JPH03115817A - 電子冷却型検出器 - Google Patents
電子冷却型検出器Info
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- JPH03115817A JPH03115817A JP1254109A JP25410989A JPH03115817A JP H03115817 A JPH03115817 A JP H03115817A JP 1254109 A JP1254109 A JP 1254109A JP 25410989 A JP25410989 A JP 25410989A JP H03115817 A JPH03115817 A JP H03115817A
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- Japan
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- infrared
- cooled
- low temperature
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、サーモグラフィ装置の赤外線検出器等に用い
られる電子冷却型検出器に関するものである。
られる電子冷却型検出器に関するものである。
[従来の技術]
サーモグラフィ装置においては赤外線を検出するために
赤外線検出器が用いられている。その構成例を第3図に
示す。第3図に示すものは電子冷却型赤外線検出器と称
されるものの概略断面図であり、基板20に取り付けら
れた赤外線検出素子2は、検出の結果得られる信号のS
/Nを向上させるために、電子冷却素子からなるクーラ
ー21により冷却されるようになされている。該クーラ
ー21は、例えば電子冷却素子としてのベルティ工素子
を用いて構成され、赤外線検出器2をどの程度の温度ま
で冷却するかに応じて、第4図(a)に示されているよ
うに一つのベルティエ素子30で構成される場合、第4
図(b)に示されているように二つのベルティエ素子3
0.11を二段に重ね、電気的には直列接続して構成さ
れる場合、あるいはより多くのベルティエ素子を重ね合
わせて構成される場合等種々の場合がある。赤外線検出
素子2としては、HgCdTe 、 PbS 、 Pb
5e等が一般的に用いられるが、例えば、BgCdTe
の場合、感度は液体窒素温度(−196℃)で最大とな
るが、ベルティエ素子単体で液体窒素温度を達成するこ
とは不可能なので、第4図(b)に示すようにベルティ
二素子の段数を増やすことによって達成温度をより低温
にしようと試みられているのである。実際、環境温度が
25℃のとき、ベルティエ素子を4段に重ねて冷却した
場合に赤外線検出素子2の温度が一70℃になることが
確認されている。
赤外線検出器が用いられている。その構成例を第3図に
示す。第3図に示すものは電子冷却型赤外線検出器と称
されるものの概略断面図であり、基板20に取り付けら
れた赤外線検出素子2は、検出の結果得られる信号のS
/Nを向上させるために、電子冷却素子からなるクーラ
ー21により冷却されるようになされている。該クーラ
ー21は、例えば電子冷却素子としてのベルティ工素子
を用いて構成され、赤外線検出器2をどの程度の温度ま
で冷却するかに応じて、第4図(a)に示されているよ
うに一つのベルティエ素子30で構成される場合、第4
図(b)に示されているように二つのベルティエ素子3
0.11を二段に重ね、電気的には直列接続して構成さ
れる場合、あるいはより多くのベルティエ素子を重ね合
わせて構成される場合等種々の場合がある。赤外線検出
素子2としては、HgCdTe 、 PbS 、 Pb
5e等が一般的に用いられるが、例えば、BgCdTe
の場合、感度は液体窒素温度(−196℃)で最大とな
るが、ベルティエ素子単体で液体窒素温度を達成するこ
とは不可能なので、第4図(b)に示すようにベルティ
二素子の段数を増やすことによって達成温度をより低温
にしようと試みられているのである。実際、環境温度が
25℃のとき、ベルティエ素子を4段に重ねて冷却した
場合に赤外線検出素子2の温度が一70℃になることが
確認されている。
なお、第3図中、3は温度センサを示し、クーラー21
の温度制御のために設けられているものである。即ち、
赤外線検出素子2の感度は温度によって変化するので、
温度センサ3により赤外線検出素子2の近傍の温度を検
出し、該検出温度に応じてクーラー21に供給する電流
を制御し、以て測定中に渡って赤外線検出素子2の温度
を一定に保つようになされているのである。また、4は
、金属で形成される検出器外筒12に形成された開口部
に設けられた窓であり、図に示すように赤外線を透過す
る平板で構成してもよく、赤外線用のレンズで構成して
もよい。赤外線検出素子2には図示されない光学系で集
光された赤外線がFOV(Field Of Vlev
)の視野角で入射する。6は伝熱板であり、クーラー2
1により冷却される基板20側とは反対側に発生する熱
を放熱するために設けられている。空間14は検出器外
筒12により外部から密閉されており、ガス封止ロアか
ら真空引きされた後封止されるか、またはガスを封入し
た後に封止される。封入ガスとしては、通常、キセノン
等の熱伝導率の不良な不活性ガスが用いられる。
の温度制御のために設けられているものである。即ち、
赤外線検出素子2の感度は温度によって変化するので、
温度センサ3により赤外線検出素子2の近傍の温度を検
出し、該検出温度に応じてクーラー21に供給する電流
を制御し、以て測定中に渡って赤外線検出素子2の温度
を一定に保つようになされているのである。また、4は
、金属で形成される検出器外筒12に形成された開口部
に設けられた窓であり、図に示すように赤外線を透過す
る平板で構成してもよく、赤外線用のレンズで構成して
もよい。赤外線検出素子2には図示されない光学系で集
光された赤外線がFOV(Field Of Vlev
)の視野角で入射する。6は伝熱板であり、クーラー2
1により冷却される基板20側とは反対側に発生する熱
を放熱するために設けられている。空間14は検出器外
筒12により外部から密閉されており、ガス封止ロアか
ら真空引きされた後封止されるか、またはガスを封入し
た後に封止される。封入ガスとしては、通常、キセノン
等の熱伝導率の不良な不活性ガスが用いられる。
以上のように、赤外線検出素子2は、窓4を通して入射
した赤外線を検出するようになされている。
した赤外線を検出するようになされている。
第5図は、電子冷却型赤外線検出器の他の構成例であり
、伝熱板6に放熱板10が取り付けられ、該放熱板10
がファン19により空冷されるようになされている点で
のみ第3図に示すものと異なっている。このようにファ
ン19により空冷することで伝熱板6の温度をより環境
温度に近付けることができる。
、伝熱板6に放熱板10が取り付けられ、該放熱板10
がファン19により空冷されるようになされている点で
のみ第3図に示すものと異なっている。このようにファ
ン19により空冷することで伝熱板6の温度をより環境
温度に近付けることができる。
第6図は、電子冷却型赤外線検出器の更に他の構成例で
あり、第5図に示すものとは、伝熱板6に熱伝導性の良
好な伝熱板11を取り付け、該伝熱板11をベルティエ
素子等の電子冷却素子からなるクーラー22で冷却する
ようになされている点で異なっている。これにより、赤
外線検出素子2をより低温に冷却することができる。な
お、第6図中、8は検出器ビンであり、赤外線検出素子
2と電気的に接続されており、更に該検出器ビン8はリ
ード線を介して検出器外筒12に取り付けられている外
部ビン16に接続されている。また、15は空間14を
外部から密閉するためのバルブ。
あり、第5図に示すものとは、伝熱板6に熱伝導性の良
好な伝熱板11を取り付け、該伝熱板11をベルティエ
素子等の電子冷却素子からなるクーラー22で冷却する
ようになされている点で異なっている。これにより、赤
外線検出素子2をより低温に冷却することができる。な
お、第6図中、8は検出器ビンであり、赤外線検出素子
2と電気的に接続されており、更に該検出器ビン8はリ
ード線を介して検出器外筒12に取り付けられている外
部ビン16に接続されている。また、15は空間14を
外部から密閉するためのバルブ。
17は気密を保つための0リング、18は伝熱板11の
温度を測定し、温度制御を行うための伝熱板温度センサ
を示す。
温度を測定し、温度制御を行うための伝熱板温度センサ
を示す。
[発明が解決しようとする課題]
以上述べたように、電子冷却素子を用いたクーラー21
により冷却することによって、しかも電子冷却素子の段
数を増やすことによって赤外線検出素子2の温度を低温
化する試みがなされているのであるが、それにもかかわ
らず赤外線検出素子2の温度を十分低温にできないとい
う問題があった。即ち、ペルティエ素子の段数を増やす
ほど低温にすることは可能であるが、ペルティエ素子の
段数を無限に増やし、且つ消費電力を増加させても、ベ
ルティエ素子−段当りの冷却効率は、ベルティエ素子自
身の発熱により、段数が多くなるにつれて悪くなるので
、到達温度には限界が存在する。また、例えば、環境温
度が25℃のとき、赤外線検出素子の温度が一70℃で
あったとしても、環境温度が50℃になれば、赤外線検
出素子2の温度は一45℃程度まで上昇する、というよ
うに赤外線検出素子2の温度が環境温度に影響されると
いう問題が生じていた。従って、従来、環境温度によら
ず赤外線検出素子の感度を一定に保つ必要のある放射温
度計やサーモグラフィ装置においては、環境温度の上昇
を考慮して、予め赤外線検出素子の温度を高めの一定温
度に設定することが行われている。
により冷却することによって、しかも電子冷却素子の段
数を増やすことによって赤外線検出素子2の温度を低温
化する試みがなされているのであるが、それにもかかわ
らず赤外線検出素子2の温度を十分低温にできないとい
う問題があった。即ち、ペルティエ素子の段数を増やす
ほど低温にすることは可能であるが、ペルティエ素子の
段数を無限に増やし、且つ消費電力を増加させても、ベ
ルティエ素子−段当りの冷却効率は、ベルティエ素子自
身の発熱により、段数が多くなるにつれて悪くなるので
、到達温度には限界が存在する。また、例えば、環境温
度が25℃のとき、赤外線検出素子の温度が一70℃で
あったとしても、環境温度が50℃になれば、赤外線検
出素子2の温度は一45℃程度まで上昇する、というよ
うに赤外線検出素子2の温度が環境温度に影響されると
いう問題が生じていた。従って、従来、環境温度によら
ず赤外線検出素子の感度を一定に保つ必要のある放射温
度計やサーモグラフィ装置においては、環境温度の上昇
を考慮して、予め赤外線検出素子の温度を高めの一定温
度に設定することが行われている。
更に、クーラー21によって赤外線検出素子2を冷却し
ているにもかかわらず、得られる信号のS/Nが良好に
ならないという問題もある。これは次の理由による。上
述した従来の構成においては、検出器外筒12の表面は
環境温度になっており、従って、検出器外筒12からは
その環境温度に応じた強度の赤外線が放射され、赤外線
検出素子2に入射することになる。これがバックグラン
ドノイズとなって検出器のS/Nを低下させる。
ているにもかかわらず、得られる信号のS/Nが良好に
ならないという問題もある。これは次の理由による。上
述した従来の構成においては、検出器外筒12の表面は
環境温度になっており、従って、検出器外筒12からは
その環境温度に応じた強度の赤外線が放射され、赤外線
検出素子2に入射することになる。これがバックグラン
ドノイズとなって検出器のS/Nを低下させる。
これは、赤外線検出素子2の信号光に対する視野角は第
6図のFOVで示した範囲であるが、バックグランドノ
イズの原因となる背景光に対する視野角は180@であ
るため、環境温度物体からの強い背景光が広い視野角で
入射する結果、赤外線検出素子2のバックグランドノイ
ズを増加させるためである。
6図のFOVで示した範囲であるが、バックグランドノ
イズの原因となる背景光に対する視野角は180@であ
るため、環境温度物体からの強い背景光が広い視野角で
入射する結果、赤外線検出素子2のバックグランドノイ
ズを増加させるためである。
本発明は、上記の課題を改善するものであって、赤外線
検出素子等の検出素子を十分低い温度に冷却できると共
に、S/Hの良好な信号を得ることができる電子冷却型
検出器を提供することを目的とするものである。
検出素子等の検出素子を十分低い温度に冷却できると共
に、S/Hの良好な信号を得ることができる電子冷却型
検出器を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明の電子冷却型検出
器は、一つまたは複数の電子冷却素子を備える電子冷却
型検出器において、電子冷却素子の低温側と熱的に接触
される少なくとも一つのコールドシールドを備えること
を特徴とする。
器は、一つまたは複数の電子冷却素子を備える電子冷却
型検出器において、電子冷却素子の低温側と熱的に接触
される少なくとも一つのコールドシールドを備えること
を特徴とする。
[作用および発明の効果]
本発明においては、検出器外筒の内側に少なくトモ−つ
のコールドシールドを設けるので、次のような効果を奏
するものである。
のコールドシールドを設けるので、次のような効果を奏
するものである。
■赤外線検出素子の取り付けられた低温部分への熱エネ
ルギーの流入が従来のものに比較して少なくなり、赤外
線検出素子の温度をより低温に冷却することができるの
で、赤外線検出素子の感度を向上させることができる。
ルギーの流入が従来のものに比較して少なくなり、赤外
線検出素子の温度をより低温に冷却することができるの
で、赤外線検出素子の感度を向上させることができる。
■赤外線検出素子に最も近い位置にある検出器外筒が冷
却され、コールドシールドとなされているので、赤外線
検出素子に入射するバックグランド放射エネルギーとし
ての赤外放射光を非常に小さくすることができ、赤外線
検出器のノイズが低減されるため、S/Nを向上させる
ことができる。
却され、コールドシールドとなされているので、赤外線
検出素子に入射するバックグランド放射エネルギーとし
ての赤外放射光を非常に小さくすることができ、赤外線
検出器のノイズが低減されるため、S/Nを向上させる
ことができる。
■冷却効率がよいので、放射温度計あるいはサーモグラ
フィ装置等において環境温度が高い場合を想定して検出
素子温度を一定に制御する場合、検出素子温度を従来よ
り低い温度に設定することができる。
フィ装置等において環境温度が高い場合を想定して検出
素子温度を一定に制御する場合、検出素子温度を従来よ
り低い温度に設定することができる。
[実施例コ
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。なお、以下
、第3図、第4図、第5図および第6図に示したものと
同じものについては同一の番号を付す。
、第3図、第4図、第5図および第6図に示したものと
同じものについては同一の番号を付す。
第1図は本発明に係る電子冷却型検出器をサーモグラフ
ィ装置における赤外線検出器に適用した場合の一構成例
を示す図であり、第6図に示す構成とは、コールドシー
ルド1が設けられている点でのみ相違している。該コー
ルドシールド1は、クーラー22により冷却される伝熱
板6に取り付けられているので、十分低い温度に冷却さ
れて℃)るものである。そして、コールドシールド1に
は赤外線を入射させるための開口が開けられ窓5が設け
られている。また、空間9はおよび空間28はそれぞれ
密閉された構造となっており、ガス封止ロアおよびバル
ブ15によって真空封止されるか、またはキセノン等の
不活性ガスあるいは乾燥空気等が封入されている。この
ように空間28を密閉構造にする理由は、第1に、赤外
線検出素子2の外部に設けられているクーラー22によ
りコールドシールド1や伝熱板6が冷却され、環境温度
より低温になるが、このとき空間28が密閉されていな
い場合には大気中の水蒸気がコールドシールド1や伝熱
板6に結露することになり、その結果できる水滴が窓5
に付着して赤外線を透過しなくなることを防止すると共
に、水滴が検出器ビン8に付着することによって電気的
シリートを生じ、赤外線検出素子2を破壊することを防
止するためであり、第2には、真空封止または不活性ガ
スを封入した場合には空間28内の熱伝導が不良となり
、冷却が効率よく行われるからである。なお、第1図中
、24は赤外線を透過する窓を示す。
ィ装置における赤外線検出器に適用した場合の一構成例
を示す図であり、第6図に示す構成とは、コールドシー
ルド1が設けられている点でのみ相違している。該コー
ルドシールド1は、クーラー22により冷却される伝熱
板6に取り付けられているので、十分低い温度に冷却さ
れて℃)るものである。そして、コールドシールド1に
は赤外線を入射させるための開口が開けられ窓5が設け
られている。また、空間9はおよび空間28はそれぞれ
密閉された構造となっており、ガス封止ロアおよびバル
ブ15によって真空封止されるか、またはキセノン等の
不活性ガスあるいは乾燥空気等が封入されている。この
ように空間28を密閉構造にする理由は、第1に、赤外
線検出素子2の外部に設けられているクーラー22によ
りコールドシールド1や伝熱板6が冷却され、環境温度
より低温になるが、このとき空間28が密閉されていな
い場合には大気中の水蒸気がコールドシールド1や伝熱
板6に結露することになり、その結果できる水滴が窓5
に付着して赤外線を透過しなくなることを防止すると共
に、水滴が検出器ビン8に付着することによって電気的
シリートを生じ、赤外線検出素子2を破壊することを防
止するためであり、第2には、真空封止または不活性ガ
スを封入した場合には空間28内の熱伝導が不良となり
、冷却が効率よく行われるからである。なお、第1図中
、24は赤外線を透過する窓を示す。
該窓5が第1図に示すような平板でなく、赤外線レンズ
でもよいことは上述したと同様である。
でもよいことは上述したと同様である。
次に、第1図に示す本発明の構成のものが第6図に示す
従来のものに比較して冷却効率が良好であることを説明
する。
従来のものに比較して冷却効率が良好であることを説明
する。
いま、クーラー21の高温側温度をTh(”C)、低温
側温度をTc(’C)、クーラー吸熱量をQcとすると
、クーラー21の高温側と低温側の温度差ΔTはΔT=
Th−Tcであり、一方、低温側から流入するエネルギ
ーQlnは、 Qln =Qfov +Qv +Qg である。ここで、Qfovは赤外線検出器の窓を通して
視野から入射してくる赤外線放射光の信号エネルギー
Qvは赤外線検出素子2から見える検出器外筒の内壁表
面から放射されるバックグランドの赤外線放射エネルギ
ー Qgは空間内のガス分子による熱伝達のエネルギー
である。
側温度をTc(’C)、クーラー吸熱量をQcとすると
、クーラー21の高温側と低温側の温度差ΔTはΔT=
Th−Tcであり、一方、低温側から流入するエネルギ
ーQlnは、 Qln =Qfov +Qv +Qg である。ここで、Qfovは赤外線検出器の窓を通して
視野から入射してくる赤外線放射光の信号エネルギー
Qvは赤外線検出素子2から見える検出器外筒の内壁表
面から放射されるバックグランドの赤外線放射エネルギ
ー Qgは空間内のガス分子による熱伝達のエネルギー
である。
さて% Qfovは信号光そのものであるので小さく
することはできない。Qvは、ボルツマン定数をσ、赤
外線検出素子2から見える検出器外筒の温度をT買 (
”C)とすると、σ(Tv + 273) ’に比例す
るので、検出器外筒の温度TWが低い程Qvは小さくな
る。空間内のガス分子は検出器外筒の内壁(温度Tv
”C)に衝突して吸熱し、クーラー21の低温側(温度
Tc″C)に衝突してこの熱を放出する。これがQgで
あり、従って、QgはTVが低い程小さくなる。
することはできない。Qvは、ボルツマン定数をσ、赤
外線検出素子2から見える検出器外筒の温度をT買 (
”C)とすると、σ(Tv + 273) ’に比例す
るので、検出器外筒の温度TWが低い程Qvは小さくな
る。空間内のガス分子は検出器外筒の内壁(温度Tv
”C)に衝突して吸熱し、クーラー21の低温側(温度
Tc″C)に衝突してこの熱を放出する。これがQgで
あり、従って、QgはTVが低い程小さくなる。
ところで、第6図に示す構成では、赤外線検出素子2か
ら見える検出器外筒12の温度Tvは環境温度Taに等
しく、7v =7aであるが、第1図に示す構成におい
ては、赤外線検出素子2から見える検出器外筒、即ちコ
ールドイールド1の温度Tvはクーラー22により冷却
されているためにTaより数十度程度低い温度となされ
ている。
ら見える検出器外筒12の温度Tvは環境温度Taに等
しく、7v =7aであるが、第1図に示す構成におい
ては、赤外線検出素子2から見える検出器外筒、即ちコ
ールドイールド1の温度Tvはクーラー22により冷却
されているためにTaより数十度程度低い温度となされ
ている。
以上のように、本発明の電子冷却型検出器においては、
赤外線検出素子2から見える検出器外筒が冷却されてコ
ールドシールド1となされているために、従来の構成に
比較してQvおよびQgを小さくすることができ、冷却
効率を向上できる。
赤外線検出素子2から見える検出器外筒が冷却されてコ
ールドシールド1となされているために、従来の構成に
比較してQvおよびQgを小さくすることができ、冷却
効率を向上できる。
またバックグランド放射を小さくして赤外線検出器のバ
ックグランドノイズを小さくする効果がある。例えば、
いま、第1図の構成と第6図の構成において、高温側温
度Thとクーラー吸熱ff1Qcが同じであるとすると
、Qlnは上述したように第1図の構成の方が小さいの
で、TCは第1図に示す構成の方が低くでき、従って第
1図に示す構成の方が第8図に示す構成より冷却効率が
よいことが分かる。
ックグランドノイズを小さくする効果がある。例えば、
いま、第1図の構成と第6図の構成において、高温側温
度Thとクーラー吸熱ff1Qcが同じであるとすると
、Qlnは上述したように第1図の構成の方が小さいの
で、TCは第1図に示す構成の方が低くでき、従って第
1図に示す構成の方が第8図に示す構成より冷却効率が
よいことが分かる。
以上、本発明の1実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、第2図(a)、(b)および(C)
に示すように、外部のクーラーを22.23で示すよう
に多段構成にし、それぞれのクーラーに対してコールド
シールド1.13を設けるようにしてもよいものである
。なお、第2図(a)に示す構成においては空間9.2
8.29はそれぞれ密閉されて、各空間は真空引き、ま
たは不活性ガスが封入されるようになされている。
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、第2図(a)、(b)および(C)
に示すように、外部のクーラーを22.23で示すよう
に多段構成にし、それぞれのクーラーに対してコールド
シールド1.13を設けるようにしてもよいものである
。なお、第2図(a)に示す構成においては空間9.2
8.29はそれぞれ密閉されて、各空間は真空引き、ま
たは不活性ガスが封入されるようになされている。
第2図(b)に示す構成においては、空間9.28.2
9は小穴でリークされている。これらの空間は共通のガ
ス封止口27で封止され、真空またはガス封入されてい
る。ガスを封入した場合、各空間の間でのガスの往来は
小穴に制限されるので第2図(a)に示す構成と同様の
効果が期待できるものである。また、第2図(C)はコ
ールドシールド1.13を形成する検出器外筒に窓が設
けられない構成を示している。なお、空間9.28.2
9が真空封止もしくはガス封止されることは当然である
。
9は小穴でリークされている。これらの空間は共通のガ
ス封止口27で封止され、真空またはガス封入されてい
る。ガスを封入した場合、各空間の間でのガスの往来は
小穴に制限されるので第2図(a)に示す構成と同様の
効果が期待できるものである。また、第2図(C)はコ
ールドシールド1.13を形成する検出器外筒に窓が設
けられない構成を示している。なお、空間9.28.2
9が真空封止もしくはガス封止されることは当然である
。
また、他の変形としては、上述したように、平板型の窓
に代えて赤外線透過材料で形成された赤外線レンズ等の
光学素子を用いることが可能である。更に、第1図の構
成において、空間28および9が真空引きされている場
合には、Qg=0となるので、窓5は必要ではない。ま
た更に、上記の実施例では検出素子として一つの赤外線
検出素子を用いた場合について説明したが、本発明は、
赤外線検出素子2として多素子のものを用た場合にも適
用できることは当然であり、赤外線検出器に限らず、可
視光または紫外光あるいはX線等の種々の放射線の検出
器にも適用できるものであることは当業者に明らかであ
る。
に代えて赤外線透過材料で形成された赤外線レンズ等の
光学素子を用いることが可能である。更に、第1図の構
成において、空間28および9が真空引きされている場
合には、Qg=0となるので、窓5は必要ではない。ま
た更に、上記の実施例では検出素子として一つの赤外線
検出素子を用いた場合について説明したが、本発明は、
赤外線検出素子2として多素子のものを用た場合にも適
用できることは当然であり、赤外線検出器に限らず、可
視光または紫外光あるいはX線等の種々の放射線の検出
器にも適用できるものであることは当業者に明らかであ
る。
第1図は本発明に係る電子冷却型検出器の一実施例の構
成を示す図、第2図は本発明に係る電子冷却型検出器の
他の実施例の構成を示す図、第3図は従来の電子冷却型
検出器の一例を示す図、第4図は電子冷却素子の配置例
を示す図、第5図は従来の電子冷却型検出器の他の例を
示す図、第6図は従来の電子冷却型検出器の更に他の例
を示す図である。 1・・・コールドシールド、2・・・赤外線検出素子、
3・・・温度センサ、4.5・・・窓、6・・・伝熱板
、7・・・ガス封止口、8・・・検出器ピン、9・・・
空間、10・・・放熱板、11・・・伝熱板、12・・
・検出器外筒、13・・・コールドシールド、14・・
・空r415・・・ハルツ、16・・・外部ビン、17
・・・0リング、18・・・伝熱板温度センサ、18・
・・空冷ファン、20・・・基板、21.22.23・
・・クーラー 24.25・・・窓、2B、27・・・
ガス封止口、28.29・・・空間、30゜31・・・
ベルティエ素子。 出 願 人 日本電子株式会社
成を示す図、第2図は本発明に係る電子冷却型検出器の
他の実施例の構成を示す図、第3図は従来の電子冷却型
検出器の一例を示す図、第4図は電子冷却素子の配置例
を示す図、第5図は従来の電子冷却型検出器の他の例を
示す図、第6図は従来の電子冷却型検出器の更に他の例
を示す図である。 1・・・コールドシールド、2・・・赤外線検出素子、
3・・・温度センサ、4.5・・・窓、6・・・伝熱板
、7・・・ガス封止口、8・・・検出器ピン、9・・・
空間、10・・・放熱板、11・・・伝熱板、12・・
・検出器外筒、13・・・コールドシールド、14・・
・空r415・・・ハルツ、16・・・外部ビン、17
・・・0リング、18・・・伝熱板温度センサ、18・
・・空冷ファン、20・・・基板、21.22.23・
・・クーラー 24.25・・・窓、2B、27・・・
ガス封止口、28.29・・・空間、30゜31・・・
ベルティエ素子。 出 願 人 日本電子株式会社
Claims (2)
- (1)一つまたは複数の電子冷却素子を備える電子冷却
型検出器において、電子冷却素子の低温側と熱的に接触
される少なくとも一つのコールドシールドを備えること
を特徴とする電子冷却型検出器。 - (2)前記シールドコールドが囲まれる外側の空間が外
部大気空間と気密よく隔離されていることを特徴とする
請求項1記載の電子冷却型検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1254109A JPH03115817A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 電子冷却型検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1254109A JPH03115817A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 電子冷却型検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115817A true JPH03115817A (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=17260349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1254109A Pending JPH03115817A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 電子冷却型検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03115817A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190219530A1 (en) * | 2016-10-31 | 2019-07-18 | Kone Corporation | Method for checking the integrity of composite load bearing member |
| JP2021099332A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 國家中山科學研究院 | 高精度非接触式温度測定装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015144U (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-01 | タキロン株式会社 | 園芸用植物支柱 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1254109A patent/JPH03115817A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015144U (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-01 | タキロン株式会社 | 園芸用植物支柱 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190219530A1 (en) * | 2016-10-31 | 2019-07-18 | Kone Corporation | Method for checking the integrity of composite load bearing member |
| US11921071B2 (en) * | 2016-10-31 | 2024-03-05 | Kone Corporation | Method for checking the integrity of composite load bearing member |
| JP2021099332A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 國家中山科學研究院 | 高精度非接触式温度測定装置 |
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