスルーブツトが向
上する。
しかも、各アーム136およびホルダ8が円弧状に動く
ため、それらが互いに機械的に干渉するのを避けながら
二つのホルダ駆動装置120を互いに近づけて配置する
ことができ、従って当該イオン注入装置の小型化を図る
ことができる。
また、両ホルダ8に対するウェーハ4のハンドリングが
互いに同一条件で、即ちこの例では互いに同一高さでし
かもどちらもウェーハ4の表面を上にして可能になるた
め、ウェーハ4のハンドリングが容易になる。
更にこの実施例のイオン注入装置では、各ホルダ駆動装
置120にダイレクトドライブモータ126.132.
138を採用していて、それらによって必要な個所を直
接駆動するようにしているので、タイミングベルト、そ
のためのプーリー歯車等を用いる場合に比べて、ホルダ
駆動装置120の構造が大幅に単純化されている。
尚、この明細書においてX方向およびY方向は、直交す
る2方向を表すだけであり、従って例えば、X方向を水
平方向と見ても、垂直方向と見ても、更にはそれらから
傾いた方向と見ても良い。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、イオンビームの走査時
の均一性を測定し、そのデータに基づいて走査電圧波形
をイオンビームの均一性が良くなるように補正すること
ができるので、従来のように単なる三角波の走査電圧を
用いる場合に比べて、ターゲットに対する注入均一性を
より向上させることができる。
また、多点モニタ上でのビーム電流量の分布をターゲッ
ト上でのイオン注入量の分布に対応するように補正する
制御装置を用いると、多点モニタとターゲットとの間の
条件の差を解消することができるので、ターゲットに対
する注入均一性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係るイオン注入装置を
部分的に示す図である。第2図は、第1図の多点モニタ
および制御装置のより具体例を示す図である。第3図は
、走査信号波形の一例を示す図である。第4図は、走査
電源の他の例を示すブロック図である。第5図は、従来
のイオン注入装置の一例を部分的に示す図である。第6
図は、多点モニタ上でのビーム電流量の分布とターゲッ
ト上でのイオン注入量の分布との関係を例示的に示すグ
ラフである。第7図は、この発明の他の実施例に係るイ
オン注入装置を部分的に示す水平断面図である。第8図
は、イオンビームの電気的な走査手段の一例を示す概略
平面図である。姓9図は、第7図中のホルダ駆動装置に
よる走査時のホルダの姿勢を説明するための図である。 第10図および第11図は、共に、第7図の線1−1に
沿う断面図であるが、互いに動作状態を異にしている。 第12図は、第7図中のウェーハ搬送装置を示す斜視図
である。 2・・・イオンビーム、4・・・ターゲット、204・
・・走査電極、210・・・駆動装置、222・・・走
査電源、222a、222d・・・任意波形発生器(信
号発生器)、222b、222c、222e・・・高圧
増幅器、224・・・多点モニタ、224c・・・ ファラデーカップ、 226・・・ モニタ 駆動装置、 228・・・ 制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオンビームを走査電極によってX方向に静電的
    に走査すると共に、ターゲットを駆動装置によってX方
    向と実質的に直交するY方向に機械的に走査するように
    したイオン注入装置において、外部から与えられる波形
    データに基づいて当該波形データに応じた波形の信号を
    発生する信号発生器およびそれからの信号を増幅して前
    記走査電極に供給する走査電圧を出力する増幅器を含む
    走査電源と、イオンビームを受けてそのビーム電流をそ
    れぞれ計測する多数の互いに同一面積のファラデーカッ
    プをX方向に並べたものを含む多点モニタと、この多点
    モニタを走査されたイオンビームの照射領域内に出し入
    れするモニタ駆動装置と、前記多点モニタの各ファラデ
    ーカップによって計測したビーム電流に基づいて各ファ
    ラデーカップに入射されたビーム電流量の分布を求め、
    かつこのビーム電流量の分布が均一化するような前記波
    形データを作りそれを前記走査電源の信号発生器に与え
    る制御装置とを備えることを特徴とするイオン注入装置
  2. (2)イオンビームを走査電極によってX方向に静電的
    に走査すると共に、ターゲットを駆動装置によってX方
    向と実質的に直交するY方向に機械的に走査するように
    したイオン注入装置において、外部から与えられる波形
    データに基づいて当該波形データに応じた波形の信号を
    発生する信号発生器およびそれからの信号を増幅して前
    記走査電極に供給する走査電圧を出力する増幅器を含む
    走査電源と、イオンビームを受けてそのビーム電流をそ
    れぞれ計測する多数の互いに同一面積のファラデーカッ
    プをX方向に並べたものを含む多点モニタと、この多点
    モニタを走査されたイオンビームの照射領域内に出し入
    れするモニタ駆動装置と、前記多点モニタの各ファラデ
    ーカップによって計測したビーム電流に基づいて各ファ
    ラデーカップに入射されたビーム電流量の分布を求め、
    かつこのビーム電流量の分布を、ターゲット上でのイオ
    ン注入量の分布に対応するように、両分布間の予め求め
    られた関係に基づいて補正し、そしてこの補正されたビ
    ーム電流量の分布が均一化するような前記波形データを
    作りそれを前記走査電源の信号発生器に与える制御装置
    とを備えることを特徴とするイオン注入装置。
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