JPH0688747A - 冷却式光検出装置 - Google Patents

冷却式光検出装置

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JPH0688747A
JPH0688747A JP23908592A JP23908592A JPH0688747A JP H0688747 A JPH0688747 A JP H0688747A JP 23908592 A JP23908592 A JP 23908592A JP 23908592 A JP23908592 A JP 23908592A JP H0688747 A JPH0688747 A JP H0688747A
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JP
Japan
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light
incident window
light incident
cooling
heat
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JP23908592A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hirako
進一 平子
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純で小型な構造、容易な操作・維持、及び
低価格を実現する冷却式光検出装置を提供することであ
る。 【構成】 光電子増倍管10の光電面10aの前方に真
空セル型光入射窓12を設置し、光電面10aを冷却す
るためにペルチェ素子18を設けた冷却ブロック16を
配置し、これらの構成要素を収容したボックス20にペ
ルチェ素子18の熱を放熱するための放熱板30を取付
け、更に光入射窓12の側壁面12bを光反射面とし
た。 【作用】 ペルチェ素子18からの熱が放熱板30とボ
ックス20を通じて光入射窓12に伝達されると共に、
試料70からの拡散光L1は直接、拡散光L2は側壁面
12bで反射されて、光電面10aに入射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に微弱光を検出して
電気信号に変換するための光電変換素子を有し、この光
電変換素子を冷却するための冷却機能を備えた冷却式光
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケミルミネッセンスや生物フォトン等の
拡散性の微弱発光を検出する場合、一般に冷却式光検出
装置が使用される。この検出装置は、試料からの光が入
射する光入射窓と、光入射窓を透過した光を検出する光
電変換素子(光電子増倍管)と、光電変換素子の光電面
を冷却する冷却素子(ペルチェ素子)と、冷却素子で発
生した熱を放熱する放熱手段とを備える。
【0003】この検出装置の具体例を図2に示す。この
検出装置では、ヘッドオン型の光電子増倍管50が用い
られ、増倍管50の光電面50aの前方に、断熱型光入
射窓として薄型真空セル型光入射窓52が設置されてい
る。光電子増倍管50の光電面50aを冷却するため
に、増倍管50の周囲には、ペルチェ素子54を設けた
環状の冷却ブロック56が配置されている。ペルチェ素
子54自体は適当な放熱手段(図示せず)によって冷却
される。又、光電子増倍管50、光入射窓52及び冷却
ブロック56は、図のような形状のボックス58内に収
容され、ボックス58の光入射窓52に隣接する部分に
はリング状のヒータ60が取付けられており、このヒー
タ60でもって光入射窓52が加温される。
【0004】このような検出装置では、試料70から放
射される拡散光Lは、光入射窓52を透過して、光電子
増倍管50の光電面50aに入射し、増倍管50で電気
信号に変換される。ところで、この検出装置では、雑音
のレベルを下げるために光電子増倍管50は通常0℃以
下まで冷却されるのに対し、試料70は通常室温程度に
保たれる。このため、増倍管50の光電面50aと試料
70との間には40℃以上もの温度差が生じる。従っ
て、光入射窓52の光電面50aに対面する面と試料7
0側の光入射窓面52aとの間にも温度差が生じ、光入
射窓面52aには結露が生じるが、この結露はヒータ6
0で光入射窓52(特に光入射窓面52a)を加温する
ことで防止される。なお、光入射窓面52aの結露防止
には、上記ヒータによる加温の他に、乾燥空気や乾燥窒
素ガス等を光入射窓面52aに強制的に吹き付けること
も行われている。
【0005】又、光入射窓面52aの結露を防止するた
めの別の対策として、光入射窓52の厚さを具体的には
25〜50mm程度に厚くすることも実施されている
が、この場合には、結露は少なくなるが、光電面50a
と試料70との距離が長くなり、増倍管50の光電面5
0aが試料70に対して張る立体角が小さくなって、微
弱光の検出感度が低下するという別の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、真空セ
ル型光入射窓52の厚みを大きくした場合、光入射窓面
52aの結露は減少するが、光電子増倍管50の光電面
50aが試料70に対して張る立体角が小さくなるた
め、ケミルミネッセンスや生物フォトン等の微弱な光の
検出感度が低下する。
【0007】逆に、試料70に対して張る立体角を大き
くするために光入射窓52の厚みを小さくすると、光入
射窓面52aに結露が生じ易くなるため、図2に示すよ
うにヒータ60で光入射窓52を加温したり、光入射窓
面52aに乾燥空気等を吹き付けたりする必要がある。
このため、検出装置の構造が複雑で大型になり、その操
作や維持が煩雑になり、しかも装置が高価になるという
問題点がある。
【0008】従って、本発明は、上記問題点に着目して
なされたもので、光電子増倍管の冷却機能を備えた検出
装置において、単純で小型な構造、容易な操作・維持、
及び低価格を実現する冷却式光検出装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の冷却式光検出装置は、試料からの光が入射
する光入射窓と、光入射窓を透過した光を検出する光電
変換素子と、光電変換素子の光電面を冷却する冷却素子
と、冷却素子で発生した熱を放熱する放熱手段とを備え
る冷却式光検出装置において、前記冷却素子の熱を光入
射窓の光入射窓面に伝達するための熱伝達手段を設けた
ことを特徴とする。
【0010】この検出装置では、熱伝達手段を備えてい
るため、冷却素子(ペルチェ素子)で発生した熱が光入
射窓面に伝わり、光入射窓面が加温されて、その結露が
防止される。このため、光入射窓面の結露を防止するた
めに従来使用されていたヒータや乾燥空気等の吹き付け
機構は不要である。従って、結露防止機構が単純で小型
な構造で済み、その操作性が良くなり、維持もし易く、
その上低コストになる。
【0011】上記特徴的な構成に加えて、光入射窓の側
壁面を光反射面とすることにより、試料から放射される
拡散光が側壁面で反射されて、光電子増倍管の光電面に
入射するので、拡散光の光電面への入射効率が高まる。
そのため、たとえ光入射窓として厚みのある真空セル型
光入射窓を使用しても、ケミルミネッセンスや生物フォ
トン等の微弱光の検出感度が低下しない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の冷却式光検出装置を実施例に
基づいて説明する。その一実施例に係る装置を図1に示
す。この検出装置では、光電変換素子である光電子増倍
管10の光電面10aの前方に、断熱型光入射窓として
光透過性の材料(例えば石英)からなる円筒形の真空セ
ル型光入射窓12が設置され、光入射窓12の側壁面1
2bにはアルミニウム等の光反射性物質がコーティング
され、側壁面12bは光反射面(鏡面)になっている。
【0013】光電子増倍管10の光電面10aを中心と
して増倍管10及び光入射窓12の一部分は、磁気シー
ルドチューブ14で包囲され、このチューブ14上に環
状の冷却ブロック16が設けられ、冷却ブロック16に
冷却素子としてのペルチェ素子18の低温側が取付けら
れている。従って、光電面10aは、冷却ブロック16
を介してペルチェ素子18によって室温以下に冷却され
る。
【0014】光電子増倍管10、光入射窓12、冷却ブ
ロック16、及びペルチェ素子18等は、図のような形
状のボックス20内に収容され、光入射窓12がボック
ス20に固定される。又、ボックス20内の空間(図中
の斜線領域)には、断熱材として発泡ウレタン22が充
填されている。そして、ペルチェ素子18で発生した熱
を放熱するための放熱手段として放熱フィン32を有す
る放熱板30が、ペルチェ素子18の高温側に接してボ
ックス20に一体に取付けられ、更に放熱フィン32を
強制的に空冷するためのファン34が配備されている。
この放熱手段により、ペルチェ素子18で発生した熱の
大部分は、放熱板30、放熱フィン32及びファン34
によって装置外部に放散される。放熱と併行して、放熱
板30及びボックス20で構成される熱伝達手段によっ
て、ペルチェ素子18の熱の一部分は、熱伝達手段を通
じて光入射窓12に伝達され、光入射窓12の光入射窓
面12aが温められる。
【0015】なお、光電子増倍管10の後部にはソケッ
ト40が付設され、ソケット40には信号線や高圧供給
線等の電線42が接続され、電線42とボックス20と
の隙間には水分の浸入を防ぐために気密封止44が施さ
れている。上記のように構成した検出装置では、試料7
0から放射される拡散光は、真空セル型光入射窓12の
光入射窓面12aから光入射窓12内に入射する。拡散
光のうち、光軸となす角度が小さい光線L1は、光入射
窓12内を通って光電子増倍管10の光電面10aに直
接入射する。又、光軸となす角度が大きい光線L2は、
光入射窓12の光反射性の側壁面12bで反射されてか
ら、光電面10aに入射する。いずれにしても光線L
1,L2は、光電子増倍管10で検出され、電気信号に
変換される。
【0016】この検出装置が作動している間、光電子増
倍管10の光電面10aはペルチェ素子18で冷却され
ているため、雑音レベルが低く抑えられる。一方、光入
射窓12の光入射窓面12aは、放熱板30とボックス
20を通じて伝達されるペルチェ素子18からの熱によ
って加温されるため、光電面10aと試料70との間に
温度差があっても、光入射窓面12aには結露が発生し
ない。更に、光入射窓12の側壁面12bが光反射面で
あるから、試料70からの拡散光が光電面10aに効率
良く導かれる。即ち、光入射窓12の厚さを厚くして、
光電子増倍管10の光電面10aが試料70に対して張
る立体角が小さくなっても検出感度は低下せず、微弱光
でも高感度で検出することができる。
【0017】なお、上記実施例では、断熱型光入射窓と
して真空セル型光入射窓を採用したが、例えば熱伝導度
の小さい透明プラスチックブロックの側壁面を光反射面
とした断熱型光入射窓を使用することも可能である。
又、上記実施例では、断熱型光入射窓は円筒形である
が、拡散光の集光性を向上させるために回転楕円形であ
っても良い。更には、上述のファンを用いた強制空冷の
他に、自然空冷や水冷でも構わない。
【0018】
【発明の効果】本発明の冷却式光検出装置は、以上説明
したように冷却素子の熱を光入射窓の光入射窓面に伝達
するための熱伝達手段を備えるので、下記の効果を有す
る。 (1)冷却素子からの熱によって光入射窓の光入射窓面
が加温されるので、光入射窓面の結露を防止することが
できる。 (2)光入射窓の光入射窓面の結露を防ぐために、ヒー
タを設置したり、乾燥空気等を吹き付ける機構を設けた
りする必要がなく、結露防止機能を有するにもかかわら
ず、装置の構造が単純で小型になり、装置の操作や維持
も簡単になり、しかも装置が低価格となる。 (3)光入射窓の側壁面を光反射面とすることで、試料
からの拡散光が効率良く光電変換素子に入射し、光検出
感度が向上する。 (4)誰でも使用可能なケミルミネッセンス検出装置等
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る検出装置の要部断面図
である。
【図2】従来例に係る検出装置の要部断面図である。
【符号の説明】
10 光電子増倍管(光電変換素子) 10a 光電面 12 真空セル型光入射窓 12a 光入射窓面 12b 光反射性の側壁面 18 ペルチェ素子(冷却素子) 20 ボックス 30 放熱板 70 試料 L1,L2 拡散光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料からの光が入射する光入射窓と、光入
    射窓を透過した光を検出する光電変換素子と、光電変換
    素子の光電面を冷却する冷却素子と、冷却素子で発生し
    た熱を放熱する放熱手段とを備える冷却式光検出装置に
    おいて、 前記冷却素子の熱を光入射窓の光入射窓面に伝達するた
    めの熱伝達手段を設けたことを特徴とする冷却式光検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記光入射窓の側壁面は光反射面であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷却式光検出装置。
JP23908592A 1992-09-08 1992-09-08 冷却式光検出装置 Pending JPH0688747A (ja)

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